JP5087947B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に装置の構成要素間における画像データの伝送技術に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、出力プリントの高解像度化および処理の高速化の要求から、1色あたりの印字を複数本のレーザビームを使用して行う画像形成装置が実現されている。光源としてVCSEL(Vertical-Cavity-Surface-Emitting Laser:面発光レーザ)を用いると、ビーム数を例えば32本と飛躍的に増加させることができ、高生産性、高画質を実現することが可能となる。
ところで、VCSELを駆動するための駆動信号、つまり、画像データを生成している画像処理基板から出力される信号は、現状ではパラレル信号として伝送されている。そのため、32ビームVCSELの場合、32ビット分の信号線が必要となる。また、通常、画像データの伝送では、信号は、伝送速度や伝送距離を考慮して画像処理基板に実装された画像処理デバイスから差動信号として出力されている。そのため、信号の線数は、実際には64本にもなってしまう。このような多数の信号線は、画像処理基板に多くの制約を生じさせることとなる。
画像処理デバイスから一斉に出力された32ビットの画像信号は、ケーブルを経由してレーザ露光装置の受信デバイスに、同時に到達することが最も望ましい。そのためには、画像処理基板において画像処理デバイスの出力端子からコネクタまでの各信号線の長さがすべて等しくなるように配線を行なわなければならない(受信側についても同様)。例えば、最長配線に長さを揃えるため、短い配線は、ジグザグに配線して意図的に長くさせること(ミアンダ配線)が行われる。また、信号間の干渉を防ぐために配線の間は一定の距離をあけることも必要となる。そして、これらによって、配線のために多くの基板面積が必要となってしまう。これは、基板サイズが拡大することによるコストアップを招き、装置内のレイアウトや装置の大きさにも影響する。
また、画像処理デバイスが搭載されている画像処理基板とレーザ露光装置とは、通常、何らかのケーブルによって接続される。このケーブルについては、差動信号を伝送させるため、特性インピーダンスが考慮された導体のケーブル仕様とする必要がある。64本の信号線を通すにはケーブルが硬く太くなってしまい、コストも高くなる。一般オフィス向け等の原価コストが重視される画像形成装置では、このようなケーブルを使うことは難しく、比較的安価なフレシキブル・フラット・ケーブル(FFC)が利用されるケースが多い。しかし、このケーブルでは、画像形成装置で必要とされる伝送距離において、上述した特性インピーダンスの性能を安定して引き出すことは難しく、伝送した信号波形に歪みや伝送損失を生じさせてしまう。このため、画像形成装置のさらなる高生産化、高画質化には向いているとは言い難い。特性インピーダンスを確保するため、FFCでは、信号線と平行にGND線が設けられている。そのため、信号線およびGND線を含めた非常に幅の広いFFCを使用するか、もしくは複数本に分配して伝送することが必要になる。その結果、VCSELを複数個使う画像形成装置では、配線レイアウトや作業性の悪化が無視できなくなる。
画像形成装置の信号伝送における信号線数を削減するための従来技術として、特許文献1には、走査するための光ビームを発光するレーザと、レーザのパワー制御と光変調制御とを行うドライバと、ドライバに対してパワー制御と光変調制御を行うためのパワー変更データと光変調データを出力するコントローラと、コントローラとドライバとを接続し、パワー変更データと光変調データを伝送するデータバスとを備えるレーザ露光部において、データバスを、パワー変更データと光変調データをそれぞれ異なるタイミングで伝送する共通データバスとした構成が開示されている。
特許文献2には、コントローラ部では複数のレーザに対してそれぞれ異なる周波数のデューティ信号を生成し、このデューティ信号を1本の制御ラインを通してレーザ露光部に伝送し、レーザ露光部ではデューティ信号の周波数を弁別し、対応する周波数のデューティ信号からデューティ電圧を得て、これを各駆動回路の基準電圧として取り込むことが開示されている。
特許文献3には、画像形成機能部に入出力される画像データと制御部が画像形成機能部の動作を制御するための制御コマンドとを共通の伝送ライン上に乗せるとともに、画像データおよび制御コマンドの伝送を双方向かつシリアル通信方式で採る接続インターフェイス部を備える構成が開示されている。
特開平11−212015号公報 特開2003−248368号公報 特開2004−112410号公報
本発明の目的は、画像形成装置の内部装置のデータ転送において画像データおよび制御データを転送するための伝送信号線数を大幅に削減することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、次のような画像形成装置として実現される。この装置は、画像データに制御データを加え、この画像データおよび制御データを含む転送データをシリアルデータに変換して出力する画像処理部と、この画像処理部から出力された転送データを受信して画像データおよび制御データを抽出し、制御データにしたがって動作し、画像データに基づく画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする。
より好ましくは、画像処理部は、制御データを画像データの間に挿入することで画像データに制御データを加える。
また、画像処理部は、画像データの一部を制御データに置き換えることで画像データに制御データを加え、画像形成部は、転送データから制御データを抽出した後、制御データを画像データに置き換える。さらに好ましくは、画像処理部は、画像データから制御データへの置き換え位置が画像データに基づく画像上で一定方向に連続しないように、制御データに置き換える画像データを決定する。あるいは、画像処理部は、スクリーン処理に使用されるスクリーン形状に応じて、互いに隣接し画素値が同一である複数の画素の一つの画像データを、制御データに置き換える画像データに決定する。
より詳細には、画像処理部は、転送データをシリアル転送で使用される符号化方式で符号化し、この符号化方式で提供される特殊符号を用いて制御データを記述することで画像データに制御データを加える。
また本発明による他の画像形成装置は、所定の符号化方式で符号化された画像データにこの符号化方式で提供される特殊符号を用いて記述された制御データを加え、この画像データおよび制御データを含む転送データを単一の信号線にて出力する画像処理部と、画像処理部から出力された転送データを受信して画像データおよび制御データを抽出し、制御データにしたがって動作し、画像データに基づく画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする。
より好ましくは、画像処理部は、制御データを画像データの間に挿入することで画像データに制御データを加える。
また、画像処理部は、画像データの一部を制御データに置き換えることで画像データに制御データを加え、画像形成部は、転送データから制御データを抽出した後、制御データを画像データに置き換える。
より詳細には、画像データは8B/10B符号化方式により符号化され、制御データは8B/10B符号化方式で提供されるK符号により構成される。
また本発明によるさらに他の画像形成装置は、画像データにしたがって発光点を点灯し感光体を露光する露光部と、画像データに露光部の制御データを加え、この画像データおよび制御データを含む転送データをシリアルデータに変換して露光部へ送信する画像処理部とを備え、露光部は、受信した転送データから制御データを抽出し、この制御データにしたがって露光制御を行うことを特徴とする。
より好ましくは、画像処理部は、画像データの一部を制御データに置き換えることで画像データに制御データを加え、露光部は、転送データから制御データを抽出した後、制御データを画像データに置き換える。
より詳細には、露光部は、露光手段として複数の発光点を有し、画像処理部は、露光部の複数の発光点各々の位置とスクリーン処理に使用されるスクリーン形状とに応じて、互いに隣接し画素値が同一である複数の画素の一つの画像データを、制御データに置き換える画像データに決定する。
以上のように構成された本発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1の発明によれば、画像データおよび制御データを含む転送データをシリアル転送することで伝送信号線数の削減を実現する。
請求項2の発明によれば、画像の画質を劣化させることなく制御データを画像データと共にシリアル転送することができる。
請求項3の発明によれば、画像データの転送レートを低下させることなく制御データを画像データと共にシリアル転送することができる。
請求項4の発明によれば、画像データの転送レートを低下させず、かつ画質の劣化も抑えて制御データを画像データと共にシリアル転送することができる。
請求項5の発明によれば、画像データの転送レートを低下させず、かつ画質も劣化させることなく制御データを画像データと共にシリアル転送することができる。
請求項6の発明によれば、所定の符号化方式で用いられる特殊符号を用いて制御データを画像データと共にシリアル転送することができる。
請求項7の発明によれば、画像データおよび制御データを単一の信号線で転送することで伝送信号線数の削減を実現する。
請求項8の発明によれば、画像の画質を劣化させることなく画像データと制御データとを単一の信号線で転送することができる。
請求項9の発明によれば、画像データの転送レートを低下させることなく画像データと制御データとを単一の信号線で転送することができる。
請求項10の発明によれば、所定の符号化方式で用いられる特殊符号を用いて画像データと制御データとを単一の信号線で転送することができる。
請求項11の発明によれば、画像処理部と露光部との間で画像データおよび制御データを含む転送データをシリアル転送することで伝送信号線数の削減を実現する。
請求項12の発明によれば、画像の画質を劣化させることなく画像処理部と露光部との間で制御データを画像データと共にシリアル転送することができる。
請求項13の発明によれば、画像データの転送レートを低下させることなく画像処理部と露光部との間で制御データを画像データと共にシリアル転送することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。
図1は、本実施形態が適用される画像形成装置の構成を示す図である。
本実施形態が適用される画像形成装置の画像形成方式は特定の方式に限定されないが、以下では電子写真方式で画像を形成する装置を例として説明する。図1に示すように、本実施形態が適用される画像形成装置100は、インターフェイスボード110と、画像処理部として機能する画像処理基板120A、120Bと、画像形成部として機能する露光装置300Y、300M、300C、300Kと、制御基板140とを備えて構成される。また、特に図示しないが、画像形成装置100には、露光装置によって露光される感光体や、露光により感光体上に形成された静電潜像をトナー等の画像形成材により用紙等の媒体に転写するための機構が設けられている。さらに、図1に示すように画像形成装置100は、上位装置であるコントローラ150と接続されている。
インターフェイスボード110は、コントローラ150と画像形成装置100との間のデータ交換を制御し、コントローラ150から画像データを取得する。
画像処理基板120A、120Bは、コントローラ150からインターフェイスボード110を介して画像データを受け付け、受け付けた画像データに対して画像処理を行う。画像処理基板120A、120Bには、画像処理を行うための画像処理デバイス200が各々2個実装されている。本実施形態では、1個の画像処理デバイス200で、各VCSEL用のデータを生成している。そして、4個の画像処理デバイス200の各々が、4個の露光装置300Y、300M、300C、300Kの1つとそれぞれ接続されている。
露光装置300Y、300M、300C、300Kは、それぞれ、画像処理基板120A、120Bから渡されるY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)各色の画像データに基づいて、感光体を露光走査するレーザ光を発生する。本実施形態の露光装置300Y、300M、300C、300Kは、レーザ光源としてVCSELを採用している。以下では、ビーム数が32の場合について説明するが、ビーム数は32に限られない。
制御基板140は、演算手段であるCPUや記憶手段であるメモリ等を備え、メモリに保持されたプログラムにしたがってCPUが各種の実行命令や制御データを出力し、画像形成装置100の動作全体を制御する。
コントローラ150から画像データがインターフェイスボード110を介して画像処理基板120A、120Bに入力されると、画像処理基板120A、120Bにおいて所定の画像処理がされた後、2値化されて、露光装置300Y、300M、300C、300Kにレーザ駆動信号として出力される。
なお、上記の構成において、各画像処理基板120A、120Bの構成は同一である。また、各露光装置300Y、300M、300C、300Kの構成は同一である。また、画像処理基板120A、120Bに2個ずつ実装された合計4個の画像処理デバイス200と、これに接続され1対1で対応する各露光装置300Y、300M、300C、300Kとの間でのデータ伝送の方法や伝送されるデータの形式も同様である。そこで以下の説明において、画像処理基板120Aおよび120Bを特に区別する必要がない場合は、単に画像処理基板120と表記する。同様に、露光装置300Y、300M、300Cおよび300Kを特に区別する必要がない場合は、単に露光装置300と表記する。
図2は、画像処理基板120に実装されている画像処理デバイス200の機能構成を示す図である。
図2に示すように、画像処理デバイス200は、コントローラインターフェイス(I/F)部210と、フィルタ処理部220と、濃度補正部230と、スクリーン処理部240と、レジストレーションコントロール部250と、出力インターフェイス(I/F)部260とを備えて構成される。
コントローラI/F部210は、コントローラ150から出力された多値画像データを受信し、画像処理デバイス200内で使用するクロック信号や露光装置300における主走査方向の同期信号に同期させる。
フィルタ処理部220は、出力画像の鮮鋭度を向上させるためのエッジ強調処理等の画像処理を行うデジタルフィルタである。
濃度補正部230は、画像形成装置100の機差に基づく濃度差、動作中に発生する濃度変動、経時変化によって発生する濃度変動等を、LUT(ルックアップテーブル)を用いて補正する。
スクリーン処理部240は、ディザ処理法等の手法を用いて多値画像データを2値画像データに変換する。このとき、画像の解像度は、例えば600dpiから2400dpiに変換される。
レジストレーションコントロール部250は、搬送路に対する印刷媒体のずれ、各色の画像の形成位置や走査ラインの傾きのずれ(色ずれ)、露光装置300と感光体との光学的距離の誤差によって生じる倍率ずれ等を補正する。
出力I/F部260は、2値化され各種の画像処理が施された画像データと露光装置300の動作制御を行うための制御データとを露光装置300から出力されるSOS信号(Start Of Scan:画像を形成する際の書き込み開始位置を指定するための基準信号)に同期させて露光装置300へ出力する。
本実施形態では、出力I/F部260から出力される画像データおよび制御データがシリアルデータ化され、1本の信号線にて露光装置300へ伝送される。露光装置300は、出力I/F部260から受信したシリアルデータから画像データおよび制御データを分離、抽出し、制御データにしたがって動作し、画像データに基づいて感光体を露光する。以下、出力I/F部260と露光装置300の構成についてさらに説明する。
図3は、出力I/F部260の構成を示す図である。
図3を参照すると、出力I/F部260は、APC制御データ発生部261と、K符号発生部262と、出力選択部263と、切り換え制御部264と、8B/10B符号化部265と、パラレル/シリアル変換部266とを備える。また、出力I/F部260には、上記の各処理部によって処理された2値の画像データが入力される他、制御基板140のCPUから出力された光量補正データおよび光量補正データ用オン信号、露光装置300から出力されたSOS信号が入力される。
APC制御データ発生部261は、露光装置300から出力されたSOS信号を受信し、APC(Auto Power Control)制御データを生成して出力選択部263へ出力する。このAPC制御データは、露光装置300のVCSELから発射されるビーム毎に光量補正回路を制御しSOS信号に同期してオン・オフさせるための制御データである。APCとは、SOS信号の周期内で感光体上に画像を形成していないタイミングで、レーザの光量が変動しないようにレーザを発光させ、光量をモニタしてフィードバックをかける動作である。また、APC制御データ発生部261は、出力選択部263にAPC制御データを出力させるためのAPC制御データ用オン信号を出力する。
K符号発生部262は、K符号を生成して出力選択部263へ出力する。K符号とは、8B/10B符号化で用いられる特殊コードである。このK符号は、特定の意味が付与された10ビットのデータであり、例えば、K28.5というK符号を8回連続させることで、初期リンクを確立することができる。ただし、ここでは8B/10B符号化前であるので、8B/10B符号化部265により符号化されたときに所望のK符号に変換される8ビットのデータが生成される。
本実施形態では、初期リンクを確立させるためのK符号のように一般的に制御情報として使用されるK符号の他に、制御データ識別用のK符号を定義して使用する。制御データ識別用のK符号は、後続のデータが画像データではなく制御データであることを示す固有のK符号である。本実施形態で画像データと共に露光装置300へ送信される制御データとしては、APC制御データと光量補正データがある。したがって、これらを識別するための2種類のK符号が定義される。これらのK符号は、出力選択部263が各制御データを出力する際にタイミングを合わせて出力される。したがって、例えば図3には示していないが、光量補正データ用オン信号およびAPC制御データ発生部261から出力されるAPC制御データ用オン信号を受信して適切なK符号の出力タイミングを認識するようにしても良い。
出力選択部263は、画像データ、K符号発生部262から出力されたK符号、制御基板140のCPUから出力された光量補正データ、APC制御データ発生部261から出力されたAPC制御データを受信し、選択的に切り換えて出力する。出力選択部263による出力の切り換えは、切り換え制御部264により制御される。また上述したように、各制御データは制御データであることおよびその種類を識別するためのK符号とセットで出力選択部263から出力される。画像データに対する他のデータの具体的な挿入方法については後述する。図示の例では、出力選択部263が受信し8B/10B符号化部265へ出力するデータは全て8ビット単位のパラレルデータとなっている。ただし実際には、この8ビット単位のデータ2つを組にして16ビット分(上位8ビット+下位8ビット)のデータを1フレームとしてパラレルに出力するものとする。
切り換え制御部264は、APC制御データ発生部261から出力されたAPC制御データ用オン信号および制御基板140のCPUから出力された光量補正データオン信号を受信し、出力選択部263の出力データの切り換え制御を行う。具体的には、光量補正データ用オン信号を受信した際に出力選択部263の出力を画像データから制御データに切り換えると光量補正データが出力される。また、APC制御データ用オン信号を受信した際に出力選択部263の出力を画像データから制御データに切り換えるとAPC制御データが出力される。上述したように、出力選択部263から制御データが出力される際には、K符号とセットで出力される。したがって、出力が画像データから制御データへ切り換えられたときには、下位8ビットが制御データ(光量補正データまたはAPC制御データ)で上位8ビットがこの制御データを識別するためのK符号という16ビット分(1フレーム分に相当)のデータが画像データの間に挿入されて出力されることとなる。
8B/10B符号化部265は、出力選択部263から出力された各種の8ビット単位のデータを8B/10B符号化により符号化し出力する。K符号発生部262から出力された8ビットのデータは、この符号化により本来の10ビットのK符号に変換される。これにより、上位10ビット、下位10ビットの合計20ビットで1フレームとなる。
パラレル/シリアル変換部266は、8B/10B符号化部265から出力されたパラレルデータをシリアルデータに変換し、露光装置300へ出力する。
ここで、本実施形態における制御データの挿入方法について詳細に説明する。
図4は、本実施形態における基本的な制御データの挿入方法を説明する図である。
図4において、上下2列に並ぶ小ブロックの1つが8ビットのデータである。したがって、並列の2つのデータ(例えば、画像8と画像9)で16ビットのパラレルデータとなる。図4に示す方法では、出力選択部263から16ビットずつパラレルで出力される画像データの間(画像10、11と画像12、13の間)に、上位8ビットがK符号で下位8ビットが制御データ(光量補正データまたはAPC制御データ)である16ビットのデータが単純に挿入されている。なお、実際に出力I/F部260(画像処理デバイス200)から露光装置300へデータが転送される際には、上述した8B/10B符号化が行われるので、上位10ビット、下位10ビットの合計20ビットを1フレームとして転送される。
図4に示すように画像データの間に単純にK符号および制御データを挟み込む場合、出力選択部263が受信した画像データが全て露光装置300へ転送されるので、画像の劣化はない。しかしながら、K符号および制御データが挿入される分だけ転送されるデータ量が増加する。そのため、画像データに対する転送レートが低下することとなる。したがって、出力I/F部260(画像処理デバイス200)と露光装置300との間のデータ転送速度が十分に高速であり、画像を全く劣化させたくない場合に、この方法による制御データの挿入を行うことが好ましい。
図5は、本実施形態における制御データの挿入方法の他の例を説明する図である。
図5において、上下2列に並ぶ小ブロックの1つが8ビットのデータであることは、図4と同様である。図5に示す方法では、出力選択部263から16ビットずつパラレルで出力される画像データのうち、特定箇所の16ビット分の画像データ(画像10、11)がK符号および制御データに置き換えられている。したがって、露光装置300において、受信した画像データに対し、K符号および制御データに置き換えられた画像データを補充する必要がある。
図6は、図5に示した方法でK符号および制御データに置き換えられた画像データを補充する様子を示す図である。
図6に示す例では、露光装置300が受信したデータからK符号および制御データが除去され、図5においてK符号および制御データに置き換えられた画像データ(画像10、11)が挿入されている。このデータの置き換えにより、K符号および制御データを挿入するために欠落した画像データが補充されることとなる。この方法によれば、出力I/F部260(画像処理デバイス200)から露光装置300へ転送されるデータの総量は増加しない。したがって、K符号および制御データが挿入されても画像データの転送レートが低下することはない。
図7は、図5、6に示すように所定の画像データをK符号および制御データに置き換えてデータ転送が行われる場合の露光装置300の構成を示す図である。
図7を参照すると、露光装置300は、シリアル/パラレル変換部301と、8B/10B復号部302と、置き換え画像生成部303と、出力選択部304と、画像データ切り換え制御部305と、制御データ出力部306と、制御データ切り換え制御部307と、LD(レーザダイオード)ドライバ308と、APC制御部309と、光量補正部310と、光源であるVCSEL311とを備える。
シリアル/パラレル変換部301は、画像処理デバイス200の出力I/F部260から出力されたシリアルデータを受信してパラレルデータに変換する。このパラレルデータは8B/10B符号化された状態なので、上位10ビット、下位10ビットの合計20ビットで1フレームである。
8B/10B復号部302は、シリアル/パラレル変換部301により変換されたパラレルデータをデータに復号する。したがって、これ以降は上位8ビット、下位8ビットの合計16ビットで1フレームとなる。
置き換え画像生成部303は、K符号および制御データに置き換えられたために欠落した画像データを生成する。ここで、露光装置300の構成である置き換え画像生成部303は、画像処理デバイス200の出力I/F部260でK符号および制御データに置き換えられた画像データ(図5の例では画像10、11)の内容についての情報を持たない。そのため、K符号および制御データが挿入されていた箇所の近くの画像データを複製することにより目的の画像データを生成することとなる。この画像データの生成方法の詳細については後述する。
出力選択部304は、8B/10B復号部302により復号されたデータと置き換え画像生成部303により生成された画像データとを受信し、選択的に切り換えてLDドライバ308へ出力する。
画像データ切り換え制御部305は、8B/10B復号部302により復号されたデータを受信し、出力選択部304における出力データの切り換え制御を行う。
具体的には、8B/10B復号部302により復号されたデータのうちK符号および制御データが挿入されている箇所で、画像データ切り換え制御部305が出力選択部304の出力を置き換え画像生成部303により生成された画像データに切り換える。これにより、欠落のない画像が再生されることとなる。
制御データ出力部306は、8B/10B復号部302により復号されたデータを受信し、K符号に続いて挿入されている制御データ(光量補正データまたはAPC制御データ)を、その種類に応じて光量補正部310またはAPC制御部309へ出力する。
制御データ切り換え制御部307は、8B/10B復号部302により復号されたデータを受信し、8ビットデータに変換されたK符号により制御データの種類を識別し、制御データ出力部306からの制御データの出力先の切り換え制御を行う。
以上のようにしてLDドライバ308、APC制御部309、光量補正部310がそれぞれ取得したデータにしたがってVCSEL311を制御し、VCSEL311の各発光点を適切に発光させることによって感光体への露光が行われる。
上述したように、図7に示した露光装置300は、画像データにK符号および制御データを挿入するために、所定の画像データと置き換える方法を採る場合の構成である。転送レートの低下を容認し、K符号および制御データを単純に画像データの間に挟み込む方法を採る場合には、画像データは欠落することなく全て画像処理デバイス200から露光装置300へ転送される。したがって、図7に示した構成のうち、置き換え画像生成部303および画像データ切り換え制御部305は不要となる。この場合、出力選択部304は、受信データの中からK符号およびこれに後続する8ビットのデータを除去し、他のデータをそのままLDドライバ308へ出力する。
次に、置き換え画像生成部303による画像生成方法について詳細に説明する。
図8は、VCSEL311のビームと画像データとの関係を示す図である。
図8に示すVCSEL311は、縦8列×横4列の構成で32本のビームを持つ。画像データは上述のように8ビットで1フレームなので、4フレーム分の画像データ(例えば、画像0〜3)でVCSEL311の32本のビームに対応させることができる。すなわち、4フレーム分32ビットの画像データによる画素が、VCSEL311の32本のビームを利用して8ドット(dot)のデータごとにnドット(dot)の間隔をおいて4列に分散して印字される。
VCSEL311のビームの構成(配置)のために4列に分かれた画像データは、そのままでは感光体上でも副走査方向(露光装置300の主走査方向に直交する方向)に沿って1列に揃うことなく、4列に分散してしまう。そこで、露光装置300の感光体上で主走査方向に対して後端側となる第4列の画素を基準として、第1列から第3列の画素に対する画像データを遅延させる。
図9は、VCSEL311のビームの第1列〜第4列に対応する画像データの遅延を説明する図である。
図9に示すように、第4列の画素に対応する画像データを同期信号(Line Sync)に同期させ、第3列の画素に対応する画像データは第4列の画素に対応する画像データよりもnドット分(すなわちVCSEL311における4列のビームの間隔分)遅延させる。これにより、第3列の画素の画像データは主走査方向に対してnドット後方の第4列の画像データと並ぶため、元の画像における画素の並びと一致することとなる。
同様に、第2列の画素に対応する画像データは第3列の画素に対応する画像データからさらにnドット分(第4列からは2nドット分)遅延させる。第1列の画素に対応する画像データは第2列の画素に対応する画像データからさらにnドット分(第4列からは3nドット分)遅延させる。このように、各列の画素に対応する画像データを適宜遅延させることにより、感光体上では、各画素の画像データが元の画像に対応するように適切に印字されることとなる。
さて、このVCSEL311のビーム配置に応じた画像データの遅延は、画像処理デバイス200の出力I/F部260において画像データにK符号および制御データが挿入される前に行われる。この遅延処理は、例えばレジストレーションコントロール部250が画像データを出力I/F部260へ出力する前に行っても良いし、出力I/F部260の出力選択部263が画像データを受信した際に直ちに行うようにしても良い。
このように本実施形態では、VCSEL311のビーム配置に応じた遅延処理が施された後の画像データにK符号および制御データを挿入し、露光装置300において、このK符号および制御データを置き換え画像生成部303が生成した画像データに置き換える。このとき、置き換え画像生成部303は、主走査方向の1画素分前方に隣接する画素の画像データを複製することにより画像データを生成する。したがって、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の画素値と複製元である隣接する画素の画素値とは同一となる。
図10は、VCSEL311のビームと画像データとが図8の対応関係を持つ場合の置き換え画像生成部303による画像データの生成方法を説明する図である。
図10において、画像10、画像11の2フレームがK符号および制御データから置き換えられる画像データであるものとする。この場合、図示のように、画像10、画像11の画像データは、VCSEL311の32個のビームのうち、ビーム17〜ビーム32に対応している。したがって、画像10、画像11には、同じ位置の直前の画像データである画像6、画像7の画像データが複製されることとなる。図10に示したようにデータの置き換えが行われた後、VCSEL311によって感光体が露光されると、K符号および制御データから置き換えられた画像データは、nドットずつ離れた4箇所に分散された形で感光体上に印字されることとなる。
図11は、K符号および制御データから置き換えられた画像データが感光体上に印字された様子を示す図である。
図11に示すように、K符号および制御データから置き換えられた18ドット分の画像データは、VCSEL311のビーム配置に対応してnドットずつ離れた4列に分散して印字されている。画像形成装置100の出力解像度が十分に高解像度であれば、1画素当りの画素サイズは微小となる。したがって、図11に示したように分散された個々の画素で隣接する画素の画像データを複製したとしても、画像全体における画質の劣化はほとんどないと言える。
次に、K符号および制御データから置き換えられた画像データの画像への影響をさらに低下させるための応用例について説明する。
上記の実施形態では、K符号の直後の8ビットを制御データとした。これに対し、K符号の直後に画像データを1フレーム分(8ビット)挟んで制御データを挿入するように、画像処理デバイス200の出力I/F部260と露光装置300との間で取り決めても良い。このようにすれば、K符号から置き換えられた画像データによる画素の印字位置と制御データから置き換えられた画像データによる画素の印字位置との間隔がさらに広がる。
図12は、K符号と制御データとの間に画像データを挟む場合のK符号および制御データの挿入方法を説明する図である。図13は、図12のようにK符号および制御データが挿入された場合の画素の印字位置を示す図である。
図12に示す方法では、出力選択部263から16ビットずつパラレルで出力される画像データのうち、画像10の位置にK符号が挿入されており、画像11を挟んで画像12の位置に制御データが挿入されている。このように挿入されたK符号および制御データを露光装置300において画像データに置き換えて感光体上に印字すると、図13に示すように、K符号から置き換えられた画像データによる画素と制御データから置き換えられた画像データによる画素との間隔が、図11の場合と比べて8ドット分広がる。したがってこの方法によれば、隣接する画素の画像データが複製される画素の配置が図11の場合よりもさらに分散するため、画像全体における画質の劣化をさらに低減させ得る。
画像形成装置で多階調の画像を表現する場合には面積階調方式が用いられるのが一般的であるが、本実施形態においても、この面積階調方式による多階調表現のために、画像処理デバイス200のスクリーン処理部240により画像に対してスクリーン処理が施される。スクリーンには図18(A)、(B)に示すような種々のパターンがある。ところで、例えば本実施形態におけるK符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素が露光装置300の主走査方向に対して同じ位置(例えば、図8や図10に示す第1列等)に並ぶ場合、この画素の位置がこれらのスクリーンパターンに対して同期してしまう場合がある。このような場合、この画素とスクリーンパターンとによって意図しない巨視的なパターンが形成され、画像上に視認可能な筋等が生じて画質を劣化させてしまう可能性がある。そこで、露光装置300による1回の走査ごとに、主走査方向に対する位置が異なるように、K符号および制御データを挿入することが考えられる。
図14は、露光装置300の1回の走査ごとにK符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の位置が主走査方向に対して異なる位置となるようにしたK符号および制御データの挿入方法を説明する図である。図15は、図14のようにK符号および制御データが挿入された場合の画素の印字位置を示す図である。
図14に示す方法では、Nライン(N番目の走査線)では、出力選択部263から16ビットずつパラレルで出力される画像データのうち、画像10、画像11の位置にK符号および制御データが挿入されている。そして、N+1ラインでは、画像22、画像23の位置にK符号および制御データが挿入されている。このように挿入されたK符号および制御データを露光装置300において画像データに置き換えて感光体上に印字すると、図15に示すように、NラインおよびN+1ラインにおけるK符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素が、副走査方向に沿って直線的に並ぶことがなくなる。このため、この画素とスクリーンパターンとが同期しにくくなり、画質を劣化させる可能性が減少する。
さらにまた、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の位置とスクリーンパターンとが同期することによる画質の劣化を防止するための他の手段として、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の位置をスクリーンパターンの特性に合わせて決定することが考えられる。スクリーン処理に用いられたスクリーンパターンの種類に関する情報はスクリーン処理部240から得られる。したがって、光量補正データに関しては、制御基板140のCPUがスクリーン処理部240からスクリーンパターンの種類の情報を取得し、得られた情報に基づいて挿入位置を決定することが可能である。なお、APC制御データに関しては、APCの動作では感光体上に画像を形成しないタイミングでレーザを発光させるので、そもそもスクリーンパターンとの同期が問題となることはない。
図16は、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の位置をスクリーンパターンの特性に合わせて決定した例を示す図である。図示の例では、スクリーンパターンが、3ドット分の幅を持ち、副走査方向に沿って伸びる直線で構成されている。各直線の間隔はnドットである。この場合、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素とこれに隣接する画素とが両方ともスクリーンパターンの3ドット分の幅の中に含まれるように配置される。このようにすれば、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素とこれに隣接する画素とは、本来のスクリーンパターンにおいても同一の画素値を持つので、画像データの複製が行われてもスクリーンパターンの形状が変わることはない。したがって、画像の画質に影響を与えることは全くない。
図17は、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の位置をスクリーンパターンの特性に合わせて決定した他の例を示す図である。図示の例では、スクリーンパターンが、副走査方向に一定の幅を持ち、副走査方向に対して一定の角度で斜め方向に伸びる直線で構成されている。この場合も、図示のようにK符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素とこれに隣接する画素とが両方とも、スクリーンパターンの直線または直線の間の空白部分に含まれるように配置することができる。これにより、図16の例と同様に、画像データの複製が行われてもスクリーンパターンの形状は変わらず、画像の画質に影響を与えることは全くない。
本実施形態が適用される画像形成装置の構成を示す図である。 本実施形態の画像処理基板に実装されている画像処理デバイスの機能構成を示す図である。 本実施形態の出力I/F部の構成を示す図である。 本実施形態における基本的な制御データの挿入方法を説明する図である。 本実施形態における制御データの挿入方法の他の例を説明する図である。 図5に示した方法でK符号および制御データに置き換えられた画像データを補充する様子を示す図である。 図5、6に示すように所定の画像データをK符号および制御データに置き換えてデータ転送が行われる場合の露光装置の構成を示す図である。 VCSELのビームと画像データとの関係を示す図である。 VCSELのビームの第1列〜第4列に対応する画像データの遅延を説明する図である。 VCSELのビームと画像データとが図8の対応関係を持つ場合の置き換え画像生成部による画像データの生成方法を説明する図である。 本実施形態において、K符号および制御データから置き換えられた画像データが感光体上に印字された様子を示す図である。 本実施形態において、K符号と制御データとの間に画像データを挟む場合のK符号および制御データの挿入方法を説明する図である。 図12のようにK符号および制御データが挿入された場合の画素の印字位置を示す図である。 本実施形態において、露光装置の1回の走査ごとにK符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の位置が主走査方向に対して異なる位置となるようにしたK符号および制御データの挿入方法を説明する図である。 図14のようにK符号および制御データが挿入された場合の画素の印字位置を示す図である。 本実施形態において、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の位置をスクリーンパターンの特性に合わせて決定した例を示す図である。 本実施形態において、K符号および制御データから置き換えられた画像データによる画素の位置をスクリーンパターンの特性に合わせて決定した他の例を示す図である。 スクリーンパターンの種類を例示する図である。
符号の説明
100…画像形成装置、200…画像処理デバイス、210…コントローラインターフェイス(I/F)部、220…フィルタ処理部、230…濃度補正部、240…スクリーン処理部、250…レジストレーションコントロール部、260…出力インターフェイス(I/F)部、261…APC制御データ発生部、262…K符号発生部、263…出力選択部、264…切り換え制御部、265…8B/10B符号化部、266…パラレル/シリアル変換部、300…露光装置、301…シリアル/パラレル変換部、302…8B/10B復号部、303…置き換え画像生成部、304…出力選択部、305…画像データ切り換え制御部、306…制御データ出力部、307…制御データ切り換え制御部、308…LD(レーザダイオード)ドライバ、309…APC制御部、310…光量補正部、311…VCSEL

Claims (13)

  1. 画像データに画像形成部の動作を制御するための制御データを加え、当該画像データおよび当該制御データを含む転送データをシリアルデータに変換して出力する画像処理部と、
    前記画像処理部から出力された前記転送データを受信して前記画像データおよび前記制御データを抽出し、当該制御データにしたがって動作し、当該画像データに基づく画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像処理部は、前記制御データを前記画像データの間に挿入することで当該画像データに当該制御データを加えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像処理部は、前記画像データの一部を前記制御データに置き換えることで当該画像データに当該制御データを加え、
    前記画像形成部は、前記転送データから前記制御データを抽出した後、当該制御データを画像データに置き換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像処理部は、前記画像データから前記制御データへの置き換え位置が当該画像データに基づく画像上で一定方向に連続しないように、当該制御データに置き換える画像データを決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像処理部は、スクリーン処理に使用されるスクリーン形状に応じて、互いに隣接し画素値が同一である複数の画素の一つの画像データを、前記制御データに置き換える画像データに決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像処理部は、前記転送データをシリアル転送で使用される符号化方式で符号化し、当該符号化方式で提供される特殊符号を用いて前記制御データを記述することで前記画像データに当該制御データを加えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 所定の符号化方式で符号化された画像データに当該符号化方式で提供される特殊符号を用いて記述された画像形成部の動作を制御するための制御データを加え、当該画像データおよび当該制御データを含む転送データを単一の信号線にて出力する画像処理部と、
    前記画像処理部から出力された前記転送データを受信して前記画像データおよび前記制御データを抽出し、当該制御データにしたがって動作し、当該画像データに基づく画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像処理部は、前記制御データを前記画像データの間に挿入することで当該画像データに当該制御データを加えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像処理部は、前記画像データの一部を前記制御データに置き換えることで当該画像データに当該制御データを加え、
    前記画像形成部は、前記転送データから前記制御データを抽出した後、当該制御データを画像データに置き換えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像データは8B/10B符号化方式により符号化され、前記制御データは当該8B/10B符号化方式で提供されるK符号により構成されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 画像データにしたがって発光点を点灯し感光体を露光する露光部と、
    前記画像データに前記露光部の動作を制御するための制御データを加え、当該画像データおよび当該制御データを含む転送データをシリアルデータに変換して前記露光部へ送信する画像処理部とを備え、
    前記露光部は、受信した前記転送データから前記制御データを抽出し、当該制御データにしたがって露光制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記画像処理部は、前記画像データの一部を前記制御データに置き換えることで当該画像データに当該制御データを加え、
    前記露光部は、前記転送データから前記制御データを抽出した後、当該制御データを画像データに置き換えることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記露光部は、露光手段として複数の発光点を有し、
    前記画像処理部は、前記露光部の前記複数の発光点各々の位置とスクリーン処理に使用されるスクリーン形状とに応じて、互いに隣接し画素値が同一である複数の画素の一つの画像データを、前記制御データに置き換える画像データに決定することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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