JP5095462B2 - 車両のエンジン冷却装置 - Google Patents
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Description
他方、近年の水冷エンジンの中には、エンジン温間時にはサーモスタットの主流出部から延びる主流出路を介してラジエータの上流側タンクに冷却水を流す一方、エンジン冷間時には前記主流出部が閉じると共にサーモスタットの副流出部から延びる副流出路を介してウォータポンプの吸入部に冷却水を流すものもある。この場合、ウォータポンプの吸入部にラジエータの下流側タンクからの流出路と前記副流出路とが並列に接続されることとなり、これら各流出路の重複による冷却水路の煩雑化が生じていた。
また、上記水冷エンジンの中には、水温計等の制御に対応する水温センサをサーモスタットに設ける一方、ラジエータファンの制御に対応する水温センサをラジエータの下流側タンクに別途設けたものがあり、これら複数の水温センサの統合が要望されていた。
そこでこの発明は、車両のエンジン冷却装置において、エンジン冷間時の冷却水温のバラツキを抑え、冷却水路の簡素化を図り、水温センサを合理的に統合することを目的とする。
また、エンジン冷間時における冷却水路内での冷却水の滞留をなくし、該冷却水の温度バラツキを解消することで、エンジン温度としての冷却水温の管理をより正確に行うことができる。
さらに、サーモスタットの副流出部から延びる副流出路をラジエータの下流側タンクに接続することで、ウォータポンプの吸入部周辺におけるラジエータの下流側タンクからの流出路と前記副流出路との重複をなくし、冷却水路の簡素化を図ることができる。
また、ラジエータの下流側タンクに従来設けていたラジエータファン駆動用の水温センサをなくすことが可能となり、既存のラジエータの下流側タンクに設けた水温センサ取り付け用の開口を、前記副流出路の接続部として利用することができ、既存のラジエータを少ない加工で流用可能としてコストダウンを図ることができる。
一方、後排気管26bは、後シリンダ24のシリンダヘッド24aの後部から斜め後下方に延出した後にスイングアーム11のピボット軸11aの後方で湾曲して下方に延び、左右ピボットプレート9の下端部近傍(前排気管26aの後端部(延出先端部)近傍)で湾曲して略水平となって前方に延びた後、さらに後方に折り返すように湾曲して延びる。
クランクケース22の後部内には不図示のクラッチ機構及び変速機が収容され、該クラッチ機構及び変速機を介して、前記クランク軸22aの回転動力がクランクケース22の後部左側に出力され、かつ例えばチェーンドライブ式の伝動機構を介して後輪12に伝達される。
クランクケース22の下部左側には、エンジン冷却水(クーラント)を循環させるウォータポンプ34が取り付けられる。ウォータポンプ34は、ハウジング34a内に羽根車を収容した渦巻ポンプであり、エンジン21の運転(クランク軸22aの回転)に伴い回転駆動し、冷却水を吸入、吐出してこれを循環させる。
なお、ラジエータ導入ホース46におけるサーモスタット41から上方に延びた後の折り返し部分には、リザーバ用パイプジョイント46aが介装される(図4参照)。リザーバ用パイプジョイント46aは左右メインフレーム7の前部間に配設された不図示のリザーバタンクに接続され、冷却水路内の冷却水が増加した際にはこれを前記リザーバタンクに戻し、冷却水が減少した際にはその分をリザーバタンクから補給可能とする。
図3を参照し、サーモスタット本体43は、冷却水の温度変化により熱膨張又は収縮する熱膨張体を内蔵し、該熱膨張体の体積変化により主弁体43a及び副弁体43bを一体的に往復動させることで、前記主流出部45及び副流出部51をそれぞれ開閉する温度感知式の自動弁である。
これにより、サーモスタット41のケーシング42内に流入した冷却水が、エンジン冷間時には副流出部51より下流側タンク31bに向けて流出し、エンジン温間時には主流出部45より上流側タンク31aに向けて流出する。
まず、エンジン21の運転に伴いウォータポンプ34が作動して冷却水を吐出すると、該冷却水が冷却水導入パイプ36を介して前後シリンダ23,24のウォータジャケットW内に導入され、前後シリンダ23,24が発する熱を吸収した後に、前後冷却水導出ホース39を介してサーモスタット41のケーシング42内に導入される。
なお、長時間の停車等により冷却水温が所定の上限値を超えると、前記ラジエータファン31dが作動してラジエータコア31cに強制的に外気を導入し、冷却水の放熱を促進してエンジン21のオーバーヒートを抑止する。
また、エンジン冷間時における冷却水路内での冷却水の滞留をなくし、該冷却水の温度バラツキを解消することで、エンジン温度としての冷却水温の管理をより正確に行うことができる。
さらに、サーモスタット41の副流出部51から延びる副流出路(バイパスホース52)をラジエータ31の下流側タンク31bに接続することで、ウォータポンプ34の吸入部50周辺におけるラジエータ31の下流側タンク31bからの流出路と前記副流出路との重複をなくし、冷却水路の簡素化を図ることができる。
また、ラジエータ31の下流側タンク31bに従来設けていたラジエータファン31d駆動用の水温センサをなくすことが可能となり、既存のラジエータ31の下流側タンク31bに設けた水温センサ取り付け用の開口を、前記副流出路の接続部として利用することができ、既存のラジエータ31を少ない加工で流用可能としてコストダウンを図ることができる。
また、二気筒を超えるV型多気筒エンジンや並列複数気筒エンジン、単気筒エンジン、クランク軸を車両前後方向に沿わせた縦置きエンジン等、各種形式のエンジンに適用してもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、三輪又は四輪の車両にも適用できることはもちろん、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
21 エンジン
31 ラジエータ
31a 上流側タンク
31b 下流側タンク
31c ラジエータコア(熱交換部)
31d ラジエータファン
34 ウォータポンプ
35 吐出部
37 流入部
38 流出部
41 サーモスタット
44 流入部
45 主流出部
46 ラジエータ導入ホース(主流出路)
50吸入部
51 副流出部
52 バイパスホース(副流出路)
54 水温センサ
W ウォータジャケット
Claims (1)
- ヘッドパイプ(6)の後方に左右メインフレーム(7)が左右に分岐するように延びる車体フレーム(5)を備える自動二輪車(1)に適用され、
エンジン(21)と連動するウォータポンプ(34)の吐出部(35)が該エンジン(21)のウォータジャケット(W)の流入部(37)に接続され、該ウォータジャケット(W)の流出部(38)がサーモスタット(41)を介してラジエータ(31)の熱交換部(31c)の上流側である上流側タンク(31a)に接続され、該ラジエータ(31)の熱交換部(31c)の下流側である下流側タンク(31b)が前記ウォータポンプ(34)の吸入部(50)に接続される車両のエンジン冷却装置において、
エンジン温間時には前記サーモスタット(41)の主流出部(45)から延びる主流出路(46)を介して前記ラジエータ(31)の上流側タンク(31a)に冷却水を流す一方、エンジン冷間時には前記主流出部(45)を閉じると共に前記サーモスタット(41)の副流出部(51)から延びる副流出路(52)を介して前記ラジエータ(31)の下流側タンク(31b)に冷却水を流し、
前記サーモスタット(41)には前記ウォータジャケット(W)からの流入部(44)側の冷却水温を検出する水温センサ(54)を設け、該水温センサ(54)の検出結果に基づきラジエータファン(31d)を駆動し、
前記サーモスタット(41)が前記ウォータポンプ(34)に対してよりも前記ラジエータ(31)の下流側タンク(31b)に対して近付いて配置され、
前記ラジエータ(31)の上部には上支持ブラケット(32)が固設され、該上支持ブラケット(32)は前記左右メインフレーム(7)の前端部下側に支持され、
前記ラジエータ(31)は冷却水が左右方向に流れる横流れ型であり、
前記上流側タンク(31a)は車両左右方向一側に配され、前記下流側タンク(31b)は車両左右方向他側に配され、
前記下流側タンク(31b)には、冷却水を前記ウォータポンプ(34)へと導くラジエータ導出ホース(49)が車両側面視で前記メインフレーム(7)から下方に離間した位置で接続される下流側流出部(48)と、該下流側流出部(48)の直ぐ上方に位置して前記副流出路(52)から冷却水が導かれる下流側流入部(53)とが設けられることを特徴とする車両のエンジン冷却装置。
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