JP5088798B2 - パイプ貫通用の容器 - Google Patents

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本発明はパイプ貫通用の容器に関し、詳しくは、吸込みパイプを貫通してポンプを装着することで液体噴出器を形成でき、液体噴出器の交換用の容器として好適であるパイプ貫通用の容器に関する。
液体噴出器として、容器体の上端にポンプを装着し、ポンプの操作により容器体内の液を噴出する如く構成したものが種々提案されている。これらの液体噴出器は容器体内の収容液を使い切った後にポンプごと廃棄することが一般に行われていたが、最近のゴミ処理事情を考慮して容器体内への液の詰め替えを行う形態に移行させている。また、収容液の特性,用途等を考慮して収容液を使い切った後に容器体のみを交換用の容器体と交換可能な形態とした液体噴出器も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載されている液体噴出器は、上端開口の有底筒状をなすケース体と、該ケース体に嵌合させた胴部の外面上部をケース体周壁内面上部に抜け出しを防止すべく係合させて着脱可能に装着するとともに、胴部上端より口頸部を起立してなる容器本体からなる複合容器を備えている。容器本体の口頸部外周に着脱自在に嵌合させた装着筒により複合容器に着脱可能にポンプを装着固定し、装着筒により固定されたシリンダの下部を容器体内上部に垂下させ、シリンダ下端には吸上げ用のパイプを垂下させている。また、シリンダ上端より上方付勢状態で上下動可能に突出した噴出ヘッドを備えている。そして、噴出ヘッドの上下動により容器本体内の液を吸上げて噴出ヘッドの噴出口より噴出する如く構成した公知のポンプ機構を備えている。
特開2003−072870号公報
上記特許文献1に記載されている液体噴出器は、容器本体のみを交換すれば良いため経済的であり、また、ポンプとケース体とを豪華で見栄えの良い高級なものにして繰り返し使用することができ、その容器本体をケース体で外力から保護することができるという優れたものである。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、ポンプに装着する際に例え倒しても液の漏出がなく、確実にポンプに装着することができ、しかも、ポンプ装着等のパイプ挿入による開封が極めて容易に行えるパイプ貫通用の容器を提案するものである。
本発明の容器は、容器体と、口栓とを備えている。
容器体は合成樹脂等により形成されたもので、筒状胴部上端に胴部より小径の口頸部を起立した形態をなしている。容器体の容量は特に限定はないが、使用性や中身の変質等から見て小容量のものが好適である。その容量として、例えば、10cc〜50cc程度のものが好適であるが、当然これに限られない。
口栓は合成樹脂等により形成されたもので、中央部に有底の筒部を陥没形成した閉塞壁により口頸部開口を閉塞している。閉塞壁はフラットなものであっても良いが、パイプを挿通する際の効率、円滑性を考慮した場合にはテーパ状等中央に漸次下降する形態を採用すると好ましい。
また、筒部はパイプ外面と局部的に当接する横断面非円形の内周面を備えている。これにより、パイプを筒部内に挿入して押し込んだ際にパイプとの接触面積を極力少なくしてパイプの押し込みがより容易となる如く構成している。具体的には、内周面が三角形状,四角形状,五角形状等の多角形状に形成したり、或いは円形の内周面に1乃至複数の突部を突設する形態、或いは筒部を楕円筒状に形成する等が挙げられる。但し、これらの内面形状の場合でも円形のパイプを挿入した際に拡開される大きさでなければならない。
また、これに加えて口栓には、閉塞壁から筒部周壁を介して筒部底壁中央に至る薄肉線状部を設けている。薄肉線状部の存在で、パイプにより筒部の拡径時に薄肉線状部を切断して口栓を開封することができる。薄肉線状部の数は1本或いは複数本を適宜選択すれば良い。
容器に装着するポンプとしては、通常の縦形ポンプが対象となるが、好ましい例として容器体口頸部外周に着脱可能に嵌合させる支持筒内にシリンダを垂下するとともに、シリンダより上方付勢状態で押し下げ可能に突出したステムの上端に噴出ヘッドを嵌着して構成したものが挙げられる。ポンプの内部機構は従来から使用される公知の機構が使用される。そして、その構造上一回の噴出量が一般的に1cc以下のものが好適に採用される。
支持筒はポンプを容器体に装着するためのものであり、しかも、ポンプのシリンダが少なくとも容器体胴部より上方位置にある如く容器体に装着支持するものである。これにより少容量の容器体を不都合に大きくする必要をなくしており、交換廃棄する容器体を極力内容量にあった少容積とすることを目的としている。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、胴部10上に口頸部11を起立した容器体Aと、口頸部11に周縁部を嵌着するとともに、口頸部11開口を閉塞して装着した口栓Bとを備え、上方より円筒形のパイプ35により口栓Bを押圧貫通可能なパイプ貫通用の容器であって、口栓Bは、中央部に有底の筒部22を陥没形成した閉塞壁23により口頸部11開口を閉塞し、筒部22はパイプ35外面と局部的に当接する横断面非円形の内周面を備え、閉塞壁23から筒部周壁22b を介して筒部底壁22a 中央に至る少なくとも一本の薄肉線状部25を設けてパイプ35による筒部22の押圧拡開及び薄肉線状部25の破断が可能に構成し、前記横断面非円形の内周面が、横断面が多角形状の内周面であり、薄肉線状部25が、多角形の各頂点外方位置を通る複数の薄肉線状部25であることを特徴とする。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、胴部10上に口頸部11を起立した容器体Aと、口頸部11に周縁部を嵌着するとともに、口頸部11開口を閉塞して装着した口栓Bとを備え、上方より円筒形のパイプ35により口栓Bを押圧貫通可能なパイプ貫通用の容器であって、口栓Bは、中央部に有底の筒部22を陥没形成した閉塞壁23により口頸部11開口を閉塞し、筒部22はパイプ35外面と局部的に当接する横断面非円形の内周面を備え、閉塞壁23から筒部周壁22b を介して筒部底壁22a 中央に至る少なくとも一本の薄肉線状部25を設けてパイプ35による筒部22の押圧拡開及び薄肉線状部25の破断が可能に構成し、前記横断面非円形の内周面が、横断面円形の内周面対向位置に一対の突条27を縦設して形成した非円形の内周面であり、薄肉線状部25が、各突条27と約90°離間位置を通り、それぞれ内側面に凹溝26を形成することでその外方に形成した一対の薄肉線状部25であることを特徴とする
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、胴部10上に口頸部11を起立した容器体Aと、口頸部11に周縁部を嵌着するとともに、口頸部11開口を閉塞して装着した口栓Bとを備え、上方より円筒形のパイプ35により口栓Bを押圧貫通可能なパイプ貫通用の容器であって、口栓Bは、中央部に有底の筒部22を陥没形成した閉塞壁23により口頸部11開口を閉塞し、筒部22はパイプ35外面と局部的に当接する横断面非円形の内周面を備え、閉塞壁23から筒部周壁22b を介して筒部底壁22a 中央に至る少なくとも一本の薄肉線状部25を設けてパイプ35による筒部22の押圧拡開及び薄肉線状部25の破断が可能に構成し、前記横断面非円形の内周面が、楕円形に形成した筒部22の横断面楕円形の内周面であり、薄肉線状部25が、楕円形の筒部22の長軸両側位置をそれぞれ通り、内側面に凹設した凹溝26外方に形成された一対の薄肉線状部25であることを特徴とする。
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、閉塞壁23を、中央に向かって漸次下る形状とした。
第5の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第4の手段のいずれかの手段に於いて、筒部22の底壁22a が下方へ窄む錐壁状をなす。
第6の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、前記横断面非円形の内周面が、楕円形に形成した筒部22の横断面楕円形の内周面であり、薄肉線状部25が、楕円形の筒部22の長軸両側位置をそれぞれ通り、内側面に凹設した凹溝26外方に形成された一対の薄肉線状部25である。
本発明によれば、若干径の大きいパイプ35により閉塞壁23部分の薄肉線状部25を押圧破断することで容易に筒部22を拡開することができ、しかも、筒部22はパイプ35外面と局部的に当接する横断面非円形の内周面を備えているため、パイプ35の押し込みの際に摺動摩擦力を極力小さくすることができて小さな力で押し下げることができ、パイプ35を挿入しての筒部22の破断が極めて容易であり、その結果、パイプ35による口栓Bの開封が極めて簡単に行える利点がある。また、その構造も簡単で製造も容易である。
閉塞壁23を、中央に向かって漸次下る形状とした場合には、筒部22より若干形の大きいパイプ35を筒部22に確実容易に誘導することができ、口栓Bの開封操作をより円滑に行える利点がある。
筒部22の底壁22a が下方へ窄む錐壁状をなす場合には、薄肉線状部25の下端の破断がより確実に行い易く、筒部22の開封がより行い易くなる利点がある。
前記横断面非円形の内周面が、横断面が多角形状の内周面であり、薄肉線状部25が、多角形の各頂点外方位置を通る複数の薄肉線状部25である如く構成した場合には、パイプ35外面による筒部22内面の接触部分を押圧することで、各頂点間の筒部22がそれぞれ放射状に外方へ押圧され、薄肉線状部25が切断する方向に効率よく力が伝達し、薄肉線状部25の切断がより容易となる利点がある。
前記横断面非円形の内周面が、横断面円形の内周面対向位置に一対の突条27を縦設して形成した非円形の内周面であり、薄肉線状部25が、各突条27と約90°離間位置を通り、それぞれ内側面に凹溝26を形成することでその外方に形成した一対の薄肉線状部25である場合には、同様に薄肉線状部25が切断する方向に効率よく力が伝達し、同様に薄肉線状部25の切断がより容易となる利点がある。
前記横断面非円形の内周面が、楕円形に形成した筒部22の横断面楕円形の内周面であり、薄肉線状部25が、楕円形の筒部22の長軸両側位置をそれぞれ通り、内側面に凹設した凹溝26外方に形成された一対の薄肉線状部25である場合も同様に、薄肉線状部25が切断する方向に効率よく力が伝達し、同様に薄肉線状部25の切断がより容易となる利点がある。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3はパイプ貫通用の容器1の一例を示し、容器1は、容器体Aと、口栓Bとを備えている。
容器体Aは、有底筒状の胴部10より小径の口頸部11を起立している。尚、本例に於いて容器体Aは収容量が10ccという少容量に構成している。
口栓Bは、口頸部11上面に当接載置させたフランジ20を、口頸部11内周上端部に密嵌させた装着筒部21の上端縁より延設し、装着筒部21の下端縁から、中央に筒部22を陥没形成した閉塞壁23を延設して口頸部11上端開口を閉塞している。閉塞壁23は中心に向かって漸次傾斜下降するテーパ状に形成されている。
筒部22は、図1に示す如く下向き円錐筒形の底壁22a と、図2及び図3に示す如く、円形の外周面及び横断面正三角形状の内周面をなす周壁22b とを備えている。また、閉塞壁23から筒部周壁22b を介して筒部底壁22a 中央に至る薄肉線状部25を備えている。薄肉線状部25は、閉塞壁23部分では、閉塞壁23の内側面に放射状に凹設した凹溝26としてのv字状の上部凹溝26a の外側部分を上部薄肉線状部25a として構成しており、周壁22b 部分では、正三角形の各頂点外方部分をそれぞれ中間部薄肉線状部25b として構成しており、更に、底壁22a 部分では、底壁22a の内側面に凹設したv字状の底部凹溝26c の外側部分を底部薄肉線状部25c として構成している。従って、本例では三本の薄肉線状部25を設けている。
図4は容器1に装着するポンプCを示し、ポンプCは、支持筒30と、装着キャップ31と、シリンダ32と、作動部材33等を備えている。支持筒30はシリンダ32を容器体A上方に位置させた状態でポンプCを容器体Aに装着するためのもので、下部内周を容器体口頸部11外周に螺着させる様構成している。また、装着キャップ31は、支持筒30の外周上端部に螺着させた周壁を頂板裏面より垂設するとともに、頂板上面より案内筒を立設している。
シリンダ32は上下端を開口した筒状をなし、上端部を装着キャップ31に固定している。シリンダ32の下端にはパイプ嵌合筒部34を垂設し、パイプ嵌合筒部34にパイプ35の上端を嵌着している。
作動部材33は、シリンダ32内に摺動するピストン(図示せず)を下部に連繋したステム(図示せず)の上端に噴出ヘッド36を嵌着して、上方付勢状態で押し下げ可能に装着している。
上記した容器1にポンプCを組み付ける場合には、容器1の上方よりパイプ35により閉塞壁23の上部薄肉線状部25a を押圧切断しつつパイプ35を筒部22内に挿入し、筒部22の中間部薄肉線状部25b 及び底壁22a の底部薄肉線状部25c を順次押圧破断してパイプ35を貫通させ、途中で支持筒30を口頸部11外周に螺合させてポンプCを容器1に装着する。この際、パイプ35は図3に示す如く、筒部22内形より部分的に大径であり、筒部22を拡開しつつ押し込まれる。また、パイプ35外面と筒部22内面が局部的に当接するため、摩擦抵抗が極めて少なく容易に押し込むことができ、筒部22の拡開により薄肉線状部25が破断されてパイプ35の貫通が行える。この点の作用に関しては後述する別の例に於いても実質的に同様である。
容器体A内の液を使い切った際には、容器体Aに対して支持筒30を相対的に回動させて支持筒30と口頸部11との螺合を螺脱する。次いで、新たな交換用の容器1を取り出して、上記したと同様に装着すれば良い。
図5及び図6は他の例を示し、図5は口栓Bの平面図であり、図6は図3の場合と同様に筒部22部分の横断面図である。本例では、筒部22が円筒形をなし、横断面円形の内周面の対向位置に一対の横断面半円状の突条27を縦設して非円形の内周面を形成している。また、薄肉線状部25は、各突条27と約90°離間位置を通る一対の中間部薄肉線状部25b を備え、各中間部薄肉線状部25b の上端よりそれぞれ放射状に上部薄肉線状部25a を延設し、また、下端より中心に向かって底部薄肉線状部25c を延設している。中間部薄肉線状部25b は中間部凹溝26b 外方に形成され、上部薄肉線状部25a 及び底部薄肉線状部25c はそれぞれ図1の例と同様である。その他は原則的に図1の例と同様であり、同符合を付して説明を省略する。
図7及び図8は更に他の例を示し、図7は口栓Bの平面図であり、図8は図3の場合と同様に筒部22部分の横断面図である。本例では、筒部22が円形の外周面と楕円形の内周面とを備え、薄肉線状部25が、楕円形の筒部22の長軸両側位置をとおり、内側面に凹設した凹溝26外方に形成された一対の中間部薄肉線状部25b を備え、各中間部薄肉線状部25b の上端よりそれぞれ放射状に上部薄肉線状部25a を延設し、また、下端より中心に向かって底部薄肉線状部25c を延設している。その他は図1の例と同様であり、同符合を付して説明を省略する。
パイプ貫通用の容器の縦断面図である。(実施例1) 口栓の平面図である。(実施例1) 図1のX−X線に沿う横断面図である。(実施例1) ポンプの側面図である。(実施例1) 口栓の平面図である。(実施例2) 口栓の口部の横断面図である。(実施例2) 口栓の平面図である。(実施例3) 口栓の口部の横断面図である。(実施例3)
符号の説明
1…容器
A…容器体
10…胴部,11…口頸部
B…口栓
20…フランジ,21…装着筒部,22…筒部,22a …筒部底壁,22b …筒部周壁,
23…閉塞壁,25…薄肉線状部,25a …上部薄肉線状部,25b …中間部薄肉線状部, 25c …底部薄肉線状部,26…凹溝,26a …上部凹溝,26b …中間部凹溝,
26c …底部凹溝,27…突条
C…ポンプ
30…支持筒,31…装着キャップ,32…シリンダ,33…作動部材,
34…パイプ嵌合筒部,35…パイプ,36…噴出ヘッド

Claims (5)

  1. 胴部10上に口頸部11を起立した容器体と、口頸部11に周縁部を嵌着するとともに、口頸部11開口を閉塞して装着した口栓とを備え、上方より円筒形のパイプ35により口栓を押圧貫通可能なパイプ貫通用の容器であって、口栓は、中央部に有底の筒部22を陥没形成した閉塞壁23により口頸部11開口を閉塞し、筒部22はパイプ35外面と局部的に当接する横断面非円形の内周面を備え、閉塞壁23から筒部周壁22b を介して筒部底壁22a 中央に至る少なくとも一本の薄肉線状部25を設けてパイプ35による筒部22の押圧拡開及び薄肉線状部25の破断が可能に構成し、前記横断面非円形の内周面が、横断面が多角形状の内周面であり、薄肉線状部(25)が、多角形の各頂点外方位置を通る複数の薄肉線状部(25)であることを特徴とするパイプ貫通用の容器。
  2. 胴部10上に口頸部11を起立した容器体と、口頸部11に周縁部を嵌着するとともに、口頸部11開口を閉塞して装着した口栓とを備え、上方より円筒形のパイプ35により口栓を押圧貫通可能なパイプ貫通用の容器であって、口栓は、中央部に有底の筒部22を陥没形成した閉塞壁23により口頸部11開口を閉塞し、筒部22はパイプ35外面と局部的に当接する横断面非円形の内周面を備え、閉塞壁23から筒部周壁22b を介して筒部底壁22a 中央に至る少なくとも一本の薄肉線状部25を設けてパイプ35による筒部22の押圧拡開及び薄肉線状部25の破断が可能に構成し、前記横断面非円形の内周面が、横断面円形の内周面対向位置に一対の突条(27)を縦設して形成した非円形の内周面であり、薄肉線状部(25)が、各突条(27)と約90°離間位置を通り、それぞれ内側面に凹溝(26)を形成することでその外方に形成した一対の薄肉線状部(25)であることを特徴とするパイプ貫通用の容器。
  3. 胴部10上に口頸部11を起立した容器体と、口頸部11に周縁部を嵌着するとともに、口頸部11開口を閉塞して装着した口栓とを備え、上方より円筒形のパイプ35により口栓を押圧貫通可能なパイプ貫通用の容器であって、口栓は、中央部に有底の筒部22を陥没形成した閉塞壁23により口頸部11開口を閉塞し、筒部22はパイプ35外面と局部的に当接する横断面非円形の内周面を備え、閉塞壁23から筒部周壁22b を介して筒部底壁22a 中央に至る少なくとも一本の薄肉線状部25を設けてパイプ35による筒部22の押圧拡開及び薄肉線状部25の破断が可能に構成し、前記横断面非円形の内周面が、楕円形に形成した筒部(22)の横断面楕円形の内周面であり、薄肉線状部(25)が、楕円形の筒部(22)の長軸両側位置をそれぞれ通り、内側面に凹設した凹溝(26)外方に形成された一対の薄肉線状部(25)であることを特徴とするパイプ貫通用の容器。
  4. 閉塞壁(23)を、中央に向かって漸次下る形状とした請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパイプ貫通用の容器。
  5. 筒部(22)の底壁(22a ) が下方へ窄む錐壁状をなす請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のパイプ貫通用の容器。
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