JP5085182B2 - 半導体素子の装着装置 - Google Patents

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本発明は、搬送路上を間欠送りされるリードフレーム或いは基板等のワークに半導体素子を装着する半導体素子の装着装置に関する。
この種の半導体素子の装着装置は、例えば特許文献1などに開示されているが、リードフレーム或いは基板等のワークに装着する半導体素子の酸化を防ぐため、トンネルシュート内をワークの搬送路とし、ワークにピンを係合してピンを往復移動し、ワークを搬送する。
特開2001−257216号公報
しかしながら、このような従来の半導体素子の装着装置では、長さが異なるワーク毎に、半導体素子の装着装置を設置する必要があり、また、長さが異なるワークに1台の半導体素子の装着装置にて対応し、段取りする場合には、長さが異なるワークにそれぞれ対応し、かつ半導体素子の装着装置で搬送可能な専用の冶具を用いる必要があり、手間と時間がかかっていた。
そこで本発明は、長さが異なるワークに対して専用の冶具を用いることなく1台で対応できる半導体素子の装着装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、搬送路上を間欠送りされるリードフレームや基板等のワークに半導体素子を装着する半導体素子の装着装置において、前記ワークを間欠送りすると共に搬送装置を、前記ワークの搬送方向に沿って設けられるトランスファと、前記搬送路上の各ワークに複数箇所形成された係合箇所に係合して移動させるために前記トランスファに所定間隔毎に設けられる複数の係合部材と、前記トランスファを1ピッチずつ間欠的に往動させると共に、前記往動動作の終了後、上流の係合箇所に戻らせる復動動作を行う往復駆動源と、該往復駆動源による前記トランスファの往動動作が終了した後、前記トランスファを上昇させて前記ワークと前記係合部材との係合を解除すると共に前記所定位置にて前記トランスファを下降させる昇降駆動源とから構成し、前記係合部材の間隔を前記ワークの最大長より長くし、且つ、前記搬送路は搬送シュート内の密閉空間内に設けられ、前記搬送シュートの上面を覆う蓋には長穴を形成し、前記蓋の上をスライド自在に移動する長穴カバーによって前記長穴を覆うと共に、前記係合部材は前記長穴カバーを貫通して前記長穴から前記密閉空間内に差し込まれ、前記ワークの搬送の際には前記トランスファの往動動作によって前記係合部材が前記長穴を介して前記ワークに係合しながら前記密閉空間内を移動し、前記ワークを任意の位置に送ることを特徴とすることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記往復駆動源は、前記トランスファに取り付けられると共に、ナット部が形成された連結部材と、前記ナット部と係合するボールネジと、このボールネジを回転するモータとを備えたことを特徴とする。
本発明では、長さが異なるワークに対して専用の冶具を用いることなく1台で対応できる半導体素子の装着装置を提供できる。
以下、添付図面を参照して、本願発明に係る半導体素子の装着装置について説明する。
図1は、半導体素子の装着装置において、後述するワークの搬送装置を省略した平面図であり、図1、図2及び図3において、1は半導体素子の装着装置で、この装着装置1は外から供給されるリードフレーム、ヒートシンクやセラミック基板等のワーク3を搬送装置により間欠送りしながら、このワーク3上に所定作業を施した後、装着装置1から下流の装置に送られるものである。図7はリードフレームのワーク3を示している。
前記装着装置1は、上流から供給ステーションI、はんだ塗布ステーションII、装着ステーションIII及び排出ステーションIVを有している。図2は装着ステーションIIIにおける装着装置1の縦断側面図であり、図2に示すように、装置本体1Aには搬送シュート35内にワークの搬送空間である密閉空間4が形成されている。
以下、搬送シュート35について、説明する。
搬送シュート35は、上面が開口した搬送シュート本体(以下、シュート本体という。)36と、この本体36内に設けられ、上面にワーク3の搬送路6がくぼんで形成されたシュート37と、シュート本体36の上面開口を覆うシュート蓋39と、このシュート蓋39に形成された開口に設けられた透明なのぞき窓14とを備えている。こののぞき窓14を介して装置本体1A内、例えばワイヤはんだの塗布状態やベアチップなどの半導体素子の装着状態などを作業者がのぞくことができる。
また、シュート蓋39の側部には、後述する搬送ピンを通す長穴42が搬送路6に沿って形成され、この長穴42はシュート蓋37の上面にスライド自在に載った長穴カバー45によって塞がれている。そして、ピンカバー45のほぼ中央には搬送ピンが貫通する貫通口46が形成されている。
以下、前記搬送装置2について図2、図3及び図4に基づいて説明する。搬送装置2は、密閉空間4内外に設けられ、前記ワーク3の搬送方向に沿ってシュート本体の長手方向に搬送シュートに沿って設けられるトランスファ(竿)5と、搬送路6上の各ワーク3に係合して移動させるために該トランスファ5に支持部材77を介して所定間隔毎に設けられる複数の搬送ピン(係合部材)7と、前記トランスファ5を所定長さの1ピッチずつ往復動させる往復駆動源47と、トランスファ5を昇降させる昇降駆動源51とを備えている。昇降駆動源51は、往復駆動源47によりトランスファ5を所定距離往動作により移動させた後、トランスファ5を上昇させてワーク3と搬送ピン7との係合を解除するとともに、往復駆動源47によってトランスファ5が所定距離復動作した後、トランスファ5を下降させてワーク3に搬送ピン7を係合させる。
また、図4に示したように、各搬送ピン7の間隔L1は、搬送路6上を搬送される機種の異なるワークのうち、搬送路6に沿った辺が最も長いワーク3Aの寸法L2より僅かに長い。このため、最も長いワーク3Aを搬送するとき、トランスファ5が移動して下降したとき、隣り合う2本の搬送ピン7が同じワーク3Aの上方から下降して何れか一方の搬送ピンがワーク3Aに当たることを確実に回避することができる。
ここで、往復駆動源47は、トランスファ5が一方の端部を貫通してトランスファ5に固定され、他方の端部にナット部52が形成された連結部材53と、ナット部52を貫通する水平方向に配置されたボールネジ54と、このボールネジを回転するモータ55とから構成されている。なお、ボールネジ54及びモータ55は昇降自在に半導体素子の装着装置の本体に支持されている。
また、昇降駆動源51は、搬送ピン7、トランスファ5、連結部材53、ボールネジ54及びモータ55を同時に昇降させるものであり、モータ55の側面に取り付けられたナット56と、このナット56を昇降自在に支持するレール57と、ナット56を貫通し例えば垂直方向(図4においては図面に垂直な方向)に配置されたボールネジ58と、このボールネジ58を回転するモータ61と、トランスファ5がスライド自在に貫通するとともにトランスファ5を昇降自在に支持する複数の支持部材62と、ボールネジ54が貫通するとともにボールネジ54を昇降自在に支持する複数の支持部材63とを備えている。
8は前記密閉空間4内のワーク3の酸化を防止したり還元させるために窒素ガスや、窒素及び水素の混合ガスを前記密閉空間4内に供給する複数のガス供給パイプで、この各ガス供給パイプ8は図示しないガス供給源に各流量調節器を介して接続されている。
また、図1の装着ステーションIIIにおける装着装置1の縦断側面図2に示すように、シュート蓋39に開口11を形成して、開口11をシリンダー12により開閉するシャッター13を設けるが、この構成は供給ステーションI及びはんだ塗布ステーションIIにおいても同様な構成である。
先ず、供給ステーションIでは、トレイ収納ユニット15に収納されたトレイ18上に整列されて収納されている前記ワーク3を供給装置の吸着ノズル15Aが図示しない駆動源により平面方向及び上下方向に移動しながら取出して、前記シリンダー12によりシャッター13を移動させて開口を介して搬送路6上に順次供給し、この供給後シャッター13を移動させて開口を閉塞する。そして、前述したように搬送装置2により搬送路6上のワーク3を順次1ピッチずつ間欠送りする。
次のはんだ塗布ステーションIIでは、前記シリンダー12によりシャッター13を移動させて開口を介して搬送路6上のワーク3上に図示しないはんだ塗布装置により接合材であるワイヤはんだを塗布し、この塗布後シャッター13を移動させて開口を閉塞する。尚、このはんだ塗布装置は、平面方向及び上下方向に図示しない駆動源により移動可能な構成である。また、搬送路6には、ヒータが埋設された図示しないヒータブロックが設けられ、前記ワーク3を加熱し、前記ワイヤはんだを溶融しながら塗布する。
次の装着ステーションIIIでは、装着装置の吸着ノズル16が図示しない駆動源により平面方向及び上下方向に移動しながら、半導体供給装置20のXYテーブル21上のシート22に配置されたダイシングされたベアチップなどの半導体素子23を吸着し、取出して、前記シリンダー12によりシャッター13を移動させて開口を介して搬送路6上の前記ワーク3上にワイヤはんだを介して装着し、装着後シャッター13を移動させて開口を閉塞する。
また、吸着ノズル16が下降してくるポイントの真下に半導体素子23を下から突き上げる突き上げ針を有する突き上げ装置24が設置されている。
次に、前記半導体供給装置20について説明する。支持体254に固定されたY軸駆動モータ251が駆動すると、カップリング252を介してボールネジであるY軸25が回転し、このY軸25が嵌合するナット体253がY方向に移動する。また、前記ナット体253には支持体264が固定され、該支持体264に固定されたX軸駆動モータ261が駆動すると、カップリング262を介してボールネジであるX軸26が回転し、このX軸26が嵌合するナット体263がX方向に移動する。従って、X軸駆動モータ261及びY軸駆動モータ251が駆動すると、結果としてXYテーブル21が平面におけるXY方向に移動するので、シート取付台22Aも移動し、ウエハシート22上の取出すべき半導体素子23が不動(平面方向において)の突き上げ装置24上方に移動することとなる。
そして、吸着ノズル16により取出されて半導体素子23は、ワーク3上に装着される。従って、次々にウエハシート22上の半導体素子23を取出すためにXYテーブル21を移動させるが、ときにシート22上の一部の半導体素子23が、図5の2点鎖線で示すシートの移動範囲Sのように、前記装着装置1の搬送路6の下方に入り込むことがある。
装着ステーションIIIの後工程の搬送路6上方には、半導体素子23の装着が終わったワーク3の迅速なる冷却により酸化を防止するために、窒素ガス等の酸化防止ガスのエアーカーテンが形成される。このエアーカーテンは密閉空間4内に搬送方向と直交する方向の全域に亘って形成され、ワーク3の搬送路6上方からワーク3に酸化防止ガスを吹き付けるものである。例えば、搬送路6上方に配設されたパイプ31に複数個の穴を開けて、ガス供給源(図示せず)に連通するガス供給バルブ44を介して該パイプ31の穴より酸化防止ガスを噴出させる。
前記エアーカーテンは、図1に示すように、装着ステーションIIIと排出ステーションIVの中間で、出来れば装着ステーションIIIに近い方が好ましい。このように酸化防止と早期冷却を兼ねた酸化防止ガスをワーク3及び装着された半導体素子23に噴出するので、酸化を免れる。このように、エアーカーテンを設けた場合は、ヒータブロックはエアーカーテンの下流側には不要であり、またエアーカーテンより下流の搬送路6の上方には密閉空間4は形成しなくてもよく、エアーカーテンにより密閉空間4の上流への外気の侵入又は酸化防止ガスの漏れを防止する。
最後の排出ステーションIVでは、前記搬送路6上の前記半導体素子が装着されたワーク3が図示しない駆動源により平面方向及び上下方向に移動する排出取出し装置により取出され、収納装置であるトレイ18上に収納される。
以上のように、供給ステーションIで供給された搬送路6上のワーク3を搬送装置2により順次1ピッチずつ間欠送りしながら、各作業、即ちワーク3上にワイヤはんだを塗布したり、ワーク3上に半導体素子23を装着したり、ワーク3を搬送路6上から取出して収納したりする。
以下、本願発明に係る半導体素子の装着装置でのワークの搬送動作について、図6、さらに、図2、図4及び図7に基づいて説明する。
搬送対象であるワーク3には、図7に示したように所定の間隔に係合箇所である同形状の搬送ピン挿入穴(以下、挿入穴という。)71、72、73、74、75及び76が図7において上下対に形成されている。そして、図6の(a)に示したように、ワーク搬送時の途中での時点で、トランスファ5は、上昇した状態で矢印に示したように左方向に移動し、各搬送ピン7が各ワーク3の挿入穴73の上方に位置する。即ち、ピン7はワーク3の搬送中、長穴42内を1ピッチずつ間欠的に移動し長穴42の右端に到達する前に挿入穴76から外れ、左方に復動して挿入穴73の上方に位置するものである。そして、図示しない制御装置からの信号に基づいて昇降駆動源51のモータ61が動作し、ボールネジ58、モータ55、ボールネジ54及び連結部材53を介してトランスファ5が下降し、各搬送ピン7は各ワーク3の中央より図6及び図7においては左側に位置した挿入穴73を貫通する。なお、図6において、搬送ピン7が挿入される各ワーク3の上側の挿入穴71、73及び76以外の各挿入穴は記載を省略する。
そして、この状態で、往復駆動源47のモータ55が上記制御装置からの信号に基づいて動作し、ボールネジ54が回転し、連結装置53が水平方向に、図6においてはワークの搬送方向である右方向に順次1ピッチずつ間欠送され、トランスファ5及び搬送ピン7も同様に右方向に間欠的に移動する。そして、間欠的に移動する毎に、上述したように、間欠送りされる毎に、各作業、即ちワーク3上にワイヤはんだを塗布したり、ワーク3上に半導体素子23を装着したり、ワーク3を搬送路6上から取出して収納したりする。
そして、トランスファ5及び搬送ピン7が間欠的に右方向に移動し、最も右の端部まで移動する。このとき、搬送ピン7は予め設定されている例えば挿入穴73と挿入穴76との間の寸法分まず移動し、各ワーク3が図6の(b)に示した位置まで移動して停止する。
次に、昇降駆動源51が動作し、トランスファ5が上昇して搬送ピン7が各ワーク3から完全に抜けると、往復駆動源47が動作してトランスファ5が図6において左方向に移動し、図6の(c)に示した位置であり、各ワーク3の最も左に位置した挿入穴71と搬送方向において同じ位置まで移動する。その後、昇降駆動源51のモータ61が動作し、トランスファ5が下降し、各搬送ピン7は各ワーク3の図6及び図7においては最も左側に位置した挿入穴71を貫通する。即ち、ピン7はワーク3の搬送中、長穴42内を1ピッチずつ間欠的に移動し長穴42の右端に到達する前に挿入穴73から抜け、復動して同じ長穴42内に位置している挿入穴71の位置に移動するものである。
その後、往復駆動源47のモータ55が動作し、ボールネジ54が回転し、連結装置53、トランスファ5及び搬送ピン7は搬送方向に1ピッチ毎に間欠的に移動し、図6の(b)に示した位置と同様に最も右の端部まで移動する。このとき、搬送ピン7は予め設定されている移動量、例えば挿入穴71と挿入穴73との間の寸法分移動し、各ワーク3が図6の(d)に示した位置まで移動して停止する。このとき、最も右に位置したワーク3が停止した位置が、下流の装置へ搬出する位置、或いは、ワーク収納ユニットに搬出する位置である。
また、上述したようにワーク3が移動するとき、上流のワーク収納ユニットから図6(d)において、最も左に位置した新たなワーク3が矢印にて示したように搬送される。
次に、昇降駆動源51が動作し、トランスファ5が再び上昇して搬送ピン7が各ワーク3から完全に抜けると、往復駆動源47が動作してトランスファ5が図6において左方向に移動し、図6の(e)に示した位置であり、最も左側に位置した新たなワーク3を含む上流に位置した各ワーク3の最も右側に位置した挿入穴76と搬送方向において同じ位置まで移動する。その後、昇降駆動源51のモータ61が動作し、トランスファ5が下降し、各搬送ピン7は各ワーク3の挿入穴76を貫通する。
また、最も右側のワークの搬出位置に位置しているワーク3に水平方向に移動自在なワーク搬出部材79が係合し、矢印にて示したようにワーク搬出部材79が搬出方向、すなわち、図6においては右方向に移動し、ワーク3が下流側の装置、或いは、ワーク収納ユニットに搬出される。
その後、往復駆動源47のモータ55が動作し、トランスファ5及び搬送ピン7は搬送方向に移動し、各ワーク3は図6の(f)に示した位置、ずなわち、図6の(a)に示した位置と同様の位置まで移動する。
そして、ワーク3の移動が終了すると、昇降駆動源51が動作し、トランスファ5が再び上昇し、往復駆動源47が動作してトランスファ5が図6の(a)に示したように左方向に移動する。
その後、上述したように、図6の(a)から(f)に至るワーク3の搬送が同様に繰り返され、順次、収納ユニット15から供給されるワークが搬送シュート35内で搬送される。
上述したように、各ワーク3の搬送時、1本の搬送ピン7は1枚のワーク3に対して複数回往復移動して搬送するので、往復移動の距離を、図6に示した最大移動距離L3以下に抑える、すなわち、極力短くすることができ、この結果、シュート蓋39の側部に形成され、搬送ピン7が貫通する長穴42の長手方向の寸法も短くすることができ、密閉空間4の密閉度を良好に保つことができる。
さらに、搬送ピン7の往復移動にボールネジ5の機構を使用したので、搬送ピン7の往復移動時の距離を容易に変更することができ、この結果、例えば、長手方向の寸法が異なり、各挿入穴の間隔が異なるリードフレームなどのワークに対しても、往復移動時のトランスファ5の移動距離を各挿入穴の間隔に応じて変更することで容易に対応することができる。即ち、種々のワークの挿入穴に応じた1ピッチ毎の搬送距離もワークの種類に応じて変更することができる。
なお、シュート37でのワークの搬送方向と直交した方向の寸法が異なるワークに対しては、そのワークに対応したシュート37を用いることで対応することができる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
半導体素子の装着装置の平面図である。 装着ステーションIIIの縦断面図である。 搬送シュートの一部の平面図である。 トランスファの移動及び昇降の機構を説明する平面図である。 半導体供給装置の機構を示す平面図である。 ワーク搬送時のトランスファの動作を説明するための概略平面図である。 ワークの平面図である。
符号の説明
1 半導体素子の装着装置
2 搬送装置
3 ワーク
4 密閉空間
5 トランスファ(竿)
6 搬送路
7 搬送ピン(係合部材)
39 搬送シュート
42 長穴
47 往復駆動源
51 昇降駆動源
54 ブールネジ

Claims (2)

  1. 搬送路上を間欠送りされるリードフレームや基板等のワークに半導体素子を装着する半導体素子の装着装置において、前記ワークを間欠送りすると共に搬送装置を、前記ワークの搬送方向に沿って設けられるトランスファと、前記搬送路上の各ワークに複数箇所形成された係合箇所に係合して移動させるために前記トランスファに所定間隔毎に設けられる複数の係合部材と、前記トランスファを1ピッチずつ間欠的に往動させると共に、前記往動動作の終了後、上流の係合箇所に戻らせる復動動作を行う往復駆動源と、該往復駆動源による前記トランスファの往動動作が終了した後、前記トランスファを上昇させて前記ワークと前記係合部材との係合を解除すると共に前記所定位置にて前記トランスファを下降させる昇降駆動源とから構成し、前記係合部材の間隔を前記ワークの最大長より長くし、且つ、前記搬送路は搬送シュート内の密閉空間内に設けられ、前記搬送シュートの上面を覆う蓋には長穴を形成し、前記蓋の上をスライド自在に移動する長穴カバーによって前記長穴を覆うと共に、前記係合部材は前記長穴カバーを貫通して前記長穴から前記密閉空間内に差し込まれ、前記ワークの搬送の際には前記トランスファの往動動作によって前記係合部材が前記長穴を介して前記ワークに係合しながら前記密閉空間内を移動し、前記ワークを任意の位置に送ることを特徴とする半導体素子の装着装置。
  2. 前記往復駆動源は、前記トランスファに取り付けられると共に、ナット部が形成された連結部材と、前記ナット部と係合するボールネジと、このボールネジを回転するモータとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の装着装置。
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