JP2003210421A - 健康管理方法と健康管理システム、ならびにこれを実現するプログラム - Google Patents

健康管理方法と健康管理システム、ならびにこれを実現するプログラム

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JP2003210421A
JP2003210421A JP2002018073A JP2002018073A JP2003210421A JP 2003210421 A JP2003210421 A JP 2003210421A JP 2002018073 A JP2002018073 A JP 2002018073A JP 2002018073 A JP2002018073 A JP 2002018073A JP 2003210421 A JP2003210421 A JP 2003210421A
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time
date
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location
clock
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JP2002018073A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、健康管理システムにおいて生体情
報の取得日時の決定に用いられる時計の日時が誤って設
定されたり次第にずれたりするのを防止すると共に、タ
イムゾーンやサマータイム実施の有無が異なる複数の場
所に設置された生体情報取得手段の時計をローカル時刻
に正しく合わせることを課題とするものである。 【解決手段】 生体情報取得手段1−1の時計1bの日
時を、通信ネットワーク2を介して、日時設定手段4に
よりタイムゾーンやサマータイム実施を加味して算出さ
れた日時に自動的に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの生体情報
とその取得日時とを通信ネットワークを介してサーバに
収集しユーザの健康状態を遠隔管理する健康管理方法お
よび健康管理システムに関するものであり、特に生体情
報の取得日時の記録に用いられる時計の日時を設定する
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本では人口の急速な高齢化や医
療の高度化に伴って、医療費の高騰と健康保険財政の逼
迫が懸念され、従来推奨されてきた病気の早期発見、早
期治療だけでなく、病気にならないための健康管理が、
個人的には勿論、社会的にも求められつつある。
【0003】一方、米国においては、病院で行うべき治
療と自宅で可能な治療とが明確に区別され、手術を行っ
た場合でも患者を数日で退院させ、訪問看護などにより
経過を在宅管理することが広く行われている。
【0004】これらの、病気を未然に防ぐための健康管
理や退院後の在宅管理を効率的に行う手段の一つとし
て、ユーザの体温、血圧や、家庭用血糖値センサで測定
した血糖値などの生体情報を公衆回線やケーブルテレ
ビ、インターネットなどの通信ネットワークを介してサ
ーバに収集し、収集した生体情報を医師や管理栄養士な
ど遠方に位置する専門家が参照して、必要に応じアドバ
イスや通院を促したりする健康管理システムが提案され
ている。
【0005】健康管理システムには、体温、血圧など、
生体情報として取得される値に正確さが要求されるのは
言うまでもないが、その取得日時も同様に正確であるこ
とが要求される。何故ならば、体温や血圧などの生体情
報は人間の生活リズムに伴って変化するため、取得日時
が曖昧だと生体情報の値だけをいくら正確に取得しても
生理学的に正しく解釈することができないからである。
【0006】取得日時の正確な記録を実現するには、生
体情報の取得日時の決定に用いられる時計を正しく設定
する必要があるが、従来この設定方法についてはあまり
議論されてこなかった。例えば、特開平11−1558
24号公報には、生体情報取得手段において操作ボタン
を極力削減し操作を容易にするという観点から、日時情
報などを別途設けた補助手段で設定し、設定内容を生体
情報取得手段に送信する技術が提案されているが、日時
を正確に設定する方法や運用中に時計の日時が次第にず
れたりするのを防止する方法については明言されていな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】生体情報取得手段に用
いられる時計の日時の設定には、大別して以下の3つの
課題が存在する。
【0008】第1に、時計の日時の初期設定をいかにし
て間違いなく行うか。また、運用中にずれが生じるのを
いかにして防止するか。体温や血圧などの生体情報は人
間の生活リズムに伴って変化するため、時計の日時設定
を誤ると、ユーザの健康状態を誤解する原因となってし
まう。
【0009】例えば、時計の日時を午前と午後とを間違
えて設定してしまうと、サーバに蓄積されるデータ上
は、ユーザが体温を測定した日時が半日ずれて見える。
このため、午後3時に体温を測定したとすると、あたか
も深夜にわざわざ起きて体温を測定したかのように見え
る。そして、若干高くてしかるべき日中の体温が通常な
ら体温が低下する深夜に測定されたものとして見えるの
で、何らかの体調不良が発生しているとの誤解を生じ、
医療過誤につながる危険がある。
【0010】また、万が一医療過誤が発生した場合の証
拠能力を考慮すると、たとえ異常なデータであっても一
旦取得された生体データとその取得日時とは安易に消去
したり改変すべきではない。このため、取得日時を誤っ
て記録してしまうと、その誤ったデータを後々までサー
バで特別扱いして管理する必要が生じ、サーバにおける
データ管理が煩雑になったり、煩雑さに伴ってソフトウ
ェアバグの発生機会を増加させるという、別の課題をも
誘発することにつながってしまう。こうした時計の設定
間違いを防止するには、人為的ミスの排除が必要であ
り、時計の日時設定を自動的に行うことが望ましい。
【0011】また、特開平11−155824号公報で
述べられているように、生体情報取得手段の操作をユー
ザにとって容易にするという観点も重要であり、その意
味でも日時設定の自動化が望ましい。
【0012】日時設定の第2の課題は、タイムゾーンが
異なり時差がある複数の地域に設置された生体情報取得
手段の時計の日時をどのように管理するかである。健康
管理システムを使用する場合、ユーザにとっては、近隣
に居住する医師や管理栄養士だけでなく、専門医のアド
バイスを受けたいという需要が存在する。
【0013】一方、健康管理システムを運用する側に
も、広域的に事業を行いたいという需要が存在する。両
者の需要に答えるには、健康管理システムを国境を越え
て、あるいは米国等における州の境界を越えて運営する
ことを想定し、各生体情報取得手段の所在地が異なるタ
イムゾーンに属する場合でも、ユーザの所在地、すなわ
ち、生体情報取得手段の所在地のタイムゾーンに合わせ
て時計の日時を設定できる必要がある。
【0014】第3の課題は、ユーザがサマータイムを実
施している地域に居住する場合、サマータイムの開始時
と終了時に発生する日時の不連続な変化にどう対応する
かである。第2の課題で述べたのと同じ理由により、各
生体情報取得手段は所在地ごとにサマータイム実施の有
無が異なる場合に対応しなければならない。また、サマ
ータイムの切り替え時に時計の日時を不連続に変化させ
るという特殊な処理も必要となる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、生体情報の取得日時決
定に用いられる時計の日時を通信ネットワークを介して
自動的に遠隔設定可能とするものである。
【0016】これによって、人手を介することなく時計
の日時を設定できるので、人為的要因による日時の設定
ミスを未然に防止し、時計の日時を正確に設定すること
ができる。また、日時の設定を頻繁に行うことによっ
て、時計の日時が次第にずれてしまうことも良好に防止
できる。
【0017】更に、生体情報取得手段の所在地における
タイムゾーンを加味して時計に設定すべき日時を算出す
ることにより、タイムゾーンごとに時差を考慮して時計
の日時を設定することができる。
【0018】また、生体情報取得手段の所在地における
サマータイム実施の有無を加味して時計に設定すべき日
時を算出することにより、サマータイム実施の有無に伴
う時差にも対応できると共に、日時の設定を頻繁に行う
ことによって、サマータイムによって発生する日時の不
連続な変化にも対応することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係る健康管理
方法は、生体情報の取得日時を通信ネットワークを介し
て日時設定可能な時計を用いて決定する。
【0020】そして、時計に設定されるべき日時を自動
的に算出し、遠隔地から設定するので、人為的要因によ
る日時の設定ミスを未然に防止し、時計の日時がしだい
にずれることも防止することができる。
【0021】本発明の請求項2に係る健康管理システム
は、生体情報の取得日時を通信ネットワークを介して日
時設定可能な時計を用いて決定する。
【0022】そして、時計に設定されるべき日時を自動
的に算出し、遠隔地から設定するので、人為的要因によ
る日時の設定ミスを未然に防止し、時計の日時がしだい
にずれることも防止することができる。
【0023】本発明の請求項3に係る健康管理システム
は、ユーザの生体情報を取得し内蔵する時計を参照して
決定した取得日時と共に一時的に保持する生体情報取得
手段と、通信ネットワークと、生体情報取得手段により
保持されている生体情報とその取得日時とを通信ネット
ワークを介して収集するサーバと、時計の日時を通信ネ
ットワークを介し生体情報取得手段の所在地に応じて設
定する日時設定手段とを備えている。
【0024】そして、生体情報取得手段の時計に設定す
べき日時を所在地に応じて算出することにより、時計の
日時を所在地のローカル時刻に正しく設定することがで
きる。
【0025】本発明の請求項4に係る健康管理システム
は、日時設定手段は、時計に設定すべき日時を基準とな
る日時と生体情報取得手段の所在地のタイムゾーンとを
用いて算出する構成としている。
【0026】そして、生体情報取得手段の所在地のタイ
ムゾーンに応じた時刻を時計に設定すべき日時として算
出するので、時差が存在する複数の所在地に存在する生
体情報取得手段の時計に対して、各所在地におけるロー
カル時刻に正しく設定することができる。
【0027】本発明の請求項5に係る健康管理システム
は、基準となる日時を発生する基準日時発生手段と、生
体情報取得手段毎にその所在地のタイムゾーンを記憶す
るタイムゾーン記憶手段と、基準日時発生手段により発
生された日時とタイムゾーン記憶手段に記憶されている
タイムゾーンとを用いて時計に設定すべき日時を算出す
る日時算出手段とを備えた構成としている。
【0028】そして、生体情報取得手段の所在地のタイ
ムゾーンをタイムゾーン記憶手段から読み出して時計に
設定すべき日時を算出するので、時差が存在する複数の
所在地に存在する生体情報取得手段の時計に対して、各
所在地におけるローカル時刻に正しく設定することがで
きる。
【0029】本発明の請求項6に係る健康管理システム
は、日時設定手段は、基準となる日時を発生する基準日
時発生手段と、生体情報取得手段の所在地を記憶する所
在地記憶手段と、所在地別にタイムゾーンを記憶する所
在地別タイムゾーン記憶手段と、基準日時発生手段によ
り発生された日時と所在地記憶手段に記憶されている所
在地に対して所在地別タイムゾーン記憶手段から読み出
されるタイムゾーンとを用いて時計に設定すべき日時を
算出する日時算出手段とを備えた構成としている。
【0030】そして、一旦各生体情報取得手段の所在地
を所在地記憶手段から読み出し、その所在地のタイムゾ
ーンを所在地別タイムゾーン記憶手段から読み出して時
計に設定すべき日時を算出するので、時差が存在する複
数の所在地に存在する生体情報取得手段の時計に対し
て、各所在地におけるローカル時刻に正しく設定するこ
とができる。
【0031】本発明の請求項7に係る健康管理システム
は、日時設定手段は、時計に設定すべき日時を生体情報
取得手段の所在地におけるサマータイム実施の有無を加
味して算出する構成としている。
【0032】そして、サマータイム実施の有無を加味し
て算出された日時を各生体情報取得手段の時計に設定す
ることにより、サマータイム実施の有無が異なる所在地
に存在する生体情報取得手段の時計に対して、各所在地
におけるローカル時刻に正しく設定することができる。
【0033】本発明の請求項8に係る健康管理システム
は、日時設定手段は、基準となる日時を発生する基準日
時発生手段と、生体情報取得手段毎にその所在地におけ
るサマータイム実施の有無を記憶するサマータイム記憶
手段と、基準日時発生手段により発生された日時とサマ
ータイム記憶手段に記憶されているサマータイム実施の
有無とを用いて時計に設定すべき日時を算出する日時算
出手段とを備えた構成としている。
【0034】そして、生体情報取得手段の所在地におけ
るサマータイム実施の有無をサマータイム記憶手段から
読み出して時計に設定すべき日時を算出するので、サマ
ータイム実施の有無が異なる所在地に存在する生体情報
取得手段の時計に対して、各所在地におけるローカル時
刻に正しく設定することができる。
【0035】本発明の請求項9に係る健康管理システム
は、日時設定手段は、基準となる日時を発生する基準日
時発生手段と、生体情報取得手段の所在地を記憶する所
在地記憶手段と、所在地別にサマータイム実施の有無を
記憶する所在地別サマータイム記憶手段と、基準日時発
生手段により発生された日時と所在地記憶手段に記憶さ
れている所在地に対して所在地別サマータイム記憶手段
から読み出されるサマータイム実施の有無とを用いて時
計に設定すべき日時を算出する日時算出手段とを備えた
構成としている。
【0036】そして、一旦各生体情報取得手段の所在地
を所在地記憶手段から読み出し、その所在地におけるサ
マータイム実施の有無を所在地別サマータイム記憶手段
から読み出して時計に設定すべき日時を算出するので、
サマータイム実施の有無が異なる所在地に存在する生体
情報取得手段の時計に対して、各所在地におけるローカ
ル時刻に正しく設定することができる。
【0037】本発明の請求項10に係る健康管理システ
ムは、サーバは、生体情報とその取得日時とを生体情報
取得手段から受信する際にその生体情報を送信して来る
生体情報取得手段の時計の日時を設定するよう日時設定
手段に要求する構成としている。
【0038】そして、生体情報取得手段から生体情報と
その取得日時とをサーバが受信する度に生体情報取得手
段の時計の日時を再設定するので、時計の日時が次第に
ずれるのを未然に防止することができる。
【0039】本発明の請求項11に係る健康管理システ
ムは、生体情報取得手段は、生体情報とその取得日時と
をサーバへ送信する際に通信ネットワークを介して日時
設定手段に時計の日時設定を要求する構成としている。
【0040】そして、生体情報取得手段が生体情報とそ
の取得日時とをサーバへ送信する度に生体情報取得手段
の時計の日時を再設定するので、時計の日時が次第にず
れるのを未然に防止することができる。
【0041】本発明の請求項12に係る健康管理システ
ムは、自らの起動時に通信ネットワークを介して日時設
定手段に時計の日時設定を要求する構成としている。
【0042】そして、日時設定手段が起動される度に時
計の日時を再設定するので、生体情報取得手段の使用開
始時に時計の日時を正しく初期設定できる。
【0043】本発明の請求項13に係る健康管理プログ
ラムは、請求項2の健康管理システムをソフトウェア的
に実現するプログラムとしている。
【0044】そして、健康管理システムを汎用コンピュ
ータとプログラムで実現する場合にも、時計の日時をロ
ーカル時刻に正しく設定することができる。
【0045】本発明の請求項14に係るメディアは、請
求項13の健康管理プログラムを記録したメディアとし
ている。
【0046】そして、健康管理システムを汎用コンピュ
ータにプログラムをインストールして実現する場合に、
このメディアを用いることにより時計の日時をローカル
時刻に正しく設定する健康管理システムを容易に実現す
ることができる。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0048】(実施例1)図1は本発明の実施例1の健
康管理システムを示す構成図である。
【0049】図1において、1−1はユーザ宅に設置さ
れ、ユーザの生体情報を取得し取得日時と共に一時的に
保持する生体情報取得手段であり、外部の測定器から生
体情報を取得する取得手段1aと、生体情報の取得日時
を決定する際に参照される時計1bと、生体情報とその
取得日時とを一時的に保持する一時保持手段1cと、生
体情報取得手段1−1の識別子を記憶している識別子記
憶手段1dと、時計1bが示す日時や取得された生体情
報の値、および、医師から送信されてくるアドバイスな
どのメッセージを表示する表示手段1eとを有してい
る。また、1−2〜1−Nは、生体情報取得手段1−1
と同一の構造を持った生体情報取得手段である。生体情
報取得手段1−1〜1−Nは、それぞれ異なるユーザの
生体情報を取得すべく、各ユーザの家庭に置かれてい
る。識別子記憶手段1dには、生体情報取得手段1−1
〜1−Nでそれぞれ異なる識別子が記憶されている。ま
た、2は通信ネットワークである。3は生体情報や、医
師からのアドバイスや通院を促したりするメッセージな
ど、ユーザに関わるデータを収集するサーバであり、ユ
ーザに関わるデータを記憶するデータベース3aと、時
計1bの日時を設定するよう要求を発する設定要求手段
3bとを有している。また、4は通信ネットワーク2を
介して時計1bの日時を設定する日時設定手段であり、
標準電波を受信して正確に校正した時計の日時をグリニ
ッジ標準時に換算して出力する基準日時発生手段4a
と、生体情報取得手段1−1〜1−Nの所在地における
タイムゾーンを記憶するタイムゾーン記憶手段4bと、
生体情報取得手段1−1〜1−Nの所在地におけるサマ
ータイム実施の有無を記憶するサマータイム記憶手段4
cと、時計1bに設定すべき日時を算出する日時算出手
段4dとを有している。また、5は医師や管理栄養士な
どが、データベース3aに記憶されている生体情報を参
照し、必要に応じてメッセージを書き込む医師端末であ
る。この医師端末5は、パーソナルコンピュータに専用
ソフトウェアを搭載することにより実現されている。ま
た、6−1〜6−Nは、それぞれ生体情報取得手段1−
1〜1−Nと共にユーザの家庭に置かれた、ユーザの生
体情報を測定する測定手段である。この測定手段6−1
〜6−Nは、測定値を赤外線で送信可能な体温計により
実現されている。
【0050】また、図2は生体情報取得手段1−1の起
動時の動作を示すフローチャートである。各処理の右側
には、処理を表すステップ名と、処理を行う構成要素の
符号とを示している。
【0051】また、図3は日時設定手段4の動作を示す
フローチャート、図4は生体情報取得手段1−1が生体
情報を取得する際の動作を示すフローチャートである。
図3、図4にも図2と同様に、各処理の右側には処理を
表すステップ名と処理を行う構成要素の符号とを示して
いる。
【0052】次に、動作、作用について説明する。ただ
し、生体情報取得手段1−1〜1−Nおよび測定手段6
−1〜6−Nの動作についての説明は、生体情報取得手
段1−1および測定手段6−1の動作で代表する。
【0053】まず、生体情報取得手段1−1の起動時の
動作を説明する。
【0054】生体情報取得手段1−1は、図2のステッ
プs1に示すように、起動されたとき通信ネットワーク
2を介してサーバ3へと接続を試みる。
【0055】ステップs2に進んで、生体情報取得手段
1−1は、サーバ3との接続が成功したか否かを判定す
る。
【0056】接続が成功した場合にはステップs3に進
んで、生体情報取得手段1−1は、識別子記憶手段1d
に記憶されている識別子を読み出し、その識別子と共に
特に送信すべきデータが無いことを表すデータ”NUL
L”を通信ネットワーク2を介してサーバ3へと送信す
る。
【0057】この後ステップs4に進んで、生体情報取
得手段1−1は、サーバ3から時計1bに設定すべき日
時T2が送信されてくるまで待つ。
【0058】これに続くステップs5〜s9については
後に説明する。
【0059】一方、ステップs2における判定の結果が
接続失敗であった場合には、ステップs1へ戻って再び
サーバ3へと接続を試みる。
【0060】図1に戻って、サーバ3は通信ネットワー
ク2を介して生体情報取得手段1−1からデータ”NU
LL”を受信したとき、データ”NULL”と共に送信
されてきた識別子を読み込み、その識別子とともに日時
設定要求を日時設定手段4へと供給する。
【0061】日時設定手段4中のタイムゾーン記憶手段
4bは、生体情報取得手段1−1〜1−Nの所在地にお
けるタイムゾーンを、生体情報取得手段1−1〜1−N
の識別子に対応づけて記憶している。例えば、識別子が
id1である生体情報取得手段が東京で使用され、識別
子がid2である生体情報取得手段がロサンジェルスで
使用されている場合には、表1に示すように、識別子i
d1にはタイムゾーンとして+9:00を対応づけ、識
別子id2にはタイムゾーンとして−8:00を対応づ
けて記憶している。
【0062】
【表1】
【0063】また、サマータイム記憶手段4cは、生体
情報取得手段1−1〜1−Nの所在地におけるサマータ
イムの実施の有無と、サマータイムの開始日時および終
了日時を、各生体情報取得手段の識別子に対応づけて記
憶している。例えば、2001年における動作を例にと
ると、識別子がid1である生体情報取得手段が東京で
使用され、識別子がid2である生体情報取得手段がロ
サンジェルスで使用されている場合には、表2に示すよ
うに、識別子id1にはサマータイムの実施は”無”と
し、サマータイムの開始日時と終了日時としては空白を
対応づけて記憶し、識別子がid2にはサマータイムの
実施は”有”としサマータイムの開始日時は2001年
4月1日午前2時、終了日時は2001年10月28日
午前2時として記憶している。ただし、サマータイムの
開始日と終了日は曜日に基づいて決定されるので、サマ
ータイム開始日時はグリニッジ標準時で年が改まったと
き新たな年に適合するよう再設定される。
【0064】
【表2】
【0065】次に、日時設定手段4が設定要求手段3b
から日時設定要求と識別子を受信したときの動作を、図
3を参照しながら説明する。
【0066】日時設定手段4中の基準日時発生手段4a
は、標準電波を用いて正確に日時を合わされた時計の日
時をグリニッジ標準時に換算してディジタル信号として
常時出力している。
【0067】日時設定手段4は、設定要求手段3bから
日時設定要求を受信したとき、図3のステップs10に
示すように要求とともに送信されてきた識別子を読み込
み、読み込んだ識別子をタイムゾーン記憶手段4bおよ
びサマータイム記憶手段4cへと供給する。
【0068】ステップs11に進んで、タイムゾーン記
憶手段4bは識別子が供給されたとき、その識別子に対
応するタイムゾーンを読み出して日時算出手段4dへと
供給する。例えば、タイムゾーン記憶手段4bが表1の
内容を記憶しており、供給された識別子がid1である
場合には、タイムゾーンとして”+9:00”を読み出
して日時算出手段4dへと供給し、供給された識別子が
id2である場合には、タイムゾーンとして”−8:0
0”を読み出して日時算出手段4dへと供給することに
なる。
【0069】ステップs12に進んで、日時算出手段4
dは、タイムゾーン記憶手段4bからタイムゾーンが供
給されたとき、基準日時発生手段4aからグリニッジ標
準時で表された基準日時を読み込む。以下、この読み込
んだ基準日時をT0で表す。
【0070】ステップs13に進んで、日時算出手段4
dはタイムゾーン記憶手段4bから供給されたタイムゾ
ーンに等しい時間を基準日時T0に加算した日時をT1
として算出する。例えば、基準日時T0が2001年7
月26日午前7時16分30秒であった場合を例にとる
と、タイムゾーン記憶手段4bから供給されたタイムゾ
ーンが+9:00であればT1は2001年7月26日
午後4時16分30秒となり、タイムゾーン記憶手段4
bから供給されたタイムゾーンが−8:00であればT
1は2001年7月25日午後11時16分30秒とな
る。
【0071】ステップs14に進んで、サマータイム記
憶手段4cは、識別子が供給されたとき、その識別子に
対応して記憶しているサマータイムの実施の有無と、サ
マータイム開始日時、サマータイム終了日時を日時算出
手段4dへと供給する。例えば、供給された識別子がi
d1であった場合には、サマータイムの実施の有無とし
ては”無”を、開始日時および終了日時としては共に空
白を供給し、供給された識別子がid2であった場合に
は、サマータイムの実施の有無としては”有”を、開始
日時としては2001年4月1日午前2時を、終了日時
としては2001年10月28日午前2時を供給するこ
とになる。
【0072】ステップs15に進んで、日時算出手段4
dは、サマータイム記憶手段4cから供給されたサマー
タイム実施の有無が”有”であるか否かを判定する。判
定の結果、サマータイム実施が”有”であった場合には
ステップs16へと進み、先に算出した日時T1を、供
給されたサマータイムの開始日時および終了日時と比較
する。比較の結果、日時T1がサマータイムの開始日時
以後であり、かつ、サマータイムの終了日時以前である
場合には、ステップs17へと進み、T1に1時間加算
した日時をT2とした後ステップs19へと進む。一
方、ステップs16における比較結果が上記以外である
場合には、ステップs18へと進んで日時T1をそのま
ま日時T2とした後、ステップs19へと進む。
【0073】また、ステップs15における判定の結
果、サマータイムの実施の有無が”無”である場合にも
ステップs18へと進んで日時T1をその日時ままT2
とした後、ステップs19へと進む。例えば、サマータ
イム記憶手段4cに供給された識別子がid1であり、
T1として算出された日時が2001年7月26日午後
4時16分30秒である場合には、T2も2001年7
月26日午後4時16分30秒となる。一方、サマータ
イム記憶手段4cに供給された識別子がid2であり、
T1が2001年7月25日午後11時16分30秒で
ある場合には、T2は、T1に1時間加算された日時で
ある2001年7月26日午前0時16分30秒とな
る。
【0074】ステップs19では、日時算出手段4d
は、算出した日時T2をサーバ3へと供給する。
【0075】図1に戻って、サーバ3は、この供給され
た日時T2を既に接続している生体情報取得手段1−1
へとそのまま供給する。サーバ3は、この後接続してい
る生体情報取得手段1−1のユーザに対して未送信の、
医師からユーザに対するメッセージがデータベース3a
に記憶されているか否かを調べ、記憶されている場合に
はそのメッセージを読み出して生体情報取得手段1−1
へと送信する。一方、未送信のメッセージが記憶されて
いない場合には新たなメッセージが無いことを示す特別
なメッセージ”NULL”を生体情報取得手段1−1へ
と送信する。
【0076】図2のステップs5に戻って、生体情報取
得手段1−1中の時計1bは日時T2が供給されたとき
日時T2を読み込んで現在の日時をT2に合わせる。
【0077】この後、生体情報取得手段1−1は、ステ
ップs6に進んでサーバ3より、医師からのメッセージ
を受信した後、ステップs7に進み、サーバ3から送信
されてきたメッセージが”NULL”であるか否かを判
定する。
【0078】判定の結果メッセージが”NULL”でな
い場合には、ステップs8へ進み、受信したメッセージ
を表示手段1eに表示した後、ステップs9へ進む。一
方、ステップs7における判定の結果、メッセージが”
NULL”である場合にはメッセージを表示すること無
くステップs9へ進む。
【0079】ステップs9では、生体情報取得手段1−
1がサーバ3との接続を解消し、処理を終了する。
【0080】このようにして、時計1bの日時は、生体
情報取得手段1−1の起動時に通信ネットワーク2を介
して、所在地のローカル時刻に自動的に合わせられる。
【0081】次に、図1に戻って、生体情報取得手段1
−1が生体情報を取得する際の動作について説明する。
【0082】測定手段6−1は、ユーザの操作により生
体情報のひとつである体温を測定する。以下、この測定
値をVで表す。測定手段6−1は、生体情報Vを赤外線
に変換したディジタル信号として生体情報取得手段1−
1へ送信する。
【0083】生体情報取得手段1−1中の取得手段1a
は、図4のステップs20に示すように、測定手段6−
1から送信されてきた生体情報Vを自動的に読み込み、
一時保持手段1cへと供給する。
【0084】ステップs21に進んで、生体情報取得手
段1−1は、取得手段1aが生体情報Vを読み込んだと
きに時計1bが示している日時を、生体情報Vの取得日
時として読み込む。以下、この読み込んだ取得日時をT
で表す。生体情報取得手段1−1は、取得日時Tを一時
保持手段1cへと供給する。
【0085】ステップs22に進んで、一時保持手段1
cは供給された生体情報Vと取得日時Tとを対応づけて
保持する。
【0086】ステップs23に進んで、表示手段1e
は、一時保持手段1cにより保持された生体情報Vと取
得日時Tとを表示する。
【0087】ステップs24に進んで、生体情報取得手
段1−1は、通信ネットワーク2を介してサーバ3へと
接続を試みる。 ステップs25に進んで、生体情報取
得手段1−1は、サーバ3との接続が成功したか否かを
判定する。
【0088】接続が成功した場合にはステップs26に
進んで、生体情報取得手段1−1は、識別子記憶手段1
dに記憶されている識別子を読み出し、読み出した識別
子と、一時保持手段1cに保持されている生体情報Vお
よび取得日時Tとを通信ネットワーク2を介してサーバ
3へと送信し、以後図2のステップs4以下の動作を行
う。
【0089】一方、ステップs25における判定の結果
がサーバ3との接続が失敗であった場合には、ステップ
s27に進んで所定の時間待った後、ステップs24へ
戻って再びサーバ3へと接続を試みる。
【0090】図1に戻って、サーバ3は、通信ネットワ
ーク2を介して識別子と生体情報Vおよびその取得日時
Tが生体情報取得手段1−1から送信されてきたとき、
その識別子と生体情報Vおよび取得日時Tとを対応づけ
てデータベース3aに記憶させる。この記憶動作と平行
して、設定要求手段3bは受信した識別子を読み込み、
その識別子とともに日時設定要求を日時設定手段4へと
供給する。
【0091】日時設定要求を供給された日時設定手段4
の動作は、生体情報取得手段1−1起動時の説明で図2
を用いて説明したのと全く同じであるので、詳しい説明
は省略する。
【0092】医師や管理栄養士は、データベース3aに
記憶されている生体情報を通信ネットワーク2を介して
医師端末5で参照し、必要に応じてアドバイスや通院を
促すメッセージをデータベース3aに書き込む。
【0093】このようにして、時計1bの日時は、生体
情報取得手段1−1が生体情報Vと取得日時Tをサーバ
3へ送信する際にも、通信ネットワーク2を介して生体
情報取得手段1−1の所在地のローカル時刻に自動的に
合わせられる。
【0094】本実施例によれば、生体情報取得手段1−
1の起動時に、時計1bの日時をサーバ3と通信ネット
ワーク2とを介して日時設定手段4により自動的に設定
するので、初期設定時に人為的ミスで時計1bに誤った
日時を設定するのを良好に防止できる。
【0095】また、生体情報取得手段1−1が起動され
る度に、および、生体情報取得手段1−1が生体情報V
と取得日時Tをサーバ3へ送信する度に時計1bに日時
を設定し直すので、運用中に時計1bの日時がしだいに
ずれてしまうのも良好に防止できる。
【0096】更に、日時設定手段4は各生体情報取得手
段の所在地のタイムゾーンを用いて日時を算出するの
で、タイムゾーンが異なり時差がある複数の地域に設置
された複数の生体情報取得手段に対しても、それぞれの
地域におけるローカル時刻を正しく時計1bに設定する
ことができる。
【0097】また、日時設定手段4は各生体情報取得手
段の所在地におけるサマータイム実施の有無を加味して
日時を算出するので、サマータイム実施の有無が異なる
地域に設置された複数の生体情報取得手段に対しても、
それぞれの地域におけるローカル時刻を正しく時計1b
に設定することができる。また、生体情報取得手段1−
1が起動されるときに時計1bに日時を設定し直すの
で、ユーザが朝目覚めたときに生体情報取得手段1−1
を起動し、夜寝る際には電源を切るという省エネルギー
を考慮した運用をするならば、サマータイム実施の有無
に伴う日時の不連続な変化にも自動的に対応して、時計
1bの日時を常に正しく設定することが可能となる。
【0098】また、日時設定手段4による時計1bの日
時設定を、生体情報の送信やメッセージの取得など、生
体情報取得手段1−1とサーバ3とが他の用途で接続さ
れる際に行うので、例えば、通信ネットワーク2として
公衆回線を用いアナログモデムで接続する場合のように
接続に時間を要する環境であっても、日時設定のために
接続要求が新たに発生しユーザの待ち時間が長くなるの
を未然に防止することもできる。
【0099】なお、本実施例では、日時設定手段4は生
体情報取得手段1−1の所在地のタイムゾーンやサマー
タイム実施の有無を加味して時計1bに設定すべき日時
を算出するとしたが、例えば健康管理システムを日本国
内だけで運用するなど、時差やサマータイムの実施を考
慮する必要がない場合には、基準日時発生手段4aの出
力をグリニッジ標準時ではなく運用地域におけるローカ
ル時刻とするとともにタイムゾーン記憶手段4bとサマ
ータイム記憶手段4c、および日時算出手段4dを削除
し、基準日時発生手段4aの出力をそのまま日時設定手
段4の出力としても構わない。このような構成とした場
合でも、初期設定時に人為的ミスで時計1bに誤った日
時を設定することを防止でき、また、運用中に時計1b
の日時がしだいにずれてしまうのを防止こともできる。
同様に、健康管理システムの運用範囲に応じて、タイム
ゾーン記憶手段4bだけを削除したり、サマータイム記
憶手段4cだけを削除したりして運用しても勿論構わな
い。
【0100】また、日時設定手段4に対して、サマータ
イムの開始日時は4月の第1日曜日の午前2:00であ
り、サマータイムの終了日時は10月の最終日曜日の午
前2:00であるということを記憶させると共に、カレ
ンダー機能を付与することにより、サマータイム記憶手
段4cが記憶する内容からサマータイム開始日時とサマ
ータイム終了日時を削除しても勿論構わない。
【0101】また、設定要求手段3bをサーバ3内に設
ける代りに生体情報取得手段1−1内に設け、サーバ3
を介さずに、通信ネットワーク2だけを介して日時設定
手段4へと日時設定要求を直接送り、時計1bに設定す
べき日時もサーバ3を介さず日時設定手段4から生体情
報取得手段1−1へと直接送信するようにしてもよい。
【0102】また、測定手段6−1〜6−Nが測定する
生体情報は血圧や血糖値など、体温以外のものであって
もよいし、複数の測定器を組合わせ、様々な生体情報を
測定できるようにしても構わない。また、測定手段1−
1は体温計、測定手段1−2は血糖計というように、ユ
ーザの症状に応じて測定する生体情報を個別に指定でき
るようにしても構わない。
【0103】また、実施例1では測定手段6−1は測定
結果を赤外線を用いて生体情報取得手段1−1へと送信
するとしたが、測定手段6−1には家庭にある水銀体温
計を用い、取得手段1aとしてはタッチパネルやキーボ
ードを設け、ユーザがマニュアル操作で生体情報を入力
できるようにしてもよい。ただし、操作間違いにより生
体情報が誤って記録されるのを防止するためには、実施
例に述べたように、測定手段6−1の測定結果を自動的
に生体情報取得手段1−1へと送信する方が望ましい。
この送信方法は赤外線に限らず、無線電波や有線による
通信を用いてもよいのは勿論である。
【0104】また、ユーザが使用時に生体情報取得手段
1−1を起動し、不使用時か就寝時には生体情報取得手
段1−1の電源を切るという運用をする場合には、生体
情報取得手段1−1の起動時にのみ時計1bの日時を設
定するようにしてもよい。
【0105】(実施例2)日時設定手段を図5のように
構成してもよい。
【0106】図5において、14は日時設定手段、14
aは生体情報取得手段1−1〜1−Nの設置場所を記憶
する所在地記憶手段、14bは所在地別のタイムゾーン
を記憶する所在地別タイムゾーン記憶手段、14cは所
在地別のサマータイム実施の有無を記憶する所在地別サ
マータイム記憶手段、14dは時計1bに設定すべき日
時を算出する日時算出手段である。なお、実施例1と同
一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。ま
た、図6は日時設定手段14の動作を示すフローチャー
トである。各処理の右側には、処理を表すステップ名
と、処理を行う構成要素の符号とを示している。
【0107】所在地記憶手段14aは、生体情報取得手
段1−1〜1−Nの所在地を、生体情報取得手段1−1
〜1−Nの識別子に対応づけて記憶している。例えば、
識別子がid1である生体情報取得手段が東京で使用さ
れ、識別子がid2である生体情報取得手段がロサンジ
ェルスで使用されている場合には、表3に示すように、
識別子id1には所在地として東京を対応づけ、識別子
id2には所在地としてロサンジェルスを対応づけて記
憶している。
【0108】
【表3】
【0109】所在地別タイムゾーン記憶手段14bは、
生体情報取得手段1−1〜1−Nの所在地のタイムゾー
ンを、所在地ごとに記憶している。例えば、表4に示す
ように、東京に対応するタイムゾーンは+9:00とし
て、ロサンジェルスに対応するタイムゾーンは−8:0
0として記憶している。
【0110】
【表4】
【0111】所在地別サマータイム記憶手段14cは、
生体情報取得手段1−1〜1−Nの所在地におけるサマ
ータイムの実施の有無と、サマータイムの開始日時およ
び終了日時を所在地ごとに記憶している。例えば、表5
に示すように、東京に対応するサマータイムの実施は”
無”を対応づけると共にサマータイムの開始日時と終了
日時としては空白を対応づけて記憶し、ロサンジェルス
に対応するサマータイムの実施は”有”を対応づけると
共にサマータイムの開始日時は2001年4月1日午前
2時、終了日時は2001年10月28日午前2時とし
て記憶している。ただし、サマータイムの開始日と終了
日は曜日に基づいて決定されるので、サマータイム開始
日時はグリニッジ標準時で年が改まったとき新たな年に
適合するよう再設定される。
【0112】
【表5】
【0113】次に、日時設定手段14が設定要求手段3
bから日時設定要求と識別子を受信したときの動作を、
図6を参照しながら説明する。日時設定手段14中の基
準日時発生手段4aは、標準電波を用いて正確に日時を
合わされた時計の日時をグリニッジ標準時に換算してデ
ィジタル信号として常時出力している。
【0114】日時設定手段14は、設定要求手段3bか
ら日時設定要求を受信したとき、図6のステップs30
に示すように要求とともに送信されてきた識別子を読み
込み、読み込んだ識別子を所在地記憶手段14aへと供
給する。
【0115】ステップs31に進んで、所在地記憶手段
14aは識別子が供給されたとき、その識別子に対応す
る所在地を読み出して所在地別タイムゾーン記憶手段1
4bおよび所在地別サマータイム記憶手段14cへと供
給する。例えば、所在地記憶手段14aが表3の内容を
記憶しており、供給された識別子がid1である場合に
は、所在地として東京を読み出して所在地別タイムゾー
ン記憶手段14bおよび所在地別サマータイム記憶手段
14cへと供給し、供給された識別子がid2である場
合には、所在地としてロサンジェルスを読み出して所在
地別タイムゾーン記憶手段14bおよび所在地別サマー
タイム記憶手段14cへと供給することになる。
【0116】ステップs32に進んで、所在地別タイム
ゾーン記憶手段14bは所在地記憶手段14aから供給
された所在地に対応して記憶しているタイムゾーンを日
時算出手段14dへと供給する。例えば、所在地別タイ
ムゾーン記憶手段14bが表3の内容を記憶しており、
供給された所在地が東京である場合には、タイムゾーン
として”+9:00”を読み出して日時算出手段14d
へと供給し、供給された所在地がロサンジェルスをであ
る場合には、タイムゾーンとして”−8:00”を読み
出して日時算出手段14dへと供給することになる。
ステップs33に進んで、日時算出手段14dは、所在
地別タイムゾーン記憶手段14bからタイムゾーンが供
給されたとき、基準日時発生手段4aからグリニッジ標
準時で表された基準日時を読み込む。以下、この読み込
んだ基準日時をT3で表す。
【0117】ステップs34に進んで、日時算出手段1
4dは所在地別タイムゾーン記憶手段14bから供給さ
れたタイムゾーンに等しい時間を日時T3に加算した日
時をT4として算出する。例えば、基準日時T4が20
01年7月26日午前7時16分30秒であった場合を
例にとると、所在地別タイムゾーン記憶手段14bから
供給されたタイムゾーンが+9:00であればT4は2
001年7月26日午後4時16分30秒となり、所在
地別タイムゾーン記憶手段14bから供給されたタイム
ゾーンが−8:00であればT4は2001年7月25
日午後11時16分30秒となる。
【0118】ステップs35に進んで、所在地別サマー
タイム記憶手段14cは、所在地記憶手段14aから所
在地が供給されたとき、その所在地に対応して記憶して
いるサマータイムの実施の有無と、サマータイム開始日
時、サマータイム終了日時を日時算出手段14dへと供
給する。例えば、供給された所在地が東京供給された識
別子がid1であった場合には、サマータイムの実施の
有無としては”無”を、開始日時および終了日時として
は共に空白を供給し、供給された所在地がロサンジェル
スであった場合には、サマータイムの実施の有無として
は”有”を、開始日時としては2001年4月1日午前
2時を、終了日時としては2001年10月28日午前
2時を供給することになる。
【0119】ステップs36に進んで、日時算出手段1
4dは、所在地別サマータイム記憶手段14cから供給
されたサマータイム実施の有無が”有”であるか”無”
であるかを判定する。判定の結果、サマータイム実施
が”有”であった場合にはステップs37へと進み、先
に算出した日時T4を、供給されたサマータイムの開始
日時および終了日時と比較する。比較の結果、T4がサ
マータイムの開始日時以後であり、かつ、サマータイム
の終了日時以前である場合には、ステップs38へと進
み、日時算出手段14dがT4に1時間加算した日時を
T2とした後ステップs40へと進む。一方、ステップ
s37における比較結果が上記以外である場合には、ス
テップs39へと進んで日時T4をそのまま日時T2と
した後、ステップs40へと進む。また、ステップs3
6における判定の結果、サマータイムの実施の有無が”
無”である場合にもステップs39へと進んで日時T4
をそのまま日時T2とした後、ステップs40へと進
む。例えば、所在地別サマータイム記憶手段14cに供
給された所在地が東京であり、T4として算出された日
時が2001年7月26日午後4時16分30秒である
場合には、T2も2001年7月26日午後4時16分
30秒となる。一方、所在地別サマータイム記憶手段1
4cに供給された所在地がロサンジェルスであり、T4
が2001年7月25日午後11時16分30秒である
場合には、T2は、T4に1時間加算された日時である
2001年7月26日午前0時16分30秒となる。
【0120】ステップs40では、日時算出手段14d
は、算出した日時T2をサーバ3へと供給する。
【0121】本実施例によれば、所在地記憶手段14a
により生体情報取得手段1−1〜1−Nの所在地を所在
地記憶手段14aに記憶し、所在地別タイムゾーン記憶
手段14bは所在地別にその所在地におけるタイムゾー
ンを記憶するので、同一の所在地に複数の生体情報取得
手段を配置する場合には、実施例1のタイムゾーン記憶
手段4bよりも少ない記憶容量で各生体情報取得手段の
所在地のタイムゾーンを記憶することができる。また、
所在地別サマータイム記憶手段14cは所在地別にその
所在地におけるサマータイム実施の有無を記憶するの
で、同一の所在地に複数の生体情報取得手段を配置する
場合には、実施例1のサマータイム記憶手段4cよりも
少ない記憶容量で各生体情報取得手段の所在地における
サマータイム実施の有無を記憶することが可能となる。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように本発明の健康管理方
法および健康管理装置は、生体情報の取得日時を通信ネ
ットワークを介して日時設定可能な時計を用いて決定す
るので、時計に設定されるべき日時を自動的に算出する
ことにより人為的要因による日時の設定ミスを未然に防
止し、時計の日時がしだいにずれることも防止できると
いう効果がある。
【0123】また、生体情報取得手段の所在地における
タイムゾーンを加味して時計に設定すべき日時を算出す
ることにより、時差がある複数の地域に存在する生体情
報取得手段に対して、時計の日時をそれぞれの所在地に
おけるローカル時刻に正しく設定できるという優れた効
果がある。
【0124】また、生体情報取得手段の所在地における
サマータイム実施の有無を加味して時計に設定すべき日
時を算出することにより、サマータイム実施の有無が異
なる複数の地域に存在する生体情報取得手段に対して、
時計の日時をそれぞれの所在地におけるローカル時刻に
正しく設定できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における健康管理システムの
構成図
【図2】同生体情報取得手段1−1の起動時の動作を示
すフローチャート
【図3】同日時設定手段4の動作を示すフローチャート
【図4】同生体情報取得手段1−1の生体情報取得時の
動作を示すフローチャート
【図5】本発明の実施例2における日時設定手段の構成
【図6】同日時設定手段14の動作を示すフローチャー
【符号の説明】
1−1〜1−N 生体情報取得手段 1a 取得手段 1b 時計 2 通信ネットワーク 3 サーバ 4、14 日時設定手段 4a 基準日時発生手段 4b タイムゾーン記憶手段 4c サマータイム記憶手段 4d、14d 日時算出手段 14a 所在地記憶手段 14b 所在地別タイムゾーン記憶手段 14c 所在地別サマータイム記憶手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの生体情報とその生体情報の取得
    日時とを通信ネットワークを介してサーバに収集し健康
    状態を遠隔管理する方法であって、前記生体情報の取得
    日時を前記通信ネットワークを介して日時設定可能な時
    計を用いて決定する健康管理方法。
  2. 【請求項2】 ユーザの生体情報とその生体情報の取得
    日時とを通信ネットワークを介してサーバに収集し健康
    状態を遠隔管理するシステムであって、前記生体情報の
    取得日時を前記通信ネットワークを介して日時設定可能
    な時計を用いて決定する健康管理システム。
  3. 【請求項3】 ユーザの生体情報を取得し内蔵する時計
    を参照して決定した取得日時と共に一時的に保持する生
    体情報取得手段と、通信ネットワークと、前記生体情報
    取得手段により保持されている生体情報とその取得日時
    とを前記通信ネットワークを介して収集するサーバと、
    前記時計の日時を前記通信ネットワークを介し前記生体
    情報取得手段の所在地に応じて設定する日時設定手段と
    を備えた請求項2記載の健康管理システム。
  4. 【請求項4】 日時設定手段は、時計に設定すべき日時
    を基準となる日時と生体情報取得手段の所在地のタイム
    ゾーンとを用いて算出する請求項3記載の健康管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 日時設定手段は、基準となる日時を発生
    する基準日時発生手段と、生体情報取得手段毎にその所
    在地のタイムゾーンを記憶するタイムゾーン記憶手段
    と、前記基準日時発生手段により発生された日時と前記
    タイムゾーン記憶手段に記憶されているタイムゾーンと
    を用いて時計に設定すべき日時を算出する日時算出手段
    とを備えた請求項4記載の健康管理システム。
  6. 【請求項6】 日時設定手段は、基準となる日時を発生
    する基準日時発生手段と、生体情報取得手段の所在地を
    記憶する所在地記憶手段と、所在地別にタイムゾーンを
    記憶する所在地別タイムゾーン記憶手段と、前記基準日
    時発生手段により発生された日時と前記所在地記憶手段
    に記憶されている所在地に対して前記所在地別タイムゾ
    ーン記憶手段から読み出されるタイムゾーンとを用いて
    時計に設定すべき日時を算出する日時算出手段とを備え
    た請求項4記載の健康管理システム。
  7. 【請求項7】 日時設定手段は、時計に設定すべき日時
    を生体情報取得手段の所在地におけるサマータイム実施
    の有無を加味して算出する請求項3記載の健康管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 日時設定手段は、基準となる日時を発生
    する基準日時発生手段と、生体情報取得手段毎にその所
    在地におけるサマータイム実施の有無を記憶するサマー
    タイム記憶手段と、前記基準日時発生手段により発生さ
    れた日時と前記サマータイム記憶手段に記憶されている
    サマータイム実施の有無とを用いて時計に設定すべき日
    時を算出する日時算出手段とを備えた請求項7記載の健
    康管理システム。
  9. 【請求項9】 日時設定手段は、基準となる日時を発生
    する基準日時発生手段と、生体情報取得手段の所在地を
    記憶する所在地記憶手段と、所在地別にサマータイム実
    施の有無を記憶する所在地別サマータイム記憶手段と、
    前記基準日時発生手段により発生された日時と前記所在
    地記憶手段に記憶されている所在地に対して前記所在地
    別サマータイム記憶手段から読み出されるサマータイム
    実施の有無とを用いて時計に設定すべき日時を算出する
    日時算出手段とを備えた請求項7記載の健康管理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 サーバは、生体情報とその取得日時と
    を生体情報取得手段から受信する際にその生体情報を送
    信して来る生体情報取得手段の時計の日時を設定するよ
    う日時設定手段に要求する請求項3記載の健康管理シス
    テム。
  11. 【請求項11】 生体情報取得手段は、生体情報とその
    取得日時とをサーバへ送信する際に通信ネットワークを
    介して日時設定手段に時計の日時設定を要求する請求項
    3記載の健康管理システム。
  12. 【請求項12】 生体情報取得手段は、自らの起動時に
    通信ネットワークを介して日時設定手段に時計の日時設
    定を要求する請求項3記載の健康管理システム。
  13. 【請求項13】 請求項2の健康管理システムを実現す
    る健康管理プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13の健康管理プログラムを記
    録したメディア。
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