JP5083811B2 - 電子機器、制御プログラムおよび制御方法 - Google Patents

電子機器、制御プログラムおよび制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5083811B2
JP5083811B2 JP2007198823A JP2007198823A JP5083811B2 JP 5083811 B2 JP5083811 B2 JP 5083811B2 JP 2007198823 A JP2007198823 A JP 2007198823A JP 2007198823 A JP2007198823 A JP 2007198823A JP 5083811 B2 JP5083811 B2 JP 5083811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
language
word
display
sentence
translation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007198823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009037293A (ja
JP2009037293A5 (ja
Inventor
正信 渡辺
恒介 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007198823A priority Critical patent/JP5083811B2/ja
Publication of JP2009037293A publication Critical patent/JP2009037293A/ja
Publication of JP2009037293A5 publication Critical patent/JP2009037293A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5083811B2 publication Critical patent/JP5083811B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Machine Translation (AREA)

Description

本発明は、電子機器、制御プログラムおよび制御方法に関し、特に、翻訳を行なう電子機器、制御プログラムおよび制御方法に関する。
近年、海外旅行等で、海外にいく人が増えつつある。そのため、母国語(以下、第1言語ともいう)と異なる言語(以下、第2言語ともいう)の国の人とコミュニケーションを図るために、携帯可能な電子辞書等の翻訳装置が普及しつつある。
特開2006−059017号公報(特許文献1)では、ユーザが設定した感情レベルに応じた、第1言語(日本語)の文章を選択することにより、選択された第1言語の文章を翻訳した第2言語(英語)の文章を表示する技術(以下、第1の先行技術ともいう)を使用した翻訳装置が開示されている。
特開2006−059017号公報
しかしながら、第1の先行技術は、入力された第1言語の1つの用例に対して、予め用意された感情レベルの異なる複数の第2言語の用例を羅列表示し、ユーザに選択させるだけのものである。したがって、第1の先行技術では、例えば、単語単位に感情表現の変更をして、ユーザの欲求(用途)に応じたきめ細かい翻訳を行うことはできないという問題点がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、用途に応じた翻訳文を容易に生成することが可能な電子機器、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、第1言語の文章を、第2言語の文章に翻訳する翻訳手段を備えた電子機器は、第1言語の単語と、該単語を第2言語に翻訳した1以上の第2言語の単語とを含む単語群を、1以上記憶する記憶手段と、翻訳手段により翻訳された第2言語の文章中に、記憶手段に記憶された第2言語の単語と一致する単語である一致単語があるか否かを判断する判断手段と、判断手段により一致単語があると判断された場合であって、かつ、指示入力があった場合、一致単語を、記憶手段に記憶された、一致単語を含む単語群に含まれる、一致単語と異なる第2言語の単語に置換する置換手段と、置換手段により置換された第2言語の単語を有する文章を表示する表示手段とを備える。
好ましくは、記憶手段は、記憶している第1言語の単語を翻訳した複数の第2言語の単語毎にレベルを対応付けて記憶し、さらに、該レベルを分ける判断基準となる分類語句を、単語群毎に対応付けて記憶する。
好ましくは、一致単語を含む単語群に対応した分類語句を記憶手段から取得する取得手段をさらに備え、表示手段は、分類語句を表示するとともに、一致単語に対応付けられたレベルを識別可能なように表示する。
好ましくは、表示手段により表示された一致単語に対応付けられたレベルを変更する変更手段をさらに備え、置換手段は、一致単語を、変更手段により変更されたレベルに対応した、記憶手段に記憶された第2言語の単語に置換する。
この発明の他の局面に従うと、情報を表示する表示部と、情報を記憶する記憶部と、第1言語の文章を、第2言語の文章に翻訳する翻訳部とを備えた電子機器により実行される制御プログラムであって、記憶部は、第1言語の単語と、該単語を第2言語に翻訳した1以上の第2言語の単語とを含む単語群を、1以上記憶し、制御プログラムは、翻訳部により翻訳された第2言語の文章中に、記憶部に記憶された第2言語の単語と一致する単語である一致単語があるか否かを判断するステップと、一致単語があると判断された場合であって、かつ、指示入力があった場合、一致単語を、記憶部に記憶された、一致単語を含む単語群に含まれる、一致単語と異なる第2言語の単語に置換するステップと、置換するステップにより置換された第2言語の単語を有する文章を表示部に表示させるステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、情報を表示する表示部と、情報を記憶する記憶部と、第1言語の文章を、第2言語の文章に翻訳する翻訳部とを備えた電子機器により実行される制御方法であって、記憶部は、第1言語の単語と、該単語を第2言語に翻訳した1以上の第2言語の単語とを含む単語群を、1以上記憶し、制御方法は、翻訳部により翻訳された第2言語の文章中に、記憶部に記憶された第2言語の単語と一致する単語である一致単語があるか否かを判断するステップと、一致単語があると判断された場合であって、かつ、指示入力があった場合、一致単語を、記憶部に記憶された、一致単語を含む単語群に含まれる、一致単語と異なる第2言語の単語に置換するステップと、置換するステップにより置換された第2言語の単語を有する文章を表示部に表示させるステップとを備える。
本発明に係る電子機器は、第1言語の単語と、該単語を第2言語に翻訳した1以上の第2言語の単語とを含む単語群を、1以上記憶し、翻訳された第2言語の文章中に、記憶された第2言語の単語と一致する単語である一致単語があるか否かを判断し、一致単語があると判断された場合であって、かつ、指示入力があった場合、一致単語を、記憶手段に記憶された、一致単語を含む単語群に含まれる、一致単語と異なる第2言語の単語に置換し、置換された第2言語の単語を有する文章を表示する。
したがって、用途に応じた翻訳文を容易に生成することができるという効果を奏する。
本発明に係る制御プログラムは、第1言語の単語と、該単語を第2言語に翻訳した1以上の第2言語の単語とを含む単語群を、1以上記憶する記憶部を備えた電子機器により実行される。そして、翻訳された第2言語の文章中に、記憶された第2言語の単語と一致する単語である一致単語があるか否かを判断し、一致単語があると判断された場合であって、かつ、指示入力があった場合、一致単語を、記憶手段に記憶された、一致単語を含む単語群に含まれる、一致単語と異なる第2言語の単語に置換し、置換された第2言語の単語を有する文章を表示する。
したがって、用途に応じた翻訳文を容易に生成することができるという効果を奏する。
本発明に係る制御方法は、第1言語の単語と、該単語を第2言語に翻訳した1以上の第2言語の単語とを含む単語群を、1以上記憶する記憶部を備えた電子機器により実行される。そして、翻訳された第2言語の文章中に、記憶された第2言語の単語と一致する単語である一致単語があるか否かを判断し、一致単語があると判断された場合であって、かつ、指示入力があった場合、一致単語を、記憶手段に記憶された、一致単語を含む単語群に含まれる、一致単語と異なる第2言語の単語に置換し、置換された第2言語の単語を有する文章を表示する。
したがって、用途に応じた翻訳文を容易に生成することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本発明における電子機器は、携帯可能な翻訳装置であるとする。なお、本発明における電子機器は、翻訳装置に限定されることなく、たとえば、携帯可能な装置であればどのような装置(たとえば、PDA(Personal Digital Assistance)、PC(Personal Computer))でもよい。
翻訳装置は、入力された言語(以下、入力言語ともいう)を、入力言語以外の言語(以下、翻訳言語ともいう)に翻訳する機能を有する。ここで、入力言語は、一例として、日本語であるとする。なお、入力言語は、日本語に限定されることなく、他の言語であってもよい。また、翻訳言語は、たとえば、英語、中国語、ドイツ語、フランス語等であるとする。
また、翻訳装置は、入力された単語(以下、入力単語ともいう)の意味、説明、翻訳語等を表示する機能を有する。
<第1の実施の形態>
(翻訳装置の外観)
図1は、本実施の形態における翻訳装置500の外観を示す図である。図1を参照して、翻訳装置500は、表示部530と、入力部540とを備える。
表示部530は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部530は、LCDパネル(Liquid Crystal Display Panel)を使用した装置である。なお、表示部530は、上記以外の表示方式のパネルを使用した装置であってもよい。
また、表示部530は、ユーザが、画面に直接触れることで、情報入力可能なタッチパネル機能を有する。表示部530は、ユーザが画面にタッチした位置情報を、後述する制御部510へ送信する。制御部510は、受信した位置情報に基づいて、所定の処理を行なう。
入力部540は、ボタン群542と、方向ボタン群544と、ボタン群546とを含む。ボタン群542は、数字、文字等を入力するための複数のボタンを含む。以下においては、ボタン群542に含まれる、数字を入力するためのボタンを数字ボタンともいう。また、ボタン群542に含まれる、文字を入力するためのボタンを文字ボタンともいう。方向ボタン群544は、複数の方向ボタンを含む。複数の方向ボタンの各々は、押下されることにより、表示部530に画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を、設定された方向(たとえば、上、下、左または右)に移動させるためのボタンである。
ボタン群546は、複数の機能ボタンを含む。複数の機能ボタンの各々は、押下されることにより、割り当てられた処理をするためのボタンである。
入力部540は、入力部540に含まれる複数のボタンのうち、ユーザにより押下されたボタンに対応するボタン信号を、後述する制御部510へ送信する。すなわち、入力部540は、ユーザが翻訳装置500を操作するためのインターフェースである。以下においては、ユーザによる、入力部540の操作または表示部530に対するタッチ操作を、インターフェース操作Mともいう。
翻訳装置500は、さらに、記録媒体挿入部550Aを備える。記録媒体挿入部550Aは、翻訳装置500に後述する記録媒体を挿入する部分である。
(翻訳装置の内部構成)
図2は、翻訳装置500の内部構成を示したブロック図である。なお、図2には、説明のために、記録媒体555も示している。記録媒体555には、後述するプログラム180が記録されている。すなわち、プログラム180は、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体555もプログラム製品として流通される。
図2を参照して、翻訳装置500は、さらに、制御部510と、一時記憶部522と、記憶部520とを備える。
記憶部520は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部520は、制御部510によってデータアクセスされる。記憶部520は、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)である。記憶部520には、プログラム180、後述する、複数種類の辞書データ、その他の各種データ等が記憶されている。複数種類の辞書データは、たとえば、日本語を英語に翻訳する辞書データ、英語を日本語に翻訳する辞書データ、日本語をドイツ語に翻訳する辞書データ、日本語のある単語の説明文を日本語で表示する辞書データ等である。複数種類の辞書データの各々は、複数の見出し語と、当該複数の見出し語にそれぞれ対応づけられた複数の詳細情報を含む。ここで、詳細情報は、対応する見出し語の意味、説明、翻訳語等の情報である。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、翻訳装置500内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部510は、CPU(Central Processing Unit)である。なお、制御部510は、CPUに限定されることなく、演算機能を有するその他の回路であってもよい。
一時記憶部522は、制御部510によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。一時記憶部522は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。なお、一時記憶部522は、DRAMに限定されることなく、データを揮発的に記憶可能なその他の回路であってもよい。
翻訳装置500は、さらに、VDP532と、VRAM(Video Random Access Memory)536とを備える。
VRAM536は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、VDP532に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部530に表示させる指示である。
VDP532は表示部530と接続されている。VDP532は、制御部510からの描画指示に応じて、記憶部520内の後述するプログラム180からフォントデータ、図形データ等を読出し、VRAM536を利用して画像を生成する。そして、VDP532は、VRAM536に記憶された画像データを読出し、表示部530に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
翻訳装置500は、さらに、入力部540と、記録媒体アクセス部550とを備える。
制御部510は、入力部540に含まれる、前述した複数のボタンのうち、押下されたボタンに対応するボタン信号を、入力部540から受信する。制御部510は、受信したボタン信号に応じた処理を行なう。
記録媒体アクセス部550は、記録媒体555が、前述の記録媒体挿入部550Aから翻訳装置500に挿入(装着)されると、記録媒体555にデータアクセス可能となる。これにより、記録媒体アクセス部550は、プログラム180が記録された記録媒体555から、プログラム180を読出すことが可能となる。
記録媒体555に記憶されているプログラム180は、制御部510のインストール処理により、記録媒体アクセス部550により読み出され、制御部510が、プログラム180を、記憶部520に記憶させる。このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部520に格納されており、インストール処理は、制御部510が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
なお、記憶部520には、プログラム180がインストールされていなくてもよい。この場合、制御部510は、記録媒体アクセス部550を介して、記録媒体555に記憶されたプログラム180を読み出して、プログラム180に基づいた所定の処理を行なう。記録媒体555には、さらに、コンテンツデータ等も記録されている。コンテンツデータは、たとえば、辞書データ、音楽データ、動画像データ等である。
記録媒体555は、SD(Secure Digital(登録商標))メモリーカードである。なお、記録媒体555は、SDメモリーカード(登録商標)に限定されることなく、データを不揮発的に記録可能なその他の媒体であってもよい。
翻訳装置500は、さらに、通信部560と、通信部562を備える。
通信部560は、制御部510とデータの送受信を行なう。また、通信部560は、他の装置と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。
通信部560は、USB(Universal Serial Bus)(登録商標)2.0の規格に基づく、通信用インターフェースの機能を有する。なお、通信用インターフェースの規格は、USB(登録商標)2.0に限定されることなく他の規格であってもよい。
また、通信部560は、さらに、無線データ通信機能を有する。無線データ通信機能は、Bluetooth(登録商標)を使用して、無線でデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線データ通信は、Bluetooth(登録商標)を使用した方式に限定されることなく、たとえば、赤外線等を使用した他の通信方式であってもよい。通信部560は、制御部510からの制御指示に応じて、他の装置と無線でデータ通信を行なう。
通信部562は、制御部510と、データの送受信を行なう。通信部562は、無線LANの規格である、IEEE802.11gに基づく無線技術を利用してデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線技術は、IEEE802.11gに基づく技術に限定されることはなく、その他の無線技術であってもよい。したがって、通信部562は、無線により、ネットワーク70とデータ通信を行なうことができる。ネットワーク70は、インターネットなどの外部のネットワークである。
また、通信部562は、さらに、イーサネット(登録商標)を利用した通信用インターフェースの機能を有する。したがって、通信部562は、たとえば、LANケーブルを介して、ネットワーク70とデータ通信を行なうことができる。
翻訳装置500は、制御部510および通信部562の処理により、ネットワーク70からプログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部520に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム180である。
制御部510は、ネットワーク70からダウンロードしたプログラム(プログラム180)に従って、所定の処理を行なう。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部520に格納されており、ダウンロード処理は、制御部510が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
翻訳装置500は、さらに、音声出力部572と、音声入力部574とを備える。
音声出力部572は、制御部510で行なわれる処理に対応した音声を出力する機能を有する。音声出力部572には、音声を出力するスピーカが含まれる。音声出力部572は、制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
音声入力部574は、音声を入力する機能を有する。音声入力部574には、音声を入力するマイクが含まれる。音声入力部574は、マイクにより取得した音声を音声データに変換して、音声データを、制御部510へ送信する。たとえば、ユーザが音声入力部574に含まれるマイクに対して音声を発すると、音声入力部574は、マイクにより取得した音声を音声データに変換して、音声データを、制御部510へ送信する。
(翻訳処理時の各部の処理)
次に、翻訳装置500において行なわれる翻訳処理が行なわれる場合の各部の処理を説明する。翻訳処理は、入力言語を、翻訳言語に翻訳するための処理である。
図3は、翻訳装置500で行なわれる翻訳処理を説明するための図である。図3を参照して、翻訳処理が行なわれる場合、制御部510は、一例として、図3に示すような機能ブロック図の構成で動作する。
制御部510は、音声認識部511と、翻訳部512と、音声変換部513とを含む。
まず、音声としての入力言語(以下、音声入力言語ともいう)が、音声入力部574に入力されたとする。音声入力言語は、一例として、日本語であるとする。この場合、音声入力部574は、音声入力言語を、音声認識部511へ送信する。
音声認識部511は、受信した音声入力言語を、テキストに変換して、変換したテキストを、翻訳部512へ送信する。ここで、音声認識部511で変換されたテキストは、日本語であるとする。
一方、ユーザの入力部540の操作により、テキストが入力されたとする。なお、入力されたテキスト(以下、入力テキストともいう)は、日本語であるとする。入力部540は、入力テキストを、翻訳部512へ送信する。
翻訳部512は、テキスト解析部512Aと、言語変換部512Bと、テキスト生成部512Cとを含む。翻訳部512に受信されるテキストは、まず、テキスト解析部512Aに受信される。
ここで、記憶部520には、翻訳を行なうために必要な、文法解析データベースと、言語変換データベースと、文章生成データベースとが記憶されているとする。
テキスト解析部512Aは、文法解析データベースを利用して、受信したテキストの文法を解析し、受信テキストを、複数の単語(主語、述語、目的語等)に分割する。ここで、文法解析データベースは、テキストの文法を解析するためのデータベースである。
そして、テキスト解析部512Aは、分割した複数の単語を、言語変換部512Bへ送信する。
言語変換部512Bは、受信した複数の単語を、言語変換データベースを利用して、翻訳する。ここで、言語変換データベースは、入力された単語を、翻訳するためのデータベースである。以下においては、翻訳された単語を、翻訳単語ともいう。そして、言語変換部512Bは、複数の単語を、それぞれ翻訳した、複数の翻訳単語を、テキスト生成部512Cへ送信する。
テキスト生成部512Cは、文章生成データベースを利用して、受信した複数の翻訳単語に基づいて、翻訳された言語に応じた文章(以下、翻訳テキストともいう)を生成する。ここで、文章生成データベースは、翻訳された言語に応じた文法を使用して、翻訳言語による文章を生成するためのデータベースである。また、翻訳テキストは、一例として、英語によるテキストであるとする。そして、テキスト生成部512Cは、翻訳テキストを、音声変換部513へ送信する。
音声変換部513は、翻訳テキストを受信すると、翻訳テキストを音声に変換し、変換した音声を、音声出力部572へ送信する。音声出力部572は、受信した音声を、スピーカから出力する。
また、テキスト生成部512Cは、VDP532を利用して、翻訳テキストを表示した画像を生成し、当該画像を、表示部530に表示させる。
以上の翻訳処理により、入力言語が、翻訳言語として出力される。
(文章の翻訳)
次に、本実施の形態における翻訳装置500で行なわれる、文章を翻訳するための処理(以下、文章翻訳処理ともいう)について説明する。ここで、記憶部520には、予め、以下の動詞データテーブルD100が記憶される。
図4は、一例としての動詞データテーブルD100を示すである。図4を参照して、動詞データテーブルD100は、複数のグループデータを含む。複数のグループデータの各々は、グループ番号により特定されるデータである。複数のグループデータの各々は、共通した第1言語の単語を翻訳語として有する、用途の異なる複数の第2言語の単語を含む。
ここで、第1言語は、一例として、日本語であるとする。第2言語は、一例として、英語であるとする。すなわち、複数のグループデータの各々は、共通した日本語の単語(たとえば、“思う”)を翻訳語として有する、用途の異なる複数の英単語を含む。
複数のグループデータの各々は、複数の単語データを含む。複数の単語データの各々は、単語番号により特定されるデータである。
複数の単語データの各々は、対応する単語の「現在形」、「過去形」および「過去分詞形」を示す。
また、複数のグループデータの各々は、“1”〜“9”の範囲の数値で示される「レベル」を含む。なお、「レベル」が示す数値の範囲は、“1”〜“9”に限定されることはない。「レベル」は、値が大きい程、後述する、表現のレベルが大きいことを示す。
また、記憶部520には、予め、以下の用途データテーブルD200が、動詞データテーブルD100と対応づけて記憶される。
図5は、一例としての用途データテーブルD200を示す図である。図5を参照して、用途データテーブルD200に示される「グループ番号」は、図4の動詞データテーブルD100に示される「グループ番号」に対応する。また、「日本語」とは、動詞データテーブルD100に示される「日本語」に対応する。
「表現」とは、対応する「日本語」の単語に対応する表現である。たとえば、用途データテーブルD200に示される「疑念度」とは、疑念の度合いを示す。動詞データテーブルD100において、用途データテーブルD200に示される「疑念度」に対応するグループ番号(“1”)の日本語の「思う」に対応する複数の英単語において、対応するレベルの値が大きい英単語程、疑念の度合いが大きい「思う」を意味する。
たとえば、レベル“1”の英単語“believe”は、疑念の度合いが最も小さい「思う」を意味する。また、レベル“9”の英単語“suspect”は、疑念の度合いが最も大きい「思う」を意味する。すなわち、“suspect”および“believe”は、共通の「思う」という日本語の翻訳語を有するが、“suspect”の方が、“believe”より、疑念の度合いが大きい「思う」を意味する。すなわち、用途データテーブルD200に示される「表現」(たとえば、「「疑念度」」)は、レベルを分ける判断基準となる分類語句である。
また、動詞データテーブルD100において、用途データテーブルD200に示される「意思の強さ」に対応するグループ番号(“2”)の日本語の「望む」に対応する複数の英単語において、対応するレベルの値が大きい英単語程、意思が強い「望む」を意味する。たとえば、レベル“5”の英単語“hope”は、意思の強さが中程度である「望む」を意味する。たとえば、レベル“9”の英単語“desire”は、意思の強さが最も強い「望む」を意味する。すなわち、“hope”および“desire”は、共通の「望む」という日本語の翻訳語を有するが、“desire”の方が、“hope”より意思の強い「望む」を意味する。
また、用途データテーブルD200に示される「丁寧度」とは、丁寧の度合いを示す。動詞データテーブルD100において、用途データテーブルD200に示される「丁寧度」に対応するグループ番号(“3”)の日本語の「頼む」に対応する複数の英単語において、対応するレベルの値が大きい英単語程、丁寧の度合いが大きい「頼む」を意味する。
たとえば、レベル“1”の英単語“order”は、丁寧の度合いが最も小さい「頼む」を意味する。たとえば、レベル“9”の英単語“ask”は、丁寧の度合いが最も大きい「頼む」を意味する。すなわち、“order”および“ask”は、共通の「頼む」という日本語の翻訳語を有するが、“ask”の方が、“order”より丁寧の度合いが大きい「頼む」を意味する。
また、用途データテーブルD200に示される「単純度」とは、単純さの度合いを示す。動詞データテーブルD100において、用途データテーブルD200に示される「単純度」に対応するグループ番号(“4”)の日本語の「喜ぶ」に対応する複数の英単語において、対応するレベルの値が大きい英単語程、単純さの度合いが大きい「喜ぶ」を意味する。
たとえば、レベル“1”の英単語“rejoice”は、単純さの度合いが最も小さい「喜ぶ」を意味する。たとえば、レベル“9”の英単語“pleasure”は、単純さの度合いが最も大きい「喜ぶ」を意味する。すなわち、“rejoice”および“pleasure”は、共通の「喜ぶ」という日本語の翻訳語を有するが、“pleasure”の方が、“rejoice”より単純さの度合いが大きい「喜ぶ」を意味する。
図6は、文章翻訳処理のフローチャートである。図6を参照して、文章翻訳処理では、まず、ステップS111の処理が行なわれる。
ステップS111では、制御部510が、第1言語の文章の入力があるか否かを判定する。ここで、第1言語は、一例として、日本語であるとする。また、第1言語の文章の入力は、入力部540の操作により行なわれる。なお、第1言語の文章の入力は、音声入力部574に対して発する音声により行なわれてもよい。
ステップS111において、YESならば、ステップS112に進む。一方、ステップS111において、NOならば、再度、ステップS111の処理が行なわれる。ここでは、第1言語の文章の入力があったとして、ステップS112に進む。また、入力された第1言語の文章は、一例として、「私は、それが正しいと思う」という文章であるとする。
ステップS112では、入力文章表示処理が行なわれる。入力文章表示処理では、制御部510が、VDP532を利用して、入力された第1言語の文章を表示した文章表示画像G100を生成し、表示部530に、文章表示画像G100を表示させる。そして、ステップS112の処理は終了する。
図7は、一例としての文章表示画像G100を示す図である。
再び、図6を参照して、ステップS112の処理の後、ステップS113に進む。
ステップS113では、制御部510が、翻訳操作があるか否かを判定する。ここで、翻訳操作は、文章表示画像G100に表示される第1言語の文章を、第2言語の文章に翻訳するためのインターフェース操作Mである。ステップS113において、YESならば、ステップS114に進む。一方、ステップS113において、NOならば、再度、ステップS113の処理が行なわれる。ここでは、翻訳操作があったとして、ステップS114に進む。
ステップS114では、制御部510が、第1言語の文章を、第2言語の文章に翻訳する。ここで、第2言語は、一例として、英語であるとする。なお、第1言語の文章を、第2言語の文章に翻訳するための翻訳方法は、一般的に周知な方法であるとする。そのため、翻訳方法について、詳細な説明は繰り返さない。当該翻訳方法は、たとえば、図3の翻訳部512の処理で説明したような翻訳方法である。この処理により、制御部510は、第2言語の文章を取得する。第2言語の文章は、一例として、“I think that it is right.”であるとする。第2言語の文章は、複数の単語(英単語)を含む。そして、ステップS115に進む。
ステップS115では、制御部510が、一致単語があるか否かを判定する。ここで、一致単語とは、取得した第2言語の文章に含まれる複数の単語のうち、記憶部520に記憶される図4の動詞データテーブルD100に示される、複数の第2言語(英語)の単語のいずれかの単語と一致する単語である。ステップS115において、YESならば、ステップS116に進む。一方、ステップS115において、NOならば、後述するステップS126に進む。
ここで、第2言語の文章は、“I think that it is right.”であるとする。この場合、動詞データテーブルD100に、一致単語“think”があるため、ステップS116に進む。
ステップS116では、表示処理Aが行なわれる。表示処理Aでは、制御部510が、VDP532を利用して、第1言語の文章と、第2言語の文章と、レベル指定画像とを表示した、以下の翻訳画像G100Aを生成し、表示部530に、翻訳画像G100Aを表示させる。翻訳画像G100Aは、一致単語と、第2言語の文章に含まれる一致単語以外の単語とを、異なる態様で表示する。ここで、一致単語は、“think”であるとする。また、第2言語の文章は、“I think that it is right.”であるとする。そして、ステップS116の処理は終了する。
図8は、一例としての翻訳画像G100Aを示す図である。図8を参照して、翻訳画像G100Aには、第1言語の文章(「私は、それが正しいと思う」)と、第2言語の文章(“I think that it is right.”)とが表示される。
翻訳画像G100Aは、一致単語“think”と、第2言語の文章(“I think that it is right.”)に含まれる一致単語“think”以外の単語とを、異なる態様で表示する。ここでは、一例として、一致単語“think”は、太字に下線が引かれた状態で表示される。なお、一致単語の表示態様は、上記態様に限定されることなく、他の態様であってもよい。
また、もし、第2言語の文章に含まれる一致単語が複数ある場合は、全ての一致単語を、一致単語以外の単語と異なる態様で表示する。
また、翻訳画像G100Aには、レベル指定画像SG110が配置される。レベル指定画像SG110は、レベルの値を設定するための画像である。設定されるレベルの値は、一例として、“1”〜“9”の範囲の数値であるとする。
レベル指定画像SG110の表示については、翻訳画像G100Aに示すように、入力文章と翻訳結果とを同時に表示していても構わないし、最初は、入力文書と翻訳結果だけが表示されていて、異なる態様で表示された一致単語をユーザが指定した後に、指定した一致単語のレベル指定画像SG100を表示しても構わない。
また、もし、第2言語の文章に含まれる一致単語が複数ある場合は、全ての一致単語に関するレベル指定画像を一度に表示しても構わないし、最初は、入力文章と翻訳結果だけを表示しておき、ユーザが指定した一致単語に関するレベル指定画像SG100だけを表示しても構わない。
レベル指定画像SG110は、スライドバーSG112を含む。スライドバーSG112は、インターフェース操作Mにより、左右に移動させることが可能である。スライドバーSG112の移動により、レベルの値は、“1”〜“9”の範囲で変化する。
なお、初期状態のスライドバーSG112の位置は、レベル指定画像SG110の下部に表示される複数の数値のうち、図4の動詞データテーブルD100において、一致単語に対応づけられたレベルの値を示す数値の上部の位置に配置される。一致単語が、“think”である場合、対応づけられたレベルの値は、“5”であるので、初期状態のスライドバーSG112の位置は、レベル指定画像SG110の下部に表示される“5” の上部の位置となる。すなわち、一致単語“think”に対応付けられたレベル“5”が識別可能なように表示される。
レベル指定画像SG110の下部に表示される数値の上部の位置に、スライドバーSG112が移動されると、レベルの値は、スライドバーSG112の下部に表示される数値に設定される。なお、レベルの値を設定する方法は、スライドバーSG112を利用した方法に限定されない。たとえば、入力部540のインターフェース操作Mにより、直接入力された数値により、レベルの値を設定してもよい。
また、レベル指定画像SG110は、図4の動詞データテーブルD100において、一致単語に対応するグループ番号に含まれる複数のレベルの値が視覚的に分かるように、マークが表示される。たとえば、一致単語が“think”である場合、動詞データテーブルD100において、一致単語“think”に対応するグループ番号“1”に含まれるレベルの値は、“1”、“4”、“5”、“6”、“7”、“9”である。
したがって、翻訳画像G100Aに示されるように、レベル指定画像SG110の下部に表示される複数の数値のうち、“1”、“4”、“5”、“6”、“7”、“9”の上部に、斜線のマークが表示される。なお、当該マークは、どのような形態のマークであってもよい。
また、レベル指定画像SG110の下部には、図4の動詞データテーブルD100において、一致単語に対応するグループ番号を示す図5の用途データテーブルD200に示される「表現」の項目の文字列が表示される。一致単語が“think”である場合、動詞データテーブルD100において、一致単語“think”に対応するグループ番号は、“1”となる。したがって、レベル指定画像SG110の下部には、図5の用途データテーブルD200において、グループ番号“1”に対応する「疑念度」の文字列が表示される。
再び、図6を参照して、ステップS116の処理の後、ステップS117に進む。
ステップS117では、制御部510が、レベル変更操作があるか否かを判定する。ここで、レベル変更操作は、レベル指定画像SG110に表示されている複数のマークのいずれかの位置に、スライドバーSG112を移動させるためのインターフェース操作Mである。具体的には、レベル変更操作は、表示部530の有するタッチパネル機能を使用して、スライドバーSG112を移動させる操作である。また、レベル変更操作は、入力部540の操作により、スライドバーSG112を移動させる操作であってもよい。
ステップS117において、YESならば、ステップS118に進む。一方、ステップS117において、NOならば、再度、ステップS117の処理が行なわれる。ここでは、レベル変更操作があったとして、ステップS118に進む。なお、レベル変更操作は、レベル指定画像SG110の下部に表示される“9”の上部に表示されるマークの位置に、スライドバーSG112を移動させる操作であるとする。すなわち、レベル変更操作により、レベルの値は、“5”から“9”に変更されたとする。レベル変更操作は、ユーザによるインターフェース操作Mである。すなわち、レベル変更操作により変更されたレベルの値は、ユーザの指示入力に応じた値である。
ステップS118では、単語変更処理が行なわれる。単語変更処理では、制御部510が、VDP532を利用して、第2言語の文章に含まれる一致単語を、図4の動詞データテーブルD100において、レベル変更操作により変更されたレベルの値に対応する、一致単語と同じ列の単語に切替えた、翻訳画像を生成し、表示部530に、翻訳画像を表示させる。なお、切替えの対象となる単語は、一致単語に対応するグループ番号に対応する複数の単語である。
ここで、第2言語の文章は、“I think that it is right.”であるとする。また、一致単語は、“think”であるとする。また、レベル変更操作により変更されたレベルの値は、“9”であるとする。この場合、図4の動詞データテーブルD100において、レベル変更操作により変更されたレベルの値(“9”)に対応する、一致単語“think”と同じ列の単語は“suspect”である。また、生成される翻訳画像は、以下の翻訳画像G100Bとなる。そして、ステップS118の処理は終了する。
図9は、一例としての翻訳画像G100Bを示す図である。図9を参照して、翻訳画像G100Bは、図8の翻訳画像G100Aと比較して、第2言語の文章(“I think that it is right.”)に含まれる一致単語“think”が、レベル変更操作により変更されたレベルの値(“9”)に対応する単語“suspect”に切り替わっている点と、スライドバーSG112の位置が、“9”の上部の位置に移動されている点とが異なる。それ以外は、翻訳画像G100Aと同様なので詳細な説明は繰り返さない。
再び、図6を参照して、ステップS118の処理の後、ステップS119に進む。
ステップS119では、制御部510が、終了操作があるか否かを判定する。ここで、終了操作は、文章翻訳処理を終了するためのインターフェース操作Mである。ステップS119において、YESならば、この文章翻訳処理は終了する。一方、ステップS119において、NOならば、再度、ステップS117の処理が行なわれる。
前述のステップS115において、NOならば、ステップS126に進む。
ステップS126では、表示処理が行なわれる。表示処理では、制御部510が、VDP532を利用して、第1言語の文章と、第2言語の文章とを表示した翻訳画像を生成し、表示部530に、翻訳画像を表示させる。そして、ステップS129に進む。
ステップS129では、ステップS119と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS129において、YESならば、この文章翻訳処理は終了する。一方、ステップS129において、NOならば、ステップS131に進む。
ステップS131では、ステップS111と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS131において、YESならば、再度、ステップS112の処理が行なわれる。一方、ステップS131において、NOならば、再度、ステップS129の処理が行なわれる。
以上説明したように、本実施の形態では、第1言語の文章を翻訳した第2言語の文章に含まれる複数の単語のうち、共通した第1言語の単語を翻訳語として有する、用途の異なる複数の第2言語の単語のいずれかの単語と一致する一致単語があるか否かが判定される。そして、一致単語があると判定された場合、一致単語と、第2言語の文章に含まれる一致単語以外の単語とを、異なる態様で表示する。
また、ユーザによるレベル変更操作があった場合、表示部530に表示されている一致単語を、用途の異なる複数の第2言語の単語のうち、レベル変更操作により変更されたレベルの値に対応する単語に切替える。
したがって、用途に応じた翻訳文を容易に生成することができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態では、第1言語が日本語であり、第2言語が英語である場合の処理について説明した。しかしながら、本発明は、これに限定されない。たとえば、第2言語は、共通した第1言語の単語を翻訳語として有する、用途の異なる複数の単語を有する言語であれば、どのような言語であってもよい。第2言語は、たとえば、ドイツ語、フランス語等であってもよい。
(機能ブロック図)
図10は、第1の実施の形態における制御部510の機能ブロック図である。図10を参照して、制御部510は、取得部511Nと、判定部512Nと、表示制御部513Nとを含む。
取得部511Nは、第1言語の文章を翻訳することにより第2言語の文章を取得する。ここで、記憶部520は、共通した第1言語の単語を翻訳語として有する、用途の異なる複数の第2言語の単語を含むグループを、1以上記憶する。
判定部512Nは、取得部511Nにより取得された第2言語の文章に含まれる複数の単語のうち、記憶部520に記憶されている複数の第2言語の単語のいずれかの単語と一致する単語である一致単語があるか否かを判定する。表示部530は、取得部511Nにより取得された第2言語の文章を表示する。
表示制御部513Nは、判定部512Nにより一致単語があると判定され、かつ、受付け部(タッチパネル機能を有する表示部530または入力部540)により指示入力が受付けられた場合、一致単語を、一致単語を含むグループに含まれる用途の異なる複数の第2言語の単語のうち、受付け部により受付けられた指示入力に対応する単語に切替えて、表示部530に表示させる。
なお、制御部510に含まれる、取得部511N、判定部512Nおよび表示制御部513Nの全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態における翻訳装置の外観を示す図である。 翻訳装置の内部構成を示したブロック図である。 翻訳装置で行なわれる翻訳処理を説明するための図である。 一例としての動詞データテーブルを示すである。 一例としての用途データテーブルを示す図である。 文章翻訳処理のフローチャートである。 一例としての文章表示画像を示す図である。 一例としての翻訳画像を示す図である。 一例としての翻訳画像を示す図である。 第1の実施の形態における制御部の機能ブロック図である。
符号の説明
70 ネットワーク、180 プログラム、500 翻訳装置、510 制御部、520 記憶部、530 表示部、540 入力部、555 記録媒体。

Claims (6)

  1. 第1言語の文章を第2言語の文章に翻訳する翻訳手段を備えた電子機器であって、
    前記第1言語の単語を少なくとも丁寧度を含む感情を表す感情種類に対応付けて記憶し、さらに、前記第1言語の単語に対応する複数の前記第2言語の単語を前記感情種類の度合いに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記翻訳手段により翻訳された第2言語の文章を表示し、さらに、該第2言語の文章中に、前記記憶手段に記憶された第2言語の単語と一致する単語がある場合、該第2言語の単語を、該第2言語の単語と同一の感情種類で異なる度合いの他の第2言語の単語に変更可能に表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記第2言語の単語を、前記他の第2言語の単語に変更する指示を行う指示入力手段と、
    前記指示入力手段による指示に基づき、前記一致した第2言語の単語を前記他の第2言語の単語に置換する置換手段とを備え
    前記表示手段は、前記置換手段により置換された第2言語の単語を有する第2言語の文章を表示する、電子機器。
  2. 前記表示手段は、前記感情種類を表示し、さらに前記感情種類の度合いを変更可能なように表示し、
    前記指示入力手段は、前記度合いを指示する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記感情種類の度合いは、感情の強さに応じた数値を備え、
    前記表示手段は、前記変更可能な複数の第2言語の単語が、前記感情種類の度合いが備えるいずれの数値に存在するかが区別可能にスライドバーに表示し、
    前記指示入力手段は、他の第2言語の単語が存在する数値まで前記スライドバー上のアイコンを動かし、
    前記置換手段は、前記一致した第2言語の単語を、前記指示入力手段により動かされたアイコン上の数値を有する第2言語の単語に置換する、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記表示手段は、前記指示入力手段により動かされたスライドバー上のアイコン表示を、該動かされたスライドバー上の数値以外の前記他の第2言語の単語が存在する数値上のアイコン表示とは異なる形態で表示する、請求項3に記載の電子機器。
  5. 第1言語の文章を第2言語の文章に翻訳する電子機器を制御するための制御プログラムであって、
    前記電子機器は、ディスプレイと、前記第1言語の単語を少なくとも丁寧度を含む感情を表す感情種類に対応付けて記憶し、さらに、前記第1言語の単語に対応する複数の前記第2言語の単語を前記感情種類の度合いに対応付けて記憶するメモリとを備え、
    前記制御プログラムは、
    前記翻訳された第2言語の文章を前記ディスプレイに表示させるステップと、
    前記第2言語の文章中に、前記メモリに記憶された第2言語の単語と一致する単語がある場合、該第2言語の単語を、該第2言語の単語と同一の感情種類で異なる度合いの他の第2言語の単語に変更可能に前記ディスプレイに表示させるステップと、
    前記ディスプレイに表示された前記第2言語の単語を、前記他の第2言語の単語に変更する指示を受け付けるステップと、
    前記指示に基づき、前記一致した第2言語の単語を前記他の第2言語の単語に置換するステップと、
    前記置換された第2言語の単語を有する第2言語の文章を前記ディスプレイに表示させるステップとを、前記電子機器に実行させる、制御プログラム。
  6. 第1言語の文章を第2言語の文章に翻訳する電子機器における制御方法であって、
    前記電子機器は、プロセッサと、ディスプレイと、前記第1言語の単語を少なくとも丁寧度を含む感情を表す感情種類に対応付けて記憶し、さらに、前記第1言語の単語に対応する複数の前記第2言語の単語を前記感情種類の度合いに対応付けて記憶するメモリとを備え、
    前記制御方法は、
    前記プロセッサが、前記翻訳第2言語の文章を前記ディスプレイに表示させるステップと、
    前記第2言語の文章中に、前記メモリに記憶された第2言語の単語と一致する単語がある場合、前記プロセッサが、該第2言語の単語を、該第2言語の単語と同一の感情種類で異なる度合いの他の第2言語の単語に変更可能に前記ディスプレイに表示させるステップと
    前記プロセッサが、前記ディスプレイに表示された前記第2言語の単語を、前記他の第2言語の単語に変更する指示を受け付けるステップと、
    前記プロセッサが、前記指示に基づき、前記一致した第2言語の単語を前記他の第2言語の単語に置換するステップと、
    前記プロセッサが、前記置換された第2言語の単語を有する第2言語の文章を前記ディスプレイに表示させるステップとを備える、制御方法。
JP2007198823A 2007-07-31 2007-07-31 電子機器、制御プログラムおよび制御方法 Expired - Fee Related JP5083811B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007198823A JP5083811B2 (ja) 2007-07-31 2007-07-31 電子機器、制御プログラムおよび制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007198823A JP5083811B2 (ja) 2007-07-31 2007-07-31 電子機器、制御プログラムおよび制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009037293A JP2009037293A (ja) 2009-02-19
JP2009037293A5 JP2009037293A5 (ja) 2010-09-16
JP5083811B2 true JP5083811B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=40439163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007198823A Expired - Fee Related JP5083811B2 (ja) 2007-07-31 2007-07-31 電子機器、制御プログラムおよび制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5083811B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05158973A (ja) * 1991-12-11 1993-06-25 Canon Inc 機械翻訳方法及び装置
JP3881405B2 (ja) * 1996-06-12 2007-02-14 沖電気工業株式会社 機械翻訳システム
JP4041104B2 (ja) * 2004-08-18 2008-01-30 松下電器産業株式会社 翻訳装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009037293A (ja) 2009-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4058071B2 (ja) 用例翻訳装置、用例翻訳方法および用例翻訳プログラム
JP4872323B2 (ja) Htmlメール生成システム、通信装置、htmlメール生成方法、及び記録媒体
JP2016061855A (ja) 音声学習装置および制御プログラム
JP2010198241A (ja) 中国語入力装置およびプログラム
JP7117629B2 (ja) 翻訳装置
JP2011076384A (ja) 情報出力装置及び情報出力プログラム
JP2007219218A (ja) 語学学習用電子機器および訳文再生方法
US8165879B2 (en) Voice output device and voice output program
JP4200874B2 (ja) 感性情報推定方法および文字アニメーション作成方法、これらの方法を用いたプログラム、記憶媒体、感性情報推定装置、文字アニメーション作成装置
JP5083811B2 (ja) 電子機器、制御プログラムおよび制御方法
JP6365520B2 (ja) 音声出力装置、音声出力方法、およびプログラム
KR20130128172A (ko) 장애인을 위한 이동통신 단말기 및 문자생성방법
JP2004295578A (ja) 翻訳装置
JP2004517375A (ja) 発想を表象する画像を編集する方法および装置
JP5733344B2 (ja) 電子装置、表示端末および本体装置
JP2008217770A (ja) 言語データ表示システム、言語データ表示方法、及び言語データ表示プログラム
JP5297234B2 (ja) 日本語エイリアスデータベースを利用して長音及び促音に対するエラーを減らし、日本語入力機の使用の際に単字検索機能を提供する方法及びシステム
JP2006338124A (ja) 漢字検索方法,そのシステム,そのサーバ
CN106168945B (zh) 声音输出装置以及声音输出方法
KR20150084186A (ko) 한글 독음 입력에 의한 한자 제안어 목록 자동 생성 및 입력 방법
JP2006098552A (ja) 音声情報生成装置、音声情報生成プログラム及び音声情報生成方法
KR101447388B1 (ko) 로마자 표기법을 따르는 한글 입력 방법에서의 제안어 자동 생성 방법
JP5338482B2 (ja) 漢文例文検索装置およびプログラム
JP2002358299A (ja) 文書処理装置及び文書処理プログラム
JP5344649B2 (ja) 文字列変換装置、文字列変換方法、プログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees