JP5092062B1 - ケーブルクランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】高いシール性を保ちながら、コネクタが設けられているケーブルを使用可能なケーブルクランプを提供する。
【解決手段】クランプ用雄ねじ部16、固定用雄ねじ部6およびフランジ部17を有するニップル11を備える。固定用雄ねじ部6に螺着される断面C字状のロックナット12と、クランプ用雄ねじ部16に螺着される締付キャップ13を備える。ケーブル3が挿入されるニップル11内のゴムブッシュ26と、ゴムブッシュ26を径方向の内側に押すクランプ構造54とを備える。ニップル11およびゴムブッシュ26は、ケーブル3の長手方向とは直交する方向に二分割可能に形成されている。締付キャップ13は、切り欠き45,46を有する断面C字状の外側キャップ本体43と内側キャップ本体44とからなる。外側キャップ本体43の切り欠き45と、内側キャップ本体44の切り欠き46とは、締付キャップ13の回転方向において互いに異なる位置に位置付けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば配電盤や中継ボックスなどのケーブル貫通部分に取付けられるケーブルクランプに関するものである。
従来、配電盤や中継ボックスの壁にケーブルを貫通させるためには、例えば特許文献1に記載されているようなケーブルクランプが使用されている。特許文献1に開示されているケーブルクランプは、ケーブルが挿通される中空部を有する筒状に形成されており、配電盤や中継ボックスの壁を貫通する状態でこの壁に固定されている。このケーブルクランプにおける配電盤や中継ボックスの外に位置する一端部は、ケーブルを保持するとともにケーブル貫通部をシールするためにクランプ構造を備えている。
ところで、従来の前記ケーブルとしては、先端部にコネクタが予め取付けられているものがある。
特公平3−28884号公報
特許文献1に記載されているケーブルクランプは、コネクタが予め取付けられているケーブルを使用することはできないという問題があった。この理由は、コネクタの幅はケーブルの外径より大きいからである。すなわち、コネクタをケーブルクランプの中空部内に挿入することができないから、従来のケーブルクランプはコネクタ付きのケーブルを使用することができなかった。
なお、このような課題を解決するにあたっては、ケーブルクランプとケーブルとの間のシール性が損なわれることがないようにしなければならない。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、高いシール性を保ちながら、コネクタが設けられているケーブルを使用可能なケーブルクランプを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係るケーブルクランプは、ケーブルを挿通可能な筒状であって両端部に雄ねじ部が形成されかつ中央部にフランジ部が形成されたニップルと、前記ケーブルを挿通可能な切り欠きを有する断面C字状に形成されかつ前記ニップルの一端側の固定用雄ねじ部に螺着されて前記フランジ部と協働して被取付部材を挟むロックナットと、前記ニップルの他端側のクランプ用雄ねじ部に螺着された締付キャップと、ケーブルを挿通可能な筒状に形成されかつ前記ニップルの中に挿入された筒状の弾性体ブッシュと、前記締付キャップが前記クランプ用雄ねじ部に締め込まれることにより前記弾性体ブッシュを径が小さくなる方向に押すクランプ構造とを備え、前記ニップルおよび前記弾性体ブッシュは、それぞれ前記ケーブルの長手方向とは直交する方向に二分割可能に形成され、前記締付キャップは、前記ケーブルを挿通可能な切り欠きを有する断面C字状に形成された外側キャップ本体と、前記ケーブルを挿通可能な切り欠きを有する断面C字状に形成されかつ前記外側キャップ本体の内部に外側キャップ本体に対して回転することがないように嵌合された内側キャップ本体とによって形成され、前記外側キャップ本体の前記切り欠きと、前記内側キャップ本体の前記切り欠きとは、前記締付キャップの回転方向において互いに異なる位置に位置付けられているものである。
本発明は、前記発明において、前記外側キャップ本体には、前記内側キャップ本体の前記切り欠きに嵌合する凸部が形成され、前記凸部には、前記内側キャップ本体と協働して前記締付キャップの雌ねじを構成する雌ねじ部が形成されていることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記弾性体ブッシュには、前記フランジ部における前記ロックナットを指向する端面に露出するOリング部が形成され、前記Oリング部は、前記ニップルの軸線方向から見て前記固定用雄ねじ部を囲むように形成されていることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記クランプ構造は、前記ニップルのクランプ用雄ねじ部から前記弾性体ブッシュと前記締付キャップとの間に位置するように前記ニップルの長手方向に突出する複数の押圧片と、これらの押圧片の先端部に接触するように前記締付キャップの内周部に形成されたテーパ面とによって形成されていることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記弾性体ブッシュの一端部には、前記ニップルのクランプ用雄ねじ部よりニップルの長手方向に突出する筒状部が形成され、前記クランプ構造は、前記弾性体ブッシュの筒状部に嵌合した緊縛用リングと、この緊縛用リングの外周部に接触するように前記締付キャップの内周部に形成されたテーパ面とによって形成され、前記緊縛用リングは、可撓性を有する材料によって形成されて周方向に並ぶ複数の押圧部と、これらの複数の押圧部からなる環体を周方向の1箇所で分断する分断部とを有し、前記押圧部は、前記ケーブルの長手方向に延びるとともに周方向の一方に向けて傾斜する第1の押圧片と、前記ケーブルの長手方向に延びるとともに周方向の他方に向けて傾斜する第2の押圧片とからなるV字状に形成されていることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記弾性体ブッシュの一端部には、前記ニップルのクランプ用雄ねじ部よりニップルの長手方向に突出する筒状部が形成され、前記クランプ構造は、前記弾性体ブッシュの筒状部に周方向へ延びるように形成された環状突起と、この環状突起の外周部に接触するように前記締付キャップの内周部に形成されたテーパ面とによって形成されていることを特徴とする。
本発明に係るケーブルクランプの弾性体ブッシュは、二分割形成された一方の半部と他方の半部の間にケーブルが挟まれる状態でケーブルに組み付けられる。ニップルは、二分割形成された一方の半部と他方の半部との間に前記弾性体ブッシュを介してケーブルが挟まれる状態でケーブルに組み付けられる。
ロックナットは、ケーブルが切り欠きを通して内部に挿入された状態でニップルの固定用雄ねじ部に締め込むことができる。
締付キャップの内側キャップ本体と外側キャップ本体とは、ケーブルが切り欠きを通して内部に挿入された状態で互いに組み合わせられる。
すなわち、本発明に係るケーブルクランプの各部材は、ケーブルの長手方向とは直交する方向からケーブルに対して着脱させることができるように形成されている。このため、このケーブルクランプは、コネクタが設けられているケーブルであっても使用することができるものとなる。
前記締付キャップの内側キャップ本体は、ニップルのクランプ用雄ねじ部にねじ込まれることによって、ケーブル側から反力を受ける。この反力は、内側キャップ本体に切り欠きの幅が拡がる方向へ作用する。しかし、内側キャップ本体は外側キャップ本体の中に嵌合しており、切り欠きの開放端となる端部が外側キャップ本体によって外側から支えられる。
このため、締付キャップをクランプ用雄ねじ部に強固にねじ込むことが可能になるから、弾性体ブッシュが二つに分割されているにもかかわらず、高いシール性が得られる。
したがって、本発明によれば、高いシール性を保ちながら、コネクタが設けられているケーブルを使用可能なケーブルクランプを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態によるケーブルクランプの斜視図で、同図(A)は被取付部材に組付けられた使用状態を示し、同図(B)は被取付部材に組付けられる以前の組立状態を示す。 被取付部材とケーブルの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるケーブルクランプの分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるケーブルクランプの断面図である。 第1のニップル半部の外側から見た状態を示す斜視図である。 第1のニップル半部に第1のゴムブッシュ半部を組付けた状態を示す斜視図である。 第1のニップル半部から第1のゴムブッシュ半部を取外した状態を示す分解斜視図である。 第2のニップル半部の外側から見た状態を示す斜視図である。 第2のニップル半部に第2のゴムブッシュ半部を組付けた状態を示す斜視図である。 第2のニップル半部から第2のゴムブッシュ半部を取外した状態を示す分解斜視図である。 ロックナットの斜視図である。 締付キャップの斜め前側から見た状態を示す分解斜視図である。 締付キャップの斜め後側から見た状態を示す分解斜視図である。 締付キャップの斜め後側から見た状態を示す斜視図である。 ニップルの組付前の状態を示す斜視図である。 ニップルとロックナットの締付け前の状態を示す斜視図である。 外側キャップ本体と内側キャップ本体の結合前の状態を示す斜視図である。 締付キャップとニップルの締付け前の状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態によるケーブルクランプの斜視図で、同図は締付キャップをニップルから取外して分解した状態で描いてある。 本発明の第2の実施の形態によるケーブルクランプの一部を示す斜視図で、同図は緊縛用リングを取外した状態で描いてある。 本発明の第3の実施の形態によるケーブルクランプの断面図で、同図は締付キャップが締め込まれる前の状態を示している。 本発明の第3の実施の形態によるケーブルクランプの断面図で、同図は締付キャップが締め込まれた状態を示している。 本発明の第3の実施の形態によるケーブルクランプに使用するゴムブッシュの側面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係るケーブルクランプの一実施の形態を図1〜図18によって詳細に説明する。
図1に示すケーブルクランプ1は、被取付部材2に取付けられており、被取付部材2を貫通するケーブル3を保持している。前記被取付部材2は、図示してはいないが、例えば配電盤や中継ボックスなどの壁である。この壁には、図2に示すように、穴4が形成されている。
前記ケーブル3は、両端部に予めコネクタ5が設けられたものである。前記コネクタ5の幅は、ケーブル3の外径より大きくなるように形成されている。このコネクタ5は、図2に示すように、前記被取付部材2の穴4に挿通できるものである。前記穴4の内径は、ケーブルクランプ1の一端部(後述する固定用雄ねじ部6)を挿通できる必要最小限の寸法に形成されている。ケーブルクランプ1は、図1および図3に示すように、前記被取付部材2に取付けられるニップル11と、このニップル11の一端部に螺着されたロックナット12と、ニップル11の他端部に螺着された締付キャップ13とを備えている。
前記ニップル11は、前記ケーブル3の長手方向とは直交する方向に二分割可能に形成されている。すなわち、ニップル11は、図3に示すように、第1のニップル半部14と第2のニップル半部15とによって構成されている。第1のニップル半部14に第2のニップル半部15が組み合わせられることによって、ケーブル3を挿通可能な筒状のニップル11が形成される。第1のニップル半部14と第2のニップル半部15は、それぞれプラスチック材料によって所定の形状に成形されている。
第1のニップル半部14に第2のニップル半部15を組み合わせてなるニップル11の長手方向の両端部には、雄ねじ部6,16が形成されている。これらの雄ねじ部6,16は、それぞれ円筒状に形成されている。また、前記ニップル11の長手方向の中央部には、前記両雄ねじ部6,16より径方向の外側に突出する円板状のフランジ部17が形成されている。このフランジ部17には、工具(図示せず)を係合させるための係合面17aが形成されている。
前記両雄ねじ部6,16のうち、ニップル11の一端側(図3においては右上側)に位置する固定用雄ねじ部6は、前記穴4に挿通され、後述するロックナット12が螺着される。
ニップル11の他端側に位置するクランプ用雄ねじ部16は、後述する締付キャップ13が螺着される。
第1のニップル半部14における固定用雄ねじ部6を構成する部分とクランプ用雄ねじ部16を構成する部分とには、図6および図7に示すように、第1、第2のニップル半部14,15どうしを組み合わせるための突条18,19が形成されている。これらの突条18,19は、第2のニップル半部15における固定用雄ねじ部6およびクランプ用雄ねじ部16を構成する部分(図9、図10参照)に形成された凹溝20,21に嵌合する。
第1のニップル半部14におけるフランジ部17を構成する部分には、図5〜図7に示すように、第1、第2のニップル半部14,15どうしを組み合わせるための円柱状の突起22が形成されている。この突起22は、第2のニップル半部15におけるフランジ部17を構成する部分(図9、図10参照)に形成された円形孔23に嵌合する。
第1のニップル半部14におけるクランプ用雄ねじ部16を構成する部分には、図6に示すように、第1のゴムブッシュ半部24が挿入されている。第2のニップル半部15におけるクランプ用雄ねじ部16を構成する部分には、図9に示すように、第2のゴムブッシュ半部25が挿入されている。
この実施の形態による前記第1、第2のゴムブッシュ半部24,25は、図7および図10に示すように、断面半円状に形成された半円筒部24a,25aと、この半円筒部24a,25aの一端に二つずつの棒状部24b,25bを介して接続されたOリング部24c,25cとをそれぞれ備えている。
前記半円筒部24a,25aと、前記棒状部24b,25bおよび前記Oリング部24c,25cとは、ゴムまたはエラストマーを材料として一体成形により一体に形成されている。この実施の形態においては、第1のゴムブッシュ半部24と第2のゴムブッシュ半部25とによって、本発明でいう「弾性体ブッシュ」が構成されている。第1のゴムブッシュ半部24と第2のゴムブッシュ半部25は、第1のニップル半部14に第2のニップル半部15を組み合わせることによって、一つのゴムブッシュ26(図3参照)を形成するものである。
この実施の形態による第2のゴムブッシュ半部25は、第1のゴムブッシュ半部24と同一のものである。すなわち、この実施の形態においては、1種類のゴムブッシュ半部を2個製造し、一方を第1のゴムブッシュ半部24として使用し、他方を第2のゴムブッシュ半部25として使用している。
前記半円筒部24a,25aは、図4に示すように、第1、第2のニップル半部14,15の凹部27,28に嵌合している。これらの凹部27,28は、第1のニップル半部14に第2のニップル半部15を組み合わせた状態で断面円形の穴となるように形成されている。すなわち、第1のニップル半部14に第2のニップル半部15が組み合わせられることによって、ニップル11の中に前記二つの半円筒部24a,25aからなるゴム製の円筒が形成される。この円筒は、前記ニップル11と前記ケーブル3との間をシールするためのものである。
前記半円筒部24a,25aの長さ(ケーブル3の長手方向の長さ)は、図4に示すように、クランプ用雄ねじ部16からフランジ部17とは反対側へ所定の長さだけ突出するように形成されている。すなわち、第1、第2のゴムブッシュ半部24,25には、クランプ用雄ねじ部16から突出する突出部29,30が設けられている。
前記第1、第2のゴムブッシュ半部24,25に設けられている前記棒状部24b,25bは、図6および図9に示すように、第1、第2のニップル半部14,15におけるフランジ部17を構成する部分の合わせ面31,32を内周側から外周側に横切るように形成されている。この棒状部24b,25bは、図7および図10に示すように、前記合わせ面31,32に形成された二つの溝33,33に挿入されている。
前記第1、第2のゴムブッシュ半部24,25に設けられている前記Oリング部24c,25cは、前記ニップル11のフランジ部17と被取付部材2との間をシールするためのものである。このOリング部24c,25cは、図7および図10に示すように、第1、第2のニップル半部14,15のフランジ部17を構成する部分に沿うように、ニップル11の軸線方向から見て半円状に形成されている。
この実施の形態によるOリング部24c,25cは、前記フランジ部17に形成された半円状の凹溝34に挿入されて保持されている。この凹溝34は、フランジ部17におけるロックナット12と対向する端面17bに前記二つの溝33,33と連通する状態で形成されている。すなわち、前記Oリング部24c,25cは、前記フランジ部17における前記ロックナット12を指向する端面17bに露出し、かつ前記ニップル11の軸線方向から見て前記固定用雄ねじ部6を囲むように形成されている。なお、Oリング部24c,25cは、前記凹溝34に挿入された状態において、前記端面17bからロックナット12側に突出するように形成されている。
第1のゴムブッシュ半部24と第2のゴムブッシュ半部25とにおける互いに対向する合わせ面35,36には、図7および図10に示すように、突条37,38が形成されている。この突条37,38は、各ゴムブッシュ半部24,25の二箇所に形成されている合わせ面のうち一方の合わせ面に形成されている。また、この突条37,38は、前記半円筒部24a,25aと、前記棒状部24b,25bと、前記Oリング部24c,25cとに、途切れることなく一連に延びるように形成されている。すなわち、第1のゴムブッシュ半部24と第2のゴムブッシュ半部25とが組み合わせられることによって、前記突条37,38が他方のゴムブッシュ半部の平坦な合わせ面35,36に相対的に高い面圧で押し付けられる。このため、これらの第1、第2のゴムブッシュ半部24,25は、第1、第2のニップル半部14,15の合わせ部分をもシールするものとなる。
第1、第2のニップル半部14,15における前記クランプ用雄ねじ部16を構成する部分の先端には、図4、図5および図8に示すように、複数の押圧片41が設けられている。これらの押圧片41は、後述する締付キャップ13と協働して前記第1、第2のゴムブッシュ半部24,25の突出部29,30を径方向の内側に押すためのものである。この実施の形態による押圧片41は、第1、第2のニップル半部14,15におけるクランプ用雄ねじ部16を構成する部分に一体成形によって一体に形成されている。
これらの押圧片41は、それぞれ細い帯板状に形成されており、前記クランプ用雄ねじ部16から前記ゴムブッシュ26と締付キャップ13との間に位置するように前記ニップル11の長手方向に突出している。また、これらの複数の押圧片41は、クランプ用雄ねじ部16の周方向に所定の間隔をおいて並べられている。
各押圧片41の先端部は、基部と較べて厚みが厚くなるように形成されている。
前記ロックナット12は、図11に示すように、切り欠き42を有する断面C字状に形成されている。このロックナット12は金属製である。このロックナット12の内周部分には、前記ニップル11の固定用雄ねじ部6が螺合する雌ねじ12aが形成されている。前記切り欠き42の幅は、前記ケーブル3を挿通可能な寸法に形成されている。
このロックナット12は、前記被取付部材2の穴4に挿通された前記固定用雄ねじ部6に螺着される。このロックナット12を固定用雄ねじ部6に締め込むことによって、ニップル11のフランジ部17とロックナット12とによって被取付部材2が挟まれ、ニップル11が被取付部材2に固定される。すなわち、ロックナット12は、前記フランジ部17と協働して被取付部材2を挟むものである。
前記締付キャップ13は、図12〜図14に示すように、二つの部材を組み合わせて形成されている。二つの部材とは、図12において左側に位置する外側キャップ本体43と、この外側キャップ本体43の内部に嵌合する内側キャップ本体44である。
外側キャップ本体43と内側キャップ本体44は、それぞれ切り欠き45,46を有する断面C字状に形成されている。前記切り欠き45,46の開口幅は、前記ケーブル3を挿通可能な寸法に形成されている。この実施の形態による外側キャップ本体43と内側キャップ本体44は、それぞれプラスチック材料によって形成されている。
外側キャップ本体43の内周部は、内側キャップ本体44の外周部が嵌合できるように形成されている。この内周部には、図13に示すように、ケーブル3の長手方向に延びる複数の凹溝47が周方向に所定間隔をおいて並ぶ状態で形成されている。また、外側キャップ本体43には、内側キャップ本体44の切り欠き46に嵌合する第1の凸部48が形成されている。この実施の形態においては、この第1の凸部48によって、請求項2記載の発明でいう「凸部」が構成されている。
第1の凸部48は、外側キャップ本体43の切り欠き45とは締付キャップ13の軸心を挟んで反対側に配置されている。すなわち、外側キャップ本体43の切り欠き45と、内側キャップ本体44の切り欠き46とは、締付キャップ13の回転方向において互いに異なる位置に位置付けられている。
前記第1の凸部48には、後述する内側キャップ本体44の雌ねじ部49に接続される雌ねじ部50が形成されている。
内側キャップ本体44の外周部には、前記凹溝47に嵌合する複数の突条51が設けられている。また、内側キャップ本体44の外周部には、外側キャップ本体43の切り欠き45に嵌合する第2の凸部52が形成されている。すなわち、内側キャップ本体44は、前記外側キャップ本体43の内部に外側キャップ本体43に対して回転することがないように嵌合される。
内側キャップ本体44の内周部には、前記ニップル11のクランプ用雄ねじ部16に螺合する雌ねじ部49が形成されている。この実施の形態による締付キャップ13の雌ねじ13a(図14参照)は、この雌ねじ部49と、前記第1の凸部48の雌ねじ部50とによって構成されている。
外側キャップ本体43に内側キャップ本体44を組み付けてなる締付キャップ13の内周部であって、ニップル11とは反対側に位置する先端部分には、図4および図14に示すように、テーパ面53が形成されている。このテーパ面53は、締付キャップ13の先端から後端(ニップル11のフランジ部17に近接する方向の一端)に向かうにしたがって次第に内径が大きくなるように形成されている。また、このテーパ面53は、前記複数の押圧片41の先端部に径方向の外側から接触するように形成されている。すなわち、締付キャップ13がニップル11のクランプ用雄ねじ部16に締め込まれることによって、前記テーパ面53が前記押圧片41を径方向の中央に向けて押圧する。
各押圧片41は、可撓性を有するプラスチック材料によって形成され、いわゆる片持ち支持によってクランプ用雄ねじ部16に支持されたものである。このため、押圧片41は、前記テーパ面53との接触により前記径方向の中央に向けて押圧されることによって、ゴムブッシュ26を径方向の外側から径が小さくなる方向に押す。
すなわち、この実施の形態によるケーブルクランプ1は、締付キャップ13がクランプ用雄ねじ部16に締め込まれることによりゴムブッシュ26を径が小さくなる方向に押すクランプ構造54(図4参照)を備えている。このクランプ構造54は、前記押圧片41と、前記テーパ面53とによって構成されたものである。
前記複数の押圧片41によって押されたゴムブッシュ26は、径が小さくなるように弾性変形し、ケーブル3に密着する。この結果、ケーブル3がゴムブッシュ26を介してニップル11に保持されるとともに、ケーブル3とニップル11との間がゴムブッシュ26によってシールされる。
前記内側キャップ本体44は、前記ニップル11のクランプ用雄ねじ部16にねじ込まれることによって、ケーブル3側から反力を受ける。この反力は、内側キャップ本体44に切り欠き46の開口幅が拡がる方向へ作用する。しかし、内側キャップ本体44は外側キャップ本体43の中に嵌合しており、切り欠き46の開放端となる端部が外側キャップ本体43によって外側から支えられる。このため、内側キャップ本体44が拡がるようなことはなく、締付キャップ13をクランプ用雄ねじ部16に強固にねじ込むことが可能になる。
次に、このように構成されたケーブルクランプ1を使用してケーブル3を被取付部材2に支持させる手順を説明する。先ず、図2に示すように、ケーブル3を被取付部材2の穴4に通す。次に、図15に示すように、被取付部材2より外側(例えば配電盤の外側)において、ニップル11の第1のニップル半部14と第2のニップル半部15とをケーブル3が挟まれるように組み合わせる。第1のニップル半部14と第2のニップル半部15は、第1のゴムブッシュ半部24と第2のゴムブッシュ半部25とが予め組み付けられているものである。
その後、第1のニップル半部14に第2のニップル半部15を組み合わせて形成されたニップル11の固定用雄ねじ部6を前記穴4に挿入し、図16に示すように、被取付部材2より内側でロックナット12にケーブル3を挿入する。この作業は、ロックナット12の切り欠き42にケーブル3を通して行う。ロックナット12を前記固定用雄ねじ部6に締め付けてニップル11を被取付部材2に固定した後、図17に示すように、被取付部材2より外側で締付キャップ13にケーブル3を挿入する。この作業は、外側キャップ本体43の切り欠き45にケーブル3を通すとともに、内側キャップ本体44の切り欠き46にケーブル3を通して行う。
次に、図18に示すように、外側キャップ本体43の中に内側キャップ本体44を嵌合させて締付キャップ13を形成する。この締付キャップ13は、ニップル11のクランプ用雄ねじ部16に向けて移動させ、クランプ用雄ねじ部16にねじ込む。このとき、ニップル11の複数の押圧片41が締付キャップ13のテーパ面53に接触する。この状態で締付キャップ13を図1に示すようにクランプ用雄ねじ部16に締め込むことによって、押圧片41がゴムブッシュ26を押し、ゴムブッシュ26がケーブル3に密着する。このように締付キャップ13がニップル11に螺着されることにより、ケーブル3がケーブルクランプ1によって被取付部材2に固定され、しかも、被取付部材2のケーブル貫通部をシールすることができる。このシールにより、前記ケーブル貫通部の防水と防塵とが図られる。この実施の形態によれば、保護等級がIP67となるような防水/防塵性能を有するケーブルクランプを提供できる。
したがって、この実施の形態によるケーブルクランプ1においては、各部材がケーブル3の長手方向とは直交する方向からケーブル3に対して着脱させることができるから、コネクタ5が設けられているケーブル3であっても使用することができる。
また、この実施の形態によれば、前記締付キャップ13の内側キャップ本体44は外側キャップ本体43の中に嵌合しているから、締付キャップ13をクランプ用雄ねじ部16に強固にねじ込むことが可能になる。このため、ゴムブッシュ26が二つに分割されているにもかかわらず、高いシール性が得られる。
したがって、この実施の形態によれば、高いシール性を保ちながら、コネクタ5が設けられているケーブル3を使用可能なケーブルクランプを提供することができる。
この実施の形態による前記外側キャップ本体43には、前記内側キャップ本体44の前記切り欠き46に嵌合する第1の凸部48が形成されている。前記第1の凸部48には、前記内側キャップ本体44と協働して前記締付キャップ13の雌ねじ13aを構成する雌ねじ部50が形成されている。
このため、外側キャップ本体43の前記雌ねじ部がニップル11のクランプ用雄ねじ部16に螺合することによって、外側キャップ本体43が内側キャップ本体44から外れることが規制される。したがって、この実施の形態によれば、締付キャップ13が外側キャップ本体43と内側キャップ本体44とに分割されて形成されているにもかかわらず、これを一つの締付キャップ13として使用することができるから、使い勝手がよいケーブルクランプを提供することができる。
この実施の形態による前記ゴムブッシュ26には、前記フランジ部17における前記ロックナット12を指向する端面に露出するOリング部24c,25cが形成されている。前記Oリング部24c,25cは、前記ニップル11の軸線方向から見て前記固定用雄ねじ部6を囲むように形成されている。
前記Oリング部24c,25cは、実質的に前記ニップル11のフランジ部17と被取付部材2との間をシールするシール部材として機能する。このため、この実施の形態によれば、シール性がより一層高いケーブルクランプを提供することができる。
この実施の形態による前記クランプ構造54は、複数の押圧片41と締付キャップ13のテーパ面53とによって形成されている。前記複数の押圧片41は、前記ニップル11のクランプ用雄ねじ部16から前記ゴムブッシュ26と前記締付キャップ13との間に位置するように前記ニップル11の長手方向に突出している。前記テーパ面53は、前記複数の押圧片41の先端部に接触するように前記締付キャップ13の内周部に形成されている。
このため、この実施の形態によれば、専らゴムブッシュ26を押圧するための部品を使用する場合と較べて部品数が少なくなるから、分解、組立が容易なケーブルクランプを提供することができる。
(第2の実施の形態)
クランプ構造は、図19および図20に示すように構成することができる。図19と図20とにおいて、前記図1〜図18によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図19および図20に示すニップル11のクランプ用雄ねじ部16は、第1の実施の形態で示した複数の押圧片41は設けられておらず、外周部に雄ねじ16aを有する円筒状に形成されている。このため、図20に示すように、ゴムブッシュ26の筒状部29,30がニップル11(クランプ用雄ねじ部16)より長手方向に突出している。
前記筒状部29,30には、緊縛用リング61が嵌合されている。この緊縛用リング61は、締付キャップ13の前記テーパ面53と協働してこの実施の形態によるクランプ構造54を構成するものである。前記テーパ面53は、緊縛用リング61の外周部に接触するように締付キャップ13の内周部に形成されている。
緊縛用リング61は、可撓性を有するプラスチック材料によって所定の形状に形成されている。
この緊縛用リング61は、周方向に並ぶ複数の押圧部62と、これらの複数の押圧部62からなる環体を周方向の1箇所で分断する分断部63(図20参照)とを有している。複数の押圧部62は、前記分断部63を除く範囲で互いに結合されている。
前記押圧部62は、前記ケーブル3の長手方向に延びるとともに周方向の一方に向けて傾斜する第1の押圧片64と、前記ケーブル3の長手方向に延びるとともに周方向の他方に向けて傾斜する第2の押圧片65とからなるV字状に形成されている。押圧部62におけるニップル11とは反対側の端部には、締付キャップ13の前記テーパ面53に接触する傾斜面61aが形成されている。
このように構成された緊縛用リング61を有するケーブルクランプ1においては、締付キャップ13がクランプ用雄ねじ部16にねじ込まれることによって、緊縛用リング61の径が小さくなり、ゴムブッシュ26がケーブル3に押し付けられて密着する。
したがって、この実施の形態によれば、締付キャップ13に加えた力を緊縛用リング61によって効率よくゴムブッシュ26に伝えることができるから、締付キャップ13を締め込む力が小さくてよいにもかかわらず高いシール性が得られるケーブルクランプを提供することができる。
(第3の実施の形態)
クランプ構造は、図21〜図23に示すように構成することができる。図21〜図23において、前記図1〜図18によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図21,22に示すニップル11のクランプ用雄ねじ部16は、第1の実施の形態で示した複数の押圧片41は設けられておらず、外周部に雄ねじ16aが形成された円筒状に形成されている。
この実施の形態によるゴムブッシュ26の前記筒状部29,30には、ケーブル3の長手方向に並ぶ二つの環状突起71,72が一体に形成されている。これらの環状突起71,72は、前記筒状部29,30の外周部に周方向へ途切れることなく一連に延びるように形成されている。これらの環状突起71,72は、締付キャップ13のテーパ面53と協働してこの実施の形態によるクランプ構造54を構成するものである。前記テーパ面53は、二つの環状突起71,72のうちゴムブッシュ26の先端側に位置する第1の環状突起71の外周部に接触するように、締付キャップ13の内周部に形成されている。
二つの環状突起71,72のうち、他方の第2の環状突起72は、ニップル11のクランプ用雄ねじ部16の先端面と対向するように形成されている。
この実施の形態によれば、締付キャップ13がニップル11のクランプ用雄ねじ部16にねじ込まれることによって、二つの環状突起71,72が前記テーパ面53とクランプ用雄ねじ部16との間に挟まれるとともに、第1の環状突起71が径方向の内側に向けて押圧される。この結果、図22に示すように、二つの環状突起71,72の間に位置する小径部73が径方向の内側に弾性変形する。このように小径部73が弾性変形することにより、ケーブル3をケーブルクランプ1によって被取付部材2に固定することができ、しかも、被取付部材2のケーブル貫通部をシールすることができる。
この実施の形態によるケーブルクランプ1は、専らゴムブッシュを押圧するための部材(第1の実施の形態で示した押圧片41や第2の実施の形態で示した緊縛用リング61)を使用する場合と較べて、構造が簡単になる。また、この実施の形態によれば、前記環状突起71の周方向の全域が締付キャップ13のテーパ面53によって直接押圧され、ゴムブッシュ26とケーブル3との接触部の面圧が周方向の全域にわたって略均等になるから、シールをより確実に行うことができるという利点もある。
この実施の形態によるゴムブッシュ26は、第1の環状突起71と第2の環状突起72とを備えている。しかし、本発明は、このような限定にとらわれることはなく、ゴムブッシュ26に第1の環状突起71のみを設けて構成することができる。
1…ケーブルクランプ、2…被取付部材、3…ケーブル、6…固定用雄ねじ部、11…ニップル、12…ロックナット、13…締付キャップ、14…第1のニップル半部、15…第2のニップル半部、16…クランプ用雄ねじ部、17…フランジ部、24…第1のゴムブッシュ半部、24c,25c…Oリング部、25…第2のゴムブッシュ半部、26…ゴムブッシュ、29,30…筒状部、41…押圧片、42,45,46…切り欠き、43…外側キャップ本体、44…内側キャップ本体、48…第1の凸部、50…雌ねじ部、53…テーパ面、54…クランプ構造、61…緊縛用リング、62…押圧部、63…分断部、64…第1の押圧片、65…第2の押圧片、71,72…環状突起。

Claims (6)

  1. ケーブルを挿通可能な筒状であって両端部に雄ねじ部が形成されかつ中央部にフランジ部が形成されたニップルと、
    前記ケーブルを挿通可能な切り欠きを有する断面C字状に形成されかつ前記ニップルの一端側の固定用雄ねじ部に螺着されて前記フランジ部と協働して被取付部材を挟むロックナットと、
    前記ニップルの他端側のクランプ用雄ねじ部に螺着された締付キャップと、
    ケーブルを挿通可能な筒状に形成されかつ前記ニップルの中に挿入された筒状の弾性体ブッシュと、
    前記締付キャップが前記クランプ用雄ねじ部に締め込まれることにより前記弾性体ブッシュを径が小さくなる方向に押すクランプ構造とを備え、
    前記ニップルおよび前記弾性体ブッシュは、それぞれ前記ケーブルの長手方向とは直交する方向に二分割可能に形成され、
    前記締付キャップは、前記ケーブルを挿通可能な切り欠きを有する断面C字状に形成された外側キャップ本体と、
    前記ケーブルを挿通可能な切り欠きを有する断面C字状に形成されかつ前記外側キャップ本体の内部に外側キャップ本体に対して回転することがないように嵌合された内側キャップ本体とによって形成され、
    前記外側キャップ本体の前記切り欠きと、前記内側キャップ本体の前記切り欠きとは、前記締付キャップの回転方向において互いに異なる位置に位置付けられていることを特徴とするケーブルクランプ。
  2. 請求項1記載のケーブルクランプにおいて、前記外側キャップ本体には、前記内側キャップ本体の前記切り欠きに嵌合する凸部が形成され、
    前記凸部には、前記内側キャップ本体と協働して前記締付キャップの雌ねじを構成する雌ねじ部が形成されていることを特徴とするケーブルクランプ。
  3. 請求項1または請求項2記載のケーブルクランプにおいて、前記弾性体ブッシュには、前記フランジ部における前記ロックナットを指向する端面に露出するOリング部が形成され、
    前記Oリング部は、前記ニップルの軸線方向から見て前記固定用雄ねじ部を囲むように形成されていることを特徴とするケーブルクランプ。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載のケーブルクランプにおいて、前記クランプ構造は、前記ニップルのクランプ用雄ねじ部から前記弾性体ブッシュと前記締付キャップとの間に位置するように前記ニップルの長手方向に突出する複数の押圧片と、
    これらの押圧片の先端部に接触するように前記締付キャップの内周部に形成されたテーパ面とによって形成されていることを特徴とするケーブルクランプ。
  5. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載のケーブルクランプにおいて、前記弾性体ブッシュの一端部には、前記ニップルのクランプ用雄ねじ部よりニップルの長手方向に突出する筒状部が形成され、
    前記クランプ構造は、前記弾性体ブッシュの筒状部に嵌合した緊縛用リングと、
    この緊縛用リングの外周部に接触するように前記締付キャップの内周部に形成されたテーパ面とによって形成され、
    前記緊縛用リングは、可撓性を有する材料によって形成されて周方向に並ぶ複数の押圧部と、これらの複数の押圧部からなる環体を周方向の1箇所で分断する分断部とを有し、
    前記押圧部は、前記ケーブルの長手方向に延びるとともに周方向の一方に向けて傾斜する第1の押圧片と、
    前記ケーブルの長手方向に延びるとともに周方向の他方に向けて傾斜する第2の押圧片とからなるV字状に形成されていることを特徴とするケーブルクランプ。
  6. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載のケーブルクランプにおいて、前記弾性体ブッシュの一端部には、前記ニップルのクランプ用雄ねじ部よりニップルの長手方向に突出する筒状部が形成され、
    前記クランプ構造は、前記弾性体ブッシュの筒状部に周方向へ延びるように形成された環状突起と、
    この環状突起の外周部に接触するように前記締付キャップの内周部に形成されたテーパ面とによって形成されていることを特徴とするケーブルクランプ。
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