JP5089822B2 - 極低温ケーブル用終端接続部 - Google Patents

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Description

本発明は、電力を送電するための極低温ケーブルや超電導ケーブルの端末構造に関するものであり、特にガス絶縁開閉装置(Gas Insulated Switch)などに接続させる端末構造に関するものである。
液体窒素などの極低温冷媒で冷却される超電導ケーブル、極低温ケーブルは−100℃から−200℃で運転されている。これらケーブルを用いて電力を送電するためには、室温部分にある変圧器や開閉器などの常温設備と極低温環境下のケーブルとを接続する必要があり、ケーブルの端末には終端接続部が必要となる。
この終端接続部は、一端は液体窒素等で冷却され、他端は大気中に引き出されるため、液体窒素の温度、すなわち極低温から常温までの極めて大きな温度傾斜(温度勾配)を有している。一般的な極低温ケーブル用終端接続部について図8を用いて説明する。
図8は従来の一般的な極低温ケーブル用終端接続部の一例を示す縦断面図である。同図に示すように、極低温ケーブル等の導体110が接続部120を介して引出し導体103に接続されている。引出し導体103は、液体窒素のごとき液体冷媒層105により構成される極低温部111、液体冷媒層105の上部に連なる窒素ガス等からなる冷媒ガス層104により構成される温度傾斜部112を通過し、さらにこの温度傾斜部112の上部に位置する高電圧引出部113を通って、気中部に位置する高電圧端子124に導かれる。
高電圧引出部113は、温度傾斜部112の冷媒ガス層104とフランジ106により仕切られていて、主として碍子100と、その内部に充填された絶縁油やSF(六フッ化硫黄)などの流体絶縁体102とにより構成されている。図8において符号121は外部圧力容器を、122は内部圧力容器を示している。
さて、このように極低温ケーブル用終端接続部内に配置される引出し導体103の被覆材として、通常種々の形状のストレスコーンやコンデンサーコーンが使用されている。図9に示すストレスコーンは、銅などの引出し導体103の外周に、温度傾斜部112内に位置する部分及び前記高電圧引出部113の下部に位置する部分に跨って施された、絶縁被覆103aを備えている。さらに、絶縁被覆103aの両端部近傍には電界制御用のベルマウス構造103g,103gが設けられている(特許文献1)。
さらに、引出し導体103としては、図10に示すようなコンデンサーコーンを設けた例もある。図10に示す構造において、導体103の周囲にはケーブル絶縁体103hが設けられ、さらにその周囲に補強絶縁体103i及びそのなかに埋設された金属箔103jからなるコンデンサーコーン130が設けられる(特許文献2)。
また別の従来例では、図11に示すように極低温部160aと常温部160cとの間でブッシング160の外周に真空断熱部160bを設け、真空断熱部160bは、極低温部160aをシールする極低温側フランジ162と、常温部160cをシールする常温側フランジ163との間に形成された終端接続部がある(特許文献3)。
この端末構造は、冷媒槽190内の液体窒素191に浸漬された極低温部160aと、碍子180に収納された常温部160cと、極低温部160aと常温部160cの間に形成された真空断熱部160bとを備える。ブッシング160は、ステンレスパイプの外周にFRPと箔電極とを積層した両端部がテーパー状の棒状体である。FRPと箔電極との積層はいわゆるコンデンサー方式の電界緩和手段である。
このブッシング160の外周には一対のフランジ162,163を一体化した。下方のフランジが極低温側フランジ162で、上方のフランジが常温側フランジ163である。このような常温側フランジ163で真空容器193の上端を封止し、さらに極低温側フランジ162で冷媒槽190の上端を封止することで、極低温側フランジ162と常温側フランジ163との間に形成される空間を真空断熱部とする。
ここで、常温側フランジ163を波付け加工したフレキシブル管173A,173Bを用いて可動式に構成し、ブッシング160の熱伸縮に対応して常温側フランジ163を可動とし、極低温側フランジ162に過大な応力がかかることを防止する。
さらに、フレキシブル管173Aにより、真空断熱部160bが内層部171と外層部172とに分割される。内層部171は外層部172に取り囲まれる小さな空間であり、内層部171を真空又は内部に気体を充填しても良い。気体を充填する場合には、気体の沸点を極低温部の冷媒の沸点よりも低くしておけば、気体が液化又は固化されることがなく、極低温部の冷媒を液体窒素とした場合、内層部に充填する気体はHeなどが好ましいとされている。
特開2005−033964号公報 特開2001−008356号公報 特開2002−238144号公報
従来の終端接続部は、一般に気中終端接続部と呼ばれ、大気中にある架空送電線や架空母線を繋ぐものであった。ところが近年においては、六フッ化硫黄(SF)ガスなどの絶縁性ガスが充填された単一の接地容器内に遮断器・断路器・母線電線路・避雷器・計器用変成器・作業用接地装置などを収めたガス絶縁開閉装置(GIS)に対して、超電導ケーブルを直接接続する要求が高まってきた。そのため、上述した碍子を有する超電導ケーブルの終端接続部に対しては、図12に示すように、ガス絶縁開閉装置200の遮断器部分の導体201を、ブッシング202と碍子203を付けて、気中に引きだした気中開閉設備の遮断器と気中で母線204を介して超電導ケーブルの終端接続部と接続する方法が用いられていた。この場合、高価な碍子を遮断器と超電導ケーブルそれぞれに用意する必要があり高コストとなる問題があった。
また、気中に取りだすために、碍子100,203の高さ、碍子100,203上部の高電圧電極と周辺設備の天井Tからの離隔距離dなどを考慮すると、設置される空間は広い空間が必要となってしまう。このため、変電所建屋内部での設置が困難であり最近の地下変電所に用いることができない問題もあった。
さらに、高さ制限のある室内に設置されるガス絶縁開閉装置では、超電導ケーブルの端末を横置きで接続する要求もあり、従来の終端接続部では引き出し導体は全て縦置きとなり、横置きでの接続ができないのが実状である。
また、超電導ケーブルを超電導状態にするために液体窒素で冷却するが、室温から液体窒素を導入する場合、引き出し導体を水平に引き出して終端接続部を横置きとすると、液体窒素が容器の下部からたまってゆくこととなる。容器の下部は液体窒素温度(−197°C)で冷やされるために熱収縮が起きるが、容器の上部は常温であるため、上下で熱収縮のアンバランスが起こり得る。そのために、熱収縮のアンバランスは加圧窒素ガス槽と液体窒素槽を隔離するフランジに加わり、コンデンサーコーン絶縁体に応力を加えることになり、最悪の場合、コンデンサーコーン絶縁体に機械的なクラックが入り、破損することがある。なお、この熱伸縮によるアンバランスは、専らフランジを支える周囲の容器に生じるものであり、フランジ自体は、それほど歪まない。
そして、このような熱収縮のアンバランスの発生も、終端接続部を横置きとすることを阻む要因の一つとなっている。
このため、本発明の課題は、碍子を省略しつつも、横置き可能な極低温ケーブル用終端接続部を提供することである。
以上の課題を解決するため、本発明は、ガス絶縁機器に接続される極低温ケーブル用終端接続部において、
一端部が前記ガス絶縁機器に接続可能に構成され、他端部が極低温ケーブルに接続された引き出し導体と、
前記引き出し導体の一端部を外部に突出させた状態で、当該引き出し導体と前記極低温ケーブルとを収容し、支持すると共に液体窒素が充填される液体窒素槽と、
前記引き出し導体の外周を覆うコンデンサーコーン又はストレスコーンを有するブッシングとを備え、
前記ブッシングのうち、前記液体窒素槽側の端部を極低温部、前記ガス絶縁機器側の端部を常温部とすると、前記極低温部と前記常温部との間における外周囲には、隣接する液体窒素槽により液化を生じない加圧ガスが充填され、当該液体窒素槽と遮断された加圧ガス槽が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、極低温部と常温部との間、つまりコンデンサーコーン又はストレスコーンの接地電位となる直線部分の外周囲に加圧ガス槽が設けられているので、液体窒素槽から外部、又は外部からの液体窒素槽へのリークを抑制することができる。引き出し導体の一端部には碍子のない状態でガス絶縁機器が接続される。これらのことにより、碍子を省略しつつも、横置き可能な極低温ケーブル用終端接続部を提供することができる。
なお、この加圧ガス槽内は、隣接する液体窒素槽により液化を生じないガス、例えば、窒素、ネオン、ヘリウムなどを用いることができる。
また、本発明に係る極低温ケーブル用終端接続部は、設置状態において、液体窒素槽を、引き出し導体と極低温ケーブルとを水平に沿う状態で収容し、支持する横置き型とすることが好ましい。
なお、ここでいう「水平」とは、完全な水平のみならず、略水平、即ち、水平から±5度程度の角度を有する場合を含む意味である。
このように構成した場合、外部に突出した引き出し導体の一端部も略水平に沿うことになるため、横置きした状態でガス絶縁機器に接続することができる。そして、横置きが可能であれば、地下変電所などのように高さ空間の制限がある部分でも極低温ケーブル用終端接続部を設置することが可能となる。
また、本発明に係る極低温ケーブル用終端接続部は、
前記加圧ガス槽は、前記極低温部をシールする極低温側フランジと、前記常温部をシールする常温部側フランジとの間に形成されていることが好ましい。
このように構成した場合、極低温側フランジと常温部側フランジとで加圧ガス槽の気密性を確保することができる。
また、本発明に係る極低温ケーブル用終端接続部は、前記ブッシングを包む断熱材を備えていることが好ましい。
このように構成した場合、断熱材によって加圧ガス槽内の窒素ガスの対流を防止することができ、熱侵入を小さくすることができる。さらに、加圧ガス槽内の加圧ガスが直接ブッシングに触れることを断熱材が防止するので、液体窒素槽内の液化ガスと同じ種類のガスを加圧窒素ガスに用いたとしても、液化することがなく、熱侵入を小さくすることができる。
また、本発明に係る極低温ケーブル用終端接続部は、前記加圧ガス槽内の圧力が、前記液体窒素槽内の圧力及び前記ガス絶縁機器内の圧力の間の値に設定されていることが好ましい。なお、加圧窒素ガス槽内の圧力は、液体窒素槽内の圧力及びガス絶縁機器内の圧力の平均値であると、より望ましい。
このように構成した場合、液体窒素槽、ガス絶縁機器及び加圧ガス槽の圧力差を小さくすることができ、極低温側フランジと常温部側フランジとに加わる力を小さくすることができる。これにより、各フランジを薄くすることができ、低コスト化、軽量化を図ることができる。また、液体窒素槽、ガス絶縁機器及び加圧ガス槽の圧力差が小さければ、液体窒素槽、加圧ガス槽、ガス絶縁機器の相互間のリークをより防止することができる。
また、本発明に係る極低温ケーブル用終端接続部は、前記液体窒素槽と前記加圧窒素ガス槽との隔壁に前記引き出し導体及びブッシングを囲繞する伸縮可能なベローズ構造を設け、液体窒素槽が、ベローズ構造を介して前記引き出し導体及びブッシングを支持する構成とすることがより望ましい。
また、ベローズ構造は引き出し導体の長手方向又は引き出し導体を中心とする円の半径方向に沿って伸縮可能としても良いし、これら双方の方向に沿って伸縮可能としても良い。
液体窒素槽と加圧窒素ガス槽との隔壁に引き出し導体及びブッシングを囲繞すると共に引き出し導体の長手方向若しくは引き出し導体を中心とする円の半径方向又は引き出し導体の長手方向と引き出し導体を中心とする円の半径方向の双方に沿って伸縮可能なベローズ構造を設け、このベローズ構造を介して引き出し導体を支持することにより、液体窒素導入における冷却過程での液体窒素槽の熱収縮のアンバランスを吸収することにより、引き出し導体及びブッシングを支持する隔壁に応力が加わらず、ブッシングの絶縁体を健全に維持することができる。特に、加圧窒素ガス槽と液体窒素槽の圧力をほぼ等しくした場合には、加圧窒素ガス槽と液体窒素槽との圧力差による伸縮を回避してより好適に引き出し導体及びブッシングを支持することが可能となる。
本発明によれば、碍子を省略しつつも、横置き可能な極低温ケーブル用終端接続部が提供される。
本発明の実施形態に係る極低温ケーブル用終端接続部の要部を示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係るブッシングの拡大縦断面図である。 図1に示す極低温ケーブルの終端接続部をガス絶縁開閉装置に接続した例を示すその主要部を断面で示した説明図である。 図1に示す極低温ケーブルの終端接続部にストレスコーンを有するブッシングを適用した例を示すその主要部を断面で示した説明図である。 図1に示す極低温ケーブルの内部圧力容器の隔壁にベローズ構造を形成した例を示すその主要部を断面で示した説明図である。 図1に示す極低温ケーブルの内部圧力容器の隔壁にベローズ構造を形成した他の例を示すその主要部を断面で示した説明図である。 図1に示す極低温ケーブルの内部圧力容器の隔壁にベローズ構造を形成したさらに他の例を示すその主要部を断面で示した説明図である。 従来技術に係る極低温ケーブルの終端接続部の要部を示す縦断面図である。 従来技術に係るストレスコーンの拡大縦断面図である。 従来技術に係るコンデンサーコーンの拡大縦断面図である。 従来技術に係る極低温ケーブルの終端接続部の要部を示す縦断面図である。 図8に示す従来の極低温ケーブルの終端接続部をガス絶縁開閉装置に接続した例を示すその主要部を断面で示した説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る極低温ケーブル用終端接続部の要部縦断面図であり、図2は同実施形態におけるブッシングの拡大縦断面図である。
図1に示すように、極低温ケーブル用終端接続部1には、極低温ケーブル3、引き出し導体4、液体窒素槽5等が備えられている。
液体窒素槽5は、内部を液体窒素が充填される内部圧力容器51と、内部圧力容器51を覆う外部圧力室52とを備えている。この液体窒素槽5は、引き出し導体4の一端部を外部に突出させた状態で、極低温ケーブル3と引き出し導体4とを収容している。収容時においては、液体窒素槽5は、極低温ケーブル3と引き出し導体4とを略水平に沿うように支持している。
ここで、内部圧力容器51の内部には、液体窒素が充填されるが、その液面状態は、気体層が形成されないようにすることが望ましい。液体に比べ、気体は絶縁性が弱いため、気体層の存在が絶縁性の低下の原因となるからである。
極低温ケーブル3は、その先端部が液体窒素槽5内の液体窒素に進入していて、例えばフレキシブル接続子のごとき接続端子20によって、引き出し導体4の他端部に接続されている。引き出し導体4の一端部は、液体窒素槽5から突出して、先端に高電圧端子21を備えている。当該高電圧端子21は、図示しないガス絶縁機器内に収容されて、SF等の絶縁ガス中で、当該ガス絶縁機器の電極に接続される。引き出し導体4は、図中左側に向かって極低温部6、温度傾斜部7、高電圧引出部8に連なっている。
引き出し導体4は、大気中に突出する部分が常温であり、液体窒素槽5の液体窒素内に位置する部分が極低温であり、その間が極低温部6内に位置する部分、温度傾斜部7内に位置する部分及び高電圧引出部8内に位置する部分に跨っている。引き出し導体4には、ブッシング9が取り付けられている。このブッシング9について図2の縦断面図を用いて詳細に説明する。
ブッシング9は、コンデンサーコーン91、中空パイプ41及びフランジ42等を備えている。具体的に説明すると、銅及びアルミなどの良導体からなる引き出し導体4の外周には間隙αを設けてステンレス製の中空パイプ41が同軸配置されている。中空パイプ41の先端は引き出し導体4に、フランジ42を用いて支持されている。フランジ42は中空パイプ41の外径とほぼ同径の環状フランジに形成され、その中央部を貫通する引き出し導体4の外周に固定されている。中空パイプ41の先端には同じく環状の端板43が一体に形成され、この端板43の中央部に引き出し導体4が気密に貫通する孔43aが形成されている。そして、端板43がフランジ42に取り付けられることで、中空パイプ41が引き出し導体4に位置決め状態で支持されている。
なお、中空パイプ41としては金属である必要もなく、FRP(Fiber Reinforced Plastics)などの樹脂製のパイプを用いることも可能であり、その場合常温からの熱侵入量を低減できるメリットがある。引き出し導体4と中空パイプ41との間隙αとしては、引き出し導体4の外径と中空パイプ41の内径との差として、液体冷媒が侵入しやすい間隔となるように10mm以上とすることが好ましい。
この中空パイプ41の外周には、FRPを主なる絶縁材料としたコンデンサーコーン91が形成されている。コンデンサーコーン91は、一定の幅のコンデンサ電極を形成する金属箔92が、紡錘状のコーン部9a、9cに、互いに並行にほぼ一定の間隔で階段的かつ同心状となるように絶縁体93中に埋め込まれている。
絶縁体93としては、エポキシ樹脂、EPR(エチレンプロピレンゴム)、ゴム、FRPなどが用いられている。また金属箔92は、アルミ箔等からなり、コンデンサーコーン91では高圧側から低圧側に向かってそれぞれ等しい容量のコンデンサーが直列接続された形になるために、コーン部の界面に沿う電界はほぼ均一に整えられる。さらに、コンデンサーコーン91の最外層になる金属箔92に図示しないアース線を取り付けて、接地することで、引き出し導体4の最外径を有する円柱部分9bの表面電界は接地電位とすることができる。
ここで、ブッシング9のうち、液体窒素槽5側の端部を極低温部、ガス絶縁機器側の端部を常温部とすると、円柱部分9bにおける極低温部側の端部には極低温部をシールする極低温側フランジ95が設けられていて、円柱部分9bにおける常温部側の端部には常温部をシールする常温部側フランジ96が設けられている。この円柱部分9bにおける極低温側フランジ95と常温部側フランジ96との間が、加圧窒素ガスが充填された加圧ガス槽としての加圧窒素ガス槽97となる。つまり、極低温側フランジ95は、極低温部と加圧窒素ガス槽97とを遮断するものであり、常温部側フランジ96は、常温部と加圧窒素ガス槽97とを遮断するものである。なお、ここでの「加圧」とは、大気圧を基準としてそれよりも圧力を高くするという意味である。
加圧窒素ガス槽97には、ブッシング9を包むように断熱材(図示省略)が設けられている。断熱材の施工方法としては、内部で発泡する樹脂を断熱材として加圧窒素ガス槽97に入れて発泡させて充填させる方法、断熱材として発泡材をブッシング9に巻き付ける方法、粒状の断熱材を加圧窒素ガス槽97とブッシング9との間の空間に充填させる方法、断熱材として熱伝導率が低い樹脂製シート又は断熱シートを、加圧窒素ガス槽97の内径と同等になるまでブッシング9に巻き付け積層させる方法等があげられる。
また、加圧窒素ガス槽97内の圧力は、液体窒素槽5内の圧力及びガス絶縁機器内の圧力の間の値に設定されている。そして、加圧窒素ガス槽97、液体窒素槽5及びガス絶縁機器の内部の圧力は、5〜10気圧の範囲内に収められている。
なお、この加圧窒素ガス槽97内は、窒素ガスに限らず、隣接する液体窒素槽5により液化を生じないガス、例えば、ネオン、ヘリウムなどであっても良い。
図3は、六フッ化硫黄(SF)ガスなどの絶縁性ガスを充填した単一の接地容器内に遮断器、断路器、母線電線路、避雷器、計器用変成器、作業用接地装置などを収めたガス絶縁開閉装置(GIS)300に対して、上述の極低温ケーブル用終端接続部1を接続した場合の例を示す要部を断面で示した説明図ある。
ガス絶縁開閉装置300からは、水平方向に沿って極低温ケーブル用終端接続部1に向かって絶縁性ガスを充填した配管301が延びて、常温部側フランジ96を介して液体窒素槽5と接続されている。そして、極低温ケーブル用終端接続部1の液体窒素槽50から引き出された引き出し導体4,ブッシング9及び高電圧端子21は、配管301の内側を通ってガス絶縁開閉装置300側に伸びている。
また、ガス絶縁開閉装置300の接続端子302からは、導体303が配管301内を通って、極低温ケーブル用終端接続部1側の高電圧端子21に接続される。なお、符号304は、配管301内の絶縁性ガスを封止する隔壁である。
このように、極低温ケーブル用終端接続部1は、横置き型としたことにより、ガス絶縁開閉装置300と接続する場合に、極低温ケーブル用終端接続部1とガス絶縁開閉装置300のそれぞれに垂直上下方向に延びる導体や碍子を設ける必要がなく、低コストの雪像を実現することが可能となる。
また、極低温ケーブル用終端接続部1とガス絶縁開閉装置300のそれぞれに垂直上下方向に延びる導体や碍子が存在しないので、変電所建屋等の設置場所の天井を高くする必要がなく、極低温ケーブル用終端接続部1とガス絶縁開閉装置300の接続を図るための制約がなくなり、高さ空間の制限がある場所でも、容易且つ低コストでの設置が可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、引き出し導体4及び極低温ケーブル3が液体窒素槽5によって略水平に沿うように支持されているので、外部に突出した引き出し導体4の一端部も略水平に沿うことになる。また、極低温部と常温部との間、つまりコンデンサーコーン91の接地電位となる直線部分(円柱部分9b)の外周囲に加圧窒素ガス槽97が設けられているので、液体窒素槽5から外部、又は外部から液体窒素槽5へのリークを抑制することができる。したがって、横置きした状態でガス絶縁機器に接続することができる。そして、引き出し導体4の一端部には碍子のない状態でガス絶縁機器が接続される。これらのことにより、碍子を省略しつつも、横置き可能な極低温ケーブル用終端接続部1を提供することができる。
また、極低温側フランジ95と常温部側フランジ96との間に加圧窒素ガス槽97が形成されているので、極低温側フランジ95と常温部側フランジ96とで加圧窒素ガス槽97の気密性を確保することができる。
また、断熱材がブッシング9を包んでいるので、この断熱材によって加圧窒素ガス槽97内の窒素ガスの対流を防止することができ、熱侵入を小さくすることができる。さらに、加圧窒素ガス槽97内の窒素ガスが直接ブッシング9に触れることを断熱材が防止するので、液体窒素槽5内の液化ガスと同じ種類のガスを加圧窒素ガスに用いたとしても、液化することがなく、熱侵入を小さくすることができる。
さらに、加圧窒素ガス槽97内の圧力が、液体窒素槽5内の圧力及びガス絶縁機器内の圧力の間の値に設定されているので、液体窒素槽5、ガス絶縁機器及び加圧窒素ガス槽97の圧力差を小さくすることができ、極低温側フランジ95と常温部側フランジ96とに加わる力を小さくすることができる。これにより、各フランジ95,96を薄くすることができ、低コスト化、軽量化を図ることができる。また、液体窒素槽5、ガス絶縁機器及び加圧窒素ガス槽97の圧力差が小さければ、液体窒素槽5、加圧窒素ガス槽97及びガス絶縁機器の相互間のリークをより防止することができる。
なお、上記極低温ケーブル用終端接続部1のブッシングがコンデンサーコーンを備える場合を例示したが、ブッシングはこれに限らず、例えば、図4に示すような、ストレスコーン400を備えるブッシングを引き出し導体4に取り付けても良い。
このストレスコーン400は、液体窒素槽5の内側の極低温部6から温度傾斜部7を経て高電圧引出部8まで跨がるように引出し導体4の外周面上に形成されたエポキシ樹脂製の絶縁被覆であり、その両端には電界制御部材としてのベルマウス構造401が形成されている。なお、この電界制御部材としてはベルマウス構造401に限らず、通常使用されている種々の形状のストレスコーンが使用できる。
また、このストレスコーン400は、長手方向中間部において、フランジ部402,403が形成されており、このストレスコーン400を介して引き出し導体4が液体窒素槽5に支持されるようになっている。
また、一方のフランジ部403は温度傾斜部7と高電圧引き出し部8の隔壁に取り付けられ、当該隔壁を密閉し、もう一方のフランジ部402は極低温部6と温度傾斜部7の隔壁に取り付けられ、当該隔壁を密閉している。
また、ここで使用される引き出し導体4は、接続端子20側の外径が高電圧端子21側の端部に比べて小さく設定されており、液体窒素槽5側への熱侵入を抑制する構造となっている。
このようなストレスコーン400を備えるブッシングを使用する場合でも、前述したコンデンサコーン91を備えるブッシング9とほぼ同様の機能を実現することが可能である。
また、図5に示すように、極低温ケーブル用終端接続部1は、極低温部6と温度傾斜部7の隔壁に、引き出し導体4及びブッシング9を囲繞すると共に引き出し導体4の長手方向に伸縮可能なベローズ構造30を設け、液体窒素槽5の内部圧力容器51が、ベローズ構造30を介して引き出し導体4及びブッシング9を支持する構造としても良い。
このベローズ構造30は、筒状の蛇腹であることから、液体窒素槽5に液体窒素を導入する場合において、冷却過程での液体窒素槽5の内部圧力容器51の上部と下部との熱収縮のアンバランスを吸収することにより、引き出し導体4及びブッシング9を支持する隔壁及びフランジ95に応力が加わらず、ブッシング9の絶縁体93が応力で破壊されることを回避し、当該ブッシング9を健全に維持することができる。
この場合、極低温部6の内部圧力と温度傾斜部7の内部圧力とがほぼ等しくなるように調節することで、極低温部6と温度傾斜部7との圧力差によるベローズ構造30の伸縮を回避してより好適に引き出し導体4及びブッシング9を支持することが可能となる。
また、上記ベローズ構造30に替えて、図6に示すように、極低温部6と温度傾斜部7の隔壁に引き出し導体4を中心とする円の半径方向に沿って伸縮可能とするベローズ構造30Aを設けても良い。
さらに、上記ベローズ構造30に替えて、図7に示すように、極低温部6と温度傾斜部7の隔壁に、円錐面形状に形成し、引き出し導体4の長手方向と当該引き出し導体4を中心とする円の半径方向の双方に沿って伸縮可能とするベローズ構造30Bを設けても良い。
これらのベローズ構造30A,30Bも上記のベローズ構造30と同様の効果をもたらすことができる。
電力を送電するための極低温ケーブルや超電導ケーブルをガス絶縁開閉装置に接続する終端接続部の分野において利用可能性がある。
1 極低温ケーブル用終端接続部
3 極低温ケーブル
4 引き出し導体
5 液体窒素槽
6 極低温部
7 温度傾斜部
8 高電圧引出部
9 ブッシング
9a コーン部
9b 円柱部分
9c コーン部
20 接続端子
21 電極
30,30A,30B ベローズ構造
41 中空パイプ
42 フランジ
43 端板
43a 孔
51 内部圧力容器
52 外部圧力室
91 コンデンサーコーン
92 金属箔
93 絶縁体
95 極低温側フランジ
96 常温部側フランジ
97 加圧窒素ガス槽(加圧ガス槽)
α 間隙

Claims (7)

  1. ガス絶縁機器に接続される極低温ケーブル用終端接続部において、
    一端部が前記ガス絶縁機器に接続可能に構成され、他端部が極低温ケーブルに接続された引き出し導体と、
    前記引き出し導体の一端部を外部に突出させた状態で、当該引き出し導体と前記極低温ケーブルとを収容し、支持すると共に液体窒素が充填される液体窒素槽と、
    前記引き出し導体の外周を覆うコンデンサーコーン又はストレスコーンを有するブッシングとを備え、
    前記ブッシングのうち、前記液体窒素槽側の端部を極低温部、前記ガス絶縁機器側の端部を常温部とすると、前記極低温部と前記常温部との間における外周囲には、隣接する液体窒素槽により液化を生じない加圧ガスが充填され、当該液体窒素槽と遮断された加圧ガス槽が設けられ
    設置状態において、前記液体窒素槽が、前記引き出し導体と前記極低温ケーブルとを水平に沿う状態で収容し、支持する横置き型であることを特徴とする極低温ケーブル用終端接続部。
  2. 前記加圧ガス槽内の圧力が、前記液体窒素槽内の圧力及び前記ガス絶縁機器内の圧力の間の値に設定されていることを特徴とする請求項1記載の極低温ケーブル用終端接続部。
  3. 前記加圧ガス槽は、前記極低温部をシールする極低温側フランジと、前記常温部をシールする常温部側フランジとの間に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の極低温ケーブル用終端接続部。
  4. 前記ブッシングを包む断熱材を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の極低温ケーブル用終端接続部。
  5. 前記液体窒素槽と前記加圧窒素ガス槽との隔壁に前記引き出し導体及びブッシングを囲繞する伸縮可能なベローズ構造を設け、
    前記液体窒素槽が、前記ベローズ構造を介して前記引き出し導体及びブッシングを支持することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の極低温ケーブル用終端接続部。
  6. 前記ベローズ構造は、前記引き出し導体の長手方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項5に記載の極低温ケーブル用終端接続部。
  7. 前記ベローズ構造は、前記引き出し導体を中心とする円の半径方向沿って伸縮可能であることを特徴とする請求項5又は6に記載の極低温ケーブル用終端接続部。
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