JP5093551B2 - 医療支援装置及び医療支援用コンピュータプログラム - Google Patents

医療支援装置及び医療支援用コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、薬剤師が行う服薬指導や、医師が行う薬剤選定を支援する医療支援装置に関するものである。また本発明は、同様の目的を達成する医療支援用コンピュータプログラムに関するものである。
薬剤には副作用と称される有害な作用をもたらすものも少なくないが、医師といえども全ての薬剤の副作用を記憶することはできず、発現した副作用がどの薬剤に起因するのかを突き止めるのに時間が掛かる。
また風邪等の軽微な病気であれば処方する薬剤の種類が少ないので副作用を起こした薬剤を特定するのは容易であるが、癌や脳卒中の様な重篤な病気の場合は処方する薬剤の種類が多く、どの薬剤の作用によって患者に悪影響が出たのかを特定することが難しい。
この問題を解決するための方策として、特許文献1には、副作用の原因となった薬剤を検索するシステムが開示されている。
特開2002−245172号
特許文献1に開示されたシステムは、副作用とその原因となり得る薬剤名及び副作用の発現頻度等を対応して記憶させた情報記憶手段を備え、この情報記憶手段を用いて原因薬剤を検索する。
例えば、患者が頭痛を起こした場合、端末に「頭痛」と入力すると共に患者に処方した薬剤を入力し、サーバーに発信する。サーバー側では、患者に処方した薬剤の中から、「頭痛」を起こし得る薬剤を検索し、端末側に返信する。
ところで、近年では薬剤師が医療チームの一員として活動する機会が増加している。特に患者への薬剤に関する情報の提供や、服薬指導は薬剤師の重要な役務である。即ち、今日では、おびただしい種類の薬剤があり、薬剤にはそれぞれ特徴がある。薬剤師は、これら薬剤に関する専門知識を有するものであり、患者に対して適切な服薬指導を行うことができるのは薬剤師をおいて他にはない。
そこで昨今では、単なる薬剤の服用方法のみならず、効能の説明や副作用の説明を、薬剤師が行うケースが多い。医師の処方が変わった場合などではその理由等を薬剤師が患者に説明する場合もある。
特に自覚症状が無い状態の時に医師の処方が変わる場合があり、この時の患者に対する説明は重要である。即ち頭痛や嘔吐といった明確な副作用があった場合は、患者の申し入れによって処方が変わる場合が多く、患者は処方が変わった理由を自覚している場合が多い。これに対して自覚症状が無いのに処方が変わった時は、患者に無用な不安を与えたり、逆に重要性の認識が薄れてしまう場合がある。
そこでこの様な際に、医師が、患者に対する薬剤の説明を、薬剤師に依頼する場合がある。
またさらに進んで、医師が薬剤師に対して処方の助言を求める場合もある。即ち医療現場においては、医師が患者を診察し、当該医師が患者の容体に応じた薬剤を処方する。しかしながら、今日、おびただしい種類の薬剤が製造されており、医師と言えども全ての薬剤の作用を記憶しておくことはできない。そこで医師が、薬剤の専門家たる薬剤師に助言を求めることが多く、今後この傾向はさらに顕著になると予想される。
そこで薬剤師は、患者に対して適切な服薬指導を行うことを目的として、またさらに医師の助言要望に応えることを目的として日々薬剤の知識の研鑽に努めているが、前記した様に製造されている薬剤の種類が多く、完璧を期しがたいのが現状である。
また薬剤師の知識レベルや経験にばらつきが大きく、だれしもが医師に対して助言を行うレベルにあるとは言えない。
そこで医療業界においては、薬剤師の知識や経験を補う装置の開発が望まれているが、これを目的とした装置は現在のところ存在しない。
即ち前記した特許文献1に開示されたシステムでは、端末に入力するのは「頭痛」とか「嘔吐」といった副作用であり、特許文献1に開示されたシステムは、副作用が発生してからその原因薬剤を突き止めるものに過ぎない。そのため前記した様な自覚症状が無いにも係わらず処方が変わった場合に行う服薬指導には役立たない。
また特許文献1に開示されたシステムは、「頭痛」や「嘔吐」「目眩」と言った自覚症状や、「昏睡」「発疹」といった観察可能な現象が発現してからその原因薬剤を究明するものに過ぎない。そのため、患者に副作用による苦しみを与えたり、発現した副作用によって死に至らしめてしまう場合もある。
そこで本発明は、薬剤師が患者に対して行う服薬指導や、医師への助言を行う際に使いやすく、また患者に影響を与える薬剤をより初期の段階で究明することができる医療支援装置及びコンピュータソフトを提供することを課題とするものである。
そして上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の効能と副作用を含む作用に関するデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる成分のデータを有する薬剤を検索する薬剤検索手段を備えたことを特徴とする医療支援装置である。
本発明の医療支援装置では、患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段を備える。そして薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて検査値がそのようになった原因の候補と考えられる薬剤を検索する。そのため本発明の医療支援装置では、副作用が顕在化する前に副作用の発現を予想することができ、これを見た薬剤師は医師に対して適切な助言を行うことができる。医師は、薬剤師の助言を受け、必要に応じて処方薬剤の種類や量を変更することができる。もちろん医師自身が、本発明の医療支援装置を使用し、薬剤師に助言を求めることなく処方薬剤の種類や量を変更することもできる。
薬剤師は、処方する薬剤の種類や処方量が変わった場合に、患者に対して適切な服薬指導を行うことができる。
なお本発明は副作用の抑制に限らず、主作用の確認に適用することもできる。即ち検査値が好転した場合の候補と考えられる薬剤を検索するのに本発明を使用することもできる。そのため、薬剤師は患者に対する服薬指導の際にどの薬が効いているかを伝えることができ、患者の服薬意欲を高めたり、患者を励ますことができる。また医師は、自己の処方に対する自信を深めることができる。もちろん、副作用の抑制だけに本発明を活用したり、主作用の確認だけに本発明を活用してもよい。
さらに本発明の医療支援装置で採用する薬剤データ記憶手段は、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の作用に関するデータとが関連付けて記録されている。本発明の医療支援装置は、この様な薬剤データ記憶手段を使用して原因薬剤を検索するので、検索の精度が高い。
即ち薬剤には、単一の成分によって構成されているものもあるが、多くの場合、薬効を高める目的や副作用を抑制する目的から数種類の成分が配合されている。そこで本発明では、薬剤の各成分とそれぞれの成分の作用を関連づけ記憶した薬剤データ記憶手段を使用することとした。
同様の課題を解決するための請求項2に記載の発明は、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて患者が実施した検査の値に変動を生じさせた原因の候補と考えられる薬剤と併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかを検索する薬剤等検索手段を備えたことを特徴とする医療支援装置である。
また請求項3に記載の発明は、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかを検索する薬剤等検索手段を備えたことを特徴とする医療支援装置である。
本発明の医療支援装置は、前記した請求項1と類似する作用効果を備えている。
本発明の医療支援装置では、検査結果がそのようになった原因の候補と考えられる薬剤または併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかを検索することができる。
ここで併発疾病とは、患者が罹患しているかも知れない疾病をいう。即ち薬剤の中には特定の疾病を併発している患者が服用すると特有の作用をもたらすものがある。例えば主たる疾病だけを罹患した患者が服用すると、所望の効能があるが、主たる疾病の他に他の疾病を罹患した患者が服用すると特有の副作用が現れる場合がある。このような副作用を引き出す疾病を併発疾病と言う。
また患者の特質とは、アレルギーや遺伝的な特質がある。即ち薬剤の中には特定の遺伝的特質を有した患者が服用すると特有の作用をもたらすものがある。例えば通常の血液型の患者が服用すると、所望の効能があるが、特定の血液型の患者が服用すると特有の副作用が現れる場合がある。
また単に薬剤等を検索するだけでなく、検査結果がそのようになった原因の候補と考えられる薬剤または併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかを検索して表示する薬剤等検索表示手段を備えた構成も推奨される(請求項4,5,6)。
さらに同様の課題を解決するための参考発明は、薬剤の作用に関するデータを保有する薬剤データ記憶手段と、患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段と、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて検査値が前記特定の条件となった原因の候補と考えられる薬剤を検索する薬剤検索手段を備えたことを特徴とする医療支援装置である。
参考発明の医療支援装置についても、患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段を備える。また参考発明の構成として、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段を備える。そして参考発明では、検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、検査値が特定の条件となった原因の候補と考えられる薬剤を検索する。ここで「特定の条件」には例えば所定の基準値を越えた場合や、過去の数値から一定限度を越える変化があった場合が考えられる。
そのため参考発明の医療支援装置では、副作用が顕在化する前に、副作用の発現を予想することができ、薬剤師は医師に対して適切な助言を行うことができる。また薬剤師は患者に対する服薬指導の際の資料とすることができる。
参考発明の医療支援装置についても副作用の抑制に限らず、主作用の確認に適用することもできる。
本発明の参考発明は、薬剤の作用に関するデータを保有する薬剤データ記憶手段と、患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段と、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて検査結果が前記特定の条件となった原因の候補と考えられる薬剤または併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかを検索する薬剤等検索手段を備えたことを特徴とする医療支援装置である。
参考発明の医療支援装置では、検査結果がそのようになった原因の候補と考えられる薬剤または併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかを検索することができる。
また単に薬剤等を検索するだけでなく、検査結果がそのようになった原因の候補と考えられる薬剤または併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかを検索して表示する薬剤等検索表示手段を備えた構成も推奨される。
また、本発明では、所定の変化が認められるものについては所定の表示が行われることが望ましい(請求項7)。
請求項に記載の発明は、基準検査データは患者自身の過去の検査の結果であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の医療支援装置である。
本発明では、基準検査データとして患者自身の過去の検査結果が活用されている。従って患者の状態の変化によって副作用の発現を予想することができる。そのため薬剤師は、医師に対して処方の変更を進言する根拠を得ることができる。また医師は、副作用の発現を予想し、必要に応じて処方薬剤の種類や量を変更することができる。
また「基準検査データ」として「正常とされる値」を採用してもよい(請求項)。
請求項10に記載の発明は、特定の条件は、患者にとって望ましくない傾向が現れた場合であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の医療支援装置である。
本発明の医療支援装置では、「特定の条件」は、患者にとって望ましくない傾向が現れた場合であるから、副作用の発現を予想し、薬剤師は、医師に対して適切な助言を行うことができる。また医師は必要に応じて処方薬剤の種類や量を変更することができる。
請求項11に記載の発明は、薬剤の作用に関するデータが記録されている薬剤データ記憶手段と、患者が服用した薬剤及び服用した日付を記録する服用薬剤・日付記録手段と、患者が実施した検査の結果及び検査日を記録する検査値・日付記録手段と、表示手段を有し、表示手段には服用薬剤・日付記録手段に記録された患者が服用した薬剤及び服用した日付と、検査値・日付記録手段に記録された患者が実施した検査の結果及び検査日とを同一画面に表示可能であり、さらに薬剤データ記憶手段から患者が服用した薬剤のデータを検索して同一画面又は他画面に表示可能であることを特徴とする請求項1乃至10いずれかに記載の医療支援装置である。
本発明の医療支援装置では、患者が服用した薬剤及び服用した日付と、検査値・日付記録手段に記録された患者が実施した検査の結果及び検査日とを同一画面に表示可能である。そのためこの画面を見た薬剤師等は、処方と検査値の変化を対比することができ、副作用が顕在化する前に、副作用の発現を予想することができ、これを見た薬剤師は医師に対して適切な助言を行うことができる。
さらに本発明の医療支援装置では、薬剤データ記憶手段から患者が服用した薬剤のデータを検索して同一画面又は他画面に表示可能であるから、被疑薬の特定が容易である。
請求項12に記載の発明は、患者の個人的特質を記録する特質記録手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の医療支援装置である。
本発明の医療支援装置では、患者の個人的特質を記録することができるので、原因薬剤の特定するための参考となる。個人的特性には、例えば特定物質に対するアレルギーや、既往症、年齢、性別、食物・酒・煙草・コーヒ等の嗜好が上げられる。
個人的特性には、他に血液型や人種、職歴等がある。
請求項13に記載の発明は、薬剤データ記憶手段から患者が服用していない薬剤であって、特定の作用がより少ない薬剤を検索可能であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の医療支援装置である。
本発明の医療支援装置によると、代替薬の選定が容易となる。
また同様の課題を解決するためのコンピュータプログラムの発明は、コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の効能と副作用を含む作用に関するデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と、患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて、比較の結果が特定の条件となる成分のデータを有する薬剤の検索をする手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラムである。
本発明の医療支援用コンピュータプログラムによると、副作用が顕在化する前に副作用の発現を予想し、必要に応じて処方薬剤の種類や量を変更することができる。また薬剤師が行う服薬指導の資料を得ることができる。
請求項15に記載の発明は、コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と、患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて患者が実施した検査の値に変動を生じさせた原因の候補と考えられる薬剤と併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかの検索をする手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラムである。
請求項16に記載の発明は、コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と、患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、
薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかの検索をする手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラムである。
請求項17に記載の発明は、コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と、患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて患者が実施した検査の値に変動を生じさせた原因の候補と考えられる薬剤と併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかの検索をし、且つそれを表示するための手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラムである。
請求項18に記載の発明は、コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と、患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかの検索をする手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラムである。
請求項19に記載の発明は、コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の効能と副作用を含む作用に関するデータとが関連付けて記録され、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と、患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて、比較の結果が特定の条件となる成分のデータを有する薬剤、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかの検索をし、且つそれを表示するための手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラムである。
本発明の医療支援用コンピュータプログラムでは、患者が実施した検査の結果を記録し、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する。そして比較の結果が特定の条件となった検査について、検査値が特定の条件となった原因の候補と考えられる薬剤を検索する。そのため本発明の医療支援装置では、副作用が顕在化する前に、副作用の発現を予想し、必要に応じて処方薬剤の種類や量を変更することができる。また薬剤師が行う服薬指導の資料を得ることができる。
請求項20に記載の発明は、コンピュータを、薬剤の作用に関するデータを保有する薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と、患者が服用した薬剤及び服用した日付と、患者が実施した検査の結果及び検査日を記録する手段と、患者が服用した薬剤及び服用した日付と、患者が実施した検査の結果及び検査日を表示手段の同一画面に表示するための手段と、さらに薬剤データ記憶手段から患者が服用した薬剤のデータを検索して同一画面又は他画面に表示させるための手段として機能させるための請求項14乃至19のいずれかに記載の医療支援用コンピュータプログラムである。
請求項21に記載の発明は、コンピュータを、検索された薬剤の中に疾患併発時フラグが立てられたものがあるならば、可能性のある疾患を検索する手段と、患者情報フラグが立てられたものがあるならば、可能性のある患者特質を検索するための手段として機能させるための請求項14乃至20のいずれかに記載の医療支援用コンピュータプログラムである。
本発明の医療支援装置及び医療支援用コンピュータプログラムによると、薬剤師が患者に対して行う服薬指導や、医師への助言を行う際の資料を容易に得ることができる。また患者に影響を与える薬剤をより初期の段階で究明することができるので、医師はより的確な処方を行うことができる。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態の医療支援装置の構成を示すシステム構成図である。図2は、本発明の実施形態の医療支援装置のブロック図である。図3は、本発明の実施形態の医療支援装置の工程図である。
本実施形態の医療支援装置1は、病院内で構築されるLAN(Local Area
Network)によって実現されている。
実施形態を採用する病院は、図1の様に処置室2、検査室3、調剤室5、事務室6、病室7及びコンピュータ室8に分かれている。
そしてコンピュータ室8にホストコンピュータ10が設置され、他の部屋には端末コンピュータ11〜15が設置されている。
ホストコンピュータ10には、薬剤データが記憶されている。薬剤データは、例えば湯山製作所販売の「MDbank」(商標)であり、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の作用に関するデータとが関連付けて記録されている。即ち薬剤データは、医薬品の添付文書に基づいて作成されたものであり、「MDbank」(商標)は、薬剤の効能及び副作用が詳細にデータベース化したものである。
また薬剤は、通常複数の有効成分が配合されているが、本実施形態で採用する薬剤データでは、各成分の効能と副作用について記録されている。
さらに薬剤データには、薬剤同士の相互作用や禁忌事項についても記憶されている。また薬剤データには、薬剤の成分・含量の他、添加物についてもデータ化されている。薬剤に添加される添加物は、通常人体に影響を与えるものではないが、特に過敏な体質の患者が服用する場合や、他の薬剤と併用する場合に相互作用が現れる場合もある。そこで本実施形態で採用する薬剤データでは、添加物の情報についても記憶している。
もちろん当業者の間で「禁忌」「慎重投与」「相互−併用禁忌」「相互−併用注意」「副作用」「配合変化」といった内容は薬剤データに蓄積されている。
ここで「禁忌」とは、特定の条件を有する患者には投与してはならないことを意味する。「慎重投与」とは、特定の条件を有する患者には慎重に投与すべきことを意味する。「相互−併用禁忌」とは、特定の薬剤と併用してはならないことを意味する。「相互−併用注意」とは、特定の薬剤と併用する場合は注意して投与すべきであることを意味する。「副作用」とは薬剤そのものが引き起こす有害事象を意味する。「配合変化」とは、特定の薬剤と併用すると薬効が失われてしまう様な現象を意味する。
また適正量を越えて服用した場合や長期連用した場合の作用についても記憶されている。
さらに薬剤データには、併発疾病に関する情報についても記憶している。即ち薬剤の中には特定の疾病を併発している患者が服用すると副作用を起こすものがある。そこで本実施形態で採用する薬剤データでは、併発疾病に関する情報についても記憶している。
また特定の遺伝的体質や人種、年齢、性別、妊娠の有無、既往症、職業履歴、あるいは特定の嗜好を有した患者が服用すると特有の作用をもたらすものがある。そこで本実施形態で採用する薬剤データでは、これらの情報についても記憶されている。
さらにホストコンピュータ10には本実施形態に特有のコンピュータソフトウェアが格納されている。即ちそのコンピュータソフトウェアによって次の内容が実行される。
(1)患者が服用した薬剤名と服用した量、服用日を入力しさらにこれを記録する。
(2)患者に実施した検査の検査日、及び検査結果を入力しさらにこれを記録する。
(3)所定の基準検査データと、記録された患者の検査結果を比較する。
ここで基準検査データは、前回実施した患者自身の検査値である。
(4)検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データが保有するデータと患者が服用した薬剤名に基づいて検査値が特定の条件となった原因の候補と考えられる薬剤を検索する。
(5)所定の書式によって表示させる。
またこれに加えて、次の内容が実行される。
(6)検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、薬剤データが保有するデータと患者が服用した薬剤名に基づいて検査値が特定の条件となった原因の候補と考えられる併発疾病または患者の特質を検索する。
「特定の条件」とは検査項目によって異なるものであるが、例えば前回の検査数値に比べて所定割合を越える変動があった場合や、固定値を基準としてこれを越えたり、固定値未満となった様な場合である。前記した固定値は、正常な人の数値を基準として定めることが望ましい。但し、正常値をそのまま使用するのではなく、正常値から所定割合だけ離した値を使用してもよい。
例えば検査項目がAST(GOT)である場合であれば、検査値が正常値の3倍以上に上昇した場合に「異常上昇」として「特定の条件」の一つに加えることが推奨される。
本実施形態では、ホストコンピュータ10に前記した薬剤データとコンピュータソフトウェアが格納されているので、ホストコンピュータ10が、薬剤データ記憶手段、服用薬剤記録手段(服用薬剤・日付記録手段)、検査値記録手段(検査値・日付記録手段)、検査値比較手段及び薬剤検索手段(薬剤等検索手段)として機能する。
即ちホストコンピュータ10には、図2に示す検査影響テーブル20が備えられ、検査影響テーブル20には、薬剤ID、分析物コード、変動コードが記録されている。
検査変動テーブル22には、検査値の変動を示す「1:上昇」「2:異常変動」「3:下降」といったフラグ(検査変動フラグ)が立てられる。
また検査影響テーブル20には、他剤併用フラグ、疾患併発時フラグ、長期間投与変動フラグ等のデータが薬剤毎(薬剤ID毎)に格納されている。
ここで「他剤併用フラグ」とは、他の薬剤との併用時に起こりうる検査値変動の有無を示すフラグである。「疾患併発時フラグ」とは、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無を示すフラグである。「長期間投与変動フラグ」とは、長期間投与したときに起こりうる検査値変動の有無を示すフラグである。
さらに検査影響テーブル20には、患者情報フラグ、過量投与フラグ、検査実施フラグ、定期検査フラグについても格納されている。これらのフラグは、いずれも薬剤毎(薬剤ID毎)に格納されている。
「患者情報フラグ」とは、患者の特質によって特有の作用がある薬剤である場合に立てられるフラグである。即ち「患者情報フラグ」は、検査値の変動理由として患者の特質が考えられるか否かを示すフラグである。
「過量投与フラグ」とは、投与量が過多である場合に検査値が変動する薬剤である場合に立てられるフラグである。
「検査実施フラグ」とは、当該薬剤を投与する際はこれに先立って特定の検査を行わなければならない薬剤である場合に立てられるフラグである。例えばアルコールを含有する薬剤を処方する際にはアルコール過敏症であるか否かの検査を行わなければならないので、アルコールを含有する薬剤には「検査実施フラグ」が立てられる。
「定期検査フラグ」とは、処方をした後に厳重な経過観察が必要な薬剤である場合に立てられるフラグである。
各フラグは前記した様に薬剤毎(薬剤ID毎)に格納されている。例えば他の薬剤と併用した場合に検査値変動が発生する可能性がある薬剤には「他剤併用フラグ」が立てられ、特定の疾病を罹患した患者が服用すると検査値変動が発生する可能性がある薬剤には「疾患併発時フラグ」が立てられる。
またホストコンピュータ10には、検査分析物テーブル21と、検査変動テーブル22が備えられている。検査分析物テーブル21には分析物コードに対応した名称及び仮名が記憶されており、検査変動テーブル22には変動コードに対応した変化の方向が記憶されている。
ここで分析物コードとは、例えばASL、AST、ガンマーGTPといった検査項目に対応するコードである。ただし、検査項目には実質的に同一であっても異なる文言が使われたり、異なる表現を用いられる場合がある。そこで本実施形態では、検査分析物テーブル21を別途設け、使用者は検査分析物テーブル21に検査項目を入力することとした。そして検査分析物テーブル21に入力された使用者が入力した検査項目に対して、同意の検査項目や、類似の検査項目を検索し、適切な分析物コードを選択する。そして当該分析物コードを検査影響テーブルに送信する。
また検査変動テーブル25には、検査値の変動幅や上限等が記録されている。
端末コンピュータ11〜15を使用して使用者が変動幅等を指定すると、例えば、正常な人の検査数値や、副作用が現れると予想される数値が検査変動テーブル25から読みだされ、検査影響テーブル24に出力される。
図1の処置室2、検査室3、調剤室5、事務室6、病室7に設置された端末コンピュータ11〜15は、ホストコンピュータ10にアクセス可能であり、端末コンピュータ11〜15によって前記したコンピュータソウトウェアを動作させることができる。
なお本実施形態では、端末コンピュータ11〜15とホストコンピュータ10との組み合わせによって薬剤等検索表示手段が実現されている。
各部屋の端末コンピュータ11〜15は、前記した様にホストコンピュータ10にアクセス可能であるから、どの端末コンピュータ11〜15を使用して何の項目を入出力しても構わないが、標準的な使用方法について、患者の入院開始から退院に至るまでの経過を追って説明する。
患者が入院する場合には、患者の姓名、性、年齢、既往症、アレルギーの有無等の個人的特質が病院固有の書式に従って患者から提出される。
既往症がある場合は、発症した年齢、診断名、治療期間、入院の有無、輸血歴等についても提出させることが望ましい。
また過去に薬剤に対する禁忌症状やアレルギー症状があったか否かやその内容、あるいは家族にその様な者がいるか否かについても患者から提出される。さらに家族や親族に、糖尿病、高脂血症、癌等の家族性のある疾病患者があるか否かについても患者から提出される。常備約等の常時服用している薬剤が有るか否かや他の疾病で服用している薬剤があるか否か等についても書式に従って患者から提出される。
また入院に先立って身長、体重等が測定される。これらの書誌的情報は、事務員の手によって事務室6の端末コンピュータ14を利用してホストコンピュータ10に記録される。即ち患者の個人的特質がホストコンピュータ10に記録される。
また患者には病室7が割り当てられ、病室の位置についても端末コンピュータ15を利用してホストコンピュータ10に入力される。
続いて患者は、処置室2で医師と面談し、診察を受ける。医師は、必要に応じて採血や採尿、検便、脳波検査等の検査を指示する。また医師は、患者の症状から適切であると思われる薬剤を処方する。そして当該処方を処置室2の端末コンピュータ11から入力する。ホストコンピュータ10は、処方と処方日を記録する。また問診の記録についてもホストコンピュータ10に入力される(図3 ステップ1参照)。
なお医師の処方は、具体的な薬剤の商標を指定して行われる場合もあるが、主たる有効成分(薬剤の一般名等)だけを指示する場合もある。
患者は、医師の指示に従って所定の検査を受け、病室に戻る。
一方、調剤室5では、端末コンピュータ13から医師の処方箋を読み出し、処方箋に従って薬剤師が調剤を行う。
処方箋に具体的な薬剤の商標が記載されていない場合は、処方箋に記載された有効成分(一般名)を含有する薬剤の中から薬剤師が薬剤を選択する。
薬剤師が選択した薬剤の名称は、ホストコンピュータ10に記録される。
調剤された薬剤は、看護師の手によって患者の元に運ばれて服用されるが、この時、必要に応じて薬剤師が同行し、服薬指導を行う。即ち医師から薬剤師に対して指導依頼があった場合は薬剤師が同行し、服薬指導を行う。
指導依頼を受けた薬剤師は、ホストコンピュータ10から患者の病室や体質等のデータを閲覧し、さらに投与する薬剤の薬効や副作用を検討する。こうして準備をした上で薬剤師は病室に向かう。
そして病室7では、再度端末コンピュータ13によって患者に投与すべき薬剤を確認し、患者に服薬指導を行う。服薬指導は、薬の飲み方や薬の重要性、予想される薬効や副作用について行う。服薬指導の内容は、病室7の端末コンピュータ15からホストコンピュータ10に記録する。
一方検査室3では、採血や採尿、検便等が持ち込まれ、臨床検査技師によって所定の検査が行われる。そして検査結果及び検査日時は、自動的に又は手作業によって端末コンピュータ12に入力され、さらに端末コンピュータ12からホストコンピュータ10に入力されて記録される(図3 ステップ2参照)。
入院期間中、患者は服薬を続け、また頻繁に検査が行われる。実際に薬剤を服用したか否かは、看護師が確認し、病室7の端末コンピュータ15によってホストコンピュータ10に記録する。
また検査の結果は、前記と同様に端末コンピュータ12に入力され、さらに端末コンピュータ12からホストコンピュータ10に入力されて記録される。
また医師による診察も頻繁に行われるが、診察に際しては、ホストコンピュータ10に記録されたデータが活用される。
即ち本実施形態では、端末コンピュータ12を介してホストコンピュータ10を操作し、端末コンピュータ12に図4の様な服用された薬剤と、検査結果を時系列に表示させることができる。即ち図4は、端末コンピュータに表示される画面の一例であり、服用記録部31と検査結果表示部32が同一画面に表示されている。
具体的には、上部側が服用記録部31であり、下部側が検査結果表示部32である。
服用記録部31では、薬剤名と投薬日が表によって表現されている。即ち表の左端側に薬剤名が表示され、上段部に投薬日が表示されている。そして投薬日の下部が枡目となっており、左に記載された薬剤が服用された日にはその数量が記されている。
検査結果記録部32についても同様であり、検査項目と数値が検査日別に表現されている。なお検査結果表示部32は、服用記録部31とは別個の表ではあるが、投薬日と検査日の列は統一されている。
またホストコンピュータ10では、各検査日毎に、全ての検査項目について、前回実施した患者自身の検査値とその回の検査値を比較し、その結果、所定の変化が認められるものについては所定の表示が行われる。
例えば患者にとって望ましくない傾向が現れた場合には検査値が赤字で表示され、望ましい傾向が現れた場合には検査値が青字で表示される。
例えば図4に示す画面では、3月21日の検査の結果、ASL、AST、ガンマーGTPが顕著に低下しており、患者に取って好ましい兆候が見られる。そのためこれらの数値は青色で表示される(色は図示せず)。一方、3月23日はコレステロール値の上昇が見られ、この数値は、過去の患者の数値に比べて明らかに高く、さらに標準的な日本人の数値と比較しても高い。そこで3月23日のコレステロール欄は、赤字で表示される(色は図示せず)。
そして赤字又は青字で表示された部分をクリックする等の操作により、そのような状況となった原因の候補と考えられる薬剤が検索される。
例えば、コレステロール値が急に上昇している場合であれば、投薬された薬剤の全成分(添加物を含む)からその原因として考え得る成分を検索する。そして当該成分と薬剤名を端末コンピュータ12に表示する。また所定の操作をすることにより、患者が服用していない薬剤であって、類似の薬効があり、且つ副作用の少ない薬剤を検索する。医師は、検査値の状況によって副作用を抑える薬剤を新たに処方したり、代替薬に切り換えたり、或いは処方量を減少させるといった方策を検討する。
また本実施形態では、所定の操作を行うことにより、下部の検査結果表示部32をグラフにして表示することもできる。即ち図5は、端末コンピュータに表示される画面のもう一つの例であり、服用記録部35と検査結果表示部36が表示されている。
また検査項目を使用者が特定することもできる。即ち前述した動作では、何をもって所定の変化とするかをその検査項目に応じて自動的に判断されるが、薬剤師等が決定することもできる。また注目すべき検査項目を指定し、この指定された項目についてのみ所定の表示を行わせてもよい。
即ち薬剤師が、適当な検査項目や、気に掛かる検査項目を入力すると、検査分析物テーブル21を参照して適切な分析物コードが検索され、検査影響テーブル20に出力される。
また薬剤師が、上昇、下降、異常変動といった変動項目を入力すると、検査変動テーブルによって適切なコードが付され、検査影響テーブル20に出力される。
そして検査結果等を表示する際に検査影響テーブル20を参照し、特定の項目についてのみ所定の表示を行う。
さらに本実施形態では、検査の値に変動を生じさせた原因の候補と考えられる薬剤を検索するだけでなく、検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、検査値が特定の条件となった原因の候補と考えられる併発疾病を検索することもできる。
即ち処方され服用された薬剤の中に、特定の疾病を有する患者が服用した場合に特有の作用が起こりうるものがあれば、その薬剤と疾病名が表示される。
同様に、検査値が特定の条件となった原因の候補と考えられる「患者の特質」を検索することも可能である。
処方され服用された薬剤の中に、特定の特質を備えた患者が服用した場合に特有の作用が起こりうるものがあれば、その薬剤と特質とが具体的に表示される。
併発疾病が疑われる場合は当該疾病の検査をしたり、当該疾病に対する薬剤を処方する。あるいは疑いのある薬剤の服用を停止させる。
患者の特質に原因があると疑われる場合は、患者に質問したり、患者の体質を調べる検査を行う等によって原因を突き止める。
また処方の変更に際して、医師が薬剤師に助言を求める場合もある。薬剤師は、いずれかの端末コンピュータ11〜15を操作して医師が得た情報と同一の情報を得ることができる。そして薬剤師は、さらに自己の知識と経験を付加し、医師に助言を行う。特に医師の処方箋に主たる有効成分(一般名)だけが記載され、具体的な薬剤(商品)の選定を薬剤師が行った様な場合であって、その薬剤が副作用の原因と目されるような場合には、薬剤師の助言は重要である。
医師は薬剤師の助言を受け、必要に応じて処方を変更する。また必要に応じて薬剤師に患者に対する服薬指導を依頼する。
指導依頼を受けた薬剤師は、患者の元に向かい、適切な説明を行う。例えば自覚症状の訴えが無いにも係わらず処方が変更となった場合にも正確な説明を行うことができる。具体的には「今は副作用が無いけれどもコレステロールの検査数値が上がったので処方が変わった」という様に明確に理由をつけて患者に説明することができる。
病気が平癒して退院することとなった場合は、自宅で服用する薬が手渡される。この場合についても、必要に応じて薬剤師が服薬指導を行う。退院の際の服薬指導に際しても、入院中のそれと同様に、ホストコンピュータ10から患者の体質等のデータを閲覧し、指導の参考資料を得る。またホストコンピュータ10には過去の服薬指導の記録も残っているので、指導の参考とすることができる。
退院時の服薬指導の記録についてもホストコンピュータ10に記録する。
次に、本発明の実施例について説明する。
図6以下は、本実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される実際の表示画面の例を示す。
図6は、本実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「オペレータナンバー入力画面」である。図6に示す「オペレータナンバー入力画面」は、医療支援装置の開始画面である。本実施形態の医療支援装置では、端末コンピュータ11〜15のいずれかの電源を投入し、ホストコンピュータ10を呼び出して本実施例に関連するソフトウェアを起動すると、操作した端末コンピュータ11〜15の表示画面に、最初に図6に示す「オペレータナンバー入力画面」が表示される。
「オペレータナンバー入力画面」には、オペレータ欄とパスワード欄があり、これらに所定の番号や記号を入力することによって医療支援装置が使用可能となる。即ち、医療支援装置には、患者の個人情報が記録されているので個人情報を保護するために医療支援装置の使用者を限定する必要がある。そこで最初の画面にオペレータ欄とパスワード欄を設け、医療支援装置の使用者を特定することとした。
オペレータ欄とパスワード欄に所定の記号等を入力し、画面の実行欄をクリックすると図7の「病棟モニター画面」が現れる。
図7の「病棟モニター画面」には、病棟名欄、依頼書欄、患者ID欄、病室欄、手診療科欄、入退院欄、担当医欄等があり、それぞれ所定の内容が表示される。
「病棟モニター画面」には、図7に示す様に画面左上に病棟名が表示され、その下に当該病棟に入院している患者名と予定表が表示される。病棟名欄の三角記号をクリックすると病棟の表示が変わり、これに応じて下欄の患者名も変化する。
各患者欄には、同意書の有無、診療科、入院日が記録され、さらに続いて予定の有無を表示する予定表示欄が設けられている。
同意書は、薬剤師が服薬指導を行うことに医師が同意したことを証明するものである。
予定表は、患者名の行の右側にあり、14,15,16・・・と言うように日付が付された日程表形式で表示されている。日程表には患者の予定、処方情報及び指導予定の有無が記載されている。
ここで患者の予定とは例えば検査や外泊の予定である。指導予定とは薬剤師による服薬指導の予定である。
また画面の下側には、「患者予定表」「患者コメント」と記載された欄があり、この欄をクリックするとこれらの詳細が表示される。具体的は、画面上で、患者名をクリックすることによって患者を特定し、続いて「患者予定表」「患者コメント」をクリックすると患者の予定やコメントが表示される。
また患者名をダブルクリックする等の所定の操作を行うことにより、図8の「経過記録入力画面」に変わる。経過記録入力画面では、選択した患者の経過記録を参照することができる。
図8に示す「経過記録画面」には、服薬指導の記録等が記載されており、薬剤師が服薬指導を行う際の参考に供される。
また図8に示す「経過記録画面」において、画面右上の「記録入力」欄をクリックすると、図9に示す「指導内容入力画面(自由形式)」が表示される。
図9に示す「指導内容入力画面(自由形式)」が表示されると、図示しないキーボードを操作することによって経過記録を追記することができる。
また前述した図8の経過記録入力画面に戻って、右上の「薬歴」キーをクリックすると、図10の「薬歴+指導内容入力画面」が表示される。図10の「薬歴+指導内容入力画面)」では、薬歴の欄と指導内容入力欄が上下に表示される。薬歴の欄には、患者に対する投薬の履歴が表示される。具体的には、投薬された薬剤名と投薬量及び投薬日が記載された表が表示される。
図9,図10は、いずれも指導内容を自由形式で入力するものであるが、S.O.A.P(Subject data,Object data,Assessment,Plan)形式や、画像形式による入力も可能である。
即ち図8、図9の画面他に表示される「指導内容」欄の「S.O.A.P」欄を画面上でクリックすると、図11の下欄に表示される様なS.O.A.P形式の記載欄を備えた「指導内容入力画面(SOAP形式)が現れる。
また図8、図9の画面他に表示される「指導内容」欄の「画像」欄を画面上でクリックすると、図12に示すような「指導内容入力画面(画像形式)」が表示され、さらに図12の画面において、「シェーマ」欄をクリックすると図13の様な「指導内容入力画面(画像形式2)」が表示され、シェーマ画像のテンプレートが表示されて該当する部位(疾病に基づく)を選択できる。
図8に示す「経過記録画面」に戻って、画面右上の「検査」欄をクリックすると図14に示す「薬歴+検査歴画面」が表示される。図14に示す検査歴画面は、検査の結果をグラフで表示するものである。
また図15の様な「メニュー画面」を表示することもできる。メニュー画面において、「患者モニター」欄をクリックすると、図16に示す様な「患者データモニター画面」が表示される。「患者データモニター画面」は、患者に対する投薬の履歴を表示するものである。
さらに図16に示す「患者データモニター画面」の左上にある「検査」欄をクリックすると、図17に示す様な「患者データモニター画面(検査)」が表示される。図17に示す「患者データモニター画面(検査)」では、前記した患者に対する投薬の履歴と、検査の結果が並べて表示される。図17においては、数値と検査日とを関連付けた表、及びグラフが同一画面に表示される。
さらに図16に示す「患者データモニター画面」の左上にある「予定」欄をクリックすると、図18の「患者データモニター画面(検査+予定)」画面が現れる。
図18の「患者データモニター画面(検査+予定)」画面の中間部にある「グラフ表示」欄をクリックすると、図19の「患者データモニター画面(相互作用検索画面)」が表示される。即ち数値による検査結果の欄と予定の欄の間に検査結果を表すグラフが現れる。
図19の「患者データモニター画面(相互作用検索画面)」で任意の薬品名を選択し、さらに画面下部の「相互作用」の部位をクリックすると、図20の様な「患者データモニター画面(相互作用検索画面2)」が表示され、処方薬上に相互作用を引き起こすおそれがある薬剤の組み合わせがある場合は、その旨が表示される。なお図20の表示は、相互作用が無い場合の表示である。
前記した図19の「患者データモニター画面(相互作用検索画面)」で「副作用」の欄をクリックすると、図21の様な「患者データモニター画面(副作用検索画面)」が表示され、任意の検索期間に投与されている薬に関する副作用を検索することができる。なお検索キーワードは、医薬品添付文書情報に基づいている。
上記した図20,21の画面で処方薬に有害事象が発生するおそれがある場合は、該当する薬剤の代替薬を検索することができる。操作は、薬品名の位置にポインタを合わせてクリックすることによる。図22は、その時の表示たる「患者データモニター画面(代替薬検索)」である。
また図23は、「代替薬品一覧画面」であり、効能が類似であって相互作用を引き起こすおそれのない薬剤の検索が可能である。
前記した図15の「メニュー画面」において、「患者管理」をクリックすると、図24に示すような「患者管理表入力画面」が現れる。この画面に入力された患者情報(薬物禁忌、食物禁忌、アレルギー歴、副作用発現歴)等からも被疑薬の推測が可能である。
次に本実施例の医療支援装置1のホストコンピュータ10で実行されるデータ処理に流れについて説明する。
図25は、本実施例の医療支援装置のホストコンピュータ10で実行される処方チェック処理のフローチャートである。
処方チェックは、医師が行う処方決定を補助する機能であり、医師は処方チェックで思いがけない誤りが無いか否かを確認する。
処方チェックの処理ではステップ1で処方データが入力される。そしてステップ2では、所定のメモリーから患者の予備検査データが読み出される。
なおステップ1,2は順不動である。
処方データとは医師が患者の症状から適切であると考えた処方の候補であり、医師が処置室2の端末コンピュータ11から入力したものである。
予備検査データとは例えばアルコール過敏症の検査の様な特定の薬剤を処方する際に必要とされる試験である。
予備検査が行われていない場合は、ステップ2を無視してステップ3に進む。
ステップ3では処方のチェックが行われ、ステップ4に移行する。そして処方に異常が発見された場合にはステップ5に進んで異常の表示がなされる。
例えば「禁忌」「慎重投与」「相互−併用禁忌」「相互−併用注意」「配合変化」等があった場合にはその旨の表示がなされ、ステップ6に移行してこれらの内容が記録されて一回の処方のチェックが終了する。
また投与する際はこれに先立って特定の検査を行わなければならない薬剤が処方に含まれているにも係わらず、必要な予備検査が行われていない場合についても警告がなされる。即ち「検査実施フラグ」が立てられた薬剤が処方中に含まれているにも係わらず、必要な予備検査データが入力されていなかったり、入力されていても、処方することに否定的な検査結果であった場合に警告がなされる。
そしてステップ6に進み、警告の内容等が記録されて処方のチェックが終了する。
医師はステップ5でなされた表示を参照して処方を決定する。即ち患者の症状と、ステップ5で表示された異常の程度とを勘案し、異常の程度が軽ければ当該処方に決定する。また異常の程度が重ければ処方を変更し、再度処方チェックを行うこととなる。
最終的に決定された処方は、所定のメモリーに記憶される。
次に患者に所定の検査を行い、この検査結果が患者にとって望ましくない傾向であった場合における被疑薬等の推測を補助する処理について説明する。
図26は、本実施例の医療支援装置のホストコンピュータ10で実行される被疑薬等の推定処理のフローチャートである。
被疑薬等の推定処理ではステップ1,2,3で処方データと、患者情報と、検査データとが所定のメモリーから読み出される。なおステップ1,2,3は順不動である。
そしてステップ4で検査データに異常があるか否かが確認される。患者にとって好ましくない検査結果であった場合は、ステップ5がイエスとなり、ステップ6に移行して処方薬剤がチェックされる。
即ち処方された薬剤のフラグを検索し、さらにフラグが立てられていた薬剤の効能等を検索して原因と思われる事項を抽出する。
そして原因となった可能性のある事項を薬剤、併発疾患、患者特質の三点に分ける。
具体的に説明すると、本実施例では、検査変動テーブル22に、他剤併用フラグ、疾患併発時フラグ、長期間投与変動フラグ、患者情報フラグ、過量投与フラグ等が薬剤毎(薬剤ID毎)に格納されている。
ステップ6では、検査変動テーブル22のフラグを検索し、原因となった可能性がある薬剤を検索する。
また処方された薬剤の中に疾患併発時フラグが立てられたものがあるならば、可能性のある疾患が検索される。
さらに処方された薬剤の中に患者情報フラグが立てられたものがあるならば、ステップ8で可能性のある患者特質が検索される。
そしてステップ9に移行し、これらの情報を画面に表示する。具体的には操作されている端末コンピュータ11〜15の表示画面に、原因となった可能性がある薬剤と、可能性のある併発疾患及び可能性のある患者特質が表示される。この表示は一度に行われてもよいし順次表示されてもよい。また使用者の操作に応じて適宜表示されるものであってもよい。
そしてステップ10に移行し、これらの情報が所定のメモリに記録される。
医師や薬剤師は、必要に応じてメモリからこれらの情報を読み出し、閲覧することができる。
医師は、本実施例の医療支援装置1を活用することにより、被疑薬に関する情報と、可能性のある併発疾患に関する情報と、可能性のある患者特質に関する情報を得ることができ、処方変更等の参考とすることができる。
また薬剤師は、これらの情報に基づいて服薬指導をしたり、医師に対する助言を行うことができる。
ステップ5で検査に異常が発見されなかった場合は、ステップ11に移行し、異常が無かった旨の記録がメモリに記録される。
またステップ7で検査に異常を来す薬剤が発見されなかった場合は、ステップ12に移行し、その旨が記録される。
ここでステップ7で検査に異常を来す薬剤が発見されなかった場合とは、検査で異常が発見されたにも係わらず原因となる薬剤が無い場合であり、処方した薬剤が効いていないか却って悪影響を与えているにも係わらず、その原因が判らない場合である。
この場合は、病気の診断等を根本的にやり直す必要に迫られる。また考えられる可能性として、患者が薬剤を服用していないケース(服薬コンプライアンスの不良)や、患者に供される薬剤が他の患者のものと取り変わっているケースが考えられる。
従って、ステップ7で検査に異常を来す薬剤が発見されず、その旨が記録された場合、薬剤師等は服薬指導を強化したり、服薬状況のチェックする等の対策を講じることが望ましい。
本発明の実施形態の医療支援装置の構成を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態の医療支援装置のブロック図である。 本発明の実施形態の医療支援装置の工程図である。 端末コンピュータに表示される画面の一例であり、服用記録部と検査結果表示部が表示されている。 端末コンピュータに表示される画面のもう一つの例であり、服用記録部と検査結果表示部が表示されている。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「オペレータナンバー入力画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「病棟モニター画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「経過記録入力画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「指導内容入力画面(自由形式)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「薬歴+指導内容入力画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「指導内容入力画面(SOAP形式)である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「指導内容入力画面(画像形式)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「指導内容入力画面(画像形式2)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「薬歴+検査歴画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「メニュー画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「患者データモニター画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「患者データモニター画面(検査)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「患者データモニター画面(検査+予定)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「患者データモニター画面(相互作用検索画面)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「患者データモニター画面(相互作用検索画面2)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「患者データモニター画面(副作用検索画面)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「患者データモニター画面(代替薬検索)」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「代替薬品一覧画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置の端末コンピュータに表示される「患者管理表入力画面」である。 本発明の実施例の医療支援装置のホストコンピュータで実行される処方チェック処理のフローチャートである。 本発明の実施例の医療支援装置のホストコンピュータで実行される被疑薬等の推定処理のフローチャートである。
1 医療支援装置
2 処置室
5 調剤室
6 事務室
7 病室
10 ホストコンピュータ(薬剤データ記憶手段、服用薬剤記録手段、検査値記録手段、検査値比較手段及び薬剤検索手段)
11〜15 端末コンピュータ

Claims (21)

  1. 薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の効能と副作用を含む作用に関するデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、
    患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、
    患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、
    所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、
    検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる成分のデータを有する薬剤を検索する薬剤検索手段を備えたことを特徴とする医療支援装置。
  2. 薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、
    患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、
    患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、
    所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、
    検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて患者が実施した検査の値に変動を生じさせた原因の候補と考えられる薬剤と併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかを検索する薬剤等検索手段を備えたことを特徴とする医療支援装置。
  3. 薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、
    患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、
    患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、
    所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、
    検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかを検索する薬剤等検索手段を備えたことを特徴とする医療支援装置。
  4. 薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、
    患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、
    患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、
    所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、
    検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて患者が実施した検査の値に変動を生じさせた原因の候補と考えられる薬剤と併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかを検索して表示する薬剤等検索表示手段を備えたことを特徴とする医療支援装置。
  5. 薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、
    患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、
    患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、
    所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、
    検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかを検索して表示する薬剤等検索表示手段を備えたことを特徴とする医療支援装置。
  6. 薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の効能と副作用を含む作用に関するデータとが関連付けて記録され、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、
    患者が服用した薬剤を記録する服用薬剤記録手段と、
    患者が実施した検査の結果を記録する検査値記録手段と、
    所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する検査値比較手段とを有し、
    検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと服用薬剤記録手段の記録に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる成分のデータを有する薬剤、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかを検索して表示する薬剤等検索表示手段を備えたことを特徴とする医療支援装置。
  7. 所定の変化が認められるものについては所定の表示が行われることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の医療支援装置。
  8. 基準検査データは患者自身の過去の検査の結果であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の医療支援装置。
  9. 基準検査データは正常とされる値であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の医療支援装置。
  10. 特定の条件は、患者にとって望ましくない傾向が現れた場合であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の医療支援装置。
  11. 薬剤の作用に関するデータが記録されている薬剤データ記憶手段と、患者が服用した薬剤及び服用した日付を記録する服用薬剤・日付記録手段と、患者が実施した検査の結果及び検査日を記録する検査値・日付記録手段と、表示手段を有し、表示手段には服用薬剤・日付記録手段に記録された患者が服用した薬剤及び服用した日付と、検査値・日付記録手段に記録された患者が実施した検査の結果及び検査日とを同一画面に表示可能であり、さらに薬剤データ記憶手段から患者が服用した薬剤のデータを検索して同一画面又は他画面に表示可能であることを特徴とする請求項1乃至10いずれかに記載の医療支援装置。
  12. 患者の個人的特質を記録する特質記録手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の医療支援装置。
  13. 薬剤データ記憶手段から患者が服用していない薬剤であって、特定の作用がより少ない薬剤を検索可能であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の医療支援装置。
  14. コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の効能と副作用を含む作用に関するデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と
    患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて、比較の結果が特定の条件となる成分のデータを有する薬剤の検索をする手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラム。
  15. コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と
    患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて患者が実施した検査の値に変動を生じさせた原因の候補と考えられる薬剤と併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかの検索をする手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラム。
  16. コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と
    患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかの検索をする手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラム。
  17. コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と
    患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて患者が実施した検査の値に変動を生じさせた原因の候補と考えられる薬剤と併発疾病または患者の特質の少なくともいずれかの検索をし、且つそれを表示するための手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラム。
  18. コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と
    患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかの検索をする手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラム。
  19. コンピュータを、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の成分のデータと各成分の効能と副作用を含む作用に関するデータとが関連付けて記録され、薬剤を特定する名称又は記号のデータと薬剤の効能と副作用を含む作用に関するデータ、疾患併発時に起こりうる検査値変動の有無のデータ、患者の特質によって特有の作用がある薬剤であることを示すデータとが関連付けて記録されている薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と
    患者が服用した薬剤と、患者が実施した検査の結果を記録する手段と、所定の基準検査データと検査値記録手段に記録された検査結果を比較する手段と、比較の結果が特定の条件となった検査について、
    薬剤データ記憶手段が保有するデータと患者が服用した薬剤に基づいて、比較の結果が特定の条件となる成分のデータを有する薬剤、前記検査値比較手段による比較の結果が特定の条件となる薬剤、検査の値に変動を生じさせた疾患、検査の値に変動を生じさせた患者の特質の少なくともいずれかの検索をし、且つそれを表示するための手段として機能させるための医療支援用コンピュータプログラム
  20. コンピュータを、薬剤の作用に関するデータを保有する薬剤データ記憶手段と、薬剤データ記憶手段から所定の情報を検索する手段と、患者が服用した薬剤及び服用した日付と、患者が実施した検査の結果及び検査日を記録する手段と、患者が服用した薬剤及び服用した日付と、患者が実施した検査の結果及び検査日を表示手段の同一画面に表示するための手段と、さらに薬剤データ記憶手段から患者が服用した薬剤のデータを検索して同一画面又は他画面に表示させるための手段として機能させるための請求項14乃至19のいずれかに記載の医療支援用コンピュータプログラム。
  21. コンピュータを、検索された薬剤の中に疾患併発時フラグが立てられたものがあるならば、可能性のある疾患を検索する手段と、患者情報フラグが立てられたものがあるならば、可能性のある患者特質を検索するための手段として機能させるための請求項14乃至20のいずれかに記載の医療支援用コンピュータプログラム。
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