JP5125246B2 - 二次電池用電極の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はアルカリ蓄電池等に用いる二次電池用電極の製造方法に関し、より詳しくは構造的な課題を解決し短絡を抑制する技術に関する。
二次電池、中でもアルカリ蓄電池は、一定の容量密度を有しつつ過充電や不定期なパターンの充放電に対する耐性が高いことから、タフユース用途を中心に非水電解液二次電池との棲み分けが進みつつある。
アルカリ蓄電池用電極には、大別してペースト式電極と焼結式電極とがある。近年は高容量化の観点から、スポンジ状金属多孔体やニッケル繊維不織布などの三次元金属多孔体の空隙に活物質を主体としたペーストを充填してなるペースト式電極が、アルカリ蓄電池の正極として活用されている。
これらの三次元金属多孔体は多孔度(全体積に占める空隙体積の比率)が95%程度で、空隙部の孔径は最大数百μmにも及ぶことから、上述したペーストを直接かつ多量に充填することが可能である。
ところで、上記高容量化ができる特徴に加えて、高率放電に適した構造とするために電極の一部に活物質を含まない部分を設け、略円板状の集電体を溶着する方式が提案されている。三次元金属多孔体を使用した電極は、高多孔度であることからその強度が弱く、略円板状の集電体を溶接することが困難である。そのため、特許文献1のように三次元金属多孔体の溶接部分にあたる部分に金属板を溶着する方式や、特許文献2のように三次元金属多孔体の端部を二重以上に折り曲げ高密度化する方法が行われている(特許文献1、2参照)。
しかしながら、図1(a)および図2(a)に示したように、金属板5を溶着した部分や三次元金属多孔体1を二重折りした部分と、活物質を充填した充填部2との境界部1aにあたる場所に未充填の三次元金属多孔体1が存在する。この境界部1aにあたる場所は強度が弱く、略円板状の正極集電体3を溶接した際にうける圧力により、図1(b)および図2(b)に示したように、座屈し易く、座屈した三次元金属多孔体1がセパレータを貫通して短絡を引き起こすおそれがある。
金属板5の溶着部分や二重折りした部分と充填部2との境界部1aにあたる場所に未充填の三次元金属多孔体1を設ける理由としては、金属板5や二重折りした部分と充填部2が重なると、金属板5の溶着が不十分になることや、重なり部分の厚みが増加して短絡を引き起こすおそれがあることが挙げられる。
そのため、特許文献3のように集電体溶接を行う部分の三次元金属多孔体1に、飽和炭化水素物をコーティングして補強を行う方法や特許文献4のように三次元金属多孔体1の集電体溶接部及びその周辺の金属密度がそれ以外の金属密度より高密度とし、上記溶接されている正極集電体3の溶接部側の端部が基板の高金属密度部と低密度部分の境界よりも高密度側に位置する方法が提案されている(特許文献3、4参照)。
また、三次元金属多孔体1は孔径が最大数百μmで、平均粒径が十数μmの活物質の充填が容易であるが、しかしながら充放電サイクルの中で活物質が膨張・変形時のストレスを受けて脱落する問題がある。特に金属板5の溶着部分や二重折り部分した部分と充填部
2の境界にあたる充填端部では活物質の充填密度が不均一になりやすく、さらに三次元金属多孔体1の空隙部が存在するため脱落が起こり易い。
このような活物質脱落問題に対して、特許文献5のように極板表面に結着剤を塗布する方法や結着性の高い結着剤の適用などが提案されている(特許文献5参照)。
特開昭56−86459号公報 特開昭57−80672号公報 特許第3764912号公報 特開平7−153468号公報 特開平9−161794号公報
特許文献3の技術を駆使して作製された電極は、集電体溶接を行う部分の三次元金属多孔体に、飽和炭化水素物をコーティングしているため、金属板の溶着部分や二重折りした部分と、充填部との境界部にあたる未充填の三次元金属多孔体は補強され、集電体溶接時に座屈が発生することを抑制している。但し、飽和炭化水素物でコーティングをしているため集電体溶接部位に飽和炭化水素物が残存すると集電体溶接が不十分になるおそれがある。また、飽和炭化水素物をコーティングするため工程が煩雑になる。
特許文献4の技術を駆使して作製された電極は、集電体溶接部及びその周辺部分を高密度化する方法であるが、高密度化する具体的な方法としてメッキをすることが提案されている。この方法により金属板の溶着部分や二重折りした部分と、充填部の境界部にあたる未充填の三次元金属多孔体は補強され、集電体溶接時に座屈が発生することを抑制している。但し、三次元金属多孔体の一部にメッキを施す必要があるため工程が煩雑になる。
また、活物質脱落に関しては、結着剤を添加することや結着剤、樹脂などの保護剤を塗布することで脱落は低減できるが、結着剤や保護剤は一般に有機物であり、活物質の表面を被覆または、活物質粉末間に存在することにより電池特性を低下させるおそれがある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、三次元金属多孔体の集電部分とその周辺の強度を向上させ、集電体溶接時の座屈を抑制して耐短絡性を高め、さらに充填端部からの活物質の脱落を抑制し、生産性の高い二次電池用電極の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題に基づき、本発明は、帯状の三次元金属多孔体を活物質保持体として用いる二次電池用電極の製造方法であって、前記三次元金属多孔体の長手方向に沿う少なくとも一方の側端を、少なくとも二重に折り曲げて折曲部を設ける第1の工程と、前記折曲部を一定の厚みにする第2の工程と、前記折曲部の一部を含む三次元金属多孔体に活物質を主体とするペーストを連続的に充填して、充填部分と前記折曲部の外端部に未充填部分を有する電極前駆体を作製する第3の工程と、前記電極前駆体を乾燥、圧延する第4の工程と、前記電極前駆体の未充填部分に集電体溶接部を設ける第5の工程と、を含むことを特徴とする。
本発明により、三次元金属多孔体の強度が弱く、座屈しやすい箇所であった金属板を溶着した部分や三次元金属多孔体を二重折りにして高密度化した部分と充填部との境界部にあたる未充填の三次元金属多孔体の部分が三次元金属多孔体が二重になるため強度が増し、略円板状の正極集電体を溶接する際に座屈することを抑制することができる。
本発明は、特許文献3〜4の電極が有する課題である飽和炭化水素の浸漬やメッキなどの煩雑な工程が無く、三次元金属多孔体の側端を折り曲げて折曲部を設け、この折曲部の一部を含む三次元金属多孔体に活物質を主体とするペーストを連続的に充填することで課題を解決することができるため、生産性をより高めることができる。
また、三次元金属多孔体の少なくとも二重に折り曲げた折曲部は、この折曲部以外の三次元金属多孔体の部分と同じ厚みにすることにより、三次元金属多孔体の孔径が圧縮されて小さくなり、かつ、孔数も2倍になる。この部分に充填されたペーストは、三次元金属多孔体の孔径が小さく、孔数が増加したことより保持力が増加して脱落しにくくなる。従って、従来の課題である充填端部の活物質の脱落を抑制することができる。
本発明によって、三次元金属多孔体の集電部分の強度を向上させることができるので、集電体溶接時の座屈を抑制して耐短絡性を高め、さらに活物質の脱落を抑制した生産性の高い二次電池用電極の製造方法を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図3(a)、(b)は本発明の二次電池用電極を示す概略断面図である。三次元金属多孔体1の空隙に活物質を充填した充填部2を設けることにより電極が構成され、正極集電体3が溶接される側に三次元金属多孔体1を二重折りした折曲部4が存在して、折曲部4の未充填部分に金属板5が溶接されている。
この三次元金属多孔体1の折曲部4は、活物質が折曲部4側まで充填されているため、金属板5の溶着部分と活物質を充填した充填部2との境界部1aにあたる未充填の三次元金属多孔体1が二重になり、強度を高めることができる。
ここで三次元金属多孔体1として、ニッケルやニッケルを被覆した鉄を原料としたスポンジ状金属多孔体や繊維不織布などを用いることができる。
三次元金属多孔体1の多孔度(全体積に占める空隙体積の比率)は、金属重量が増加するほど、または三次元金属多孔体1の厚みが薄くなると減少する。
二重折りした折曲部4はそれ以外の部分と比較して、金属重量の増加や厚みが薄くなる際の多孔度の減少割合はさらに大きくなる。
折曲部4とそれ以外の部分の多孔度の差が大きくなり、折曲部4の多孔度が小さくなると、ペーストの充填圧力に差が生じ、折曲部4に活物質が充填されにくくなる。
ペーストを充填する多孔度を確保した上で、かつ、折曲部4とそれ以外の部分の多孔度の差を考慮すると、三次元金属多孔体1の多孔度は85%以上(二重折り部分で70%以上)が望ましい。
この多孔度を満足する条件として、三次元金属多孔体1の金属重量は300から600g/m2の範囲、厚みとしては0.5から1.5mmであることが望ましい。
また、活物質として、アルカリ蓄電池用正極ならば水酸化ニッケル粉末を用いることができる。活物質として水酸化ニッケル粉末を用いる場合、水酸化コバルトや金属コバルトなどの導電剤や、ポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと略記)などの結着剤や、
カルボキシメチルセルロース(以下CMCと略記)などの増粘剤を併せて用いることができる。
図4(a)〜(c)は本発明の二次電池用電極の製造方法における工程を示す概略図である。
第1の工程は下方から上方に向かって走行している帯状の三次元金属多孔体1の側端部を折り曲げて折曲部4を設ける。次に第2の工程で三次元金属多孔体1をプレスすることにより、三次元金属多孔体1の厚みをに均一に揃える。第3の工程で三次元金属多孔体1の双方の面に一対のペースト吐出ノズルを配置して活物質を主体としたペーストを吐出することにより、電極前駆体6が作製される。ここでペーストを充填する範囲は、三次元金属多孔体1の折曲部4以外の部分と一部の折曲部4とする。
その後、第4の工程(図示せず)で電極前駆体6を乾燥、圧延し、第5の工程(図示せず)で電極前駆体6の未充填部分に集電体溶接部を設けて、電極前駆体6を二次電池用電極とすることができる。
以下に実施例を示すことによって、本発明をさらに詳述する。
(実施例1)
三次元金属多孔体1(幅40mm 厚み1.2mm、目付が500g/m2 )のフープの片側端部を二重折りにして折曲部4を設け、折曲部4の幅5mm、折曲部4以外の幅30mm、合計幅35mmの三次元金属多孔体1を作成した。この三次元金属多孔体1を圧延して、厚みを0.8mmとした。
三次元金属多孔体1の双方の面に一対のペースト吐出ノズルを配置し、活物質である水酸化ニッケル粉末(平均粒径10μm)100重量部に対し水酸化コバルト10重量部、PTFE0.5重量部、CMC0.3重量部および適量の水を加えたペースト(固形分比75%)を、ポンプで一定の圧力をかけながら吐出し、三次元金属多孔体1に充填した。この時、充填された部分は折曲部4以外の幅30mmの部分と折曲部4の幅3mmの部分、合計33mm幅となるようにした。この電極前駆体6を乾燥した後で厚みが0.60mmとなるように圧延し、これを縦35mm、横250mmに加工した。三次元金属多孔体1の折曲部4の2mmの未充填部分の厚みを、金属板5の溶接性を向上させるため0.3mmに圧延した後、1.5mm幅、厚み0.1mmの金属板を溶接して、正極とした。これを実施例1とする。
(比較例1)
三次元金属多孔体1(幅37mm 厚み1.2mm、目付が500g/m2)のフープの片側端部を二重折りにして折曲部4を設け、折曲部4の幅2mm、折曲部4以外の幅33mm、合計幅35mmの三次元金属多孔体1を作成した。この三次元金属多孔体1を圧延して、厚みを0.8mmとした。
三次元金属多孔体1の双方の面に一対のペースト吐出ノズルを配置し、活物質である水酸化ニッケル粉末(平均粒径10μm)100重量部に対し水酸化コバルト10重量部、PTFE0.5重量部、CMC0.3重量部および適量の水を加えたペースト(固形分比75%)を、ポンプで一定の圧力をかけながら吐出し、三次元金属多孔体1に充填した。この時、充填された部分は折曲部4以外の幅33mmの部分となるようにした。
この電極前駆体6を乾燥した後で厚みが0.60mmとなるように圧延し、これを縦3
5mm、横250mmに加工した。三次元金属多孔体1の折曲部4の2mmの未充填部分の厚みを0.3mmに圧延した後、1.5mm幅、厚み0.1mmの金属板5を溶接して、正極とした。これを比較例1とする。
(比較例2)
三次元金属多孔体1(幅35mm 厚み1.2mm、目付が500g/m2 )のフープを圧延して、厚みを0.8mmとした。
三次元金属多孔体1の双方の面に一対のペースト吐出ノズルを配置し、活物質である水酸化ニッケル粉末(平均粒径10μm)100重量部に対し水酸化コバルト10重量部、PTFE0.5重量部、CMC0.3重量部および適量の水を加えたペースト(固形分比75%)を、ポンプで一定の圧力をかけながら吐出し、三次元金属多孔体1に充填した。この時、充填された部分は幅33mmの部分となるようにした。この電極前駆体を乾燥した後で厚みが0.60mmとなるように圧延し、これを縦35mm、横250mmに加工した。三次元金属多孔体1の2mmの未充填部分の厚みを0.3mmに圧延した後、1.5mm幅、厚み0.1mmの金属板5を溶接して、正極とした。これを比較例2とする。
得られた実施例1および比較例1,2の正極を、公知のMmNi5系の水素吸蔵合金を用いた負極(厚み0.5mm、縦35mm、横300mm、Mmは希土類元素の混合物)および親水処理を施したポリプロピレン不織布セパレータを介して渦巻き状に捲回して電極群を構成した。
この電極群の正極、負極の集電部に略円板状の集電体を溶接した。
さらに電極群を円筒状のケースに挿入して濃度30wt%の水酸化カリウム水溶液を電解液として注入して封口板で密封し、理論容量が2500mAhの円筒型ニッケル水素蓄電池を得た。
この円筒型ニッケル水素蓄電池に樹脂を注入して固め、電極群の断面が観察できるように切断した。
そして金属板5を溶着した部分と充填部2の境界部1aにあたる未充填の三次元金属多孔体1の部分を観察して座屈度合いを調査した。
1時間率(1It)の電流で充放電を行い、100サイクル経過後、電池を分解して、正極板を取り出し、その重量を測定して、電池に組み込む前の重量から活物質の脱落量を求めた。脱落量は初期の正極板重量に対する比率で示した。
これらの結果を(表1)に示す。
Figure 0005125246
(表1)から明らかなように、金属板5の溶着部分と充填部2の境界部1aを観察した結果、実施例1は座屈が確認されなかったのに対して、比較例1,2は境界部1aが座屈していることが確認できた。実施例1のように三次元金属多孔体1の二重折りした折曲部4の一部分まで充填され、強度の弱い境界部1aがすべて二重部になったことにより強度が増し、座屈が防止できていると考えられる。
電池分解後の電極からの活物質の脱落量については、実施例1は脱落量が比較例1,2と比較して低減できていることが確認できた。
以上より、座屈抑制、脱落抑制には、三次元金属多孔体1を二重折りにして折曲部4を設け、かつ、折曲部4の一部分まで活物質が充填された状態、即ち、金属板5の溶着部分と充填部2の境界部1aにあたる未充填の三次元金属多孔体1が二重になっていることが重要であることがわかった。
なお、本実施例は金属板5を溶接する方法を示したが、金属多孔体を高密度加工または4重に折り曲げても同様の効果が得られた。
本発明の二次電池用電極を用いた二次電池は、高率放電特性と耐短絡性の特徴を併せ持つので、ハイブリッド電気自動車の補助電源や電動工具の電源などのタフユース用途に適しており、その利用可能性は極めて高い。
(a)従来の二次電池用電極を示す概略断面図、(b)従来の二次電池用電極に正極集電体を溶接した状態を示す概略断面図 (a)従来のその他の二次電池用電極を示す概略断面図、(b)従来のその他の二次電池用電極に正極集電体を溶接した状態を示す概略断面図 (a)本発明の二次電池用電極を示す概略断面図、(b)本発明の二次電池用電極に正極集電体を溶接した状態を示す概略断面図 (a)本発明の二次電池用電極の製造方法における第1の工程を示す概略図、(b)本発明の二次電池用電極の製造方法における第2の工程を示す概略図、(c)本発明の二次電池用電極の製造方法における第3の工程を示す概略図
符号の説明
1 三次元金属多孔体
1a 境界部
2 充填部
3 正極集電体
4 折曲部
5 金属板
6 電極前駆体

Claims (3)

  1. 帯状の三次元金属多孔体を活物質保持体として用いる二次電池用電極の製造方法であって、
    前記三次元金属多孔体の長手方向に沿う少なくとも一方の側端を、少なくとも二重に折り曲げて折曲部を設ける第1の工程と、
    前記折曲部を一定の厚みにする第2の工程と、
    前記折曲部の一部を含む三次元金属多孔体に活物質を主体とするペーストを連続的に充填して、充填部分と前記折曲部の外端部に未充填部分を有する電極前駆体を作製する第3の工程と、
    前記電極前駆体を乾燥、圧延する第4の工程と、
    前記電極前駆体の未充填部分に集電体溶接部を設ける第5の工程と、を含むことを特徴とする二次電池用電極の製造方法。
  2. 前記第5の工程において、前記電極前駆体の未充填部分に金属板を溶接して集電体溶接部とすることを特徴とする、請求項1記載の二次電池用電極の製造方法。
  3. 前記第5の工程において、前記電極前駆体の未充填部分を高密度加工、または四重に折り曲げることにより集電体溶接部とすることを特徴とする、請求項1記載の二次電池用電極の製造方法。
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