JP5096902B2 - 車載用室内照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用室内照明装置に関する。
特許文献1に「室内照明灯」が記載されている。
この室内照明灯は、図33のように、車室の天井に取り付けられる車載用室内照明装置301であり、意匠部303と機能部305を備え、意匠部303はハウジング307とレンズ309を有し、機能部305はレンズ309を通して車室を照射する光源311を有している。
この車載用室内照明装置301は、ハウジング307に形成された可撓性のクリップ313を、天井板315に設けられた取付穴317の縁に嵌合させてハウジング307(意匠部303)の一端側を固定し、その後、機能部305をハウジング307に嵌合させ、ハウジング307の他端側と機能部305との間で取付穴317の縁を両側から挟み込むことによって、天井板315への取付が完了する。
特開2005−75219号公報
しかし、上記の車載用室内照明装置301では、可撓性クリップ313は、仮止め用ではなく、本固定用であるので撓み代が大きく、従って、取付時に大きな押圧力が必要である。
また、可撓性クリップ313を嵌合させたときは、意匠部303が可撓性クリップ313側だけを固定された片側固定の状態になるから、次に機能部305を嵌合するときは意匠部303を反対側から抑える必要があって作業性がよくない。
また、可撓性クリップ313の嵌合が不充分であった場合でも、意匠部303は機能部305を取り付けることによって見掛け上は固定されてしまうから、可撓性クリップ313の嵌合不充分が見過ごされる恐れがある。
また、機能部305による意匠部303の保持力は、意匠部303に対する機能部305の嵌合力そのものであるが、機能部305の嵌合力を大きくすると、嵌合時の機能部305の押圧力も同様に大きくなるから、機能部305側での意匠部303の保持力を強化することは難しい。
また、ハウジング307と機能部305とで取付穴317の縁を挟み込む必要があるから、ハウジング307を余り薄くすることができず、ハウジング307を収容するために天井板315に段差部319を絞り加工する必要があり、それだけコスト高になる。
そこで、この発明は、意匠部と機能部の取り付けがそれぞれ容易であり、機能部の保持力を、悪影響を伴わずに、強化可能であり、不完全な取り付けが生じる恐れがなく、天井板に絞り部を加工する必要がない車載用室内照明装置の提供を目的としている。
請求項1の車載用室内照明装置は、レンズまたは投光孔を有する意匠部と、前記レンズまたは投光孔を通して車室内を照明する光源を有し、前記意匠部に取り付けられる機能部とを備え、車両の天井板に組み付けて固定される車載用室内照明装置であって、前記意匠部の本体には突き出した腕部が形成されており、前記腕部を前記天井板に設けられた挿通穴に通した後、前記意匠部を所定の回転位置まで回転させることにより、前記本体と前記腕部とが前記天井板を挟み込んで天井板に固定され、前記意匠部の本体と前記挿通穴の内壁に、前記意匠部を固定するときの回転方向には突き当たらず、反対の回転方向には突き当たる突き当て部をそれぞれ設けることにより、前記固定位置での前記意匠部の戻り回転を防止し、
前記意匠部の本体の前記突き当て部は、前記意匠部の本体から突き出して形成された可撓性の基部と、前記基部に前記固定作業時の回転と反対方向に突き出して形成された突き当て片とからなることを特徴とする。
請求項の発明は、レンズまたは投光孔を有する意匠部と、前記レンズまたは投光孔を通して車室内を照明する光源を有し、前記意匠部に取り付けられる機能部とを備え、車両の天井板に組み付けて固定される車載用室内照明装置であって、前記意匠部の本体には突き出した腕部が形成されており、前記腕部を前記天井板に設けられた挿通穴に通した後、前記意匠部を所定の回転位置まで回転させることにより、前記本体と前記腕部とが前記天井板を挟み込んで天井板に固定され、前記意匠部の本体と前記挿通穴の内壁に、前記意匠部を固定するときの回転方向には突き当たらず、反対の回転方向には突き当たる突き当て部をそれぞれ設けることにより、前記固定位置での前記意匠部の戻り回転を防止し、前記意匠部の本体の前記突き当て部は、前記意匠部本体に一対のスリットを入れることによって形成された可撓性の基部と、前記基部から突き出して形成された突き当て片とからなることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項または請求項に記載された車載用室内照明装置であって、前記突き当て片に、前記固定作業時の回転中に前記挿通穴側の前記突き当て部までの乗り上げを容易にする傾斜部を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜請求項のいずれかに記載された車載用室内照明装置であって、前記挿通穴に、前記固定作業時に前記意匠部を所定の回転位置まで回転させると突き当たって位置決めする突き当て部を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜請求項のいずれかに記載された車載用室内照明装置であって、前記意匠部本体の腕部の、前記固定作業時の回転中に前記挿通穴の縁部と当たる箇所に、前記縁部への乗り上げを容易にする傾斜部を設けたことを特徴とする。
請求項1の車載用室内照明装置は、意匠部本体の腕部を天井板の挿通穴に通した後、意匠部を所定の回転位置まで回転させるだけで、本体と腕部とが天井板を挟み込んで意匠部が天井板に固定されるので、意匠部の取り付け作業が極めて容易である。
また、挿通穴の形状を腕部などの形に応じて形成したので、意匠部の誤組み付けが防止される。
また、機能部と意匠部とが天井板を挟んで固定される従来例と異なって、機能部は意匠部と天井板との固定機能に関与しない。従って、機能部を取り付ける際に反対側から抑える必要がないので、取り付けの作業性がよい。
また、意匠部303と機能部305とが天井板315を挟んで固定されることに起因して意匠部303を薄くできず天井板315に段差部319を絞り加工する必要がある従来例と異なって、意匠部の本体を薄くすることが可能になるから、天井板に段差部を絞り加工する必要がなくなり、それだけのコストを低減できる。
また、従来例と異なって、機能部と意匠部との嵌合力が意匠部の固定機能に関与しないから、意匠部の天井板への保持力を(任意に)充分に高く設定することができる。
また、意匠部の本体と挿通穴とに、固定作業時と反対の回転方向でだけ突き当たる突き当て部を設けたことにより、固定位置からの戻り回転(弛み)と脱落が防止されると共に、意匠部を天井板へ取り付ける際に、取り付けが完了したことを確認し易くなり、不完全な取り付けを未然に防止できる。
また、意匠部側の突き当て部を、意匠部本体から突き出した可撓性の基部と、この基部にロック時と反対の回転方向に(ラチェット状)に形成された突き当て片とで突き当て部を構成したことにより、ラチェット状の突き当て片が挿通穴側の突き当て部と強固に係合するから、固定位置への保持力(戻り回転防止機能)が高い。
請求項2の車載用室内照明装置は、意匠部本体の腕部を天井板の挿通穴に通した後、意匠部を所定の回転位置まで回転させるだけで、本体と腕部とが天井板を挟み込んで意匠部が天井板に固定されるので、意匠部の取り付け作業が極めて容易である。
また、挿通穴の形状を腕部などの形に応じて形成したので、意匠部の誤組み付けが防止される。
また、機能部と意匠部とが天井板を挟んで固定される従来例と異なって、機能部は意匠部と天井板との固定機能に関与しない。従って、機能部を取り付ける際に反対側から抑える必要がないので、取り付けの作業性がよい。
また、意匠部303と機能部305とが天井板315を挟んで固定されることに起因して意匠部303を薄くできず天井板315に段差部319を絞り加工する必要がある従来例と異なって、意匠部の本体を薄くすることが可能になるから、天井板に段差部を絞り加工する必要がなくなり、それだけのコストを低減できる。
また、従来例と異なって、機能部と意匠部との嵌合力が意匠部の固定機能に関与しないから、意匠部の天井板への保持力を(任意に)充分に高く設定することができる。
また、意匠部の本体と挿通穴とに、固定作業時と反対の回転方向でだけ突き当たる突き当て部を設けたことにより、固定位置からの戻り回転(弛み)と脱落が防止されると共に、意匠部を天井板へ取り付ける際に、取り付けが完了したことを確認し易くなり、不完全な取り付けを未然に防止できる。
さらに、意匠部本体側突き当て部の基部は、本体に一対のスリットを入れて形成したので意匠部本体から突き出していない。従って、天井板の挿通穴をそれだけ小さくすることができる。
請求項3の車載用室内照明装置は、意匠部本体側の突き当て片に、固定作業中に挿通穴側突き当て部と突き当たるまで(に遭遇する凸部)の乗り上げを容易にする傾斜部を設けたことにより、それだけ小さな操作力(回転力)で意匠部を天井板へ取り付けることができる。
また、この傾斜部は、例えば、テーパー部でもR部でもよい。
請求項4の車載用室内照明装置は、挿通穴に設けた突き当て部によって、意匠部が所定の固定位置(回転位置)に確実に位置決めされるので、天井板への意匠部の取り付け作業がそれだけ容易になる。
請求項5の車載用室内照明装置は、意匠部本体の腕部に傾斜部を設けたことにより、挿通穴の縁部への乗り上げが容易になり、それだけ小さな操作力(回転力)で意匠部を天井板へ固定することができる。
また、この傾斜部は、例えば、テーパー部でもR部でもよい。
<第1実施形態>
図1〜図16によって車載用室内照明装置1(本発明の第1実施形態)の説明をする。
図1は意匠ハウジング3の斜視図、図2は意匠板9のロック部13に形成されたテーパー部21(傾斜部)の正面図、図3は意匠ハウジング3を図1の反対側から見た斜視図、図4は光源ユニット5の斜視図、図5は光源ユニット5を図4の反対側から見た斜視図、図6は天井板7に設けられた挿通穴29の平面図、図7は意匠ハウジング3に光源ユニット5を取り付けた状態の上面図、図8は図7のA矢視図、図9は意匠ハウジング3を天井板7の挿通穴29に挿通するときの様子を示した側面図、図10は挿通穴29に挿通した意匠ハウジング3のロック部13,13を固定位置まで回転させる様子を車室の裏側から見た上面図、図11は意匠ハウジング3のロック部13を固定位置まで回転させた後の状態を車室の裏側から見た上面図、図12は図11のB矢視図、図13は天井板7に固定した意匠ハウジング3に光源ユニット5を取り付ける様子を示した側面図、図14は天井板7に取り付けた意匠ハウジング3に光源ユニット5を固定した後の状態を車室の裏側から見た上面図、図15は天井板7に取り付けた意匠ハウジング3に光源ユニット5を固定した後の状態を車室の裏側から見た斜視図、図16は天井板7に取り付けた意匠ハウジング3に光源ユニット5を固定した状態を車室側から見た斜視図である。
車載用室内照明装置1は、図7、図8、図13〜図16のように、意匠ハウジング3(意匠部)と光源ユニット5(機能部)からなり、車室の天井板7に取り付けるように構成されている。
意匠ハウジング3は、図1、図3、図7〜図14、図16のように、正方形の意匠板9(意匠部本体)、意匠板9に形成された壁部11,11(突き当て部)、意匠板9に形成されたロック部13,13(腕部)、壁部11,11に形成されたラチェット部15,15(突き当て部)などから構成されている。
意匠板9には、図3、図10、図11、図16のように、光源ユニット5のLED光源17からの照射光が透過するレンズ(または投光孔)19が設けられており、図2のように、各ロック部13には、意匠ハウジング3の固定作業時の回転で記挿通穴29の縁部と当たる箇所に、テーパー部21(傾斜部)が設けられている。各ラチェット部15は、図1、図7、図8、図14、図15のように、壁部11に形成された可撓性の基部23と、基部23に形成された突き当て片25からなり、突き当て片25は、図10のように、意匠ハウジング3を固定するときの回転方向(矢印)と反対方向に突き出して形成されており、突き当て片25にはテーパー部27(傾斜部)が設けられている。
天井板7には、図6、図10、図11、図14のように、意匠ハウジング3の壁部11,11とロック部13,13とラチェット部15,15などを挿通させる挿通穴29が設けられている。この挿通穴29には、ロック部13,13を挿通させる矩形穴31,31、壁部11,11とそれぞれ突き当たる回転位置決め部33,33(突き当て部)、ラチェット部15の突き当て片25が係合する反回転防止部35,35(突き当て部)が設けられている。
車載用室内照明装置1の天井板7への取り付けは次のように行う。
先ず、図9の矢印のように、意匠ハウジング3のロック部13,13を挿通穴29の矩形穴31,31にそれぞれ挿通させながら、壁部11,11とラチェット部15,15を挿通穴29に挿通させる。
その後、意匠ハウジング3を、図2の矢印と図10の矢印の方向に回転させると、各ロック部13が各矩形穴31の縁部に乗り上げて、各ロック部13と意匠板9とが天井板7を挟み込むことにより、意匠ハウジング3が天井板7に固定される。また、各ロック部13はテーパー部21を設けたことによって矩形穴31の縁部へ乗り上げ易くなっている。
また、意匠ハウジング3を回転させる途中で、図10、図11のように、ラチェット部15の各突き当て片25(テーパー部27)が挿通穴29の凸部41と接触して基部23が撓んだ後、基部23の弾力によって突き当て片25が反回転防止部35と係合し、意匠ハウジング3の反回転(弛み)を防止すると共に、壁部11,11が回転位置決め部33,33に突き当たり、意匠ハウジング3を所定の回転位置(固定位置)に位置決めする。また、ラチェット部15の各突き当て片25にテーパー部27を設けたことによって各突き当て片25が凸部41を乗り越え易くなっている。
その後、図13の矢印のように、光源ユニット5の係合部37,37を意匠ハウジング3の壁部11,11に設けられた係合穴39,39にそれぞれ係合させ、図14〜図16のように、光源ユニット5を意匠ハウジング3に取り付けることによって、車載用室内照明装置1の天井板7への取り付けが終了する。
車載用室内照明装置1は次のような効果が得られる。
意匠板9のロック部13を天井板7の挿通穴29に通した後、意匠ハウジング3を所定の回転位置まで回転させるだけで、意匠板9とロック部13とが天井板7を挟み込んで意匠ハウジング3が天井板7に固定されるので、取り付け作業が極めて容易である。
また、挿通穴29の形状を意匠板9の壁部11,11及びロック部13,13に応じた形にしたので、意匠ハウジング3の誤組み付けが防止される。
また、意匠板9のロック部13にテーパー部21を設けたことによって挿通穴29の縁部への乗り上げが容易になり、それだけ小さな操作力(回転力)で意匠ハウジング3を天井板7へ固定することができる。
また、意匠部303と機能部305とが天井板315を挟んで固定される従来例と異なって、光源ユニット5は意匠ハウジング3と天井板7との固定機能に関与しない。従って、光源ユニット5を取り付ける際に反対側から抑える必要がないから、取り付けの作業性がよい。
また、意匠部303と機能部305とが天井板315を挟んで固定されることに起因して意匠部303を薄くできず天井板315に段差部319を絞り加工する必要がある従来例と異なって、意匠部本体9を薄くすることが可能になるから、天井板7に段差部を絞り加工する必要がなくなり、それだけのコストを低減できる。
また、従来例と異なって、光源ユニット5と意匠ハウジング3との嵌合力が意匠ハウジング3の固定機能に関与しないから、意匠ハウジング3の天井板7への保持力を任意に高く設定することができる。
また、意匠板9のラチェット部15を挿通穴29の反回転防止部35に係合させることにより、固定位置からの意匠ハウジング3の戻り回転(弛み)と脱落が防止されると共に、意匠ハウジング3を天井板7へ取り付ける際に、取り付けが完了したことを確認し易くなり、意匠ハウジング3の不完全な取り付けを未然に防止できる。
また、ラチェット部15の突き当て片25が、意匠ハウジング3の取り付け時の回転と反対方向に向かってラチェット状に形成されており、挿通穴29の反回転防止部35と強固に係合するから、意匠ハウジング3を固定位置へ保持する力(戻り回転防止機能)が高い。
また、ラチェット部15の突き当て片25にテーパー部27を設けたので、挿通穴29の反回転防止部35と係合するまでに遭遇する凸部41への乗り上げが容易になり、それだけ小さな操作力(回転力)で意匠ハウジング3を天井板7へ取り付けることができる。
また、挿通穴29に設けた回転位置決め部33,33により、意匠ハウジング3が所定の固定位置(回転位置)に確実に位置決めされるので、意匠ハウジング3の天井板7への取り付け作業(位置決め)がそれだけ容易になる。
<第2実施形態>
図17〜図32によって車載用室内照明装置101(本発明の第2実施形態)の説明をする。
図17は意匠ハウジング103の斜視図、図18は意匠ハウジング103を図17の反対側から見た斜視図、図19は挿通穴115が設けられた天井板7の斜視図、図20は挿通穴115が設けられた天井板7の平面図、図21は意匠ハウジング103と光源ユニット5を天井板7に取り付ける様子を示した斜視図、図22は意匠ハウジング103と光源ユニット5を天井板7に取り付ける様子を図21の反対側から見た斜視図、図23は挿通穴29に挿通させた意匠ハウジング103のロック部13,13を固定位置まで回転させる様子を車室の裏側から見た上面図、図24は図23の斜視図、図25は意匠ハウジング103のロック部13を固定位置まで回転させた後の状態を車室の裏側から見た上面図、図26は図25のC−C断面図、図27は意匠ハウジング103のロック部13を固定位置まで回転させた状態を車室の裏側から見た斜視図、図28は天井板7に取り付けた意匠ハウジング103に光源ユニット5を取り付ける様子を車室の裏側から見た斜視図、図29は天井板7に取り付けた意匠ハウジング103に光源ユニット5を固定した後の状態を車室の裏側から見た斜視図、図30は図29の状態を異なった方向から見た斜視図、図31は天井板7に固定した意匠ハウジング103を車室側から見た斜視図、図32は図31の状態を異なった方向から見た斜視図である。
なお、下の説明において、車載用室内照明装置1(第1実施形態)と同一の機能部及び機能部材には同一の符号を付しており、重複する説明文は省略するが、必要に応じて第1実施形態の説明文及び図1〜図16とを参照するものとする。
車載用室内照明装置101は、意匠ハウジング103(意匠部)と光源ユニット5(機能部)からなり、車室の天井板7に取り付けるように構成されている。
意匠ハウジング103は、正方形の意匠板9(意匠部本体)、意匠板9に形成された壁部11,11(突き当て部)、意匠板9に形成されたロック部13,13(腕部)、壁部11,11に形成された回り止め係合部105,105(突き当て部)などから構成されている。
各回り止め係合部105は、図17のように、各壁部11に一対のスリット107を入れて形成した可撓性の基部109と、基部109に形成された係合部111(突き当て片)からなり、係合部111にはテーパー部113(傾斜部)が形成されている。
天井板7には、図19、図20のように、意匠ハウジング103の壁部11,11とロック部13,13と回り止め係合部105,105などを挿通させる挿通穴115が設けられている。この挿通穴115には、ロック部13,13を挿通させる矩形穴31,31、壁部11,11とそれぞれ突き当たる回転位置決め部33,33(突き当て部)、回り止め係合部105,105の係合部111が係合する反回転防止部35,35(突き当て部)が設けられている。
車載用室内照明装置101の天井板7への取り付けは次のように行う。
先ず、図21(b)(c)、図22(a)(b)のように、意匠ハウジング103のロック部13,13を挿通穴115の矩形穴31,31にそれぞれ挿通させながら、壁部11,11と回り止め係合部105,105を挿通穴115に挿通させる。
その後、意匠ハウジング103を図23と図24の矢印の方向に回転させると、各ロック部13が各矩形穴31の縁部に乗り上げて、図25、図26のように、各ロック部13と意匠板9とが天井板7を挟み込むことによって、意匠ハウジング103が天井板7に固定される。また、各ロック部13はテーパー部21を設けたことによって矩形穴31の縁部へ乗り上げ易くなっている。
また、意匠ハウジング103を回転させる途中で、図23、図25のように、回り止め係合部105,105の各係合部111(テーパー部113)が挿通穴115の凸部41と接触して基部109が撓んだ後、基部109の弾力によって係合部111が反回転防止部35と係合し、意匠ハウジング103の反回転(弛み)を防止すると共に、壁部11,11が回転位置決め部33,33に突き当たり、意匠ハウジング103を所定の回転位置(固定位置)に位置決めする。また、回り止め係合部105,105の各係合部111にテーパー部113を設けたことによって各係合部111が凸部41を乗り越え易くなっている。
その後、光源ユニット5の係合部37,37を、図28の矢印のように、意匠ハウジング103の壁部11,11に設けられた係合穴39,39にそれぞれ係合させ、光源ユニット5を意匠ハウジング103に取り付けることによって、車載用室内照明装置101の天井板7への取り付けが終了する。
車載用室内照明装置101は次のような効果が得られる。
意匠板9のロック部13を天井板7の挿通穴115に通した後、意匠ハウジング103を所定の回転位置まで回転させるだけで、意匠板9とロック部13とが天井板7を挟み込んで意匠ハウジング103が天井板7に固定されるので、取り付け作業が極めて容易である。
また、天井板7の挿通穴115の形状を壁部11,11及びロック部13,13に応じた形にしたので、意匠ハウジング103の誤組み付けが防止される。
また、意匠板9のロック部13にテーパー部21を設けたことにより挿通穴115の縁部への乗り上げが容易になり、それだけ小さな操作力(回転力)で意匠ハウジング103を天井板7へ固定することができる。
また、意匠部303と機能部305とが天井板315を挟んで固定される従来例と異なって、光源ユニット5は意匠ハウジング103と天井板7との固定機能に関与しない。従って、光源ユニット5を取り付ける際に反対側から抑える必要がないから、取り付け作業性がよい。
また、意匠部303と機能部305とが天井板315を挟んで固定されることに起因して意匠部303を薄くできず天井板315に段差部319を絞り加工する必要がある従来例と異なって、意匠部本体9を薄くすることが可能になるから、天井板7に段差部を絞り加工する必要がなくなり、それだけのコストを低減できる。
また、従来例と異なって、光源ユニット5と意匠ハウジング103との嵌合力が意匠ハウジング103の固定機能に関与しないから、意匠ハウジング103の天井板7への保持力を任意に高く設定することができる。
また、意匠板9の回り止め係合部105を挿通穴115の反回転防止部35に係合させることにより、固定位置からの意匠ハウジング103の戻り回転(弛み)と脱落が防止されると共に、意匠ハウジング103を天井板7へ取り付ける際に、取り付けが完了したことを確認し易くなり、意匠ハウジング103の不完全な取り付けを未然に防止できる。
また、回り止め係合部105の基部109は、各壁部11にスリット107,107を入れて形成したことにより壁部11から突き出していない。従って、天井板7の挿通穴115をそれだけ小さくすることができる。
また、回り止め係合部105の係合部111にテーパー部113を設けたので、挿通穴115の反回転防止部35と係合するまでに遭遇する凸部41への乗り上げが容易になり、それだけ小さな操作力(回転力)で意匠ハウジング103を天井板7へ取り付けることができる。
また、挿通穴115に設けた回転位置決め部33,33により、意匠ハウジング103が所定の固定位置(回転位置)に確実に位置決めされるので、意匠ハウジング103の天井板7への取り付け作業(位置決め)がそれだけ容易になる。
[本発明の範囲に含まれる他の態様]
なお、本発明は上述した実施形態のみに限定解釈されるものではなく、本発明の技術的な範囲内で様々な変更が可能である。
第1実施形態の車載用室内照明装置1に用いられた意匠ハウジング3の斜視図である。 意匠ハウジング3の意匠板9のロック部13に形成されたテーパー部21の正面図である。 意匠ハウジング3を図1の反対側から見た斜視図である。 光源ユニット5の斜視図である。 光源ユニット5を図4の反対側から見た斜視図である。 天井板7に設けられた挿通穴29の平面図である。 意匠ハウジング3に光源ユニット5を取り付けた状態の上面図である。 図7のA矢視図である。 意匠ハウジング3を天井板7の挿通穴29に挿通するときの様子を示した側面図正面図である。 挿通穴29に挿通した意匠ハウジング3のロック部13,13を固定位置まで回転させる様子を車室の裏側から見た上面図である。 意匠ハウジング3のロック部13を固定位置まで回転させた後の状態を車室の裏側から見た上面図である。 図11のB矢視図である。 天井板7に取り付けた意匠ハウジング3に光源ユニット5を取り付ける様子を示した側面図である。 天井板7に取り付けた意匠ハウジング3に光源ユニット5を固定した後の状態を車室の裏側から見た上面図である。 天井板7に取り付けた意匠ハウジング3に光源ユニット5を固定した後の状態を車室の裏側から見た斜視図である。 天井板7に取り付けた意匠ハウジング3に光源ユニット5を固定した状態を車室側から見た斜視図である。 意匠ハウジング103の斜視図である。 意匠ハウジング103を図17の反対側から見た斜視図である。 挿通穴115が設けられた天井板7の斜視図である。 挿通穴115が設けられた天井板7の平面図である。 意匠ハウジング103と光源ユニット5を天井板7に取り付ける様子を示した斜視図である。 意匠ハウジング103と光源ユニット5を天井板7に取り付ける様子を図21の反対側から見た斜視図である。 挿通穴29に挿通した意匠ハウジング103のロック部13,13を固定位置まで回転させる様子を車室の裏側から見た上面図である。 図23の斜視図である。 意匠ハウジング103のロック部13を固定位置まで回転させた後の状態を車室の裏側から見た上面図である。 図25のC−C断面図である。 意匠ハウジング103のロック部13を固定位置まで回転させた状態を車室の裏側から見た斜視図である。 天井板7に取り付けた意匠ハウジング103に光源ユニット5を取り付ける様子を車室の裏側から見た斜視図である。 天井板7に取り付けた意匠ハウジング103に光源ユニット5を固定した後の状態を車室の裏側から見た斜視図である。 図29の状態を異なった方向から見た斜視図である。 天井板7に固定した意匠ハウジング103を車室側から見た斜視図である。 図31の状態を異なった方向から見た斜視図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 車載用室内照明装置
3 意匠ハウジング(意匠部)
5 光源ユニット(機能部)
7 天井板
9 意匠板(意匠部本体)
11 壁部(突き当て部)
13 ロック部(腕部)
15 ラチェット部(突き当て部)
19 レンズ
21 テーパー部(傾斜部)
23 可撓性の基部
25 突き当て片
27 テーパー部(傾斜部)
29 挿通穴
33 回転位置決め部(突き当て部)
35 反回転防止部(突き当て部)
101 車載用室内照明装置
103 意匠ハウジング(意匠部)
105 回り止め係合部(突き当て部)
107 スリット
109 可撓性の基部
111 係合部(突き当て片)
113 テーパー部(傾斜部)
115 挿通穴

Claims (5)

  1. レンズまたは投光孔を有する意匠部と、前記レンズまたは投光孔を通して車室内を照明する光源を有し、前記意匠部に取り付けられる機能部とを備え、車両の天井板に組み付けて固定される車載用室内照明装置であって、
    前記意匠部の本体には突き出した腕部が形成されており、前記腕部を前記天井板に設けられた挿通穴に通した後、前記意匠部を所定の回転位置まで回転させることにより、前記本体と前記腕部とが前記天井板を挟み込んで天井板に固定され、
    前記意匠部の本体と前記挿通穴の内壁に、前記意匠部を固定するときの回転方向には突き当たらず、反対の回転方向には突き当たる突き当て部をそれぞれ設けることにより、前記固定位置での前記意匠部の戻り回転を防止し、
    前記意匠部の本体の前記突き当て部は、前記意匠部の本体から突き出して形成された可撓性の基部と、前記基部に前記固定作業時の回転と反対方向に突き出して形成された突き当て片とからなることを特徴とする車載用室内照明装置。
  2. レンズまたは投光孔を有する意匠部と、前記レンズまたは投光孔を通して車室内を照明する光源を有し、前記意匠部に取り付けられる機能部とを備え、車両の天井板に組み付けて固定される車載用室内照明装置であって、
    前記意匠部の本体には突き出した腕部が形成されており、前記腕部を前記天井板に設けられた挿通穴に通した後、前記意匠部を所定の回転位置まで回転させることにより、前記本体と前記腕部とが前記天井板を挟み込んで天井板に固定され、
    前記意匠部の本体と前記挿通穴の内壁に、前記意匠部を固定するときの回転方向には突き当たらず、反対の回転方向には突き当たる突き当て部をそれぞれ設けることにより、前記固定位置での前記意匠部の戻り回転を防止し、
    前記意匠部の本体の前記突き当て部は、前記意匠部本体に一対のスリットを入れることによって形成された可撓性の基部と、前記基部から突き出して形成された突き当て片とからなることを特徴とする車載用室内照明装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された車載用室内照明装置であって、
    前記突き当て片に、前記固定作業時の回転中に前記挿通穴側の前記突き当て部までの乗り上げを容易にする傾斜部を設けたことを特徴とする車載用室内照明装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載された車載用室内照明装置であって、
    前記挿通穴に、前記固定作業時に前記意匠部を所定の回転位置まで回転させると突き当たって位置決めする突き当て部を設けたことを特徴とする車載用室内照明装置。
  5. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載された車載用室内照明装置であって、
    前記意匠部本体の腕部の、前記固定作業時の回転中に前記挿通穴の縁部と当たる箇所に、前記縁部への乗り上げを容易にする傾斜部を設けたことを特徴とする車載用室内照明装置。
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