JP5095261B2 - カテーテルを有する医療器具 - Google Patents
カテーテルを有する医療器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5095261B2 JP5095261B2 JP2007125943A JP2007125943A JP5095261B2 JP 5095261 B2 JP5095261 B2 JP 5095261B2 JP 2007125943 A JP2007125943 A JP 2007125943A JP 2007125943 A JP2007125943 A JP 2007125943A JP 5095261 B2 JP5095261 B2 JP 5095261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode pair
- body cavity
- pod
- voltage
- medical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/31—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the rectum, e.g. proctoscopes, sigmoidoscopes, colonoscopes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00147—Holding or positioning arrangements
- A61B1/00156—Holding or positioning arrangements using self propulsion
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/041—Capsule endoscopes for imaging
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/0105—Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning
- A61M25/0116—Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning self-propelled, e.g. autonomous robots
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/05—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by the image sensor, e.g. camera, being in the distal end portion
Description
〔発明の分野〕
本発明は、一般に医療器具に関するもので、さらに詳しくは、医療用カテーテルを有する医療器具、および医療用カテーテルの使用方法に関する。
本発明は、一般に医療器具に関するもので、さらに詳しくは、医療用カテーテルを有する医療器具、および医療用カテーテルの使用方法に関する。
〔発明の背景〕
これまでに知られているカテーテルの例は、内視鏡の柔軟な挿入チューブ（結腸鏡および小腸内視鏡の柔軟な挿入チューブを含む）を含むが、これに制約されない。挿入チューブは、関節運動可能な遠位端部を有し、この遠位端部は、内視鏡のハンドル部分に取り付けられたノブを制御するために、この遠位端部から延びるワイヤによって制御される。挿入チューブ遠位端に取り付けられた広角ビデオカメラにより、医学的観察が可能になる。医療用針尖刃（medical needle-knife）、または医療用スネアなどの医療装置は、内視鏡システムの一部で、内視鏡の挿入チューブの作業チャンネル内に挿入可能であり、医療処置のため、遠位端部から延びるように移動可能である。使用に際し、挿入チューブの遠位端は、患者の体腔内に挿入される。使用者は、近位のチューブ部分を手動で押し進めて、挿入チューブの遠位端を体腔内で前進させ、医療観察および／または医療処置を行う。結腸などの蛇行する体腔内では、挿入チューブの関節運動可能な遠位端が、体腔内で整列しない場合があり、かつ体腔組織によりさらなる前進が阻害される場合がある。この際、使用者が近位のチューブ部分をさらに押し込むと、挿入チューブは好ましくないループを形成し、使用者は、挿入チューブの遠位端の再整列、および体腔内での挿入チューブのさらなる前進の前に、このループを修正しなければならない。米国特許第６，８６６，６２６号は、臍孔の遠位端に接続された自動推進型カプセルを用いた結腸鏡検査の実行を開示しており、このカプセルの電極は、結腸の筋肉組織（muscular colon tissue）を刺激して収縮させ、これにより結腸内のカプセルを前進させる。
これまでに知られているカテーテルの例は、内視鏡の柔軟な挿入チューブ（結腸鏡および小腸内視鏡の柔軟な挿入チューブを含む）を含むが、これに制約されない。挿入チューブは、関節運動可能な遠位端部を有し、この遠位端部は、内視鏡のハンドル部分に取り付けられたノブを制御するために、この遠位端部から延びるワイヤによって制御される。挿入チューブ遠位端に取り付けられた広角ビデオカメラにより、医学的観察が可能になる。医療用針尖刃（medical needle-knife）、または医療用スネアなどの医療装置は、内視鏡システムの一部で、内視鏡の挿入チューブの作業チャンネル内に挿入可能であり、医療処置のため、遠位端部から延びるように移動可能である。使用に際し、挿入チューブの遠位端は、患者の体腔内に挿入される。使用者は、近位のチューブ部分を手動で押し進めて、挿入チューブの遠位端を体腔内で前進させ、医療観察および／または医療処置を行う。結腸などの蛇行する体腔内では、挿入チューブの関節運動可能な遠位端が、体腔内で整列しない場合があり、かつ体腔組織によりさらなる前進が阻害される場合がある。この際、使用者が近位のチューブ部分をさらに押し込むと、挿入チューブは好ましくないループを形成し、使用者は、挿入チューブの遠位端の再整列、および体腔内での挿入チューブのさらなる前進の前に、このループを修正しなければならない。米国特許第６，８６６，６２６号は、臍孔の遠位端に接続された自動推進型カプセルを用いた結腸鏡検査の実行を開示しており、このカプセルの電極は、結腸の筋肉組織（muscular colon tissue）を刺激して収縮させ、これにより結腸内のカプセルを前進させる。
しかしながら、今なお科学者、および技術者は、カテーテルを有する改良された医療器具、およびカテーテルを使用するための改良された方法を求め続けている。
〔発明の概要〕
本発明の一つの実施形態の第一表現（first expression）は、医療用カテーテルを含む医療用器具のためのものである。前記医療用カテーテルは、遠位端、中心線、周囲に突出した第一ポッド、および周囲に突出した第二ポッドを有する。前記遠位端は、患者の体腔内であって、前記体腔を囲む筋肉体腔組織（muscular lumen tissue）を有する、体腔内に挿入可能である。前記中心線は、前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に、長さ方向軸を定める。前記第一ポッドは、第一表面部分を備える第一外表面を有する。前記第一表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧を印加することができる第一電極対を含む。前記第一表面部分は、電圧が印加された第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮した際に、体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する。前記第二ポッドは、第二表面部分を備える第二外表面を有する。前記第二表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧を印加することができる第二電極対を含む。前記第二表面部分は、電圧が印加された第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮した際に、体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有する。前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れている。
本発明の一つの実施形態の第一表現（first expression）は、医療用カテーテルを含む医療用器具のためのものである。前記医療用カテーテルは、遠位端、中心線、周囲に突出した第一ポッド、および周囲に突出した第二ポッドを有する。前記遠位端は、患者の体腔内であって、前記体腔を囲む筋肉体腔組織（muscular lumen tissue）を有する、体腔内に挿入可能である。前記中心線は、前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に、長さ方向軸を定める。前記第一ポッドは、第一表面部分を備える第一外表面を有する。前記第一表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧を印加することができる第一電極対を含む。前記第一表面部分は、電圧が印加された第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮した際に、体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する。前記第二ポッドは、第二表面部分を備える第二外表面を有する。前記第二表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧を印加することができる第二電極対を含む。前記第二表面部分は、電圧が印加された第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮した際に、体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有する。前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れている。
本発明の代替実施形態の第一表現は、医療用カテーテルと制御器とを含む医療用器具のためのものである。前記医療用カテーテルは、シースであり、柔軟な内視鏡挿入チューブの周りに取り付けるように構成されている。取り付けられた前記医療用カテーテルは、遠位端、中心線、周囲に突出した第一ポッド、および周囲に突出した第二ポッドを含む。前記遠位端は、患者の体腔内であって、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、体腔内に挿入可能である。前記中心線は、取り付けられた前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に、長さ方向軸を定める。前記第一ポッドは、第一表面部分を備える第一外表面を有する。前記第一表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧を印加することができる第一電極対を含む。前記第一表面部分は、電圧が印加された第一電極対と接触する筋肉体腔組織が収縮した際に、体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する。前記第二ポッドは、第二表面部分を備える第二外表面を有する。前記第二表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧を印加することができる第二電極対を含む。前記第二表面部分は、電圧が印加された第二電極対と接触する筋肉体腔組織が収縮した際に、体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有する。前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れている。制御器は、前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第一電極対に電圧を印加するように構成され、かつ前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第二電極対に電圧を印加するように構成される。
本発明の方法は、医療用カテーテルを使用するためのものである。前記医療用カテーテルは、遠位端、中心線、周囲に突出した第一ポッド、および周囲に突出した第二ポッドを含む。前記遠位端は、患者の体腔内であって、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する体腔内に挿入可能である。前記中心線は、前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に、長さ方向軸を定める。前記第一ポッドは、第一表面部分を備える第一外表面を有する。前記第一表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧を印加することができる第一電極対を含む。前記第一表面部分は、電圧が印加された第一電極対と接触する筋肉体腔組織が収縮した際に、体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する。前記第一ポッドは、膨張可能な第一バルーンを含み、第一外表面は、前記第一バルーンの膨張した外表面である。前記第二ポッドは、第二表面部分を備える第二外表面を有する。前記第二表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧を印加することができる第二電極対を含む。前記第二表面部分は、電圧が印加された第二電極対と接触する筋肉体腔組織が収縮した際に、体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有する。前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れている。前記第二ポッドは、膨張可能な第二バルーンを含み、第二外表面は、前記第二バルーンの膨張した外表面である。前記の方法は、前記遠位端を体腔内に挿入する工程を含む。前記方法はまた、前記第一および第二バルーンが収縮し、かつ前記第一および第二電極対に電圧が印加されていない状態で、前記医療用カテーテルを体腔内で第一距離だけ手動で前進させる工程を含む。前記方法はさらに、前記第一および第二バルーンを膨張させる工程を含む。前記方法はさらに、前記第一バルーンを膨張させた後、第一電極対に電圧を印加する工程を含む。前記方法はさらに、前記第二バルーンを膨張させた後、第二電極対に電圧を印加する工程を含む。
本発明のいくつかの実施形態の表現のうち１つ以上、および方法から、いくつかの利点と優位性が得られる。一つの例において、当業者であれば理解することができるように、ポッドが遠位端に近接して配置されることにより、自己前進型医療用カテーテルが、好ましくないループを形成しないようにすることができる。同一の、または異なる例において、各ポッドは、電極を支持する膨張可能なバルーンを含み、このバルーンは、当該医療用カテーテルを体腔内で手動で前進させることが望ましい場合には、収縮され（結果として、体腔内において前記カテーテルの横断面の寸法を小さくし）、医療用カテーテルを体腔内で自己前進させることが望ましい場合にのみ、膨張される。同一の、または異なる例において、制御器は、第一および第二電極対に対し同時または逐次に電圧を印加し、これにより、単一の電極対によって実行できるよりも速く体腔内で前進させるようにすることができ、前記電極対は、長さ方向に、ある距離を置いており、一つの電極対によって収縮した筋肉体腔組織が、自己前進する次の電極対が同一の筋肉体腔組織に到達するまでに弛緩するのに十分な時間を有することを確実にする。同一の、または異なる例において、医療用カテーテルは、既存の内視鏡挿入チューブの周りに取り付けられたシースであり、既存の内視鏡の性能を向上させるためのものである。
〔発明の詳細な説明〕
本発明を詳細に説明する前に、本発明は、その適用または使用において、添付の図面および説明に例示された部品の構造ならびに配列の詳細に限定されるものではないことに注意すべきである。本発明の例示的な実施形態は、他の実施形態において実行されるか、または他の実施形態に組み込まれることができ、様々な方法で実践、または実施することができる。さらに、特に示されていない限り、本明細書に用いる用語、および表現は、読み手の便宜のために、本発明の例示的実施形態を説明する目的で選択され、本発明を限定する目的のためではない。
本発明を詳細に説明する前に、本発明は、その適用または使用において、添付の図面および説明に例示された部品の構造ならびに配列の詳細に限定されるものではないことに注意すべきである。本発明の例示的な実施形態は、他の実施形態において実行されるか、または他の実施形態に組み込まれることができ、様々な方法で実践、または実施することができる。さらに、特に示されていない限り、本明細書に用いる用語、および表現は、読み手の便宜のために、本発明の例示的実施形態を説明する目的で選択され、本発明を限定する目的のためではない。
以下に記載される表現、実施形態、実施例等のうち任意の１つ以上は、他の以下に記載される表現、実施形態、実施例等のうち任意の１つ以上と組み合わせることが可能であることが理解される。
まず、図面を参照すると、全体にわたって同様の符号が同様の要素を表しており、図１〜図５は、本発明の実施形態を示す。図１〜図５の実施形態の第一表現は、医療用カテーテル１２を含む医療器具１０である。医療用カテーテル１２は、遠位端１４、中心線１６、周囲に突出した第一ポッド１８、および周囲に突出した第二ポッド２０を有する。この遠位端２０は、患者の体腔２２であって、この体腔２２を囲む筋肉体腔組織２４を有する、体腔２２内に挿入することができる。中心線１６は、医療用カテーテル１２が曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める。第１のポッド１８は、第一表面部分２８を備える第一外表面２６を有する。第一表面部分２８は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極３２および３４の、電圧を印加することができる第一電極対３０を含む。第一表面部分２８は、電圧が印加された第一電極対３０に接触する筋肉体腔組織２４が収縮する際に、第一ポッド１８（したがって、医療用カテーテル１２）を体腔２２内で前進させるように構成された形状を有する。第二ポッド２０は、第二表面部分３８を備える第二外表面３６を有する。第二表面部分３８は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極４２および４４の、電圧を印加することができる第二電極対４０を含む。第二表面部分３８は、電圧が印加された第二電極対４０に接触する筋肉体腔組織２４が収縮する際に、第二ポッド２０（したがって、医療用カテーテル１２）を体腔２２内で前進させるように構成された形状を有する。第二ポッド２０は、第一ポッド１８から近位に長さ方向に離間している。
図１〜図５の実施形態の第一表現の一つの展開において、第一ポッド１８は、遠位端１４に近接して配置されている。一変形体では、第一ポッド１８は、遠位端１４に配置されている。一変形体では、第一および第二ポッド１８、２０は、外周全体にある突出部（fully-circumferential protrusions）である。一つの変更例において、第一および第二表面部分２８、３８は、傾斜面（図２に示すように近位に先細になる円錐形状を有する表面など）であり、収縮した筋肉体腔組織２４が傾斜面に力を加え、医療用カテーテル１２を体腔２２内で前進させる。これは熟練者であれば理解することができるであろう。他の表面形状は、当業者にゆだねられる。ある例証では、第一および第二表面部分２８，３８はそれぞれ、少なくとも１つの追加の電極対（図示せず）を有する。
図１〜図５の実施形態の第一表現の第一の実行では、医療用カテーテル１２は、作業チャンネル４７を有する柔軟な内視鏡挿入チューブ４６である。一つの変形例では、内視鏡挿入チューブ４６は、遠位端１４に配置された視覚化装置４８を含む。一つの変更例では、内視鏡挿入チューブ４６は、遠位端１４に配置された照明装置４９を含む。
図６〜図８の第一の代替的実施形態に示す第二の実行において、医療用カテーテル１１２は、シース１５０であり、作業チャンネル１４７を有する柔軟な内視鏡挿入チューブ１４６の周りに取り付けるように構成されている。一つの変形例では、この内視鏡挿入チューブ１４６は、遠位端１１４に配置された視覚化装置１４８を含む。一つの変更例では、内視鏡挿入チューブ１４６は、遠位端１１４に配置された照明装置１４９を含む。
図１〜図５の実施形態の第一表現の第一使用可能状態（first enablement）において、第一および第二外表面２６、３６は、体腔２２内に配置されると、実質的に一定の形状（fixed shape）を有する。したがって、この使用可能状態では、第一および第二外表面２６、３６は、体腔２２内部にある場合、および体腔２２内を動く際、実質的に変形不可能である。
図９の第二の代替的実施形態に示される、第二使用可能状態おいて、第一ポッド２１８は、膨張可能な第一バルーン２５２を含み、第一外表面２２６は、第一バルーン２５２の膨張した外表面であり、第二ポッド２２０は、膨張可能な第二バルーン２５４を含み、第二外表面２３６は、第二バルーン２５４の膨張した外表面である。ある構造では、医療用カテーテル２１２は、第一バルーン２５２と流体連通する第一膨張内腔２５３、および、第二バルーン２５４と流体連通する第二膨張内腔２５５を含む。
図1〜図５の実施形態の第一表現の一つの拡張（extension）では、医療器具１０はまた、制御器５６を含み、この制御器５６は、第一電極対３０に電圧を印加してこの第一電極対３０に接触する筋肉体腔組織２４を収縮させるように構成され、なおかつ第二電極対４０に電圧を印加してこの第二電極対４０に接触する筋肉体腔組織２４を収縮させるように構成されている。一例では、医療器具１０には、医療用カテーテル１２の近位端６０に取り付けられたハンドピース５８が含まれており、前記ハンドピース５８は、制御器５６を含み、この制御器５６は、使用者がこれを作動させるためのボタン６２を有する。図５に示すように一つの変形例では、ワイヤ６４が、制御器５６を電極３２，３４，４２および４４に接続している。一つの例示において、制御器５６は、ワイヤ６４を用いて電極３２および４２に正の直流電圧を、また電極３４および４４に負の直流電圧を、例えば５０Ｈｚなど所定の周波数で印加する。
第一の適用において、制御器５６は、この制御器５６が使用者によって作動される限り、第一および第二電極対３０および４０に対し実質的に同時に電圧を印加するように構成される。この適用では、同時の電圧印加によって、医療用カテーテル１２が体腔２２内を進む速度は、予め決められた速度であり、電圧印加された電極３２，３４，４２および４４ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織２４が弛緩するまでの時間は、予め決められた時間である（例えば、実験によって決められた速度、および時間など）。この適用において、第一および第二電極対３０および４０は、長さ方向に隣接した電極対である（長さ方向に干渉する電極対はないことを意味する）。この適用では、第一および第二電極対３０および４０は、長さ方向に所与の距離を置き離れている。前記距離は、第一電極対３０によって接触された体腔２２の長さ方向の位置（longitudinal location）にある、収縮した筋肉体腔組織２４が、第一電極対３０がその長さ方向の位置を通過した後で、かつ前進する第二電極対４０がその長さ方向の位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される。一つの例示では、収縮した筋肉体腔組織２４は、このような距離が少なくとも５ｃｍの場合には、弛緩した状態に少なくとも達し得る。一つの例において、制御器５６は、予め決められた周波数（例えば５０Ｈｚなど）で、継続した時間（例えば、医療用カテーテル１２の遠位端１４が体腔２２内の遠位端１４の最終位置に到達するまでの時間）にわたって、第一および第二電極対３０および４０に実質的に同時に電圧印加する。
第二の適用では、制御器５６は、この制御器５６が使用者によって作動される限り、第一および第二電極対３０および４０に対し、電圧を順次印加するように構成される。この適用では、順次的な電圧印加によって医療用カテーテル１２が体腔２２内を進む速度は、予め決められた速度であり、電圧印加された電極３２，３４，４２および４４ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織２４が弛緩するまでの時間は、予め決められた時間である（例えば、実験によって決められた速度、および時間など）。この適用において、第一および第二電極対３０および４０は、長さ方向に隣接した電極対である（長さ方向に干渉する電極対はないことを意味する）。この適用では、第一および第二電極対３０および４０は、長さ方向に所与の距離を置き離れている。前記距離は、第一電極対３０によって接触された体腔２２の長さ方向の位置にある、収縮した筋肉体腔組織２４が、第一電極対３０がその長さ方向の位置を通過した後で、かつ前進する第二電極対４０がその長さ方向の位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される。一つの例示では、収縮した筋肉体腔組織２４は、このような距離が少なくとも５ｃｍの場合に、弛緩した状態に少なくとも達する。一例では、制御器５６は、第一電極対３０を所与の時間（例えば５秒間）にわたって電圧印加し、次に、所与の時間（例えば５秒間）にわたって第一電極対３０を遮断し、その後第二電極対４０を所与の時間（例えば５秒間）にわたって電圧印加し、次に所与の時間（例えば５秒間）にわたって第二電極対４０を遮断し、その後第一電極対３０を所与の時間（例えば５秒間）にわたって電圧印加し、次に、所与の時間（例えば５秒間）にわたって第一電極対３０を遮断し、その後、第二電極対４０を所与の時間（例えば５秒間）にわたって電圧印加し、次に所与の時間（例えば５秒間）にわたって第二電極対４０を遮断するなどして、電圧印加された電極３２，３４，４２および４４ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織２４が弛緩するのに要する時間の間、第一電極対３０は、体腔組織２４の位置を離れ、第二電極対４０が、同じ体腔組織位置に接触する。
本出願人は、第一および第二ポッド１８および２０の適切な長さ方向の間隔により、このような間隔によって、第二ポッド２０は、先に接触していた第一ポッド１８によりいまだに収縮された状態にある筋肉体腔組織２４に遭遇することが防がれるため、複数のポッドを有する医療用カテーテル１２を実現することができることを最初に認識したことに注意されたい。
図６〜図８の代替実施形態の第一表現は、医療用カテーテル１１２と制御器１５６とを含む医療器具１１０のためのものである。医療用カテーテル１１２は、シース１５０であり、柔軟な内視鏡挿入チューブ１４６の周りに取り付けるように構成されている。取り付けられた医療用カテーテル１１２は、段落［００１０］で医療用カテーテル１２について説明したように、遠位端１１４、中心線１１６、電極１３２および１３４を含む、周囲に突出した第一ポッド１１２、ならびに電極１４２および１４４を含む、周囲に突出した第二ポッド１２０を有する。制御器１５６は、第一電極対１３０に接触する筋肉体腔組織（図２に２４として示される）を収縮させるために前記第一電極対１３０に電圧を印加するように構成され、なおかつ、第二電極対１４０に接触する筋肉体腔組織（図２に２４として示される）を収縮させるために前記第二電極対１４０に電圧を印加するように構成される。
図６〜図８の代替実施形態の第一表現にも、図１〜図５の実施形態の第一表現の第二の使用可能状態、拡張、適用などが等しく適用可能であることに注意されたい。
本発明の方法は、医療用カテーテル２１２を使用するためのものであり、この医療用カテーテル２１２は、段落［００１０］で医療用カテーテル１２について説明されたとおりであり、段落［００１４］で説明されたような第二の使用可能状態を備える。この方法には、遠位端２１４を体腔（図２に２２として示される）に挿入する工程が含まれる。この方法には、第一および第二バルーン２５２および２５４を収縮させ、且つ（周囲方向に間隔を置いて配置された電極２３２と２３４、および２４２と２４４である）第一および第二電極対２３０、２４０が電圧印加されていない状態で、医療用カテーテル２１２を手動で体腔内を、第一の距離だけ前進させる工程が含まれる。この方法は、第一および第二バルーン２５２および２５４を膨張させる工程を含む。この方法は、第一バルーン２５２が膨張した後に第一電極対２３０に電圧印加する工程を含む。この方法は、第二バルーン２５４が膨張した後に第二電極対２４０に電圧印加する工程を含む。
この方法の第一の使用可能状態では、第一および第二電極対２３０、２４０は、実質的に同時に電圧印加され、医療用カテーテル２１２を体腔内で第二の距離だけ自己前進させる。第二の使用可能状態では、第一および第二電極対２３０、２４０は、逐次的に電圧印加され、医療用カテーテル２１２を体腔内で第二の距離だけ自己前進させる。第三の使用可能状態では、第一および第二電極対２３０、２４０は、ある時間の間、実質的に同時に電圧印加され、別の時間の間、逐次的に電圧を印加される。
この方法の第一の使用（first employment）では、第一および第二電極対２３０、２４０に電圧印加する前に、医療用カテーテル２１２を手動で前進させる。第二の使用では、医療用カテーテル２１２を手動で前進させる前に、第一および第二電極対２３０、２４０に電圧印加する。
この方法のある利用では、体腔は、人体または他の哺乳動物の結腸である。別の利用では、体腔は、上部胃腸管である。さらに別の利用では、体腔は、動脈腔である。その他の体腔は、当業者にゆだねられる。
前記実施形態のうち任意のもの、および方法のある補飾（embellishment）では、図1および図２、図６および図７に関して、医療器具１０および１１０は、第二ポッド２０および１２０から近位に長さ方向に離れた、周囲に突出した第三ポッド７０および１７０を含み、この第三ポッド７０および１７０は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極７４，７６、および１７４，１７６の、電圧印加可能な第三電極対７２および１７２を有する。一変形例では、図５に示すように、ワイヤ６４は、第一電極対３０の電極３２，３４、第二電極対４０の電極４２，４４、および第三電極対７２の電極７４，７６に、制御器５６を電気的に接続する。
本発明のいくつかの実施形態のうち１つ以上の表現、および方法から、いくつかの利点と優位性が得られる。一例において、当業者であれば理解することができるように、ポッドは遠位端に近接して配置され、これにより自己前進型医療用カテーテルが好ましくないループを形成しないようにすることができる。同一の、または異なる例において、各ポッドは、電極を支持する膨張可能なバルーンを含み、当該医療用カテーテルを体腔内で手動で前進させることが望ましい場合には、前記バルーンは収縮され（結果として、体腔内における前記カテーテルの横断面の寸法を小さくし）、医療用カテーテルを体腔内で自己前進させることが望ましい場合にのみ前記バルーンは膨張される。同一の、または異なる例において、制御器は、第一、第二電極対に対し同時または逐次に電圧印加し、単一の電極対によって実行できるよりも速く体腔内を前進させるようにでき、ここで、前記電極対は、長さ方向にある距離を置いて離れており、一つの電極対によって収縮した筋肉体腔組織が、自己前進する次の電極対が同一の筋肉体腔組織に到達する前に弛緩するのに十分な時間を有するようになることを確実にする。同一の、または異なる例において、医療用カテーテルは、既存の内視鏡挿入チューブの周りに取り付けられたシースであり、既存の内視鏡の性能を向上させるものである。
本発明は、実施態様のいくつかの表現および方法の説明により例示されたが、添付の特許請求の範囲の精神および範囲をそのような詳細に限定もしくは制約することは本出願人の意図ではない。本発明の範囲から逸脱することなく、非常に多くの他の変形、変更、置換が、当業者に思い浮かぶであろう。例えば、本発明の医療器具は、ロボットシステムに適合性のあるシステム、構成要素、および方法の明らかな変更を考慮すると、ロボット支援型手術における適用性を有する。前述の説明は、例として提供されたものであり、添付の請求の範囲の範囲および精神から逸脱することなく、当業者にはその他の変更が思い浮かぶであろうことを理解されたい。
〔実施の態様〕
以下の通り、好ましい態様を示す。
（１）医療用カテーテルを具備する医療器具において、
前記医療用カテーテルは、
ａ）患者の体腔内に挿入可能な遠位端であって、前記体腔は、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、遠位端と、
ｂ）前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める、中心線と、
ｃ）第一表面部分を備えた第一外表面を有する、周囲に突出した第一ポッドであって、前記第一表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧印加可能な第一電極対を含み、かつ、電圧印加された前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する、第一ポッドと、
ｄ）第二表面部分を備えた第二外表面を有する、周囲に突出した第二ポッドであって、
前記第二表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧印加可能な第二電極対を含み、かつ、電圧印加された前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有し、
前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れている、
第二ポッドと、
を含む、
医療器具。
（２）実施態様１に記載の医療器具において、
前記医療用カテーテルは、柔軟な内視鏡挿入チューブである、医療器具。
（３）実施態様２に記載の医療器具において、
前記内視鏡挿入チューブは、前記遠位端に配置された視覚化装置を含む、医療器具。
（４）実施態様１に記載の医療器具において、
前記医療用カテーテルは、シースであり、柔軟な内視鏡挿入チューブ上に取り付けるように構成されている、医療器具。
（５）実施態様４に記載の医療器具において、
前記内視鏡挿入チューブは、前記遠位端に配置された視覚化装置を含む、医療器具。
以下の通り、好ましい態様を示す。
（１）医療用カテーテルを具備する医療器具において、
前記医療用カテーテルは、
ａ）患者の体腔内に挿入可能な遠位端であって、前記体腔は、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、遠位端と、
ｂ）前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める、中心線と、
ｃ）第一表面部分を備えた第一外表面を有する、周囲に突出した第一ポッドであって、前記第一表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧印加可能な第一電極対を含み、かつ、電圧印加された前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する、第一ポッドと、
ｄ）第二表面部分を備えた第二外表面を有する、周囲に突出した第二ポッドであって、
前記第二表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧印加可能な第二電極対を含み、かつ、電圧印加された前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有し、
前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れている、
第二ポッドと、
を含む、
医療器具。
（２）実施態様１に記載の医療器具において、
前記医療用カテーテルは、柔軟な内視鏡挿入チューブである、医療器具。
（３）実施態様２に記載の医療器具において、
前記内視鏡挿入チューブは、前記遠位端に配置された視覚化装置を含む、医療器具。
（４）実施態様１に記載の医療器具において、
前記医療用カテーテルは、シースであり、柔軟な内視鏡挿入チューブ上に取り付けるように構成されている、医療器具。
（５）実施態様４に記載の医療器具において、
前記内視鏡挿入チューブは、前記遠位端に配置された視覚化装置を含む、医療器具。
（６）実施態様１に記載の医療器具において、
前記第一外表面、および前記第二外表面は、前記体腔内に配置された際に、実質的に一定の形状を有する、医療器具。
（７）実施態様１に記載の医療器具において、
前記第一ポッドは、膨張可能な第一バルーンを含み、
前記第一外表面は、前記第一バルーンの膨張した外表面であり、
前記第二ポッドは、膨張可能な第二バルーンを含み、
前記第二外表面は、前記第二バルーンの膨張した外表面である、医療器具。
（８）実施態様１に記載の医療器具において、
制御器であって、前記第一電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第一電極対に電圧印加するように構成され、かつ前記第二電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第二電極対に電圧印加するように構成された、制御器、
をさらに含む、
医療器具。
（９）実施態様８に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対に実質的に同時に電圧印加するように構成され、
前記同時の電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される、医療器具。
（１０）実施態様８に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対を逐次的に電圧印加するように構成され、
前記逐次的な電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択されている、医療器具。
前記第一外表面、および前記第二外表面は、前記体腔内に配置された際に、実質的に一定の形状を有する、医療器具。
（７）実施態様１に記載の医療器具において、
前記第一ポッドは、膨張可能な第一バルーンを含み、
前記第一外表面は、前記第一バルーンの膨張した外表面であり、
前記第二ポッドは、膨張可能な第二バルーンを含み、
前記第二外表面は、前記第二バルーンの膨張した外表面である、医療器具。
（８）実施態様１に記載の医療器具において、
制御器であって、前記第一電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第一電極対に電圧印加するように構成され、かつ前記第二電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第二電極対に電圧印加するように構成された、制御器、
をさらに含む、
医療器具。
（９）実施態様８に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対に実質的に同時に電圧印加するように構成され、
前記同時の電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される、医療器具。
（１０）実施態様８に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対を逐次的に電圧印加するように構成され、
前記逐次的な電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択されている、医療器具。
（１１）医療器具において、
ａ）医療用カテーテルであって、
前記医療用カテーテルは、シースであり、柔軟な内視鏡挿入チューブ上に取り付けるように構成され、
前記医療用カテーテルは、
（１）患者の体腔内に挿入可能な遠位端であって、前記体腔は、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、遠位端、
（２）取り付けられた前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める、中心線、
（３）第一表面部分を備えた第一外表面を有する、周囲に突出した第一ポッドであって、前記第一表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第一電極対を含み、かつ電圧印加された前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する、第一ポッド、および、
（４）第二表面部分を備えた第二外表面を有する、周囲に突出した第二ポッドであって、前記第二表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第二電極対を含み、かつ電圧印加された前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有する、第二ポッド、
を含む、
医療用カテーテルと、
ｂ）制御器であって、前記第一電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第一電極対に電圧印加するように構成され、かつ前記第二電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第二電極対に電圧印加するように構成された、制御器と、
を具備する、医療器具。
（１２）実施態様１１に記載の医療器具において、
前記第一外表面、および前記第二外表面は、前記体腔内に配置された際に、実質的に一定の形状を有する、医療器具。
（１３）実施態様１１に記載の医療器具において、
前記第一ポッドは、膨張可能な第一バルーンを含み、
前記第一外表面は、前記第一バルーンの膨張した外表面であり、
前記第二ポッドは、膨張可能な第二バルーンを含み、
前記第二外表面は、前記第二バルーンの膨張した外表面である、医療器具。
（１４）実施態様１１に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対に実質的に同時に電圧印加するように構成され、
前記同時の電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される、医療器具。
（１５）実施態様１１に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対に逐次的に電圧印加するように構成され、
前記逐次的な電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される、医療器具。
ａ）医療用カテーテルであって、
前記医療用カテーテルは、シースであり、柔軟な内視鏡挿入チューブ上に取り付けるように構成され、
前記医療用カテーテルは、
（１）患者の体腔内に挿入可能な遠位端であって、前記体腔は、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、遠位端、
（２）取り付けられた前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める、中心線、
（３）第一表面部分を備えた第一外表面を有する、周囲に突出した第一ポッドであって、前記第一表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第一電極対を含み、かつ電圧印加された前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する、第一ポッド、および、
（４）第二表面部分を備えた第二外表面を有する、周囲に突出した第二ポッドであって、前記第二表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第二電極対を含み、かつ電圧印加された前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有する、第二ポッド、
を含む、
医療用カテーテルと、
ｂ）制御器であって、前記第一電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第一電極対に電圧印加するように構成され、かつ前記第二電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第二電極対に電圧印加するように構成された、制御器と、
を具備する、医療器具。
（１２）実施態様１１に記載の医療器具において、
前記第一外表面、および前記第二外表面は、前記体腔内に配置された際に、実質的に一定の形状を有する、医療器具。
（１３）実施態様１１に記載の医療器具において、
前記第一ポッドは、膨張可能な第一バルーンを含み、
前記第一外表面は、前記第一バルーンの膨張した外表面であり、
前記第二ポッドは、膨張可能な第二バルーンを含み、
前記第二外表面は、前記第二バルーンの膨張した外表面である、医療器具。
（１４）実施態様１１に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対に実質的に同時に電圧印加するように構成され、
前記同時の電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される、医療器具。
（１５）実施態様１１に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対に逐次的に電圧印加するように構成され、
前記逐次的な電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される、医療器具。
（１６）医療用カテーテルを使用する方法において、
前記医療用カテーテルが、
患者の体腔内に挿入可能な遠位端であって、前記体腔は、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、遠位端、
前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める、中心線、
第一表面部分を備えた第一外表面を有する、周囲に突出した第一ポッドであって、
前記第一表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第一電極対を含み、かつ電圧印加された前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有し、
前記第一ポッドは、膨張可能な第一バルーンを含み、
前記第一外表面は、前記第一バルーンの膨張した外表面である、
第一ポッド、および、
第二表面部分を備えた第二外表面を有する、周囲に突出した第二ポッドであって、
前記第二表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第二電極対を含み、かつ電圧印加された前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有し、
前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れ、かつ膨張可能な第二バルーンを含み、
前記第二外表面は、前記第二バルーンの膨張した外表面である、
第二ポッド、
を含み、
前記方法は、
ａ）前記遠位端を前記体腔内に挿入する工程と、
ｂ）前記第一バルーン、および前記第二バルーンが収縮され、かつ前記第一電極対、および前記第二電極対が電圧印加されていない状態で、前記医療用カテーテルを前記体腔内で第一距離分を手動で前進させる工程と、
ｃ）前記第一バルーン、および前記第二バルーンを膨張させる工程と、
ｄ）前記第一バルーンが膨張した後に前記第一電極対に電圧印加する工程と、
ｅ）前記第二バルーンが膨張した後に前記第二電極対に電圧印加する工程と、
を含む、
方法。
（１７）実施態様１６に記載の方法において、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、前記医療カテーテルを前記体腔内で第二距離分を自己前進させるために、実質的に同時に電圧印加される、方法。
（１８）実施態様１６に記載の方法において、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、前記医療カテーテルを前記体腔内で第二距離分を自己前進させるために、逐次に電圧印加される、方法。
（１９）実施態様１６に記載の方法において、
前記医療用カテーテルは、前記第一電極対、および前記第二電極対が電圧印加される前に、手動で前進される、方法。
（２０）実施態様１６に記載の方法において、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、前記医療用カテーテルが手動で前進される前に、電圧印加される、方法。
前記医療用カテーテルが、
患者の体腔内に挿入可能な遠位端であって、前記体腔は、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、遠位端、
前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める、中心線、
第一表面部分を備えた第一外表面を有する、周囲に突出した第一ポッドであって、
前記第一表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第一電極対を含み、かつ電圧印加された前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有し、
前記第一ポッドは、膨張可能な第一バルーンを含み、
前記第一外表面は、前記第一バルーンの膨張した外表面である、
第一ポッド、および、
第二表面部分を備えた第二外表面を有する、周囲に突出した第二ポッドであって、
前記第二表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第二電極対を含み、かつ電圧印加された前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有し、
前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れ、かつ膨張可能な第二バルーンを含み、
前記第二外表面は、前記第二バルーンの膨張した外表面である、
第二ポッド、
を含み、
前記方法は、
ａ）前記遠位端を前記体腔内に挿入する工程と、
ｂ）前記第一バルーン、および前記第二バルーンが収縮され、かつ前記第一電極対、および前記第二電極対が電圧印加されていない状態で、前記医療用カテーテルを前記体腔内で第一距離分を手動で前進させる工程と、
ｃ）前記第一バルーン、および前記第二バルーンを膨張させる工程と、
ｄ）前記第一バルーンが膨張した後に前記第一電極対に電圧印加する工程と、
ｅ）前記第二バルーンが膨張した後に前記第二電極対に電圧印加する工程と、
を含む、
方法。
（１７）実施態様１６に記載の方法において、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、前記医療カテーテルを前記体腔内で第二距離分を自己前進させるために、実質的に同時に電圧印加される、方法。
（１８）実施態様１６に記載の方法において、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、前記医療カテーテルを前記体腔内で第二距離分を自己前進させるために、逐次に電圧印加される、方法。
（１９）実施態様１６に記載の方法において、
前記医療用カテーテルは、前記第一電極対、および前記第二電極対が電圧印加される前に、手動で前進される、方法。
（２０）実施態様１６に記載の方法において、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、前記医療用カテーテルが手動で前進される前に、電圧印加される、方法。
Claims (11)
- 医療用カテーテルを具備する医療器具において、
前記医療用カテーテルは、
ａ）患者の体腔内に挿入可能な遠位端であって、前記体腔は、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、遠位端と、
ｂ）前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める、中心線と、
ｃ）第一表面部分を備えた第一外表面を有する、周囲に突出した第一ポッドであって、前記第一表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧印加可能な第一電極対を含み、かつ、電圧印加された前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する、第一ポッドと、
ｄ）第二表面部分を備えた第二外表面を有する、周囲に突出した第二ポッドであって、
前記第二表面部分は、周囲方向に間隔を置いて配置された電極の、電圧印加可能な第二電極対を含み、かつ、電圧印加された前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有し、
前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れている、
第二ポッドと、
を含み、
前記第一電極対および前記第二電極対は、長さ方向に所与の距離を置き離れており、前記所与の距離は、前記第一電極対によって接触された体腔の長さ方向の位置にある収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対がその長さ方向の位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対がその長さ方向の位置に到達する前に、弛緩するように選択される、
医療器具。 - 請求項１に記載の医療器具において、
前記医療用カテーテルは、柔軟な内視鏡挿入チューブである、医療器具。 - 請求項２に記載の医療器具において、
前記内視鏡挿入チューブは、前記遠位端に配置された視覚化装置を含む、医療器具。 - 請求項１に記載の医療器具において、
前記医療用カテーテルは、シースであり、柔軟な内視鏡挿入チューブ上に取り付けるように構成されている、医療器具。 - 請求項４に記載の医療器具において、
前記内視鏡挿入チューブは、前記遠位端に配置された視覚化装置を含む、医療器具。 - 請求項１に記載の医療器具において、
前記第一外表面、および前記第二外表面は、前記体腔内に配置された際に、実質的に一定の形状を有する、医療器具。 - 請求項１に記載の医療器具において、
前記第一ポッドは、膨張可能な第一バルーンを含み、
前記第一外表面は、前記第一バルーンの膨張した外表面であり、
前記第二ポッドは、膨張可能な第二バルーンを含み、
前記第二外表面は、前記第二バルーンの膨張した外表面である、医療器具。 - 請求項１に記載の医療器具において、
制御器であって、前記第一電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第一電極対に電圧印加するように構成され、かつ前記第二電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第二電極対に電圧印加するように構成された、制御器、
をさらに含む、
医療器具。 - 請求項８に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対に実質的に同時に電圧印加するように構成され、
前記同時の電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択される、医療器具。 - 請求項８に記載の医療器具において、
前記制御器は、前記制御器が使用者によって作動される限り、前記第一電極対、および前記第二電極対を逐次的に電圧印加するように構成され、
前記逐次的な電圧印加によって前記体腔内の前記医療用カテーテルが進む速度は、予め決められた速度であり、
電圧印加された電極ともはや接触していない、収縮した筋肉体腔組織が弛緩する時間は、予め決められた時間であり、
前記第一電極対、および前記第二電極対は、長さ方向に隣接する電極対であり、長さ方向に、ある距離をおいて離れており、
前記距離は、前記第一電極対によって接触された前記体腔の長さ方向位置にある、収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対が前記長さ方向位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対が前記長さ方向位置に到達する前に、少なくとも弛緩するように選択されている、医療器具。 - 医療器具において、
ａ）医療用カテーテルであって、
前記医療用カテーテルは、シースであり、柔軟な内視鏡挿入チューブ上に取り付けるように構成され、
前記医療用カテーテルは、
（１）患者の体腔内に挿入可能な遠位端であって、前記体腔は、前記体腔を囲む筋肉体腔組織を有する、遠位端、
（２）取り付けられた前記医療用カテーテルが曲がっていない状態にある場合に長さ方向軸を定める、中心線、
（３）第一表面部分を備えた第一外表面を有する、周囲に突出した第一ポッドであって、前記第一表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第一電極対を含み、かつ電圧印加された前記第一電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第一ポッドを前進させるように構成された形状を有する、第一ポッド、および、
（４）第二表面部分を備えた第二外表面を有する、周囲に突出した第二ポッドであって、前記第二表面部分は、周囲方向に間隔をおいて配置された電極の、電圧印加可能な第二電極対を含み、かつ電圧印加された前記第二電極対に接触する筋肉体腔組織が収縮すると、前記体腔内で前記第二ポッドを前進させるように構成された形状を有し、前記第二ポッドは、前記第一ポッドから近位に長さ方向に離れている、第二ポッド、
を含む、
医療用カテーテルと、
ｂ）制御器であって、前記第一電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第一電極対に電圧印加するように構成され、かつ前記第二電極対に接触する前記筋肉体腔組織を収縮させるため、前記第二電極対に電圧印加するように構成された、制御器と、
を具備し、
前記第一電極対および前記第二電極対は、長さ方向に所与の距離を置き離れており、前記所与の距離は、前記第一電極対によって接触された体腔の長さ方向の位置にある収縮した筋肉体腔組織が、前記第一電極対がその長さ方向の位置を通過した後で、かつ前進する前記第二電極対がその長さ方向の位置に到達する前に、弛緩するように選択される、医療器具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US11/432,674 US7597661B2 (en) | 2006-05-11 | 2006-05-11 | Medical instrument having a catheter and method for using a catheter |
| US11/432,674 | 2006-05-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007301376A JP2007301376A (ja) | 2007-11-22 |
| JP5095261B2 true JP5095261B2 (ja) | 2012-12-12 |
Family
ID=38325240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007125943A Expired - Fee Related JP5095261B2 (ja) | 2006-05-11 | 2007-05-10 | カテーテルを有する医療器具 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7597661B2 (ja) |
| EP (1) | EP1854397B1 (ja) |
| JP (1) | JP5095261B2 (ja) |
| CN (1) | CN101069632B (ja) |
| AU (1) | AU2007202075B2 (ja) |
| CA (1) | CA2588446C (ja) |
| DE (1) | DE602007001630D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8386010B2 (en) * | 2008-10-23 | 2013-02-26 | Covidien Lp | Surgical tissue monitoring system |
| CA2802507A1 (en) * | 2010-06-13 | 2011-12-22 | Angiometrix Corporation | Diagnostic kit and method for measuring balloon dimension in vivo |
| CN109452945B (zh) * | 2018-12-18 | 2021-08-06 | 朱柳梅 | 一种压力式盆底肌力测试仪 |
| WO2020210969A1 (en) * | 2019-04-16 | 2020-10-22 | Bio-Medical Engineering (HK) Limited | Endoscopic systems, devices, and methods |
Family Cites Families (114)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3470876A (en) | 1966-09-28 | 1969-10-07 | John Barchilon | Dirigible catheter |
| US3521620A (en) | 1967-10-30 | 1970-07-28 | William A Cook | Vascular coil spring guide with bendable tip |
| DE2160466A1 (de) | 1970-12-05 | 1972-06-22 | Olympus Optical Co. Ltd., Tokio | Exzisions-Zange |
| US3799151A (en) | 1970-12-21 | 1974-03-26 | Olympus Optical Co | Controllably bendable tube of an endoscope |
| DE2132808C3 (de) | 1971-07-01 | 1981-10-29 | Deyhle, Peter, Dr.med., 8520 Erlangen | Vorrichtung zum diathermischen Abtragen von Wucherungen |
| US4294254A (en) | 1977-12-08 | 1981-10-13 | Chamness Dale L | Surgical apparatus |
| US4326530A (en) | 1980-03-05 | 1982-04-27 | Fleury Jr George J | Surgical snare |
| JPS5869526A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-25 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡の湾曲装置 |
| US4493320A (en) | 1982-04-02 | 1985-01-15 | Treat Michael R | Bipolar electrocautery surgical snare |
| JPS59181124A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡等における推進装置 |
| JPS6176147A (ja) | 1984-09-21 | 1986-04-18 | オリンパス光学工業株式会社 | 高周波切開切除具 |
| US4963147A (en) | 1987-09-18 | 1990-10-16 | John M. Agee | Surgical instrument |
| US4890602A (en) | 1987-11-25 | 1990-01-02 | Hake Lawrence W | Endoscope construction with means for controlling rigidity and curvature of flexible endoscope tube |
| EP0397489B1 (en) | 1989-05-12 | 1995-07-12 | Kabushiki Kaisha Machida Seisakusho | Bending device and flexible tube structure |
| US5254088A (en) | 1990-02-02 | 1993-10-19 | Ep Technologies, Inc. | Catheter steering mechanism |
| US5035696A (en) | 1990-02-02 | 1991-07-30 | Everest Medical Corporation | Electrosurgical instrument for conducting endoscopic retrograde sphincterotomy |
| US5201741A (en) | 1990-07-24 | 1993-04-13 | Andrew Surgical, Inc. | Surgical snare with shape memory effect wire |
| US5531664A (en) | 1990-12-26 | 1996-07-02 | Olympus Optical Co., Ltd. | Bending actuator having a coil sheath with a fixed distal end and a free proximal end |
| US5409453A (en) | 1992-08-12 | 1995-04-25 | Vidamed, Inc. | Steerable medical probe with stylets |
| US5433721A (en) | 1992-01-17 | 1995-07-18 | Ethicon, Inc. | Endoscopic instrument having a torsionally stiff drive shaft for applying fasteners to tissue |
| US5201732A (en) | 1992-04-09 | 1993-04-13 | Everest Medical Corporation | Bipolar sphincterotomy utilizing side-by-side parallel wires |
| AU4026793A (en) | 1992-04-10 | 1993-11-18 | Cardiorhythm | Shapable handle for steerable electrode catheter |
| US5250060A (en) | 1992-06-26 | 1993-10-05 | Carbo Paul L | Angioplasty apparatus |
| US5342299A (en) | 1992-07-06 | 1994-08-30 | Catheter Imaging Systems | Steerable catheter |
| US5776080A (en) | 1992-08-12 | 1998-07-07 | Scimed Life Systems, Inc. | Shaft movement control apparatus |
| US5346504A (en) | 1992-11-19 | 1994-09-13 | Ethicon, Inc. | Intraluminal manipulator with a head having articulating links |
| US5353807A (en) | 1992-12-07 | 1994-10-11 | Demarco Thomas J | Magnetically guidable intubation device |
| US5431671A (en) | 1993-05-28 | 1995-07-11 | Nallakrishnan; Ravi | Surgical knife with retractable and angularly adjustable blade |
| DE4323585A1 (de) | 1993-07-14 | 1995-01-19 | Delma Elektro Med App | Bipolares Hochfrequenz-Chirurgieinstrument |
| US5792165A (en) | 1993-07-21 | 1998-08-11 | Charles H. Klieman | Endoscopic instrument with detachable end effector |
| US5454827A (en) | 1994-05-24 | 1995-10-03 | Aust; Gilbert M. | Surgical instrument |
| US5558665A (en) | 1994-06-24 | 1996-09-24 | Archimedes Surgical, Inc. | Surgical instrument and method for intraluminal retraction of an anatomic structure |
| US5706827A (en) | 1994-09-21 | 1998-01-13 | Scimed Life Systems, Inc. | Magnetic lumen catheter |
| US6071274A (en) | 1996-12-19 | 2000-06-06 | Ep Technologies, Inc. | Loop structures for supporting multiple electrode elements |
| US5836947A (en) | 1994-10-07 | 1998-11-17 | Ep Technologies, Inc. | Flexible structures having movable splines for supporting electrode elements |
| AU7255896A (en) | 1995-10-06 | 1997-04-28 | Brian S. Kelleher | Steerable, flexible forceps device |
| US6036687A (en) * | 1996-03-05 | 2000-03-14 | Vnus Medical Technologies, Inc. | Method and apparatus for treating venous insufficiency |
| WO1997035135A1 (en) | 1996-03-19 | 1997-09-25 | The Morgan Crucible Company Plc. | A conduit |
| US6152918A (en) | 1996-04-05 | 2000-11-28 | Eclipse Surgical Technologies, Inc. | Laser device with auto-piercing tip for myocardial revascularization procedures |
| US5810807A (en) | 1996-05-22 | 1998-09-22 | Ganz; Robert A. | Sphincterotome with deflectable cutting plane and method of using the same |
| US6371907B1 (en) | 1996-11-18 | 2002-04-16 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope apparatus driving manipulation wires with drive motor in drum portion |
| US5897554A (en) | 1997-03-01 | 1999-04-27 | Irvine Biomedical, Inc. | Steerable catheter having a loop electrode |
| DE19729499A1 (de) | 1997-07-10 | 1999-01-14 | Friedrich Schiller Uni Jena Bu | Vorrichtung zum Erleichtern der Vorschubbewegung von flexiblen Endoskopen |
| US6401719B1 (en) * | 1997-09-11 | 2002-06-11 | Vnus Medical Technologies, Inc. | Method of ligating hollow anatomical structures |
| US5972012A (en) | 1997-10-17 | 1999-10-26 | Angiotrax, Inc. | Cutting apparatus having articulable tip |
| US6917834B2 (en) * | 1997-12-03 | 2005-07-12 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Devices and methods for creating lesions in endocardial and surrounding tissue to isolate focal arrhythmia substrates |
| US6066102A (en) | 1998-03-09 | 2000-05-23 | Spectrascience, Inc. | Optical biopsy forceps system and method of diagnosing tissue |
| JP3919947B2 (ja) | 1998-07-09 | 2007-05-30 | アルフレッサファーマ株式会社 | マイクロ波手術用電極装置 |
| US6352503B1 (en) | 1998-07-17 | 2002-03-05 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscopic surgery apparatus |
| US6074408A (en) | 1998-10-13 | 2000-06-13 | Freeman; Kenneth V. | Modular medical instrument and method of using same |
| JP3634644B2 (ja) | 1998-10-29 | 2005-03-30 | ペンタックス株式会社 | 内視鏡用処置具の操作部 |
| US6475222B1 (en) | 1998-11-06 | 2002-11-05 | St. Jude Medical Atg, Inc. | Minimally invasive revascularization apparatus and methods |
| US6162209A (en) | 1998-11-17 | 2000-12-19 | Scimed Life Systems, Inc. | Multi-function surgical instrument tool actuator assembly |
| US6203494B1 (en) | 1999-03-02 | 2001-03-20 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope capable of varying hardness of flexible part of insertion unit thereof |
| US20040044350A1 (en) | 1999-04-09 | 2004-03-04 | Evalve, Inc. | Steerable access sheath and methods of use |
| DE59900101D1 (de) | 1999-04-29 | 2001-06-28 | Storz Karl Gmbh & Co Kg | Medizinisches Instrument zum Präparieren von Gewebe |
| US6482149B1 (en) | 1999-05-12 | 2002-11-19 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Curved part of endoscope |
| US6375635B1 (en) | 1999-05-18 | 2002-04-23 | Hydrocision, Inc. | Fluid jet surgical instruments |
| US6488658B1 (en) * | 1999-06-29 | 2002-12-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method of treating the inner lining of an organ using a bipolar electrosurgical instrument including a plurality of balloon electrodes |
| AU5629300A (en) | 1999-07-29 | 2001-02-19 | Scope Medical, Inc. | Steerable medical device |
| GB2352636B (en) * | 1999-08-03 | 2003-05-14 | Univ College London Hospitals | Improved passage-travelling device |
| JP3651329B2 (ja) | 1999-09-30 | 2005-05-25 | フジノン株式会社 | 内視鏡のアングル部 |
| US6450948B1 (en) | 1999-11-02 | 2002-09-17 | Vista Medical Technologies, Inc. | Deflecting tip for surgical cannula |
| US6423059B1 (en) | 1999-11-16 | 2002-07-23 | Sulzer Medica Usa Inc. | Radio frequency ablation apparatus with remotely articulating and self-locking electrode wand |
| JP2001170000A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-26 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡装置 |
| US6699179B2 (en) | 2000-01-27 | 2004-03-02 | Scimed Life Systems, Inc. | Catheter introducer system for exploration of body cavities |
| US6612992B1 (en) | 2000-03-02 | 2003-09-02 | Acuson Corp | Medical diagnostic ultrasound catheter and method for position determination |
| US6530897B2 (en) | 2000-04-28 | 2003-03-11 | Mahase Nardeo | Steerable medical catheter with bendable encapsulated metal spring tip fused to polymeric shaft |
| EP2095784B1 (en) * | 2000-05-03 | 2016-01-06 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Apparatus for mapping and ablation in electrophysiology procedures |
| US6443944B1 (en) | 2000-05-19 | 2002-09-03 | Rajiv Doshi | Surgical devices comprising articulated members and methods for using the same |
| GB0014028D0 (en) | 2000-06-09 | 2000-08-02 | Oxford Instr Ltd | Catheter guide assembly |
| US6717092B2 (en) | 2000-08-11 | 2004-04-06 | Pentax Corporation | Method of manufacturing treatment instrument of endoscope |
| US6569105B1 (en) | 2000-09-14 | 2003-05-27 | Syntheon, Llc | Rotatable and deflectable biopsy forceps |
| GB0029158D0 (en) | 2000-11-29 | 2001-01-17 | Oxford Instr Plc | Catheter steering apparatus and method |
| US6716226B2 (en) | 2001-06-25 | 2004-04-06 | Inscope Development, Llc | Surgical clip |
| US6579300B2 (en) | 2001-01-18 | 2003-06-17 | Scimed Life Systems, Inc. | Steerable sphincterotome and methods for cannulation, papillotomy and sphincterotomy |
| US7118587B2 (en) | 2001-04-06 | 2006-10-10 | Sherwood Services Ag | Vessel sealer and divider |
| US20030208219A1 (en) | 2001-05-18 | 2003-11-06 | Aznoian Harold M. | Steerable biliary catheter |
| US6764441B2 (en) * | 2001-09-17 | 2004-07-20 | Case Western Reserve University | Peristaltically self-propelled endoscopic device |
| JP5073895B2 (ja) | 2001-09-25 | 2012-11-14 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用処置具 |
| US6616661B2 (en) | 2001-09-28 | 2003-09-09 | Ethicon, Inc. | Surgical device for clamping, ligating, and severing tissue |
| US6602267B2 (en) | 2001-10-17 | 2003-08-05 | Medcanica, Inc. | Articulable and reciprocable surgical knife |
| US20030153866A1 (en) * | 2001-11-09 | 2003-08-14 | Long Gary L. | Self-propelled, intraluminal device with hollow, cylindrical head and method of use |
| US20030125788A1 (en) * | 2001-11-09 | 2003-07-03 | Long Gary L. | Self-propelled, intraluminal device with electrode configuration and method of use |
| US20030093031A1 (en) * | 2001-11-09 | 2003-05-15 | Long Gary L. | Self-propelled, intraluminal device with medical agent applicator and method of use |
| US6866626B2 (en) * | 2001-11-09 | 2005-03-15 | Ethicon-Endo Surgery, Inc. | Self-propelled, intraluminal device with working channel and method of use |
| US6730097B2 (en) | 2001-12-07 | 2004-05-04 | William G. Dennis | Surgical snare with steering tether and method of using same |
| CN100518622C (zh) | 2001-12-20 | 2009-07-29 | 内基因控股有限公司 | 自推进装置 |
| JP3851822B2 (ja) * | 2002-01-22 | 2006-11-29 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用ガイドシース |
| DE10209986B4 (de) | 2002-03-07 | 2004-07-29 | Stm Medizintechnik Starnberg Gmbh | Endoskopschaft mit beweglichem Endabschnitt |
| US7060025B2 (en) | 2002-03-15 | 2006-06-13 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Method for controlling position of medical instruments |
| US7060024B2 (en) | 2002-03-15 | 2006-06-13 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Apparatus for guiding an instrument used with an endoscope |
| US20040193016A1 (en) | 2002-06-17 | 2004-09-30 | Thomas Root | Endoscopic delivery system for the non-destructive testing and evaluation of remote flaws |
| US6863668B2 (en) | 2002-08-16 | 2005-03-08 | Edwards Lifesciences Corporation | Articulation mechanism for medical devices |
| JP2004073582A (ja) | 2002-08-20 | 2004-03-11 | Olympus Corp | 生体組織切除具 |
| JP2004154164A (ja) | 2002-11-01 | 2004-06-03 | Mizuho Co Ltd | 多自由度型処置具 |
| US7615005B2 (en) | 2003-05-16 | 2009-11-10 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical apparatus for use with an endoscope |
| JP4526253B2 (ja) * | 2003-10-01 | 2010-08-18 | オリンパス株式会社 | 体内観察装置 |
| DE10346678A1 (de) * | 2003-10-08 | 2005-05-12 | Siemens Ag | Endoskopieeinrichtung umfassend eine Endoskopiekapsel oder einen Endoskopiekopf mit einer Bildaufnahmeeinrichtung sowie Bildgebungsverfahren für eine solche Endoskopieeinrichtung |
| JP4020861B2 (ja) * | 2003-12-25 | 2007-12-12 | オリンパス株式会社 | カプセル型医療装置及びカプセル型医療装置システム |
| US7918786B2 (en) * | 2003-11-11 | 2011-04-05 | Olympus Corporation | Capsule type medical device system, and capsule type medical device |
| JP4094543B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2008-06-04 | オリンパス株式会社 | カプセル型医療装置システム |
| EP4026486A1 (en) | 2004-03-23 | 2022-07-13 | Boston Scientific Medical Device Limited | In-vivo visualization system |
| EP1584300A3 (en) | 2004-03-30 | 2006-07-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Manipulator apparatus |
| US8512229B2 (en) | 2004-04-14 | 2013-08-20 | Usgi Medical Inc. | Method and apparatus for obtaining endoluminal access |
| WO2005113051A2 (en) | 2004-05-14 | 2005-12-01 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument having a medical guidewire |
| US7678117B2 (en) | 2004-06-07 | 2010-03-16 | Novare Surgical Systems, Inc. | Articulating mechanism with flex-hinged links |
| US7828808B2 (en) | 2004-06-07 | 2010-11-09 | Novare Surgical Systems, Inc. | Link systems and articulation mechanisms for remote manipulation of surgical or diagnostic tools |
| US7311674B2 (en) | 2004-06-28 | 2007-12-25 | Scimed Life Systems, Inc. | End effector assembly cap and tissue removal device and related methods |
| NL1026884C2 (nl) | 2004-08-19 | 2006-02-21 | Univ Delft Tech | Instrument omvattende een kabel of slang voorzien van een voortstuwingsorgaan. |
| JP4642424B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2011-03-02 | オリンパス株式会社 | 体内医療装置 |
| US7347868B2 (en) * | 2004-10-26 | 2008-03-25 | Baronova, Inc. | Medical device delivery catheter |
| US8287535B2 (en) | 2005-05-11 | 2012-10-16 | Mayo Foundation For Medical Education And Research | Apparatus and methods for internal surgical procedures |
| US9138250B2 (en) | 2006-04-24 | 2015-09-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Medical instrument handle and medical instrument having a handle |
-
2006
- 2006-05-11 US US11/432,674 patent/US7597661B2/en active Active
-
2007
- 2007-05-09 AU AU2007202075A patent/AU2007202075B2/en not_active Ceased
- 2007-05-10 EP EP07251934A patent/EP1854397B1/en active Active
- 2007-05-10 DE DE602007001630T patent/DE602007001630D1/de active Active
- 2007-05-10 CA CA2588446A patent/CA2588446C/en not_active Expired - Fee Related
- 2007-05-10 JP JP2007125943A patent/JP5095261B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2007-05-11 CN CN2007101074500A patent/CN101069632B/zh active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE602007001630D1 (de) | 2009-09-03 |
| US20070282187A1 (en) | 2007-12-06 |
| EP1854397A1 (en) | 2007-11-14 |
| EP1854397B1 (en) | 2009-07-22 |
| JP2007301376A (ja) | 2007-11-22 |
| CA2588446C (en) | 2015-07-07 |
| US7597661B2 (en) | 2009-10-06 |
| CN101069632A (zh) | 2007-11-14 |
| AU2007202075A1 (en) | 2007-11-29 |
| CA2588446A1 (en) | 2007-11-11 |
| AU2007202075B2 (en) | 2011-11-03 |
| CN101069632B (zh) | 2010-12-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6790173B2 (en) | Shape lockable apparatus and method for advancing an instrument through unsupported anatomy | |
| US5025778A (en) | Endoscope with potential channels and method of using the same | |
| JP4443927B2 (ja) | 電極形状を有する自動推進式管腔内器具およびその使用方法 | |
| EP1886634B1 (en) | Device for mucosal detachment | |
| US20050159645A1 (en) | Balloon catheter sheath | |
| KR101849489B1 (ko) | 극세경 내시경 보조 시스템 및 사용 방법 | |
| US9333322B2 (en) | Adjustable variable stiffness medical device and methods of use | |
| JP2002507444A (ja) | 内視鏡の固定及び位置決め装置と方法 | |
| JP5095261B2 (ja) | カテーテルを有する医療器具 | |
| JP2017000222A (ja) | 内視鏡システム | |
| US10463236B2 (en) | Sealing device for colonoscopy procedure | |
| JPH078447A (ja) | 内視鏡の自動挿入装置 | |
| JP2007268137A (ja) | 大腸用内視鏡装置 | |
| JP2002330924A (ja) | 内視鏡 | |
| JP2005334475A (ja) | 内視鏡 | |
| JP2020507432A (ja) | 内視鏡補助装置及びその使用方法 | |
| JP4499479B2 (ja) | 内視鏡用オーバーチューブおよび小腸内視鏡システム | |
| WO2018071065A1 (en) | Balloon structure with anchoring portions for anchoring in a bodily passage | |
| JP4527111B2 (ja) | 内部空間に挿入するためのガイドワイヤ構造 | |
| JP5030449B2 (ja) | 内視鏡挿入補助具 | |
| KR20210113223A (ko) | 공동 확장 | |
| JP4650901B2 (ja) | 屈曲セグメントを備えたガイドワイヤ | |
| CN218870406U (zh) | 切开刀 | |
| US20220096094A1 (en) | Expandable guide devices, systems, and methods | |
| CN117653280A (zh) | 切开刀 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071205 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20081107 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100510 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120418 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120725 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120821 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120919 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5095261 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928 Year of fee payment: 3 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |