JP2014511159A - 健康管理の改善のための方法、システム、及びプログラム - Google Patents

健康管理の改善のための方法、システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

患者の薬物レジメンに関する情報をユーザに提供するだけでなく、複数の医薬品処方物及び様々な食品サプリメント/ハーブを含む集団を摂取することに起因する患者に対して考えられる有害な影響に関する警告を生成するためにウェブブラウザ/HMOの電子医療記録(EMR)からユーザによってアクセス可能なプラットフォームは、少なくとも2つのデータベース及びユーザに対して警告を生成するための情報に従って医薬品処方物の集団を処理するための少なくとも1つのツールにデータ通信し、それらから情報を取得するように構成されてもよい。
【選択図】図7

Description

関連出願の相互参照
本出願は2011年3月10日出願の米国仮特許出願第61/451,544号の利益を主張する。その米国仮特許出願の開示は本明細書において参照により援用される。
技術分野
本発明は健康管理の改善を提供することに関する。排他的なものではないが、具体的には、本発明の実施形態は費用を削減して患者の福祉を増進するためのシステム及び方法に関する。
伝統的に、西洋医学は薬理学に基づいている。薬物は疾患及び病気を処置するために選択される。疾病が慢性である場合には、薬物が症状を処置し、患者ができる限り普通の人生を生きることを可能にする。
多くの場合において、患者は多数の症状に対して処置を必要とする。確かに、この現象は概して西洋医学の成功のしるしである。なぜならば、患者は、致命的ではない場合であっても、早期においてリハビリテーションを行った医学的状態を有するにも拘らず、生産的な生活を生きられるからである。このように、特に、年を重ねた患者は複数の疾患に対する多数の薬物を含む医学処置を必要とする場合が多い。時には、これは処方された他の薬物の副作用を処置するために薬を摂取することを含む。この現象は時には本明細書において多剤投与と呼ばれる。
異なる集団に対する様々な薬物の組み合わせと関連付けられる望ましくない薬物間相互作用(例えば、有害な副作用、毒性、及び有効性の欠如)を考察する多数の研究が存在する。利用可能な経験的材料の量は膨大であるが、様々なデータベース及びコンピュータプログラムは、医師が、利用可能な関連情報にアクセスすること、及び個々の患者に対して適切な処置を処方する際に関連情報を使用することを助けるために存在する。1つ以上のエフェクタ薬物と共に処方された同時投与薬物の血中濃度に対するそのエフェクタ薬物の効果などの、薬物の相互作用の効果を真似る利用可能な様々なツールも存在する。こうしたツールは、予期される薬物の血中濃度からの薬物の逸脱の可能性の表示を提供し、用量を調節することを助けてもよい。
さらに、そして患者の個々の遺伝子的特徴により、様々な患者は異なる程度にまで薬物を代謝させる場合が多く、こうした患者における薬物−血中濃度の増加又は減少をもたらす。例えば、一部の患者は「CYP2D6不全代謝者」と呼ばれる特定の遺伝子的特徴を有する。こうした患者は、シタロプラム、デュロセキチン、及びマプロチリンなどの抗うつ薬物を含む特定の薬物を代謝することに関与する低活性の代謝酵素を有する。こうした抗うつ薬を処方されたこうした患者は薬物の血中濃度が非常に増加する傾向がある可能性があり、これが、望ましくない、有害な副作用、毒性、及び有効性の欠如などをもたらし得る。
患者に対する適切な薬物レジメンを処方することを助けるために、多数のデータベースが作り出され、ソフトウェアが開発された。
例として、GENELEX(登録商標)データベースは異なる患者の特徴に関する血中濃度に対する様々な薬物間相互作用の考えられる効果を計算する市販のデータベースを提供する。この情報は薬物の処方を最適化するために使用されてもよい。
2000年以降、GENELEX(登録商標)は、「フリーサイズ」及び「試行錯誤」の薬物処方に対する代替案を提供してきた。Genelexの観点では、薬物有害反応は医療過誤ではなく、推奨投与量との適合にも拘らず生じる事象である。1998年の米国の病院における39の前向き研究のメタ分析は、106,000人のアメリカ人が毎年薬物有害反応で死亡すると見積もられた。薬物有害事象もまた外来患者の間、特に複数の薬物治療中の年配者の間で一般的である(毎年1000人中50人)。事象のうち重篤と分類された38%は、もっとも予測可能なものでもあった。
FIRST DATABANK(登録商標)は薬物間相互作用の臨床的な結果を主に詳述すると共に医薬品各条を提供するデータベースを提供する。
「System and Method for Optimizing Drug Therapy」と題される特許文献1は、個人に対する薬物/プロドラッグに対する投薬計画を決定することに関連し、そして、個人の代謝特徴を決定して、薬物動態モデルに従って個別化された薬物の用量を計算することを含む。
治療の個別化及び/又は薬物投薬の個別化における遺伝子型決定のシステム及び使用法が提供される。さらに詳細には、薬物動態モデルが薬物治療の個別化のために記載される。
薬物間相互作用、遺伝子−薬物相互作用、副作用、非応答性、及び毒性は全て、ある程度特許文献1で考察される。3つ以上の薬物の相互作用がついでに言及される。システムは、臨床データ、異なる民族集団間の相違、及びどのように薬物が代謝されるかに関する。記載のシステムはウェブ上でサポートされ、非定型事象にアクセスすることを容易にするように設計されたグラフィック・ユーザ・インタフェースを有する。
「Computer System for Providing Information about the Risk of an Atypical Clinical Event Based Upon Genetic Information」と題される特許文献2は、遺伝子が非定型情報と関連付けられるかを決定するためのシステムを記載する。
具体的には、人をDNAテストすることによって同定された情報に関連付けられる非定型臨床事象を防ぐためのコンピュータシステム及び方法が記載される。方法は臨床薬情報を受信することを含む。方法はまた、遺伝子が臨床薬情報と関連付けられるかを決定し、遺伝子が臨床薬情報と関連付けられる場合には、人の関連付けられる遺伝子に対する遺伝子テストの結果値を取得することに関する。方法はさらに、非定型臨床事象と関連付けられる多型値のリストと遺伝子テストの結果値を比較し、遺伝子テストの結果値がリスト上の多型値と相関するか否かを決定し、遺伝子テストの結果値がリスト上の多型値と相関する場合には、多型値と関連付けられる非定型臨床事象に関する情報を出力することを含む。
薬物間相互作用、遺伝的特徴、有効性、及び毒性が考察される。個別の用量及び処方が記載される。特許文献2で記載されたシステムは分かりやすいグラフィック・ユーザ・インタフェースを含む。処方された薬物が悪影響をもたらす可能性がある場合には、警告が発せられる。
「Method of Generating and Maintaining a Patient Medication Profile」と題される特許文献3は、詳細な薬剤情報を提供するための医学情報処理方法を記載し、その方法は、薬剤に特有のデータを取得することを含み、その方法においては、薬剤名及び身体の状態が患者とは独立した情報源から取得される。
刊行物は患者の投薬形態を便利に提供するための方法を記載する。投薬形態報告書が患者又は登録提供者によってオンラインで取得されてもよい。投薬形態報告書は、処方の有効期限に関する情報、使用に関する処方者の指示との患者のコンプライアンス、及び患者によって使用される薬剤名に加えて、各薬剤の薬効分類、考えられる薬物間相互作用、及び考えられる副作用も提供する。
「Integrated Health Management Platform」と題される特許文献4は、会社の被雇用者などの消費者に対する医療管理法を記載し、その医療管理法は、多次元入力データから決定された健康軌跡予測に従って消費者に対する臨機目標を識別することを含む。
入力データを処理することによって消費者の健康が必要とするものをサポートするための、装置、コンピュータ媒体、及び方法が記載される。統合健康管理プラットフォームは、消費者に対する多次元入力データを取得し、多次元入力データから健康軌跡予測を決定し、健康軌跡予測に従って消費者に対する臨機目標を識別し、消費者に対する臨機目標を提供することによって、医療の管理をサポートする。多次元入力データは、クレームデータ、消費者行動のマーケティングデータ、自己申告データ、及びバイオメトリックデータを含んでもよい。消費者は多次元入力データに基づいて集団に割り当てられてもよく、消費者の特性が暗示されてもよい。集団は、病気の進行と関連付けられてもよく、臨機目標は集団及び病気の進行から決定される。臨機目標の影響は適切な時に消費者に処置を施すことによって評価されてもよい。システムは、臨床医学データ、ジャーナルからの出版データ、及び患者に取り付けられたモニタからの代謝バイオメトリックデータを使用する。
ウェブに基づいたシステムは、健康管理組織からの情報を組み合わせ、医師のコメントを組み込む学習プラットフォームであり、ルールを作り出し、そのルールを承認する。ウェブに基づいたシステムは、直感的なグラフィカル・ユーザ・インタフェースを介して情報を提示するために、消費者のプロフィール及びライフスタイル並びに保健行動を使用する。
「A Method and System for Web−Based Analysis of Drug Adverse Effects」と題される特許文献5は、インターネットに結合された1つ以上のサーバにおいて、関連する少なくとも1つの薬物の使用からの悪影響のリスクに関するデータを格納するための関連する少なくとも1つの薬物の使用に起因する悪影響のリスクを評価及び分析し、関連する少なくとも1つの薬物の使用からの悪影響のリスクに関する追加情報を用いてリスクに関するこうしたデータをアップデートし、少なくとも一人の遠隔のユーザが、適切な認証の上でワールド・ワイド・ウェブを通じてこうしたデータにアクセスすることを許可し、少なくとも一人の遠隔のユーザが、関連する少なくとも1つの薬物を識別することを可能にし、少なくとも一人の遠隔のユーザが、関連する少なくとも1つの薬物を使用することの安全性に関する1つ以上のサーバに格納されたデータを選択することを可能にし、少なくとも一人の遠隔のユーザが、関連する少なくとも1つの薬物の使用に起因する安全性の問題を分析することを可能にし、少なくとも一人の遠隔のユーザが、こうしたデータ及び分析を表示することを可能にするためのコンピュータに実装された方法に関する。
記載されたウェブに基づいたシステムは、薬物間相互作用、非応答性を含む悪影響、及び抵抗力の詳細を患者、政府の保健機関、及び医師に提供する。システムは、臨床的、遺伝子的、及び代謝的な入力にある程度関連する。システムは代替処置を提供する。
医師は患者との時間を限定され、できる限り素早く効率的に関連情報にアクセスしなければならないことが理解される。薬物の処方の改善は概して、患者の生活の質に影響を与え、社会に利益をもたらす。
コンピュータによる情報へのアクセスの大きな進歩にも拘わらず、医師の時間は非常に貴重である。有害な相互作用のリスクを最小化しながら、より有効な処置、保険制度に対する費用の節約、及びより適切な薬物レジメンのより速い処方に対して継続した必要性がある。
国際公開第05038049号パンフレット 国際公開第02086663号パンフレット 米国特許第7,716,065号明細書 欧州特許第01936525号明細書 国際公開第02089017号パンフレット
本発明の実施形態はこれらの必要性に対処する。
本発明は、患者の薬物レジメンに関する情報をユーザに提供するためにウェブブラウザ及び/又は電子医療記録(EMR)からユーザによってアクセス可能なプラットフォームを提供することだけでなく、複数の薬学的製剤を含む集団を摂取することに起因する患者に対する有害な影響の可能性に関する警告を生成することに関し、プラットフォームは、ユーザに対する警告を生成するための情報に従って薬学的製剤の集団を処理する少なくとも一つのデータベース及び少なくとも一つのツールとデータ通信し、そのデータベース及びツールから情報を取得するように構成される。
典型的には、考えられる有害な影響は、薬物間相互作用の副作用、薬効に対する患者の遺伝的特徴の影響を含む。
例示的な実施形態において、少なくとも1つのデータベースは患者の記録のデータベースを含む電子医療記録システムを含む。
例示的な実施形態において、少なくとも1つのデータベースは、他の薬物の同時投与に応答した薬物血中濃度の推定される逸脱だけでなく患者の遺伝的特徴の詳細を含む。
例示的な実施形態において、少なくとも1つのデータベースは薬学的製剤の集団に少なくとも関する臨床データを含む。
例示的な実施形態において、薬学的製剤の集団を処理するための少なくとも1つのツールは、薬学的製剤のうちの少なくとも2つに共通する副作用に関して、集団における複数の薬学的製剤を分析するための共有された有害な副作用予測器(Shared Adverse Side Effect Predictor)を含む。
例示的な実施形態において、共有された有害な副作用予測器はウェブブラウザ又はEMR上に表示可能なユーザインタフェースにおいて薬学的製剤のうちの少なくとも2つに共通する副作用を表示する。
さらに、又は代替的に、共有された有害な副作用予測器はウェブブラウザ又はEMR上に表示可能なユーザインタフェースにおいて警告を表示する。
例示的な実施形態において、薬学的製剤の集団を処理するための少なくとも1つのツールは、複数の薬学的製剤を含む集団を摂取することに起因する患者に対して考えられる有害な影響に起因する費用を予測するための医療の負担推定器(Health Care Burden Estimator)を含む。
例示的な実施形態において、予測される費用は、病院への入院、入院の期間、緊急治療室への照会、一般開業医での診察、及び専門医による診察からなる群のうちの少なくとも1つを含む。
例示的な実施形態において、予測される費用は、コンピュータ断層撮影、磁気共鳴映像法、超音波、及びX線を含む群のうちの少なくとも1つの診断技術と関連付けられる費用を含む。
例示的な実施形態において、プラットフォームは複数の薬学的製剤において少なくとも1つの薬学的製剤を交換するために少なくとも1つの代替薬物を示唆するための代替薬物示唆メカニズム(Alternative Drug Suggestion Mechanism)を含む。
例示的な実施形態において、代替薬物示唆メカニズムは、代替物の考えられる有害な影響を評価し、考えられる有害な影響に関する事前設定された有意なしきい値数よりも多い警告を生成しない代替薬物を示唆する。
例示的な実施形態において、代替薬物示唆メカニズムは、事前設定された有意なしきい値を超える受け入れ可能な数の、考えられる有害な影響に関する警告が生成されるまで、複数の薬学的製剤における各薬学的製剤に対する代替物を系統的に示唆するように構成される。
例示的な実施形態において、プラットフォームは、薬物の組み合わせに関する考えられる有害な影響の警告を生成するためのルールを含むルール及び警告のエンジン(Rules−&−Alerts Engine)を含む。
典型的には、ルール及び警告のエンジンは、事前定義されたルール及びユーザによって定められたルールから選択された少なくとも1つのルールを含む。
例示的な実施形態において、ルール及び警告のエンジンは、薬学的製剤の集団に関する医療の負担に関する少なくとも1つのルールを含む。
例示的な実施形態において、ユーザインタフェースは、スタンドアロンのウェブプラットフォーム及び/又は患者の電子医療記録(EMR)に表示されたアイコンを介してアクセス可能である。
例示的な実施形態において、プラットフォームが、処方された薬学的製剤の集団に対する警告を生成した場合には、患者の電子医療記録(EMR)に警告が表示される。
本発明の第2の局面は、薬物の提案された組み合わせの考えられる有害な影響に応答してユーザに警告を表示することによって、患者に対する多医薬品の処方を改善する方法に関し、少なくとも1つの警告は、組み合わせて摂取される薬物に関する予測される医療の負担に関し、従って、医療の負担は、病院への入院、入院の期間、緊急治療室への照会、一般開業医への訪問、専門医との予約、及びコンピュータ断層撮影、磁気共鳴映像法、超音波及びX線画像化を含む群から選択された診断技術と関連付けられる費用のうちの少なくとも1つを含む医療の出費に関する。
このように、患者の薬物レジメンを最適化するためのシステム及び方法が提供され、システムは薬物情報を含む少なくとも1つのデータベースにアクセスするように構成され、患者が薬物レジメンを受け取り、薬物のうちの3つ以上がデータベースで見つけられたことをユーザが示唆した時に、システムは、代謝に対するそれぞれの2つずつの薬物の組み合わせの組み合わされた効果及びレジメンにおける他の薬物のうちのそれぞれの有害な影響の特徴を分析する。
例示的な実施形態において、患者の薬物レジメンを最適化するためのシステムが提供され、システムは薬物情報を含むデータベースにアクセスするように構成され、患者が薬物レジメンを受け取り、薬物のうちの2つ以上がデータベースにおいて見つけられたことをユーザが示唆した時に、システムはレジメンの範囲内でデータベースにおける薬物のそれぞれの2つずつの薬物の組み合わせと患者の遺伝子型の相互作用を分析する。
例示的な実施形態において、患者の薬物レジメンを最適化するためのシステムが提供され、システムは薬物情報を含むデータベースにアクセスするように構成され、ユーザが、患者が薬物レジメンを受け取り、薬物のうちの少なくとも2つに関する情報がデータベースで見つけられたことを示唆した時に、システムは上記レジメンにおけるそれぞれの双方向の組み合わせの医療の負担を分析する。
例示的な実施形態において、システムは3つ以上の薬物に対する医療の負担を分析する。
例示的な実施形態において、システムはレジメン全体に対する医療の負担を分析する。
例示的な実施形態において、少なくとも1つの薬物を受け取る患者の薬物レジメンを最適化するためのシステムが提供され、システムは薬物情報を含むデータベースにアクセスするように構成され、患者が薬物レジメンを受け取り、複数の薬物に関する情報がデータベースで見つけられたことをユーザが示唆した時に、その薬物のうちの少なくとも1つの有効濃度の顕著な逸脱、又は有害な影響が予期される場合には、システムは警告を生成し、この場合、警告のパラメータはユーザによって設定される。
本発明のさらに別の局面は、少なくとも1つの薬物を受け取る患者の薬物レジメンを最適化するためのシステムに関し、そのシステムは薬物情報を含むデータベースにアクセスするように構成され、システムは個々のユーザの好みに適応可能である。
本発明のより良い理解のために、そして、本発明がどのように実行され得るかを示すために、ここで、単に例として添付の図面に参照が行われる。
ここで詳細に図面を特に参照することに関して、示された項目は、例示として、そして、本発明の好適な実施形態の例示的な考察の目的としてだけのものであり、本発明の原理及び局面に関する最も有用で容易に理解される記載であると考えられるものを提供するために提示されることを強調する。これに関して、本発明の基本的な理解のために必要である以上に詳細には本発明の構造的な詳細を示そうとはしない。図面と共に利用される記載は、本発明のいくつかの形態が実際にどのように具体化され得るかを当業者に明らかにする。
図1は、本発明の例示的な実施形態に従った、インターネットによってサポートされた本発明のシステムの概略図である。 図2は、情報の目的のために提供されるGENELEX(登録商標)システムの例示的なスクリーンである。 図3は、情報の目的のために提供されたFIRST DATABANK(登録商標)システムの例示的なスクリーンである。 図4は、本発明の例示的な実施形態に従って、DDI+140の機能ブロック図である。 図5は、GUIの例示的な実施形態のメインスクリーンのスクリーンキャプチャであり、上側部分における、処方された薬物、Genelexデータベースから抽出された血中濃度データからの推定された逸脱、FIRST DATABANK(FDB)からの薬物間相互作用データ、及び商標登録されている、DDI+による警告、並びに下側部分におけるさらなる詳細のためのタブ付きウインドウを示す。 図6は、本発明の例示的な実施形態に従って、システムによって生成された結果及び警告の全体的な表示を一目で提供するGUIのメインスクリーンの上側部分のスクリーンキャプチャである。 図7は、本発明の例示的な実施形態に従って、DDI+の論理層を示す、DDI+の階層モデルである。 図8は、本発明の例示的な実施形態に従って、病気に関して第1及び第2の集団に対する警告の影響を示す、特定のHMOの患者に対して行われた後ろ向き研究の結果の集計表である。 図9は、本発明の例示的な実施形態に従って、医療の負担に寄与する費用要因の点で第1及び第2の集団に対する警告の影響を示す、特定のHMOの患者に対して行われた後ろ向き研究の結果の集計表である。 図10は、本発明の例示的な実施形態に従った、GUI180からの例示的なスクリーンキャプチャであり、共通の副作用を共有する患者の集団における3つ以上の薬物に関して共有された有害な影響を示し、各副作用に対する括弧内の数字はリスト内のどの薬物がどの効果を共有するかを示す。 図11は、本発明の例示的な実施形態に従って、どのように薬物の集団が各患者に対して規定され得るかを示す。 図12は、本発明の例示的な実施形態に従って、医療推定器が、異なるデータベースから抽出されたデータから生成され、DDI+プラットフォームによって処理され、各患者に対する薬物の集団に適用されるルール及び警告をどのように使用するかを示す。 図13は、本発明の例示的な実施形態に従った、代替的な薬物示唆器に関する概略的流れ図である。 図14は、本発明の例示的な実施形態に従って出力され得る警告の表を示す。 図15は、本発明の例示的な実施形態に従った例示的なワークフローである。 図16は、本発明の例示的な実施形態に従って、例えばコンピュータ、携帯電話、タブレットなどを介してウェブブラウザを使用してスタンドアロンモードで、複数のHMOによって、及び直接的に医師によってアクセスされるためのシステムの代替的な構成を示す。
多数の薬物で処置された患者は、予期された/所望の血中濃度からのかなりの逸脱、かなりの有害な副作用、有効性の欠如だけでなく、複雑な薬物間相互作用及び遺伝子−薬物相互作用による医療費のかなりの増加を表す場合が多い。各々が2〜5個の薬物を投与される人のうちの5%〜30%が、副作用、非応答性、及び毒性などの重篤な臨床的帰結を示すことが推定される。
本発明の実施形態は、分かりやすいGUIを介して一目で見るように要約された全ての関連情報を用いた迅速な理解のために、被保険者集団の患者及び他のメンバーに関する関連する臨床データ及び薬物動態/薬力学データを典型的には医師であるユーザに提示することによってこの問題に対処する。
医師は典型的には非常に短い診察のために患者に会い、そして、非常に短い期間で診断し、一般的には処方によって処置を提供することを必要とすることが理解される。これは典型的には、医師が、医院で予約により患者に会う一般開業医であろうと、病棟で巡回する専門医であろうと同様である。医師にとって、患者の健康記録にアクセスできること、情報を探す必要なくユーザの事前定義に従って警告が通知されること、異なる薬物若しくは代替的投薬計画の考えられる効果をシミュレーションできること、最小時間で、共有された副作用に関して効率的に警告されることは有利である。
本発明の局面は、スタンドアロンのウェブプラットフォームとして、又は患者の電子医療記録(EMR)との統合によるEMRの一部分としてのいずれかで設計されたプラットフォームを提供することに関する。このプラットフォームは本明細書において以下ではDDI+(登録商標)プラットフォームと呼ばれる。
様々な実施形態において、ユーザは患者のEMR又はスタンドアロンのウェブシステムを介したDDI+へのアクセスを提供される。
DDI+プラットフォームは医学文献から抽出された最新の研究及び/又は様々なアルゴリズムやモデルに基づいたシミュレーションによってシミュレーションされた最新の研究と共に、患者の電子医療記録(EMR)から抽出された現在処方されている薬物のリストを医師に提示する。DDI+プラットフォームは、ジェネリック同等物、代替的処置及び異なる投薬計画を含む代替薬物処置の考えられる効果を予測する。例示的な実施形態において、バックグラウンドで動作し、目立った時間差を伴うことなく(例えば、数秒の範囲内で)明確で簡潔に医師/ユーザのリクエストに応答して表示されるルール及びアルゴリズムに評価は基づいている。
薬物間相互作用、薬物−遺伝子相互作用、及び代謝経路に関する血中濃度の逸脱が推定される。
図1は本発明の例示的な実施形態に従ったシステムを示す。システム100は患者に対する薬学的処置を改善するためのウェブに基づいたシステムである。システム100は、患者の病歴および現在の薬物レジメンを含む患者に対する電子医療記録EMRを含むHMOなどの医療の提供者のEMRシステム110、及び処方を改善するための補足情報を提供するための少なくとも1つのデータベースを含んでもよい。
非限定的な例として、提供されるデータベースは、相互作用による血中濃度に対する薬物の考えられる生理的影響を評価するための市販のGENELEX(登録商標)データベース120、及び医学文献から通常抽出される臨床的薬物間相互作用を主に報告する市販のFIRST DATABANK(登録商標)データベース(FDB)130を含んでもよい。システムはまた商標登録されているDDI+プラットフォーム140を含み、そのDDI+プラットフォームは、様々なデータベースから情報を抽出し、収集されたデータを分析及び処理し、事前設定された条件で警告を生成し、推定された医療の負担及び共有される副作用を計算し、安全な代替的複合薬理学レジメンを示唆するためのものである。
例示的な実施形態において、DDI+プラットフォーム140はバックグラウンドで動作し、ユーザ定義可能なルールに従って警告を生成する。システムは、パーソナルコンピュータ150、携帯電話160、及び/又はタブレット170で動作している可能性がある医師のウェブブラウザからインターネットを通じてアクセス可能であり、集められて処理されたデータは医師のコンピュータ150、携帯電話160、又はタブレット170のスクリーン上に包括的で直感的で容易に操作可能なグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)180で表示されてもよい。
特定の薬物の組み合わせに関して、薬物の予期される血中濃度からの薬物の推定される逸脱がGENELEX(登録商標)データベース120によって計算され、相互作用がFIRST DATABANK(登録商標)データベース130によって予測される。これらのデータベースなどの多数のデータベースからのデータが単一の直感的GUI180を介して組み合わされて提示される。例示的な実施形態において、患者の遺伝的特徴が、複合薬理学及び予期される血中濃度からの考えられる逸脱に影響を与える代謝的局面と共に入力のうちの1つとして使用される。
注意及び警告が医師の設定に従って表示される。例えば、同じ薬物集団内の複数の薬物の共有される副作用は特に有害であるので、共有される副作用は警告を表示する結果となる。
GENELEX(登録商標)データベース120
血中濃度に対する薬物の組み合わせの影響がGENELEX(登録商標)データベース及びプログラムなどの市販のソフトウェアによって予期される。例として、図2はGENELEX(登録商標)システムのスクリーン表示の見本を示す。
GENELEX(登録商標)システムの能力を記載する以下の情報はGENELEX(登録商標)のウェブサイトから取得された。
薬物代謝、薬物輸送、及び薬物作用の事実上全ての経路が遺伝的変異の影響を受けやすい。個々の変動性のうちの20%〜95%が遺伝に基づくと推定される。販売高上位200位の処方薬のうち、ADRの研究で最も頻繁に引用される27種の薬物のうちの59%が、機能が低下したタンパク質又は非機能的なタンパク質をコードする遺伝子変異を有することで公知の少なくとも1つの酵素によって代謝される。これは上位200位のリストから無作為に選択した7%に匹敵する。年齢、生理学的機能、及び同時に発症している病気などの多くの他の要因が、公知であり、説明されることができ、薬剤の処方における主な未知の要因として患者の遺伝子型を残す。
GENELEX(登録商標)のDNA薬物反応は、高多型シトクロムであるCYP2D6、CYP2C9、及びCYP2C19をテストする。これらの酵素は薬物間相互作用において限られた治療指数および頻繁な関与を有する多くの薬物を含む最も一般的に処方される薬物のうちの半分を処理する。患者のうちの約50%が機能の変化又は機能の不在をもたらす遺伝子の遺伝的変化を有し、有害な薬物反応の影響を患者がさらに受けやすくなることとなる。ADRを回避するための遺伝子型決定は処置を改善するために信頼できるツールである。
一般的な集団のうちの5人の構成員のうちの1人(1/5)又は3人の構成員のうちの2人(2/3)までの範囲で、薬物がそれらの構成員の身体から代謝される速度に関して遺伝的異常を示すことが推定される。例示的な実施形態において、患者からの唾液/血液のサンプルが患者の遺伝子型及び表現型、並びに患者の血清から薬物を排除する速度に影響を与える様々な酵素、例えば肝臓CYP450酵素の代謝活動を決定するためにテストされる。この情報は医師に利用可能にされ、用量の訂正を示唆するために使用される。
CYP2D6(シトクロムP450 2D6)は、薬物代謝酵素(DME)で最も研究されるものであり、選択的セロトニン再摂取阻害薬(SSRI)及び三環系抗鬱薬(TCA)と名付けられた抗鬱薬及び精神安定薬種の薬物、インデラル及び1A型抗不整脈薬などベータ遮断薬を含む全ての処方薬のうちの四分の一に作用する。人口のうちの約10%がこの酵素の遅行性形態を有し、約7%が超即効性形態を有する。患者のうちの35%が、患者個人が複数の薬物を飲んだ時にADRのリスクを特に上昇させる非機能性2D6対立遺伝子の保有者である。CYP2D6が代謝する薬物は、プロザック、ゾロフト、パキシル、エフェクサー、ヒドロコドン、アミトリプチン、クラリチン、シクロベンザプリン、Haldol、メトプロロール、リスモル、タガメット、タモキシフェン、並びに店頭販売ジフェニルヒドラミン薬であるアレグラ、Dytuss、及びTusstatを含む。CYP2D6は、プロドラッグのコデインを活性形態に活性化させることに関与し、従ってプロドラックのコデインはCYPD2D6低代謝群においては不活性である。
CYP2C9(シトクロムP450 2C9)はクマジン(ワルファリン)及びジランチン(フェニトイン)に対する代謝の主要な経路である。人口のうちの約10%がCYP2C9低代謝形態に対する少なくとも1つの対立遺伝子の保有者であり、正常な代謝群が処置される用量の50%で処置可能であり得る。CYP2C9によって代謝される他の薬物は、アマリール、イソニアジド、スルファ、イブプロフェン、アミトリプチン、ハイザール、THC(テトラヒドロカンナビノール)、ナプロキセン、及びバイアグラを含む。
CYP2C19(シトクロムP450 2C19)は、カリソプロドール、ジアゼパム、ダイランチン、及びプレバシドの代謝と関連付けられる。
CYP1A2(シトクロムP450 1A2)は、アミトリプチン、オランザピン、ハロペリドール、デュロキセチン、プロプラノロール、テオフィリン、カフェイン、ジアゼパム、クロルジアゼポキシド、エストロゲン、タモキシフェン、及びシクロベンザプリンの代謝と関連付けられる。
NAT2(N−アセチルトランスフェラーゼ2)は、イソニアジド、プロカインアミド、及びアザルフィジンに作用する第2段階DMEである。
様々な世界中の集団におけるNAT2「アセチル化遅行表現体」の頻度は10%から90%を超える範囲である。
ワルファリン(クマジン)標的用量安全テスト(2C9及びVKORC1)は一日1.5mg以下にワルファリンの維持量を予測する。
医師は、警告の発生を最小化し、患者の利益を危うくすることなく処置の費用を低下させるために、薬物の用量を変え、患者の健康や福祉のために1つの薬物を別の薬物に変える効果を評価できる。
FIRST DATABANK(登録商標)(FDB)130
FIRST DATABANK(登録商標)データベース(FDB)130は医学文献に基づいて薬物間相互作用の指標を提供するデータベースの市販収集物である。FIRST DATABANK(登録商標)は詳細な薬物臨床情報及び価格情報に対する迅速かつ直接的なアクセスのために電子形態の総合的な基準製品を開発した。例として、図3はFIRST DATABANK(登録商標)データベース130インタフェースの例示的なスクリーンを示す。
以下の情報はFIRST DATABANK(登録商標)ウェブサイトから取られ、情報の目的のために提供される。
薬物知識の基盤は、DIF、API、及びNDDF Plusを含み、それらは、業界で最も幅広く使用されると共に高く評価された薬物情報の供給源である。記述的薬物情報、固有の識別子、及び価格データと共に、NDDF Plusは臨床的意思決定支援モジュールの大規模アレイを提供する。FIRST DATABANK(登録商標)はまた開発者が迅速かつ経済的に様々なアプリケーションに薬物情報を容易に組み込むことを可能にする強力なコンテンツ統合ソフトウェアを提供する。
DDI+プラットフォーム140
図4は本発明の例示的な実施形態に従ったDDI+プラットフォーム140の機能ブロック図である。DDI+プラットフォーム140は
1.共有された有害な副作用予測器(SASE予測器)141
2.医療の負担推定器(HCB推定器)142
3.代替薬物示唆メカニズム(ADSメカニズム)143
4.警告を生成する事前定義されユーザ構成可能なルールを有するルール及び警告エンジン(R&Aエンジン)144
5.統計モジュール145
6.レポータ146
7.グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)180
を含んでもよい。
DDI+プラットフォーム140の例示的な実施形態は保健維持機構(HMO)の電子医療記録EMRと統合され、バックグラウンドで働き、ユーザ構成可能な条件からの顕著な変化の際だけに通知を提供することにより、医師の作業手順を妨げない。一部の実施形態において、電子医療記録EMRのデフォルトのディスプレイは従来のディスプレイであり、医師が干渉を伴うことなく作業を続けることができ、DDI+は、DDI+プラットフォーム140のルール及び警告エンジン144によって生成される警告によって、重要な事前定義されユーザ構成可能な条件の侵害の際に通知されることができるように、アイコンを介してアクセス可能である。
例示的な実施形態はまた、ホメオパシー処置及び処方薬を伴わない食品サプリメントを追跡及びフラグ付けする。
しかしながら、特定のシナリオにおいては無視されることができる一部の種類の警告が存在し、DDI+はユーザが一部の特定の警告を無視することを可能にするように構成されることができる学習プラットフォームである。例えば、生殖能力に対する有害な影響に関する警告は、精管切除を受けた男性患者に対する薬物又は更年期以降の女性患者に対して薬物を処方する時には、本質的に関係しない。同様に、薬物間相互作用に起因するかすみ目のリスクは盲目の患者には関係がない。
様々な薬物の組み合わせが、その組み合わせのモノグラフ/規制要件などに基づいて禁忌とされる可能性があるが、それにも拘らず、特定の例においては、そして医師の臨床的判断に基づいて、こうした組み合わせを投与することが、可能であっても、推奨さえされてもよいことも理解される。こうした例は、重篤な医学的状態を有しこうした特定の組み合わせに対してのみ応答する患者のためのものであるか、又は例えば、他の処置の効果がないことを証明されたので患者が不認可薬物を摂取することを必要とする場合のものであり得る。時には、薬物が不足し、好適な薬物が入手出来ないこともある。
従って、本発明の例示的な実施形態において、DDI+プラットフォーム140は医師が特定の警告を無視することを可能にする学習プラットフォームである。この特徴はプラットフォームが医師の臨床的判断や特定の必要性に適合されることを可能にする。こうした実装において、システムは無視された警告を「学習」し、元々の事前定義ルールから無視された警告を排除するので、医師、患者、ルール、及び原因薬物の特定の組み合わせに対する警告は表示されない。必要とされる場合には、医師は無視されたルールを復活でき、DDI+プラットフォーム140及びGUI180の表示設定を構成することによって、以前に表示されなかった警告を表示させることができる。
統計モジュール145及びレポータ146を介して、DDI+プラットフォーム140は更なる会計監査のために予算オーバー警告を記録し、医師と経営者との両方に報告を生成する。
GUI180
図5を参照して、DDI+プラットフォーム140のGUI180の例示的なメインスクリーン190が示される。メインスクリーン190は上側部分200及び下側部分300を含む。上側部分200は、薬物の現在考えられるリスト、利用可能な様々なツール及びデータベースによって作り出された、相互作用の結果及び血中濃度の逸脱、並びにDDI+プラットフォーム140によって生成される警告の直接的な図を提供する。下側部分300は、予測される有害な影響などに関するさらなる情報を見るための双方向性の直観的なドリル・ダウン・ディスプレイを提供する。図6において、メインスクリーン190の上側部分200がさらに詳細に示される。
従って、図6を参照して、システム100のGUI180のメインスクリーン190の上側部分200が患者に示される。左側の列210において、処方された薬物が、使用される商標名、パロキセチン211、シンバスタチン212、カルバマゼビン213、クロザピン214、セレギリン215、及びアスピリン216を使用して自動的に示される。第2の列220において、血中濃度の推定される正及び負の逸脱は、GENELEX(登録商標)データベース120からの入力に基づいて有効性の百分率として与えられる。第3の列230において、FIRST DATABANK(登録商標)(FDB)データベース130によって提供される情報に基づいた薬物間相互作用データが図形で示され、例えば、バーの高さ、数、及び/又は色は相互作用の重篤度を示す。
第4の列240において、特定の事前定義された警告がDDI+プラットフォーム140におけるルールに従って表示される。警告はまた、血中濃度の逸脱の可能性及び薬物間相互作用に関するデータ(第2及び第3の列)をについて言及してもよく、例示的な実施形態においては、警告に対して即座に注意を引くように、上側部分において赤色で強調されてもよい。ルールはHMO又は医師によって作り出されてもよく、医師の処方に応答し、ルールは、性別、年齢、妊娠、喫煙などの患者の特定の特徴を考慮する可能性を含む。
DDI+プラットフォーム140がEMRと統合される場合には、示される薬物のデフォルトのリストは、EMRから抽出されたような、実際に処方された薬物のリストである。
ユーザは、メインスクリーン190の上側部分200の左側の列210におけるリストに薬物を追加すること、又はそのリストから薬物を取り去ることが可能であり、GENELEX(登録商標)データベース120からの入力に基づいて、有効性の百分率として与えられた血中濃度からの推定された逸脱に薬物がどの程度影響を与えるかを示す第2の列220における変化、及び第3の列230におけるFIRST DATABANK(登録商標)(FDB)データベース130によって提供される情報に基づいた薬物間相互作用データを見ることによって、患者に対して考えられる効果をシミュレーションできる。薬物の追加がDDI+プラットフォーム140に構成されたルールのうちの1つと矛盾する場合には、警告が生成され、第4の列240に表示される。
本発明の例示的な実施形態において、警告は本明細書において以下でさらに詳細に考察される医療の負担モジュール142によって計算されるような医療の負担に関連してもよい。
使用の容易性、メインスクリーン190の上側部分200における明瞭な提示、並びに記載されたユーザ構成可能なルール及び警告によって、医師は迅速かつ効率的に処方を最適化できる。
図5に戻ると、インタフェースは明瞭で混雑しないように関連する情報を医師又は他のユーザに提供するように設計される。図5のインタフェースは特定の薬物310又は組み合わせ320毎にさらなるデータを選択的に見るためのサイドタブを含み、次に、共有された副作用330、有害な副作用340、薬物間相互作用、薬物−食品相互作用、及び薬物−遺伝子相互作用などの薬物相互作用350、考えられる血中濃度の逸脱360、警告370、並びにレポート380などの適切なタブを選択することによって、組み合わせの予期される効果を見ることができる。
例示的な実施形態において、ユーザはタブを選択でき、タブの選択は表示される情報に影響を与える。従って、適切なタブを選択すること、及び第1の列210における薬物のリストから特定の薬物を選択することが、直感的なナビゲーションのために、カードインデックス(タブ)として示された実施形態において構成された、メインスクリーン190の下側部分300により、関連する情報を表示させる。下側部分は、赤色302、黄色303、及び緑色304の照明などの直感的な図形表示301を使用し、一部の実施形態において、直感的ではあるが、意味も明確に表示されるように、説明文305が表示されることを留意されたい。
患者の電子医療記録及び関連する薬物に関する情報が直感的に医師に表示される。医師が適切と思うと、医師は処方する自由を有するが、重要な意思決定支援情報の利用可能性、及びその利用可能性が、GUI190を介して、そして警告を使用して表示される直感的な方法により、医師が典型的に患者に専念できる時間がわずかであるにも拘らず、より適切な処置が容易にされる。
主要な記載及び図示された実施形態において構成されるように、GENELEX(登録商標)データベース120において、患者要因が薬物と同様に設定される。FIRST DATABANK(登録商標)データベース130において、患者要因は医学的条件と考えられ、原因として与えられる。DDI+140において、患者要因は、一部の局面において、リスト上の別の薬物として取り扱われるが、GUI180のメインスクリーン190は第1の列210における薬物リストとは異なって提示される別個のリストで患者要因を示す。しかしながら、別のディスプレイ構成が利用されてもよいことが理解される。
図7を参照すると、DDI+プラットフォーム140の論理層モデルが本発明の例示的な実施形態に従って示される。DDI+プラットフォーム140は、患者固有の情報を取得するためにHMOのEMRシステム110と相互作用し、患者の生理学的特徴及び遺伝的特徴並びに薬物相互作用による血中濃度に対する影響を取得するためにGENELEX(登録商標)データベース120と相互作用し、文献から薬物間相互作用データを取得するためにFIRST DATABANK(登録商標)データベース130と相互作用する。DDI+プラットフォーム140は、共有された有害な副作用予測器(SASE予測器)141、医療の負担推定器142、代替薬物示唆器(ADS)143、及びユーザ構成可能なルール及び警告エンジン144を使用して利用可能なデータを処理する。統計及びレポートが統計モジュール145及びレポート生成器146によって利用可能にされる。血中濃度の逸脱、薬物間相互作用、医療の負担、代替薬物、共有された有害な副作用、及び警告が、ウェブに基づいたGUI180に表示され、ユーザは、証拠、関連する科学的データなどに直感的に掘り下げてアクセスできる。
DDI+プラットフォーム140の様々な構成要素及び特徴がここでさらに詳細に提示される。
医療の負担−多医薬品処置を改善すると同時に医療の費用を低下させるための新たな手法
少なくとも5つの薬物、典型的には8つ以上の薬物によって処置されている複数の慢性症状を有する111人の無作為に選択された成人の外来患者のサンプルに対して、後ろ向きデータ分析が行われた。
多数の異なる医師による治療の下で患者が受ける処置に基づいて患者が選択されたことにより、特定の医師の規範的影響を排除した。
分析では時間の経過と共に処方された特定の薬物を見るために患者の医学的記録を検討した。
薬物間の既知の相互作用はフラグ付けされ、そして、組み合わせによって有効性が有害に影響されることが予期される場合には、これもフラグ付けされた。GENELEX(登録商標)データベース及びFIRST DATABANK(登録商標)データベースから利用可能な組み合わされた情報は警告を生成するために使用され、薬物のうちの2つ以上に共通する顕著な副作用がフラグ付けされた。
患者当たりの各薬物集団に対して生成されるフラグの合計数によって患者のリストは順序を付けられ、集団は2つ以上の薬物の組み合わせを指す。
このシミュレーションの結果、患者は2つのグループに分けられた。77人の患者のグループは残りの34人よりもかなり多くフラグを付けられた相互作用を有した。
77人の患者のグループは平均年齢69.6歳であり、それらの患者のうちの36.4%は虚血性心臓疾患IHDを有し、90%は高血圧を患い、72.7%は糖尿病を有し、62.35%は脂質異常症を有した。残りの34人の患者は平均年齢72.8歳であり、それらの患者のうちの32.3%が虚血性心臓疾患IHDを有し、91.1%は高血圧を患い、70.6%は糖尿病を有し、64.7%は脂質異常症を有した。厳密な統計学的分析は、年齢及びこれらの慢性症状に関する限り、2つの集団の間に顕著な相違はないことを示した。
しかしながら、77人の患者の第1のグループは、緊急治療室ERへの訪問、病院への入院、病院にいる日数、及び高価で時間がかかる画像化技術に関する顕著に高い指数を特徴とする。
図8は2つのグループに関する年齢及び臨床状態の詳細を要約する。
図9は全体的な医療の負担に寄与する要因を要約する。薬物の費用は、第1のグループに関しては、顕著ではないにしても実際に高かったことを留意されたい。調べられた他の費用は第1のグループに関して顕著に高かった。これらの費用はまた代替薬物の費用の差よりも顕著であり、代替薬物は、製造業間の熾烈な競争により、当然のことながら、全体的な費用の大部分ではない。
この分析はフラグ付きイベントの数及びそのイベントの重篤度との間の強い相関を明確に示し、関連する医療費用は処置の品質と関連する。
こうしたフラグ付きの有害な影響を警告に変え、情報を積極的に使用することによって、警告システムが、薬物間の有害な相互作用、血中濃度、及び副作用を医師に警告するように構成されることができ、多医薬品処置を改善するために使用されることができることを本発明者らは発見した。
薬物自体の費用だけでなく、高価な診断、通院、入院日数、一般開業医との予約、専門医との予約、緊急治療室への訪問を含む全体的な医療の負担は、特定の薬物レジメンの成功に関する良好な指標であり得る。このことは医師及びHMOの患者において行われている大規模な研究プログラムにおいてテストされている。
全体的な医療の負担は、単に症状の合計としてだけではなく総体的に考えられた患者の健康の正確な表示である。なぜならば全体的な処置費用は一般的には患者の健康と逆相関する。薬物の処方を改善することによって患者の医療の負担を最小化することは、HMOの巨額の費用をも節約できることが理解される。
共有される有害な副作用予測器141
記録されてメインスクリーン190に表示されると共に、例示的な実施形態において警告を生成するためのルールを定義するためにも使用される1つの種類の情報が、共有される副作用である。例示的な実施形態において、共有される有害な副作用予測器141が含まれる。共有される有害な副作用予測器141は、メインスクリーン190の第1の列210に列挙された薬物のうちの2つ以上に共通する考えられる副作用を記録することにより、副作用が2つ以上の薬物によって共有されると共に、それらの薬物の共有される効果は単一の薬物レベルだけにおける副作用を考慮した時には典型的には実現されない顕著な効果を有する可能性があるので、特別な注意又は処置を必要とする場合を医師に喚起させる。図5に示されるように、この情報は医師に明確に表示されてもよい(タブ350)。図10も参照されたい。こうした情報はまた、警告を発するためにルール及び警告エンジン144によってルールを構成するために使用されてもよいことが理解される。
医療の負担推定器142
一部の従来技術のデータベース及び処方システムにおいて、薬物及び薬物投薬計画の費用は医師が入手可能であり、健康維持組織(HMO)に対する費用を明らかに最小化するために使用されることができる。しかしながら、薬物処置の費用は現実の医療の負担(HCB)のわずかな部分だけであり、医療の負担はまた、入院、緊急治療室(ER)への訪問、及び高価な画像化要件を含むことが理解されるべきである。
従来技術とは対照的に、本発明の例は、薬物処置が全般的な医療イベントと相関され、その医療イベント自体が患者の生活の質及びHMOに対する費用/支出と相関することを提供する。関連する全般的な医療イベントは、特に、入院の可能性、病院滞在の期間、コンピュータ断層撮影(CT)、磁気共鳴映像法(MRI)、超音波(US)、及びX線(XR)などの画像化技術を含むが、それらには限定されない高価な診断に対する要件、緊急治療室への訪問、一般開業医(GP)及び/又は専門医(SP)への訪問を含む。このデータは患者の大規模サンプルに対して処方された薬物集団の詳細と共に収集されてもよいので、薬剤自体の費用だけでなく、薬物処方の考えられる総費用の表示を提供してもよい。
こうした情報は、処置する医師、患者だけでなく、政府/連邦保険庁HMO、及び保険会社にとって関連するものである。なぜならば処置の実際の費用がこうした相関によって非常に影響を受けるからである。処置レジメンの経済的マクロ効果が集団に対して調べられるが、これらの経済的マクロ効果は患者の実際の健康及び福祉の価値ある指標であることが示唆される。
入院の実際の原因は分からないかもしれないが、平均的な費用は容易に入手可能である。HMOはまた、このデータが平均的な患者又は同様の特徴を有する平均的な患者に対するEMRシステムから抽出されることを可能にしてもよい。
入院が、摂取された薬物自体の結果であるか、又は脱水によるめまいなどの副作用に起因する事故を含む複雑な負の薬物相互作用の結果であるかはほとんど問題にならない。さらに、これらの相互作用が適切に診断されたか否かは重要ではない。実際に、入院の欠如が、症状のより効果的な処置の結果であるのか、2つの薬物が健康であるという感覚を作り出すように共生的に作用する場合の有益な副作用の結果であるかさえ、ほとんど問題にならない。患者の気分が良くなり重篤な副作用を患わないことが、入院の可能性を低くし、緊急治療室(ER)での処置を必要とする可能性を低くし、又は高価な画像化テストを必要とする可能性を低くするなどの事実には変わりがない。病院及び/又は外来に基づいた処置の欠如は、患者、医師、及びHMOの共通の関心事である。従って、HMOにとって関連する経済データはまた患者の関心事でもあることが理解される。
本発明の実施形態は特定の薬物の組み合わせに起因する可能性があると考えられる病院イベントを推定する医療の負担推定器142を含む。医療の負担は、薬物自体の費用だけでなく、入院、入院日数、ERへの訪問、及び全体的な医療の兆候である画像化要件などの高価な診断技術などの、相関されることが分かったさらなる費用である。本発明は、これらの考えられる費用を予測し、薬物レジメンの有効性(成功又は失敗)の指標として予測を使用する。手法は、予防薬を好み、患者に対する生活の質を改善し、HMOに対する費用を最小化し、患者に対する考えられる全体的な健康上の効果の有用な指標を医師に提供する。
DDI+プラットフォーム140の医療の負担推定器142は、健康維持組織(HMO)によって、又は健康維持組織の代わりに定期的にアップデートされる費用関連パラメータを維持するルック・アップ・テーブル(LUT)を使用して構成されてもよい。しかしながら、好適には、医療の負担推定器142は同様な患者への処置に基づいて医療の負担の費用の統計的に関連する予測を抽出するためにHMOの記録に相関される。
図11は、各患者(1〜N)に関して、本明細書において薬物集団と考えられる組み合わせで摂取された様々な薬物が、どのように時の経過と共に追跡される可能性があるかを示す。図11において、異なるそれぞれの薬物が大文字で示される。
図12は、医療の負担推定器142が、GENELEX(登録商標)120データベース及びFIRST DATABANK(登録商標)130データベースから取り出された情報への参照によって、各患者の各集団に対して生成された警告をどのように処理及び計算するかを示す。
代替薬物示唆器143
システム100のDDI+プラットフォーム140は、予測された薬物間相互作用、予測された薬物−遺伝子相互作用、及び予測された代謝−遺伝子特徴関連相互作用に基づいて、患者の薬物レジメンに対する適切で安全な代替物を示唆する代替薬物示唆器143を含む。
警告の数によって(ユーザによって事前定義された基準によって)分類された薬物代替物が医師に提示される。従って、不適切な組み合わせは除外され、医師が適切な選択肢だけを積極的に考えることを可能にする。
代替物は明確にラベル付けされ安全である。本発明の例示的な実施形態において、システムは、代替物の選択肢が要求されるとすぐに、医師に表示するために、バックグラウンドで継続して代替薬物の選択肢のリストを考慮し準備する。この方法で、複雑な相互作用及び副作用がバックグラウンドで評価され、結果を生成し表示するためのアルゴリズムを待つ目立った遅延は存在しない。
図13を参照して、本質的に、代替薬物示唆器143は次に、特定の処方された薬物に対する代替物候補を系統的に置換し、患者の病歴及びデータベース110、120、130から関連データを抽出する。DDI+プラットフォーム140は、警告の事前設定された受け入れ可能な数(好適にはゼロ個)の警告よりも多い数の警告を生成しない代替薬物が安全な代替物を保証するように医師に最初に示されるように、各薬物に対して生成された警告の数によって結果を分類する。しかしながら、医師はGUI180を介して特定の追加又は代替の薬物を示唆し、その薬物の考えられる効果を見ることができる。
ユーザ構成可能なルール及び警告エンジン144
本発明の例示的な実施形態はルール及び警告エンジン144を提供する。提供される警告の種類の例示的な詳細が図14に示される。本発明の例示的な実施形態において、警告は医師に表示される。本発明の例示的な実施形態において、表示される警告の種類及び数が、HMO及び医師の判断及び特定の必要性だけでなく、患者の特定のシナリオに誂えられることを可能にする強力で柔軟性があるルールに基づいたエンジン144が提供される。
警告はルール及び警告モジュール144におけるルールに従うものであり、そのルールのうちの一部は、関連する情報だけが表示されるように医師によって設定されることができる。
現在の世界的な臨床データベースは臨床的な結果に基づいて薬物の相互作用を評価する。本発明の実施形態は医療の負担推定器142を介して経済的な結果の評価をさらに提供する。これは薬物の費用の問題だけでなく、むしろ処置の全費用でもあることが理解される。
ルール及び警告エンジン144は、警告を生成するためのルールのユーザ構成、ルールが特定の医師の患者全てに適用されるか、又は特定の患者に適用されるかを定義するルールの始動及び停止、電子医療記録データベース110からの患者の病歴、GENELEX(登録商標)データベース120からの血中濃度の逸脱、及びFIRST DATABASE(登録商標)データベース(FDB)140からの薬物相互作用、共有された有害な副作用、事前設定された値、並びにDDI+プラットフォーム140によって行われた処理及びデータベースから導き出された他のパラメータを超える医療の負担を含むデータベースからの入力に基づいて、ルールの修正及びカスタマイズを可能にする。
本発明の例示的な実施形態において、ルール及び警告エンジン144は優先度の階層的な並び替えをサポートする。一部のルール及びしきい値はサービスの提供者によって設定され、ユーザによって無効にされることはできない。より低いレベルのルール及び/又はしきい値はサービスの提供者又はHMOによって設定されてもよく、無効にされることができる。例示的な実施形態において、医師は個人的な好みに従って一部のルールを設定できる。一部の実施形態において、ルールを変えること、又はしきい値をリセットすることは、ユーザの許可レベルに従う(例えば、パスワード、磁気スワイプカード、生体識別などによって決定される)。
好適には、ルール及び警告エンジン144のルール並びにその階層的な順序づけは、プログラマ又はユーザが「<>+−=」などの一般的な記号を使用してシステムを構成できるように、おそらくはドロップ・ダウン・メニューからリスト内の利用可能なオペランドを使用する。
例示的な実施形態において、少なくとも管理者レベルにおいて、複雑なルールが複数の条件(AND、OR)及び重篤度を使用して構成されることができる。例えば、サポートされる可能性がある条件又は重篤度の組み合わせに対するルールの種類は、
1.血中濃度の逸脱の増加>70 AND NTI(低治療係数)=はいである場合には、警告を生成する
2.HCB計算に関して、「1重度の値AND2中度AND2血清逸脱>50%」である場合には、警告を生成する。
3.副作用(リストから特定の副作用を選択する)、例えば、「副作用」=「出血」及び「頻度」=「より頻繁」及び「重篤度」=「重篤」である場合には、警告を生成する。
4.副作用(任意の副作用)、例えば、「副作用」=「全て」及び「頻度」=「より頻繁」及び「重篤度」=「重篤」である場合には、警告を生成する。
を含んでもよい。
例示的な実施形態は、共有された有害な副作用予測器141、HCB推定器142などの商標登録されているツールによって提供される情報だけでなく、性別、人種及び遺伝的特徴、敏感度、喫煙、アルコール及び妊娠などの患者要因に基づくことに加えて、GENELEX(登録商標)データベース120及びFIRST DATABANK(登録商標)データベース130などの市販のツールによって提供されるデータを使用して薬物間相互作用及び血中濃度の考えられる逸脱を警告することによってユーザ構成可能なルールをサポートする。一部の実施形態において、これらのルールは患者の電子医療記録EMRに従ってON及びOFFに切り替えられる。他の実施形態において、これらのルールは、ユーザが警告でいっぱいにされることを防ぐために、典型的にはOFFに切り替えられるがON又はOFFに切り替えられてもよいデフォルトに設定される。
異なるレベルのユーザが追加またはキャンセルできる異なる種類のルール及び警告が存在する。高いレベルの警告は、DDI+プラットフォーム140のルール及び警告エンジン144に構築されてもよく、そして、却下されること又はOFFに切り替えられることができず、処置する医師又は他のユーザに常に表示されるが、低いレベルの警告は、全ての患者、老年者、特定の枠組みで処置された人、入院している人などの患者のグループ、又は個々に考慮された個々の患者に対してユーザによって設定されてもよい。医師は一部の警告をオフに切り替えることができない可能性があり、他の警告が表示されるのを防ぐことができるが、その警告はDDI+プラットフォーム140のGUI180での表示のために提供され、医師がどの薬物を処方してもよいか、又はしなくてもよいかに直接的な影響はない。
例において、ルール及び警告エンジン144は、提供される警告の数及び種類を調節するために、システムへの入力としての医師の所見を、また患者の個人的病歴の一部として時間の経過とともに集められる患者にとっての経験的実証を考慮する学習型プラットフォームであってもよい。実施形態において、医師は警告を却下してもよく、特定の種類の警告を表示するように、又は特定の種類の警告を表示しないようにDDI+140の警告に基づいてエンジン144のルールを構成してもよい。却下は医師及び/又は経営陣によるモニタリングのために記録され、レポート生成器145がこうした情報を提供し、その情報は処置の質を示す。
ルール及び警告エンジン144によってサポートされる1つの特定の種類の警告は、薬物の特定の組み合わせの医療の負担(HCB)の警告である。この警告は医療の負担推定器142によって抽出される情報を使用する。警告を生成及び表示するのを助けることに加えて、医療の負担推定器142は、医療の負担スコアに対する薬物レベルにおいて、一部の薬物又は各薬物(例えば、主要な薬物)の寄与を計算及び提示することにより、医師はその寄与を考慮に入れることができる。
図14は本発明の例示的な実施形態に従って警告の表を示す。警告のシステムを提供することによって、警告を消させるように処置を調整することが可能である。例示的な実施形態において、医師は警告を却下でき、又は患者の事例及び特定の必要性の認識により、警告が表示されることを防ぐことができる。しかしながら、保健維持機構(HMO)、一般開業医、又は専門医によって設定されてもよく、患者要因を含み、医療の負担推定器から推定する警告のシステムは、必要とされる入院治療を減らすことによって、処置の質を統計的に改善する。
このように、一般的に、DDI+140、及びDDI+によって生成された警告は、医師に情報を提供し、より良い意思決定、より効果的な処方、及びより良い処置を容易にするが、医師の患者を処置するための医師の自由を全く限定しないツールである。
レポータ生成器145
レポータ生成器145はDDI+プラットフォーム140及び他の統計、効率パラメータなどの医師の使用に関する報告を生成する。こうしたレポートは、製品開発者、HMO、医師、患者、学術研究者などの様々な当事者にとって関連するものである可能性がある。
統計モジュール146
統計モジュール146は、患者の薬物集団レベルに関する記録及び多医薬品警告を含む統計情報を収集及び統合してもよく、関連する分析ソフトウェアを使用して、多数のHMOの全患者、特定のHMO、病院、又は医院の患者、特定の医師の患者、及び/又は個々の患者などに対して、様々な尺度で統計分析を可能にしてもよい。統計情報は、レポータ145、HCB推定器144、ルール及び警告エンジンなどのシステムの様々なツールによって使用されてもよい。
例えば、統計モジュール146は代替処置を処方することによってある期間にわたって警告を克服する医師の成功を追跡するように構成されてもよい。
動作方法
上の記載は、市販のデータベース及びツール、及び商標登録されたDDI+プラットフォーム140を含むシステムの特徴及び機能要素を記載する。図15を参照して、本発明の例示的な実施形態において、DDI+プラットフォーム140は様々なデータベースからのデータを統合及び同期する。示された現在の実施形態において、これらのデータベースは、血中濃度の逸脱に関する情報及び遺伝子情報を主に提供するGENELEX(登録商標)データベース120、並びに薬物間相互作用、副作用などに関する情報結果を提供するFIRST DATABANK(登録商標)(FDB)130を含む。
統合モードにおいて、DDI+プラットフォーム140は保健維持機構(HMO)によって保持されるEMRデータベース110からの患者の電子医療記録(EMR)と統合される。他のモードにおいて、DDI+プラットフォーム140は独立していてもよい。
DDI+プラットフォーム140に対するアイコンは、ステータスを示すカラーコーディング、典型的には、緑色は警告なしを示し、赤色は警告が生成されたことを示すカラーコーディングを有する電子医療記録(EMR)に現れる(DDI+を示すアイコンはそれ自体が色を変化させるように構成されることができるか、又はインジケータライトが一緒に表示されることができる)。
典型的には医師であるユーザが、例えば、患者の磁気カード(1)を通すことによって、又は患者の国民保険若しくは患者の識別番号を入力することによって、特定の患者のEMRを入力する時に、EMRシステム110は以下の情報:
・符号化された医師のID
・患者のID
・患者の薬物レジメン(すなわち、患者によって消費された薬物のリスト、薬物集団)
・EMRの範囲内である場合には追加の患者要因、例えば、遺伝的特徴、年齢、性別、妊娠など(2)
でDDI+プラットフォーム140を始動させる。
DDI+プラットフォーム140は次に、バックグラウンドでの処理を開始するが、患者の処置及び処方に関するユーザの通常業務を妨げない。
DDI+プラットフォーム140は、例示された実施形態においてはローカルに保存されているFDBデータベース130に問い合わせるが、他の実施形態においては、薬物の特定の集団に対する考えられる相互作用、副作用などに関する結果を取得するために薬物集団の詳細に関して、遠隔でアクセスされてもよい。DDI+プラットフォーム140はまた患者の薬物集団における各薬物に対する適切な代替薬物のリストを前もって準備するためにバックグラウンドで代替薬物示唆器143を動作させる(3)。
さらに、DDI+プラットフォーム140は、特定の薬物集団に対する考えられる血中濃度の逸脱に関する結果を得るために、薬物集団を有するGENELEX(登録商標)APIを使用して、GENELEX(登録商標)データベース120に問い合わせる。
DDI+プラットフォーム140は患者の薬物集団における各薬物に対する適切な代替薬物のリストを前もって準備するために代替薬物示唆器143を動作させる。
GENELEX(登録商標)120及びFDB130からの結果の受信(4)の際に、DDI+プラットフォーム140は、警告を始動させるために最も重要であるとしてHMO及び/又はユーザによって様々に定義可能である所定のユーザ構成可能なルールを用いて、共有された有害な副作用モジュール(SASE)141、医療の負担推定器(HCB)142、及びルール及び警告エンジン144を動作させ、それらによって始動させられた警告を調べて表示する。
事前定義されたルールのうちのいずれかに違反する場合、DDI+プラットフォーム140は警告を生成する。例において、共有された有害な副作用モジュール141及び医療の負担メカニズム142の結果はまたユーザ構成可能なルールを設定するための入力として使用されてもよい。
DDI+プラットフォーム140は次に、警告が生成されたか否かに関するステータス表示でEMRシステムを始動させる(5)。警告が生成された場合には、EMRシステムは、警告が生成され医師の注意を必要とすることをユーザに表示するためにEMRのメインスクリーンのDDI+アイコンを赤色に変える(6)。ユーザは次に、生成された警告に対する理由を調査するためにDDI+プラットフォーム140のウェブに基づいたGUI180にアクセスできる。結果及び警告が、直感的で包括的で分かりやすいようにGUI180のメインスクリーン190(図5)を介して即座にユーザに表示されることにより、複数のスクリーンと不適切な情報との間をナビゲートする必要性を排除する。図5に示されるように、DDI+プラットフォーム140のGUI180のメインスクリーン190は、ユーザが、薬物モノグラフ、相互作用の詳細、関連する参考文献、副作用、共有された有害な副作用など、さらなる分析のためのさらなる詳細にアクセスするために直感的にドリルダウンすることを可能にするように構成される。
ユーザは、システムによって提供される警告に基づいて、以前に処方された特定の薬物に対する代替薬物を探すことを決定してもよい。GUI180が開かれる前でさえ、DDI+140はバックグランドで動作するので、処方された各薬物に対する代替薬物は、受け入れ可能な数よりも少ない警告が、特定の代替薬物が選択された場合に生成されることにより、患者に対する安全な処置を確実なものにし、所望の情報にアクセスするためにユーザによって必要とされる時間を最小化することを確実なものにするために、DDI+140によって既に準備され調査される。例において、薬物が現在の薬物レジメンの範囲内で置換している、薬物によって生成される警告の数よりも少ない警告を生成する代替物だけが示唆される。大部分の患者に対すると共に大部分のシナリオにおける一例示的な実施形態において、警告は受け入れ可能ではない(すなわち、警告が1つでも発せられた場合には、システムは代替物としての薬物使用の可能性を出力しない)。
さらに、DDI+プラットフォーム140は、患者の薬物の組み合わせにおける2つ以上の薬物によって共有される所定の頻度及び重篤度を有する副作用(共有された有害な副作用)に対する検知及びユーザ構成可能な警告を可能にする共有された有害な副作用(SASE)予測器141を動作される(7)。
新たな薬物の処方、薬物を交換すること、又は薬物を止めることなどの患者のEMRの変化の際に、DDI+プラットフォーム140はEMRによって再び始動され、上記のワークフロー(8、9、10、11、12)が生じる。DDI+140は再び警告210を調査し、アップデートされた患者の薬物集団に関して、共有された有害な副作用予測器141、HCB推定器142、及びルール及び警告エンジン144を含む関連処理を動作させる。
ユーザはまたEMRを介してではなく直接的にDDI+プラットフォーム140にアクセスすることによって、シミュレーション目的でDDI+プラットフォーム140を使用してもよく、EMR内であらゆる変化を行う前にDDI+プラットフォーム140から関連するデータを取得するために、薬物の追加、除去、交換などの様々な行為を行うことができる(13、14)。
図16を参照すると、例示的な実施形態において、DDI+140が2つ以上のHMOのEMRデータベース110A、110Bを介して、2つ以上のHMOのクライアント150A、150Bと相互作用して、GENELEX(登録商標)120及びFDB130を2つ以上のHMOが利用可能なものにしてもよい。DDI+はまた、インターネット、クライアントの端末150C、独立PC、又は携帯電話160を介して直接的にアクセスされてもよい。
結論
このように、本発明の例示的な実施形態は関連する以下の特徴を含む。
・プラットフォームは、スタンドアロンのウェブプラットフォームであるか、又はHMOの患者のEMRと統合されるかのいずれかである。
・患者のEMR及び遺伝的特徴に基づいた個人化された解決策が提供される。
・システムは、臨床データ、遺伝データ、及び代謝データを包括的に併合する。
・薬物間相互作用は、好適には薬物の任意の2つの組み合わせ、最も好適には3つ以上の薬物の複数の相互作用に関して示される。患者に対する遺伝子−薬物相互作用が予測され表示される。表示される相互作用は、特に、副作用、非応答性及び毒性を含む効能の低下を含む。
・プラットフォームは自己教育してもよい。プラットフォームは医師のコメントを組み込み、その後にそのコメントを適用する。
・警告はユーザ/HMOによって設定された事前定義されたルールに基づいて提供されてもよい。生成される警告は市販のツール及びデータベースからDDI+プラットフォームによって抽出されたデータ及びDDI+プラットフォームの商標登録されているツールによって処理されたデータ出力の両方の局面の全てに及び得る。
・生成される警告は、共有された副作用、薬物の予期される血中濃度からの薬物の考えられる逸脱、禁忌症、及び全体的な医療の負担に関する。
・独自の代替薬物示唆メカニズムは患者のレジメンに対する代替薬物を示唆してもよい。このメカニズムの独自性は、このメカニズムが複数の考えられる代替薬物を選抜し、ユーザ/HMOに代替薬物を列挙しながら、こうした代替薬物が、ユーザが事前設定した任意の警告を発するかを示すことである。
・ユーザは、代替薬物が患者の現在の薬物レジメンにおいて他の薬物と組み合わされた時にシステムにおいて任意の始動される警告を生成する、又はしないことを事前に知りながら代替薬物を選択し処方できる。
・考えられる薬物集団による患者の処置の考えられる費用、主には緊急治療室への照会の増加、入院率及び入院期間の増加、画像化手順(CT、MRI、US、RXなど)への照会の増加などに関する、考えられる間接費用が、ユーザ/HMOに対して提示されることにより、患者と関連付けられる医療の負担を非常に増加させる可能性がある現在の薬物レジメンから、こうした医療資源の使用及び費用を減少させるように予測された代替的で好適な薬物の組み合わせに患者を移行させることが可能である。
・システムはウェブに基づいており、モバイルコンピュータ及びデスクトップコンピュータ、タブレット、携帯電話、i−パッド、i−フォンなどを含む任意のウェブブラウザを使用して医師などの関連の当事者によってアクセスされることができる。
・直感的なGUIは効率的に利用可能な情報をナビゲートするのを助けるために提供される。
従って、本明細書において記載された方法及びシステムは、処置の改善及び患者に対する高い生活の質を容易にすることが分かる。高価な処置の必要性を最小化することによって、本明細書において記載された方法及びシステムは、資源がより良く使用され、他の患者に対してさらなる波及効果を有することを可能にする。
GENELEX(登録商標)120及びFIRST DATABANK(登録商標)(FDB)130は薬物相互作用及び血中濃度のそれぞれに関する情報のデータベースとして与えられるが、他の市販のデータベース又は他の商標登録されたデータベースが追加又は置換されてもよいことが理解される。
例示的な実施形態において、血中濃度に対する薬物の影響、薬物に対する遺伝的影響及び人種的影響、患者の性別、年齢及び体重、並びに文献情報に関するデータが全て患者に対する薬物の処方を最適化する際に使用される。しかしながら、上記の考慮の1つでも、又は全てを欠く単純なシステムもまた使用されることができる。
本発明の例示的な実施形態は1つ以上のプロセッサに関し、1つ以上のプロセッサは、任意の従来のメモリデバイスを含むハードウェアのコンピュータ読み取り可能な媒体上で提供されるコードを実行するために、本明細書において記載された方法のうちの任意のものを行うために、及び/又は本明細書において記載されたユーザインタフェース機能のうちの任意のものを単独又は組み合わせで提供するために、任意の従来の処理回路及びデバイス又はそれらの組み合わせ、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)の中央処理装置(CPU)又は他のワークステーションプロセッサを使用して実装されてもよい。1つ以上のプロセッサは、サーバ若しくはユーザ端末又はそれらの組み合わせに組み込まれてもよい。ユーザ端末は、例えば、デスクトップデバイス、ラップトップデバイス、ハンドヘルドデバイス、携帯端末(PDA)、テレビ・セットトップ・インターネット家電、携帯電話、スマートフォンなどとして、又はそれらのうちの1つ以上の組み合わせとして具体化されてもよい。メモリデバイスは、任意の従来の永久的及び/又は一時的なメモリ回路、又はそれらの組み合わせを含んでもよく、それらの網羅的ではないリストは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、及び磁気テープを含む。
本発明の例示的な実施形態は、例えば、上に記載されたような1つ以上のハードウェア実装されたコンピュータ読み取り可能な媒体に関し、その媒体は、プロセッサによって実行可能な命令をその媒体に格納し、その命令は、実行された時には、例えば、ユーザインタフェース機能を提供するために、及び/又は本明細書に記載された様々な治療の決定を行うために、上記の例示的な方法及びその一部を行うことを1つ以上のプロセッサに行わせる。
本発明の例示的な実施形態は1つ以上のプロセッサによって実行可能な命令を伝送する方法に関し、その命令は、実行された時には、上で記載された例示的な方法及びその一部をプロセッサに行わせる。
一部の特定の実施形態に関して示された特徴は他の実施形態と共に組み込まれてもよい。好適な実施形態が記載され、より単純な実施形態や代替案は本発明の範囲内で有り得る。従って、本発明の範囲は、上記の実施形態をそれぞれ単独で、又は組み合わせで包含し、本明細書において上で記載された様々な特徴の組み合わせと副次的組み合わせとの両方、並びにそれらの変化形及び改変物を含み、それらは、上記の記載を読んだ際に当業者が気づくものである。

Claims (20)

  1. 患者の薬物レジメンに関する情報をユーザに提供するだけでなく、複数の医薬品処方物を備える集団を摂取することに起因する患者に対して考えられる有害な影響に関する警告を生成するために、ウェブブラウザ及び/又は電子医療記録(EMR)からユーザによってアクセス可能なプラットフォームであって、
    前記プラットフォームは、少なくとも1つのデータベース及び前記ユーザに対して前記警告を生成するための情報に従って前記医薬品処方物の集団を処理するための少なくとも1つのツールとデータ通信し、前記少なくとも1つのデータベース及び前記少なくとも1つのツールから情報を取得するように構成される、プラットフォーム。
  2. 前記考えられる有害な影響は、薬物間相互作用、薬物の有効性に対する前記患者の遺伝的特徴の影響を備える群のうちの少なくとも2つを含む、請求項1に記載のプラットフォーム。
  3. 前記少なくとも1つのデータベースは患者の記録のデータベースを含む電子医療記録システムを備える、請求項1に記載のプラットフォーム。
  4. 前記少なくとも1つのデータベースは同時に投与される他の薬物に応答して薬物血中濃度の推定された逸脱の詳細を備えるだけでなく患者の遺伝的特徴をも備える、請求項1に記載のプラットフォーム。
  5. 前記少なくとも1つのデータベースは少なくとも前記医薬品処方物の集団に関する臨床データを備える、請求項1に記載のプラットフォーム。
  6. 前記医薬品処方物の集団を処理するための前記少なくとも1つのツールは、前記医薬品処方物のうちの少なくとも2つに共通する副作用に関して前記集団における前記複数の医薬品処方物を分析するために、共有された有害な副作用予測器を備える、請求項1に記載のプラットフォーム。
  7. 前記共有された有害な副作用予測器は前記ウェブブラウザ又はEMRに表示可能なユーザインタフェースにおいて前記医薬品処方物のうちの少なくとも2つに共通する前記副作用を表示する、請求項6に記載のプラットフォーム。
  8. 前記共有された有害な副作用予測器は前記ウェブブラウザ又はEMRに表示可能なユーザインタフェースにおいて警告を表示する、請求項6に記載のプラットフォーム。
  9. 前記医薬品処方物の集団を処理するための前記少なくとも1つのツールは複数の医薬品処方物を備える前記集団を摂取することに起因する前記患者に対して考えられる有害な影響に起因する費用を予測するための医療の負担推定器を備える、請求項1に記載のプラットフォーム。
  10. 前記予測した費用は、入院、入院の期間、緊急治療室に対する照会、一般開業医での診察、及び専門医による診察からなる群のうちの少なくとも1つを含む、請求項9に記載のプラットフォーム。
  11. 前記予測した費用はコンピュータ断層撮影、磁気共鳴映像法、超音波、及びX線からなる群のうちの少なくとも1つの診断技術に対する費用を含む、請求項9に記載のプラットフォーム。
  12. 複数の医薬品処方物における少なくとも1つの医薬品処方物を交換するための少なくとも1つの代替薬物を示唆するための代替薬物示唆メカニズムを備える、請求項1に記載のプラットフォーム。
  13. 前記代替薬物示唆メカニズムは、代替物の考えられる有害な影響を評価し、考えられる有害な影響に関する事前構成された有意なしきい値数よりも多い警告を生成しない代替物を示唆する、請求項12に記載のプラットフォーム。
  14. 前記代替薬物示唆メカニズムは、事前構成された有意なしきい値を超える考えられる有害な影響に関する受け入れ可能な数を超えない警告が生成されるまで、複数の医薬品処方物における各医薬品処方物に対する代替物を系統的に示唆するように構成される、請求項12に記載のプラットフォーム。
  15. 薬物の組み合わせの考えられる有害な影響の警告を生成するためのルールを備えるルール及び警告エンジンを備える、請求項1に記載のプラットフォーム。
  16. 前記ルール及び警告エンジンは事前定義されたルール及び前記ユーザによって定義されたルールから選択される少なくとも1つのルールを備える、請求項15に記載のプラットフォーム。
  17. 前記ルール及び警告エンジンは医薬品処方物の前期集団に関する医療の負担に関する少なくとも1つのルールを備える、請求項15に記載のプラットフォーム。
  18. スタンドアロンのウェブプラットフォーム及び/又は前記患者の電子医療記録(EMR)に表示されたアイコンを介してアクセス可能なユーザインタフェースを備える、請求項1に記載のプラットフォーム。
  19. 前記プラットフォームが処方された前記医薬品処方物の集団に対する警告を生成する場合には、警告が前記患者の前記電子医療記録(EMR)に表示される、請求項18に記載のプラットフォーム。
  20. 薬物の示唆された組み合わせに関して考えられる有害な影響に応答してユーザに警告を表示することによって患者に対する多医薬品処方物を改善する方法であって、組み合わせで摂取された薬物の予測された医療の負担が、入院、入院の期間、緊急治療室への照会、一般開業医への訪問、専門医との予約、並びにコンピュータ断層撮影、磁気共鳴映像法、超音波、及びX線映像法からなる群から選択された診断技術のうちの少なくとも1つを含む医療の費用に関連付けられるように、前記医療の負担は少なくとも1つの警告に関連付けられる、方法。
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