JP5093580B2 - 酸素溶解水供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、酸素溶解水供給装置に関するものである。
更に詳述すれば、例えば、近年、海(港湾)、湖沼、河川、ダム、濠等には生活排水や産業排水が流入しており、こうした排水中には有機物、栄養塩類が含まれている。これらの一部は水底に沈降して有機汚泥となる。
水中の微生物はこれらを分解するため溶存酸素を消費するので、底層の水域では、酸素供給が消費量より少ないと貧酸素状態になる。
底層水が貧酸素状態に陥ると、底泥中の有機物は嫌気分解され、硫化物やメタンガス等の生物にとって有害な物質が生成される。
また、底泥が酸素不足になると底泥中の栄養塩が溶出し易くなり、水中の栄養塩濃度を高め、赤潮を引き起こすなどの環境悪化の原因となる。
貧酸素状態の水は、水中に酸素が欠乏する貧酸素水で、環境に影響を与えている。こうした貧酸素水に酸素を溶かし込み、溶存酸素濃度を上昇させ、悪影響の軽減を図ることが行われている。
この様な水域に効率良く酸素を供給して、溶存酸素濃度を増加させる酸素溶解水供給装置に関するものである。
図6、8,9は、一般に使用されている従来例の酸素溶解水供給装置の例を示す構成説明図である。
図6に示す如く、港湾、湖沼、ダム等比較的水深の深い水域において、夏季は、水面付近は温度が高く、水深が下がると急に温度が低下する温度躍層Cが形成され、水底は温度が一番低くなっている。
こうした状態では、下層の水温が低く密度が大きい水は水塊を形成し、表層付近の水温が高く密度が小さい水と混ざり合うことはない。
従って、表層付近の溶存酸素濃度の高い水は底層へ供給されることはなく、底層の貧酸素状態は解消されない。
なお、汽水湖や感潮河川などでは、塩分濃度の違いにより、塩分躍層が形成され、同様に底層が貧酸素状態に陥ることがある。
図7は感潮河川で潮汐により塩水楔Bと呼ばれる塩分濃度が高い海水が河川の底層を行ったり来たりする様子を表している。表層付近は塩分濃度が低い水が流れており、底層付近の海水とは混ざらない為、底層は貧酸素状態となる。
このように劣化した底層を改善する従来の方法として、図6に示した酸素溶解水拡散方式では、貧酸素状態になっている底層の水を汲み上げ、その水に酸素を溶かし込んで溶存酸素濃度を上昇させた後、元の底層に戻す。
この様に水温(密度)が同じ底層に溶存酸素濃度を上昇させた水を返送するので、上昇流が発生せず効率良く底層に酸素を供給することができる。
図6において、気体溶解装置11は、ホース26を介して、吸込口3から任意の水域の水を吸引する。
気体溶解装置11には、酸素供給装置12から、酸素ガスが供給されるようになっている。例えば、酸素供給装置12内には、酸素ボンベが配置されている。
また、気体溶解装置11には、ホース26を介して、酸素溶解水を吐出する吐出口4が接続されている。
斑点で表した領域5は、酸素溶解水が拡がる範囲を示した。
以上の構成において、酸素溶解水供給装置1は、吸込口3から任意の水域の水を汲み上げる。気体溶解装置11に汲み上げられた水は、酸素供給装置12から供給される酸素ガスと混合することで、酸素溶解水となる。酸素溶解水は、吐出口4から任意の水域に吐出される。
吐出された酸素溶解水は、任意の水域のある一定の範囲に拡がる。
図8は、酸素溶解水供給装置1において、吐出口4、8の位置および高さを異なる場所に複数箇所配置して異なる水深に酸素溶解水を供給したいと云う要望に応える場合を示す。
酸素溶解水供給装置1は、水中で1本の配管を2本に分岐し、2個の弁9、10と2個の吐出口4、8を設ける。
しかし、例えば海水中では電蝕の影響もあり、水中で保守なしに長期に亘り動作すると云う条件に合致する弁が現状ではなかなか存在しない。
従って、通常、図9の様に、水上に弁9、10を配置し、配水管(ホース)26a、26bを数100mに亘り複数本設置しなくてはならなかった。
図10は、このような酸素溶解水供給装置1に使用される気体溶解装置11の一例を示す構成説明図である。
図において、密閉タンク13は気密に加工されたタンクであり、酸素を溶解すべき水が例えば8分目程度に注入されている。
ノズル14は、密閉タンク13の天井付近に水面に対して直角方向に設けられ、このノズル14の出射方向の真下に、略水平に邪魔板15が配置されている。
ポンプ16は、液体供給手段として機能し、例えば、逆止弁17を介して、湖や河川A等から水を汲み上げて、ノズル14から密閉タンク13内に水を供給する。
密閉タンク13の水位調節は、吐出弁18が通常開とされて、密閉タンク13内で酸素が溶解された水を浄化すべき場所に放出するが、密閉タンク13内の水が所定レベル位置以下になった場合は、吐出弁18の開閉度を調節して水位を調節したり、大気開放弁19を開とすることで密閉タンク13内の未溶解気体を大気中に放出したりすることにより行なう。
逆止弁17は、ポンプ16が停止時に水がポンプ16から抜けてしまい、停止後の再起動時に呼び水動作を行わなくても済むようにするための弁である。
また、この場合は、ポンプ(液体供給手段)16の後段に供給気体αの注入手段が設けられている。
なお、図では省略するが密閉タンク13には、密閉タンク13内の水量を測定するためのレベル計や密閉タンク13内の圧力を測定するための圧力計が取り付けられている。
上記の構成において、密閉タンク13の上方には、所定の圧力に加圧された気体(例えば酸素やオゾン)がノズル14を介して導入される。
気体溶解装置11では、密閉タンク13内の気体の圧力が高いと水位が下降し、水は予め設定した水位以下になるが、その場合は所定の圧力レベルになるように大気開放弁19で密閉タンク13内の気体を放出したり、吐出弁18を調節したりして水位を制御する。
また、密閉タンク13では、ノズル14から出射した水を邪魔板15に衝突させて水と固体の衝突圧力を利用したり、水の飛沫を大量発生させたりすることにより密閉タンク13内に充満する気体(例えば、酸素やオゾン)を溶解して水面に落下する。
この過程で水は気体を取り込んで気体溶解水となり、密閉タンク13に蓄積されることとなる。
図の場合は、密閉タンク13内の邪魔板15が水面より下方に設けられた一例を示すもので、ノズル14から噴き出す水の勢いにもよるが、噴き出す水が表面の水を押しのけて邪魔板15に直接衝突する程度の深さとなるように、また、水の飛沫や泡が大量に発生するように制御する。
特開2002−346351号公報 特開2006−136759号公報
上記のような酸素溶解水供給装置においては、吸込口から任意の水質改善対象水域の水を汲み上げ、気体溶解装置に酸素ガスを供給し、気体溶解装置内で汲み上げた水と酸素ガスを混合して酸素溶解水にし、吸込口とは異なる水深(温度・密度)に設置した吐出口から酸素溶解水を吐出しても吐出した水の温度(密度)と同じ温度(密度)の水域に拡がると云う性質を持っている。
このように、任意の水質改善対象水域に酸素溶解水を供給する場合、汲み上げた水の温度(密度)以外の範囲に酸素溶解水がなかなか拡がらないと云う問題がある。
また、上記のような酸素溶解水供給装置においては、使用される配水管が数100mに及ぶこともあり、かつ圧損を抑える為に直径の大きなものを使用しなくてはならない。また、配水管は耐候性、耐久性、可どう性が求められるため、コストが高くなる。
このような配水管に吸込口および吐出口を複数箇所設けるとその分だけの配水管を設置する必要があるため、施工費用が嵩むと云う問題がある。
本発明は、上記のような従来装置の欠点をなくし、港湾、湖沼、河川、ダム、濠などの環境水に効率良く、酸素を供給する装置において、汲み上げた水の密度(温度・塩分濃度)以外の範囲にも酸素溶解水を拡げることができ、さらに施工費用の縮減を図ることができる酸素溶解水供給装置を実現することを目的としたものである。
上記のような課題を達成するために、本発明の請求項1では、吸入口から任意の水域の水を汲み上げ、この汲み上げた水を気体溶解装置に注入し、前記気体溶解装置に酸素ガスを供給し、前記汲み上げた水と前記酸素ガスを前記気体溶解装置内で混合して酸素溶解水にし、この混合して得られた酸素溶解水を吐出口から任意の水域に吐出する酸素溶解水供給装置において、前記吸入口から任意の水域の水を汲み上げるのは、底層水を吸入口から汲み上げる第1の取水手段と、表層水を吸入口から汲み上げる第2の取水手段とからなり、前記吐出口から任意の水域に吐出するのは、前記酸素溶解水を任意の水質改善対象水域に排出する吐出手段であり、前記第1の取水手段を介して汲み上げた水と前記第2の取水手段を介して汲み上げた水との混合比を調節することにより、前記吐出手段を介して排出する酸素溶解水の塩分濃度を前記水質改善対象水域の任意の水深の塩分濃度に制御することを特徴とする酸素溶解水供給装置。
請求項2では、請求項1の酸素溶解水供給装置において、任意の水質改善対象水域の水深方向の塩分濃度分布を測定する導電率計を設け、前記第1の取水手段を介して汲み上げた水と前記第2の取水手段を介して汲み上げた水との混合比を調整することにより、前記吐出手段を介して排出する酸素溶解水の塩分濃度を前記導電率計の測定に基づいて得られた前記水質改善対象水域の任意の水深の塩分濃度に制御することを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
混合後の水の塩分濃度を測定する導電率計を設け、塩分濃度を制御することにより酸素溶解水の密度制御を行うことができる酸素溶解水供給装置が得られる。
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
水質改善対象水域の水深方向の塩分濃度分布を測定する導電率計を設け、任意の水深の塩分濃度と同じ酸素溶解水を吐出するように混合比を調節することにより、任意の水深に酸素溶解水を拡げることができる。汲み上げた水の塩分濃度(密度)以外の水深より広範囲に酸素溶解水を拡げることができるため、取水手段である吸込口および吐出手段である吐出口の数を多く設ける必要がなくなるので、施工費用の増減を図ることができる酸素溶解水供給装置が得られる。
以下、図面を用いて、本発明の酸素溶解水供給装置を説明する。
以下本発明について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の酸素溶解水供給装置の一実施例を示す構成図である。図において、図6と同様のものは同一符号を付して示す。
本願発明に係る第1の実施形態の酸素溶解水供給装置は、図1に示すように、酸素供給装置12および気体溶解装置11を備えた酸素溶解水供給装置1と、水中に配置された吸込口2と、吸込口3と、吐出口4との構成になっている。
また、斑点で表した領域5は、酸素濃度を改善できる範囲を示す。
吸込口2は水面に近い水域の水を汲み上げる手段であり、吸込口3は任意の水域(水深)の水を汲み上げる手段であり、吐出口4は、気体溶解装置11で生成された酸素溶解水を任意の水質改善対象水域に排出する手段である。
このような構成からなる酸素溶解水供給装置1において、先づ、底層付近に設置した吸込口3だけではなく表層付近にも吸込口2を設けることで、温度の低い水だけでなく、温度が高い水も取り込めるようになる。
酸素溶解水供給装置1において、第1の取水手段である吸込口3および第2の取水手段である吸込口2から汲み上げた水と、酸素供給装置12から気体溶解装置11に供給する酸素ガスとを、気体溶解装置11内で混合することにより、任意の温度の酸素溶解水が生成される。吸込口3から温度の低い水と吸込口2から温度の高い水を、汲み上げることにより、各吸込口から汲み上げる水を混合した水の密度(温度)は、各吸込口から汲み上げる水の密度(温度)と異なるため、吐出口4からは、汲み上げる水の密度(温度)以外の範囲(水深)にも酸素溶解水を拡げることができる。
また、表層水を取り入れる第2の取水手段である吸込口2を設けることにより、酸素溶解水供給装置1は吐出する水の温度が底層水の温度から表層水の温度までの任意の温度に設定して運転することが可能になり、複数個の吐出配管を設置せずに、任意に改善水域を変える事ができるため、全体の設置費用を安価にすることができる。
図2は、本発明の酸素溶解水供給装置1の他の実施例を示す構成図である。図において、図1および6と同様のものは同一符号を付して示す。
本願発明に係る第2の実施形態の酸素溶解水供給装置1は、図2と図3に示すように、酸素供給装置12や気体溶解装置11を備えた酸素溶解水供給装置1と、気体溶解装置11内で2つの異なる水深から汲み上げた水を混合した後の配管に配置した水質測定器7と、水中に配置された吸込口2と、吸込口3と、吐出口4と、水質測定器6とを備えた構成になっている。
また、斑点で表した領域5は、酸素濃度を改善できる範囲を示した。
このような構成からなる酸素溶解水供給装置1において、先づ、第1の実施形態に加えて、任意の水質改善対象水域(水深方向)の温度を測定するために水質測定器6を設け、任意の水質改善対象水域の温度を測定し、かつ気体溶解装置11内で水温を測定する水質測定器7を設けて汲み上げ混合した後の水温を測定し、水質測定器7の指示値により吸込口2、吸込口3に接続している各弁22、23の開閉度を調節することで、任意の水域から汲み上げる水の混合比を調節する。
つまり、酸素溶解水供給装置1において、第1の取水手段である吸込口3および第2の取水手段である吸込口2から汲み上げた水と、酸素供給装置12から気体溶解装置11に供給する酸素とを、気体溶解装置11内の密閉タンク13で混合することにより、任意の温度の酸素溶解水が生成される。
任意の水域の水深方向の水温分布を水質測定器6にて測定し、酸素溶解水供給装置1から吐出される酸素溶解水の水温を任意の水深の水温になるよう調節すれば、酸素溶解水はその水温の水深域に拡がることになる。
なお、水質測定器6にて溶存酸素濃度の水深方向の分布も測定しておけば、溶存酸素濃度の低い水深に合わせて酸素溶解水を拡げることが可能となる。
図4及び5は水質測定器6の構成を示しており、繋留索33により繋留されたフロート32から水質測定器6をケーブル30により吊り下げている。
図4では水質測定器6がウィンチ31によって上下させており、図5では複数の水質測定器6a〜6cの水深を固定して配置している例である。
なお、酸素溶解水供給装置は水上に設置することもできる。
前述の実施例においては、温度による水の密度制御について説明したが、塩分濃度による水の密度制御についても同様である。但し、水の塩分濃度は一般的には導電率で測定が行われている為、水質測定器6には導電率計を使用する。
また、気体溶解装置11へ供給する酸素ガスは、ガスボンベだけでなくPSA(Pressure Swing Adsorption)を使用した酸素濃縮器などからの供給でも良い。酸素ガスの濃度は80%以上が望ましく、オゾンガスを含んでいても良い。
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。
従って本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
図1は本発明の酸素溶解水供給装置の一実施例を示す構成図。 図2は本発明の酸素溶解水供給装置の他の実施例を示す構成図。 図3は図2の要部構成説明図である。 図4は図2の要部構成説明図である。 図5は図2の要部構成説明図である。 図6は従来の酸素溶解水供給装置の一例を示す構成図。 図7は汽水域における塩水楔説明図である。 図8は図6の動作を示す説明図である。 図9は図6の動作を示す説明図である。 図7は図6の構成説明図である。
符号の説明
1 酸素溶解水供給装置
2 吸込口
3 吸込口
4 吐出口
5 領域
6 水質測定器
6a 水質測定器
6b 水質測定器
6c 水質測定器
7 水質測定器
8 吐出口
9 弁
10 弁
11 気体溶解装置
12 酸素供給装置
13 密閉タンク
14 ノズル
15 邪魔板
16 ポンプ
17 逆止弁
17a 逆止弁
17b 逆止弁
18 吐出弁
19 大気開放弁
20 気体調節弁
22 弁
23 弁
26 ホース
26a ホース
26b ホース
30 ケーブル
31 ウィンチ
32 フロート
33 繋留索
A 湖水や河川
B 塩水楔
C 温度躍層
α 供給気体
β 気体溶解水

Claims (2)

  1. 吸入口から任意の水域の水を汲み上げ、この汲み上げた水を気体溶解装置に注入し、前記気体溶解装置に酸素ガスを供給し、前記汲み上げた水と前記酸素ガスを前記気体溶解装置内で混合して酸素溶解水にし、この混合して得られた酸素溶解水を吐出口から任意の水域に吐出する酸素溶解水供給装置において、
    前記吸入口から任意の水域の水を汲み上げるのは、底層水を吸入口から汲み上げる第1の取水手段と、表層水を吸入口から汲み上げる第2の取水手段とからなり、
    前記吐出口から任意の水域に吐出するのは、前記酸素溶解水を任意の水質改善対象水域に排出する吐出手段であり、
    前記第1の取水手段を介して汲み上げた水と前記第2の取水手段を介して汲み上げた水との混合比を調節することにより、前記吐出手段を介して排出する酸素溶解水の塩分濃度を前記水質改善対象水域の任意の水深の塩分濃度に制御することを特徴とする酸素溶解水供給装置。
  2. 任意の水質改善対象水域の水深方向の塩分濃度分布を測定する導電率計を設け、前記第1の取水手段を介して汲み上げた水と前記第2の取水手段を介して汲み上げた水との混合比を調整することにより、前記吐出手段を介して排出する酸素溶解水の塩分濃度を前記導電率計の測定に基づいて得られた前記水質改善対象水域の任意の水深の塩分濃度に制御することを特徴とする請求項1記載の酸素溶解水供給装置。
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