JP2011162024A - ルーフモジュール及びこの組付設置方法 - Google Patents

ルーフモジュール及びこの組付設置方法 Download PDF

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寿信 津島
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Abstract

【課題】組み付け性が良く破損が起こり難いルーフモジュール及びこの組付設置方法を提供する。
【解決手段】ルーフモジュール1は、ボディ2の室内側に配置されるルーフトリム5と、このルーフトリム5の室内側に組み付けられる意匠部6と、意匠部6の室外側から組み付けられる機能部7とを備えて構成されている。ルーフモジュール1は、ルーフトリム5と意匠部6との組み付けや、ボディ2に対する組み付けを、磁石の力を利用して行うことができるようになっている。また、ルーフモジュール1は、ルーフトリム5と意匠部6との組み付けを行った後に機能部7を組み付けることができるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、機能部、内装用壁材、及び意匠部を備えるルーフモジュールと、このルーフモジュールの組付設置方法とに関する。
自動車における運転席等を有する室内の天井には、車載用室内照明装置を含むルーフモジュールがボディに設置されている。ルーフモジュールは、内装用壁材としてのルーフトリムと、このルーフトリムの室内側に組み付けられる意匠部と、意匠部の室外側に組み付けられる機能部とを備えて構成されている。機能部には、室内を照明するためのランプや電気回路等が設けられている。上記車載用室内照明装置は、意匠部と機能部とから構成されている。
下記特許文献1、2には、意匠部に機能部を組み付けてランプユニットを製造し、このランプユニットを磁石によってルーフトリムに組み付ける技術が開示されている。開示技術にあっては、ランプユニットを着脱自在にするためとして、機能部における電気回路が意匠部側とルーフトリム側とに分かれるようになっている。
実開昭58−46641号公報 実開昭59−151844号公報
上記従来技術にあっては、ルーフトリムに対しランプユニットを着脱自在にすることを目的にしており、次のような問題点を有している。すなわち、ルーフモジュールとしての全体的な組み付けや、ボディに対する組み付けに関しては配慮がなされてないという問題点を有している。具体的には、磁石を用いることにより取り外しが可能になる反面、電気的な構造が複雑になってしまい、結果、ルーフモジュールとしての全体的な組み付けや、ボディに対する組み付けがし難くなってしまうという問題点を有している。
この他、上記従来技術にあっては、ランプユニットを取り付ける際の向き等の位置決めに関しても配慮がなされてないという問題点を有している。
尚、ルーフトリムに対しランプユニットを着脱自在にする必要がない場合、すなわちランプユニットを固定状態にしておけばよい場合、意匠部にロックアームを形成するとともにルーフトリムにロック穴を形成し、これらロックアームとロック穴との嵌合により組み付けをする方法が採用されると考えられる。このような組付方法においては、組付途中でロックアーム及び/又はロック穴の破損が生じてしまうという虞を有している。
ランプユニットを固定状態にしておけばよい場合、ランプユニットをルーフトリムに嵌合させる際に次のような問題点を有している。すなわち、電気回路としてワイヤハーネスをランプユニットが有するようであれば、ランプユニットをルーフトリムに嵌合させる際にワイヤハーネスをルーフトリムの室外側へと引き出す作業が必要になることから、嵌合前の組付作業性が悪くなってしまうという問題点を有している。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、組み付け性が良く破損が起こり難いルーフモジュール及びこの組付設置方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のルーフモジュールは、照明機能を有する機能部と、該機能部用の開口部を有する内装用壁材と、前記開口部の位置で前記内装用壁材の室内側に組み付けられる意匠部と、を備えるとともに、前記内装用壁材及び前記意匠部の対向部分を磁石により接合する第一磁石接合部を有し、さらに、前記内装用壁材及び前記意匠部を前記第一磁石接合部により接合した後に、前記意匠部の室外側に前記機能部を組み付けてなることを特徴とする。
請求項2記載の本発明のルーフモジュールは、請求項1に記載のルーフモジュールにおいて、前記内装用壁材の室外側に磁性体である自動車金属構造体に対し磁石により接合する第二磁石接合部をさらに有することを特徴とする。
請求項3記載の本発明のルーフモジュールは、請求項2に記載のルーフモジュールにおいて、前記第一磁石接合部に前記内装用壁材及び前記意匠部の対向位置を合わせる第一位置決め部を設ける、及び/又は、前記第二磁石接合部に前記自動車金属構造体との対向位置を合わせる第二位置決め部を設けることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の本発明のルーフモジュールの組付設置方法は、第一工程から第三工程を含み、前記第一工程は、内装用壁材の室内側かつ開口部の位置で前記内装用壁材と意匠部とを対向させた後、第一磁石接合部を介して前記内装用壁材及び前記意匠部を磁石により接合する工程であり、前記第二工程は、前記意匠部の室外側に機能部を組み付ける工程であり、前記第三工程は、前記内装用壁材の室外側に設けられる第二磁石接合部を介して磁性体である自動車金属構造体の所定位置に自身を磁石により接合して設置する工程であることを特徴とする。
以上のような特徴を有する本発明の作用に関しては、実施例の欄にて詳細に説明をするものとする。
請求項1に記載された本発明によれば、内装用壁材と意匠部との組み付け性が良く、また、破損が起こり難いルーフモジュールを提供することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、自動車金属構造体との組み付け性も良いルーフモジュールを提供することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、内装用壁材と意匠部との組み付けにおける位置決めや、自動車金属構造体との組み付けにおける位置決めに配慮することができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、内装用壁材と意匠部との組み付け性が良く、また、破損が起こり難いルーフモジュールの組付設置方法を提供することができるという効果を奏する。
本発明のルーフモジュールを示す分解斜視図である(実施例1)。 第一磁石接合部及び第二磁石接合部の断面図である。 他の例となる第一磁石接合部及び第二磁石接合部の断面図である。 本発明のルーフモジュールを示す分解斜視図である(実施例2)。 図4のルーフモジュールをボディに接合する際の状態を示す断面図である。 本発明のルーフモジュールを示す分解斜視図である(実施例3)。 本発明のルーフモジュールを示す分解斜視図である(実施例4)。
ルーフモジュールは、内装用壁材及び意匠部を対向させて磁石により接合するとともに、内装用壁材の開口部の位置で意匠部の室外側に機能部を組み付けてなる。このような車載用室内照明装置は、自動車金属構造体の所定位置に自身を磁石により接合して設置される。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のルーフモジュールを示す分解斜視図である。また、図2は第一磁石接合部及び第二磁石接合部の断面図、図3は図2の他の例である。
図1において、引用符号1は本発明のルーフモジュールを示している。ルーフモジュール1は、自動車における運転席等を有する室内の天井位置に設置されている。具体的には、ボディ2の所定位置に設置されている。
上記ボディ2は、自動車における室内の天井を構成する自動車金属構造体(車体鋼板)であって、磁性体となる材料にて所定の形状に形成されている。ボディ2は、室外側に突出するコ字枠3と、このコ字枠3の両側にそれぞれ延設される縁板部4とを有している。縁板部4は、表裏平坦な板形状に形成されている。
上記ルーフモジュール1は、ボディ2の室内側に配置されるルーフトリム5(内装用壁材)と、このルーフトリム5の室内側に組み付けられる意匠部6と、意匠部6の室外側から組み付けられる機能部7とを備えて構成されている。ルーフモジュール1は、ルーフトリム5と意匠部6との組み付けや、ボディ2に対する組み付けを、磁石の力を利用して簡単に行うことができるようになっている。また、ルーフモジュール1は、ルーフトリム5と意匠部6との組み付けを行った後に機能部7を組み付けて、作業性の向上を図ることができるようになっている。
ルーフトリム5は、意匠部6のサイズに合わせて室内側の面が室外側へ大きく凹み、この凹みによって意匠部6を組み付けすることができる部分を有している。具体的には、意匠部組付用凹部8を有している。意匠部組付用凹部8には、機能部用開口部9が所定の形状で貫通形成されている。機能部用開口部9の縁部には、磁石板10が一対配設されている。一対の磁石板10は、ボディ2の延在方向に所定の間隔をあけて配設されている。一対の磁石板10は、帯板状の永久磁石からなる部材であって、所定の固定方法にて固定されている。固定方法の一例としては、両面テープにて固定する方法が挙げられるものとする。また、強固に固定するのであれば、図2に示す如く、意匠部組付用凹部8に貫通孔11を形成し、この貫通孔11に嵌合させて固定する方法が挙げられるものとする。尚、一対の磁石板10の上記形状は一例であるものとする。また、配置や数も一例であるものとする。一対の磁の石板10は、この室内側が後述する第一磁石接合部20を構成するとともに、室外側が後述する第二磁石接合部21を構成するようになっている。
意匠部6は、ハウジング12と、このハウジング12の室内側に組み付けられるレンズカバー13と、ハウジング12の室内側より操作可能に組み付けられるスイッチ操作部(図示省略)とを備えて構成されている。レンズカバー13は、ハウジング12のサイズに合わせて形成されており、また、ハウジング12に開口する光通過開口部14を覆うことができるようにも形成されている。
ハウジング12は、この室外側で且つ中央位置に機能部7を固定するための機能部固定手段を有している。本実施例における機能部固定手段は、枠部15と、複数のロックアーム16、17とを有している。枠部15の内側には、光通過開口部14が配設されている。このような機能部固定手段における枠部15の外側には、一対の磁石板18が配設されている。
一対の磁石板18は、帯板状の永久磁石からなる部材であって、ルーフトリム5の一対の磁石板10の位置に合わせて配設されている。一対の磁石板18は、ルーフトリム5に対する意匠部6の接合面に配設されている。一対の磁石板18は、ルーフトリム5の一対の磁石板10と同様の形状に形成されるとともに、同様に両面テープにてハウジング12に固定されている(図2に示す如くハウジング12に対してインサート成形をするような固定であってもよいものとする。引用符号19はインサート成形部を示している)。尚、一対の磁石板18に関し、ルーフトリム5の一対の磁石板10に接合可能となる磁性体(例えば鉄板など)に変更してもよいものとする。
第一磁石接合部20は、磁石の力によりくっつき合う部分を指すものであって、ルーフトリム5における一対の磁石板10の室内側と、意匠部6の一対の磁石板18とにより構成されている。また、第二磁石接合部21も第一磁石接合部20と同様、磁石の力によりくっつき合う部分を指すものであって、ルーフトリム5における一対の磁石板10の室外側と、ボディ2における縁板部4とにより構成されている。第一磁石接合部20及び第二磁石接合部21のそれぞれにおける、くっつき合う力は、ルーフトリム5と意匠部6との組み付け時に外れてしまわないような力に設定されるのは勿論のこと、走行時の振動や何らかの外力が加わった場合でも簡単に外れない力に設定されるようになっている。
機能部7は、ハウジング22と、このハウジング22に装着される図示しないランプ及びスイッチと、ワイヤハーネス23に対する接続部24とを備えて構成されている。機能部7は、意匠部6の枠部15内に収容されるとともに、この収容に伴い複数のロックアーム16、17にて固定されるような形状に形成されている。本実施例の機能部7は、ワンタッチで組み付けられるような形状に形成されている。
次に、上記構成及び構造に基づきながら、ルーフモジュール1に係るルーフトリム5と意匠部6との組み付け、及び、ルーフモジュール1のボディ2への設置について説明をする。尚、意匠部6自体の組み付けに関しては説明を省略するものとする。
ルーフトリム5と意匠部6との組み付け、及び、ボディ2への設置は、以下で説明する第一工程から第三工程を順に経ることにより行われるようになっている。
第一工程では、ルーフトリム5の室内側において、ルーフトリム5の意匠部組付用凹部8と意匠部6とを所定の向きとなるように対向させた後(接合面同士を対向させた後)、第一磁石接合部20を介してルーフトリム5と意匠部6とを接合する組み付け作業を行う。具体的には、磁石板10、18同士のくっつきにて接合(吸着するような接合)をする組み付け作業を行う。ルーフトリム5と意匠部6との位置決めは、意匠部組付用凹部8の形状が意匠部6のサイズに合わせて形成されていることから、また、意匠部組付用凹部8がテーパ25を有するように形成されていることから、スムーズに行われる。第一工程は、意匠部6をルーフトリム5に磁石により仮固定するような工程になっている。仮に、意匠部6に大きな力が加わっても意匠部6がルーフトリム5から外れるだけで、ルーフトリム5を痛めるようなことはない。
第二工程では、ルーフトリム5の機能部用開口部9の位置で意匠部6の室外側に機能部7を組み付ける作業を行う。具体的には、意匠部6の枠部15内に機能部7を収容するとともに、複数のロックアーム16、17にて機能部7を固定する組み付け作業を行う。機能部7は、意匠部6に対しワンタッチで固定される。機能部7におけるワイヤハーネス23は、ルーフトリム5の室外側に配索される。機能部7は、スムーズに組み付けられる。機能部7は、ルーフトリム5を挟んで意匠部6に固定される。機能部7と意匠部6とが結合し固定されることにより、室内照明装置としての意匠部6及び機能部7は、ルーフトリム5へ確実に固定される。
第三工程では、ルーフトリム5の室外側において、ルーフトリム5とボディ2とを所定の向きとなるように対向させた後(接合面同士を対向させた後)、第二磁石接合部21を介してルーフトリム5とボディ2とを接合する組み付け作業を行う。具体的には、磁石板10と縁板部4同士のくっつきにて接合(吸着するような接合)をする組み付け作業を行う。ルーフトリム5とボディ2との位置決めは、ここでは特に設けてないが、例えば図3に示す如く、縁板部4の室内側を凹ませるようにして凹部26を形成するとともに、磁石板10の室外側を突出させて凸部27を形成し、これらの係合によって位置決めをすることが有効であると言える(一例であるものとする)。尚、第一磁石接合部20も同様に、磁石板10の室内側を凹ませるようにして凹部28を形成するとともに、磁石板18を突出させて凸部29を形成し、これらの係合によって位置決めをするようにしてもよいものとする。位置決めに係る部分は、特許請求の範囲における第一位置決め部(28、29)及び第二位置決め部(26、27)に相当するものとする。
以上、図1ないし図3を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、磁石の力を利用することから、ルーフトリム5と意匠部6との組み付け性やボディ2に対する組み付け性を良好にすることができ、また、ルーフトリム5と意匠部6との組み付けにあたりロックアームやロック穴を必要としないことから、組付途中でロックアーム及び/又はロック穴の破損を生じさせないという効果を奏する。
また、本発明によれば、例えば図3に示すような位置決め構造を採用することにより、自然に位置が決まり、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
この他、本発明によれば、磁石の力を利用し上記ロックアームやロック穴を必要としないことから、ロック構造に特有のガタ付きをなくして接合をすることができるという効果を奏する。また、ロックアーム及びロック穴の嵌合のように比較的大きな力を掛けずに接合をすることができるという効果を奏する。また、ロックアームやロック穴を設ける場合よりも、高さの低い構造にすることができるという効果を奏する。また、ロック穴を必要としないことから、穴あけ加工を不要とするとともにルーフトリム5及び意匠部6の構造を簡素化してコスト低減を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第一磁石接合部20を介しルーフトリム5と意匠部6とを接合した組み付け途中の状態において、仮に何らかの要因で意匠部6に外力が加わったとしても、最悪、意匠部6がルーフトリム5から外れるだけであり、ルーフトリム5等に破損の影響を与えないようにすることができるという効果を奏する(ロックアームやロック穴を有する場合、破損に繋がる虞があるが、本発明ではこのようなことはない)。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図4は本発明に係るルーフモジュールを示す分解斜視図である。また、図5は図4のルーフモジュールをボディに接合する際の状態を示す断面図である。
図4において、引用符号31は本発明のルーフモジュールを示している。ルーフモジュール31は、自動車における運転席等を有する室内の天井位置に設置されている。具体的には、ボディ32の所定位置に設置されている。
上記ボディ32は、自動車における室内の天井を構成する自動車金属構造体(車体鋼板)であって、磁性体となる材料にて所定の形状に形成されている。ボディ32は、室外側に突出するコ字枠33と、このコ字枠33の両側にそれぞれ延設される縁板部34とを有している。縁板部34は、板形状であって、所定の位置に磁石組付凹部35が複数形成されている。磁石組付凹部35は、室内側の面が室外側へ凹むように形成されている(室外側に突出するように形成されている)。また、磁石組付凹部35は、コ字枠33を挟むようにして対で配置形成されている。本実施例においては、二対となるように配置形成されている(一例であるものとする)。
上記ルーフモジュール31は、ボディ32の室内側に配置されるルーフトリム36(内装用壁材)と、このルーフトリム36の室内側に組み付けられる意匠部37と、意匠部37の室外側から組み付けられる機能部38とを備えて構成されている。ルーフモジュール31は、ルーフトリム36と意匠部37との組み付けや、ボディ32に対する組み付けを、磁石の力を利用して簡単に行うことができるようになっている。また、ルーフモジュール31は、ルーフトリム36と意匠部37との組み付けを行った後に機能部38を組み付けて、作業性の向上を図ることができるようになっている。
ルーフトリム36は、意匠部37のサイズに合わせて室内側の面が室外側へ大きく凹み、この凹みによって意匠部37を組み付けすることができる部分を有している。具体的には、意匠部組付用凹部39を有している。意匠部組付用凹部39には、機能部用開口部40が所定の形状で貫通形成されている。機能部用開口部40の縁部には、磁石板41が一対配設されている。一対の磁石板41は、ボディ32の延在方向に所定の間隔をあけて配設されている。一対の磁石板41は、比較的短い帯板状の永久磁石からなる部材であって、所定の固定方法にて固定されている。固定方法の一例としては、両面テープにて固定する方法が挙げられるものとする(他の固定方法は図2を参照)。尚、一対の磁石板41の上記形状は一例であるものとする。また、配置や数も一例であるものとする。一対の磁の石板41は、この室内側が後述する第一磁石接合部52を構成するようになっている。
一対の磁石板41における各磁石板41の両側には、磁石組付穴42が配設されている。磁石組付穴42は、矩形に貫通するように形成されている。磁石組付穴42は、後述する磁石板凸部51を挿通することができるように形成されている。磁石組付穴42は、ボディ32の磁石組付凹部35の位置に合わせて配置形成されている。
意匠部37は、ハウジング43と、このハウジング43の室内側に組み付けられるレンズカバー44と、ハウジング43の室内側より操作可能に組み付けられるスイッチ操作部(図示省略)とを備えて構成されている。レンズカバー44は、ハウジング43のサイズに合わせて形成されており、また、ハウジング43に開口する光通過開口部45を覆うことができるようにも形成されている。
ハウジング43は、この室外側で且つ中央位置に機能部38を固定するための機能部固定手段を有している。本実施例における機能部固定手段は、枠部46と、複数のロックアーム47、48とを有している。枠部46の内側には、光通過開口部45が配設されている。このような機能部固定手段における枠部46の外側には、一対の磁石板49が配設されている。
一対の磁石板49は、帯板状の永久磁石からなる本体部50と、この本体部50の両端位置に連設される一対の磁石板凸部51とを有して、略コ字状となる形状に形成されている。一対の磁石板49は、室外側に突出する略四角柱形状の永久磁石からなる部分であって、ルーフトリム36の一対の磁石板41及び磁石組付穴42の位置に合わせて配設されている。一対の磁石板49は、ルーフトリム36に対する意匠部37の接合面に配設されている。一対の磁石板49は、ルーフトリム36の一対の磁石板41と同様に両面テープにてハウジング43に固定されている(他の固定方法は図2を参照)。尚、一対の磁石板49に関し、本体部50のみをルーフトリム36の一対の磁石板41に接合可能となる磁性体(例えば鉄板など)に変更してもよいものとする。
第一磁石接合部52は、磁石の力によりくっつき合う部分を指すものであって、ルーフトリム36における一対の磁石板41の室内側と、意匠部37の一対の磁石板49における本体部50とにより構成されている。また、第二磁石接合部53も第一磁石接合部52と同様、磁石の力によりくっつき合う部分を指すものであって、一対の磁石板49における磁石板凸部51と、ボディ32の一対の縁板部34における磁石組付凹部35とにより構成されている。第一磁石接合部52及び第二磁石接合部53のそれぞれにおける、くっつき合う力は、ルーフトリム36と意匠部37との組み付け時に外れてしまわないような力に設定されるのは勿論のこと、走行時の振動や何らかの外力が加わった場合でも簡単に外れない力に設定されるようになっている。
機能部38は、ハウジング54と、このハウジング54に装着される図示しないランプ及びスイッチと、ワイヤハーネス55に対する接続部56とを備えて構成されている。機能部38は、意匠部37の枠部46内に収容されるとともに、この収容に伴い複数のロックアーム47、48にて固定されるような形状に形成されている。本実施例の機能部38は、ワンタッチで組み付けられるような形状に形成されている。
次に、上記構成及び構造に基づきながら、ルーフモジュール31に係るルーフトリム36と意匠部37との組み付け、及び、ルーフモジュール31のボディ32への設置について説明をする。尚、意匠部37自体の組み付けに関しては説明を省略するものとする。
ルーフトリム36と意匠部37との組み付け、及び、ボディ32への設置は、以下で説明する第一工程から第三工程を順に経ることにより行われるようになっている(図4及び図5参照)。
第一工程では、ルーフトリム36の室内側において、ルーフトリム36の意匠部組付用凹部39と意匠部37とを所定の向きとなるように対向させた後(接合面同士を対向させた後)、第一磁石接合部52を介してルーフトリム36と意匠部37とを接合する組み付け作業を行う。具体的には、磁石板41と、磁石板49における本体部50とのくっつきにて接合(吸着するような接合)をする組み付け作業を行う。ルーフトリム36と意匠部37との位置決めは、磁石組付穴42に対して磁石板凸部51が挿通されるようになることから、スムーズに行われる。この他、意匠部組付用凹部39の形状が意匠部37のサイズに合わせて形成されていることから、また、意匠部組付用凹部39がテーパ57を有するように形成されていることから、スムーズに行われる。第一工程は、意匠部37をルーフトリム36に磁石により仮固定するような工程になっている。仮に、意匠部37に大きな力が加わっても意匠部37がルーフトリム36から外れるだけで、ルーフトリム36を痛めるようなことはない。
第二工程では、ルーフトリム36の機能部用開口部40の位置で意匠部37の室外側に機能部38を組み付ける作業を行う。具体的には、意匠部37の枠部46内に機能部38を収容するとともに、複数のロックアーム47、48にて機能部38を固定する組み付け作業を行う。機能部38は、意匠部37に対しワンタッチで固定される。機能部38におけるワイヤハーネス55は、ルーフトリム36の室外側に配索される。機能部38は、スムーズに組み付けられる。機能部38は、ルーフトリム36を挟んで意匠部37に固定される。機能部38と意匠部37とが結合し固定されることにより、室内照明装置としての意匠部37及び機能部38は、ルーフトリム36へ確実に固定される。
第三工程では、ルーフトリム36の室外側において、ルーフトリム36とボディ32とを所定の向きとなるように対向させた後(接合面同士を対向させた後)、第二磁石接合部53を介してルーフトリム36とボディ32とを接合する組み付け作業を行う。具体的には、ルーフトリム36の磁石組付穴42に挿通された磁石板49における磁石板凸部51と、ボディ32の縁板部34における磁石組付凹部35とのくっつきにてルーフトリム36とボディ32とを接合をする組み付け作業を行う(この他、ボディ32のコ字枠33を低くして、ルーフトリム36の磁石板41とのくっつきにて接合をするようにしてもよいものとする)。ルーフトリム36とボディ32との位置決めは、磁石組付凹部35に対して磁石板凸部51が挿通されるようになることから、スムーズに行われる。磁石板凸部51が磁石組付凹部35に挿通されると、図5中の矢印方向の動きが規制される。
以上、図4及び図5を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、磁石の力を利用することから、ルーフトリム36と意匠部37との組み付け性やボディ32に対する組み付け性を良好にすることができ、また、ルーフトリム36と意匠部37との組み付けにあたりロックアームやロック穴を必要としないことから、組付途中でロックアーム及び/又はロック穴の破損を生じさせないという効果を奏する(上記実施例1と同様の効果を奏する。上記以外の効果も実施例1と同様であり、ここでは省略するものとする)。
以下、図面を参照しながら実施例3を説明する。図6は本発明に係るルーフモジュールを示す分解斜視図である。
図6において、引用符号61は本発明のルーフモジュールを示している。ルーフモジュール61は、自動車における運転席等を有する室内の天井位置に設置されている。具体的には、ボディ62の所定位置に設置されている。
上記ボディ62は、自動車における室内の天井を構成する自動車金属構造体(車体鋼板)であって、磁性体となる材料にて所定の形状に形成されている。ボディ62は、室外側に突出するコ字枠63と、このコ字枠63の両側にそれぞれ延設される縁板部64とを有している。縁板部64は、板形状であって、所定の位置にボディ切り欠き部65が複数形成されている。ボディ切り欠き部65は、ロック穴として機能するように切り欠き形成されている。ボディ切り欠き部65は、対角線方向に対で配置形成されている(配置は一例であるものとする)。
上記ルーフモジュール61は、ボディ62の室内側に配置されるルーフトリム66(内装用壁材)と、このルーフトリム66の室内側に組み付けられる意匠部67と、意匠部67の室外側から組み付けられる機能部68とを備えて構成されている。ルーフモジュール61は、ルーフトリム66と意匠部67との組み付けや、ボディ62に対する組み付けを、磁石の力を利用して簡単に行うことができるようになっている。また、ルーフモジュール61は、ルーフトリム66と意匠部67との組み付けを行った後に機能部68を組み付けて、作業性の向上を図ることができるようになっている。さらに、ルーフモジュール61は、ボディ62に対する固定状態を強固にして、脱落防止を図ることができるようになっている。
ルーフトリム66は、意匠部67のサイズに合わせて室内側の面が室外側へ大きく凹み、この凹みによって意匠部67を組み付けすることができる部分を有している。具体的には、意匠部組付用凹部69を有している。意匠部組付用凹部69には、機能部用開口部70が所定の形状で貫通形成されている。機能部用開口部70の縁部には、磁石板71が一対配設されている。また、ロックアーム挿通孔72も一対配設されている。一対の磁石板71は、ボディ62の延在方向に対し傾くような対角線方向に所定の間隔をあけて配設されている。一対の磁石板71は、略正方形の板状となる永久磁石からなる部材であって、所定の固定方法にて固定されている。固定方法の一例としては、両面テープにて固定する方法が挙げられるものとする(他の固定方法は図2を参照)。尚、一対の磁石板71の上記形状は一例であるものとする。また、配置や数も一例であるものとする。一対の磁の石板71は、この室内側が後述する第一磁石接合部81を構成するとともに、室外側が後述する第二磁石接合部82を構成するようになっている。
一対のロックアーム挿通孔72は、後述するボディ用ロックアーム80の形状に合わせて、また、ボディ用ロックアーム80の撓みを許容する大きさに合わせて貫通形成されている。このような一対のロックアーム挿通孔72は、ボディ62の延在方向に対し傾くような対角線方向に所定の間隔をあけて配置形成されている。具体的には、ボディ62のボディ切り欠き部65の位置に合わせて配置形成されている。
意匠部67は、ハウジング73と、このハウジング73の室内側に組み付けられるレンズカバー74と、ハウジング73の室内側より操作可能に組み付けられるスイッチ操作部(図示省略)とを備えて構成されている。レンズカバー74は、ハウジング73のサイズに合わせて形成されており、また、ハウジング73に開口する光通過開口部75を覆うことができるようにも形成されている。
ハウジング73は、この室外側で且つ中央位置に機能部68を固定するための機能部固定手段を有している。本実施例における機能部固定手段は、枠部76と、複数のロックアーム77、78とを有している。枠部76の内側には、光通過開口部75が配設されている。このような機能部固定手段における枠部76の外側には、一対の磁石板79と一対のボディ用ロックアーム80とが配設されている。
一対の磁石板79は、略正方形の板状となる永久磁石からなる部材であって、ルーフトリム66の一対の磁石板71の位置に合わせて配設されている。一対の磁石板79は、ルーフトリム66に対する意匠部67の接合面に配設されている。一対の磁石板79は、ルーフトリム66の一対の磁石板71と同様の形状に形成されるとともに、同様に両面テープにてハウジング73に固定されている(他の固定方法は図2を参照)。尚、一対の磁石板79に関し、ルーフトリム66の一対の磁石板71に接合可能となる磁性体(例えば鉄板など)に変更してもよいものとする。
第一磁石接合部81は、磁石の力によりくっつき合う部分を指すものであって、ルーフトリム66における一対の磁石板71の室内側と、意匠部67の一対の磁石板79とにより構成されている。また、第二磁石接合部82も第一磁石接合部81と同様、磁石の力によりくっつき合う部分を指すものであって、ルーフトリム66における一対の磁石板71の室外側と、ボディ62における縁板部64とにより構成されている。第一磁石接合部81及び第二磁石接合部82のそれぞれにおける、くっつき合う力は、ルーフトリム66と意匠部67との組み付け時に外れてしまわないような力に設定されるのは勿論のこと、走行時の振動や何らかの外力が加わった場合でも簡単に外れない力に設定されるようになっている。
一対のボディ用ロックアーム80は、対角線方向に所定の間隔をあけて配設されている。一対のボディ用ロックアーム80は、ルーフトリム66における一対のロックアーム挿通孔72から室外側へ突出する部分として、また、一対のロックアーム挿通孔72を介してボディ62の一対のボディ切り欠き部65に嵌合する部分として形成されている。
機能部68は、ハウジング83と、このハウジング83に装着される図示しないランプ及びスイッチと、ワイヤハーネス84に対する接続部85とを備えて構成されている。機能部68は、意匠部67の枠部76内に収容されるとともに、この収容に伴い複数のロックアーム77、78にて固定されるような形状に形成されている。本実施例の機能部68は、ワンタッチで組み付けられるような形状に形成されている。
次に、上記構成及び構造に基づきながら、ルーフモジュール61に係るルーフトリム66と意匠部67との組み付け、及び、ルーフモジュール61のボディ62への設置について説明をする。尚、意匠部67自体の組み付けに関しては説明を省略するものとする。
ルーフトリム66と意匠部67との組み付け、及び、ボディ62への設置は、以下で説明する第一工程から第三工程を順に経ることにより行われるようになっている。
第一工程では、ルーフトリム66の室内側において、ルーフトリム66の意匠部組付用凹部69と意匠部67とを所定の向きとなるように対向させた後(接合面同士を対向させた後)、第一磁石接合部81を介してルーフトリム66と意匠部67とを接合する組み付け作業を行う。具体的には、磁石板71、79同士のくっつきにて接合(吸着するような接合)をする組み付け作業を行う。ルーフトリム66と意匠部67との位置決めは、意匠部組付用凹部69の形状が意匠部67のサイズに合わせて形成されていることから、また、意匠部組付用凹部69がテーパ86を有するように形成されていることから、スムーズに行われる。ルーフトリム66と意匠部67との接合を行うと、意匠部67のボディ用ロックアーム80は、ルーフトリム66のロックアーム挿通孔72から室外側へ突出する。尚、例えば磁石板71aをS極、磁石板71bをN極とするとともに、磁石板79aをN極、磁石板79bをS極とすると、誤組み付けをすることができるようになる。第一工程は、意匠部67をルーフトリム66に磁石により仮固定するような工程になっている。仮に、意匠部67に大きな力が加わっても意匠部67がルーフトリム66から外れるだけで、ルーフトリム66を痛めるようなことはない。
第二工程では、ルーフトリム66の機能部用開口部70の位置で意匠部67の室外側に機能部68を組み付ける作業を行う。具体的には、意匠部67の枠部76内に機能部68を収容するとともに、複数のロックアーム77、78にて機能部68を固定する組み付け作業を行う。機能部68は、意匠部67に対しワンタッチで固定される。機能部68におけるワイヤハーネス84は、ルーフトリム66の室外側に配索される。機能部68は、スムーズに組み付けられる。機能部68は、ルーフトリム66を挟んで意匠部67に固定される。機能部68と意匠部67とが結合し固定されることにより、室内照明装置としての意匠部67及び機能部68は、ルーフトリム66へ確実に固定される。
第三工程では、ルーフトリム66の室外側において、ルーフトリム66とボディ62とを所定の向きとなるように対向させた後(接合面同士を対向させた後)、第二磁石接合部82を介してルーフトリム66とボディ62とを接合する組み付け作業を行う。具体的には、磁石板71と縁板部64同士のくっつきにて接合(吸着するような接合)をする組み付け作業と、ボディ用ロックアーム80をボディ切り欠き部65に嵌合させる組み付け作業とを行う。
以上、図6を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、磁石の力を利用することから、ルーフトリム66と意匠部67との組み付け性やボディ62に対する組み付け性を良好にすることができ、また、ルーフトリム66と意匠部67との組み付けにあたりロックアームやロック穴を必要としないことから、組付途中でトリム66の破損を生じさせないという効果を奏する(上記実施例1と同様の効果を奏する。上記以外の効果も実施例1と同様であり、ここでは省略するものとする)。
以下、図面を参照しながら実施例4を説明する。図7は本発明に係るルーフモジュールを示す分解斜視図である。
図7において、ルーフモジュール61は、図6のルーフモジュール61(実施例3)に対し第一位置決め部及び第二位置決め部を付加したものとなっている。具体的には、ボディ62の縁板部64に凹部26を形成し、ルーフトリム66の磁石板71に凸部27及び凹部28を形成し、意匠部67の磁石板79に凸部29を形成したものとなっている。図7のルーフモジュール61は、第一位置決め部(28、29)及び第二位置決め部(26、27)を有することから、スムーズに組み付けが行われるようになっている。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
尚、上記説明では、ルーフトリムと意匠部との組み付けを行った後に機能部を組み付けて作業性の向上を図るようにしているが、機能部を意匠部へ組み付けた後にこれらをルーフトリムへ組み付けることを排除するものではないものとする。
1…ルーフモジュール
2…ボディ(自動車金属構造体)
3…コ字枠
4…縁板部
5…ルーフトリム(内装用壁材)
6…意匠部
7…機能部
8…意匠部組付用凹部
9…機能部用開口部(開口部)
10…磁石板(磁石)
11…貫通孔
12…ハウジング
13…レンズカバー
14…光通過開口部
15…枠部
16、17…ロックアーム
18…磁石板(磁石)
19…インサート成形部
20…第一磁石接合部
21…第二磁石接合部
22…ハウジング
23…ワイヤハーネス
24…接続部
25…テーパ
26、28…凹部
27、29…凸部

Claims (4)

  1. 照明機能を有する機能部と、該機能部用の開口部を有する内装用壁材と、前記開口部の位置で前記内装用壁材の室内側に組み付けられる意匠部と、を備えるとともに、前記内装用壁材及び前記意匠部の対向部分を磁石により接合する第一磁石接合部を有し、さらに、前記内装用壁材及び前記意匠部を前記第一磁石接合部により接合した後に、前記意匠部の室外側に前記機能部を組み付けてなる
    ことを特徴とするルーフモジュール。
  2. 請求項1に記載のルーフモジュールにおいて、
    前記内装用壁材の室外側に磁性体である自動車金属構造体に対し磁石により接合する第二磁石接合部をさらに有する
    ことを特徴とするルーフモジュール。
  3. 請求項2に記載のルーフモジュールにおいて、
    前記第一磁石接合部に前記内装用壁材及び前記意匠部の対向位置を合わせる第一位置決め部を設ける、及び/又は、前記第二磁石接合部に前記自動車金属構造体との対向位置を合わせる第二位置決め部を設ける
    ことを特徴とするルーフモジュール。
  4. 第一工程から第三工程を含み、
    前記第一工程は、内装用壁材の室内側かつ開口部の位置で前記内装用壁材と意匠部とを対向させた後、第一磁石接合部を介して前記内装用壁材及び前記意匠部を磁石により接合する工程であり、
    前記第二工程は、前記意匠部の室外側に機能部を組み付ける工程であり、
    前記第三工程は、前記内装用壁材の室外側に設けられる第二磁石接合部を介して磁性体である自動車金属構造体の所定位置に自身を磁石により接合して設置する工程である
    ことを特徴とするルーフモジュールの組付設置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2520415A (en) * 2014-10-07 2015-05-20 Daimler Ag Method for evaluating and optimizing a magnetic attachment of a headliner to a roof of a vehicle
CN104806956A (zh) * 2015-05-08 2015-07-29 王蔚昊 可拆卸式多功能车内顶灯
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