JP2009195598A - 生体情報測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの手間なく、測定結果と対応付けて適切な時間情報を記憶することのできる生体情報測定装置を提供すること。
【解決手段】生体情報測定装置は、太陽電池50、メモリ部39、クロック43およびCPU100を備える。CPU100の設定制御部104は、太陽電池50の出力電圧の最大点を抽出するための抽出部116と、抽出された最大点に対応する時刻を特定時刻として、クロック43の計測値の設定処理を行なうための設定処理部124とを有する。メモリ部39には、測定された生体情報が、クロック43の計測値に基づく、測定の際の時間情報と対応付けられて記憶される。
【選択図】図4

Description

本発明は、生体情報測定装置に関し、特に、測定結果と測定の際の時間情報とを対応付けて記憶する生体情報測定装置に関する。
従来より、家庭など院外においても、血圧や体組成といった生体情報を測定可能な生体情報測定装置が市販されている。
たとえば血圧の場合、早朝高血圧は心臓病や脳卒中などに関係しており、早朝高血圧や夜間高血圧の発見が重要視されている。時間と血圧との相互関係を把握することが、心血管系の疾患のリスク解析には有用である。
そのため、たとえば家庭用の生体情報測定装置は、クロックなどの計時部を備えており、測定された生体情報と、測定の際の時間情報とを対応付けて記憶する。これにより、専門医などが記憶された測定データを参照することで、早朝/夜間高血圧の発見や被測定者の健康管理を可能にしている。
ところで、省エネルギーの観点などから、太陽電池を備えた装置が提案されている。たとえば特許文献1には、ソーラー時計が開示されている。ソーラー時計は、太陽電池の出力に基づいて周囲の明るさを判断し、周囲が暗く、かつ、機器が特定の姿勢に設定されたときのみ照明手段を点灯することが開示されている。
特開平10−239464号公報
生体情報測定装置での測定結果に基づいて、効果的に健康管理を実現するためには、測定結果と対応付けて適切な時間情報を記憶することが必要となる。
しかしながら、従来の生体情報測定装置におけるクロックの設定は、ユーザ任せであり、クロック機能は、ユーザによる手動設定により実現される。そのため、適切な(正しい)時間情報が記憶されているとは限らず、測定結果を健康管理に用いることができない恐れもある。
上記特許文献1では、太陽電池の出力に基づいて照明手段の駆動制御が行なわれるが、太陽電池の出力に基づいて計時部の設定制御をすることについては開示されていない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、ユーザの手間なく、測定結果と対応付けて適切な時間情報を記憶することのできる生体情報測定装置を提供することである。
この発明のある局面に従う生体情報測定装置は、被測定者の生体情報を測定するための生体情報測定装置であって、被測定者の特性情報を検出するための検出手段と、太陽光を受光し、受光した光エネルギーを電気エネルギーに変換するための太陽電池と、計時動作を行なうための計時手段と、生体情報測定装置の制御を行なうための制御手段とを備え、制御手段は、検出手段により検出された特性情報に基づいて、生体情報の測定制御を行なうための測定制御手段と、計時手段の設定制御を行なうための設定制御手段とを含み、設定制御手段は、太陽電池の出力電圧の最大点を抽出するための抽出手段と、抽出された最大点に対応する時刻を特定時刻として、計時手段の計測値の設定処理を行なうための設定処理手段とを有し、測定された生体情報を、計時手段の計測値に基づく、測定の際の時間情報と対応付けて記憶するための記憶手段をさらに備える。
好ましくは、時間情報は、1日を構成する複数の時間帯のうちの1つを表わし、測定制御手段は、生体情報の測定の際の時間帯を判定するための判定手段をさらに有し、表示手段と、記憶手段に記憶された生体情報と時間帯とを関連付けて表示手段に表示するための処理を行なう表示処理手段とをさらに備える。
あるいは、時間情報は、時刻であり、表示手段と、記憶手段に記憶された生体情報を表示手段に表示するための処理を行なう表示処理手段とをさらに備え、表示処理手段は、記憶手段に記憶された測定の際の時刻を時間帯に置換し、置換した時間帯を生体情報とともに表示することが好ましい。
好ましくは、抽出手段は、出力電圧について、2つの最大点を抽出し、設定制御手段は、最大点に対応する時刻を特定時刻として、現在時刻を推定するための時刻推定手段と、推定された現在時刻を表わす推定時刻と、計時手段の計測値に基づく時刻を表わす計測時刻とを比較して、推定時刻と計測時刻との差が第1所定時間以上であるか否かを判断するための比較手段とをさらに有し、設定処理手段は、推定時刻と計測時刻との差が第1所定時間以上であると判断された場合に、計測手段の計測値を推定時刻に基づいて設定する。
好ましくは、設定制御手段は、抽出手段により2つの最大点が抽出された場合に、1つ目の最大点が抽出されてから第2所定時間経過したか否かを判断するための判断手段をさらに有し、時刻推定手段は、判断手段により第2所定時間経過したと判断された場合にのみ、現在時刻を推定する。
好ましくは、記憶手段は、生体情報と対応付けて、時間情報の信頼度をさらに記憶し、設定処理手段は、計時手段の計測値の設定処理をした場合に、信頼度を更新する。
好ましくは、記憶手段は、生体情報と対応付けて、時間情報の信頼度をさらに記憶し、表示処理手段は、さらに、時間帯と関連付けて、信頼度を表示する。
好ましくは、太陽電池が出力する電気エネルギーを蓄えるための蓄電手段をさらに備え、制御手段は、蓄電手段により蓄電された電気エネルギーを電源して動作する。
好ましくは、太陽電池からの電気エネルギーの出力先を、蓄電手段および制御手段のうちいずれか一方に切替るための切替手段をさらに備え、設定制御手段は、蓄電手段の充電中、定期的に切替手段の切替制御するための切替制御手段と、切替手段が制御手段を選択した場合に、太陽電池の出力を取得するための取得手段とをさらに有する。
好ましくは、生体情報は、血圧を含み、被測定者の所定の身体部位に巻き付けるためのカフをさらに備え、検出手段は、被測定者の特性情報として、カフ内の圧力を表わすカフ圧を検出し、測定制御手段は、検出されたカフ圧に基づいて、被測定者の血圧を算出するための算出手段を含む。
本発明によると、太陽電池の出力に基づき、計時手段の設定制御が自動的に行なわれる。したがって、ユーザに手間をかけることなく、測定された測定結果と対応付けて適切な時間情報を記憶手段に記憶させることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
本実施の形態における生体情報測定装置は、生体情報を測定する。本実施の形態において、「生体情報」とは、健康管理に有用な生体の情報であり、少なくとも、血圧および体組成のうちのいずれかを含む。
本実施の形態における生体情報測定装置の説明に先立ち、一般的な生体情報測定装置における計時部たとえばクロックの設定操作について簡単に説明する。
乾電池を内蔵する生体情報測定装置では、電池交換の度に、ユーザが内蔵されたクロックの設定操作をしなければならない。また、クロックの設定をしなくても測定可能な装置も多い。そのため、ユーザは、クロックの設定操作をおろそかにする恐れがある。
そうすると、実際は朝に測定した生体情報であっても、装置には夜に測定した生体情報として記憶される恐れがある。そのような場合、時間と生体情報との相互関係(生体情報の時間帯による変化)を正確に把握することはできない。
そこで、本実施の形態における生体情報測定装置は、太陽電池の出力に基づいて、計時部の設定処理を行なう。つまり、所定の条件を満たした場合に、計時部の計測値(内部設定時刻)の設定を行なう。本実施の形態において、「計時部」は、計時動作を行なうためのデバイスであり、時刻を計測するためのクロック、または、カウント動作を行なうためのタイマを含む。
以下の説明において、生体情報測定装置が血圧計であると仮定する。しかしながら、生体情報測定装置は、血圧計に限定されるものではなく、体組成計、あるいは、血圧と体組成の両方を測定可能な装置であってもよい。
<外観および構成について>
(外観について)
はじめに図1および図2を参照して、本実施の形態における血圧計1の外観について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における血圧計1の外観を示す図である。
図1を参照して、血圧計1は、本体部10と、被測定者のたとえば上腕に巻付けるためのカフ20と、本体部10とカフ20とを接続するためのエアチューブ24Aとを備える。また、血圧計1は、手動式の加圧機構を備えており、たとえば、ゴム球30および、ゴム球30と本体部10とを接続するためのエアチューブ24Bとを備える。ゴム球30は、ユーザにより押圧操作されることで、エアチューブ24(24A,24B)を介して、カフ20に空気を送り込む。
図2は、本発明の実施の形態における本体部10を後方から見た斜視図である。
図1および図2を参照して、本体部10は、5面体であり、机などの台と接する設置面と、設置面と所定の角度をなす表面10Aと、設置面に対して垂直な面である2つの側面10B,10Cおよび背面10Dとを有している。
本体部10の表面10Aには、測定結果などを表示するための表示部40と、ユーザ(代表的に被測定者)からの指示の入力を受付けるための操作部41とが配置される。操作部41は、たとえば、電源のON/OFFを切替えるための電源スイッチ41A、測定開始の指示を入力するための測定スイッチ41B、および、過去の測定結果を読出して表示する指示を入力するためのメモリスイッチ41Cとを含む。
表示部40は、たとえば液晶等のディスプレイにより構成される。
本体部10の左側面10Bには、上述のエアチューブ24A,24Bが接続されている。
本体部10の背面10Dには、太陽電池(ソーラーパネル)50が配置される。これにより、血圧計1を室内の窓際など外光が差す場所に置くと、太陽電池50が太陽光を受光し、受光した光エネルギーを電気エネルギーに変換する。つまり、太陽電池50は、受光量に応じて、電気エネルギーを発生する。発生した電気エネルギーは、本体部10に内蔵された充電池51に出力される。
なお、血圧計1の本体部10の形状はこのような例に限定されない。また、手動式の加圧機構としてゴム球30を備えることとしたが、これに限定されない。
また、本実施の形態における血圧計1は太陽電池50を電源とする装置であるがゆえに、手動式の加圧機構を設けることとするが、これに代えて、または加えて、周知の自動加圧機構を設けてもよい。周知の自動加圧機構は、たとえば、カフ20に空気を送り込むためのポンプ、ポンプを駆動するための駆動回路、カフ20の空気を排気するための排気弁、および排気弁を駆動するための駆動回路を含む。
(構成について)
図3は、本発明の実施の形態における血圧計1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3を参照して、血圧計1のカフ20は、空気が内包される空気袋21を含む。ゴム球30は、空気袋21にエアチューブ24(24A,24Bを含む)を介して空気を供給または排出する。ゴム球30の所定の位置には、空気を排出するための極小な排気口31が設けられている。また、ゴム球30は、操作部41に含まれる専用スイッチ(図示せず)が押下されることで空気を急速に排気することができる。ユーザは、ゴム球30の押圧操作をすることで、空気袋21に空気を供給することができる。
本体部10は、各部を集中的に制御および監視するためのCPU(Central Processing Unit)100と、圧力センサ32と、発振回路35と、不揮発性のメモリ部39と、表示部40と、操作部41と、電源部42と、時刻を計測するためのクロック43とを内蔵する。
圧力センサ32は、被測定者の特性情報として、空気袋21内の圧力(以下、「カフ圧」という)を検出するためのデバイスである。圧力センサ32は、カフ圧により容量値が変化する。発振回路35は、圧力センサ32の容量値に応じた発振周波数の信号をCPU100に出力する。CPU100は、発振回路35から得られる信号を圧力に変換し圧力を検知する。
メモリ部39は、CPU100に所定の動作をさせるプログラムや測定結果情報などの各種情報を記憶する。
電源部42は、操作部41からの電源ONの指示によりCPU100に電力を供給する。電源部42は、太陽電池50が出力する電気エネルギーを蓄えるための充電池(蓄電池)51を含む。血圧計1は、充電池51に蓄えられた電気エネルギーを電源として動作する。充電池51は、たとえばニッケル水素電池である。なお、電源部42は、充電池51に加え、乾電池(図示せず)などをさらに含んでいてもよい。また、電源部42は、AC(Alternating Current)アダプタ(図示せず)による充電池51の充電手段をさらに含んでいてもよい。
本実施の形態において、本体部10は、太陽電池50からの出力を充電池51とCPU100とのうちいずれか一方に切替えるための切替部52、および、アナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換部53をさらに備えている。切替部52は、たとえばスイッチで構成され、CPU100により制御される。切替部52は、所定の場合を除いて、太陽電池50と充電池51とを電気的に接続する。A/D変換部53は、切替部52からの出力信号をデジタル信号に変換し、CPU100に出力する。
図4は、本発明の実施の形態における血圧計1の機能構成を示す機能ブロック図である。なお、CPU100と直接的に信号の授受を行なわないハードウェアについては図示を省略している。
図4を参照して、CPU100は、充電池51の電圧を監視するための電圧監視部102と、太陽電池50の出力特性に基づいて計時部(クロック43)の設定制御を行なうための設定制御部104と、被測定者の血圧の測定制御を行なうための測定制御部106と、メモリ部39に記憶された測定結果情報を表示する処理を行なうための表示処理部108とを含む。
電圧監視部102は、充電池51の電圧を監視することで、太陽電池50による充電中であるか否かを判断する。その判断結果を設定制御部104に出力する。
設定制御部104は、充電池51が充電中と判断された場合に、太陽電池50の出力特性を取得することで、クロック43の設定制御を行なう。
設定制御部104は、切替制御部112と、取得部114と、抽出部116と、判断部118と、推定部120と、比較部122と、設定処理部124とを有する。
切替制御部112は、切替部52の制御を行なう。
取得部114は、太陽電池50からの出力を取得する。より具体的には、取得部114は、定期的に太陽電池50が出力する電気エネルギーを取得し、電圧を検出する。これにより、太陽電池50の出力特性が得られる。
抽出部116は、取得部114により取得された出力特性に基づいて、太陽電池50の出力の最大点を抽出する。より具体的には、抽出部116は、充電中に、2つの最大点を抽出する。
判断部118は、抽出部116により2つの最大点が抽出された場合に、1つ目の最大点が抽出されてから所定時間(たとえば24時間)経過したか否かを判断する。なお、ここでの所定時間は、天気の変化等による多少の誤差も考慮して、22時間〜24時間の間で設定されることが好ましい。
推定部120は、抽出部116が抽出した最大点に基づいて、現在時刻を推定する。より具体的には、推定部120は、判断部118により所定時間経過したと判断された場合に、現在時刻を推定する。
比較部122は、推定された推定時刻と、クロック43による計測時刻とを比較する。より具体的には、推定時刻と計測時刻との差が所定時間以上であるかを判断する。
設定処理部124は、抽出された最大点に対応する時刻を特定時刻として、クロック43の計測時刻の設定を行なう。設定処理部124は、比較部122による比較の結果、推定時刻と計測時刻との差が所定時間以上である場合にのみ、クロック43の計測時刻を変更する(時刻を進める、または遅らす)。
ここで、本実施の形態における設定制御部104の機能について、図5および図6を用いて具体的に説明する。
図5は、太陽電池50が受光する照度の日内変動の典型例を示すグラフである。このグラフにおいて、縦軸が照度(単位:ルクス)、横軸が時間で表わされている。図5を参照して、照度は、天気によって値は異なる。しかしながら、1日単位で照度の変化を見た場合、地域が同じであれば、天気に関わらず、照度の最大点はほぼ同じ時刻(たとえば12時)になっていることが分かる。縦軸の照度は、太陽電池50の出力として捉えることができる。
図6は、太陽電池50の出力電圧の2つの最大点の時間関係を示すグラフである。上述のように、1日単位の出力最大点(ピーク値)が抽出される時刻はほぼ同時刻である。そのため、図6に示したように、1つ目のピーク値が抽出されてから、2つ目のピーク値が抽出されるまでの時間は、およそ24時間となる。
血圧計1が、窓際などの特定の位置に所定期間継続して置かれていれば、上記2つの特徴(出力最大点は、どのような天気の日であってもほぼ同じ時刻になること、1日目と2日目との最大点の検出時刻の差は、約24時間になること)が検出可能である。このような特徴に基づいて、設定制御部104は、以下に具体的に説明するような動作をする。
なお、設定制御部104による機能を効果的に実現させるためには、自動的にクロック設定したい場合には、血圧計1を窓際に所定期間(たとえば2日)置いておくことをユーザに報知することが好ましい。
再び図4を参照して、測定制御部106は、算出部132と、判定部134と、格納処理部136とを有する。
算出部132は、発振回路35からの出力に基づいて、被測定者の血圧を算出する。より具体的には、算出部132は、たとえば、減圧過程においてオシロメトリック法により血圧を算出する。しかしながら、血圧算出方法は、特に限定されず、他の手法により実行されてもよい。
判定部134は、クロック43の計測時刻に基づいて、測定の際の時間帯を判定する。判定部134は、1日を構成する複数の時間帯のうち、現在の時間帯を判定する。複数の時間帯は、少なくとも、朝、昼および夜を含み、好ましくは、朝、午前、午後、夜および深夜を含む。本実施の形態では、後者のように、5つの時間帯が予め定められている。各時間帯は、たとえば上記図6に示されるように、0時〜6時が深夜、6時〜9時が朝、9時〜12時が午前、12時〜21時が午後、21時〜24時が夜として定められる。
格納処理部136は、算出部132により算出された血圧と、判定部134により判定された測定の際の時間帯とを対応付けてメモリ部39に格納する。
上記したように、設定制御部104の設定処理部124は、太陽電池50からの出力に基づいて、クロック43の計測時刻を設定するため、クロック43が正確な時刻を計測しているとは限らない。そのため、本実施の形態では、測定された血圧と対応付けられる時間情報として、時刻ではなく時間帯を用いる。これにより、クロック43の計測時刻が実際の現在時刻と多少ずれていた場合であっても、時間帯としては精度良く判定することができる。
また、早朝高血圧などを判断するためには、測定の際の時刻が朝かどうかで判断される。したがって、本実施の形態では、健康管理をする上で、時刻よりも有用である時間情報(時間帯)が、測定された血圧と対応付けられて記憶される。
なお、「測定の際の時間帯」とは、血圧算出のための特性情報(カフ圧)が検出されたときの時間的な状況を特定するための情報であり、たとえば、測定スイッチ41Bが押下された時点における時刻を含む時間帯である。
表示処理部108は、メモリ部39に記憶された、測定結果(血圧)と、測定の際の時間帯とを関連付けて表示部40に表示する。
図4においてCPU100に含まれた各機能ブロックの動作は、メモリ部39中に格納されたソフトウェアを実行することで実現されてもよいし、少なくとも1つについては、ハードウェアで実現されてもよい。
<動作について>
(クロック設定処理)
図7は、本発明の実施の形態における血圧計1のCPU100が実行するクロック設定処理の流れを示すフローチャートである。図7のフローチャートに示す処理は、予めプログラムとしてメモリ部39に格納されており、CPU100がこのプログラムを読み出して実行することにより、クロック設定処理の機能が実現される。
なお、図7に示す処理は、後述するタイマがカウントされていない場合に、定期的に実行される処理である。
図7を参照して、電圧監視部102は、充電池51の電圧を内部メモリに記録する(ステップS2)。電圧監視部102は、この記録値に基づいて、太陽電池50による充電が開始されたか否かを判断する(ステップS4)。充電が開始されていないと判断した場合(ステップS4においてNO)、ステップS2に戻る。これにより、充電池51の電圧が定期的に記録される。充電が開始されたと判断した場合(ステップS4においてYES)、ステップS6に進む。
ステップS6において、設定制御部104は、タイマのカウントを開始する。
電圧監視部102は、タイマカウントされている間も、充電池51の電圧を監視し、記録する(ステップS8)。電圧監視部102は、記録した電圧に基づいて、充電が終了したか否かを判断する(ステップS10)。充電が終了していないと判断した場合(ステップS10においてNO)、ステップS12に進む。充電が終了したと判断した場合、ステップS32に進む。
ステップS12において、設定制御部104の切替制御部112は、切替部52に制御信号を送信し、太陽電池50からの出力を、充電池51からCPU100に切替える。このようにして、太陽電池50を出力測定用負荷(具体的には10kΩ程度の抵抗)に切替える。
その状態において、取得部114は、A/D変換部53を介して太陽電池50の出力を取得し、太陽電池50の電圧を内部メモリに一時的に記録する(ステップS14)。この処理が終わると、切替制御部112は、切替部52に制御信号を送信し、太陽電池50からの出力を再び充電池51に切替える。
次に、抽出部116は、太陽電池50の出力グラフを算出し(ステップS16)、太陽電池50の出力のピーク(最大点)が2回抽出できたか否かを判断する(ステップS18)。出力グラフは、たとえば、図6に示したようなものとなる。
太陽電池50のピークが2回抽出されたと判断した場合(ステップS18においてYES)、ステップS20に進み、抽出されていないと判断した場合(ステップS18においてNO)、ステップS8に戻る。
ステップS20において、判断部118は、1回目のピークから24時間経過したか否かを判断する。1回目のピークから24時間経過したと判断した場合(ステップS20においてYES)、ステップS22に進み、経過していないと判断した場合(ステップS20においてNO)、ステップS32に進む。
ステップS22において、設定制御部104は、タイマのカウントを終了する。次に、推定部120は、出力ピークが抽出された時点(以下「ピーク時点」ともいう)を特定時刻(たとえば12時)として、現在時刻を算出(推定)する(ステップS24)。より具体的には、たとえば、予めメモリ部39に記憶された特定時刻と、2つ目のピーク時点におけるタイマのカウント値と、タイマの最終カウント値とに基づいて、現在時刻を算出する。
なお、現在時刻の推定には、地域情報を考慮することが好ましい。ピーク時点の時刻は、太陽の日射時間の関係などにより、どの地域(国)でも同じとは限らない。そのため、上記特定時刻は、出荷時に、血圧計1の仕向地に応じて定めておくことが好ましい。あるいは、操作部41によりユーザが設定および変更できてもよい。
続いて、比較部122は、推定された現在時刻が、内部設定時刻(クロック43による計測時刻)と、所定時間(たとえば30分)以上ずれているか否かを判断する(ステップS26)。所定時間以上ずれていると判断した場合(ステップS26においてYES)、ステップS28に進む。所定時間以上ずれていないと判断した場合(ステップS26においてNO)、ステップS30に進む。
ステップS28において、設定処理部124は、ステップS24で算出された現在時刻に基づいて、クロック43の時刻を変更する。つまり、設定処理部124は、クロック43の計測時刻が、たとえば、算出された現在時刻になるようクロック43の設定処理を行なう。この処理が終わるとステップS30に進む。
ステップS30において、設定制御部104は、表示部40に、クロックの設定済みを表示する。
ステップS32において、設定制御部104は、表示部40に、クロックの未設定を表示する。
以上で、設定制御部104によるクロック設定処理は終了される。
このように、本実施の形態では、充電期間を利用して、クロック設定処理が自動的に行なわれる。これにより、ユーザに手間をとらせることなく、適切な時刻が設定される。
また、ステップS18において、ピークが2回測定できたとしても、すぐに現在時刻の推定を行なわず、2つ目のピークが1つ目のピークから所定時間(24時間)経過したか否かを判断することとした。日中の天気の変化により、2つ目のピークがすぐに(たとえば5時間後)抽出された場合には、計測時刻の設定を行なわない。これにより、計測時刻が不適切な時刻に設定されることを防ぐことができる。
(血圧測定処理)
図8は、本発明の実施の形態における血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。図8のフローチャートに示す処理は、予めプログラムとしてメモリ部39に格納されており、CPU100がこのプログラムを読み出して実行することにより、血圧測定処理の機能が実現される。
図8を参照して、CPU100は、電源スイッチ41Aが押下されたことを検知すると、所定の初期化処理を実行する(ステップS102)。
次に、測定スイッチ41Bが押下されたことを検知すると、CPU100の測定制御部106は、カフ20の加圧処理を実行する(ステップS104)。本実施の形態では、手動式の加圧機構を設けている。そのため、測定制御部106は、ステップS104において、発振回路35からの出力に基づきカフ圧を検出し、カフ圧が所定値(たとえば180mmHg)に達したか否かを判断する。測定制御部106は、カフ圧が所定値に達するまでの間、ユーザに対し加圧操作を促してもよい。具体的には、たとえば、表示部40に、現在のカフ圧と所定値との両方を表示して、ユーザに加圧の操作を促進すればよい。
なお、測定制御部106は、カフ圧がたとえば50mmHgに達した場合に、脈波測定を開始することとしてよい。
測定制御部106は、カフ圧が所定値に達したと判断した場合、加圧操作の終了を報知する。これにより、ゴム球30の排気口31より定量で空気が排気され、カフ圧は徐々に減圧される(ステップS106)。
なお、本実施の形態では、カフ圧が所定値に達した場合に、ユーザに対し、加圧操作を終了するよう報知することとした。しかしながら、ユーザが加圧操作の終了タイミングが把握できれば、このような処理は行なわなくてもよい。たとえば、現在のカフ圧を表示することで、ユーザに対し、加圧操作の終了タイミングを知らせることができる。
次に、測定制御部106の算出部132は、公知の手順で血圧(最高血圧、最低血圧)を算出する(ステップS108)。具体的には、カフ圧が徐々に減圧する過程において、算出部132は発振回路35から得られる発振周波数に基づき脈波情報を抽出する。そして、抽出された脈波情報により血圧を算出する。算出部132は、公知の手法により脈拍数をさらに算出してもよい。
また、測定制御部106の判定部134は、クロック43の計測時刻に基づき、現在の時間帯を判定する(ステップS110)。すなわち、判定部134は、現在時刻が、朝、午前、午後、夜および深夜のうちどの時間帯に含まれるかを判定する。
時間帯が判定されると、測定制御部106の格納処理部136は、算出された血圧と判定された時間帯とを対応付けてメモリ部39に格納する(ステップS112)。本実施の形態における測定結果の格納例を図9に示す。
図9は、本発明の実施の形態における測定結果情報のデータ構造を示す図である。
図9を参照して、メモリ部39における測定結果記録領域390には、測定値と時間帯とが対応付けられたレコードが、測定データM1〜Mm(ただし、m=1,2,3,…)として格納される。各測定データには、最高血圧を示す最高血圧データSBP、最低血圧を示す最低血圧データDBP、脈拍数を示す脈拍数データPLS、および、時間帯データTが含まれる。時間帯データTは、上記5つの時間帯のうちの判定された時間帯を識別するためのデータである。
なお、測定値と測定の際の時間帯とは、対応付けされて格納されればよく、レコードを用いた格納形式に限定されるものではない。
再び図8を参照して、測定制御部106は、算出された血圧と判定された時間帯とを表示部40に表示する(ステップS114)。
図10は、本発明の実施の形態における測定結果の表示画面の一例を示す図である。
図10を参照して、表示部40の領域401には、測定の際の時間帯情報が表示される。表示部40の領域402、403および404には、それぞれ、算出された最高血圧、最低血圧および脈拍数が表示される。
本実施の形態では、領域401には、5つの時間帯それぞれを示す文字が表示され、判定された時間帯を示す文字のみが点灯表示される。なお、時間帯情報の表示形態はこのような例に限定されるものではない。たとえば、各時間帯が記号または絵で表わされてもよい。また、時間帯ごとに表示領域を別途設けるのではなく、共通の表示領域に判定された時間帯を示す文字が表示されてもよい。
以上で、血圧測定処理は終了される。
上述のような血圧測定処理が実行される度に、メモリ部39には、図9に示したような測定データが記録される。CPU100の表示処理部108は、メモリスイッチ41Cが押下されたことを検知した場合に、記憶された測定データを1つずつ表示部40に表示する処理を行なう。その際に表示される画面も、図10と同様であってよく、測定値と、測定の際の時間帯とが関連付けられて表示される。
このように、過去の測定結果をユーザや専門医が確認する場合にも、測定値と、測定の際の時間帯とが関連付けられて表示される。本実施の形態では、自動的にクロック設定が行なわれるので、ユーザ任せのクロック設定よりも、表示される時間帯の信頼度が高くなる。
また、時刻ではなく時間帯が表示されるため、早朝/夜間高血圧の傾向を明確に判断することができる。その結果、精度の良い血圧管理が可能となる。
なお、本実施の形態では、測定データMに含まれる時間情報として時間帯データTを用いたが、結果表示の際に時間帯情報が表示されれば、時刻であってもよい。その場合、表示処理部108は、記憶された時刻を時間帯に置換し、置換した時間帯を表示部40に表示する。
上述のように、血圧計1は、太陽電池50からの電気エネルギーを蓄える充電池51を備える。そのため、従来のような電池交換の煩わしさ、および、その度に必要とされていたクロック設定の煩わしさを解消することができる。
また、従来より電波時計のような自動的にクロック設定できる装置も存在するが、電波時計は、電波が届かない場所や地域では機能しない。これに対し、本実施の形態における血圧計1は太陽電池50を利用してクロック設定するため、使用地域が限定されることなくクロック43の計測時刻の設定をすることができる。
また、充電するたびにクロック設定処理が実行されるので、時間帯の信頼性が向上する。具体的には、ユーザが長期出張などにより血圧計1を時差のある海外で使用する場合でも、充電さえすれば、血圧計1が時差分を自動的に変更(修正)する。したがって、測定結果と対応付けられて記憶される時間帯の信頼性を損なうことなく、精度の良い血圧管理が可能となる。
さらに、血圧計1の電源である太陽電池50を利用して時刻設定ができるため、別途、自動クロック設定のための装置を設ける必要がなく効率的である。
なお、上述のように、生体情報測定装置は、体組成計であってもよい。その場合、被測定者の特定情報として、所定の身体部位に配置された電極間の電位差、または、インピーダンスが検出される。検出された電位差またはインピーダンスに基づいて、公知の手法に基づき、体組成(たとえば体脂肪)が算出される。
<変形例1>
上述の実施の形態の血圧計1は、充電する度に、クロック設定を行なうものであった。したがって、どのような地域で血圧計1を使用しても、クロック43の計測時刻(内部設定時刻)を適切な時刻に設定することができた。
しかしながら、同一の地域で使用される場合などにおいては、クロック43の設定処理が行なわれた場合、メモリ部39に記憶された時間帯の信頼性は、薄いとも考えられる。そのため、メモリ部39に記憶された時間帯の信頼度を識別できるようにしてもよい。
そのような例を本実施の形態の変形例1として以下に説明する。なお、変形例1における血圧計の外観、構成および基本的な動作は、上記実施の形態と同様である。したがって、以下、実施の形態と異なる部分のみ説明する。
図11は、本発明の実施の形態の変形例1における測定結果情報のデータ構造を示す図である。
図11を参照して、メモリ部39における測定結果記録領域390#には、測定値と時間帯とが対応付けられたレコードが、測定データM#1〜M#m(ただし、m=1,2,3,…)として格納される。各測定データには、上記実施の形態で説明した最高血圧データSBP、最低血圧データDBP、脈拍数データPLSおよび時間帯データTに加え、時間帯Tの信頼度を識別するための信頼度フラグFが含まれる。信頼度フラグFは、たとえば、信頼度が高い場合に「0」、信頼度が低い場合に「1」とする。
なお、測定の際の時間帯とその信頼度とは、対応付けされて格納されればよく、このような格納形式に限定されるものではない。
変形例1における血圧測定処理は、上記実施の形態と同様であるが、図8のステップS112において血圧を記憶する際、信頼度フラグFは「0」として記憶するものとする。
変形例1における時刻設定処理も、基本的には実施の形態と同様である。
変形例1においては、設定処理部124は、図7のステップS28において、クロック43の計測時刻を変更(設定)するとともに、メモリ部39に記憶されている全ての測定データMの信頼度フラグFを「0」から「1」に書き換える。これにより、設定前に記録された過去の時間帯は、信頼度が薄いこととして記憶される。この処理が終わると、ステップS30に進む。
図12は、本発明の実施の形態の変形例1における測定結果の表示画面の一例を示す図である。図12(A)は、測定の際の時間帯の信頼度が高い場合の表示例であり、図12(B)は、測定の際の時間帯の信頼度が薄い場合の表示例である。
図12(A)を参照して、表示部40には、たとえば、信頼度が高いことを示す「◎」マーク410が時間帯情報の表示領域401の上部に表示される。つまり、表示処理部108は、測定データMの信頼度フラグFが「0」であれば、所定の表示領域に、マーク410を表示する。
図12(B)を参照して、表示部40には、たとえば、信頼度が薄いことを示す「△」マーク411が時間帯情報の表示領域401の上部に表示される。つまり、表示処理部108は、測定データMの信頼度フラグFが「1」であれば、所定の表示領域に、マーク411を表示する。
このように、変形例1によると、過去の測定結果を確認する場合に、時間帯情報とともに信頼度の情報も表示される。そのため、より適切に、早朝/夜間高血圧の発見や健康管理を行なうことが可能となる。
なお、信頼度の情報は、測定時間帯情報と関連付けられて表示されればよく、このような例に限定されるものではない。
<変形例2>
なお、上記実施の形態およびその変形例1では、充電の度に、クロック設定処理をすることとしたが、必ずしもそのようにする必要はない。たとえば、クロック設定処理を自動で行なうか否かを、ユーザが選択できてもよい。
そのような例を本実施の形態の変形例2として以下に説明する。なお、変形例2における血圧計の外観、構成および基本的な動作は、上記実施の形態と同様である。したがって、以下、実施の形態と異なる部分のみ説明する。
変形例2における血圧計1は、ユーザにより自動でクロック設定するとの指示が前もって入力されている場合にのみ、充電の際に、クロック設定処理をする。
より具体的には、メニューに自動クロック設定する/しないを選択する項目を設ける。ユーザがにより操作部41が操作されて、いずれか一方が選択されると、CPU100は、その情報をメモリ部39の所定の領域に記憶する。
図7のステップS4において充電が開始されたと判断された場合に、CPU100は、メモリ部39の所定の領域を参照する。自動クロック設定するとの情報が記憶されている場合にのみ、設定制御部104は、上記クロック設定処理を実行する。
変形例3によると、ユーザは、クロック43の計測時刻が不適切である場合にのみ自動クロック設定を選択することができる。そのため、効率的であり、かつ、時間帯の信頼性をさらに高めることができる。
<変形例3>
上記実施の形態では、血圧計1が時刻を計測するクロック43を備えており、血圧測定処理の際には、クロック43の計測時刻に基づいて、時間帯を判定した。
しかしながら、血圧計1は、必ずしもクロック43を備えていなくてもよい。血圧計1は、クロック43に代えて、計時動作をするタイマ(以下「時刻計測用タイマ」という)さえ備えていれば、適切に時間帯を判定することができる。
そのような例を本実施の形態の変形例3として以下に説明する。なお、変形例3における血圧計の外観、基本的な構成および基本的な動作は、上記実施の形態と同様である。したがって、以下、実施の形態と異なる部分のみ説明する。
変形例3における血圧計1は、クロック43に代えて時刻計測用タイマ(図示せず)を備える。
変形例3において、図7のフローチャートのステップS28の処理に代えて、次の処理が行なわれる。すなわち、推定された現在時刻が内部設定時刻と所定時間以上ずれていると判断された場合(ステップS26においてYES)、設定処理部124は、時刻計測用タイマのカウントを開始するとともに、推定された現在時刻を時刻計測用タイマの初期値として、たとえばメモリ部39の所定の領域に記憶する。これにより、時刻計測用タイマの開始時点が、推定された現在時刻と対応付けられる。
なお、ステップS26で判断される内部設定時刻は、時刻計測用タイマのカウント値と、メモリ部39に記憶されたタイマの初期値とに基づいて算出されたものとする。
血圧測定処理でも、判定部134は、時刻計測用タイマのカウント値と、メモリ部39に記憶されたタイマの初期値とに基づいて、現在の時間帯を判定することができる(図8のステップS110)。
なお、上記実施の形態の変形例1〜3は、それぞれ組み合わせることもできる。
また、本発明の生体情報測定装置が行なう、クロック設定方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、CD−ROM(Compact Disc-ROM)などの光学媒体や、メモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、フラッシュメモリなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記憶された記憶媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態における血圧計の外観を示す図である。 本発明の実施の形態における本体部を後方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における血圧計のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における血圧計の機能構成を示す機能ブロック図である。 太陽電池が受光する照度の日内変動の典型例を示すグラフである。 太陽電池の出力電圧の2つの最大点の時間関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態における血圧計のCPUが実行するクロック設定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における測定結果情報のデータ構造を示す図である。 本発明の実施の形態における測定結果の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例1における測定結果情報のデータ構造を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例1における測定結果の表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 血圧計、10 本体部、10A 表面、10B,10C 側面、10D 背面、20 カフ、21 空気袋、24,24A,24B エアチューブ、30 ゴム球、31 排気口、32 圧力センサ、35 発振回路、39 メモリ部、40 表示部、41 操作部、41A 電源スイッチ、41B 測定スイッチ、41C メモリスイッチ、42 電源部、43 クロック、50 太陽電池、51 充電池、52 切替部、100 CPU、102 電圧監視部、104 設定制御部、106 測定制御部、108 表示処理部、112 切替制御部、114 取得部、116 抽出部、118 判断部、120 推定部、122 比較部、124 設定処理部、132 算出部、134 判定部、136 格納処理部、390 測定結果記録領域。

Claims (10)

  1. 被測定者の生体情報を測定するための生体情報測定装置であって、
    前記被測定者の特性情報を検出するための検出手段と、
    太陽光を受光し、受光した光エネルギーを電気エネルギーに変換するための太陽電池と、
    計時動作を行なうための計時手段と、
    前記生体情報測定装置の制御を行なうための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記検出手段により検出された前記特性情報に基づいて、前記生体情報の測定制御を行なうための測定制御手段と、
    前記計時手段の設定制御を行なうための設定制御手段とを含み、
    前記設定制御手段は、
    前記太陽電池の出力電圧の最大点を抽出するための抽出手段と、
    抽出された最大点に対応する時刻を特定時刻として、前記計時手段の計測値の設定処理を行なうための設定処理手段とを有し、
    測定された前記生体情報を、前記計時手段の計測値に基づく、測定の際の時間情報と対応付けて記憶するための記憶手段をさらに備える、生体情報測定装置。
  2. 前記時間情報は、1日を構成する複数の時間帯のうちの1つを表わし、
    前記測定制御手段は、前記生体情報の測定の際の時間帯を判定するための判定手段とをさらに有し、
    表示手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記生体情報と前記時間帯とを関連付けて前記表示手段に表示するための処理を行なう表示処理手段とをさらに備える、請求項1に記載の生体情報測定装置。
  3. 前記時間情報は、時刻であり、
    表示手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記生体情報を前記表示手段に表示するための処理を行なう表示処理手段とをさらに備え、
    前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶された測定の際の時刻を時間帯に置換し、置換した時間帯を前記生体情報とともに表示する、請求項1に記載の生体情報測定装置。
  4. 前記抽出手段は、前記出力電圧について、2つの最大点を抽出し、
    前記設定制御手段は、
    前記最大点に対応する時刻を前記特定時刻として、現在時刻を推定するための時刻推定手段と、
    推定された現在時刻を表わす推定時刻と、前記計時手段の計測値に基づく時刻を表わす計測時刻とを比較して、前記推定時刻と前記計測時刻との差が第1所定時間以上であるか否かを判断するための比較手段とをさらに有し、
    前記設定処理手段は、前記推定時刻と前記計測時刻との差が前記第1所定時間以上であると判断された場合に、前記計測手段の計測値を前記推定時刻に基づいて設定する、請求項2または3に記載の生体情報測定装置。
  5. 前記設定制御手段は、前記抽出手段により2つの最大点が抽出された場合に、1つ目の最大点が抽出されてから第2所定時間経過したか否かを判断するための判断手段をさらに有し、
    前記時刻推定手段は、前記判断手段により前記第2所定時間経過したと判断された場合にのみ、現在時刻を推定する、請求項4に記載の生体情報測定装置。
  6. 前記記憶手段は、前記生体情報と対応付けて、前記時間情報の信頼度をさらに記憶し、
    前記設定処理手段は、前記計時手段の計測値の設定処理をした場合に、前記信頼度を更新する、請求項1〜5のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  7. 前記記憶手段は、前記生体情報と対応付けて、前記時間情報の信頼度をさらに記憶し、
    前記表示処理手段は、さらに、前記時間帯と関連付けて、前記信頼度を表示する、請求項2〜5のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  8. 前記太陽電池が出力する電気エネルギーを蓄えるための蓄電手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記蓄電手段により蓄電された電気エネルギーを電源して動作する、請求項1〜7のいずれかに記載の生体情報測定装置。
  9. 前記太陽電池からの電気エネルギーの出力先を、前記蓄電手段および前記制御手段のうちいずれか一方に切替るための切替手段をさらに備え、
    前記設定制御手段は、前記蓄電手段の充電中、定期的に前記切替手段の切替制御するための切替制御手段と、
    前記切替手段が前記制御手段を選択した場合に、前記太陽電池の出力を取得するための取得手段とをさらに有する、請求項8に記載の生体情報測定装置。
  10. 前記生体情報は、血圧を含み、
    前記被測定者の所定の身体部位に巻き付けるためのカフをさらに備え、
    前記検出手段は、前記被測定者の前記特性情報として、前記カフ内の圧力を表わすカフ圧を検出し、
    前記測定制御手段は、検出されたカフ圧に基づいて、前記被測定者の血圧を算出するための算出手段を含む、請求項1〜9のいずれかに記載の生体情報測定装置。
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