JP5091944B2 - イミダゾ[1,2−b]ピリダジン、その調製方法及びGABA受容体リガンドとしてのその使用 - Google Patents

イミダゾ[1,2−b]ピリダジン、その調製方法及びGABA受容体リガンドとしてのその使用 Download PDF

Info

Publication number
JP5091944B2
JP5091944B2 JP2009502081A JP2009502081A JP5091944B2 JP 5091944 B2 JP5091944 B2 JP 5091944B2 JP 2009502081 A JP2009502081 A JP 2009502081A JP 2009502081 A JP2009502081 A JP 2009502081A JP 5091944 B2 JP5091944 B2 JP 5091944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imidazo
pyridazin
acetamide
phenyl
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009502081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009531384A (ja
Inventor
ルイス ファルコ、ホセ
パロマー、アルベルト
グリエッタ、アントニオ
Original Assignee
フエルレル インターナショナル,ソシエダッド アノニマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フエルレル インターナショナル,ソシエダッド アノニマ filed Critical フエルレル インターナショナル,ソシエダッド アノニマ
Publication of JP2009531384A publication Critical patent/JP2009531384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5091944B2 publication Critical patent/JP5091944B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • A61K31/50Pyridazines; Hydrogenated pyridazines
    • A61K31/5025Pyridazines; Hydrogenated pyridazines ortho- or peri-condensed with heterocyclic ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P21/00Drugs for disorders of the muscular or neuromuscular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P21/00Drugs for disorders of the muscular or neuromuscular system
    • A61P21/02Muscle relaxants, e.g. for tetanus or cramps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P23/00Anaesthetics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/08Antiepileptics; Anticonvulsants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/20Hypnotics; Sedatives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/22Anxiolytics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

本発明は、GABA受容体に対して親和性を有する薬剤、特にイミダゾ[1,2−b]ピリダジン化合物に関する。
GABA受容体(γ−アミノ酪酸)は、膜イオンチャネルを形成する5量体タンパク質である。GABA受容体は、鎮静、不安、筋緊張、てんかん原性活性及び記憶機能の制御に関わっている。これらの作用は、GABA受容体の特定のサブユニット、具体的にはα−サブユニット及びα−サブユニットに起因する。
鎮静は、α−サブユニットにより調節される。ゾルピデムは、α−受容体に対する高い親和性を特徴とし、その鎮静及び催眠作用はインビボではこの受容体により媒介される。同様に、ザレプロンの催眠作用もまたα−受容体により媒介される。
ジアゼパムの抗不安作用は、α−受容体を発現する神経細胞の集団におけるGABA作動性伝達の増進により媒介される。このことは、α−受容体が、不安治療のための極めて特異的な標的であることを示唆している。
α−受容体は脊髄において極めて特異的な発現を示すため、ジアゼパムにおける筋弛緩は主にα−受容体により媒介される。
ジアゼパムの抗痙攣効果は、部分的にはα−受容体に起因する。記憶妨害性の化合物のジアゼパムにおいては、前向性健忘症がα−受容体により媒介される。
GABA受容体及びそのα−サブユニット及びα−サブユニットは、H.Mohler他(J.Pharmacol.Exp.Ther.,300,2−8,2002);H.Mohler他(Curr.Opin.Pharmacol.,1,22−25,2001);U.Rudolph他(Nature,401,796−800,1999);及びD.J.Nutt他(Br.J.Psychiatry,179,390−396,2001)により広く総説されている。
ジアゼパム及び他の古典的なベンゾジアゼピンは、抗不安剤、催眠剤、抗痙攣剤及び筋弛緩剤として広範に使用されている。これらの副作用には、前向性健忘症、運動活動の減少、及びエタノール作用の増強が含まれる。
これに関連して、本発明の化合物は、睡眠障害、好ましくは不眠症、不安及びてんかんにおけるその臨床適用のためのα−GABA受容体及びα−GABA受容体のリガンドである。
不眠症は、極めて一般的な疾患である。慢性の不眠症には人口の10%が罹患しており、一過性不眠症も計算に入れると30%が罹患している。不眠症は、入眠困難又は睡眠持続困難と説明され、疲労、活力の欠如、低い集中力及びいらいらなどの翌日へ持ち越す影響を伴う。この愁訴の社会的及び健康上の影響は顕著であり、明らかな社会経済への影響をもたらす。
不眠症の処置における薬理学的療法には、最初はバルビツール酸系及び抱水クロラールが含まれていたが、これらの薬剤は多数の公知の有害作用、例えば、過量毒性、代謝誘導、及び依存性及び耐性の増大を誘発する。加えて、これらはとりわけREM睡眠段階の持続時間及び回数を減少させることにより睡眠構築に影響を及ぼす。その後、ベンゾジアゼピン系がそのより低い毒性のため治療を顕著に進歩させたが、これらは依然として、投薬中断後の依存性、筋弛緩、健忘症及び反跳性不眠といった深刻な問題を示した。
最新の公知の治療的アプローチは、ピロロ[3,4−b]ピラジン(ゾピクロン)、イミダゾ[1,2−a]ピリジン(ゾルピデム)及び、最後に、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(ザレプロン)などの非ベンゾジアゼピン催眠剤の導入である。その後、2つの新しいピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、即ちインディプロン及びオシナプロンの開発が始められ、後者はかなりの抗不安作用を有する。これらの全ての化合物は迅速に睡眠を誘発し、ベンゾジアゼピン系と比べて翌日への持ち越し作用が少なく、乱用の可能性が低く、且つ反跳性不眠の危険性が低い。これらの化合物の作用機序は、ベンゾジアゼピン結合部位への結合を介したGABA受容体のアロステリック活性化である(C.F.P.George,The Lancet,358,1623−1626,2001)。ベンゾジアゼピン系がGABA受容体結合部位において非特異的なリガンドである一方、ゾルピデム及びザレプロンはα−サブユニットに対してより高い選択性を示す。これにもかかわらず、これらの薬剤は依然として睡眠構築に影響を及ぼし、長期の治療において依存性を誘発することがある。
幾つかのN−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル−メチル−アルカンアミド及びベンズアミド基からのフェニル環が場合により置換されていてよいN−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル−メチル−ベンズアミドは、WO89/01333に開示されている。
本発明の化合物は、US4382938に記載された化合物N,N,6−トリメチル−2−p−トリルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−アセトアミドのゾルピデムと構造的に関連するが、発明の詳細な説明において示すその改善された特性のためにそれとは区別される。
最近導入された催眠剤でさえ、依然として睡眠構築に影響を及ぼし、且つ長期の治療において依存性を誘発することがあるため、不眠症の処置における新しい活性化合物についての研究は、根底にある健康の要求に応えるものである。
したがって、副作用の危険性がより低い新しい催眠剤の開発に焦点を合わせることが望まれる。
本発明は、GABAに対して、特に、そのα−サブユニット及びα−サブユニットに対して活性である新しいイミダゾ[1,2−b]ピリダジン化合物を提供する。その結果として、本発明の化合物は、GABA受容体のα−サブユニット及びα−サブユニットにより媒介される全ての疾患の治療及び予防において有用である。そのような疾患の非限定的な例は、睡眠障害、好ましくは不眠症、不安及びてんかんである。本発明の化合物の関連する適応症の非限定的な例は、睡眠の誘発、鎮静の誘発又は筋弛緩の誘発が必要とされる、不眠症又は麻酔などの全ての疾患又は状態である。
したがって、本発明は、式(I):
Figure 0005091944

[式中、R〜R及びYは以下に定義される]により表され、GABA受容体のリガンドである新規クラスの化合物並びに薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物及び立体異性体を記載する。
本発明の別の目的は、式(I)の化合物、そのある中間体、並びに中間体それ自体を調製する合成法を提供することである。治療有効量の前記化合物を投与することにより、不安、てんかん及び不眠症を含めた睡眠障害などのGABA受容体調節に関連する疾患を治療又は予防する新規方法、並びに鎮静催眠、麻酔、睡眠及び筋弛緩を誘発する方法も本発明の範囲内である。
本発明は、式(I):
Figure 0005091944

[式中、
及びRは、水素、直鎖又は分枝鎖のアルキル(C〜C)、アルケニル(C〜C)、アルキニル(C〜C)、シクロアルキル(C〜C)、ハロアルキル(C〜C)、ヒドロキシ、−O−アルキル(C〜C)、フェノキシ、−S−アルキル(C〜C)、フェニルチオ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ(C〜C)、ジアルキルアミノ(C〜C)、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、N−アルキル(C〜C)ピペラジニル、1〜5個のZ基により場合により置換されているフェニル及び1〜5個のZ基により場合により置換されているヘテロアリールからなる群から独立して選択され、R及びRは、水素、直鎖又は分枝鎖のアルキル(C〜C)、アルケニル(C〜C)、アルキニル(C〜C)、シクロアルキル(C〜C)、ヒドロキシアルキル(C〜C)、アミノ、−NH−アルキル(C〜C)、−N−ジアルキル(C〜C)、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、−N−アルキル(C〜C)ピペラジニル、−N−アシル(C〜C)ピペラジニル、1〜5個のZ基により場合により置換されているフェニル及び1〜5個のZ基により場合により置換されているヘテロアリールからなる群から独立して選択されるか、又はR及びRは共に、これらが結合する窒素原子と一緒に、1〜5個のZ基により場合により置換されている5〜6員の複素環を形成することができ、但し、R及びRは同時に水素であることはできず、
Xは、CO及びSOから選択され、
Zは、直鎖又は分枝鎖のアルキル(C〜C)、アルケニル(C〜C)、アルキニル(C〜C)、シクロアルキル(C〜C)、ハロアルキル(C〜C)、ヒドロキシ、−O−アルキル(C〜C)、フェノキシ、−S−アルキル(C〜C)、フェニルチオ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ(C〜C)及びジアルキルアミノ(C〜C)からなる群から選択される]の新規イミダゾ[1,2−b]ピリダジン化合物、並びに薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物及び立体異性体に関する。
好ましくは、Rは、メチル、塩素、メトキシ、エトキシ、フェニルチオ又は1−ピロリジニル基から選択され、Rは、フェニル基又はメチル、ハロゲン、メトキシ、ニトロ若しくはトリフルオロメチルによりパラ位で置換されたフェニル基である。
好ましくは、XはCOであり、Rは、水素、直鎖のアルキル(C〜C)、1〜5個のZ基により場合により置換されているフェニル、1〜5個のZ基により場合により置換されているヘテロアリール、アミノ、−NH−アルキル(C〜C)、−N−ジアルキル(C〜C)、1−ピロリジニル、4−モルホリニル及び1−ピペリジニルからなる群から選択され、且つRは、水素、直鎖のアルキル(C〜C)、1〜5個のZ基により場合により置換されているフェニル及び1〜5個のZ基により場合により置換されているヘテロアリールからなる群から選択されるか、又はR及びRは共に、これらが結合する窒素原子と一緒に、1〜5個のZ基により場合により置換されている5〜6員の複素環を形成することができ、且つZはメチル及びメトキシからなる群から選択される。
本明細書において使用される用語「薬学的に許容される塩」は、例えば臭化水素酸、塩酸、リン酸、硝酸、硫酸、酢酸、アジピン酸、アスパラギン酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、クエン酸、エタンスルホン酸、ギ酸、フマル酸、グルタミン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、1,5−ナフタレンジスルホン酸、シュウ酸、ピバル酸、プロピオン酸、p−トルエンスルホン酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸及び無機酸から形成される任意の塩を包含する。
好ましい式(I)の化合物には、以下のものが含まれる:
2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジエチル−アセトアミド;
2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピロリジン−1−イル−エタノン;
N,N−ジエチル−2−(6−ピロリジン−1−イル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
N,N−ジエチル−2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジブチル−アセトアミド;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジブチル−アセトアミド;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
N,N−ジエチル−2−(6−メトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−(6−メトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジエチル−アセトアミド;
2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
N,N−ジエチル−2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
N,N−ジエチル−2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジエチル−アセトアミド;
2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピロリジン−1−イル−エタノン;
2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
N,N−ジエチル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピロリジン−1−イル−エタノン;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
N,N−ジエチル−2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
N,N−ジエチル−2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
N,N−ジエチル−2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
N,N−ジエチル−2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
N,N−ジブチル−2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
酢酸 2−{[2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセチル]−プロピル−アミノ}−エチルエステル;
1−(3,5−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−エタノン;
N−シクロプロピルメチル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−プロピル−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−チアゾール−2−イル−アセトアミド;
N,N−ジイソプロピル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
N−シクロヘキシル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−フェニル−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−p−トリル−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−ピリジン−2−イル−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−ピリジン−2−イルメチル−アセトアミド;
N−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
N−シクロペンチル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
N,N−ジアリル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
N−シクロプロピル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−キノリン−2−イル−アセトアミド;
N−(5−メチル−イソオキサゾール−3−イル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
N−(4−メトキシ−フェニル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
N−(3−メチル−イソオキサゾール−5−イル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−アセトアミド;
[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−ピロリジン−1−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
[2−(4−クロロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−酢酸ヒドラジド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−モルホリン−4−イル−アセトアミド;
2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−ピペリジン−1−イル−アセトアミド;及び
(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−酢酸 N’,N’−ジメチル−ヒドラジド。
本発明の別の実施形態は、化合物(I)並びに式(II):
Figure 0005091944

[式中、
Rは、メチルであり、Rは、メチル、塩素、メトキシ、エトキシ、チオフェノキシ又は1−ピロリジニル基であり、Rは、フェニル基又はメチル、ハロゲン、メトキシ、ニトロ若しくはトリフルオロメチルによりパラ位で置換されたフェニル基である]のイミダゾ[1,2−b]ピリダジン中間体を調製する方法を提供することである。
XがCOである一般式(I)の化合物は、スキーム1に示される合成方針に従って得ることができる。
スキーム1
Figure 0005091944
慣用のカップリング条件を使用することにより、ケト酸(III)から開始してケトアミド(IV)を得ることができる。これらのケトアミド(IV)を酢酸中で臭素により反応カルボニル基のα位で臭素化して、ブロモケトアミド(V)を生成することができる。最後に、アミノピリダジン(VI)をアセトニトリル中で還流下で環化することにより、イミダゾピリダジン(I、X=CO)が得られる。他方、R及びRが場合により置換されたアミノ基である場合、得られる分子はアミドではなくヒドラジドである。その提案のためには、この合成経路を若干変更しなければならない(スキーム2)。
スキーム2
Figure 0005091944
同じケト酸(III)のフィッシャーエステル化をアルコールROHにより実施して、対応するエステル(VII)を得る。このエステルを上述のアミド(IV)と同様の条件下で臭素化して、ブロモケトエステル(VIII)を生成する。アミノピリダジン(VI)による環化により、エステル基で置換されたイミダゾピリダジン(II)が調製される。最後に、好適な溶媒中、還流下で、置換ヒドラジンを使用することによるアシル置換を行うことにより、対応するヒドラジド(I、X=CO、R又はRは場合により置換されたアミノ基である)が提供される。この反応において使用すべき好適な溶媒は、好ましくは、直鎖若しくは分枝鎖状のアルカノール(C〜C)、より好ましくはメタノール、又はこれらの混合物から選択される。
本発明の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物及び立体異性体は、ヒト又は非ヒト哺乳動物におけるGABA受容体調節に関連する疾患を治療又は予防する医薬の調製に使用できる。より具体的には、GABA受容体調節に関連する疾患は、α−GABA受容体調節及び/又はα−GABA受容体調節に関連する疾患を含む。GABA受容体調節に関連する疾患は当業者には周知である(Kaufmann W.A.他「扁桃体拡張ラットにおけるアルファ1GABA受容体サブユニットとアルファ2GABA受容体サブユニットとの区画化:ベンゾジアゼピン作用に対する影響(Compartmentation of alpha1 and alpha2 GABA receptor subunits within rat extended amygdala:implications for benzodiazepine action)」,Science 2003,964巻 91〜99頁;Mohler H.他「GABA受容体サブタイプ:新しい薬理学(GABA−receptor subtypes:a new pharmacology)」,Current Opinion in Pharmacology 2001,1巻:22〜25頁を参照のこと)。このような疾患の非限定的な列記は、不安、てんかん、不眠症を含めた睡眠障害などを含む。
本発明の別の実施形態は、ヒト又は非ヒト哺乳動物において不安を治療又は予防する医薬の調製のための、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物及び立体異性体の使用を提供することである。
本発明の別の実施形態は、てんかんの治療又は予防を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物においててんかんを治療又は予防する医薬の調製のための、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物若しくは立体異性体の使用を提供することである。
本発明の別の実施形態は、睡眠障害の治療又は予防を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物において睡眠障害を治療又は予防する医薬の調製のための、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物若しくは立体異性体の使用を提供することである。
本発明の別の実施形態は、不眠症の治療又は予防を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物における不眠症を治療又は予防する医薬の調製のための、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物若しくは立体異性体の使用を提供することである。
本発明の別の実施形態は、鎮静催眠の誘発を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物において鎮静催眠を誘発する医薬の調製のための、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物若しくは立体異性体の使用を提供することである。
本発明の別の実施形態は、麻酔の誘発を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物において麻酔を誘発する医薬の調製のための、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物若しくは立体異性体の使用を提供することである。
本発明の別の態様は、睡眠の誘発に必要な時間及びその持続時間の調節を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物において睡眠の誘発に必要な時間及びその持続時間を調節する医薬を調製するための、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物若しくは立体異性体の使用を提供することである。
本発明の別の実施形態は、筋弛緩の誘発を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物において筋弛緩を誘発する医薬の調製のための、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物若しくは立体異性体の使用を提供することである。
本発明はまた、GABA受容体調節に関連する疾患の治療又は予防を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物に治療有効量の式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物及び立体異性体を、薬学的に許容され得る希釈剤又は担体と一緒に投与することを含む、ヒト又は非ヒト哺乳動物におけるGABA受容体調節に関連する疾患を患うヒト又は非ヒト哺乳動物を治療又は予防する方法に関する。より具体的には、GABA受容体調節に関連する疾患は、α−GABA受容体調節及び/又はα−GABA受容体調節に関連する疾患を含む。このような疾患の非限定的なリストは、不安、てんかん、不眠症を含めた睡眠障害などを含む。
本明細書において使用される用語「哺乳動物」は、高等脊椎動物の哺乳綱を意味するものとする。用語「哺乳動物」はヒトを含むが、これに限定されるものではない。
本発明の別の実施形態は、式(I)の化合物又は薬学的に許容されるその塩、結晶多形、水和物、互変異性体、溶媒和物及び立体異性体を、治療的に不活性な担体と併せて含有する医薬組成物を提供することである。
この組成物には、経口投与、直腸投与及び非経口投与(皮下投与、筋肉内投与、及び静脈内投与を含める)に好適な組成物が含まれるが、最も好適な経路は、治療しようとする状態の性質及び重症度に依存する。本発明の最も好ましい経路は、経口経路である。この組成物は、好都合には単位剤形で提供することができ、且つ薬学分野において周知の任意の方法により調製できる。
活性化合物は、慣用の薬学配合技術により医薬担体と組み合わせることができる。この担体は、投与、例えば経口投与又は非経口投与(静脈内注射又は注入を含める)に望まれる製剤の形態に依存して広く多様な形態をなしてよい。経口剤形の組成物を調製するにあたり、任意の通常の医薬媒体を使用することができる。通常の医薬媒体には、例えば、経口液体製剤(例えば、懸濁剤、液剤、乳剤、及びエリキシル剤など)の場合の水、グリコール、油、アルコール、矯味剤、保存剤、着色剤など;エアロゾル;又は経口固体製剤(例えば、散剤、カプセル剤、及び錠剤など)の場合のデンプン、糖、微結晶セルロース、希釈剤、顆粒化剤、滑剤、結合剤、崩壊剤などの担体が含まれ、経口固体製剤が経口液体製剤より好ましい。
錠剤及びカプセル剤は、これらの各投与が容易であることから最も有利な経口の投与量単位形であり、この場合、固体の医薬担体を使用する。必要であれば、標準の水系又は非水系の技術により錠剤をコーティングすることができる。
使用のための好適な投与量域は、総1日用量約0.01mg〜約100.00mgであり、これは1日1回で投与され、又は必要な場合には分割用量で投与される。
本発明の化合物は、α−GABA受容体及びα−GABA受容体に対して高い親和性を有する。これらのインビトロでの結果は、鎮静催眠試験で得られたそれらのインビボでの結果と一致している。
本発明の所定の化合物は、得られた結果の通り、従来技術の化合物ゾルピデムの薬理学的活性と類似しているか、又はそれよりも大きい立証された薬理学的活性をインビトロ及びインビボの両方で有している。これらの全ての結果は、睡眠の誘発、鎮静の誘発又は筋弛緩の誘発が必要とされる不眠症又は麻酔などのα−GABA受容体及びα−GABA受容体により調節される疾患又は状態におけるそれらの使用を支持している。
本発明の化合物の薬理学的活性を以下に示す通り測定した。
a)リガンド結合アッセイ。α−GABA受容体及びα−GABA受容体に対する試験化合物の親和性の測定
実験時の体重が200〜250gの雄のSprague−Dawleyラットを使用した。断頭後、小脳(主としてα−GABA受容体を含有する組織)及び脊髄(主としてα−GABA受容体を含有する組織)を取り出した。J.Lameh他(Prog.Neuro−Psychopharmacol.Biol.Psychiatry,24,979−991,2000)及びH.Noguchi他(Eur J Pharm,434,21−28,2002)による方法を若干変更して膜を調製した。組織を秤量後、50mMのTris・HCl(pH7.4)中に、又は脊髄の場合には0.32Mのスクロース中に、1:40(v/v)で懸濁させ、ホモジナイズし、次いで7℃で10分間20000gで遠心分離した。得られたペレットを同じ条件下で再懸濁させ、再び遠心分離した。最後に、ペレットを最小容量で再懸濁し、−80℃で一晩保った。脊髄の場合、最初の遠心分離段階を若干変更した。遠心分離速度は1000gであり、小脳の場合のように上清を廃棄せず回収した。次いで、上清を20000gで遠心分離し、小脳について上述したのと同じ条件下でさらに2回再懸濁した。翌日、この工程を繰り返し、最終的なペレットを小脳の場合には1:10(v/v)の比で、脊髄の場合には1:5(v/v)の比で再懸濁した。
放射性標識フルマゼニルをリガンドとして使用して、競合試験により親和性を測定した。この試験は、S.Arbilla他(Eur.J.Pharmacol.,130,257−263,1986)、及びY.Wu他(Eur.J.Pharmacol.,278,125−132,1995)により記載されている方法に従って、96ウェルマイクロタイタープレートを使用して実施した。調査対象の受容体を含有する膜、フルマゼニル(最終濃度1nMで放射性標識)、及び段階的に濃度を上げた試験化合物(50mM[pH7.4]Tris・HCl緩衝液中で総容量230μl)をインキュベートした。同時に、膜を、放射性標識フルマゼニルのみとインキュベートし(総結合、100%)、高濃度の非放射性標識フルマゼニルの存在下でインキュベートした(放射性標識リガンドの非特異的結合の%推定)。放射性標識リガンドを添加して反応を開始し、続いて4℃で60分間インキュベートした。インキュベーション期間の最後に、200μlの反応物をマルチスクリーンプレート(Millipore)に移し、真空マニホールドを使用して濾過し、次いで冷試験緩衝液により3回洗浄した。マルチスクリーンプレートは、受容体及び受容体に結合した放射性標識リガンドを含有する膜を保持するGF/Bフィルタを備えていた。プレートを洗浄後、乾燥するまで放置した。乾燥後、シンチレーション液を添加し、撹拌しながら一晩放置した。翌日、Perkin−Elmer Microbetaシンチレーションカウンタを使用してプレートを計数した。
結果を分析するために、それぞれの濃度の試験化合物の特異的結合の割合を以下の通り算出した:
特異的結合率(%)=(X−N/T−N)×100
[式中、
Xは、それぞれの濃度の化合物についての結合したリガンドの量である。
Tは、総結合、即ち放射性標識リガンド結合最大量である。
Nは、非特異的結合、即ち使用した受容体とは無関係に非特異的に結合した放射性標識リガンドの量である]
それぞれの濃度の化合物を3重試験し、これらの平均値を使用して化合物の濃度に対する特異的結合率(%)の実験値を測定した。親和性データを10−5M及び10−7Mの濃度での阻害率(%)として表す。これらの試験の結果を表1及び表2に示す。
表1 GABA受容体のα−サブユニットに対する親和性
Figure 0005091944

Figure 0005091944
表2 GABA受容体のα−サブユニットに対する親和性
Figure 0005091944

Figure 0005091944
b)予測的鎮静催眠作用のインビボでの測定
これらの化合物のインビボでの効果を、マウスにおける予測的鎮静催眠試験(D.J.Sanger他,Eur.J.Pharmacol.,313,35〜42,1996及びG.Griebel他,Psychopharmacology,146,205〜213,1999)により評価した。
試験時の体重が22〜26gの雄のCD1マウス5〜8匹の群を使用した。試験化合物を98.0μmol/kgで腹腔内注射により投与した。化合物を、Tweenを1滴加えた0.25%寒天中に10mL/kgの容量で懸濁した。対照動物には、ビヒクルのみを与えた。Smart System(Panlab,S.L.,Spain)を使用して投薬後30分間の期間にわたり5分間隔で移動距離(cm)を各マウスについて記録する。対照動物に対する処理動物の移動距離の阻害率(最初の5分間は除いた)を算出した。また、鎮静誘発の効力をさらに識別するために幾つかの化合物をより低い用量(0.98μmol/kg)で試験した。この試験の結果を表3及び表4に示す。
表3 98.0μmol/kgでのマウスにおけるインビボでの鎮静催眠活性の測定
Figure 0005091944

Figure 0005091944
表4 0.98μmol/kgでのマウスにおけるインビボでの鎮静催眠活性の測定
Figure 0005091944
c)予測的麻酔活性のインビボでの測定
これらの化合物のインビボでの効果をマウスにおける予測麻酔試験により正向反射の消失として評価した(Kralic他,Neurophamacology,43(4),685−689 2002;Belelli他,Neuropharmacology,45,57−71,2003)。
試験時の体重が22〜26gの雄のCD1マウス5〜8匹の群を使用した。試験化合物を98.0μmol/kgで腹腔内注射により投与した。化合物を、Tweenを1滴加えた0.25%寒天中に10mL/kgの容量で懸濁させた。正向反射の消失を示した処理マウスの割合を算出した。
興味深いことに、実施例2、3及び82の化合物では、それぞれ90%、100%及び30%の動物が正向反射の消失を示した。対照的に、従来技術の化合物ゾルピデムは麻酔能がより低く、80%の動物が正向反射の消失を示すに至るには本発明の化合物よりも2倍の用量を投与することが必要であった。
d)比較アッセイ
本発明の化合物が先行技術において公知の他の化合物、具体的にはPCT出願WO89/01333に記載された化合物よりも良好であることを示すために、化合物22、26、88、95、96、97及び98についてのIC50値を算出し、前記PCT出願に記載された構造的に最も近い化合物、即ち化合物317及び318と比較した。これら全ての化合物は、3位でイミダゾ[1,2−b]ピリダジン環がアセトアミドを有する点で共通する。WO89/01333に開示された残りの化合物は、本発明の化合物とは構造的にそれほど関連していない。
IC50値を、Cheng−Prusoffの式(Cheng Y.C.及びPrusoff W.H.;Biochem.Pharmacol.22,3099−3108,1973)から推定した。
Figure 0005091944

[式中、
Kiは、上述の通り、本発明の化合物の1つずつについて測定する((a)部)。
[RL]:放射性標識リガンドの濃度(1nM)。
Kd:親和定数(小脳1.34nM/脊髄1.19nM)]
表5は、本発明の化合物について得られたIC50値を示し、PCT出願WO89/01333の化合物317及び318についてのIC50値を含める。
表5 IC50値の比較
Figure 0005091944
得られた結果から導かれる通り、本発明の化合物は、WO89/01333の化合物のIC50値よりもIC50値が低く、このことは、同じ治療効果を達成するために必要とされる本発明の化合物の用量がより低いことを意味する。
以下の非限定的な実施例により、本発明の範囲を例示する。
(実施例A)
アミド(IV)の一般的調製方法
Figure 0005091944

酸(III)(1当量)のジクロロメタン溶液に、水溶性カルボジイミド(1.5当量)のジクロロメタン溶液を添加した。この混合物を室温で30分間撹拌した。この期間後、0.5当量の4−ジメチルアミノ−ピリジンと1.5当量の対応するアミンとのジクロロメタン溶液を添加し、この混合物を6時間撹拌した。粗製物を1NのHClにより洗浄し、有機層をNaSO上で乾燥させ、濾別し、溶媒を真空下で除去し、ケトアミド(IV)を得た。
例えば、
Figure 0005091944

H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 7.80〜7.15(m,4H,Ar)、3.30(t,4H,CHN)、2.87(t,2H,CHCO)、2.47(t,2H,HCON)、1.58〜0.93(m,14H,CHCHCH)。
MS(ES)m/z=308(MH
HPLC=100%
収率=80%
(実施例B)
ブロモアミド(V、X=CO)の一般的調製方法
Figure 0005091944

(IV)(1当量)の酢酸溶液に、臭素(2.2当量)の酢酸溶液を滴加した。この混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残留物をジクロロメタン/1NのNaOH及びジクロロメタン/水により抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾別し、溶媒を真空下で除去し、こうしてブロモケトアミド(V)を得た。
例えば、
Figure 0005091944

H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 7.97〜7.23(m,4H,Ar)、5.20(t,2H,CHBr)、3.24(t,4H,CHN)、2.87(d,2H,CHCON)、1.75〜0.76(m,14H,CHCHCH)。
MS(ES)m/z=380(M)、382(M2H)
HPLC=95%
収率=34%
(実施例C)
イミダゾピリダジン(I、X=CO)の一般的調製方法
Figure 0005091944

(V)(1当量)のアセトニトリル溶液に、(VI)(1.2当量)のアセトニトリル溶液を添加した。この混合物を還流下で2時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残留物をジクロロメタン/1NのHCl及びDCM/水により抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾別し、溶媒を真空下で除去し、こうしてイミダゾピリダジン(I)を得た。
例えば、
Figure 0005091944

H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 7.30〜7.03(m,6H,Ar)、3.48(s,2H,CH)、2.32(s,3H,CH)、3.21〜0.96(m,18H,CHCHCHCH)。
MS(ES)m/z=397(MH
HPLC=89%
収率=60%
化合物1〜98をこの手順に従って調製した。
Figure 0005091944

Figure 0005091944

Figure 0005091944

Figure 0005091944

Figure 0005091944
(実施例D)
ケトエステル(VII)の一般的調製方法
Figure 0005091944

(III)(1当量)のメタノール(ROH、R=CH)溶液に、濃縮HSO(0.5当量)のメタノール溶液を滴加した。この混合物を還流下で30分間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残留物をジクロロメタン/1NのNaOH及びジクロロメタン/水により抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾別し、溶媒を真空下で除去し、こうしてケトエステル(VIII)を得た。
例えば、
Figure 0005091944

H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 7.89〜6.88(m,4H,Ar)、3.75(s,3H,OCH)、3.77(s,3H,OCH)、2.65(t,2H,CHCO)、2.25(t,2H,CHCOO)。
MS(ES)m/z=223(MH
HPLC=95%
収率=93%
(実施例E)
ブロモケトエステル(VIII)の一般的調製方法
Figure 0005091944

(VII)(1当量)の酢酸溶液に、臭素(2.2当量)の酢酸溶液を滴加した。この混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残留物をジクロロメタン/1NのNaOH及びジクロロメタン/水により抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾別し、溶媒を真空下で除去し、こうしてブロモケトエステル(VIII)を得た。
例えば、
Figure 0005091944

H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 7.98〜6.82(m,4H,Ar)、5.38(t,1H,CHBr)、3.98(s,3H,OCH)、3.54(s,3H,OCH)、2.75(t,2H,CHCOO)。
MS(ES)m/z=301(M)、303(M2H)
HPLC=95%
収率=35%
(実施例F)
イミダゾピリダジン(II)の一般的調製方法
Figure 0005091944

(VIII)(1当量)のアセトニトリル溶液に、(VI)(1.2当量)のアセトニトリル溶液を添加した。この混合物を還流下で2時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残留物をジクロロメタン/1NのHCl及びジクロロメタン/水により抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾別し、溶媒を真空下で除去し、こうしてイミダゾピリダジン(II)を得た。
例えば、
Figure 0005091944

H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 7.69〜6.79(m,6H,Ar)、3.75(s,3H,OCH)、3.67(s,3H,OCH)、3.35(s,2H,CH)、2.17(s,3H,CH)。
MS(ES)m/z=312(MH
HPLC=90%
収率=60%
(実施例G)
イミダゾピリダジン(I、X=CO、R又はRは置換アミノ基)の一般的調製方法
Figure 0005091944

(II)(1当量)のメタノール溶液に、(置換)ヒドラジン(5当量)のメタノール溶液を添加した。この混合物を還流下で24時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残留物をジクロロメタン/1NのHCl及びジクロロメタン/水により抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾別し、溶媒を真空下で除去し、こうしてイミダゾピリダジン(I)を得た。
例えば、
Figure 0005091944

H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 8.00(bs,1H,NH)、7.50〜6.93(m,6H,Ar)、3.78(s,3H,OCH)、3.96(s,3H,OCH)、3.28(s,2H,CH)、2.12(bs,2H,NH)。
MS(ES)m/z=312(MH
HPLC=93%
収率=65%
化合物99〜107をこの手順に従って調製した。
Figure 0005091944
(組成物実施例1)
5mgの錠剤
Figure 0005091944
(組成物実施例2)
10mgのカプセル
Figure 0005091944
(組成物実施例3)
経口ドロップ剤
Figure 0005091944
(組成物実施例4)
2.5mgの錠剤
Figure 0005091944
(組成物実施例5)
5mgのカプセル
Figure 0005091944
(組成物実施例6)
経口ドロップ剤
Figure 0005091944

Claims (19)

  1. 式(I)
    Figure 0005091944
    [式中、
    及びRは、水素、直鎖又は分枝鎖のアルキル(C〜C)、アルケニル(C〜C)、アルキニル(C〜C)、シクロアルキル(C〜C)、ハロアルキル(C〜C)、ヒドロキシ、−O−アルキル(C〜C)、フェノキシ、−S−アルキル(C〜C)、フェニルチオ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ(C〜C)、ジアルキルアミノ(C〜C)、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、N−アルキル(C〜C)ピペラジニル、1〜5個のZ基により場合により置換されているフェニル及び1〜5個のZ基により場合により置換されているヘテロアリールからなる群から独立して選択され、
    及びRは、水素、直鎖又は分枝鎖のアルキル(C〜C)、アルケニル(C〜C)、アルキニル(C〜C)、シクロアルキル(C〜C)、ヒドロキシアルキル(C〜C)、アミノ、−NH−アルキル(C〜C)、−N−ジアルキル(C〜C)、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、−N−アルキル(C〜C)ピペラジニル、−N−アシル(C〜C)ピペラジニル、1〜5個のZ基により場合により置換されているフェニル及び1〜5個のZ基により場合により置換されているヘテロアリールからなる群から独立して選択されるか、又はR及びRは共に、これらが結合する窒素原子と一緒に、1〜5個のZ基により場合により置換されている5〜6員の複素環を形成することができ、但し、R及びRは同時に水素であることはなく、
    Xは、CO及びSOから選択され、
    Zは、直鎖又は分枝鎖のアルキル(C〜C)、アルケニル(C〜C)、アルキニル(C〜C)、シクロアルキル(C〜C)、ハロアルキル(C〜C)、ヒドロキシ、−O−アルキル(C〜C)、フェノキシ、−S−アルキル(C〜C)、フェニルチオ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ(C〜C)及びジアルキルアミノ(C〜C)からなる群から選択される]のイミダゾ[1,2−b]ピリダジン化合物、並びに薬学的に許容されるその塩、水和物、互変異性体、溶媒和物及び立体異性体。
  2. が、メチル、塩素、メトキシ、エトキシ、フェニルチオ又は1−ピロリジニル基であり、Rが、フェニル基又はメチル、ハロゲン、メトキシ、ニトロ若しくはトリフルオロメチルによりパラ位で置換されたフェニル基である、請求項1に記載の化合物。
  3. XがCOであり、Rが、水素、直鎖のアルキル(C〜C)、1〜5個のZ基により場合により置換されているフェニル、1〜5個のZ基により場合により置換されているヘテロアリール、アミノ、−NH−アルキル(C〜C)、−N−ジアルキル(C〜C)、1−ピロリジニル、4−モルホリニル及び1−ピペリジニルからなる群から選択され、Rが、水素、直鎖のアルキル(C〜C)、1〜5個のZ基により場合により置換されているフェニル及び1〜5個のZ基により場合により置換されているヘテロアリールからなる群から選択されるか、又はR及びRが共に、これらが結合する窒素原子と一緒に、1〜5個のZ基により場合により置換されている5〜6員の複素環を形成することができ、Zがメチル及びメトキシからなる群から選択される、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. 前記化合物が、
    2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジエチル−アセトアミド;
    2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−(6−クロロ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピロリジン−1−イル−エタノン;
    N,N−ジエチル−2−(6−ピロリジン−1−イル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    N,N−ジエチル−2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジブチル−アセトアミド;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジブチル−アセトアミド;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    2−[2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
    2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
    2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
    2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−[2−(4−クロロ−フェニル)−6−エトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    N,N−ジエチル−2−(6−メトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−(6−メトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジエチル−アセトアミド;
    2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−(6−エトキシ−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    N,N−ジエチル−2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−(6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    N,N−ジエチル−2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジエチル−アセトアミド;
    2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピロリジン−1−イル−エタノン;
    2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−(6−エトキシ−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    N,N−ジエチル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピロリジン−1−イル−エタノン;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    N,N−ジエチル−2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    N,N−ジエチル−2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジエチル−アセトアミド;
    2−[6−エトキシ−2−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    2−[2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メトキシ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    N,N−ジエチル−2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    N,N−ジエチル−2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−N,N−ジプロピル−アセトアミド;
    N,N−ジブチル−2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−アセトアミド;
    2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;
    2−[6−メトキシ−2−(4−メトキシ−フェニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;
    酢酸 2−{[2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセチル]−プロピル−アミノ}−エチルエステル;
    1−(3,5−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−エタノン;
    N−シクロプロピルメチル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−プロピル−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−チアゾール−2−イル−アセトアミド;
    N,N−ジイソプロピル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    N−シクロヘキシル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−フェニル−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−p−トリル−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−ピリジン−2−イル−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−ピリジン−2−イルメチル−アセトアミド;
    N−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    N−シクロペンチル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    N,N−ジアリル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    N−シクロプロピル−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−キノリン−2−イル−アセトアミド;
    N−(5−メチル−イソオキサゾール−3−イル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    N−(4−メトキシ−フェニル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    N−(3−メチル−イソオキサゾール−5−イル)−2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−アセトアミド;
    [2−(4−フルオロ−フェニル)−6−ピロリジン−1−イル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
    [2−(4−ブロモ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
    [2−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
    [2−(4−クロロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
    [2−(4−フルオロ−フェニル)−6−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−酢酸ヒドラジド;
    (6−メチル−2−フェニル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−酢酸ヒドラジド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−モルホリン−4−イル−アセトアミド;
    2−(6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−N−ピペリジン−1−イル−アセトアミド;及び
    (6−メチル−2−p−トリル−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル)−酢酸 N’,N’−ジメチル−ヒドラジド
    からなる群から選択される、請求項1から3までのいずれか一項に記載の化合物。
  5. 中間体(V):
    Figure 0005091944
    と、置換3−アミノピリダジン(VI):
    Figure 0005091944
    [式中、R、R、R、R及びXは、請求項1から4までのいずれか一項に定義された通りである]とを反応させることを含む、請求項1に記載の式(I)の化合物を調製する方法。
  6. 中間体(II):
    Figure 0005091944
    [式中、Rは、直鎖又は分枝鎖のアルキル(C〜C)基であり、且つR及びRは、(I)に定義された通りである]と、化合物HNR[式中、R及びRは、(I)に定義された通りである]とを反応させることを含む、XがCOであるときの請求項1に記載の式(I)の化合物を調製する方法。
  7. Rがメチルである、請求項6に記載の方法。
  8. GABA受容体調節に関連する疾患の治療又は予防を必要とするヒト又は非ヒト哺乳動物においてGABA受容体調節に関連する疾患を治療又は予防する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  9. GABA受容体が、α−GABA受容体である、請求項に記載の使用。
  10. GABA受容体が、α−GABA受容体である、請求項に記載の使用。
  11. ヒト又は非ヒト哺乳動物において不安を治療又は予防する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  12. ヒト又は非ヒト哺乳動物においててんかんを治療又は予防する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  13. ヒト又は非ヒト哺乳動物において睡眠障害を治療又は予防する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  14. ヒト又は非ヒト哺乳動物において不眠症を治療又は予防する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  15. ヒト又は非ヒト哺乳動物において鎮静催眠を誘発する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  16. ヒト又は非ヒト哺乳動物において麻酔を誘発する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  17. ヒト又は非ヒト哺乳動物において睡眠の誘発に必要な時間及びその持続時間を調節する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  18. ヒト又は非ヒト哺乳動物において筋弛緩を誘発する医薬の調製のための、請求項1に記載の化合物の使用。
  19. 治療有効量の請求項1に記載の化合物を、適切な量の薬学的賦形剤又は担体と一緒に含む医薬組成物。
JP2009502081A 2006-03-29 2007-03-28 イミダゾ[1,2−b]ピリダジン、その調製方法及びGABA受容体リガンドとしてのその使用 Expired - Fee Related JP5091944B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP06111899A EP1845098A1 (en) 2006-03-29 2006-03-29 Imidazo[1,2-b]pyridazines, their processes of preparation and their use as GABA receptor ligands
EP06111899.8 2006-03-29
PCT/EP2007/052988 WO2007110437A1 (en) 2006-03-29 2007-03-28 Imidazo [1, 2-b] pyridazines, their processes of preparation and their use as gaba receptor ligands

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009531384A JP2009531384A (ja) 2009-09-03
JP5091944B2 true JP5091944B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=36323447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009502081A Expired - Fee Related JP5091944B2 (ja) 2006-03-29 2007-03-28 イミダゾ[1,2−b]ピリダジン、その調製方法及びGABA受容体リガンドとしてのその使用

Country Status (23)

Country Link
US (2) US8153789B2 (ja)
EP (2) EP1845098A1 (ja)
JP (1) JP5091944B2 (ja)
KR (1) KR20090008275A (ja)
CN (1) CN101448831B (ja)
AR (1) AR060212A1 (ja)
AT (1) ATE471325T1 (ja)
AU (1) AU2007231362B2 (ja)
BR (1) BRPI0709207A2 (ja)
CA (1) CA2647116C (ja)
CY (1) CY1111211T1 (ja)
DE (1) DE602007007203D1 (ja)
DK (1) DK2010536T3 (ja)
ES (1) ES2347182T3 (ja)
HK (1) HK1127917A1 (ja)
MX (1) MX2008012274A (ja)
NO (1) NO20084375L (ja)
PL (1) PL2010536T3 (ja)
PT (1) PT2010536E (ja)
RU (1) RU2486188C9 (ja)
SI (1) SI2010536T1 (ja)
TW (1) TWI403512B (ja)
WO (2) WO2007110437A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2555263A1 (en) * 2004-02-12 2005-09-01 Neurogen Corporation Imidazo-pyridazines, triazolo-pyridazines and related benzodiazepine receptor ligands
US8217177B2 (en) 2006-07-14 2012-07-10 Amgen Inc. Fused heterocyclic derivatives and methods of use
US8198448B2 (en) 2006-07-14 2012-06-12 Amgen Inc. Fused heterocyclic derivatives and methods of use
PE20121506A1 (es) 2006-07-14 2012-11-26 Amgen Inc Compuestos triazolopiridinas como inhibidores de c-met
FR2918061B1 (fr) * 2007-06-28 2010-10-22 Sanofi Aventis Derives de 6-cycloamino-3-(pyridin-4-yl)imidazo°1,2-b!- pyridazine,leur preparation et leur application en therapeutique.
US20100216994A1 (en) * 2007-10-30 2010-08-26 Nihon Medi-Physics Co., Ltd. Use of novel compound having affinity for amyloid, and process for production of the same
US7868001B2 (en) * 2007-11-02 2011-01-11 Hutchison Medipharma Enterprises Limited Cytokine inhibitors
US8492379B2 (en) 2007-12-21 2013-07-23 The University Of Sydney Translocator protein ligands
EP2103614A1 (en) * 2008-03-18 2009-09-23 Santhera Pharmaceuticals (Schweiz) AG Substituted imidazopyrimidine, imidazopyrazine and imidazopyridazine derivatives as melanocortin-4 receptor modulators
AU2009249186B2 (en) * 2008-05-19 2014-05-22 Sunovion Pharmaceuticals Inc. Imidazo [1, 2-a] pyridine compounds as GABA-A receptor modulators
EP2297133B1 (en) 2008-06-25 2017-09-13 Forum Pharmaceuticals Inc. 1, 2 disubstituted heterocyclic compounds
US20100267730A1 (en) * 2008-10-09 2010-10-21 Giuseppe Alvaro Novel compounds
DK2427454T3 (da) * 2009-05-07 2013-06-17 Envivo Pharmaceuticals Inc Heterocykliske phenoxymethylforbindelser
TWI617559B (zh) * 2010-12-22 2018-03-11 江蘇恆瑞醫藥股份有限公司 2-芳基咪唑并[1,2-b]嗒.2-苯基咪唑并[1,2-a]吡啶,和2-苯基咪唑并[1,2-a]吡衍生物
UA112028C2 (uk) * 2012-12-14 2016-07-11 Пфайзер Лімітед Похідні імідазопіридазину як модулятори гамка-рецептора
GB201321734D0 (en) * 2013-12-09 2014-01-22 Ucb Pharma Sa Therapeutic Agents

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2492382A1 (fr) * 1980-10-22 1982-04-23 Synthelabo Derives d'imidazo (1,2-a) pyridine, leur preparation et leur application en therapeutique
DE3542661A1 (de) * 1985-12-03 1987-06-04 Bayer Ag Imidazopyridazinalkensaeureamide, verfahren zu ihrer herstellung, zwischenprodukte zu ihrer herstellung
DE8808030U1 (de) * 1987-07-04 1988-11-03 Krones Ag Hermann Kronseder Maschinenfabrik, 8402 Neutraubling Etikettiervorrichtung für Behälter
WO1989001333A1 (en) * 1987-08-07 1989-02-23 The Australian National University IMIDAZO[1,2-b]PYRIDAZINES
CA2285264A1 (en) * 1997-04-25 1998-11-05 Michiyo Gyoten Condensed pyridazine derivatives, their production and use
US6303597B1 (en) * 1998-01-14 2001-10-16 Merck Sharp & Dohme Limited Triazolo-pyridazine derivatives as ligands for GABA receptors
WO2000023450A1 (fr) * 1998-10-21 2000-04-27 Takeda Chemical Industries, Ltd. Derives fusionnes de pyridazine, procede de preparation correspondant et utilisation de ces derives
PL355206A1 (en) * 1999-10-08 2004-04-05 Grunenthal Gmbh Bicyclic imidazo-3-yl-amine derivatives
CA2390919A1 (en) * 1999-11-11 2001-05-17 Takeda Chemical Industries, Ltd. Nose drop containing condensed pyridazine
JP2002371042A (ja) * 2001-06-12 2002-12-26 Takeda Chem Ind Ltd ジアミン化合物、その製造法および用途
BR0308243B1 (pt) * 2002-03-05 2014-08-26 Lilly Co Eli Derivados de purina como inibidores de quinase, seu uso para tratar diabetes e doença de alzheimer, para estimular deposição óssea e inibir gsk-3, bem como formulação farmacêutica compreendendo os referidos derivados
GB0210124D0 (en) * 2002-05-02 2002-06-12 Merck Sharp & Dohme Therapeutic agents
CA2509561A1 (en) * 2002-12-18 2004-07-15 Mallinckrodt Inc. Synthesis of heteroaryl acetamides
ES2222813B1 (es) * 2003-07-24 2005-12-16 Ferrer Internacional, S.A. N-(3-(3-sustituidas-pirazolo(1,5-a)pirimidin-7-il)-fenil)-sulfonamidas y composiciones y metodos relacionados.
EP1814880B1 (en) * 2004-11-11 2009-01-28 Ferrer Internacional, S.A. Imidazo[1,2-a]pyridine compounds, compositions, uses and methods related thereto
WO2006083682A2 (en) * 2005-01-28 2006-08-10 H.Lundbeck A/S Polymorphic forms of a gabaa agonist
EP1803722A1 (en) * 2006-01-03 2007-07-04 Ferrer Internacional, S.A. Imidazo[1,2-a]pyridin-3-yl-acetic acid hydrazides, processes for their preparation and pharmaceutical uses thereof
WO2008052733A1 (en) * 2006-10-30 2008-05-08 Novartis Ag Imidazopyridazines as pi3k lipid kinase inhibitors

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI0709207A2 (pt) 2011-06-28
US20090176788A1 (en) 2009-07-09
ES2347182T3 (es) 2010-10-26
HK1127917A1 (en) 2009-10-09
DE602007007203D1 (de) 2010-07-29
RU2486188C2 (ru) 2013-06-27
AU2007231362A1 (en) 2007-10-04
SI2010536T1 (sl) 2010-10-29
ATE471325T1 (de) 2010-07-15
RU2008142841A (ru) 2010-05-10
CA2647116A1 (en) 2007-10-04
EP2010536A1 (en) 2009-01-07
EP2010536B1 (en) 2010-06-16
US8153789B2 (en) 2012-04-10
WO2007110437A1 (en) 2007-10-04
NO20084375L (no) 2008-10-17
MX2008012274A (es) 2008-11-12
AU2007231362B2 (en) 2012-07-19
RU2486188C9 (ru) 2013-08-10
CY1111211T1 (el) 2015-06-11
CN101448831B (zh) 2013-05-01
PL2010536T3 (pl) 2010-11-30
KR20090008275A (ko) 2009-01-21
US20120040979A1 (en) 2012-02-16
WO2007110438A1 (en) 2007-10-04
PT2010536E (pt) 2010-09-03
TW200813062A (en) 2008-03-16
CA2647116C (en) 2013-12-31
JP2009531384A (ja) 2009-09-03
AR060212A1 (es) 2008-06-04
DK2010536T3 (da) 2010-10-04
EP1845098A1 (en) 2007-10-17
CN101448831A (zh) 2009-06-03
TWI403512B (zh) 2013-08-01
US8993562B2 (en) 2015-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5091944B2 (ja) イミダゾ[1,2−b]ピリダジン、その調製方法及びGABA受容体リガンドとしてのその使用
JP5010591B2 (ja) ハロゲン化ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、方法、gaba−a受容体リガンドとしての使用、組成物及び中間体
JP2006528608A (ja) N−[3−(3−置換ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)フェニル]−スルホンアミド、並びにそれに関連する組成物及び方法
EP2059521B1 (en) Pyrazolo[1,5-a]pyrimidines, processes, uses and compositions
AU2006334364B2 (en) Imidazo (1,2-a)pyridin-3-yl-acetic acid hydrazides, processes for their preparation and pharmaceutical uses thereof
US20070043064A1 (en) 7-Substituted 3-nitro-pyrazo[1,5-a] pyrimidines

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5091944

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees