JP5094673B2 - タイヤクッション材 - Google Patents
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Description
収納部(5)は、蓋体(50)により、上部開口が閉じられ、該蓋体(50)は閉じ状態で、車室フロアの床面を覆うカーペット(6)と略同一面内に位置する。スペアタイヤ(4)は、周知の如く、中心に透孔(42)を貫通した金属製のホィール部(40)と、該ホィール部(40)を囲むゴム製のタイヤ部(41)から構成され、タイヤ部(41)の下面がクッション材(1)に載置される。ホィール部(40)は鉄又はアルミニウムから形成されるが、材質はこれらに限定されない。
クッション材(1)は中心部に貫通孔(15)を開設し、前記ホィール部(40)の透孔(42)及び貫通孔(15)を通ったネジ(52)が、収納部(5)の底部に位置する突起(51)に螺合することによって、スペアタイヤ(4)はクッション材(1)上に固定される。クッション材(1)によって、車両走行中に収納部(5)が揺れても、タイヤ部(41)は保護される。
尚、図11ではスペアタイヤ(4)を収納部(5)の下面に対し、後部が稍持ち上がるように、傾けてクッション材(1)に取り付けているが、これは車両の前後寸法に合わせて、収納部(5)の前後幅に制約があるとの理由による。従って、収納部(5)の前後幅に余裕があれば、スペアタイヤ(4)をクッション材(1)に平坦に取り付けても良い。
本発明の目的は、落下時及び/又は引っかけ時に、外周隅部の欠けが生じにくいクッション材を提供することにある。
本体(10)は、複数の保持部(12)を具え、該保持部(12)の第2面部(20)上に複数の第1面部(2)が設けられている。
請求項2に記載のタイヤクッション材では、周縁部が丸みを帯びた第1面部(2)が複数形成されているから、第1面部(2)が1つの場合よりも、欠けが生じる割合を減らすことができる。
クッション材(1)の本体(10)は、発泡樹脂等の合成樹脂から形成され、中心部(11)から三方に保持部(12)(12)(12)を放射状に延ばしている。中心部(11)がタイヤのホィール部(40)(図11参照)を支持し、保持部(12)がタイヤ部(41)を受ける。中心部(11)と保持部(12)との間には、ホィール部(40)に対応して凹部(14)が形成され、該クッション材(1)がスペアタイヤを支持するものであることを示す。図2にて、保持部(12)上の一点鎖線で示す箇所Dに、スペアタイヤ(4)のタイヤ部(41)(図11参照)が接する。中心部(11)及び保持部(12)の周縁部には、段部(13)が形成されている。
第2面部(20)の幅Wは、1−10mmに設定され、実際は3mm程度である。また、第1面部(2)と第2面部(20)の高さHは、1−5mmに設定され、実際は3mm程度である。
誤って、本体(10)を落下させた場合、地面に衝突するのは、本体(10)は第1面部(2)の周縁部又は第2面部(20)の周縁部の何れかである。第1面部(2)の周縁部は丸みを帯びているから、地面に衝突しても、欠けにくい。即ち、第2面部(20)の周縁部が、地面に衝突したときにのみ欠けが生じるから、従来に比して、欠けが生じる割合を減らすことができる。本体(10)の外周隅部が誤って周囲の物に引っ掛かったときも同様に、従来に比して、欠けが生じる割合を減らすことができる。
従って、仮に図5に示すように、丸みを帯びた周縁部を有する第2面部(20)を具えた本体(10)は、金型の外周縁が尖るから、好ましくない。第2面部(20)の周縁部も丸みを帯びて形成すれば、本体(10)を落下させたときに、更に欠けが生じる割合を減らすことができる。しかし、これは以下の理由から好ましくない。
図6は、図5の保持部を形成する金型の断面図である。図5に示す形状の本体(10)を樹脂の成形加工により設けようとすると、図6に示すように、上側の金型(3)の下端部に、剣先の如く、鋭い形状の箇所(図6のB1)を設けることになり、金型(3)が破損しやすい。この場合、図6に一点鎖線で示すように、金型(3)の横幅を拡げると、この問題は解決するが、金型(3)の大型化に繋がり好ましくない。従って、図3に示す金型(3)(30)にて、第2面部(20)が略平坦な本体(10)を形成している。
図8の保持部(12)では、保持部(12)の幅方向に延びた細幅の第1面部(2)(2)を、複数本平行に、保持部(12)の長手方向に沿って、第2面部(20)上に配備している。図9の保持部(12)では、スペアタイヤ(4)のタイヤ部(41)が接する箇所(図2のD部に対応)にのみ、第1面部(2)が形成されている。即ち、図9の保持部(12)では、周縁部の一部に段部(13)が形成されている。
(2) 第1面部
(4) スペアタイヤ
(10) 本体
(12) 保持部
(20) 第2面部
Claims (4)
- タイヤのホィール部を支持する中心部とタイヤ部を受ける保持部を具えた発泡合成樹脂製の本体を有し、該本体の周縁部の少なくとも一部は、上面が平坦状であって周縁が丸みを帯びた第1面部と、該第1面部よりも外側且つ低位置に位置する略平坦な第2面部とを具えて段状に形成されたことを特徴とするタイヤクッション材。
- 本体は、複数の保持部を具え、該保持部の第2面部上に複数の第1面部が設けられた、請求項1に記載のタイヤクッション材。
- 第1面部は、保持部の幅及び/又は長手方向に複数配列された、請求項2に記載のタイヤクッション材。
- 第1面部は、保持部の幅方向に延び、長手方向に沿って複数配列された、請求項2に記載のタイヤクッション材。
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JP2008259204A JP5094673B2 (ja) | 2008-10-06 | 2008-10-06 | タイヤクッション材 |
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