JP5085084B2 - 回転工具ユニット及びそれを備えた工作機械 - Google Patents

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この発明は、例えば複合加工旋盤等の工作機械のための回転工具ユニット、及びその回転工具ユニットを備えた工作機械に関するものである。
複合加工旋盤においては、バイトによるターニング加工ばかりでなく、例えば傾斜孔加工等の二次加工を行うことが要求されることが多い。
この場合、従来の複合加工旋盤では、傾斜孔加工用の専用の回転工具ユニットが搭載されて、この回転工具ユニットにより、前記の二次加工が行われるようになっていた。
しかしながら、前記の傾斜孔加工においては、必要とする傾斜角度ごとに専用の回転工具ユニットを複数用意しておく必要があるため、回転工具ユニットの種類が増えて、保管スペースも確保する必要があって、装置が大型化する原因となり、加えて複数の工具のために多大な工具費用を必要とするという問題があった。
このような問題点に対処するため、例えば特許文献1に開示されるような構成の回転工具ユニットも従来から提案されている。すなわち、この従来構成においては、回転工具の傾斜角度を変更できるようになっていて、変更する場合、手動操作によりクランプボルトを緩めて、回転工具を支持する可動体を本体に対して割り出し回動させるように構成している。
実用新案登録第2588689号公報
ところが、この特許文献1に記載の従来構成においては、1つのワークに対して傾斜角度の異なった複数の傾斜孔加工を連続して行うような場合に、手動操作によるクランプボルトの操作は不可能である。従って、このような連続加工を可能にするためには、回転工具の傾斜角度を異ならせた複数の回転工具ユニットをタレット上の複数の工具取付位置に装着し、タレットの回動により各回転工具ユニットを加工位置に順に割り出して傾斜孔加工を行う必要がある。従って、この従来構成においては、回転工具ユニットの搭載個数を削減することはできない。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、構造が簡単であるとともに、回転工具を回転させるための駆動源の駆動力を利用して、回転工具の工具軸線の傾斜角度を容易に変更することができる回転工具ユニットを提供することにある。
この発明のその他の目的は、複数の回転工具ユニットを設ける必要がなく、1つの回転工具ユニットにより傾斜角度の異なった複数の傾斜孔加工等を行うことができて、工具費用の低減を図ることができるとともに、構造が簡単で小形化できる工作機械を提供することにある。
上記の目的を達成するために、工具回転ユニットに係る請求項1に記載の発明においては、工具支持ヘッドに支持され、駆動源からの駆動力により駆動軸を介して自身の軸線を中心に回転される回転工具主軸と、前記工具支持ヘッドに連結され、旋回軸を中心に回動することにより前記回転工具主軸の軸線の角度を変更させるための工具角度変更手段と、前記駆動源からの駆動力を前記工具角度変更手段に伝達しない非接続状態と伝達する接続状態とに切替える接続手段とを設け、前記駆動軸を円筒状に形成し、前記旋回軸は、駆動軸内にその駆動軸に対して相対回転可能及び軸線方向へ相対移動可能に配置されるとともに、工具支持ヘッドを連結した旋回軸を備えていることを特徴とする。
従って、請求項1の発明によれば、回転工具主軸を回転させるための駆動源の駆動力を利用して、回転工具主軸の軸線の傾斜角度を任意に変更することができる。よって、回転工具を複数種類設ける必要がなく、しかも回転工具主軸を回転させるための駆動源の駆動力と、回転工具主軸の軸線を傾斜させるための駆動源とを別々に設ける必要がなく、回転工具ユニットの構成を簡略化することができる。さらに、駆動源の回転を制御するのみで、回転工具主軸の回転と傾斜角度の変更とが可能になるため、前記と同様に構成が簡単になる。また、駆動軸と旋回軸とが同一軸線上で重合配置されていることにより、回転工具ユニットの構造を一層簡略化することができるとともに、ユニット全体を小型化することができる。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、前記回転工具主軸の軸線の角度を固定状態にする固定手段をさらに備え、前記接続手段は、前記接続状態に連動して前記固定手段による固定状態を解除する固定解除手段を備えていることを特徴とする。
このように構成した場合は、回転工具主軸の軸線の角度を固定できるとともに、接続手段中の固定解除手段により回転工具主軸の軸線角度を変更可能な状態にすることができる。従って、接続手段の動作により、回転工具主軸の軸線角度の変更だけではなく、角度固定固定状態の解除も行うことができ、構成の複雑化を避けることができる。
請求項に記載の発明においては、請求項1または2に記載の発明において、前記接続手段は、その接続手段を前記非接続状態に保持する保持手段と、その保持手段の保持力に抗して接続手段を前記接続状態に切替える切替手段とを備え、前記切替手段は、前記駆動軸と旋回軸との間に設けられたクラッチと、そのクラッチを接続状態と非接続状態とに切替えるクラッチ駆動手段とを備え、前記保持手段は、クラッチを非接続状態に付勢するためのバネから構成されていることを特徴とする。
このように構成した場合には、回転工具の工具軸線の傾斜角度を変更する場合に、クラッチ駆動手段によりクラッチを切り替えるのみで、工具軸線の傾斜角度の変更制御を行うことができる。
請求項に記載の発明においては、請求項に記載の発明において、前記クラッチ駆動手段は、加工部に供給されるクーラントの圧力により作動され、前記旋回軸を軸線方向に移動させてクラッチを接続させるシリンダ機構から構成されていることを特徴とする。
このように構成した場合には、回転工具上に供給されるクーラントの圧力を利用して、クラッチを切り替え作動させることができる。
さらに、工作機械に係る請求項の発明においては、請求項1〜請求項のうちのいずれか一項に記載の回転工具ユニットを備えている。
工作機械に係る請求項に記載の発明においては、請求項1〜請求項のうちのいずれか一項に記載の回転工具ユニットが設けられた割り出し可能なタレットを備え、前記工具角度変更手段は、前記タレットに設けられるとともに、加工位置に割り出された回転工具主軸に対応するように配置されていることを特徴とする。
このように構成した場合には、回転工具の工具軸線の傾斜角度を変更設定した複数の回転工具ユニットを設ける必要がなく、1つの回転工具ユニットにより工具軸線の傾斜角度を変更しながら、傾斜角度の異なった複数の傾斜孔加工等を行うことができる。
以上のように、この発明によれば、回転工具を回転させるための駆動源の駆動力を利用して、回転工具の工具軸線の傾斜角度を変更することができるとともに、構成が簡単になるという効果を発揮する。
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
まず、この発明を具体化した工作機械としての複合加工旋盤について説明する。
図1及び図2に示すように、ベッド11の上面の左側には第1主軸台12が配置されている。第1主軸台12には第1主軸13がZ軸方向に延びる軸線を中心に回転可能に支持され、その第1主軸13の先端にはコレット14によりワークWが基端側において着脱可能に把持される。
前記ベッド11の上面の右側には、第2主軸台16がガイドレール17に沿ってZ軸方向へ移動可能に配置されている。第2主軸台16には第2主軸18が第1主軸13と同一の軸線上で回転可能に支持され、その第2主軸18の先端にはコレット19によりワークWが基端側において着脱可能に把持される。
図1及び図2に示すように、前記第1主軸台12の前方において、ベッド11の上面の左側には第1タレット台21がガイドレール22,23に沿ってZ軸方向及びそれと直交するX軸方向へ移動可能に配置されている。第1タレット台21には、第1タレット24がZ軸方向に延びる軸線を中心にして割り出し回転可能に支持されている。
前記第2主軸台16の前方において、第1タレット台21と対応配置されるように、ベッド11の上面の右側には第2タレット台25がガイドレール26,27に沿ってZ軸方向及びそれと直交するX軸方向へ移動可能に配置されている。第2タレット台25には、第2タレット28が第1タレット24と同一のZ軸方向に延びる軸線上で割り出し回転可能に支持されている。
図1及び図3に示すように、前記第1及び第2タレット24,28の外周には、傾斜面加工ユニット29Aやクロスドリルユニット29B等の回転工具ユニットを含む複数の工具ユニット29が着脱可能に装着されている。そして、前記第1及び第2タレット24,28の割り出し回転により、1つの工具ユニット29が第1及び第2主軸13,18上のワークWと対応する加工位置に選択的に配置される。
この場合、工具ユニット29の傾斜面加工ユニット29Aが加工位置に割り出し配置されたときには、その傾斜面加工ユニット29Aに搭載されたドリル等の回転工具30がワークWに向かって、後述するようにZ軸方向またはZ軸方向に対する任意の傾斜方向に突出配置される。一方、例えば、クロスドリルユニット29Bが加工位置に割り出し配置されたときには、そのクロスドリルユニット29Bに搭載されたドリル等の回転工具31がワークWの外周面に向かってX軸方向に突出配置される。
図1及び図2に示すように、前記第1及び第2主軸台12,16間の後方において、ベッド11の上面にはテーブル32がガイドレール33,34,35に沿ってZ軸方向、X軸方向及びそれらと直交するY軸方向へ移動可能に配置されている。テーブル32には工具台36がY軸方向に延びる軸線を中心に割り出し回転可能に支持され、その工具台36には図示しない工具交換装置により、ドリル等の回転工具37が着脱可能に装着される。そして、工具台36の割出し回転により、後述するように、回転工具37が第1及び第2主軸13,18上のワークWに対して任意の角度方向に突出配置される。
そして、ワークWの加工時には、第1または第2タレット24,28上の任意の工具30,31、あるいは工具台36上の回転工具37がワークWと対応する加工位置に配置される。この状態で、第1,第2タレット24,28及び工具台36の駆動源を構成するサーボモータ38,39及び図7に示すビルトインモータ94により、回転工具30,31,37が工具軸線を中心に回転される。さらに、第1または第2タレット台21,25あるいは工具台36が、回転工具30,31,37の軸線方向に沿ってワークWに接近移動される。これにより、ワークWの端面や外周面に対して孔加工等の所定の加工が施される。
次に、前記第1及び第2タレット台21,25の構成について詳細に説明する。
図4に示すように、前記第1及び第2タレット台21,25内には円筒状のタレット軸41がZ軸方向に延びる軸線を中心に回転可能及び軸線方向へ移動可能に挿通支持されている。タレット軸41の先端には前記第1または第2タレット24,28が固定され、そのタレット24,28の中央部にはタレットカバー42が取り付けられている。
前記タレット台21,25とタレット24,28との間には、カービックカップリング43が配置されている。そして、通常はタレット軸41が図示しない油圧シリンダにて図4の右方向に引き込み移動されることにより、カービックカップリング43が噛合されて、タレット24,28が所定の割り出し位置に保持されている。また、タレット24,28上の工具ユニット29の選択時には、タレット軸41が油圧シリンダにて図4の左方向に突出移動されることにより、カービックカップリング43の噛合が解除されて、タレット24,28の回動が許容される。
この状態で、タレット軸41が図示しないモータにて回転されることにより、タレット24,28が割り出し回転されて、所定の工具ユニット29がワークWと対応する加工位置に配置される。そして、カービックカップリング43が噛合状態に復帰することにより、タレット24,28が割り出し位置に保持される。
図4に示すように、前記タレット軸41の中心には円筒状の第1駆動軸44が軸受45を介して相対回転可能に挿通支持され、その第1駆動軸44の先端には傘歯車46が固定されている。この第1駆動軸44は、前記サーボモータ38,39によって回転される。タレット24,28上の傾斜面加工ユニット29A及びクロスドリルユニット29B等の各回転工具ユニットの内端部には傘歯車47が設けられ、前記第1駆動軸44上の傘歯車46に噛合されている。そして、傾斜面加工ユニット29A等の任意の回転工具ユニットがワークWと対応する加工位置に割り出し配置された状態で、前記サーボモータ38,39により第1駆動軸44が回転されることにより、傘歯車46,47を介して加工位置の回転工具ユニットの回転工具主軸67が回転されて、工具30,31が自身の軸線を中心に回転される。
前記第1駆動軸44の中心にはクーラント供給パイプ48が挿通配置され、その先端大径部48aがタレットカバー42の中心孔42aに相対回転可能に支持されている。このクーラント供給パイプ48はその基端部がタレット台21,25に固定されていて、第1,第2タレット24,28が回転されても固定状態を維持する。そして、クーラント供給パイプ48内のクーラント供給路49の端部が同クーラント供給パイプ48の先端大径部48aの外周面に開口されている。各回転工具ユニット29に対応して、タレットカバー42及びタレット24,28にはクーラント流路50,51が放射状に延びるように形成されている。これらのクーラント流路50,51と連通するように、各工具ユニット29にクーラント流路52が形成されている。
そして、1つの工具ユニット29が加工位置に割り出し配置されたとき、その工具ユニット29と対応するクーラント流路50,51,52がクーラント供給パイプ48のクーラント供給路49に接続される。この状態で、加工位置に配置された工具ユニット29の工具によりワークWが加工される際に、クーラント供給路49及びクーラント流路50,51,52を介して、工具とワークWとの間の加工部に高圧のクーラントが吹き付け供給される。
次に、前記工具ユニット29において、この発明を具体化した傾斜面加工ユニット29Aの構成について詳細に説明する。図4及び図5に示すように、傾斜面加工ユニット29Aにはタレット24,28の外周面に装着されたベース55が装備され、そのベース55の下面には取付筒56が一体に突出形成されている。
図5に示すように、前記タレット24,28の外面には取付孔59及び位置決め孔60が形成されるとともに、タレット24,28内のクーラント流路51の外端には連結孔61が形成されている。そして、傾斜面加工ユニット29Aの前記ベース55の取付筒56がタレット24,28の取付孔59に嵌合されて、図示しないクランプピースで固定されることにより、傾斜面加工ユニット29Aのベース55がタレット24,28の外周面に装着されている。この場合、位置決めピン57が位置決め孔60に係合することにより、ベース55がタレット24,28上の所定位置に位置決めされている。また、連結孔61に挟入されたジョイントパイプ58により、ベース55内のクーラント流路52とタレット24,28内のクーラント流路51とが連結されている。
図4及び図5に示すように、前記ベース55の取付筒56内には円筒状の第2駆動軸62が軸受63を介して、第1駆動軸44の軸線と直交する方向へ延びる軸線を中心に回転可能に支持されている。第2駆動軸62の内端には前記傘歯車47が一体に形成され、第1駆動軸44上の傘歯車46に噛合されている。そして、前記サーボモータ38,39により第1駆動軸44が回転されたとき、傘歯車46,47を介して第2駆動軸62が回転される。この実施形態では、サーボモータ38,39、第1駆動軸44及び第2駆動軸62により、回転工具30を支持する後述の回転工具主軸67を回転させるための駆動源が構成されている。また、第2駆動軸62は、サーボモータ38,39と回転工具主軸67との間に連結されることになる。
図4〜図6に示すように、前記傾斜面加工ユニット29Aにおけるベース55の上面には支持筒64が前記取付筒56と同一軸線上において突出形成されている。支持筒64の外周には傾斜面加工ユニット29Aの工具支持ヘッド65が軸受66を介して回転可能に支持されている。工具支持ヘッド65内には工具主軸67が軸受68を介して、前記第2駆動軸62の軸線と直交する方向へ延びる軸線を中心に回転可能に支持され、その工具主軸67の外端には前記回転工具30がチャック69により着脱可能に取り付けられている。
図4及び図5に示すように、前記工具支持ヘッド65内において、第2駆動軸62と工具主軸67との間には、第1伝達機構70が配置されている。すなわち、工具支持ヘッド65内には伝達軸71が軸受72を介して、前記工具主軸67の軸線と平行に延びる軸線を中心に回転可能に支持されている。第2駆動軸62及び伝達軸71の対向端部には互いに噛合する傘歯車73,74がそれぞれ固定されている。また、伝達軸71及び工具主軸67の対向端部には互いに噛合する平歯車75,76がそれぞれ固定されている。そして、第2駆動軸62の回転が傘歯車73,74、伝達軸71及び平歯車75,76を介して工具主軸67に伝達されて、回転工具30が工具軸線,すなわち自身の軸線を中心に回転される。
前記工具支持ヘッド65の基部には、回転工具主軸67の軸線を傾斜させるための工具角度変更手段としての工具軸線傾斜機構77が設けられている。すなわち、第2駆動軸62内の同一軸線上には工具軸線傾斜機構77を構成する旋回軸78が第2駆動軸62の軸線を中心に相対回転可能及び軸線方向へ相対移動可能に挿通され、その旋回軸78の外端には前記工具支持ヘッド65が固定金具79により固定されている。また、旋回軸78の内端は、前記取付筒56の先端に突出形成した支持部56aに対して、スリーブ80及び軸受81を介して軸線方向へ相対移動可能及び軸線を中心に相対回転可能に支持されている。そして、図6に示すように、旋回軸78が回動されることにより、工具支持ヘッド65が固定金具79を介して一体的に回動されて、ワークWの軸線に対する回転工具主軸67すなわち回転工具30の工具軸線の角度が変更される。
図4及び図5に示すように、前記第2駆動軸62と旋回軸78との間には、第2駆動軸62の回転を旋回軸78に伝達するための第2伝達機構82が設けられている。すなわち、旋回軸78の内端には第2伝達機構82を構成する円板状のクラッチ83が固定され、第2駆動軸62の内端面62aに接離可能に対応配置されている。そして、旋回軸78が軸線方向に沿って外方(図4及び図5の上方)に移動されて、クラッチ83が第2駆動軸62の内端面62aに接合されたとき、第2駆動軸62から旋回軸78に回転が伝達される。なお、クラッチ83の上面及び第2駆動軸62の内端面62aには、それらの接合時に両者間の滑りを防止するための互いに噛合する凹凸等の手段(図示しない)が設けられている。
前記旋回軸78の近傍には、旋回軸78を自身の軸線方向に移動させて、クラッチ83を第2駆動軸62の内端面62aに接離させるための接続手段としての接続機構84が設けられている。すなわち、旋回軸78の内端部のスリーブ80と軸受81との間には接続機構84を構成する保持手段としての皿バネ85が介装され、この皿バネ85により旋回軸78が軸線方向に沿って内方に移動付勢されている。これにより、図5に示すように、通常では工具支持ヘッド65の基端面65aがベース55の外面55aに当接した状態に保持されて、工具支持ヘッド65の回動が規制されるとともに、クラッチ83が第2駆動軸62の内端面62aから所定の間隙Sをおいた非接続状態に保持されている。前記工具支持ヘッド65の回動が規制された状態においては、前記回転工具主軸67の軸線の角度が固定される。このため、工具支持ヘッド65の基端面65aと、ベース55の外面55aと、さらには基端面65aと外面55aとを当接状態に保持する皿バネ85とにより、回転工具主軸67の軸線の角度を固定状態にするための固定手段が構成されている。
前記ベース55上の支持筒64の基端外周には、前記接続機構84を構成する切替手段,クラッチ駆動手段及びシリンダ機構としての切替シリンダ86が配置されている。この切替シリンダ86は、クーラント流路51に連通するように支持筒64の基端外周に形成された円環状のシリンダ室87と、前記工具支持ヘッド65を支持する軸受66のインナレース66aに接触可能に対応するようにシリンダ室87内に移動可能に収容されたピストン88と、図示しないバルブとから構成されている。
そして、図4に及び図5に示すように、タレット24,28上の傾斜面加工ユニット29AがワークWと対応する加工位置に割り出し配置された状態で、前記バルブの切替えによりクーラント供給路49及びクーラント流路50,51,52を介して、切替シリンダ86のシリンダ室87にクーラントが供給されたとき、そのクーラントの圧力によりピストン88が軸受66側に図5の上方へ押付移動される。この押付移動により、軸受66のインナレース66aを介して工具支持ヘッド65が持ち上げられ、工具支持ヘッド65の基端面65aがベース55の外面55aから離間されて、工具支持ヘッド65の回動が許容される。それとともに、工具支持ヘッド65が持ち上げられることにより、旋回軸78が皿バネ85の付勢力に抗して軸線方向の外方に移動され、クラッチ83が第2駆動軸62の内端面62aに接合されて、第2駆動軸62と旋回軸78との接続状態に切り替えられる。この状態で、第2駆動軸62の回転が旋回軸78に伝達されて、工具支持ヘッド65が回動されることにより、ワークWの軸線に対する回転工具主軸67の工具軸線の角度が変更される。また、前記のように、前記接続機構84を構成する切替シリンダ86によりピストン88が図5の上方へ移動されることにより、工具支持ヘッド65の基端面65aとベース55の外面55aとの接続状態が解除される。従って、この解除に連動して回転工具主軸67の軸線の角度固定状態が解除される。このため、前記切替シリンダ86により回転工具主軸67の軸線の角度固定状態を解除するための固定解除手段が構成されている。
以上の構成において、図4及び図5と、図6の実線とは、回転工具主軸67及び回転工具30の軸線がワークWの軸線の延長線上に配置されて、回転工具30がワークWの端面中心に対向した状態を示している。この状態においては、カービックカップリング43が噛合されて、第1及び第2タレット24,28が所定の割り出し位置に保持されるとともに、接続機構84における切替シリンダ86のピストン88が下方位置に配置されている。従って、旋回軸78の下端部の皿バネ85の作用により、旋回軸78が引き下げられて第2伝達機構82のクラッチ83が非接続状態になるとともに、固定金具79を介して工具支持ヘッド65全体が引き下げられる。このため、接続機構84が結合状態になり、工具支持ヘッド65がベース55上に固定されている。そして、この状態においては、サーボモータ38または39が高速で連続回転される。この回転は、第1駆動軸44,傘歯車46,47の噛合を介して第2駆動軸62に伝達され、その第2駆動軸62から傘歯車73,74の噛合を介して伝達軸71に伝達され、さらに平歯車75,76の噛合を介して工具主軸67が回転される。従って、回転工具主軸67及び回転工具30が回転されるとともに、ワークWが回転工具30に向かって相対的に移動されることにより、ワークWの端面中心に対して加工を施すことができる。
この状態において、図示しないクーラント供給切替用の前記バルブが切り替えられて、クーラントにより接続機構84における切替シリンダ86のピストン88が上方へ移動されると、軸受66のインナレースを介して工具支持ヘッド65が押し上げられて、ベース55の外面55aと工具支持ヘッド65の基端面65aとが離間される。そして、工具支持ヘッド65の上方移動により、固定金具79を介して旋回軸78が皿バネ85のバネ力に抗して引き上げられて、第2伝達機構82のクラッチ83の上面が第2駆動軸62の内端面62aに接合される。このため、第2伝達機構82が結合状態になる。そして、この状態においては、サーボモータ38または39が、低速で、かつ、あらかじめ定められた範囲を回転される。このサーボモータ38または39の回転により、第1駆動軸44,傘歯車46,47を介して第2駆動軸62が回転されるとともに、第2駆動軸62とクラッチ83との接合を介して同第2駆動軸62とともに旋回軸78が一体に回転される。
このとき、ベース55の外面55aと工具支持ヘッド65の基端面65aとの接合が解かれているため、旋回軸78が回転されると、固定金具79を介して工具支持ヘッド65全体も回転される。このため、図6に2点鎖線で示すように、回転工具主軸67及び回転工具30が傾斜方向に回動され、所定の傾斜角度になったところでサーボモータ38または39の回転が停止される。その後、前記バルブを切り替えて、接続機構84のピストン88に作用するクーラント圧力を解放させれば、皿バネ85のバネ力により旋回軸78が下降される。このため、クラッチ83と第2駆動軸62との結合が解放されて、ベース55と工具支持ヘッド65とが結合状態となり、回転工具主軸67及び回転工具30が所要の傾斜方向を向いた状態で固定される。従って、ワークWの要加工位置が回転工具30の先端に向き合うように、第1タレット台21をX,Y,Zのうちの必要な方向に移動させれば、回転工具30により、ワークWに対して所要の位置に対して傾斜方向から加工を施すことができる。
次に、図1に示す前記複合加工旋盤において、この発明をベッド11の上面後方に配置されている工具台36に具体化した構成について詳細に説明する。
図7に示すように、前記工具台36内には第1伝達機構91を構成する工具軸92が軸受93を介して回転可能に支持され、その工具軸92の先端には図示しないチャックにより回転工具37が着脱可能に装着される。工具台36内には駆動源としてのビルトインモータ94が配置されている。このビルトインモータ94は、工具台36の内面に固定されたステータ94aと、工具軸92の外周に固定されたロータ94bとから構成されている。そして、このビルトインモータ94の回転が工具軸92を介して回転工具37に伝達されて、その回転工具37が工具軸線を中心に回転される。
前記工具台36の下面には、工具角度変更手段としての工具軸線傾斜機構95を構成する旋回軸96が回転工具37の工具軸線と直交する方向へ延びるように突出固定されている。そして、この旋回軸96がクロスローラ軸受97を介して前記テーブル32に回動可能に支持され、この旋回軸96の回動により、工具台36が旋回軸96の軸線を中心に旋回されて、回転工具37の工具軸線の傾斜角度が変更される。
前記旋回軸96の外周には、旋回軸96の回動を規制するためのシリンダ機構としてのクランプ装置98が設けられている。このクランプ装置98は、シリンダ98a内に設けられ、先端内周に傾斜面99aを有する油圧ピストン99と、その油圧ピストン99の傾斜面99aに接触可能に配置された複数の鋼球100と、その鋼球100の内側において旋回軸96の外周面に接触可能に配置されたブレーキリング101とから構成されている。そして、通常は図7に示すように、油圧ピストン99が同図の上方位置に移動配置されて、その油圧ピストン99の傾斜面99aのカム作用により、鋼球100を介してブレーキリング101の内径が縮径され、旋回軸96の回動が規制されている。これに対して、油圧により油圧ピストン99が下方位置に移動されたときには、ブレーキリング101の内径が拡径されて、旋回軸96の回動が許容される。
前記工具台36内において工具軸92と旋回軸96との間には、ビルトインモータ94の回転を旋回軸96に伝達するための第2伝達手段としての第2伝達機構102が配置されている。すなわち、工具軸92には傘歯車103が軸受104を介して回転可能に支持されている。工具台36内には伝達軸105が軸受106を介して、工具軸92の軸線と直交する軸線を中心に回転可能に支持され、その伝達軸105の外端には工具軸92上の前記傘歯車103に噛合する傘歯車107が固定されるとともに、内端には平歯車108が固定されている。旋回軸96の外周において旋回軸96の軸線と同一の軸線上に配置されるように、テーブル32上には大径の平歯車109が固定され、伝達軸105上の前記平歯車108に噛合されている。
前記第2伝達機構102の傘歯車103と工具軸92との間には、工具軸92の回転を第2伝達機構102に選択的に接続伝達するための接続手段としての接続機構110が設けられている。すなわち、傘歯車103と接離可能に対応するように、工具軸92には切替部材111がキー112を介して一体回転可能及び軸線方向へ相対移動可能に支持されている。傘歯車103と切替部材111との間にはカービックカップリング113が設けられ、このカービックカップリング113の接続により、工具軸92の回転が切替部材111を介して傘歯車103を含む第2伝達機構102に伝達される。
前記工具軸92の外周において切替部材111に対応するように、工具台36内には切替用油圧ピストン114が工具軸92の軸線方向へ移動可能に支持され、その先端部が軸受115を介して切替部材111に相対回転可能に連結されている。そして、図7に示すように、通常は切替用油圧ピストン114が同図の左方位置に移動配置されて、カービックカップリング113が非接続状態に保持されている。これに対して、回転工具37の工具軸線の傾斜角度を変更する場合には、切替用油圧ピストン114が図7の右方位置に移動されることにより、カービックカップリング113が接続状態に切替えられる。この状態で、ビルトインモータ94による工具軸92の回転が、切替部材111から第2伝達機構102の傘歯車103,107及び伝達軸105を介して平歯車108に伝達される。これにより、平歯車108が自転されながら、テーブル32上に固定された平歯車109の周りに公転され、工具台36が旋回軸96の軸線を中心に旋回されて、回転工具37の工具軸線の角度が変更される。
図7に示すように、前記工具軸92上には傘歯車103の側部に隣接して検出円板116が一体回転可能に嵌着され、その外周には複数の検出突起116aが所定間隔おきに形成されている。検出円板116の外周に対応するように、工具台36内にはセンサ117が配置されている。そして、このセンサ117にて検出円板116上の検出突起116aが検出されることにより、工具軸92の回転数や回転角が制御される。つまり、前記ビルトインモータ94はサーボモータとはと同様に、回転角度の制御機能を有している。すなわち、センサ117から出力される検出信号によってビルトインモータ94の回転角度を監視して、図示しない制御装置によって角度制御できるようにしている。
さて、図7は、カービックカップリング113が非接続状態に切り替えられた状態を示している。この状態では、油圧ピストン99が上方位置に配置されて、その傾斜面99aが鋼球100に圧接される。このため、ブレーキリング101が旋回軸96の外周面に圧接されて、同旋回軸96がテーブル32に対して固定され、回転工具37が所要の回動角度を維持する。そして、この状態において、ビルトインモータ94により工具軸92が高速で連続回転され、回転工具37により、ワークWに対して所要の加工を施すことができる。
次に、ビルトインモータ94の回転停止状態において、切替用油圧ピストン114が図7の右方に移動されると、前記カービックカップリング113が接続状態に切り替えられる。また、油圧ピストン99を下降位置に移動させて、ブレーキを解除する。この状態において、ビルトインモータ94が前記センサ117からの出力によって回転を監視されながら低速で所定範囲だけ回転される。そして、その回転は切替部材111、カービックカップリング113を介して傘歯車103に伝達され、その傘歯車103から傘歯車107及び伝達軸105に伝達される。その回転は、さらに、平歯車108に伝達され、平歯車108は平歯車109と噛合しながら同平歯車109の外周を周回する。
このため、工具台36全体が旋回軸96の軸線を中心に回転され、回転工具37の角度が変更される。そして、モータ94の回転を停止するとともに、クランプ装置98の油圧ピストン99を上昇位置に復帰させることにより、ブレーキリング101により旋回軸96を固定して、工具台36を回転工具37の角度変更位置で固定することができる。
以上のように構成された実施形態においては、以下に列挙する効果を有する。
(1) 回転工具主軸67及び回転工具30,37を回転させるための駆動源の駆動力を利用して、回転工具主軸67及び回転工具30,37の工具軸線の傾斜角度を設定変更するように構成されている。このため、回転工具30,37を回転させるための駆動源と、回転工具主軸67及び回転工具30,37の工具軸線を傾斜させるための駆動源とを別々に設ける必要がなく、その駆動源を共用して回転工具ユニットの構造を簡略化することができる。
(2) サーボモータ38,39やビルトインモータ94の回転量を制御することにより、回転工具主軸67及び回転工具30,37の角度を任意に設定できるため、複数の回転工具ユニットを設ける必要がなく、1つの回転工具ユニットにより回転工具主軸67及び回転工具30の軸線の傾斜角度を変更しながら、傾斜角度の異なった複数の孔加工等を行うことができる。よって、複合加工旋盤等の工作機械において構成を簡素化できるとともに、全体の小型化を達成でき、しかも工具の種類が少なくなって、工具装備に要する費用を低減することができる。
(3) 傾斜面加工ユニット29Aにおいては、工具軸線傾斜機構77を構成する旋回軸78が駆動源を構成する円筒状の第2駆動軸62内に同心状に配置され、旋回軸78の軸線方向の移動により、旋回軸78と同軸上のクラッチ83を介して、第2駆動軸62から旋回軸78への駆動力の伝達経路が接続または解離されるように構成されている。このため、ユニット全体を小型化することができる。
(4) 前記傾斜面加工ユニット29Aにおいては、回転工具30上に供給されるクーラントの圧力により切替シリンダ86のピストン88が作動されて、旋回軸78が軸線方向に移動され、クラッチ83が非接続状態から接続状態に切り替えられるように構成されている。このため、切替シリンダ86のための専用の油圧供給源や油圧供給経路を設ける必要がなく、回転工具30上に供給されるクーラントの圧力を利用して、クラッチ83を切り替え作動させることができて、回転工具ユニットの構造を一層簡略化することができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態の図4〜図6に示す傾斜面加工ユニット29Aにおいて、切替シリンダ86に対してクーラントを供給することなく、通常の油圧供給源から油圧を供給するように構成すること。
・ 逆に、図7に示す工具台36の構成においてピストン99の駆動をクーラントを利用して行うように構成すること。
この発明を具体化した一実施形態の旋盤を示す概略平面図。 図1の旋盤の概略側面図。 図1の旋盤におけるタレットの一部を拡大して示す要部斜視図。 同じくタレットを拡大して示す要部断面図。 図4の一部をさらに拡大して示す部分断面図。 タレットの要部拡大平面図。 図1の旋盤における工具交換可能な工具主軸台を拡大して示す要部断面図。
符号の説明
24…第1タレット、28…第2タレット、29…工具ユニット、29A…傾斜面加工ユニット、30…回転工具、37…回転工具、38…サーボモータ、39…駆動源としてのサーボモータ、55a…固定手段としての外面、65…工具支持ヘッド、65a…固定手段としての基端面、67…回転工具主軸、77…工具角度変更手段としての工具軸線傾斜機構、78…旋回軸、83…クラッチ、84…接続手段としての接続機構、85…保持手段,固定手段としての皿バネ、86…切替手段,固定解除手段としての切替シリンダ、88…ピストン、94…駆動源としてのビルトインモータ、95…工具角度変更手段としての工具軸線傾斜機構、96…旋回軸、98…クランプ装置、110…接続手段としての接続機構、114…切替用油圧ピストン、W…ワーク。

Claims (6)

  1. 工具支持ヘッドに支持され、駆動源からの駆動力により駆動軸を介して自身の軸線を中心に回転される回転工具主軸と、
    前記工具支持ヘッドに連結され、旋回軸を中心に回動することにより前記回転工具主軸の軸線の角度を変更させるための工具角度変更手段と、
    前記駆動源からの駆動力を前記工具角度変更手段に伝達しない非接続状態と伝達する接続状態とに切替える接続手段と
    を設け
    前記駆動軸を円筒状に形成し、前記旋回軸は、駆動軸内にその駆動軸に対して相対回転可能及び軸線方向へ相対移動可能に配置されていることを特徴とする回転工具ユニット。
  2. 前記回転工具主軸の軸線の角度を固定状態にする固定手段をさらに備え、前記接続手段は、前記接続状態に連動して前記固定手段による固定状態を解除する固定解除手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の回転工具ユニット。
  3. 前記接続手段は、その接続手段を前記非接続状態に保持する保持手段と、その保持手段の保持力に抗して接続手段を前記接続状態に切替える切替手段とを備え、前記切替手段は、前記駆動軸と旋回軸との間に設けられたクラッチと、そのクラッチを接続状態と非接続状態とに切替えるクラッチ駆動手段とを備え、前記保持手段は、クラッチを非接続状態に付勢するためのバネから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転工具ユニット。
  4. 前記クラッチ駆動手段は、加工部に供給されるクーラントの圧力により作動され、前記旋回軸を軸線方向に移動させてクラッチを接続させるシリンダ機構から構成されていることを特徴とする請求項に記載の回転工具ユニット。
  5. 請求項1〜請求項のうちのいずれか一項に記載の回転工具ユニットを備えた工作機械。
  6. 請求項1〜請求項のうちのいずれか一項に記載の回転工具ユニットが設けられた割り出し可能なタレットを備え、
    前記工具角度変更手段は、前記タレットに設けられるとともに、加工位置に割り出された回転工具主軸に対応するように配置されていることを特徴とする工作機械。
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