JP5086718B2 - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械の作業装置を駆動させない場合、エンジンの回転数を自動に減速させ、オートアイドル(Auto-Idle)機能を具現することができる建設機械の油圧回路に関する。
さらに詳しくは、ブームなどのような作業装置を駆動しない場合、エンジンの回転数を自動に減速させ、油圧システムのエネルギー損失を最小化することができるようにした建設機械の油圧回路に関する。
以下の添付図面では、オートアイドル機能に関連したパイロット信号ラインの構成に対してのみ示されているが、当該切換弁が切り換わる場合、パイロット信号ラインが遮断され、この際、切換状態を別度に標記しなかった。また、当該切換弁の切換時にメインポンプと作業装置の連結ラインを別度に示さなかった。
図1に示されたように、従来技術によるオートアイドル機能を持つ建設機械の油圧回路において、第1、2、3(P1、P2、P3)と、第1油圧ポンプP1の流路に設けられ、切換時、右側走行モータ、アーム、ブーム、バケットなどの作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第1切換弁Aと、第2油圧ポンプP2の流路に設けられ、切換時、左側走行モータ、アーム、ブーム、オプション装置などの作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第2切換弁Bと、第3油圧ポンプP3の流路に設けられ、切換時、旋回装置などに供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第3切換弁Cと、第3油圧ポンプP3の流路下流側に設けられ、パイロット信号圧Pi1の供給により切り換えられる際、第3油圧ポンプP3の作動油を第1油圧ポンプP1側の作業装置又は第2油圧ポンプP2側の作業装置に選択的に供給する合流切換弁8を包含する。
一般の小形掘削機では、走行時、第1油圧ポンプP1から吐き出される作動油は、右側走行モータに供給されることで駆動させられ、第2油圧ポンプP2から吐き出される作動油は左側走行モータに供給されることで駆動させられる。アーム、ブーム、バケットなどのような他の作業装置を駆動させる場合、第3油圧ポンプP3から吐き出される作動油を使用するために合流切換弁8を用いる。
前述した合流切換弁8は、パイロット信号圧Pi1の供給により切り換えられ、第3油圧ポンプP3からの作動油を、第1油圧ポンプP1側の作業装置(アーム、ブーム、バケットなどをいう)又は第2油圧ポンプP2側の作業装置(アーム、ブーム、オプション装置などをいう)に供給する。
前述した合流切換弁8を切り換えさせる信号圧Pi1は、パイロットポンプ(図示せず)からパイロット信号ライン3に設置の第1絞縮部1を通じて供給されるパイロット信号圧が用いられる。
一方、信号ライン4は、作業装置用切換弁A、Bを通過する信号ライン5と、走行装置用切換弁Dを通過する信号ライン6とを包含してなされる。この際、作業装置又は走行装置のみ切り換えられる場合にはパイロット信号ライン3に信号圧力が形成されない。
その反面、作業装置と走行装置とを同時に切り換えさせる場合、パイロット信号ライン3にパイロット信号圧Pi1が形成され、合流切換弁8は、パイロット信号ライン3に形成のパイロット信号圧Pi1により切り換えられる。そのことから、第3油圧ポンプP3からの作動油は、第1油圧ポンプP1側の作業装置(アーム、ブーム、バケットなどをいう)又は第2油圧ポンプP2側の他の作業装置(アーム、ブーム、オプション装置などをいう)に供給される。
前述した合流回路とオートアイドルの機能を同時に具現したい場合、作業装置用切換弁及び走行装置用切換弁の切換時、これを感知し得るための信号装置を備えなければならない。前述したパイロット信号ライン3の圧力は、作業装置用切換弁と走行装置用切換弁のうちの何れか一つを切り換えさせる場合には信号圧力が形成されない。そのことから、パイロット信号ライン3の圧力をオートアイドル信号圧として利用し得ない。
つまり、作業装置用切換弁又は走行装置用切換弁を切り換えさせる場合、これらを感知し得るための別の信号ライン7を必要とする。信号ライン7は、合流切換弁8にパイロット信号圧を供給する信号ラインに接続され、且つ、第2絞縮部2が設けられた流路に接続される。また、信号ライン7は、作業装置及び走行装置の全ての切換弁A、B、C、Dを通過するようになっている。
したがって、第1、2、3油圧ポンプ(P1、P2、P3)にそれぞれ連結された切換弁A、B、Cの中立状態では、信号ライン7に信号圧力が形成されていないことから、作業装置が作動しなかったものと判断し、建設装備のエンジン回転数を自動に減速させてくれる。切換弁A、B、C、Dのうちの少なくとも何れか一つを切り換えさせる場合、信号ライン7に信号圧力が形成されるから、この信号圧力によりエンジン回転数を増加させることが可能となる。
図2に示されたように、従来技術の他の実施例によるオートアイドル機能を持つ建設機械の油圧回路は、パイロット信号ライン13に形成の第3絞縮部11を介して供給されるパイロット信号圧Pi1により切り換えられる合流切換弁8と、パイロット信号ライン13に接続され、作業装置用切換弁A、Bの切換時、信号圧力が形成される信号ライン15と、パイロット信号ライン13に接続され、走行装置用切換弁Dの切換時、信号圧力が形成される信号ライン16と、第4絞縮部12を介して形成されたパイロット信号圧Pi2に接続され、第1、2、3油圧ポンプP1、P2、P3にそれぞれ連結された作業装置及び走行装置の切換弁A、B、C、Dの切換時、信号圧力が形成される信号ライン17とを備える。
この際、第1、2、3油圧ポンプP1、P2、P3と、第1油圧ポンプP1の流路に設けられ、切換時、右側走行モータ及びアームなどの作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等を含める第1切換弁Aと、第2油圧ポンプP2の流路に設けられ、切換時、左側走行モータ及びブームなどの作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等を含める第2切換弁Bと、第3油圧ポンプP3の流路に設けられ、切換時、旋回装置などに供給される作動油をそれぞれ制御する弁等を包含する第3切換弁Cなどは、図1に示されたものと実質的に同様であるから、これらに関する説明は略し、重複図面符号には同一符号を付する。
図1及び図2に示されたように、従来技術のオートアイドル機能を持つ油圧回路は、合流回路と、別のオートアイドル信号ラインとが必要となるから、信号ラインの構造が複雑化となる問題を抱えている。特に、図2に図示の油圧回路図では、信号ラインが極めて複雑に構成されている。
また、前述した信号ライン7が、作業装置及び走行装置の全ての切換弁A、B、C、Dなどを通るようになっているから、各切換弁A、B、C、Dの接合面を介して漏油が生じ得る。特に、高温の環境下での作業条件においては、漏油によりオートアイドル形成圧力が不安定となる問題をも持っている。
本発明の一実施例は、合流回路とオートアイドル信号ラインを持つ油圧回路から信号ラインの構成を簡略化することが可能な建設機械の油圧回路に関連する。
また、本発明の一実施例は、作業装置用切換弁及び走行装置用切換弁の接合面を介して漏油が生じるのを最小限に抑え、オートアイドル形成圧力を安定的に保つことが可能な建設機械の油圧回路に関連する。
本発明の一実施例による建設機械の油圧回路は、第1、2、3油圧ポンプと、第1油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、右側走行装置及び作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第1切換弁と、第2油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、左側走行装置及び作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第2切換弁と、第3油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第3切換弁と、第3油圧ポンプの流路下流側に設けられ、切換時、第3油圧ポンプの作動油を第1油圧ポンプ側の作業装置又は第2油圧ポンプ側の作業装置に選択的に供給する合流切換弁と、前記第3油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用第3切換弁の切換時、信号圧が形成される第1信号ラインの圧力と、走行装置用切換弁の切換時、信号圧が形成される第2信号ラインの圧力とのうちの何れか一つを選択する第1シャトルバルブと、第1シャトルバルブにより選ばれた圧力と、前記第1、2油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用切換弁の切換時、信号圧が形成される第3信号ラインの圧力とのうちの何れか一つを選択する第2シャトルバルブとを包含する。
この際、前述した第2シャトルバルブと第3信号ラインを連結する流路に入口側が接続され、且つ、前記合流切換弁に切換用パイロット信号圧を供給するパイロット信号ラインに出口側が接続されるバルブをさらに含める。
本発明の他の実施例による建設機械の油圧回路は、第1、2、3油圧ポンプと、第1油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、右側走行装置及び作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第1切換弁と、前記第2油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、左側走行装置及び作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第2切換弁と、第3油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第3切換弁と、第3油圧ポンプの流路下流側に設けられ、切換時、第3油圧ポンプの作動油を第1油圧ポンプ側の作業装置又は第2油圧ポンプ側の作業装置に選択的に供給する合流切換弁と、第3油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用第3切換弁の切換時、信号圧が形成される第1信号ラインの圧力と、第1、2油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用切換弁の切換時、信号圧が形成される第3信号ラインの圧力とのうちの何れか一つを選択する第1シャトルバルブと、第1シャトルバルブにより選ばれた圧力と、走行装置用切換弁の切換時、信号圧が形成される第2信号ラインの圧力とのうちの何れか一つを選択する第2シャトルバルブとを包含する。
この際、前述した第2シャトルバルブと第2信号ラインを連結する流路に入口側が接続され、且つ、合流切換弁に切換用パイロット信号圧を供給するパイロット信号ラインに出口側が接続されるバルブをさらに含める。
以上で詳述したように、本発明による建設機械の油圧回路は、次のような効果を奏する。
合流回路とオートアイドル信号ラインを持つ油圧回路から信号ラインの構成を簡略化することによって、コスト削減を図ることができる。作業装置用切換弁及び走行装置用切換弁の接合面からの漏油を最小限に抑えることによって、オートアイドル形成圧力が安定化される。そのことから、装備に対する信頼性向上を期待することが可能となる。
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて説明するが、これは、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が発明を容易に実施しえる程度に詳しく説明するためのものであって、これにより本発明の技術的思想及び範疇に限られるものではない。
図3に示されたように本発明の一実施例による建設機械の油圧回路は、第1、2、3油圧ポンプP1、P2、P3と、第1油圧ポンプP1の流路に設けられ、切換時、右側走行装置及び作業装置(アーム、ブーム、バケット)に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第1切換弁Aと、第2油圧ポンプP2の流路に設けられ、切換時、左側走行装置及び作業装置(アーム、ブーム、オプション装置)に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第2切換弁Bと、第3油圧ポンプP3の流路に設けられ、切換時、作業装置(旋回装置)に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第3切換弁Cと、第3油圧ポンプP3の流路下流側に設けられ、パイロット信号ライン31を通じたパイロット信号圧Pi1の供給により切り換えられる際、第3油圧ポンプP3の作動油を第1油圧ポンプP1側の作業装置、又は第2油圧ポンプP2側の作業装置に選択的に供給する合流切換弁8と、第3油圧ポンプP3にそれぞれ連結された作業装置用第3切換弁Cを切り換える際、信号圧が形成される第1信号ライン34の圧力と、走行装置用切換弁Dを切り換える際、信号圧が形成される第2信号ライン33の圧力とのうちの何れか一つを選択する第1シャトルバルブ41と、第1シャトルバルブ41により選択された圧力と、第1、2油圧ポンプP1、P2にそれぞれ連結された作業装置用切換弁A、Bを切り換える際、信号圧が形成される第3信号ライン32の圧力とのうちの何れか一つを選択する第2シャトルバルブ42を含める。
この際、前述した第2シャトルバルブ42と第3信号ライン32とを連結する流路35に入口側が接続され、且つ、合流切換弁8にパイロット信号圧Pi1を供給するパイロット信号ライン31に出口側が接続されるバルブ100をさらに含める。
前述したパイロット信号ライン31は、第1、2絞縮部21、22が設けられ、パイロット信号圧Pi1を供給する流路につながる。
前述した第2信号ライン33は、パイロット信号ライン31の第1絞縮部21を通過し、走行装置用切換弁Dを通るように配設されており、パイロット信号ライン31に接続され、バルブ100の右側段に連結される。
前述した第3信号ライン32は、第3絞縮部23を通過し、作業装置用切換弁A、Bを通るように設けられ、流路35を介してバルブ100の左側段に連結される。
次いで、本発明の一実施例による建設機械の油圧回路の使用例を添付図面に基づいて説明する。
図3に示されたように、走行時、第1油圧ポンプP1から吐き出される作動油は右側走行モータに供給されることで駆動させられ、第2油圧ポンプP2から吐き出される作動油は左側走行モータに供給されることで駆動させられる。アーム、ブーム、バケットなどのような他の作業装置を駆動させる場合、第3油圧ポンプP3から吐き出される作動油を使用するために合流切換弁8を用いる。
前述した合流切換弁8は、パイロット信号圧Pi1がパイロット信号ライン31に設けられた第1、2絞縮部21、22を通過して供給される場合に切り換えられ、合流切換弁8の切換時、第3油圧ポンプP3からの作動油を第1油圧ポンプP1側の作業装置(アーム、ブーム、バケット)、又は第2油圧ポンプP2側の作業装置(アーム、ブーム、オプション装置)に供給する。
一方、前述した第1、2油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用切換弁A、Bのみを切換えさせる場合、第3信号ライン32には信号圧力が形成され、且つ、走行装置用切換弁Dに連結される第2信号ライン33及び合流切換弁8にパイロット信号圧Pi1を供給するパイロット信号ライン31には信号圧力が形成されない。そのことから、合流切換弁8は切り換えられない。
反面、前述した第1、2油圧ポンプP1、P2にそれぞれ連結された走行装置用切換弁Dのみを切り換えさせる場合、第2信号ライン33及びパイロット信号ライン31には信号圧力が形成され、且つ、作業装置用切換弁A、Bに連結される第3信号ライン32には信号圧力が形成されない。
これにより、前述したバルブ100内部のピストンを、図3において、左側方向に移動させ、パイロット信号ライン31が油圧タンクに連結されることによって、パイロット信号ライン31に信号圧力が形成されないことから、合流切換弁8は切り換えられない。
一方、走行装置用切換弁Dと作業装置用切換弁A、Bを同時に切換させる場合、パイロット信号ライン31、第3信号ライン32及び第2信号ライン33に信号圧力がそれぞれ形成されることによって、合流切換弁8が切り換わる。
これにより、第3油圧ポンプP3からの作動油は、第1油圧ポンプP1側の作業装置(アーム、ブーム、バケット)、又は第2油圧ポンプP2側の作業装置(アーム、ブーム、オプション装置)を駆動させるべく、供給される。
即ち、前述した第3油圧ポンプP3に連結された作業装置用切換弁Cの切換時、信号圧力が形成される第1信号ライン34の圧力と、走行装置用切換弁Dの切換時、信号圧力が形成される第2信号ライン33の圧力とを比較して選択する第1シャトルバルブ41と、前述した第1シャトルバルブ41により選択された圧力と、第1、2油圧ポンプP1、P2に連結された作業装置用切換弁A、Bの切換時、信号圧力が形成される第3信号ライン32の圧力とを比較しかつ選択する第2シャトル42を備える。
つまり、前述した第1、2、3油圧ポンプP1、P2、P3にそれぞれ連結される全ての切換弁A、B、C、Dを切り換える際、信号ライン31、32、33、34に信号圧力が形成され、次いでこの信号圧力をオートアイドル圧力として用いることが可能となる。
前述したように、本発明の一実施例による建設機械の油圧回路では、合流回路とオートアイドル信号ラインを形成する場合、第3油圧ポンプP3側の切換弁Cのみを経由する信号ライン34を別度に形成し、オートアイドルの機能を具現したものである。
そのことから、オートアイドル信号ラインが全ての作業装置を通るように構成された従来技術から発生し得る各切換弁の接合面を介した漏油を最小限に抑えることが可能となる。また、オートアイドル圧力を安定的に保つことができる。
図4に示されたように本発明の他の実施例による建設機械の油圧回路は、第1、2、3油圧ポンプP1、P2、P3と、第1油圧ポンプP1の流路に設けられ、切換時、右側走行装置及び作業装置(アーム、ブーム、バケット)に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第1切換弁Aと、第2油圧ポンプP2の流路に設けられ、切換時、左側走行装置及び作業装置(アーム、ブーム、オプション装置)に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第2切換弁Bと、第3油圧ポンプP3の流路に設けられ、切換時、作業装置(旋回装置)に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第3切換弁Cと、第3油圧ポンプP3の流路下流側に設けられ、パイロット信号ライン31を介してパイロット信号圧Pi1の供給により切り換えられる際、第3油圧ポンプP3の作動油を第1油圧ポンプP1側の作業装置、又は第2油圧ポンプP2側の作業装置に選択的に供給する合流切換弁8と、第3油圧ポンプP3にそれぞれ連結された作業装置用第3切換弁Cを切り換える際、信号圧が形成される第1信号ライン34の圧力と、第1、2油圧ポンプP1、P2にそれぞれ連結された作業装置用切換弁A、Bを切り換える際、信号圧が形成される第3信号ライン32の圧力とのうちの何れか一つを選択する第1シャトルバルブ41と、第1シャトルバルブ41により選ばれた圧力と、走行装置用切換弁Dを切り換える際、信号圧が形成される第2信号ライン33の圧力とのうちの何れか一つを選択する第2シャトルバルブ42を含める。
前述した第2シャトルバルブ42と第2信号ライン33とを連結する流路に入口側が接続され、合流切換弁8に切換用パイロット信号圧Pi1を供給するパイロット信号ライン31に出口側が接続されるバルブ100をさらに含める。
この際、第1、2、3油圧ポンプP1、P2、P3と、第1油圧ポンプP1の流路に設けられ、切換時、右側走行モータ及びアームなどの作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等を包含する第1切換弁Aと、第2油圧ポンプP2の流路に設けられ、切換時、左側走行モータ及びブームなどの作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等を含める第2切換弁Bと、第3油圧ポンプP3の流路に設けられ、切換時、旋回装置などに供給される作動油をそれぞれ制御する弁等を含める第3切換弁Cなどは、図3に示されたものと実質的に同様であるから、これらに対する詳しい説明は略し、重複図面符号については同一符号を付した。
即ち、本発明の他の実施例による建設機械の油圧回路図は、作業装置用切換弁Cの切換時、信号圧力が形成される第1信号ライン34の圧力と、作業装置用切換弁A、Bの切換時、信号圧力が形成される第3信号ライン32の圧力とを比較しかつ選択する第1シャトルバルブ41と、第1シャトルバルブ41により選択された圧力と、走行装置用切換弁Dの切換時、信号圧力が形成される第2信号ライン33の圧力とを比較しかつ選択する第2シャトルバルブ42を備える。
これにより、前述した第1、2、3油圧ポンプP1、P2、P3にそれぞれつながる全ての切換弁A、B、C、Dを切り換える際、信号ライン31、32、33、34に信号圧力が形成され、この信号圧力をオートアイドル圧力として用いることが可能となる。
従来技術によるオートアイドル機能を持つ油圧回路図である。 従来技術によるオートアイドル機能を持つ他の油圧回路図である。 本発明の一実施例によるオートアイドル機能を持つ建設機械の油圧回路図である。 本発明の他の実施例によるオートアイドル機能を持つ建設機械の油圧回路図である 。
符号の説明
1 合流切換弁
31 パイロット信号ライン
34 第1信号ライン
33 第2信号ライン
32 第3信号ライン
41 第1シャトルバルブ
42 第2シャトルバルブ
A 第1切換弁
B 第2切換弁
C 第3切換弁
D 走行装置用切換弁

Claims (2)

  1. 第1、2、3油圧ポンプと、
    前記第1油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、右側走行装置及び作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第1切換弁と、
    前記第2油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、左側走行装置及び作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第2切換弁と、
    前記第3油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第3切換弁と、
    前記第3油圧ポンプの流路下流側に設けられ、切換時、第3油圧ポンプの作動油を第1油圧ポンプ側の作業装置又は第2油圧ポンプ側の作業装置に選択的に供給する合流切換弁と、
    前記第3油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用第3切換弁を切り換える際、信号圧が形成される第1信号ラインの圧力と、前記走行装置用切換弁を切り換える際、信号圧が形成される第2信号ラインの圧力とのうちの何れか一つを選択する第1シャトルバルブと、
    前記第1シャトルバルブにより選ばれた圧力と、前記第1、2油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用切換弁の切換時、信号圧が形成される第3信号ラインの圧力とのうちの何れか一つを選択する第2シャトルバルブと
    前記第2シャトルバルブと第3信号ラインを連結する流路に入口側が接続され、且つ、前記合流切換弁に切換用パイロット信号圧を供給するパイロット信号ラインに出口側が接続されるバルブをさらに含めることを特徴とする建設機械の油圧回路。
  2. 第1、2、3油圧ポンプと、
    前記第1油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、右側走行装置及び作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第1切換弁と、
    前記第2油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、左側走行装置及び作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第2切換弁と、
    前記第3油圧ポンプの流路に設けられ、切換時、作業装置に供給される作動油をそれぞれ制御する弁等からなる第3切換弁と、
    前記第3油圧ポンプの流路下流側に設けられ、切換時、第3油圧ポンプの作動油を第1油圧ポンプ側の作業装置又は第2油圧ポンプ側の作業装置に選択的に供給する合流切換弁と、
    前記第3油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用第3切換弁を切り換える際、信号圧が形成される第1信号ラインの圧力と、前記第1、2油圧ポンプにそれぞれ連結された作業装置用切換弁を切り換える際、信号圧が形成される第3信号ラインの圧力とのうちの何れか一つを選択する第1シャトルバルブと、
    前記第1シャトルバルブにより選ばれた圧力と、前記走行装置用切換弁を切り換える際、信号圧が形成される第2信号ラインの圧力とのうちの何れか一つを選択する第2シャトルバルブと、
    前記第2シャトルバルブと第2信号ラインを連結する流路に入口側が接続され、且つ、前記合流切換弁に切換用パイロット信号圧を供給するパイロット信号ラインに出口側が接続されるバルブをさらに含めることを特徴する建設機械の油圧回路。
JP2007190626A 2006-08-11 2007-07-23 建設機械の油圧回路 Expired - Fee Related JP5086718B2 (ja)

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