JP5086901B2 - 建物の制振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地震や風や交通振動などによって生じる建物の揺れを抑えるための建物の制振装置に関するものである。
従来、地震などによって発生する建物の揺れを低減する制振装置が知られている(特許文献1−3参照)。
特許文献1,2には、天井梁材と床梁材と柱材とによって骨組みが形成される建物において、天井梁材と床梁材とに斜めに差し渡されるブレースに制振部材を配置した建物の制振装置が開示されている。
また、特許文献3には、断面視略U字形の屈曲部とその両側縁が直角に折り曲げられて外側に向けて突出する取付部とを備えた断面視略Ω形の振動エネルギー吸収用ダンパが開示されている。
特開2005−315019号公報 特開2001−336303号公報 特開2007−10076号公報
しかしながら特許文献1,2の制振装置では、天井梁材と床梁材との間に差し渡される長い軸力材をブレースとして使用しなければならず、このような軸力材は座屈を防止するために必要な断面積が大きくなってしまう。
また、制振部材を効率的に機能させるためには、ブレースにねじれが発生しないようにその周囲を囲むフレームの剛性を高める必要があり、制振装置が大型化して高価になる傾向にある。
そこで、本発明は、断面性能が比較的小さな部材の組み合わせであっても制振性能を充分に発揮させることが可能な建物の制振装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の建物の制振装置は、天井梁材と床梁材と柱材とによって骨組みが形成される建物の制振装置であって、上端が前記天井梁材に連結され下端が前記柱材に連結される第1斜材と、その第1斜材の下端の下方で上端が前記柱材に連結され下端が前記床梁材に連結される第2斜材とを備え、前記第1斜材及び前記第2斜材の少なくとも一方は、その中間部において芯材が分断されており、その芯材間は、曲面を有するとともに、前記芯材の軸に略直交する面で見て曲線となる方向に向けられた制振部材を介して連結されることを特徴とする。
ここで、前記制振部材は複数配置されるものであって、前記芯材の軸に対して対称となる位置にそれぞれ配置される構成とするのが好ましい。
また、前記芯材は、2つの軸力材を重ね合わせることによってそれぞれ形成され、前記中間部を挟んで対向する軸力材同士はそれぞれ別体の前記制振部材によって連結される構成とすることができる。
さらに、前記軸力材は、軸直交方向の断面がウエッブとその両端に形成されるフランジとによって略C字形に形成され、前記芯材は前記ウエッブの背面同士を対向させて形成されるとともに、前記中間部を挟んで対向する前記フランジ同士が前記芯材の軸直交方向の断面が略U字形となる制振部材によってそれぞれ連結される構成であってもよい。
また、前記略U字形の制振部材は、脚部の対角線上にある箇所がそれぞれの軸力材の前記フランジに接合されるとともに、それらの接合箇所は、前記芯材の軸に対して対称となる位置にそれぞれ設けられることが好ましい。
さらに、前記中間部を挟んで対向する前記軸力材同士は、前記ウエッブ間に延設される軸力補強材によって連結される構成であってもよい。
また、本発明の建物の制振装置は、前記中間部を挟んで配置される芯材は、板状部材によってそれぞれ形成され、それらの板状部材の一面には前記中間部を挟んで一方の板状部材に係留された連結板材が差し渡され、前記板状部材の他面には前記中間部を挟んで他方の板状部材に係留された連結板材が差し渡されるとともに、前記芯材の軸直交方向の断面が略U字形となる制振部材の脚部がそれぞれ前記板状部材を挟んだ双方の前記連結板材のそれぞれに連結される構成であってもよい。
ここで、前記制振部材は、前記中間部を挟んだ両側にそれぞれ配置されるとともに、前記芯材の軸に対して対称となる位置にそれぞれ配置される構成とすることができる。
また、前記連結板材には、前記芯材の軸方向に延設される長穴が形成され、その長穴に挿通されて前記板状部材に取り付けられる締結部材によって、前記連結板材は前記板状部材に対して摺動可能に係留される構成とすることができる。
さらに、本発明の建物の制振装置は、前記芯材は、本体部が円筒形に成形されるとともに、前記中間部には分断された互いの芯材同士が干渉することなく重ね合わされるように切欠部が形成され、その切欠部間が前記制振部材で連結される構成とすることができる。
ここで、前記制振部材は、断面視略円形の帯状に形成され、その円の対向する位置に一対の固定部が形成され、それぞれの前記切欠部にそれぞれの固定部が固定される構成であってもよい。
このように構成された本発明の建物の制振装置は、第1斜材と第2斜材とを備え、それらの少なくとも一方は、その中間部において芯材が分断されており、その芯材間は制振部材を介して連結される。
このため、斜材の長さが短くて済み、断面性能の比較的、小さな斜材を使用しても、座屈を起こすことがない。
また、曲面を有する制振部材であれば、変形に追従させ易く取り付けが容易であるうえに、繰り返しの変形に対しても耐久性の高い制振装置とすることができる。さらに、曲面の曲率、材料の厚さ又は幅などを変えることで、任意に耐荷性、剛性、繰り返しの変形に対する耐久性を調整できる。
また、芯材の軸に対して対称となる位置に複数の制振部材を配置することで、対称となる位置の制振部材間でねじれが相殺、吸収されて、斜材にねじれが発生し難くなる。
このため、斜材の断面性能が比較的小さくても、制振部材に斜材の軸方向の変位を効率的に入力させて、効果的に制振部材を機能させることができる。
さらに、2つの軸力材を重ね合わせて芯材を形成すれば、1つの軸力材の断面性能が比較的小さくても、離し置きされた軸力材を合算させた芯材の断面性能は高くなるので、斜材が座屈を起こしたり、ねじれたりすることを防ぐことができる。
また、略C字形の軸力材をウエッブの背面同士を対向させて重ね合わせ、対向するフランジ同士が制振部材によってそれぞれ連結されることで、少なくとも4箇所の制振部材で斜材の中間部が連結されることになる。
このため、様々な方向から斜材がねじれる力が作用しても、制振部材同士で相殺させることができるので、過大な応力が斜材及び制振部材に発生することを防ぐことができる。
特に、制振部材の脚部の対角線上にある箇所をフランジにそれぞれ接合し、芯材の軸に対して対称となる位置に接合箇所を設けることで、分断された芯材間でねじれの力が伝達されるのを防ぐことができる。
さらに、軸力補強材によって中間部を挟んで対向する軸力材同士を連結すれば、軸力補強材によって軸力が伝達されるので、斜材全長に亘って軸力を伝達させてブレースと同様の効果を発揮させることができる。
また、芯材を板状部材で形成することで、斜材の厚みを抑えることができるので、限られた厚みの壁の内部であっても、制振装置を容易に配置することができる。
さらに、芯材の軸に対して対称となる位置に制振部材を配置することで、ねじれが双方の制振部材で相殺されて、斜材にねじれが発生し難くなる。
また、連結板材に形成された長穴に締結部材を挿通させることで、締結部材と長穴のガイドに沿った軸方向の振幅を斜材に起こすことができる。さらに、制振部材を作動させる範囲を、長穴の大きさによって制限することができる。そして、締結部材による締結力を調整することで、所定の大きさ以上の振動が作用しても、過大な応力が制振部材及び芯材に発生して破損することを防ぐことができる。
また、本体部が円筒形の芯材であれば、比較的断面積が小さくても高い剛性を確保することができるので、厚みに制限のある壁内であっても容易に制振装置を配置することができる。
さらに、断面視略円形の制振部材で円筒形の芯材を連結する制振装置であれば、少ない部品点数の簡易な構成とすることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の建物の制振装置20の構成を説明する斜視図であり、図2はこの制振装置20を配置した建物としてのユニット建物(図示省略)を構成する建物ユニット1の構成を説明する斜視図である。
まず、ユニット建物の構成から説明すると、ユニット建物は、図2に示すような矩形箱形の建物ユニット1を、上下左右に複数、隣接設置して構築される戸建て住宅などの建物である。
また、建物ユニット1は、図2に示すように、柱材としての4本の柱11,・・・と、その柱11,・・・の上端間に差し渡される天井梁材としての天井梁12,12及び妻側梁12A,12Aと、柱11,・・・の下端間に差し渡される床梁材としての床梁13,13及び妻側梁13A,13Aとによって、構造部材となる骨組構造体10が構成される。この骨組構造体10は、柱11と天井梁12及び妻側梁12Aとが溶接などによって剛接合されるとともに、柱11と床梁13及び妻側梁13Aとが剛接合されたラーメン構造体となっている。
また、この天井梁12,12間には、複数の天井小梁121,・・・が差し渡されるとともに、ブレース122,122が平面視X字状に差し渡されている。さらに、床梁13,13間には、複数の床小梁131,・・・が差し渡されるとともに、その床小梁131に略直交するように複数の根太132,・・・が配置される。
そして、この建物ユニット1の外壁を取り付ける側面の一方の柱11に近接して制振装置20が配置される。
この制振装置20は、図1に示すように、上端が天井梁12に連結され下端が柱11の中央付近に連結される第1斜材としてのブレース2Aと、そのブレース2Aの下端の下方で上端が柱11に連結され下端が床梁13に連結される第2斜材としてのブレース2Bとによって主に構成されている。
このブレース2A,2Bは、中間部21において芯材22,22間が分断されており、その芯材22,22間は、制振部材としてのU形ダンパ4,・・・によって連結されている。
また、この芯材22は、図3に示すように、軸力材としてのC形鋼23,23を2枚、並列させて構成される。このC形鋼23は、軸直交方向の断面がウエッブ23aと、その両端に形成されるフランジ23b,23cとによって略C字形に形成される。
さらに、この芯材22は、それぞれのウエッブ23a,23aの背面同士を対向させて重ね合わせることで構成されている。また、このC形鋼23,23間は、後述する取付片31,32の厚み分だけ離間して配置されることになる。
すなわち、このブレース2Aの一端である下端は、図1に示すように、柱11の側面に溶接によって固定された板状の取付片31を介して柱11に連結される。また、このブレース2Aの下端は、2枚のC形鋼23,23によって取付片31を挟み付けて、ピン接合311されている。
さらに、この取付片31にピン接合311された一方の芯材22は、図1,3に示すように、隙間となる中間部21を挟んで配置される他方の芯材22と、制振部材としてのU形ダンパ4,・・・を介して連結される。すなわち、中間部21を挟んだ両側の芯材22,22間には、柱11と天井梁12と床梁13とによって形成される面内でU形ダンパ4,・・・が架け渡される。
このU形ダンパ4は、繰り返しの変形に対する耐久性が高く、エネルギー吸収性能に優れた材料によって形成するのが好ましい。例えば、鉄、鉛、錫、銅若しくはアルミニウム、又はそれらの合金等の金属を主体とする材料を用いることができる。また、弾性性能に優れたプラスチックなどの樹脂材料を使用することもできる。
本実施の形態のU形ダンパ4は、図3に示すように、炭素鋼やステンレス鋼等の軟鋼板をアーチ状に成形した部材で、両側縁となる脚部4a,4aが後述する箇所でC形鋼23,23に接合される。
すなわち、このU形ダンパ4は、図3に示すように、C形鋼23のフランジ23b,23cの一面に、両方の脚部4a,4aを当接させて取り付けられる。このように中間部21を挟んで対向する一対のフランジ23b,23b(23c,23c)間を、それぞれ別体のU形ダンパ4,・・・によって連結する。
図4(a)は、図3に示したブレース2Aの中間部21付近の構成を上から見た図で、図4(b)は下から見た図である。
この図4(a),(b)を参照しながら、U形ダンパ4,・・・の接合箇所を説明する。
まず、図4(a)に示すように、U形ダンパ4は、中間部21を挟んだ脚部4a,4aの対角線上にある箇所が、それぞれフランジ23b,23bに溶接部41,41によって接合されている。
すなわち、図4(a)に示した芯材22の軸Oの上側にある一対のフランジ23b,23b間は、中間部21を挟んで左上と右下の脚部4a,4aに溶接部41,41がそれぞれ設けられる。また、軸Oの下側に示した一対のフランジ23b,23b間は、中間部21を挟んで左下と右上の脚部4a,4aに溶接部41,41がそれぞれ設けられる。
そして、このように芯材22の軸Oの両側にそれぞれ設けられた溶接部41,・・・は、軸Oに対して対称となる位置にそれぞれ設けられている。
一方、図4(b)に示した芯材22の軸Oの上側にある一対のフランジ23c,23c間は、中間部21を挟んで左下と右上の脚部4a,4aに溶接部41,41がそれぞれ設けられる。さらに、軸Oの下側に示した一対のフランジ23c,23c間は、中間部21を挟んで左上と右下の脚部4a,4aに溶接部41,41がそれぞれ設けられる。そして、このように芯材22の軸Oの両側にそれぞれ設けられた溶接部41,・・・は、軸Oに対して対称となる位置にそれぞれ設けられている。
すなわち、このように設けられる溶接部41,・・・は、例えば図4(a)に示すような一側面から見ても、反対側の面に設けられる溶接部41,・・・(図4(b)参照)を含めてすべて異なる位置に設けられることになる。
このように対角線上に溶接部41,41を設けることによって、個々のU形ダンパ4は、ねじれを吸収し易くなる。また、芯材22の軸Oに対して対称となる位置に接合箇所となる溶接部41,・・・を設けることによって、U形ダンパ4,4間でねじれを相殺させて、芯材22,22間、換言するとブレース2Aにねじれが発生し難くなる。
また、中間部21を挟んで対向するC形鋼23,23同士は、図3に示すように、ウエッブ23a,23a間に延設される軸力補強材24によって連結される。この軸力補強材24は、それぞれのウエッブ23a,23aの内面に重ねて取り付けられるガイドブロック242,242と、そのガイドブロック242,242間を連結する鋼棒241とから主に構成される。
このガイドブロック242は、箱形に成形されており、C形鋼23のフランジ23bの下面とウエッブ23aの内面とフランジ23cの上面に当接させて固定されることにより、C形鋼23が補強されることになる。また、このようにガイドブロック242の3面をC形鋼23に密着させることにより、鋼棒241に大きな軸力が作用しても、その鋼棒241を定着させるガイドブロック242がC形鋼23に対してずれることがないように固定できる。
なお、図示していないが、この軸力補強材24は、図3の奥側のC形鋼23,23間にも取り付けられる。
一方、このブレース2Aの他端となる上端は、図1に示すように、天井梁12に溶接によって固定された取付片32を介して天井梁12に連結される。また、このブレース2Aの上端は、2枚のC形鋼23,23によって取付片32を挟み付けて、ピン接合321されている。
なお、ブレース2Bについては、ブレース2Aの下端がブレース2Bの上端となり、ブレース2Aの上端がブレース2Bの下端となり、天井梁12が床梁13となるだけで、その他の構成は同じであるので説明を省略する。
そして、このように取り付けられたブレース2A,2Bを備えた制振装置20は、正面視略く字形となって、柱11,11と天井梁12と床梁13とに囲まれた空間に収容される。
次に、本実施の形態の建物の制振装置20の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の建物の制振装置20は、第1のブレース2Aと第2のブレース2Bとを備え、それらブレース2A,2Bは中間部21,21で芯材22,22が分断されており、その芯材22,22間はU形ダンパ4,・・・を介して連結される。
これらのブレース2A,2Bは、天井梁12又は床梁13と柱11の略中央との間で斜めに差し渡される部材であるため、天井梁12と床梁13との間に差し渡される通常のブレース材に比べて長さが短くて済む。
そして、ブレース2A,2Bは、主として軸方向の荷重に抵抗させる軸力材であるため、長さが短くなれば断面積を小さくしても座屈が起きにくくなる。
さらに、これらのブレース2A,2Bは、2つのC形鋼23,23を取付片31,32の厚み分だけ離間させて重ね合わせることで形成されている。このため、断面二次モーメントが大きくなって剛性が増加するので、比較的断面性能の低い部材によって、安価にブレース2A,2Bを製作することができる。また、ブレース2A,2Bの剛性が増加すればねじれにくくなるので、地震などによって発生する振動を効率的に軸方向(図3の矢印方向)の変位にしてU形ダンパ4,・・・に入力させることができる。
さらに、曲面としてのアーチ形状を有するU形ダンパ4であれば、変形に追従させ易く、C形鋼23,・・・の取り付け位置に多少の誤差があったとしても、その誤差を吸収させて容易に取り付けることができる。
また、アーチ形状は変形に対する拘束が小さい形状であるため、繰り返しの変形に対しても耐久性の高いU形ダンパ4とすることができる。さらに、このようなU形ダンパ4は、アーチの曲率、材料の厚さ又は幅などを変えることで、任意に耐荷性、剛性、繰り返しの変形に対する耐久性などを調整することができる。
また、芯材22の軸Oに対して対称となる位置に複数のU形ダンパ4,・・・を配置することで、ねじれが対称となる位置のU形ダンパ4,・・・で相殺、吸収されて、ブレース2A,2Bにねじれが発生し難くなる。
すなわち、中間部21にはこのようにU形ダンパ4,・・・が配置されて芯材22,22間が連結されているので、ブレース2A,2Bがねじれる方向の力が作用すると、中間部21のU形ダンパ4,・・・がそれぞれ変形することになる。
そして、地震などによって発生した振動によるエネルギーは、複数のU形ダンパ4,・・・に吸収され、ブレース2A,2Bにはねじれに伴う負荷が作用し難くなる。
特に、芯材22の軸Oに対称となる位置の4箇所にそれぞれU形ダンパ4,・・・が配置されて芯材22,22間が連結されていれば、ブレース2A,2Bがいずれの方向にねじれようとしても、4箇所に配置されたU形ダンパ4,・・・同士で変形を相殺させることができるので、過大な応力がブレース2A,2B及びU形ダンパ4に発生することを防ぐことができる。
さらに、U形ダンパ4の脚部4a,4aの対角線上にある箇所をフランジ23b,23b(23c,23c)にそれぞれ接合し、芯材22の軸Oに対して対称となる位置に接合箇所を設けることで、分断された芯材22,22間でねじれの力が伝達されるのを防ぐことができる。
また、軸力補強材24によって中間部21を挟んで対向するC形鋼23,23同士を連結すれば、U形ダンパ4,・・・に加えて軸力補強材24によっても軸力が伝達されるので、ブレース2A,2Bの全長に亘って軸力を伝達させて通常のブレースと同様の効果を発揮させることができる。
以下、前記した実施の形態とは別の形態の実施例1について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図5(a)は、この実施例1で説明する制振装置の中間部51周辺の構成を説明する側面図、図5(b)は図5(a)のA−A矢視方向で見た平面図、図6は図5(b)のB−B矢視方向で見た断面図である。
この実施例1の制振装置の全体構成は、前記した実施の形態の図1で説明した構成と略同様のため、説明を省略する。
この実施例1の第1斜材及び第2斜材を構成する芯材52は、板状部材としての溝形鋼53によって形成されている。この溝形鋼53は、図6に示すように平板状の板部53aと、その両側縁に略直角に立設されるリブ部53b,53bとを備えている。
また、この溝形鋼53の板部53aの両面には、図5(a)及び図6に示すように、それぞれ連結板材541,542が重ね合わされる。この連結板材541,542は、中間部51を挟んで溝形鋼53,53間に差し渡される板状の部材である。
この溝形鋼53のリブ部53b,53bに囲まれた内面側に差し渡される連結板材541は、中間部51を挟んだ一方の溝形鋼53に当接させる位置に、芯材52の軸O方向に延設される長穴544が形成されている。
この長穴544には、溝形鋼53の穴53cを挿通させた締結部材としてのボルト545が挿通され、上方に突出したボルト545にはナット546が締結されることによって連結板材541が一方の溝形鋼53に係留される。
また、溝形鋼53の板部53aの外面側に差し渡される連結板材542は、中間部51を挟んだ他方の溝形鋼53に当接させる位置に、芯材52の軸O方向に延設される長穴544が形成されている。
この長穴544には、ボルト545が挿通されて、溝形鋼53の穴53cを通って上方に突出したボルト545にはナット546が締結されることによって連結板材542が他方の溝形鋼53に係留される。
さらに、内面側に配置された連結板材541の表面には、中間部51に隣接したそれぞれの溝形鋼53,53と重なる位置に、板状の固定片543,543がそれぞれ積層される。この固定片543,543の上面は、図5(a)及び図6に示すように、溝形鋼53のリブ部53bの上端より上方に突出している。
そして、この固定片543,543が取り付けられた位置に、制振部材としてのU形ダンパ5,・・・が取り付けられる。
このU形ダンパ5は、前記した実施の形態のU形ダンパ4と同様の部材で、曲面が側方に突出し、脚部5a,5aが芯材52の軸Oに向くように取り付けられる。すなわち、図6に示すように、U形ダンパ5の一方の脚部5aは固定片543の上面に溶接などで固定され、他方の脚部5aは連結板材542の下面に溶接などで固定されることによって、溝形鋼53の両側縁がU形ダンパ5,5でそれぞれ挟持されることになる。
ここで、このU形ダンパ5は、中間部51を挟んだ両側の溝形鋼53,53に対して摺動可能な連結板材541,542を介して取り付けられているので、芯材52,52に軸力が入力されて溝形鋼53が軸O方向に移動すると、U形ダンパ5が変形してエネルギーが吸収される。
次に、本実施例1の建物の制振装置の作用について説明する。
このように構成された本実施例1の建物の制振装置は、芯材52を1枚の溝形鋼53で形成することで、斜材の厚みを抑えることができるので、限られた厚みの壁の内部であっても、制振装置を容易に配置することができる。
さらに、図5(b)に示すように、芯材52の軸Oに対して対称となる位置にU形ダンパ5,・・・をそれぞれ配置すれば、ねじれが対称の位置にあるU形ダンパ5,・・・で互いに相殺されて、斜材にねじれが発生し難くなる。
また、連結板材541,542に形成された長穴544にボルト545を挿通させることで、ボルト545と長穴544のガイドに沿った軸O方向の振幅を芯材52,52に起こして、U形ダンパ5,・・・を効果的に機能させることができる。
また、ボルト545とナット546による締結力を調整することで、交通振動、風による振動、小規模な地震による振動など、比較的小さな振動に対しては、連結板材541,542を摺動させずにU形ダンパ5,・・・に変形が入力されるようにし、中規模や大規模な地震など大きな振動に対しては、連結板材541,542を摺動させて、過大な応力がU形ダンパ5,・・・及び芯材52に発生しないようにすることで破損を防ぐことができる。
さらに、ボルト545が長穴544の端に当接すると、同一方向への芯材52,52の摺動がそれ以上できなくなる。このように、一方向への移動量が制限されると、反対方向への移動に移り易くなるので、U形ダンパ5,・・・が振幅しやすくなって、効率的に地震のエネルギーを吸収させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例1とは別の形態の実施例2について説明する。なお、前記実施の形態又は実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図7は、この実施例2で説明する建物の制振装置60の構成を説明する斜視図、図8は中間部61周辺の構成を説明する斜視図である。
この制振装置60は、上端が天井梁12に連結され下端が柱11の中央付近に連結される第1斜材としてのブレース6Aと、そのブレース6Aの下端の下方で上端が柱11に連結され下端が床梁13に連結される第2斜材としてのブレース6Bとによって主に構成されている。
ここで、ブレース6Aの下端及びブレース6Bの上端は、柱11に固定される矩形板状の取付片64にピン接合641,641されることによって柱11に連結される。また、ブレース6Aの上端は、天井梁12の下面に固定される取付片65にピン接合651されることによって天井梁12に連結される。さらに、ブレース6Bの下端は、床梁13の上面に固定される取付片65にピン接合651されることによって床梁13に連結される。
また、このブレース6A,6Bを構成する芯材62は、図8に示すように円筒形の本体部63aと、円筒形を半分切り欠いた切欠部63bとを備えた円筒鋼63によって構成される。
この切欠部63bは、中間部61で分断された芯材62,62同士が互いに干渉することなく重ね合わされるように形成されている。すなわち、図8の左側の芯材62は、下半分が切り欠かれた切欠部63bを備えており、右側の芯材62は上半分が切り欠かれた切欠部63bを備えているので、芯材62,62の軸方向を一致させて双方の切欠部63b,63bを重ねても、干渉することなく軸方向(図8の矢印方向)に移動させることができる。
そして、これらの芯材62,62は、中間部61において、それぞれの切欠部63b,63bが制振部材としてのO形ダンパ7によって連結される。
このO形ダンパ7は、前記実施の形態のU形ダンパ4に使用される炭素鋼やステンレス鋼等の軟鋼板を、断面視円形になるように筒状に成形した部材で、対向する位置に一対の固定部71,71が設けられる。
この固定部71には、板厚方向に貫通する穴(図示省略)が設けられており、この穴に挿通されたボルト711を切欠部63bに定着させることによってO形ダンパ7を芯材62に固定する。
また、O形ダンパ7を芯材62,62に固定する際には、O形ダンパ7の軸心と芯材62,62の軸心とを一致させる。
次に、本実施例2の建物の制振装置60の作用について説明する。
このように構成された本実施例2の建物の制振装置60は、本体部63aが円筒形に形成された芯材62によってブレース6A,6Bが構成されているので、比較的断面積が小さくても高い剛性を確保することができる。このため、厚みに制限のある壁内であっても容易に制振装置60を配置することができる。
また、円筒形の芯材62,62の軸心に一致させてO形ダンパ7を固定すれば、軸方向の変位が生じた際にも軸ずれが起き難い。また、O形ダンパ7は断面視略円形に形成されているので、ねじれに対する抵抗力が高く、ねじれなどの面外方向の変形による影響を少なくできる。このため、効率的に軸方向の変位をO形ダンパ7に入力でき、地震などによって発生した振動エネルギーを効果的に吸収させることができる。
さらに、中間部61を挟んで配置される2本の芯材62,62と、それらを連結する1個のO形ダンパ7という少ない部品点数でそれぞれのブレース6A,6Bを構成できるので、制振装置60全体も簡易な構成となって、安価に製作することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は前記実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、両方のブレース2A,2Bの中間部21,21にU形ダンパ4,・・・を配置したが、これに限定されるものではなく、一方のブレース2A(2B)だけにU形ダンパ4,・・・を配置する構成であってもよい。また、同じく実施例2では、両方のブレース6A,6Bの中間部61,61にO形ダンパ7,7を配置したが、これに限定されるものではなく、一方のブレース6A(6B)だけにO形ダンパ7を配置する構成であってもよい。
また、前記実施の形態及び実施例2では、取付片31(64)は柱11の略中央の1箇所に設けたが、これに限定されるものではなく、柱11に対してブレース2A,2B(6A,6B)毎に取付片を設けてもよい。
さらに、前記実施の形態又は実施例において、ブレース2A(6A)の上端とブレース2B(6B)の下端に隣接して、天井梁12と床梁13とを連結する縦材としての縦フレームを配置してもよい。このよう、天井梁12と床梁13と柱11と縦フレームとに囲まれた矩形領域を形成すれば、同一面が保持されるねじれにくい面内領域を形成することができ、地震などによって建物ユニット1に発生した振動を効率的にブレース2A,2B(6A,6B)に伝達させることができる。
また、前記実施の形態では、ブレース2A,2Bの芯材22はC形鋼23,23を2枚重ねて構成したが、これに限定されるものではなく、例えばH形鋼などの1本の軸力材によって芯材を構成してもよい。
本発明の最良の実施の形態の建物の制振装置の構成を説明する斜視図である。 制振装置が配置された建物ユニットの構成を説明する斜視図である。 ブレースの中間部周辺の構成の詳細を説明する部分拡大斜視図である。 (a)はブレースの中間部周辺を図3の上から見た平面図であり、(b)は図3の下から見た底面図である。 実施例1の制振装置のブレースの中間部周辺の構成を説明する図であって、(a)は側面図、(b)は(a)のA−A矢視方向で見た平面図である。 図5(b)のB−B矢視方向で見た断面図である。 実施例2の建物の制振装置の構成を説明する斜視図である。 ブレースの中間部周辺の構成の詳細を説明する部分拡大斜視図である。
符号の説明
O 芯材の軸
10 骨組構造体
11 柱(柱材)
12 天井梁(天井梁材)
13 床梁(床梁材)
20 制振装置
2A ブレース(第1斜材)
2B ブレース(第2斜材)
21 中間部
22 芯材
23 C形鋼(軸力材)
23a ウエッブ
23b、23c フランジ
24 軸力補強材
4 U形ダンパ(制振部材)
4a 脚部
5 U形ダンパ(制振部材)
5a 脚部
51 中間部
52 芯材
53 溝形鋼(板状部材)
541,542 連結板材
544 長穴
545 ボルト(締結部材)
60 制振装置
6A ブレース(第1斜材)
6B ブレース(第2斜材)
61 中間部
62 芯材
63 円筒鋼
63a 本体部
63b 切欠部
7 O形ダンパ(制振部材)
71 固定部

Claims (11)

  1. 天井梁材と床梁材と柱材とによって骨組みが形成される建物の制振装置であって、
    上端が前記天井梁材に連結され下端が前記柱材に連結される第1斜材と、その第1斜材の下端の下方で上端が前記柱材に連結され下端が前記床梁材に連結される第2斜材とを備え、
    前記第1斜材及び前記第2斜材の少なくとも一方は、その中間部において芯材が分断されており、その芯材間は、曲面を有するとともに、前記芯材の軸に略直交する面で見て曲線となる方向に向けられた制振部材を介して連結されることを特徴とする建物の制振装置。
  2. 前記制振部材は複数配置されるものであって、前記芯材の軸に対して対称となる位置にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1に記載の建物の制振装置。
  3. 前記芯材は、2つの軸力材を重ね合わせることによってそれぞれ形成され、前記中間部を挟んで対向する軸力材同士はそれぞれ別体の前記制振部材によって連結されることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物の制振装置。
  4. 前記軸力材は、軸直交方向の断面がウエッブとその両端に形成されるフランジとによって略C字形に形成され、前記芯材は前記ウエッブの背面同士を対向させて形成されるとともに、前記中間部を挟んで対向する前記フランジ同士が前記芯材の軸直交方向の断面が略U字形となる制振部材によってそれぞれ連結されることを特徴とする請求項3に記載の建物の制振装置。
  5. 前記略U字形の制振部材は、脚部の対角線上にある箇所がそれぞれの軸力材の前記フランジに接合されるとともに、それらの接合箇所は、前記芯材の軸に対して対称となる位置にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項4に記載の建物の制振装置。
  6. 前記中間部を挟んで対向する前記軸力材同士は、前記ウエッブ間に延設される軸力補強材によって連結されることを特徴とする請求項4又は5に記載の建物の制振装置。
  7. 前記中間部を挟んで配置される芯材は、板状部材によってそれぞれ形成され、それらの板状部材の一面には前記中間部を挟んで一方の板状部材に係留された連結板材が差し渡され、前記板状部材の他面には前記中間部を挟んで他方の板状部材に係留された連結板材が差し渡されるとともに、
    前記芯材の軸直交方向の断面が略U字形となる制振部材の脚部がそれぞれ前記板状部材を挟んだ双方の前記連結板材のそれぞれに連結されることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物の制振装置。
  8. 前記制振部材は、前記中間部を挟んだ両側にそれぞれ配置されるとともに、前記芯材の軸に対して対称となる位置にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項7に記載の建物の制振装置。
  9. 前記連結板材には、前記芯材の軸方向に延設される長穴が形成され、その長穴に挿通されて前記板状部材に取り付けられる締結部材によって、前記連結板材は前記板状部材に対して摺動可能に係留されることを特徴とする請求項7又は8に記載の建物の制振装置。
  10. 前記芯材は、本体部が円筒形に成形されるとともに、前記中間部には分断された互いの芯材同士が干渉することなく重ね合わされるように切欠部が形成され、その切欠部間が前記制振部材で連結されることを特徴とする請求項1に記載の建物の制振装置。
  11. 前記制振部材は、断面視略円形の帯状に形成され、その円の対向する位置に一対の固定部が形成され、それぞれの前記切欠部にそれぞれの固定部が固定されることを特徴とする請求項10に記載の建物の制振装置。
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