JP5083987B2 - 不均等3分配器 - Google Patents

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Description

本発明は、入力信号を3つ信号に分配して出力する不均等3分配器に関する。
複数の放射素子を有するアレーアンテナの前段には、高周波信号を複数に分配して各放射素子に給電する分配器が設けられる。図16は、4つの放射素子を有するアレーアンテナ及び4分配器を示す図である。図16に示す4分配器は、1つの入力端子1と、4つの出力端子2〜5と、3つのウィルキンソン型2分配器(非特許文献1参照)111,112,113と、伝送線路115〜120とを備える。各出力端子に1つの放射素子110が接続されている。入力端子1から4つの出力端子2〜5までの経路は、ウィルキンソン型2分配器111,112,113及び伝送線路115〜120によって形成された木構造となっている。
図17は、図16に示した4分配器が備えるウィルキンソン型2分配器の構成を示す図である。図17に示すように、ウィルキンソン型2分配器は、1つの入力端子6と、2つの出力端子7,8と、伝送線路M101〜M105と、吸収抵抗R100とを備える。図17に示すように、入力端子6から2つの出力端子7,8までの経路は、伝送線路M101の後段で2本に分岐する構造である。
分岐した2本の経路の1つは伝送線路M102,M104によって構成され、もう1つは伝送線路M103,M105によって構成されている。伝送線路M102,M103の各電気長は1/4波長である。伝送線路M102,M103の各電気長を1/4波長とすることによって、出力端子7,8から入力端子6への反射波を低減できると共に、出力端子間のアイソレーションを高めることができる。吸収抵抗R100は、分岐点から出力端子側へ1/4波長の位置で、2本の経路を結ぶように接続されている。吸収抵抗R100を設けることによって、出力端子間のアイソレーションを高めると共に、出力インピーダンスを整合することができる。
伝送線路M101の特性インピーダンスをZ、伝送線路M102の特性インピーダンスをZ、伝送線路M103の特性インピーダンスをZ、伝送線路M104の特性インピーダンスをZ、伝送線路M105の特性インピーダンスをZとし、吸収抵抗R100の抵抗値をR100とし、分配数をN(=2)とし、Zを50Ωとすると、以下の関係式が成り立つ。
=Z=Z=Z=50Ω
=Z=Z√N=70.7Ω
R100=Z・N=100Ω
以上説明したアレーアンテナ及び4分配器において、4つの放射素子に同位相で供給する各信号の電力レベルがアレーアンテナの放射特性に影響を与える。図18は、図16に示した4つの放射素子のそれぞれに同レベルの電力を供給した場合のアレーアンテナの放射特性を示す図である。一方、図19は、4つの放射素子の内の両端の放射素子に供給する電力レベルと中央の2つの放射素子に供給する電力レベルとの比を1:4とした場合のアレーアンテナの放射特性を示す図である。メインローブレベルに対するサイドローブレベルを図18と図19とで比較すると、図19に示した放射特性の方がサイドローブレベルが低い。このように、低いサイドローブレベルの放射特性を有するアレーアンテナを実現するためには、同位相かつ不均等な電力分配比で各放射素子に給電する分配器が必要となる。
非特許文献2は、同位相かつ任意の電力分配比で入力信号を2分配する2分配器を開示する。また、特許文献1は、任意の電力分配比で入力信号を2分配する2分配回路を多段に組み合わせた分配器を開示する。特許文献1に開示された分配器では、2分配回路を構成する整合線路の特性インピーダンスの比により出力端子における電力分配比を所望の値に設定している。また、n−1段目の分岐点での反射位相に応じて、n段目の2分配回路の出力端子の電気長差Δφを調整することにより、出力端子間の中心周波数における位相誤差を小さくすることにより、アレーアンテナのサイドローブレベルを低減させている。
特開平5−251910号公報 ERNEST J. WILKINSON著, 「An N-Way Hybrid Power Divider」, Vol. MTT-8, IRE TRANSACTIONS ON MAICROWAVE THEORY AND TECHNIQUES, 1960年1月, p116-118 L. I. PARAD及びR. L. MOYNIHAN共著, 「Split-Tee Power Divider」, Vol. MTT-13, IEEE TRANSACTIONS ON MAICROWAVE THEORY AND TECHNIQUES, 1965年1月, p91-95
しかし、非特許文献2に記載された分配器は、入力信号を2つに分配することはできるが、3つに分配することはできない。同様に、特許文献1に記載された分配回路は、入力信号を2つや4つに分配することはできるが、3つや5つに分配することはできない。このため、上記分配器や分配回路は、奇数の放射素子を有するアレーアンテナに対応できない。このため、奇数の放射素子を有するアレーアンテナに対応でき、かつ当該アレーアンテナの放射特性が低サイドローブレベルを示すよう、同位相かつ不均等な電力分配比で各放射素子に給電することのできる分配器が望まれている。
本発明の目的は、入力信号を同相の信号に3分配し、かつ電力分配比が中央と両端で異なる不均等3分配器を提供することである。
本発明は、入力信号を中央と両端で電力比が異なる同相の信号に3分配する不均等3分配器であって、前記入力信号が入力される入力端子と、前記3分配された信号をそれぞれ出力する3つの出力端子と、前記入力端子と前記3つの出力端子の間に設けられた、前記入力端子から分岐して前記3つの出力端子のそれぞれに接続された3つの伝送線路と、を備え、前記3つの伝送線路の内、中央の出力端子に接続された伝送線路は、直列に接続された第1の伝送線路及び電気長が1/4波長の第2の伝送線路を有し、前記3つの伝送線路の内、両端の出力端子に接続された2つの伝送線路のそれぞれは、直列に接続された第3の伝送線路及び電気長が1/4波長の第4の伝送線路を有し、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路の接続点と、前記第3の伝送線路と前記第4の伝送線路の接続点の間には吸収抵抗が設けられ、前記第2の伝送線路又は前記第3の伝送線路の電気長が1/4波長である不均等3分配器を提供する。
上記不均等3分配器では、前記中央の出力端子に接続された伝送線路は、前記第2の伝送線路に直列に接続された第5の伝送線路を有し、前記両端の出力端子に接続された2つの伝送線路のそれぞれは、前記第4の伝送線路に直列に接続された第6の伝送線路を有し、前記第1の伝送線路と前記第3の伝送線路の電気長の差ΔL1と、前記第5の伝送線路と前記第6の伝送線路の電気長の差ΔL2の関係は、ΔL2=−ΔL1/4である。
上記不均等3分配器では、前記第5の伝送線路及び前記第6の伝送線路の各特性インピーダンスをZ10とし、前記第1の伝送線路の特性インピーダンスをZ12とし、前記第2の伝送線路の特性インピーダンスをZ14とし、前記第3の伝送線路の特性インピーダンスをZ13とし、前記第4の伝送線路の特性インピーダンスをZ15とし、前記吸収抵抗の抵抗値をR10とした場合、前記電力比を1:k:1(kは1以上の実数)とするために、各伝送線路の特性インピーダンス及び前記吸収抵抗の抵抗値が、
Figure 0005083987
の関係を有する。
上記不均等3分配器は、前記入力端子と前記3つの伝送線路との間に設けられた、電気長が1/4波長の第7の伝送線路を備え、前記第5の伝送線路及び前記第6の伝送線路の各特性インピーダンスをZ10とし、前記第1の伝送線路の特性インピーダンスをZ12とし、前記第2の伝送線路の特性インピーダンスをZ14とし、前記第3の伝送線路の特性インピーダンスをZ13とし、前記第4の伝送線路の特性インピーダンスをZ15とし、前記第7の伝送線路の特性インピーダンスをZ21とし、前記吸収抵抗の抵抗値をR10とした場合、前記電力比を1:k:1(kは1以上の実数)とするために、各伝送線路の特性インピーダンス及び前記吸収抵抗の抵抗値が、
Figure 0005083987
の関係を有する。
本発明は、上記不均等3分配器と、前記不均等3分配器が備える3つの出力端子のそれぞれに接続された3つのアンテナ素子を有するアレーアンテナと、
を備えるアンテナ装置を提供する。
本発明に係る不均等3分配器によれば、入力信号を同相の信号に3分配することができる。また、電力分配比が中央と両端で異なるため、3つのアンテナ素子を有するアレーアンテナを接続した際に、低サイドローブレベルの放射特性を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の不均等3分配器を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態の不均等3分配器は、入力端子11と、マイクロストリップラインである伝送線路M10,M12,M13a,M13b,M14,M15a,M15b,M16,M17a,M17bと、吸収抵抗R10a,R10bと、3つの出力端子12〜14とを備える。各出力端子には、アレーアンテナ(図示せず)を構成する放射素子等が接続される。図1に示すように、入力端子11から3つの出力端子12〜14までの経路は、伝送線路M10の後段で3本に分岐する構造である。
分岐した3本の経路の内、中央の経路は、伝送線路M12,M14,M16によって構成され、両端の経路の1つは伝送線路M13a,M15a,M17aによって構成され、もう1つは伝送線路M13b,M15b,M17bによって構成されている。伝送線路M12,M14,M15a,M15bの各電気長は1/4波長である。なお、本実施形態では、入力端子11に周波数が例えば5GHzの高周波信号が入力される。吸収抵抗R10a,は、伝送線路M12と伝送線路M14の接点と、伝送線路M13aと伝送線路M15aの接点とを結ぶように接続されている。また、吸収抵抗R10b,は、伝送線路M12と伝送線路M14の接点と、伝送線路M13bと伝送線路M15bの接点とを結ぶように接続されている。
伝送線路M10,M16,M17a,M17bの各特性インピーダンスをZ10、伝送線路M12の特性インピーダンスをZ12、伝送線路M13a,M13bの特性インピーダンスをZ13、伝送線路M14の特性インピーダンスをZ14、伝送線路M15a,M15bの特性インピーダンスをZ15とし、吸収抵抗R10a,R10bの各抵抗値をR10とする。3本の経路の内、両端の経路のそれぞれに供給する電力を1としたとき、中央の経路にk(kは1以上の実数)の電力を供給する、すなわち1:k:1の電力分配比を実現するためには、各伝送線路の特性インピーダンス及び吸収抵抗が以下に示す関係を有する。なお、以下の数式の導出には非特許文献2の91,92ページの記載が参考にされる。この文献では2分配の例が説明されているが、Fig. 2に示されている分配器を電力分配比が1:k:1の3分配の構成に変更して、式(1)〜(3)やFig. 2中の式と同様に導出すれば良い。
Figure 0005083987
Z10=50.00Ωとしたとき、電力分配比が1:4:1(k=4)の不均等3分配器とするためには、
Z12= 43.30Ω
Z13=173.21Ω
Z14= 35.36Ω
Z15= 70.71Ω
R10=112.50Ω
である必要がある。
図2及び図3は、上記説明した本実施形態の不均等3分配器において、5GHzの周波数の信号を入力端子11から入力した場合の出力をシミュレートした結果を示す図である。なお、このシミュレーションでは、不均等3分配器が備える伝送線路M13a,M13bの各電気長も1/4波長とした。
図2は、周波数帯域に対する出力信号の振幅特性を示す図である。図2中の符号S31は、中央の経路を介して出力端子から出力された信号を示す。図2中の符号S21,S41は、両端の経路の一方を介して出力端子から出力された信号を示す。図2中の符号S11は、入力端子11から出力された反射信号を示す。図2に示すように、5GHzでの信号S31の振幅は−1.76dB、信号S21,S41の振幅は−7.78dBであり、信号S31と信号S21,S41とでは約6dBの振幅差がある。このため、電力分配比が1:4:1であることが分かる。
図3は、周波数帯域に対する出力ポート間の位相差を示す図である。図3中の符号S21−S31は、中央の経路を介して出力された信号に対する、両端の経路の一方を介して出力端子から出力された信号の位相差を示す。図3中の符号S21−S41は、両端の経路を介して出力端子から出力された2つの信号の位相差を示す。図3に示すように、3〜7GHzの周波数帯域で位相差S21−S31が10°以内である。このため、本実施形態の不均等3分配器を広帯域にわたって使用することができる。
以下、本実施形態の不均等3分配器をプリント基板上に構成した例について説明する。図4は、プリント基板上に構成された第1の実施形態の不均等3分配器のパターンを示す図である。図4に示すように、3つの出力端子12〜14は同一直線上(P−P′)に配置されている。伝送線路M12の電気長及び伝送線路M13a,M13bの各電気長はそれぞれ1/4波長であることが望ましい。しかし、図4に示すように、吸収抵抗R10a,R10bがチップ抵抗だとしてもその大きさを無視することはできないため、伝送線路M12の線路長と伝送線路M13a,M13bの各線路長を同じ長さにすることは設計上できない。したがって、本実施形態では、伝送線路M12と伝送線路M13a,M13bの線路長の差によって生じる位相差をキャンセルするために、伝送線路M16の線路長と伝送線路M17a,M17bの各線路長との間に差が設けられる。
伝送線路M12の電気長をL12とし、伝送線路M13a,M13bの各電気長をL13とし、L12−L13=ΔL1とする。また、伝送線路M16の電気長をL16とし、伝送線路M17a,M17bの各電気長をL17とし、L16−L17=ΔL2とする。このとき、ΔL2=−ΔL1/4の関係が成立するよう、各伝送線路が設計される。このように、伝送線路M16と伝送線路M17a,M17bの線路長の差によって、3つの出力端子から出力される信号の位相差が低減される。
例えば、伝送線路M12,M14及びM15の電気長が5GHzでλ/4(=90°)、伝送線路M13の電気長が100°であるとき、伝送線路M12 の電気長L2と伝送線路M13の電気長L3の差ΔL1(=L12−L13)は−10°である。この部分で生じる位相差をキャンセルするため、伝送線路M16の電気長L16と伝送線路M17の電気長L17の差ΔL2を以下のようにする。
ΔL2=L16−L17=−ΔL1/4=2.5°
このため、本実施形態では、伝送線路M16の電気長L16を90°、伝送線路M17の電気長L17を87.5°とした。
プリント基板の誘電率εr=2.6、誘電正接tan δ=0.0015、プリント基板の厚さt=0.8mmとした場合、各伝送線路の線幅は以下のようになる。
M10=2.2mm
M12=2.7mm
M13a,M13b=0.3mm
M14=3.6mm
M15a,M15b=1.2mm
M16=2.2mm
M17a,M17b=2.2mm
また、伝送線路M12と伝送線路M13a,M13bとの成す角度αを45°とし、吸収抵抗R10a,R10bとして3216サイズのチップ抵抗を用いた場合、伝送線路M12の線路長と伝送線路M13a,M13bの線路長との差ΔL1(=L12−L13)は−1.3mmである。この1.3mmの差は5GHzで約11°の位相差を生じる。上述したように、この位相差を低減するために、伝送線路M16の線路長と伝送線路M17a,M17bの各線路長との間に差ΔL2(=L16−L17)が設けられる。ΔL2=−L1/4であるため、ΔL2=1.3mm/4=0.325mmである。
図5及び図6は、上記説明したプリント基板上に構成された不均等3分配器において、5GHzの周波数の信号を入力端子11から入力した場合の出力をシミュレートした結果を示す図である。図5は、周波数帯域に対する出力信号の振幅特性を示す図である。図5中の符号S31は、中央の経路を介して出力端子から出力された信号を示す。図5中の符号S21,S41は、両端の経路の一方を介して出力端子から出力された信号を示す。図5中の符号S11は、入力端子11から出力された反射信号を示す。図5に示すように、5GHzでの信号S31の振幅は−1.68dB、信号S21,S41の振幅は−8.70dBであり、信号S31と信号S21,S41とでは約7dBの振幅差がある。このため、電力分配比がほぼ1:4:1であることが分かる。
図6は、周波数帯域に対する出力ポート間の位相差を示す図である。図6中の符号S21−S31は、中央の経路を介して出力された信号に対する、両端の経路の一方を介して出力端子から出力された信号の位相差を示す。図6中の符号S21−S41は、両端の経路を介して出力端子から出力された2つの信号の位相差を示す。伝送線路M16の折り返し部が影響して信号S21と信号S41とで特性に若干の違いはあるものの、図5に示すように、4〜6GHzの周波数帯域で信号S21と信号S41との振幅差は0.5dB以内であるため、アレーアンテナの指向特性に大きく影響を与えることはない。また、図6に示すように、3〜6GHzの周波数帯域で、位相差S21−S31が10°以内であり、位相差S21−S41が1°以内である。このため、プリント基板上に構成された本実施形態の不均等3分配器も広帯域にわたって使用することができる。
以上説明したように、本実施形態の不均等3分配器によれば、入力端子11からの入力信号を同相の信号に3分配して出力し、かつ中央と両端とで1:k:1(kは1以上の実数)のように異なる電力分配比の分配器を提供することができる。このように、中央の出力端子から出力される信号の電力を両端の出力端子から出力される信号の電力よりも大きくすることができるため、3つの放射素子を有するアレーアンテナを接続した際に、低サイドローブレベルの放射特性を実現することができる。
例えば、図7は、電力分配比が1:4:1に設定された本実施形態の不均等3分配器に接続されたアレーアンテナの放射特性を示す図である。一方、図8は、電力分配比が1:1:1に設定された本実施形態の不均等3分配器に接続されたアレーアンテナの放射特性を示す図である。図8に示されるサイドローブレベルは約−12dBであるのに対し、図7に示されるサイドローブレベルは約−26dBである。このように、各素子に対して任意の比で電力を給電することにより、サイドローブレベルを大きく低減できる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態の不均等3分配器を示すブロック図である。第2の実施形態の不均等3分配器が第1の実施形態の不均等3分配器と異なる点は、伝送線路M10と伝送線路M12,M13a,M13bへの分岐点との間に伝送線路M21が追加されたことである。この点以外は第1の実施形態と同様であり、図9において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
伝送線路M21はマイクロストリップラインであり、1/4波長の電気長を有する。伝送線路M21の特性インピーダンスをZ21としたとき、1:k:1の電力分配比を実現するためには、各伝送線路の特性インピーダンス及び吸収抵抗が以下に示す関係を有する。
Figure 0005083987
Z10=50.00Ωとしたとき、電力分配比が1:4:1(k=4)の不均等3分配器とするためには、
Z21= 37.99Ω
Z12= 32.90Ω
Z13=131.61Ω
Z14= 35.36Ω
Z15= 70.71Ω
R20=112.5Ω
である必要がある。
図10及び図11は、上記説明した本実施形態の不均等3分配器において、5GHzの周波数の信号を入力端子11から入力した場合の出力をシミュレートした結果を示す図である。なお、このシミュレーションでは、不均等3分配器が備える伝送線路M13a,M13bの各電気長も1/4波長とした。図10は、周波数帯域に対する出力信号の振幅特性を示す図である。図10に示す振幅特性が図2に示した第1の実施形態の振幅特性と異なる点は、符号S11で示される反射信号のレベルが中心周波数(5GHz)を中心に低いことである。また、符号S21,S31,S41で示される信号の振幅変動が小さい。図11は、周波数帯域に対する出力ポート間の位相差を示す図である。位相差について第1の実施形態と異なる点は特にない。
以下、本実施形態の不均等3分配器をプリント基板上に構成した例について説明する。図12は、プリント基板上に構成された第2の実施形態の不均等3分配器のパターンを示す図である。プリント基板の誘電率εr=2.6、誘電正接tan δ=0.0015、プリント基板の厚さt=0.8mmとした場合、各伝送線路の線幅は以下のようになる。
M10=2.2mm
M21=3.3mm
M12=4.0mm
M13a,M13b=0.3mm
M14=3.6mm
M15a,M15b=1.2mm
M16=2.2mm
M17a,M17b=2.2mm
図13及び図14は、上記説明したプリント基板上に構成された不均等3分配器において、5GHzの周波数の信号を入力端子11から入力した場合の出力をシミュレートした結果を示す図である。図13は、周波数帯域に対する出力信号の振幅特性を示す図である。図13に示す振幅特性が図5に示した第1の実施形態の振幅特性と異なる点は、符号S11で示される反射信号のレベルが中心周波数(5GHz)を中心に低いことである。また、符号S21,S31,S41で示される信号の振幅変動が小さい。図14は、周波数帯域に対する出力ポート間の位相差を示す図である。位相差について第1の実施形態と異なる点は特にない。
以上説明したように、本実施形態の不均等3分配器によれば、入力端子側への反射信号を抑えることができる。また、出力端子から出力される信号の振幅変動を小さくすることができる。
以上説明した第1の実施形態又は第2の実施形態の不均等3分配器と非特許文献2に示される不均等2分配器とを組み合わせることにより、5以上の奇数の出力端子を有する不均等分配器を提供することができる。図15は、本発明に係る不均等3分配器と不均等2分配器とを備える5分配器を示す図である。図15に示される5分配器は、3分配器30と、2分配器31,32と、伝送線路33〜36とを備える。この5分配器で、3分配器30の電力分配比を1:1.78:1(=9:16:9)にし、2分配器31,32の電力分配比を1:8にすると、5分配器の電力分配比は1:8:16:8:1となる。
上記説明した第1の実施形態及び第2の実施形態の各不均等3分配器では、伝送線路M12と伝送線路M13a,M13bの線路長の差によって生じる位相差をキャンセルするために、伝送線路M16の線路長と伝送線路M17a,M17bの各線路長との間に差が設けられる。但し、アレーアンテナのサイドローブレベルの低減といった効果は多少犠牲にはなるが、伝送線路M16の線路長と伝送線路M17a,M17bの各線路長との間に差を設けなくても良い。また、インピーダンスマッチングを行わなければ、伝送線路M10,M16,M17a,M17bを除いた構成であっても良い。
また、上記説明した第1の実施形態及び第2の実施形態の各不均等3分配器では、伝送線路M10に並列に接続された伝送線路M12及び伝送線路M13a,M13bの内、伝送線路M12の電気長が1/4波長であるが、伝送線路M13a,M13bの各電気長を1/4波長としても良い。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2006年9月25日出願の日本特許出願(特願2006−259285)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明に係る不均等3分配器は、入力信号を同相の3つの信号に分配してアンテナ素子等に給電する給電部等として有用である。
第1の実施形態の不均等3分配器を示すブロック図 周波数帯域に対する出力信号の振幅特性を示す図 周波数帯域に対する出力ポート間の位相差を示す図 プリント基板上に構成された第1の実施形態の不均等3分配器のパターンを示す図 周波数帯域に対する出力信号の振幅特性を示す図 周波数帯域に対する出力ポート間の位相差を示す図 電力分配比が1:4:1に設定された本実施形態の不均等3分配器に接続されたアレーアンテナの放射特性を示す図 電力分配比が1:1:1に設定された本実施形態の不均等3分配器に接続されたアレーアンテナの放射特性を示す図 第2の実施形態の不均等3分配器を示すブロック図 周波数帯域に対する出力信号の振幅特性を示す図 周波数帯域に対する出力ポート間の位相差を示す図 プリント基板上に構成された第2の実施形態の不均等3分配器のパターンを示す図 周波数帯域に対する出力信号の振幅特性を示す図 周波数帯域に対する出力ポート間の位相差を示す図 本発明に係る不均等3分配器と不均等2分配器とを備える5分配器を示す図 4つの放射素子を有するアレーアンテナ及び4分配器を示す図 図16に示した4分配器が備えるウィルキンソン型2分配器の構成を示す図 図16に示した4つの放射素子のそれぞれに同レベルの電力を供給した場合のアレーアンテナの放射特性を示す図 4つの放射素子の内の両端の放射素子に供給する電力レベルと中央の2つの放射素子に供給する電力レベルとの比を1:4とした場合のアレーアンテナの放射特性を示す図
符号の説明
11 入力端子
12〜14 出力端子
M10,M12,M13a,M13b,M14,M15a,M15b,M16,M17a,M17b,M21 伝送線路
R10a,R10b 吸収抵抗

Claims (3)

  1. 入力信号を中央と両端で電力比が異なる同相の信号に3分配する不均等3分配器であって、
    前記入力信号が入力される入力端子と、
    前記3分配された信号をそれぞれ出力する3つの出力端子と、
    前記入力端子と前記3つの出力端子の間に設けられた、前記入力端子から分岐して前記3つの出力端子のそれぞれに接続された3つの伝送線路と、を備え、
    前記3つの伝送線路の内、中央の出力端子に接続された伝送線路は、直列に接続された第1の伝送線路及び電気長が1/4波長の第2の伝送線路を有し、
    前記3つの伝送線路の内、両端の出力端子に接続された2つの伝送線路のそれぞれは、直列に接続された第3の伝送線路及び電気長が1/4波長の第4の伝送線路を有し、
    前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路の接続点と、前記第3の伝送線路と前記第4の伝送線路の接続点の間には吸収抵抗が設けられ、
    前記第1の伝送線路又は前記第3の伝送線路の電気長が1/4波長であり、
    前記中央の出力端子に接続された伝送線路は、前記第2の伝送線路に直列に接続された第5の伝送線路を有し、
    前記両端の出力端子に接続された2つの伝送線路のそれぞれは、前記第4の伝送線路に直列に接続された第6の伝送線路を有し、
    前記第1の伝送線路と前記第3の伝送線路の電気長の差ΔL1と、前記第5の伝送線路と前記第6の伝送線路の電気長の差ΔL2の関係は、ΔL2=−ΔL1/4であり、
    前記第5の伝送線路及び前記第6の伝送線路の各特性インピーダンスをZ10とし、前記第1の伝送線路の特性インピーダンスをZ12とし、前記第2の伝送線路の特性インピーダンスをZ14とし、前記第3の伝送線路の特性インピーダンスをZ13とし、前記第4の伝送線路の特性インピーダンスをZ15とし、前記吸収抵抗の抵抗値をR10とした場合、前記電力比を1:k:1(kは1以上の実数)とするために、各伝送線路の特性インピーダンス及び前記吸収抵抗の抵抗値が、
    Figure 0005083987
    の関係を有することを特徴とする不均等3分配器。
  2. 請求項1に記載の不均等3分配器であって、
    前記入力端子と前記3つの伝送線路との間に設けられた、電気長が1/4波長の第7の伝送線路を備え、
    前記第5の伝送線路及び前記第6の伝送線路の各特性インピーダンスをZ10とし、前記第1の伝送線路の特性インピーダンスをZ12とし、前記第2の伝送線路の特性インピーダンスをZ14とし、前記第3の伝送線路の特性インピーダンスをZ13とし、前記第4の伝送線路の特性インピーダンスをZ15とし、前記第7の伝送線路の特性インピーダンスをZ21とし、前記吸収抵抗の抵抗値をR10とした場合、前記電力比を1:k:1(kは1以上の実数)とするために、各伝送線路の特性インピーダンス及び前記吸収抵抗の抵抗値が、
    Figure 0005083987
    の関係を有することを特徴とする不均等3分配器。
  3. 請求項1又は2に記載の不均等3分配器と、
    前記不均等3分配器が備える3つの出力端子のそれぞれに接続された3つのアンテナ素子を有するアレーアンテナと、
    を備えることを特徴とするアンテナ装置。
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