JP2003265419A - 生体情報の収集方法と収集システム - Google Patents

生体情報の収集方法と収集システム

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JP2003265419A
JP2003265419A JP2002069708A JP2002069708A JP2003265419A JP 2003265419 A JP2003265419 A JP 2003265419A JP 2002069708 A JP2002069708 A JP 2002069708A JP 2002069708 A JP2002069708 A JP 2002069708A JP 2003265419 A JP2003265419 A JP 2003265419A
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Japan
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time
date
clock
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measurement
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JP2002069708A
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English (en)
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Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
Hirohisa Imai
博久 今井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、健康管理システムにおいて生体情
報の測定日時の決定に用いられる時計1bの日時が誤っ
て設定されたり次第にずれたりするのを防止することを
課題とする。 【解決手段】 随時正しい日時に設定される基準時計3
aの日時を日時情報送信手段3により時計設定手段1d
へと送信し、時計1bの日時を自動的に設定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの生体情報
を測定しその測定日時と共に収集する方法およびシステ
ムに関するものであり、特に測定日時の決定に用いられ
る時計の日時を設定する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本では人口の急速な高齢化や医
療の高度化に伴って、医療費の高騰と健康保険財政の逼
迫が懸念され、従来推奨されてきた病気の早期発見、早
期治療だけでなく、病気にならないための健康管理が、
個人的には勿論、社会的にも求められつつある。
【0003】一方、米国においては、病院で行うべき治
療と自宅で可能な治療とが明確に区別され、手術を行っ
た場合でも患者を数日で退院させ、訪問看護などにより
経過を在宅管理することが広く行われている。
【0004】これらの、病気を未然に防ぐための健康管
理や退院後の在宅管理を効率的に行う手段の一つとし
て、ユーザが体温や血圧、血糖値などの生体情報を定期
的に家庭で測定し、測定結果の時系列を参照しながら自
らの健康を自己管理したり、一定期間蓄積しておき医療
期間へ持参してアドバイスを受けたり、あるいは、測定
結果とその測定日時をネットワークを介して医療機関へ
送信し遠隔医療サービスを受けるなどする試みが始めら
れている。
【0005】また、体温計や血圧計、血糖計などの生体
情報測定機器の中には、測定値とその測定日時を記憶す
る機能を付加してこうした用途に適合しやすいよう工夫
されたものも存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】測定日時の記憶機能を
付加した生体情報測定機器には、生体情報として測定さ
れる値に正確さが要求されるのは言うまでもないが、そ
の測定日時も同様に正確であることが要求される。何故
ならば、体温や血圧などの生体情報は人間の生活リズム
に伴って変化するため、測定日時が曖昧だと生体情報の
値だけをいくら正確に測定しても生理学的に正しく解釈
することができないからである。
【0007】例えば、時計の日時が午前と午後とを取り
違えて設定されてしまった場合を想定しよう。このと
き、生体情報とその測定日時を医療機関へ送信して遠隔
医療サービスを受けようとすると、医療機関側では体温
の測定日時が半日ずれて見える。このため、午後3時に
体温を測定したとすると、あたかも深夜にわざわざ起き
て体温を測定したかのように見える。そして、若干高く
てしかるべき日中の体温が通常なら体温が低下する深夜
に測定されたものとして見えるので、何らかの体調不良
が発生しているとの誤解を生む恐れがある。
【0008】このように、体温や血圧などの生体情報は
人間の生活リズムに伴って変化するため、時計の日時設
定を誤ると、ユーザの健康状態を誤解する原因となって
しまう。
【0009】これを回避するには、測定日時の決定に用
いられる時計の日時を正確に設定することが求められ、
人為的要因による設定ミスと時計の日時が正しい日時か
ら次第にずれてしまうこととを防止することが要求され
る。しかし、従来この設定方法についてはあまり議論さ
れてこなかった。
【0010】例えば、特開平11−155824号公報
には、測定手段において操作ボタンを極力削減し操作を
容易にするという観点から、日時情報などを別途設けた
補助手段で設定し、設定内容を測定手段に送信する技術
が提案されているが、人為的ミスを排除して日時を誤り
なく設定する方法や、運用中に時計の日時が次第にずれ
たりするのを防止する方法については明言されていな
い。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、生体情報の測定日時決
定に用いられる時計の日時を自動的に設定するものであ
る。これによって、時計の日時の設定操作から人間の関
与を排除し、人為的要因によるミスを未然に防止でき
る。また、日時の設定を頻繁に行うことによって、時計
の日時が次第にずれてしまうことも良好に防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係る生体情報
収集方法は、測定日時の決定に用いられる時計の日時を
自動的に設定可能としている。
【0013】そして、人手を介することなく時計の日時
を自動設定することにより、時計の日時設定に伴う人為
的要因によるミスを未然に防止できる。また、日時の設
定を頻繁に行うことによって、時計の日時が次第にずれ
てしまうことも良好に防止できる。
【0014】本発明の請求項2に係る生体情報収集シス
テムは、測定日時の決定に用いられる時計の日時を自動
的に設定可能としている。
【0015】そして、人手を介することなく時計の日時
を自動設定することにより、時計の日時設定に伴う人為
的要因によるミスを未然に防止できる。また、日時の設
定を頻繁に行うことによって、時計の日時が次第にずれ
てしまうことも良好に防止できる。
【0016】本発明の請求項3に係る生体情報収集シス
テムは、ユーザの生体情報を測定し内蔵する時計を用い
て決定される測定日時と共に記憶する測定手段と、時計
に設定すべき日時を表す情報を送信する日時情報送信手
段を備え、測定手段は、日時情報送信手段により送信さ
れた日時を表す情報を受信しその情報に基づいて時計の
日時を設定する時計設定手段を有する構成としている。
【0017】そして、日時情報送信手段により日時の情
報を送信し、送信された日時情報に基づいて測定日時の
決定に用いられる時計の日時を設定するので人手を介す
ることなく時計の日時を設定でき、人為的要因による日
時の設定ミスを未然に防止し、時計の日時を正確に設定
することができる。
【0018】本発明の請求項4に係る生体情報収集シス
テムは、日時情報送信手段は測定手段に内蔵された時計
に設定する日時の基準となる日時を刻む基準時計と、前
記基準時計の日時を随時設定する基準時計設定手段とを
備えた構成としている。
【0019】そして、基準時計設定手段を用いて基準時
計の日時を随時設定し直し正確に保つことにより、日時
情報送信手段により送信される日時の情報を常に正確に
保つことができる。
【0020】本発明の請求項5に係る生体情報収集シス
テムは、日時情報送信手段は標準電波を受信して基準時
計の日時を設定する構成としている。
【0021】そして、独立行政法人通信総合研究所日本
標準時グループにより運営されている標準電波に基づい
て基準時計の日時を設定するので、基準時計の日時を正
確に保つことができる。
【0022】本発明の請求項6に係る生体情報収集シス
テムは、日時情報送信手段はネットワークを介して外部
に存在する精密な時計の日時を参照し、基準時計の日時
を設定する構成としている。
【0023】そして、ネットワークにつながったコンピ
ュータ同士で時計を合わせる仕組みであるNetwork Time
Protocolを用いることにより、基準時計の日時を正確
に保つことができる。
【0024】本発明の請求項7に係る生体情報収集シス
テムは、測定手段に記憶された生体情報とその測定日時
とを読み出す読出手段を備えた構成としている。
【0025】そして、読み出した生体情報と測定日時と
を測定手段の外部に蓄積することにより、測定手段が有
する記憶容量を越える長期に渡る生体情報と測定日時と
を用いて、より長期的な観点で生体情報の変化を参照し
ながら健康管理を行うことができる。
【0026】本発明の請求項8に係る生体情報収集シス
テムは、日時情報送信手段は読出手段により生体情報と
その測定日時とが測定手段から読み出されるのと相前後
して日時情報を送信する構成としている。
【0027】そして、読出手段により生体情報とその測
定日時とが読み出される度に時計の日時が再設定される
ので、ユーザに意識させることなく時計の日時を常時正
確に保つことができる。
【0028】本発明の請求項9に係る生体情報収集シス
テムは、読出手段は測定手段から読み出した生体情報と
その測定日時とをネットワークを介して送信する構成と
している。
【0029】そして、生体情報とその測定日時とを医療
機関に送って遠隔医療サービスを行うことにより、ユー
ザに体調不良が生じたとき医療機関で早期に把握できる
ので、ユーザの症状が悪化する前に適切なアドバイスを
与えたり早期に通院して検査を受けるよう勧めるなど、
きめ細かな遠隔医療を行うことができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0031】(実施例1)図1は本発明の実施例1の生
体情報収集システムを示す構成図である。
【0032】図1において、1はユーザの体温を測定す
る測定手段であり、内部に、感温センサ1jを用いて体
温を読み取る生体情報読取手段1aと、水晶発信器1h
を用いて日時を刻む時計1bと、測定された体温の値と
その測定日時とを対応づけて記憶する記憶手段1cと、
時計1bの日時を設定する時計設定手段1dと、ユーザ
が測定手段1を起動する際に押下する押ボタン1eと、
液晶表示器からなる表示手段1fと、外部と情報の送受
信を行う通信手段1gとを有している。また、2は記憶
手段1cに記憶されている体温と測定日時を読み出す読
出手段であり、内部に読み出した内容を蓄積する蓄積手
段2aと、蓄積手段2aに蓄積された内容をグラフ化し
て表示するグラフ表示手段2bとを有している。また、
3は時計1bに設定すべき日時を送信する日時情報送信
手段であり、内部に水晶発信器3cを用いて基準となる
日時を刻む基準時計3aと、基準時計3aの日時を定期
的に正確に設定する基準時計設定手段3bとを備えてい
る。また、4は測定手段1に読出手段2および日時情報
送信手段3と通信させるために用いる通信ケーブルであ
る。測定手段1に体温を測定させる際には通信ケーブル
4は測定手段1に接続せず、読出手段2により記憶手段
1cに記憶されている体温と測定日時を読み出す際には
通信ケーブル4を用いて測定手段1と読出手段2および
日時情報送信手段3を接続する。
【0033】図2は基準時計設定手段3bの構成例を示
す構成図である。
【0034】図2において、5は標準電波を受信する標
準電波受信手段、6は標準電波に基づいて日本標準時で
表した現在の日時を算出する日時算出手段である。
【0035】次に、動作、作用について説明する。
【0036】測定手段1は、ユーザにより押ボタン1e
が押下されたとき動作を開始して、通信手段1gに通信
ケーブル4が接続されているか否かを調べ、接続されて
いない場合には体温の測定を行う。一方、通信手段1g
に通信ケーブル4が接続されている場合には、記憶手段
1cに記憶されている体温と測定日時を通信手段1gを
介して送信する。
【0037】まず、通信ケーブル4が接続されていない
場合の動作を説明する。このとき、押ボタン1eの押下
に先立って、ユーザは腋の下などの体表に生体情報読取
手段1aを密着させているものとする。
【0038】通信手段1gに通信ケーブル4が接続され
ていない状態で押ボタン1eが押下されたとき、測定手
段1中の生体情報読取手段1aは感温センサ1jが示す
温度の読み取りを開始する。生体情報読取手段1aは感
温センサ1jが示す温度を5秒間隔で読み取り、5秒間
の温度変化が所定の値以下になったとき最後に読み出し
た温度の値をユーザの体温として表示手段1fおよび記
憶手段1cへと供給する。
【0039】表示手段1fは、供給された体温を表示す
る。この表示は15秒間継続し、その後表示を消す。
【0040】一方、記憶手段1cは生体情報読取手段1
aから体温の値が供給されたとき時計1bが示す日時を
測定日時とみなして読み込み、体温と測定日時とを組に
して記憶する。
【0041】次に、通信手段1gに通信ケーブル4が接
続されている場合の動作を説明する。
【0042】通信手段1gに通信ケーブル4が接続され
ている状態で押ボタン1eが押下されたとき、記憶手段
1cは記憶している体温と測定日時の組を全て通信ケー
ブル4を介して読出手段2中の蓄積手段2aへと供給す
る。ただし、体温と測定日時の組を一つも記憶していな
い場合には、データがないことを示す特別の信号NUL
Lを蓄積手段2aへと供給する。
【0043】蓄積手段2aは、通信ケーブル4を介して
体温と測定日時の組が供給されたとき、それらの体温と
測定日時の組を全て蓄積した後、通信ケーブル4と通信
手段1gを介してデータ消去命令を記憶手段1cへと供
給する。この後、読出手段2は蓄積手段2aに記憶され
ている体温と測定日時の組を全て読み出し、横軸を測定
日時、縦軸を体温とするグラフを生成してグラフ表示手
段2bに表示させると共に、日時設定命令を日時情報送
信手段3へと供給する。一方、通信ケーブル4を介して
NULLが蓄積手段2aに供給された場合には、読出手
段2は、体温と測定日時の組を蓄積手段2aに新たに蓄
積することもデータ消去命令を記憶手段1cに供給する
こともなく、それまでに蓄積手段2aに蓄積されていた
体温と測定日時の組を全て読み出して横軸を測定日時、
縦軸を体温とするグラフを生成してグラフ表示手段2b
に表示させると共に、日時設定命令を日時情報送信手段
3へと供給する。
【0044】記憶手段1cは、データ消去命令が蓄積手
段2aから供給されたとき記憶している体温と測定日時
の組を全て消去する。
【0045】日時情報送信手段3中の基準時計3aは時
計1bに設定すべき日時の基準となる日時を水晶発信器
3cを用いて常時刻んでいる。水晶発信器3cの温度特
性などにより発生が予想される基準時計3aの日時のず
れは、基準時計設定手段3bにより定期的に正しい日時
を再設定することで未然に防止される。
【0046】次に、この基準時計設定手段3bの動作、
作用を図2を用いて説明する。
【0047】基準時計設定手段3b中の標準電波受信手
段5は、独立行政法人通信総合研究所日本標準時グルー
プにより運営され福島長波局から送信される40キロヘ
ルツの標準電波を1時間おきに受信し、日時算出手段6
へと供給する。
【0048】日時算出手段6は供給された標準電波の信
号に基づいて日本標準時で表した現在の日時を算出し、
基準時計3aへと供給する。
【0049】図1に戻って、基準時計3aは、日時算出
手段6から供給された日時を現在の日時として再設定
し、その後は内蔵する水晶発信器3cを用いて日時を刻
む。このようにして基準時計3aの日時は正確に保たれ
る。
【0050】日時情報送信手段3は読出手段2から日時
設定命令が供給されたとき、基準時計3aの日時を読み
出し、通信ケーブル4と通信手段1gを介して測定手段
1中の時計設定手段1dへと供給する。
【0051】時計設定手段1dは日時情報送信手段3か
ら日時が供給されたときその日時を時計1bにそのまま
設定する。
【0052】本実施例によれば、測定日時の決定に用い
られる時計1bの日時を、体温と測定日時が測定手段1
から読み出される度に標準電波で正確に保たれた基準時
計3aから読み出して設定し直すので、時計1bの日時
を、日時情報送信手段3と時計設定手段1dとの通信お
よび時計設定手段1dの動作に要するオーバーヘッド程
度の微細な誤差で正確に保つことができ、体温の測定日
時を記憶手段1cに正確に記憶させることが可能とな
る。
【0053】また、時計1bの日時を人手を介して設定
する必要がないので、午前と午後を間違えるなどの人為
的ミスにより誤った測定日時が記憶手段1cに記憶され
るのを良好に予防することができる。
【0054】また、蓄積手段2aに蓄積された生体情報
と測定日時を記憶手段1cから消去するので、蓄積手段
2aの記憶容量を記憶手段1cの記憶容量より大きくす
ることによって、測定手段1単体で記憶できるよりも多
量の生体情報と測定日時を蓄積手段2aに蓄積でき、ユ
ーザは長期間に渡る生体情報の推移を見ながら自らの健
康管理を行うことが可能となる。
【0055】なお、上記の説明では、読出手段2はグラ
フ表示手段2bにグラフを表示させた後に日時情報送信
手段3へ日時設定命令を供給するものとしたが、グラフ
表示手段2bにグラフを表示させる前に日時設定命令を
供給してもよい。
【0056】また、記憶手段1cに記憶されている内容
の読み出しは測定手段1中の押ボタン1eを操作するこ
とで開始する代わりに、読出手段2に新たに操作用の押
ボタンなどを設けてユーザがその押ボタンなどを操作し
たとき開始するようにしてもよい。また、このとき、記
憶手段1cから内容を読み出すのに先立って読出手段2
から日時情報送信手段3へと日時設定命令を供給して構
わない。
【0057】また、測定手段1により測定する対象は、
血圧や脈拍値、血糖値、体重など、体温以外の生体情報
であっても勿論構わない。
【0058】また、蓄積手段2aをフラッシュメモリな
ど取り外し可能な小型軽量の媒体により実現し、ユーザ
が媒体を持って医療機関に足を運べるようにしてもよ
い。このようにすれば、蓄積手段2aに蓄積された生体
情報とその測定日時をユーザと医療機関で共有できるの
で、ユーザが健康状態を自分で把握するだけでなく、医
師のアドバイスを受けながらより正確に健康管理を行う
ことができる。
【0059】また、医療機関に複数のユーザの生体情報
を管理するサーバを設けて読出手段2とネットワークで
接続し、読出手段2により読み出された生体情報と測定
日時を即座にサーバへ送信するようにしてもよい。この
ようにすれば、ユーザに体調不良が生じたとき医療機関
で早期に把握できるので、ユーザの症状が悪化する前に
適切なアドバイスを与えたり早期に通院して検査を受け
るよう勧めるなど、きめ細かな遠隔医療を行うことが可
能となる。
【0060】(実施例2)基準時計設定手段3bを図3
のように構成してもよい。
【0061】図3において、7は基準時計設定手段3b
内部に設けられ、ネットワークにつながったコンピュー
タ同士で時計を合わせる仕組みであるNetwork
Time Protocol(以下NTPと略記する)
に基づいて現在の日時を取得するNTPクライアントで
ある。8はNTPに基づいて日時を配信するNTPサー
バであり、内部にセシウム時計8aを備えている。ま
た、9はNTPクライアント7とNTPサーバ8とを接
続するネットワークである。
【0062】次に、動作、作用について説明する。
【0063】セシウム時計8aは、セシウム133が発
する放射線の9192631770周期分の時間を1秒
として常時時を刻んでいる。
【0064】NTPサーバ8はこのセシウム時計8aの
日時を基準とし、NTPに基づいて日時を配信する。
【0065】NTPクライアント7はネットワーク9を
経由してNTPサーバ8と通信し、そこから得た日時を
基準時計3aへと出力する。
【0066】本実施例によれば、電波状態が悪く標準電
波を受信できない場所においても、時計設定手段1dへ
と出力する日時情報の誤差をネットワーク9を介した通
信のオーバヘッドで生じる数十ミリ秒から数百ミリ秒以
下に押さえた基準時計設定手段3bを実現することがで
きる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明の生体情報収
集方法は、測定日時の決定に用いられる時計の日時を自
動的に設定するので、午前と午後を間違うなどの人為的
要因による日時の設定ミスを未然に防止できると共に、
測定結果を外部に読み出す度に時計を再設定するなど日
時の設定を頻繁に行うことによって、時計の日時が次第
にずれてしまうことも良好に防止できるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における生体情報収集システ
ムの構成図
【図2】同基準時計設定手段3bの構成図
【図3】本発明の実施例2における基準時計設定手段3
bの構成図
【符号の説明】
1 測定手段 1d 時計設定手段 2 読出手段 3 日時情報送信手段 3a 基準時計 3b 基準時計設定手段 9 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA05 AF00 FA16 GA04 GA06 2F073 AA19 AB02 AB12 CC01 CC09 CC15 GG01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの生体情報を測定しその測定日時
    と共に収集する方法であって、前記測定日時を決定する
    際に参照される時計の日時を自動的に設定可能とした生
    体情報収集方法。
  2. 【請求項2】 ユーザの生体情報を測定しその測定日時
    と共に収集するシステムであって、前記測定日時を決定
    する際に参照される時計の日時を自動的に設定可能とし
    た生体情報収集システム。
  3. 【請求項3】 ユーザの生体情報を測定し内蔵する時計
    を用いて決定される測定日時と共に記憶する測定手段
    と、前記時計に設定すべき日時を表す情報を送信する日
    時情報送信手段を備え、前記測定手段は、前記日時情報
    送信手段により送信された日時を表す情報を受信しその
    情報に基づいて前記時計の日時を設定する時計設定手段
    を有する請求項2記載の生体情報収集システム。
  4. 【請求項4】 日時情報送信手段は測定手段に内蔵され
    た時計に設定する日時の基準となる日時を刻む基準時計
    と、前記基準時計の日時を随時設定する基準時計設定手
    段とを備えた請求項3記載の生体情報収集システム。
  5. 【請求項5】 日時情報送信手段は標準電波を受信して
    基準時計の日時を設定する構成とした請求項4記載の生
    体情報収集システム。
  6. 【請求項6】 日時情報送信手段はネットワークを介し
    て外部に存在する精密な時計の日時を参照し、基準時計
    の日時を設定する構成とした請求項4記載の生体情報収
    集システム。
  7. 【請求項7】 測定手段に記憶された生体情報とその測
    定日時とを読み出す読出手段を備えた請求項3記載の生
    体情報収集システム。
  8. 【請求項8】 日時情報送信手段は読出手段により生体
    情報とその測定日時とが測定手段から読み出されるのと
    相前後して日時情報を送信する構成とした請求項7記載
    の生体情報収集システム。
  9. 【請求項9】 読出手段は測定手段から読み出した生体
    情報とその測定日時とをネットワークを介して送信する
    構成とした請求項7記載の生体情報収集システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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