JP5093814B2 - 駒連結構造のバンド - Google Patents

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Description

本発明は、時計バンドや装飾品用のバンドに適用され、複数の駒を連結軸にて連結されて構成される駒連結構造のバンドに関する。
従来の駒連結構造のバンドとしては、複数の外駒と内駒とが互い違いに配置され、対向して配される対となる外駒を連結軸にて結合し、結合された外駒間の結合軸に内駒を装着することにより、隣接する外駒と内駒とがそれぞれ連結軸にて順次連結される構成のものが一般的である。
そして、連結軸と各駒との連結構造として、従来、各種のものが提案され実施されてきている。例えば、基本的に各駒をネジで連結固定したり、連結軸に圧入したりする構造のものがある。
その中で、特許文献1,2に記載されているような断面C状のリング体を用い、バンドにおける連結軸と駒にリング体を介在させて、リング体の弾性を利用して連結軸と駒とを連結固定するようにした構造のものがある。
特開平7−222610号公報 実用新案登録第3042647号公報
前記従来のバンドにおける断面C状のリング体にて駒を連結するものでは、リング体の弾性を利用した組立て、および分解を行うため、連結軸と駒との装着および脱着が容易であるという利点がある。
しかしながら、脱着が容易であるということは、リング体に対して脱着方向へ外力が加わると不用意に連結軸と駒との連結状態が解除されてしまうことになる。すなわち、バンドにおける駒連結の維持が確実でないといえ、バンド構造としての信頼性に欠けるという課題がある。
そこで本発明は、駒連結構造のバンドにおける駒と連結軸との連結が確実で、長期にわたって支障なくバンドの駒連結を維持できるような構造にすることを目的とする。
前記目的に鑑み、本発明の駒連結構造のバンドは、複数の駒を連結軸により連結して構成される駒連結構造のバンドにおいて、前記駒に前記連結軸の先端部を受ける受け孔を形成し、該受け孔における前記連結軸の先端部が挿入される側を小径部とし、前記連結軸の先端部に凹部を形成し、該凹部に前記受け孔の前記小径部よりも先端部が小径で、かつ該先端部とは反対方向に向かって大径となるテーパーを有する断面略C状の管体を装着し、前記断面略C状の管体を装着した状態で、前記連結軸を前記受け孔の小径部分を通して前記受け孔内へ挿入し、該挿入した状態で前記管体のテーパー部の大径側が前記受け孔の小径部の内側に係止するように構成したことを特徴とする。
また、前記駒において、前記受け孔の部位と前記小径部の部位とを別部材にて形成したことを特徴とする。
また、前記駒が外駒であり、該外駒間の前記連結軸に内駒を装着することを特徴とする。
本発明によれば、連結軸にテーパーを有する断面略C状の管体を装着し、連結軸を駒に形成した受け孔に挿入することにより、管体のテーパー部の大径側が駒の受け孔における小径部内側に係止することになるため、連結軸と駒との連結は容易でありながら、連結後は不用意に抜けるようなことはなく、駒と連結軸との連結が確実で、長期にわたって支障なくバンドの駒連結を維持できる。
また、駒の受け孔における小径部の部位を他の部位とは別部材にて形成することにより、駒の製作が容易になる。
以下に、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の好適な実施の形態である駒連結構造のバンドの主要部である外駒の連結部分を示す断面図、図2は外駒の連結部分の分解図、図3(a)は連結部材であるCリングの左側面と正面と右側面を示す図、図3(b)は連結部材である連結軸を示す図、図4(a)は外駒の側面図、図4(b)は外駒の平面図である。
図1,図2において、1は一対の受け孔2が形成された外駒、3は連結軸、4はテーパーを有する断面略C状の管体のCリングである。
図1,図4に示すように、外駒1の受け孔2内部に大径部2aが形成され、開口部分が小径部2bとなっている。
図1,図3(b)に示すように、連結軸3の両先端部にはCリング4が嵌合する小径の凹部3aが形成されている。
図2,図3(a)に示すように、Cリング4は、側部に割溝部5が形成され、図2に示すように、そのテーパーが連結部3の先端部側とは反対に向って大径となるように、連結部3の凹部3aに嵌合されて、外駒1の受け孔2に挿入される。
そして、図5(a)に示すように、連結軸3の両先端部が一対の外駒1の受け孔2に挿入され、図5(b)に示すように、Cリング4によって外駒1と連結軸3とが連結される。その連結状態は図1に示すようになる。
外駒1と連結軸3との連結について、図1,図2,図5(a),(b)に基づいて具体的に説明する。まず、Cリング4を装着した状態で連結軸3の先端を、外駒1の受け孔2の小径部2bに入れると、Cリング4は小径側4aが受け孔2の小径部2bに向いているためスムーズに入る。連結軸3をさらに奥へ入れると、Cリング4の大径側4bが周方向に縮むように撓み、これによりCリング4全体が受け孔2の小径部2bを通って大径部2a内に入ることになる。
このようにして、Cリング4全体が受け孔2の大径部2a内に入ると、Cリング4の大径側4bは受け孔2内部で径が元の径に戻り、大径側4bの端部が受け孔2の小径部2bにおける内側部分で係止されることになる。
したがって、図1に示す状態では、連結軸3における凹部3aの段部とCリング4の小径側4aとが係止状態となり、また、Cリング4の大径側4bと受け孔2の内側一部とが係止状態となるため、連結軸3は外駒1とか容易に外れることなく連結される。
本駒連結構造のバンドは、複数の駒を連結軸により連結して構成される駒連結構造のバンドであって、図6〜図8に示すように、外駒1間に連結軸3にて保持される内駒6を設ける構造になっている。内駒6には、図7(a)の平面図と図7(b)に示す側面図に示すように、一対の貫通孔7が形成されており、貫通孔7に連結軸3を挿入することにより、図8に示すような連結駒構造にする。この連結駒構造を連続して連結することにより、所望長さのバンドを作製する。
図9(a)〜(g)は図8に示す連結駒構造の組立工程を説明する斜視図であり、まず、連結軸3の両凹部3aに、テーパーを上述した向きにして、それぞれCリング4を装着する(図9(a),(b))。この状態で連結軸3を一方の外駒1の受け孔2に挿入すると(図9(c))、連結軸3と一方の外駒1とが上述したように連結される(図9(d))。
この状態で連結軸3に内駒6の貫通孔7を入れ、連結軸3に内駒6を装着する(図9(e),(f))。そして外駒6から外部に出ている連結軸3を、他方の外駒1の受け穴2に挿入する(図9(g))。これによって、上述したと同様に両外駒1が連結軸3に連結され、内駒6が外駒1間で連結軸3に保持される構造となる。
このように本実施の形態では、連結軸3にテーパーを有するCリング4を装着し、連結軸3を外駒1に形成した受け孔2に挿入することにより、Cリング4の大径側4bが外駒1の受け孔2における小径部2b側に係止することになるため、連結軸3と外駒1との連結は容易でありながら、連結後は不用意に抜けるようなことはなく、外駒1と連結軸3との連結が確実で、長期にわたって支障なくバンドの駒連結を維持できる。
なお、外駒1の受け孔2における小径部2bの部位を、外駒1の他の部位とは別部材にて形成し、小径部2b部分の部材と、他の部分の部材とを一体に接合して駒にすることにより、外駒1の製作が容易になる。
本発明は、各種バンド類、特に装身具などの身体に着ける各種のバンドに適用され、また多様な意匠展開を図ることも可能である。
本発明の好適な実施の形態である駒連結構造のバンドの主要部である外駒の連結部分を示す断面図である。 本実施の形態における外駒の連結部分の分解図である。 (a)は本実施の形態における連結部材であるCリングの左側面と正面と右側面を示す図、(b)は本実施の形態における連結部材である連結軸を示す図である。 (a)は本実施の形態における外駒の側面図、(b)は外駒の平面図である。 (a),(b)は本実施の形態における連結軸と外駒1との組付の説明図である。 本実施形態における要部の分解斜視図である。 (a)は本実施の形態における内駒の平面図、(b)は側面図である。 本実施の形態における連結駒構造の全体斜視図である。 本実施の形態における連結駒構造の組立工程を説明する斜視図である。
符号の説明
1 外駒
2 受け孔
2a 大径部
2b 小径部
3 連結軸
3a 凹部
4 Cリング
4a 小径側
4b 大径側
5 割溝部
6 内駒
7 貫通孔

Claims (3)

  1. 複数の駒を連結軸により連結して構成される駒連結構造のバンドにおいて、
    前記駒に前記連結軸の先端部を受ける受け孔を形成し、該受け孔における前記連結軸の先端部が挿入される側を小径部とし、
    前記連結軸の先端部に凹部を形成し、該凹部に前記受け孔の前記小径部よりも先端部が小径で、かつ該先端部とは反対方向に向かって大径となるテーパーを有する断面略C状の管体を装着し、
    前記断面略C状の管体を装着した状態で、前記連結軸を前記受け孔の小径部分を通して前記受け孔内へ挿入し、該挿入した状態で前記管体のテーパー部の大径側が前記受け孔の小径部の内側に係止するように構成したことを特徴とする駒連結構造のバンド。
  2. 前記駒において、前記受け孔の部位と前記小径部の部位とを別部材にて形成したことを特徴とする請求項1記載の駒連結構造のバンド。
  3. 前記駒が外駒であり、該外駒間の前記連結軸に内駒を装着することを特徴とする請求項1または2記載の駒連結構造のバンド。
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