JP5093275B2 - 二次電池用電極の製造方法 - Google Patents

二次電池用電極の製造方法 Download PDF

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Description

本発明はアルカリ蓄電池等に用いる二次電池用電極及び電極の製造方法に関し、より詳しくは構造的な課題を解決し捲回時の短絡を抑制する技術に関する。
二次電池、中でもアルカリ蓄電池は、一定の容量密度を有しつつ過充電や不定期なパターンの充放電に対する耐性が高いことから、タフユース用途を中心に非水電解液二次電池との棲み分けが進みつつある。
アルカリ蓄電池用電極には、大別してペースト式電極と焼結式電極とがある。近年は高容量化の観点から、スポンジ状金属多孔体やニッケル繊維不織布などの三次元金属多孔体の空隙に活物質を主体としたペーストを充填してなるペースト式電極が、アルカリ蓄電池の正極として活用されている。
これらの三次元金属多孔体は多孔度(全体積に占める空隙体積の比率)が95%程度で、空隙部の孔径は最大数百μmにも及ぶことから、上述したペーストを直接かつ多量に充填することが可能である。しかしながら高容量のペースト式電極を得るために、無作為に多孔度を高くしてペーストをより多く充填した場合、ペーストを充填した部分の三次元金属多孔体の割合が過度に低くなり、集電性が低下して二次電池の放電特性が低下しやすくなる。
これらの課題に対して、特許文献1のように三次元金属多孔体の構造を工夫したり、特許文献2のようにペーストの充填方法を工夫することにより、三次元金属多孔体の厚み方向の片側のみに活物質を充填し、活物質が充填されていない他方で集電を担う電極構造を実現し、二次電池の放電特性を高める技術が提案されている。
特開2000−208144号公報 特許第2976863号公報
ところで三次元金属多孔体を用いたペースト式電極は、対極やセパレータとともに渦巻き状に捲回して円筒缶内に収容した場合、概して曲率が小さい捲回芯の付近で亀裂が発生しやすい。特許文献1〜2の技術を駆使して作製された電極は、その表面の片側にのみ金属の存在比率が高い箇所(以下、金属リッチ層と称す)が偏在している。この金属リッチ層自体は活物質が充填された箇所と比較して応力に対して自由度を持つので、曲げに対する耐性が高く、捲回による亀裂は生じにくい。しかし三次元金属多孔体の表面では、金属骨格が不規則かつ不連続に存在する。よって捲回時に、金属リッチ層の不連続な金属骨格が電極表面から突出してセパレータを破り、対極と接触することによる内部短絡が発生しやすくなる。特に電極の端面は切断加工により不連続な金属骨格が多数存在するため、内部短絡はさらに発生しやすくなる。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、集電性を担う金属リッチ層の配置を適正化することにより、耐短絡性と集電性の双方が高い二次電池用電極を提供することを目的とする。
発明の二次電池用電極の製造方法は、帯状の三次元金属多孔体を走行させながら、その空隙に活物質を主体としたペーストを充填するものであって、三次元金属多孔体の内部に未充填箇所が残るように三次元金属多孔体の双方の面に配置した一対のペースト吐出ノズルからペーストを吐出して電極前駆体を作製する第1の工程と、電極前駆体を乾燥する第2の工程と、電極前駆体を圧延する第3の工程とを含み、さらに第1の工程において、一対のペースト吐出ノズルから吐出するペーストの総量を略一定にしつつ、一方のペースト吐出ノズルと他方のペースト吐出ノズルとの吐出量を周期的に変動させるようにしたことを特徴とする。
金属リッチ層自体は活物質が充填された箇所と比較して応力に対して自由度を持つので、曲げに対する耐性が高い。ただし特許文献1〜2のように電極の表層部のみに金属リッチ層がある場合、金属リッチ層の不連続な金属骨格が捲回により、電極表面から突出してセパレータを破り、対極と接触することによる内部短絡が発生しやすくなる。しかるに本発明はこの金属リッチ層が電極の表層部に位置しないので、特許文献1〜2の電極が有する課題をクリアできる。
本発明によって、集電性を担う金属リッチ層を適正に配置することができるようになるので、耐短絡性と集電性の双方が高い二次電池用電極と、高性能な二次電池を提供することができる。
第1の発明の二次電池用電極を示す概略断面図 従来の二次電池用電極を示す概略断面図 第3の発明の二次電池用電極を示す概略断面図 第4の発明の二次電池用電極の製造方法における第1の工程を示す概略断面図
本発明を実施するための形態について、図を用いて詳細に説明する。
第1の発明は、三次元金属多孔体の空隙に活物質を充填したものであって、厚み方向の表層部を除く箇所に、三次元金属多孔体の金属密度が他の箇所より大きい金属リッチ層を設けたことを特徴とする二次電池用電極に関する。
図1は第1の発明の二次電池用電極を示す概略断面図である。三次元多孔体1の空隙に活物質2が充填されることにより電極が構成される中で、表層部を除く箇所に三次元金属多孔体1の金属密度が他の箇所より大きい金属リッチ層3が設けられている。この金属リッチ層は図2に示すように特許文献1〜2にも存在するが、本発明においては金属リッチ層3が電極の表層部に位置しないので、特許文献1〜2の電極が有する課題をクリアできる。
第1の効果として、金属リッチ層3が電極の表層部に位置しないので、特許文献1〜2のように捲回時に金属リッチ層の不連続な金属骨格が電極表面から突出することによる内部短絡の懸念を排除できる。第2の効果として、活物質2が充填された部分は金属リッチ層3よりも曲げに対する耐性が低いので亀裂が発生しやすいが、この亀裂は金属リッチ層
3を越えて成長しないので、電極トータルでの曲げに対する耐性を向上できる。これら第1〜2の効果によって、耐短絡性が高い電極を実現できる。
ここで三次元多孔体1として、ニッケルやニッケルを被覆した鉄を原料としたスポンジ状金属多孔体や繊維不織布などを用いることができる。また活物質2として、アルカリ蓄電池用正極ならば水酸化ニッケル粉末を、アルカリ蓄電池用負極ならば水素吸蔵合金粉末を用いることができる。なお活物質2として水酸化ニッケル粉末を用いる場合、水酸化コバルトや金属コバルトなどの導電剤や、ポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと略記)などの結着剤や、カルボキシメチルセルロース(以下CMCと略記)などの増粘剤を併せて用いることができる。
第2の発明は、第1の発明において、電極の厚みに対する金属リッチ層3の厚みの比率を5〜15%としたことを特徴とする。電極の厚みに対する金属リッチ層3の厚みの比率が5%未満の場合、上述した第1〜2の効果を金属リッチ層3に持たせるのが困難になる。一方で電池容量を保つために三次元多孔体1の目付重量(単位面積当りの金属重量)を一定にしつつ金属リッチ層3の厚みの比率を15%超過にしようとすると、最初に三次元金属多孔体1を厚くする必要があるので活物質2を充填している部分の金属骨格が細くなり、捲回時に亀裂を起こすのでかえって内部短絡を誘発する確率が高まる。
第3の発明は、第1の発明において、金属リッチ層3の位置を電極の厚み方向において周期的に変化させたことを特徴とする。図3は第3の発明の二次電池用電極を示す概略断面図である。金属リッチ層3の位置は電極の厚み方向において周期的に変化している。金属リッチ層3を周期的に変化させることにより蛇腹構造になるので、捲回時に金属リッチ層3が引っ張られることによるストレスが緩和されるので好ましい。加えて第3の発明の電極を捲回した場合、亀裂は捲回時の外側における表層から金属リッチ層3の距離がもっとも大きい箇所で発生しやすくなるが、その間隔は相対的に大きいので、均一に浅い亀裂が発生しやすい第1の発明に対して、亀裂の発生数が低減でき、さらに耐短絡性が向上できる。
第4の発明は、帯状の三次元金属多孔体を走行させながら、その空隙に活物質を主体としたペーストを充填するものであって、三次元金属多孔体の内部に未充填箇所が残るように三次元金属多孔体の双方の面に配置した一対のペースト吐出ノズルからペーストを吐出して電極前駆体を作製する第1の工程と、電極前駆体を乾燥する第2の工程と、電極前駆体を圧延する第3の工程とを含むことを特徴とする二次電池用電極の製造方法に関する。
図4は第4の発明の二次電池用電極の製造方法における第1の工程を示す概略断面図である。図4の下方から上方に向かって走行している帯状の三次元金属多孔体1の双方の面に一対のペースト吐出ノズル4を配置して活物質2を主体としたペースト5を吐出することにより、電極前駆体6が作製される。ここで三次元金属多孔体1の内部にペースト5の未充填箇所が残るようにペースト5の吐出量を調整することにより、第2〜3の工程(図示せず)を経た電極前駆体6を第1の発明に示す二次電池用電極とすることができる。
第5の発明は、第4の発明において、第1の工程における一対のペースト吐出ノズル4から吐出するペースト5の総量を略一定にしつつ、一方のペースト吐出ノズル4と他方のペースト吐出ノズル4との吐出量を周期的に変動させるようにしたことを特徴とする。このような方法を採ることにより、第2〜3の工程を経た電極前駆体6を第3の発明に示す二次電池用電極とすることができる。
以下に実施例を示すことによって、本発明をさらに詳述する。
(実施例1)
5m/分で走行させた三次元金属多孔体1(厚み2.0mm、目付が700g/cm)の双方の面に一対のペースト吐出ノズル4を配置し、活物質2である水酸化ニッケル粉末(平均粒径10μm)100重量部に対し水酸化コバルト10重量部、PTFE0.5重量部、CMC0.3重量部および適量の水を加えたペースト5(固形分比70%)を、ポンプで一定の圧力をかけながら吐出し、三次元金属多孔体1の表層からそれぞれ0.5mmの深さまで充填した。この電極前駆体6を乾燥した後で厚みが0.68mmとなるように圧延し、厚み方向の中心部に金属密度が大きい金属リッチ層3(厚み0.10mm、電極の厚みに対する厚みの比率15%)を形成した。これを縦35mm、横250mmに加工して、リード板を取り付け、正極とした。これを実施例1とする。
(実施例2)
実施例1に対し、三次元金属多孔体1の厚みを1.2mmとし、電極前駆体6を乾燥した後で厚みが0.61mmとなるように圧延し、金属リッチ層3の厚みを0.03mm(電極の厚みに対する厚みの比率5%)としたこと以外は、実施例1と同様の正極を作製した。これを実施例2とする。
(実施例3)
実施例1に対し、一対のペースト吐出ノズル4から吐出するペースト5の総量は三次元金属多孔体1の厚み方向で1.0mm一定にしつつ、一方のペースト吐出ノズル4と他方のペースト吐出ノズル4からのペースト5の吐出量を、三次元金属多孔体1が10mm走行するたびに表層からの深さが0.30〜0.70mmの範囲で周期的に変動させるようにした。このこと以外は実施例1と同様に作製した正極を実施例2とする。なお電極の厚みに対する金属リッチ層3の厚みの比率は実施例1と同様15%であった。
(実施例4)
実施例1に対し、三次元金属多孔体1の厚みを3.5mmとし、電極前駆体6を乾燥した後で厚みが0.73mmとなるように圧延し、金属リッチ層3の厚みを0.15mm(電極の厚みに対する厚みの比率20%)としたこと以外は、実施例1と同様の正極を作製した。これを実施例4とする。
(実施例5)
実施例1に対し、三次元金属多孔体1の厚みを1.1mmとし、電極前駆体6を乾燥した後で厚みが0.60mmとなるように圧延し、金属リッチ層3の厚みを0.02mm(電極の厚みに対する厚みの比率3%)としたこと以外は、実施例1と同様の正極を作製した。これを実施例5とする。
(比較例1)
実施例1に対し、三次元金属多孔体1の厚みを1.0mmとし、電極前駆体6を乾燥した後で厚みが0.58mmとなるように圧延し、金属リッチ層3を形成させなかったこと以外は、実施例1と同様の正極を作製した。これを比較例1とする。
(比較例2)
実施例2に対し、片方のペースト吐出ノズル4のみからペースト5を吐出し、三次元金属多孔体1の表層から1.0mmの深さまで充填して電極前駆体6を得て、これを乾燥した後で厚みが0.61mmとなるように圧延し、一方の表層部のみに金属リッチ層3(厚み0.03mm、電極の厚みに対する厚みの比率5%)を形成した。このこと以外は実施例2と同様に作製した正極を比較例2とする。
得られた各実施例および比較例の正極を、公知のMmNi系の水素吸蔵合金を用いた負極(厚み0.5mm、縦35mm、横300mm、Mmは軽希土類の混合物)および親水処理を施したポリプロピレン不織布セパレータ(厚み0.15mm、縦39mm、横550mm)を介して渦巻き状に捲回して電極群を構成した。
この電極群の亀裂の発生状態について、円筒状の電極群の底面における正極の厚み方向の亀裂深さの最大値を測定して百分率で計算した。またこの電極群を1000個作製して、150Vの電圧を印加したときの抵抗が2kΩ以上であれば合格とする絶縁性評価を行い、内部短絡している電極群の割合を求めた。さらに10個の電極群を円筒状のケースに挿入して濃度30wt%の水酸化カリウム水溶液を電解液として注入して封口板で密封し、理論容量が3000mAhの円筒型ニッケル水素蓄電池を得た。この電池に対して、1時間率(1It)の電流で充放電を行い、放電容量の平均値と平均放電電圧の代表値(値が5番目に大きいもの)を求めた。これらの結果をすべて(表1)に示す。
(表1)から明らかなように、実施例1〜5は比較例1に対して、最大亀裂の深さが低減されており、その結果として内部短絡発生率が低減されている。詳細に見ると、金属リッチ層3の厚みが大きい程、亀裂の抑制によって内部短絡発生率を低減できる傾向がある。また、金属リッチ層3の位置を厚み方向で周期的に変動させることにより、最大亀裂の深さが顕著に低減して内部短絡発生率が激減していることがわかる。
比較例2の電極は、亀裂は観察されなかったが、内部短絡の発生率が各実施例と比較して高くなっている。内部短絡が発生した箇所を見ると、発生箇所は三次元金属多孔体1が露出した部分であり、金属リッチ層3の不連続な金属骨格が、捲回により電極表面から突出してセパレータを突き破り、負極と接触した可能性が高いと考えられる。
放電容量、放電平均電圧特性の結果から、実施例1〜5は比較例1に対して、放電特性が向上されていることがわかる。これは金属リッチ層3の有無に由来する。さらに詳細に見ると、金属リッチ層3の厚みが大きい程、放電特性が向上する傾向がある。また金属リッチ層3を厚み方向で周期的に変動させることにより、金属リッチ層3の厚みが同様であっても放電特性の向上を図ることができた。これらは、いずれも亀裂の抑制によって集電性が向上したことが原因と考えられる。
ただし電極の厚みに対する金属リッチ層3の厚みの比率が3%の実施例5の場合、金属リッチ層3が相対的に薄いために上述した効果がやや低下する。逆にこの比率が20%の実施例4の場合、亀裂の深さや内部短絡の発生率は悪化していることがわかる。これは電池容量を保つために三次元多孔体1の目付重量を一定にしつつ金属リッチ層3の厚みの比率を大きくしすぎたため、最初に三次元金属多孔体1を厚くして活物質2を充填することによりこの箇所の金属骨格が細くなり、捲回時に亀裂を起こして内部短絡を誘発したためと推定している。従って、電極の厚みに対する金属リッチ層3の厚みの比率は5〜15%にすることが好ましい。
本発明の二次電池用電極を用いた二次電池は、高い放電特性と優れた対短絡性を併せ持つので、ハイブリッド電気自動車の補助電源や電動工具の電源などのタフユース用途に適しており、その利用可能性は極めて高い。
1 三次元金属多孔体
2 活物質
3 金属リッチ層
4 ペースト吐出ノズル
5 ペースト
6 電極前駆体

Claims (1)

  1. 帯状の三次元金属多孔体を走行させながら、その空隙に活物質を主体としたペーストを充填する二次電池用電極の製造方法であって、
    前記三次元金属多孔体の内部に未充填箇所が残るように、前記三次元金属多孔体の双方の面に配置した一対のペースト吐出ノズルから前記ペーストを吐出して電極前駆体を作製する第1の工程と、
    前記電極前駆体を乾燥する第2の工程と、
    前記電極前駆体を圧延する第3の工程と、
    を含み、さらに前記第1の工程において、前記一対のペースト吐出ノズルから吐出する前記ペーストの総量を略一定にしつつ、一方のペースト吐出ノズルと他方のペースト吐出ノズルとの吐出量を周期的に変動させるようにしたことを特徴とする二次電池用電極の製造方法。
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