JP3144237U - 溝蓋固定用金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】溝蓋と側溝を固定する溝蓋固定用金具を提供する。
【解決手段】側溝１等へ敷設する溝蓋２の溝蓋固定用金具５において、固定金具５の板状の接着面に接着剤を付着させ、側溝１に該固定金具５を嵌着させる。該固定金具５の突出部にはリンク機構等で鎖やワイヤー等の連結部材４が設けられており、連結部材４の他端は溝蓋２の連結金具３に連結、もしくは溶接されている。
【選択図】図３
【解決手段】側溝１等へ敷設する溝蓋２の溝蓋固定用金具５において、固定金具５の板状の接着面に接着剤を付着させ、側溝１に該固定金具５を嵌着させる。該固定金具５の突出部にはリンク機構等で鎖やワイヤー等の連結部材４が設けられており、連結部材４の他端は溝蓋２の連結金具３に連結、もしくは溶接されている。
【選択図】図３
Description
本考案は、側溝等に敷設される溝蓋の固定用金具に関する。
溝蓋を跳ね上がり防止や盗難防止の目的で道路等に固定する場合がある。
道路等に設けられた側溝等には溝蓋が敷設され、側溝内側へ突出させたアンカーを側溝に設け、溝蓋とアンカーを鎖やワイヤー等の連結部材で連結させた構造となっている。
実用新案登録第３１３４６９４号公報
実公平２−４８５４６号公報
道路等に設けられた側溝等には溝蓋が敷設され、側溝内側へ突出させたアンカーを側溝に設け、溝蓋とアンカーを鎖やワイヤー等の連結部材で連結させた構造となっている。
図６に示すように、従来の溝蓋固定用アンカー（７）は、側溝（１）にあらかじめアンカー（７）を埋め込む必要があった。図示しないが既設で使用されている溝蓋を後施工で側溝に固定する際は、側溝に穴を設けて金属拡張アンカーを挿嵌するか、穴に樹脂等を流し込み、そこへ棒状のアンカーを挿嵌していたが、アンカー埋設作業は側溝内等狭い場所で行うので非常に施工性が悪くコストがかかっている。
請求項1に係る考案は、側溝に敷設される溝蓋の固定用金具において、接着面を板状とし、接着面に接着剤を付着させて側溝に嵌着する事を特徴としている。
請求項２に係る考案は、請求項１に係る考案において、接着面に孔を設ける事を特徴としている。
請求項３に係る考案は、請求項１と請求項２に係る考案において、接着面に凹凸部を設ける事を特徴としている。
請求項１に係る考案によると、固定金具の接着面を板状とする事で接着面を広くとる事ができ、接着剤で該固定金具を側溝に嵌着させる事により、側溝に従来のような棒状アンカーを挿嵌するための穴を設ける必要がなく、既存の側溝に何ら手を加える事なく使用でき、溝蓋を側溝に固定する施工時間の大幅な短縮が可能となる。
請求項２に係る考案によると、固定金具の接着面に孔を設ける事によって、孔に接着剤が入り込み、該固定金具と接着剤が嵌合し接着効果が増し、該金具が接着剤から離脱する万が一の事態を防止する事が可能である。
請求項３に係る考案においても請求項２の効果同様、固定金具接着面に凹凸部を設ける事で該固定金具と接着剤が嵌合し接着効果が増す。
請求項２に係る考案によると、固定金具の接着面に孔を設ける事によって、孔に接着剤が入り込み、該固定金具と接着剤が嵌合し接着効果が増し、該金具が接着剤から離脱する万が一の事態を防止する事が可能である。
請求項３に係る考案においても請求項２の効果同様、固定金具接着面に凹凸部を設ける事で該固定金具と接着剤が嵌合し接着効果が増す。
以下、本考案の実施形態の溝蓋固定用金具について図面により説明する。
図１に示すように底壁（１１）の両側から側壁（１２，１２）が起立して上方が開口した断面コの字型側溝本体（１）の上方開口部に溝蓋（２）を設置する前記側溝（１）と溝蓋（２）の溝蓋固定用金具（５）において、固定金具の接着面（５２）に接着剤（６）を付着させ、側溝側面（１２）に該固定金具（５）を嵌着させる。図２に示すように固定金具突出部（５１）には例えばリンク機構等を使用して鎖やワイヤー等の連結部材（４）が固定されており、連結部材（４）の他端は溝蓋（２）の連結金具（３）に連結、もしくは溶接によって溝蓋本体に嵌着されている。図４に示すように固定金具接着面（５２）は板状とするが、図５（ａ）に示すように接着面（５２）に孔（５３）を設けてもよい。孔（５３）の大きさ、形状、数については、固定金具設置箇所の条件に応じて自由に設計変更が可能である。図５（ｂ）に示すように接着面（５２）に凹凸部（５４）を設けてもよい。凹凸部（５４）の形状についても固定金具設置箇所の条件によって自由に設計変更が可能である。図示しないが固定金具接着面は実施形態の矩形状に限らず、円形状でもよい。
図１に示すように底壁（１１）の両側から側壁（１２，１２）が起立して上方が開口した断面コの字型側溝本体（１）の上方開口部に溝蓋（２）を設置する前記側溝（１）と溝蓋（２）の溝蓋固定用金具（５）において、固定金具の接着面（５２）に接着剤（６）を付着させ、側溝側面（１２）に該固定金具（５）を嵌着させる。図２に示すように固定金具突出部（５１）には例えばリンク機構等を使用して鎖やワイヤー等の連結部材（４）が固定されており、連結部材（４）の他端は溝蓋（２）の連結金具（３）に連結、もしくは溶接によって溝蓋本体に嵌着されている。図４に示すように固定金具接着面（５２）は板状とするが、図５（ａ）に示すように接着面（５２）に孔（５３）を設けてもよい。孔（５３）の大きさ、形状、数については、固定金具設置箇所の条件に応じて自由に設計変更が可能である。図５（ｂ）に示すように接着面（５２）に凹凸部（５４）を設けてもよい。凹凸部（５４）の形状についても固定金具設置箇所の条件によって自由に設計変更が可能である。図示しないが固定金具接着面は実施形態の矩形状に限らず、円形状でもよい。
１ 側溝
１１・・・底壁
１２・・・側壁
２ 溝蓋
３ 連結金具
４ 連結部材
５ 固定金具
５１・・・突出部
５２・・・接着面
５３・・・孔
５４・・・凹凸部
６ 接着剤
７ アンカー
１１・・・底壁
１２・・・側壁
２ 溝蓋
３ 連結金具
４ 連結部材
５ 固定金具
５１・・・突出部
５２・・・接着面
５３・・・孔
５４・・・凹凸部
６ 接着剤
７ アンカー
Claims (3)
- 側溝等に敷設される溝蓋と側溝において、接着面を板状とし、接着面に接着剤を付着させて側溝に嵌着する事を特徴とした溝蓋固定用金具。
- 接着面に孔を設けた事を特徴とした請求項１記載の溝蓋固定用金具。
- 接着面に凹凸部を設けた事を特徴とした請求項１又は２記載の溝蓋固定用金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008003881U JP3144237U (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 溝蓋固定用金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008003881U JP3144237U (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 溝蓋固定用金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3144237U true JP3144237U (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=43294110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008003881U Expired - Lifetime JP3144237U (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 溝蓋固定用金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144237U (ja) |
-
2008
- 2008-06-10 JP JP2008003881U patent/JP3144237U/ja not_active Expired - Lifetime
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