JP5092781B2 - 血圧測定装置 - Google Patents

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この発明は血圧測定装置に関し、特に、時刻調整を行なう機能を備えた血圧測定装置に関する。
血圧は循環器疾患を解析する指標の1つである。血圧に基づいてリスク解析を行なうことは、たとえば脳卒中や心不全や心筋梗塞などの心血管系の疾患の予防に有効である。特に、早朝に血圧が上昇する早朝高血圧は心臓病や脳卒中などに関係している。さらに、早朝高血圧の中でも、モーニングサージと呼ばれる起床後1時間から1時間半ぐらいの間に急激に血圧が上昇する症状は、脳卒中との因果関係があることが判明している。
そこで、時間(生活習慣)と血圧変化との相互関係を把握することが、心血管系の疾患のリスク解析に有用である。そのため、長期間にわたり、連続的に血圧測定することが必要となってきている。上述の必要性を鑑みて、本願出願人は、先に、内部に時計機構を持ち、測定した日時と血圧値とを関連づけて記録し、日時と血圧値との関係からリスク解析を行なう機能を搭載した血圧計を発明し、特開2004−261452号公報(以下、特許文献1)にて公開している。しかしながら、時計機構の精度により、使用している間に徐々に時刻が狂っていくこと場合もあり得る。
そこで、特開2005−224440号公報(以下、特許文献2)は、血圧計の時計調整機構として電波時計を搭載し、標準時刻の電波を受信して自動的に時計を調整する機構を設けた血圧計を開示している。これら文献に開示された技術は、電波時計の搭載によって、使用する前に時計を調整する必要をなくすことが、その目的となっている。
特開2004−261452号公報 特開2005−224440号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電子血圧計は、ユーザが血圧計を使用する前に時計を手動で設定する必要がある。そのため、時計設定を間違えたまま測定されると、正しくリスク解析できない可能性がある。また、故意に時計設定を変更し、リスク解析結果を操作することも可能である。
また、特許文献2に開示された血圧計に搭載される電波時計は、基本的に、標準時刻の電波を受信して解析し、その情報により時計を調整する構成となっている。したがって、時刻を常に正確に保持するために1日に複数回、たとえば1時間に1回等のペースで調整を行なう必要がある。ここで、通常の時計であれば、1日の間のいつでも調整しても問題は発生しない。しかしながら、血圧計の時刻調整のタイミングには注意が必要である。なぜなら、血圧値の日時によるトレンド(時間経過による傾向)もリスク解析の上で重要なデータであるため、たとえば、複数回測定している場合、測定と測定との間に時刻調整が行なわれて測定の前後関係が変わってしまうと、トレンドデータとして使用できなくなるためである。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、時計機能を備えた血圧測定装置における時刻調整を適切に行なうことのできる血圧測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、血圧測定装置は、血圧を測定する血圧測定手段と、現在時を計時する計時手段と、血圧測定手段での測定結果と、計時手段から得られる測定時を示す測定時情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、計時手段で計時される現在時を設定時とするよう調整する調整手段とを備え、調整手段は、設定時と記憶手段に記憶される測定結果に対応付けられている測定時情報との関係に基づいて、上記調整を行なうか否かを判断する判断手段を含む。
好ましくは、判断手段は、設定時が、記憶手段に記憶される測定結果のうちの最新の測定結果に対応付けられている測定時情報の示す測定時よりも以降である場合に上記調整を行ない、測定時情報の示す測定時よりも以前である場合に上記調整を行なわないと判断する。
好ましくは、判断手段は、記憶手段に記憶される測定結果に対応付けられている測定時情報から得られる測定時の分布に基づき定時が、前記記憶手段に記憶されている測定結果が所定数よりも少ない時間帯にある場合に、上記調整を行なうと判断する。
より好ましくは、判断手段は、設定時が所定時間帯にある場合に、上記調整を行なうと判断する。
好ましくは、判断手段は、記憶手段に記憶されている測定結果が所定数以下である場合に、上記調整を行なうと判断する。
好ましくは、血圧測定装置は、標準電波を受信する受信手段と、標準電波より得られる時刻信号に基づいた設定時を取得する取得手段とをさらに備える。
本発明によると、時計機能を備えた血圧測定装置において時刻調整を行なう際に、記録されている血圧値のトレンドを不用意に、または、故意に変更することを防止できる。そのため、血圧値のトレンドによる診断の信頼性を確保できる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
図1は、本発明の実施の形態にかかる血圧測定装置(以下、血圧計)1の外観の概略図である。
図1を参照して、血圧計1は、本体2と、測定部位である上腕に巻付けるカフ5とを備え、それらがエア管10で接続される。本体2の正面には、スイッチ等の操作部3と、測定結果等を表示する表示部4とが配備される。
操作部3には、電源のON/OFFを指示するための電源スイッチ31、測定の開始を指示するための測定スイッチ32、測定の停止を指示するための停止スイッチ33、および記録されている測定値を呼出して表示させるための記録呼出スイッチ34などが含まれる。
カフ5には空気袋13(図2参照)が配置され、カフ5を測定部位である上腕に巻付けることで空気袋13が測定部位に押付けられる。
図2は、血圧計1のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
図2を参照して、血圧計1は、本体2と、測定部位である上腕に巻付けるカフ5とを備え、それらがエア管10で接続される。本体2の正面には、スイッチ31〜34等を含む操作部3と、測定結果等を表示する表示部4とが配備される。カフ5には空気袋13が配置され、カフ5を測定部位である上腕に巻付けることで空気袋13が測定部位に押付けられる。
空気袋13は、空気袋13の内圧変化を測定する圧力センサ23、空気袋13に対する給気/排気を行なうポンプ21、および弁22に接続される。圧力センサ23、ポンプ21、および弁22は、各々、発振回路28、ポンプ駆動回路26、および弁駆動回路27に接続され、さらに、発振回路28、ポンプ駆動回路26、および弁駆動回路27は、各々、血圧計1全体を制御するCPU(Central Processing Unit)40に接続される。
CPU40には、さらに、表示部4と、操作部3と、CPU40で実行されるプログラムを記憶したりプログラムを実行する際の作業領域となったりするメモリ6と、測定結果等を記憶するメモリ7と、時計52と、電源53と、電波時計54とが接続される。
CPU40は、電源53から電力供給を受けて駆動する。CPU40は、操作部3から入力される操作信号に基づいてメモリ6に記憶されている所定のプログラムを実行し、ポンプ駆動回路26および弁駆動回路27に制御信号を出力する。ポンプ駆動回路26および弁駆動回路27は、制御信号に従ってポンプ21および弁22を駆動させる。ポンプ21は、CPU40からの制御信号に従ったポンプ駆動回路26によってその駆動が制御されて、空気袋13内に空気を注入する。弁22は、CPU40からの制御信号に従った弁駆動回路27によってその開閉が制御されて、空気袋13内の空気を排出する。
圧力センサ23は静電容量形の圧力センサであり、空気袋13の内圧変化により容量値が変化する。発振回路28は、圧力センサ23の容量値に応じた発振周波数の信号に変換され、CPU40に入力される。CPU40は、圧力センサ23から得られた空気袋13の内圧変化に基づいて所定の処理を実行し、その結果に応じてポンプ駆動回路26および弁駆動回路27に上記制御信号を出力する。また、CPU40は、圧力センサ23から得られた空気袋13の内圧変化に基づいて血圧値を算出し、測定結果を表示部4に表示させるための処理を行ない、表示させるためのデータと制御信号とを表示部4に出力する。また、CPU40は、血圧値をメモリ7に記憶させるための処理を行なう。その際、CPU40は必要に応じて時計52から時刻情報を取得する。また、適宜、時計52に対して制御信号を出力し、時刻合わせなどを行なう。
時計52はたとえば所定タイミングからの時間経過をカウントすることなどで、現在日時を管理し、その情報をCPU40に入力する。
電波時計54は、アンテナを備えた受信機と、マイクロプロセッサとを含む。受信機で時間情報を含んだ標準電波を受信し、マイクロプロセッサで上記標準電波を解析することで時刻信号を得、時刻信号をCPU40に入力する。CPU40は、電波時計54から入力された時刻信号に基づいて、所定のタイミングで時計52の時刻調整を行なうための制御信号を時計52に対して出力する。時計52は、上記制御信号に従って時刻調整を行なう。
図3は、血圧計1において電源スイッチ31が操作されてCPU40に電源53から電力が供給されるタイミングで実行される処理の具体例を示すフローチャートである。図3のフローチャートに示される処理は、CPU40がメモリ6に記憶されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
図3を参照して、電源がONされると、まず、ステップS101でCPU40において、メモリ6の作業用の領域を初期化し、圧力センサ23の0mmHgの調整を行なう、などの所定の処理化処理が行なわれる。
CPU40は、操作部3からの操作信号の入力を監視し、測定スイッチ32が押されたことを検出すると(ステップS105でYES)、ステップS107で血圧測定処理を実行させ、ステップS109でその結果を表示部4に表示されるための処理を実行して表示部4に表示させる。そして、ステップS111で、CPU40は、測定結果を測定時の日時情報と対応付けてメモリ7の所定領域に書込む。
なお、上記ステップS107での血圧測定処理は、一般的な測定処理を採用することができ、本発明において特定の処理方法には限定されない。その一例として、図4を参照して、始めに、CPU40からの制御信号に従って空気袋13が設定されている圧力まで加圧される(ステップS201)。空気袋13の内圧が設定されている圧力に達すると(ステップS203でYES)、CPU40からの制御信号に従って弁22によって、空気袋13が徐々に減圧される(ステップS205)。CPU40は、減圧中に得られる空気袋13の内圧に重畳した動脈の容積変化に伴う振動成分を抽出し、所定の演算により血圧を算出し(ステップS207)、血圧を決定する(ステップS209)。血圧が算出された後は、CPU40からの制御信号に従って弁22が開放され、空気袋13内の空気が排気される(ステップS211)。
時計52での日時管理の精度を保つためには、CPU40において、電波時計54からの時刻信号に基づいた時計52の時刻調整は、たとえば1時間に1回、1日に1回といった、一定間隔で行なわれる必要がある。血圧計1のCPU40は、電子血圧計を初めて使用する時点や、長期間電源が入れられず血圧計1がリセットされた場合には血圧計1に電源を投入した時点で時刻調整を実施する。また、そうでない場合には、CPU40は、時刻調整のタイミングを設定するための処理を行なって設定し、現在時刻が上記タイミングとなった時点で時刻調整を実施する。
図5は、血圧計1において時刻調整のタイミングを設定するための処理の具体例を示すフローチャートである。図5のフローチャートに示される処理は、所定の時間間隔で行なわれてもよいし、図3に示された一連の処理の後に行なわれてもよい。図5のフローチャートに示される処理もまた、CPU40がメモリ6に記憶されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
図5を参照して、ステップS301で、CPU40においてメモリ7がチェックされて、メモリ7の所定領域に測定結果が記録されているか否かが確認される。その結果、測定結果が記録されていた場合(ステップS301でYES)、CPU40はステップS303で全測定結果を走査して測定時刻の分布を更新し、ステップS305で測定結果が記録されていない時間帯、つまり血圧計1が使用されていない時間帯を抽出する。たとえば、上記ステップS303で測定時刻の分布が図6に示されるように得られたとすると、ステップS305では、図6の時間帯T1である12:00〜18:00の時間帯と、時間帯T2である22:00〜4:00の時間帯とが抽出される。なお、ステップS303、S305の処理は、上述のように、メモリ7の所定領域に記録されているすべての測定結果を用いて行なわれてもよいし、当該処理を行なっている現在日時から所定の時間内の測定結果、つまり直近の複数の測定結果を用いて行なわれてもよい。
上記ステップS303、S305の処理の結果、当該血圧計1の使用されていない時間帯として複数の時間帯が抽出された場合には(ステップS307でYES)、CPU40はステップS309で、そのうちの夜間に最も近い時間帯を時刻調整のタイミングに設定する。図6の例では、上述の時間帯T1と時間帯T2とが抽出されるため、夜間に最も近い時間帯である時間帯T2が時刻調整のタイミングに設定される。
そうでない場合、つまり、1つの時間帯が抽出された場合には(ステップS307でNO)、CPU40はステップS311で、抽出された時間帯を時刻調整タイミングに設定する。たとえば、図6の時間帯T1のみが抽出された場合には、時間帯T1が時刻調整のタイミングに設定される。
上記ステップS301においてメモリ7の所定領域に測定結果が記録されていないと判断された場合には(ステップS301でNO)、CPU40はステップS313で夜間の時間帯を時刻調整のタイミングに設定する。なお、「夜間の時間帯」としては、たとえば、図6にも時間帯T2として示されるように22:00〜4:00の時間帯などが挙げられ、この時間帯は、予めメモリ6等に記憶されていてもよい。
なお、上述の例では、上記ステップS301でメモリ7の所定領域に測定結果が記録されているか否かでステップS303とステップS313とに処理を分岐させるとしているが、上記ステップS301では、メモリ7の所定領域に所定数の測定結果が記録されているか否か、や、当該処理を行なっている現在日時から所定の時間内に測定結果が記録されているか否か、や、当該処理を行なっている現在日時から所定の時間内に所定数の測定結果が記録されているか否か、などで処理を分岐させるようにしてもよい。
図7は、血圧計1において行なわれる時刻調整の処理の具体例を示すフローチャートである。図7のフローチャートに示される処理は、好ましくは、所定の時間間隔で行なわれる。図7のフローチャートに示される処理もまた、CPU40がメモリ6に記憶されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
図7を参照して、CPU40は、所定の時間間隔で、現在時刻が上述の処理で設定された時刻調整のタイミングであるか否かをチェックする。そして、そうであることが検出されると(ステップS401でYES)、CPU40はステップS403で電波時計54からの時刻信号の取得を開始する。ステップS403では、CPU40が電波時計54から、一定の時間間隔で電波時計54にて受信されている標準電波に基づいた時刻信号の入力を開始するのでもよいし、CPU40が電波時計54に対して標準電波を受信させるための制御信号を出力してその制御信号に応じた時刻信号の入力を開始するのでもよい。そして、時刻信号の受信が完了すると(ステップS405でYES)、CPU40はステップS407で、受信した時刻信号が示す日時情報Tと、メモリ7の所定領域に記録されている最新の測定結果の測定日時情報tとを比較する。その結果、CPU40が、日時情報Tが測定日時情報tよりも以前の日時を示している、つまり、日時情報Tが測定日時情報tよりも過去を示していると判断した場合(ステップS407でYES)、ステップS409の時刻調整は行なわれず、処理が終了する。なお、この場合、時計52の時刻調整が不可能であった旨のメッセージを表示部4などから出力することが好ましい。
そうでない場合、つまり、日時情報Tが測定日時情報tよりも以降を示していると判断した場合(ステップS407でNO)、CPU40は、ステップS409で、電波時計54から入力された時刻信号に基づいて、その時刻信号が示す日時情報を現在日時とするように時計52の時刻調整を行なう制御信号を時計52に対して出力して、時刻調整を行なう。
血圧計1において以上の時刻調整の処理が行なわれることで、過去にすでに電源がONされて時計52が調整されているが、血圧測定が1回も行なわれていない場合や、測定結果がメモリ7からすべて消去されている場合は、一般的に血圧計1が使用されていないと想定される夜間に時刻調整が行なわれる。あるいは、測定結果の記録が所定数よりも少ない場合や、現在時刻から以前の所定期間血圧測定が行なわれていない場合にも、同様に、夜間に時刻調整を行なうようにすることができる。また、血圧結果が記録されている場合には、その記録の測定時間より、測定時間の分布を作成し、その分布より最も血圧計が使用されていない時間帯が抽出され、その時間帯に調整が行なわれる。このため、たとえば連続して複数回、血圧測定が行なわれている場合に、その測定と測定との間に時刻調整されて複数回の測定結果の前後関係が入れ替わってしまうなどの事態がなくなり、メモリ7に記録されている測定結果のトレンドが正確に保持される。
さらに、血圧計1において以上の時刻調整の処理が行なわれることで、調整後の日時が記録されている最新の測定結果の測定日時より過去となる場合には時計52の時刻調整が行なわれない。そのため、メモリ7に記録されている測定結果のトレンドを確実に保持することができる。
なお、以上の具体例は、図2に示されるように血圧計1が電波時計54を備えて電波時計54からの時刻信号に基づいて時計52の時刻を調整する構成である場合の例である。しかしながら、上述の処理を、通常の、操作部3の図示されない操作ボタンで時計52の時刻調整指示を受付ける構成の血圧計にも行なわせることができる。つまり、血圧計1が電波時計54を備えておらずに操作部3からの操作信号に基づいてCPU40が時計52の時刻調整を行なう場合、または電波時計54からの時刻信号に替えて操作部3からの操作信号に基づいてCPU40が時計52の時刻調整を行なう場合についても、同様にして時計52の時刻を調整することができる。この場合、上記ステップS407と同様にして、CPU40は操作部3からの操作信号に基づいて、受付けた入力された日時情報Tを特定し、入力された日時情報Tと、メモリ7の所定領域に記録されている最新の測定結果の測定日時情報tとを比較する。その結果、CPU40が、日時情報Tが測定日時情報tよりも以前の日時を示している、つまり、日時情報Tが測定日時情報tよりも過去を示していると判断した場合には、CPU40は時刻調整を行なわない。そうでない場合、つまり、日時情報Tが測定日時情報tよりも以降を示していると判断した場合には、CPU40は、操作部3からの操作信号より特定される日時情報T、つまり入力された日時情報Tを現在日時とするように時計52の時刻調整を行なう制御信号を時計52に対して出力して、時刻調整を行なう。
血圧計1において上述の処理が行なわれることで、血圧計1が電波時計54を備えておらずに操作部3からの操作信号に基づいてCPU40が時計52の時刻調整を行なう場合や、または電波時計54からの時刻信号に替えて操作部3からの操作信号に基づいてCPU40が時計52の時刻調整を行なう場合であっても、調整後の日時が記録されている最新の測定結果の測定日時より過去となる場合には時計52の時刻調整が行なわれない。そのため、メモリ7に記録されている測定結果のトレンドを確実に保持することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
発明の実施の形態にかかる血圧測定装置(以下、血圧計)の外観の概略図である。 実施の形態にかかる血圧計のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる血圧計での、電力が供給されたタイミングで実行される処理の具体例を示すフローチャートである。 図3の処理のうち、血圧測定処理の具体例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる血圧計での、時刻調整のタイミングを設定するための処理の具体例を示すフローチャートである。 測定時刻の分布の具体例を示す図である。 実施の形態にかかる血圧計での、時刻調整の処理の具体例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 血圧計、2 本体、3 操作部、31〜34 スイッチ、4 表示部、5 カフ、6,7 メモリ、10 エア管、13 空気袋、21 ポンプ、22 弁、23 圧力センサ、26 ポンプ駆動回路、27 弁駆動回路、28 発振回路、40 CPU、52 時計、53 電源、54 電波時計。

Claims (6)

  1. 血圧を測定する血圧測定手段と、
    現在時を計時する計時手段と、
    前記血圧測定手段での測定結果と、前記計時手段から得られる前記測定時を示す測定時情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記計時手段で計時される現在時を設定時とするよう調整する調整手段とを備え、
    前記調整手段は、前記設定時と前記記憶手段に記憶される測定結果に対応付けられている前記測定時情報との関係に基づいて、前記調整を行なうか否かを判断する判断手段を含む、血圧測定装置。
  2. 前記判断手段は、前記設定時が、前記記憶手段に記憶される測定結果のうちの最新の測定結果に対応付けられている前記測定時情報の示す測定時よりも以降である場合に前記調整を行ない、前記測定時情報の示す測定時よりも以前である場合に前記調整を行なわないと判断する、請求項1に記載の血圧測定装置。
  3. 前記判断手段は、前記記憶手段に記憶される測定結果に対応付けられている前記測定時情報から得られる測定時の分布に基づき、前記設定時が、前記記憶手段に記憶されている前記測定結果が所定数よりも少ない時間帯にある場合に、前記調整を行なうと判断する、請求項1または2に記載の血圧測定装置。
  4. 前記判断手段は、前記設定時が所定時間帯にある場合に、前記調整を行なうと判断する、請求項3に記載の血圧測定装置。
  5. 前記判断手段は、前記記憶手段に記憶されている測定結果が所定数以下である場合に、前記調整を行なうと判断する、請求項1に記載の血圧測定装置。
  6. 標準電波を受信する受信手段と、
    前記標準電波より得られる時刻信号に基づいた前記設定時を取得する取得手段とをさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の血圧測定装置。
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