JP5083780B2 - ナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法及びこれを利用したled素子の製造方法 - Google Patents

ナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法及びこれを利用したled素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ナノインプリント工程に関し、より詳細には、紫外線照射または加熱式ナノインプリントを利用して基板上に金属酸化薄膜パターンを形成する方法、及びこれを利用したLED素子を製造する方法に関する。
ナノインプリント技術は、超微細加工であるナノ加工(1〜100nm)を実現するために提案された技術であって、基板上に光硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を塗布し、ナノサイズのモールドで圧力を加えた後、紫外線を照射したり加熱して硬化させることによってパターンを転写する技術である。
ナノインプリント技術を活用すれば、現在の半導体工程で使用されているフォトリソグラフィ方式の微細化の限界点を克服して、印鑑を押すように容易にナノ構造物を製作することができるようになる。
また、ナノインプリント技術を活用すれば、現在の100nm級の微細工程が10nm級に向上して、次世代半導体分野の技術発展が促進される。特に、このようなナノインプリント技術は、次世代半導体技術及び平板ディスプレイ用回路形成技術として認定されている。
ナノインプリント技術は、硬化方式によって、不透明なシリコンスタンプを使用する加熱式インプリンティング(thermal imprinting)技術及び透明な石英(quartz)スタンプ(または、シリコンスタンプを使用する時には透明な石英基板)を使用して紫外線を透過させてレジンを硬化させる紫外線ナノインプリンティング技術に区分される。
このうちの紫外線ナノインプリンティング技術では、まず、電子ビームなどのナノリソグラフィ装備によって透明なモールド基板上にマスターパターンを形成する。
そして、紫外線によって硬化されるプレポリマー(prepolymer)レジンを基板上にスピンコーティング(またはディスペンシング)して、前記形成されたマスターパターンをレジン上に接触させる。
この時、毛細管力(capillary force)によってレジンがマスターパターン間に充填されて、パターンの転写が行われる。充填が完了すれば、透明な基板を通過した紫外線はポリマーの硬化を誘発し、次の段階でマスターパターンモールドは除去される。
ナノインプリント時の円滑なレジンの充填及び均一なパターンサイズの実現のために、マスターパターンモールドは基板との直接的な接触を避けるが、この時に発生する残留物は物理的エッチングによって除去される。
その後、必要に応じて後加工によって基板エッチングまたは金属リフトオフ(metal lift−off)が行われる。
しかし、前述したような基板上に金属酸化薄膜を形成してパターニングする場合には、紫外線レジン(レジスト)にナノインプリントでパターンを形成した後、エッチング工程でパターン化された金属酸化薄膜を形成するため、工程が複雑になる問題点がある。
特開2005−197699号公報
したがって、本発明の目的は、このような従来の問題点を解決するためのものであって、感光性プレポリマーレジン(レジスト)を使用せずに、感光性金属有機物前駆体溶液を基板に塗布して紫外線または加熱式ナノインプリント方式で直接パターニングする金属酸化薄膜パターンの形成方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、ナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法によって直接パターニングされた金属酸化薄膜パターンを提供することにある。
なお、本発明の目的は、ナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法によって光結晶層を含むLED素子の製造方法を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、前記光結晶層を含むLED素子の製造方法を利用して製造されたLED素子を提供することにある。
上記の目的は、本発明の一実施形態によって、基板に感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングして感光性金属有機物前駆体コーティング層を形成する段階と、凹凸構造がパターン化されたモールドを準備する段階と、前記パターン化されたモールドで前記感光性金属有機物前駆体コーティング層を加圧する段階と、前記加圧された感光性金属有機物前駆体コーティング層を加熱するか、または加熱すると同時に紫外線を照射して硬化された金属酸化薄膜パターンを形成する段階と、前記パターン化されたモールドを前記金属酸化薄膜パターンから除去する段階とを含むナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法によって達成される。
ここで、前記パターン化されたモールドを準備する段階において、モールドにパターン化された前記凹凸構造は、互いに異なる高さで形成されることが好ましい。
また、前記除去段階後に実行され、前記金属酸化薄膜パターンを焼成する焼成段階をさらに含むことが好ましい。
この時、前記金属酸化薄膜パターンを形成する段階で、加熱温度は30℃ないし350℃であり、加熱時間は15秒ないし2時間の範囲内で調節されることが好ましい。
また、前記金属酸化薄膜パターンを形成する段階で、紫外線照射時間は1秒ないし10時間の範囲内で調節されることが好ましい。
一方、前記感光性金属有機物前駆体溶液は、金属に有機物リガンドが結合して合成された金属有機物前駆体を含むことが好ましい。
ここで、前記金属有機物前駆体を構成する金属元素は、リチウム(Li)、ベリリウム(Be)、ホウ素(B)、ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、ケイ素(Si)、リン(P)、硫黄(S)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、スカンジウム(Sc)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、砒素(As)、セレン(Se)、ルビジウム(Rb)、ストロンチウム(Sr)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、インジウム(In)、錫(Sn)、テルリウム(Te)、アンチモン(Sb)、バリウム(Ba)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、プロメチウム(Pm)、ガドリニウム(Gd)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、イリジウム(Ir)、鉛(Pb)、ビスマス(Bi)、ポロニウム(Po)、ウラニウム(U)からなる群より選択されたいずれか一つまたは二つ以上の金属からなることが好ましい。
また、前記有機物リガンドは、ヘキサン酸エチル(ethylhexanoate)、アセチルアセトナート(acetylacetonate)、ジアルキルジチオカルバメート(dialkyldithiocarbamates)、カルボン酸(carboxylic acids)、カルボキシラート(carboxylates)、ピリジン(pyridine)、ジアミン(diamines)、アルシン(arsines)、ジアルシン(diarsines)、ホスフィン(phosphines)、ジホスフィン(diphosphines)、ブトキシド(butoxide)、イソプロポキシド(isopropoxide)、エトキシド(ethoxide)、塩化物(chloride)、アセテート(acetate)、カルボニル(carbonyl)、カルボネート(carbonate)、水酸化物(hydroxide)、アレナス(arenas)、ベータ−ジケトナート(beta−diketonate)、2−ニトロベンズアルデヒド(2−nitrobenzaldehyde)、及びこれらの混合物を含む群より選択されることが好ましい。
また、前記金属有機物前駆体は、ヘキサン、4−メチル−2−ペンタノン(4−methyl−2−pentanone)、ケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ジメチルスルホキシド(Dimethyl sulfoxide、DMSO)、ジメチルホルムアミド(Dimethylformamide、DMF)、N−メチルピロリドン、アセトン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン(Tetrahydrofuran、THF)、テカン、ノナン、オクタン、ヘプタン、及びペンタンからなる群より選択された溶媒に溶解されることが好ましい。
上記の目的は、本発明の他の実施形態によって、光結晶(photonic crystal)構造を有するLED素子の製造方法において、基板上の前記光結晶構造を形成する層に感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングして感光性金属有機物前駆体コーティング層を形成する段階と、前記光結晶構造に対応する凹凸構造を有するようにパターン化されたモールドを準備する段階と、前記パターン化されたモールドで前記感光性金属有機物前駆体コーティング層を加圧する段階と、前記加圧された感光性金属有機物前駆体コーティング層に加熱または紫外線照射のうち、少なくともいずれか一つを利用して硬化された光結晶構造の金属酸化薄膜パターンを形成する段階と、前記モールドを前記光結晶構造の金属酸化薄膜パターンから除去する段階とを含むナノインプリントを利用したLED素子の製造方法によって達成される。
ここで、前記感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングする段階で、前記光結晶構造を形成する層は、透明酸化電極または金属からなる導電層であることが好ましい。
また、前記導電層の厚さは、1nmないし200nmであることが好ましく、前記導電層が透明酸化電極である場合、前記透明酸化電極は、ITO、ZnO、n型ZnO、p型ZnO、SnOのうち、いずれか一つからなることが好ましい。
この時、前記透明酸化電極を形成する物質がn型ZnOであれば、nドーピング物質は、アルミニウム(Al)、ホウ素(B)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)、スカンジウム(Sn)、イットリウム(Y)のうち、いずれか一つであることが好ましく、前記透明酸化電極を形成する物質がp型ZnOであれば、pドーピング物質は、窒素(N)、砒素(As)、リン(P)、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)のうち、いずれか一つであることが好ましい。
一方、前記導電層が金属である場合、前記金属は、銀(Ag)、金(Au)、白金(Pt)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)のうち、いずれか一つからなることが好ましい。
また、前記導電層の下部には金属層がさらに形成されることが好ましい。この時、前記金属層の厚さは1nmないし200nmであることが好ましい。
本発明によれば、レジストとして使用するために紫外線レジンを別途に塗布する工程が省略されるので、パターンの形成工程が簡素化されるナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法が提供される。
また、単一インプリント工程によりマイクロ・ナノ複合パターンを形成できるナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法が提供される。
さらに、金属酸化薄膜パターンが必要な半導体、ディスプレイ、太陽電池、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)などの多様な分野に簡素化された工程を適用することができるナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法が提供される。
本発明の一実施形態に係るナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法を示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法を示した工程図である。 本発明の一実施形態の応用例に係るマイクロ・ナノ複合パターンの形成方法を示した工程図である。 図3の応用例の変形例に使用されるモールドの断面図である。 図3の応用例の変形例に使用されるモールドの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る金属酸化薄膜パターンの形成方法により製造された光結晶層を含むLED素子を示した断面図である。 本発明の他の実施形態の応用例1に係る金属酸化薄膜パターンの形成方法により製造された光結晶層を含むLED素子を示した断面図である。 本発明の他の実施形態の応用例2に係る金属酸化薄膜パターンの形成方法により製造された光結晶層を含むLED素子を示した断面図である。 本発明の実施例1により形成された直接パターン型酸化チタン(TiO)薄膜のSEMイメージである。 本発明の実施例2により形成された直接パターン型酸化錫(SnO)薄膜のSEMイメージである。 本発明の実施例3により形成された他の直接パターン型酸化錫(SnO)薄膜のSEMイメージである。 本発明の実施例4により形成された直接パターン型酸化ジルコニウム(ZrO)薄膜のSEMイメージである。 本発明の実施例5により形成されたマイクロ・ナノ複合パターン型酸化チタン(TiO)薄膜のSEMイメージである。 本発明の実施例6により形成されたLED素子の光結晶層酸化チタン(TiO)薄膜の発光特性の向上を示したグラフである。 本発明の実施例7により形成されたLED素子の光結晶層酸化チタン(TiO)薄膜及び酸化ジルコニウム(ZrO)薄膜の発光特性の向上を示したグラフである。
説明に先立って、種々の実施形態において、同じ構成を有する構成要素に対しては、同じ符号を付して、代表的に一実施形態で説明し、その他の実施形態では、一実施形態と異なる構成について説明する。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態に係るナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法を示したフローチャートであり、図2は工程図である。
図1及び図2を参照して、インプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法を説明する。
まず、図2の(a)のように、基板を準備し、前記基板10に感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングして、感光性金属有機物前駆体溶液のコーティング層30を形成する(S1)。
基板10は、シリコン、ガリウム砒素、ガリウムリン、ガリウム砒素リン、酸化ケイ素、サファイア、石英、ガラスなどの無機物質、またはポリカーボネート、ポリエチレンナフタレート、ポリノルボルナン、ポリアクリレート、ポリビニルアルコール、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルスルホンなどの透明なポリマーからなる。
感光性金属有機物前駆体溶液を製造するために、まず、金属元素に有機物リガンドが結合された金属有機物前駆体(precursor)を合成する。
前記金属有機物前駆体を構成する金属元素は、リチウム(Li)、ベリリウム(Be)、ホウ素(B)、ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、ケイ素(Si)、リン(P)、硫黄(S)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、スカンジウム(Sc)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、砒素(As)、セレン(Se)、ルビジウム(Rb)、ストロンチウム(Sr)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、インジウム(In)、錫(Sn)、テルリウム(Te)、アンチモン(Sb)、バリウム(Ba)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、プロメチウム(Pm)、ガドリニウム(Gd)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、イリジウム(Ir)、鉛(Pb)、ビスマス(Bi)、ポロニウム(Po)、ウラニウム(U)を含む群より選択されたいずれか一つまたは二つ以上の金属からなる。前記金属は、金属有機物前駆体が紫外線に露出または熱を加える場合に共通的に金属酸化薄膜を形成する。
前記金属有機物前駆体は、約5ないし95質量%の有機物リガンド及び全体が100質量%になるように添加される金属元素を含み、前記金属元素は、有機物リガンドと結合されて金属有機物前駆体が製造される。
そして、前記金属有機物前駆体は、溶媒に溶解されて感光性金属有機物前駆体溶液が製造される。この時、溶媒は、感光性金属有機物前駆体溶液の総含有量に対して約5ないし95質量%で含まれる。
この時、前記有機物リガンドは、ヘキサン酸エチル(ethylhexanoate)、アセチルアセトナート(acetylacetonate)、ジアルキルジチオカルバメート(dialkyldithiocarbamates)、カルボン酸(carboxylicacids)、カルボキシラート(carboxylates)、ピリジン(pyridine)、ジアミン(diamines)、アルシン(arsines)、ジアルシン(diarsines)、ホスフィン(phosphines)、ジホスフィン(diphosphines)、ブトキシド(butoxide)、イソプロポキシド(isopropoxide)、エトキシド(ethoxide)、塩化物(chloride)、アセテート(acetate)、カルボニル(carbonyl)、カルボネート(carbonate)、水酸化物(hydroxide)、アレナス(arenas)、ベータ−ジケトナート(beta−diketonate)、2−ニトロベンズアルデヒド(2−nitrobenzaldehyde)、及びこれらの混合物を含む群より選択されたものが使用される。
そして、前記溶媒は、ヘキサン(hexanes)、4−メチル−2−ペンタノン(4−methyl−2−pentanone)、ケトン(ketone)、メチルイソブチルケトン(methylisobutylketone)、メチルエチルケトン(methylethylketone)、水(water)、メタノール(methanol)、エタノール(ethanol)、プロパノール(propanol)、イソプロパノール(isopropanol)、ブタノール(buthanol)、ペンタノール(pentanol)、ヘキサノール(hexanol)、ジメチルスルホキシド(Dimethyl sulfoxide、DMSO)、ジメチルホルムアミド(Dimethylformamide、DMF)、N−メチルピロリドン、アセトン(acetone)、アセトニトリル、テトラヒドロフラン(Tetrahydrofuran、THF)、テカン、ノナン、オクタン、ヘプタン、及びペンタンを含む群より選択されたものが使用される。
このように製造される金属有機物前駆体は、熱または紫外線によって有機物の分解が行われる。
前記感光性金属有機物前駆体溶液は、スピンコーティング(spin coating)、ディープコーティング(deep coating)、スプレーコーティング(spray coating)、溶液滴下(dropping)、ディスペンシング(dispensing)の方法から選択して前記基板にコーティングされる。
前記方法でコーティングされた溶液は、前記基板10上で感光性金属有機物前駆体コーティング層30を形成する。前記感光性金属有機物前駆体コーティング層30は、残留溶媒を除去するために加熱乾燥される。
次に、図2の(b)のように、凹凸構造がパターン化されたモールド20を準備し(S2)、前記モールド20で前記感光性金属有機物前駆体コーティング層30を加圧する(S3)。
前記モールド20の下部には、前記基板10に形成するパターンと相対する凹凸構造21がパターン化されている。つまり、凹凸構造21の凸部211は、基板上の金属酸化薄膜に凹部としてパターニングされ、凹凸構造21の凹部212は、基板上の金属酸化薄膜に凸部としてパターニングされる。
前記モールド20は、シリコン(Si)、石英(Quartz)、または高分子からなり、一例として、ポリジメチルシロキサン(polydimethylsiloxane、PDMS)モールド、ポリウレタンアクリレート(polyurethaneacrylate、PUA)モールド、ポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethylene、PTFE)モールド、エチレンテトラフルオロエチレン(Ethylene Tetrafluoroethylene、ETFE)モールド、またはペルフルオロアルキルアクリレート(Perfluoroalkylacrylate、PFA)モールドが使用される。
前記モールド20を前記感光性金属有機物前駆体溶液コーティング層30に加圧する時には、0ないし100バール(bar)の圧力で加圧したり、真空雰囲気で加圧する。
次に、図2の(c)のように、モールド20で加圧された感光性金属有機物前駆体コーティング層30に加熱するか、または加熱すると同時に紫外線を照射して、図2の(d)のように、硬化された金属酸化薄膜パターン31を形成する(S4)。
ここで、加熱すると同時に紫外線を照射するためには、前記モールド20が透明な材質からなることが好ましく、加熱するだけの場合には、前記モールド20が不透明材質からなってもよい。
前記加圧された感光性金属有機物前駆体溶液コーティング層30に加熱する時は、ヒータ等の所定の加熱手段を利用して30℃〜350℃の温度で加圧された感光性金属有機物前駆体溶液コーティング層30を加熱する。ここで、加熱時間は、15秒〜2時間の範囲内で時間を調節して加熱することができる。
前記加圧された感光性金属有機物前駆体溶液コーティング層30に加熱すれば、金属に付着している有機物が熱分解反応を起こして金属だけが残り、大気中にある酸素と結合して、金属酸化薄膜パターン31を形成する。
ここで、金属酸化薄膜パターン31の形成時に酸素雰囲気を組成するために、所定のチャンバー内で酸素雰囲気を組成した後、所定の加熱手段によって加熱することもできる。
また、前記加圧された感光性金属有機物前駆体溶液コーティング層30に加熱すると同時に紫外線を照射する場合には、紫外線照射のための露光装置として、KrF(248nm)、ArF(193nm)、F(157nm)から構成されたレーザー系露光装置、またはG−line(436nm)、I−line(365nm)から構成されたランプ系露光装置を利用することができる。
ここで、紫外線の照射時間は、1秒ないし10時間の範囲内で時間を調節して照射することができ、このような紫外線の照射は常温で行われる。
前記加圧された感光性金属有機物前駆体溶液コーティング層30に紫外線を照射すれば、金属に付着している有機物が光分解反応を起こして金属だけが残り、大気中にある酸素と結合して、金属酸化薄膜パターン31を形成する。
このように、加熱と同時に紫外線を照射すれば、金属酸化薄膜パターンを形成する工程時間を低減することができる。
次に、前記パターン化されたモールド20を前記金属酸化薄膜パターン31から除去する(S5)。
前記モールド20を前記金属酸化薄膜パターン31からリリース(release)して除去すれば、図2の(e)に示すように、金属酸化薄膜パターン31が上部に形成された基板10を製造することができる。
その後、続く後続工程により金属酸化薄膜パターン31を熱処理する焼成工程を行って、基板10上にパターン化された金属酸化薄膜パターン31の高さ、残留層の厚さ、及び屈折率を制御することができる(S6)。つまり、焼成時間及び温度の調節によってパターン化されたパターンの高さ、残留層の厚さ、及び屈折率を制御することができる。このような焼成段階は、選択的に採択することができる。
また、焼成段階後にドライエッチング(dry−etching)工程をさらに行って、残留層を完全に除去することもできる。
これから、上述した本発明の一実施形態の応用例を説明する。
図3は、本発明の一実施形態の応用例に係るマイクロ・ナノ複合形態の金属酸化パターンの形成方法の工程図である。
まず、図3の(a)のように、基板を準備し、前記基板10に感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングして、感光性金属有機物前駆体溶液のコーティング層30を形成する。
次に、図3の(b)のように、凹凸構造がパターン化されたモールド20Aを準備し、前記モールド20Aで前記感光性金属有機物前駆体溶液のコーティング層30を加圧する。
ここで、基板10上に形成された感光性金属有機物前駆体溶液のコーティング層を加圧するとき、単一工程によって同時に第1パターンと第2パターンとを形成するために、モールド20Aの下部に形成される凹凸構造22を複合形態で製作して準備する。
この時、凹凸構造22は、一実施形態とは異なり、マイクロスケールの第1パターン221と、ナノスケールの第2パターン222とで構成され、前記第1パターン221と第2パターン222とは、互いに異なる高さで形成される。
このように準備されたモールド20Aは、図3の(c)のように、感光性金属有機物前駆体コーティング30を加圧した後、加熱または紫外線照射のうち、いずれか一つを利用して前記加圧された感光性有機物前駆体コーティング層30を硬化させてから、モールド20Aを除去する。
この時、加熱の条件及び紫外線照射の条件は、上述した一実施形態の範囲内で適宜調節されることができる。
また、後続工程は、一実施形態と同一であり、結果的に、図3の(d)のように、コーティング層30を加圧する単一工程によってマイクロ・ナノ複合形態の金属酸化パターン32を同時に基板10上に形成することができる。
図4及び図5は、上述した応用例に適用され得るモールドの変形例である。
図4は、マイクロスケールの第1パターン221の高さがナノスケールの第2パターン222の高さより低いように形成されたものが示されている。
図5は、マイクロスケールの第1パターン221の高さがナノスケールの第2パターン222の高さより低いように形成されるものの、第2パターン222の形態が変更されたものが示されている。
前述したような様々な形態のマイクロ・ナノ複合形態がパターン化されたモールドを準備することにより、様々な形態のマイクロ・ナノ複合形態の金属酸化パターンを形成することができる。
さらに、上述した金属酸化薄膜パターンの形成方法を発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)素子の光結晶(Photonic Crystal)構造の形成に適用することができる。
光結晶とは、屈折率が異なる2種類以上の誘電体がナノサイズの周期的な構造で無限に繰り返される格子構造をいう。
この時、光の波長が媒質を伝播することができない禁止帯域が現れるが、この禁止帯域を光バンドギャップ(photonic bandgap)という。
つまり、光結晶は、周期的な屈折率差を利用して光バンドギャップを形成して調節することによって、光の内部反射経路を変換させて、LED素子の光抽出効率を極大化させることができる。
図6は、本発明の他の実施形態に係る金属酸化薄膜パターンの形成方法により製造された光結晶層を含むLED素子を示した断面図である。
図6に示すように、LED素子50は、基板51上にGaNバッファー層52が形成され、前記GaNバッファー層52上に順次n型GaN層53、発光層54、p型GaN層55、及び光結晶層60が形成された後、n型GaN層53と光結晶層60とが一部露出するようにエッチングされ、ワイヤボンディング(wire bonding)でn電極56とp電極57とが形成される。
次に、n電極56とp電極57とを外部に露出させるように酸化ケイ素SiO等の材質を有した保護膜70(passivation layer)が形成されて、LED素子50の構造が完成される。
ここで、前記光結晶層60を形成するために、感光性金属有機物前駆体溶液を準備し、前記感光性金属有機物前駆体溶液を前記p型GaN層55にコーティングする。次いで、凹凸構造がパターン化されたモールドで前記感光性金属有機物前駆体溶液コーティング層を加圧する。
この時、前記モールドは、予め設計された光結晶構造に対応する凹凸構造を有するように形成することができ、上述した応用例及び変形例で説明した様々な形態のマイクロ・ナノ複合形態の構造を有するように形成することもできる。
前記加圧された感光性金属有機物前駆体溶液コーティング層を加熱または紫外線のうち、いずれか一つの方法を利用して硬化された金属酸化薄膜パターンを形成し、前記モールドを除去することによって、光結晶層60を形成する。
前記加熱の条件及び紫外線照射の条件等は、上述した一実施形態及び応用例と同一な条件である。
従来と比較して、本実施形態によってインプリント工程を利用して金属酸化薄膜を直接パターニングすることにより、p型GaN層55と保護膜70との屈折率差を減らすことができ、LED素子50の光抽出効率が向上する。
また、前記光結晶層60を形成するのに用いられる物質は、高屈折率を有するTiO、ZnO、ZrO、Y、SrOを含むことができ、LED素子50の基板として用いられるGaN/GaAs/GaPを用いることもできる。
図7は、本発明の他の実施形態の応用例1に係る金属酸化薄膜パターンの形成方法によって製造された光結晶層を備えたLED素子を示した断面図である。
図7に示すように、応用例1は、上述した他の実施形態に比べてLED素子50Aの構造において、前記p型GaN層55の上部、つまり、p型GaN層55と光結晶層60との間に導電層58がさらに形成される。
ここで、導電層58は、透明酸化電極または金属からなることができ、その厚さがほぼ1nm〜200nmで形成される。
導電層58が透明酸化電極である場合、前記透明酸化電極は、透明材質であるITO、ZnO、n型ZnO、p型ZnO、SnOのうち、いずれか一つである。
ここで、前記透明酸化電極を形成する物質がn型ZnOである場合、nドーピング物質は、アルミニウム(Al)、ホウ素(B)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)のうち、いずれか一つである。
また、前記透明酸化電極を形成する物質がp型ZnOであれば、pドーピング物質は、窒素(N)、砒素(As)、リン(P)、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)のうち、いずれか一つである。
前記導電層58が形成されることにより、p型GaN層55とp電極57との間の電気的コンタクトが向上し、結果的にLED素子50Aの光抽出効率が向上する。
また、前記導電層58が金属である場合、前記金属は、銀(Ag)、金(Au)、白金(Pt)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)のうち、いずれか一つである。
前述したような導電層58が形成された後、導電層58の上部に上述した他の実施形態と同様な後続工程によって光結晶層60、n電極56、p電極57、及び保護膜110が形成されて、応用例1に係るLED素子50Aの構造が完成される。
図8は、本発明の他の実施形態の応用例2に係る金属酸化薄膜パターンの形成方法によって製造された光結晶層を備えたLED素子を示した断面図である。
図8に示すように、応用例2は、応用例1に比べてLED素子50Bで前記導電層58の下部、つまり、p型GaN層55と導電層58との間に金属層59がさらに形成される。
この時、金属層59を形成する成分は、周期律表上の全ての金属元素が可能であるが、ニッケル(Ni)が好ましく、その厚さは1nm〜200nmで形成される。
金属層59が形成されることにより、p型GaN層55と導電層58との電気的コンタクトが向上し、結果的にLED素子50Bの光抽出効率が向上する。
前記金属層59が形成された後、金属層59の上部に導電層58及びn電極56、p電極57及び保護膜70が応用例1でのような方法で形成されて、応用例2に係るLED素子50Bの構造が完成される。
以下、前記本発明の実施形態に対する実施例を図面を参照して説明する。
(実施例1)
チタン(Ti)の感光性金属有機物前駆体溶液を合成するために、チタン(VI)(n−ブトキシド)(2−エチルヘキサノアート)[Ti(VI)(n−butoxide)(2−ethylhexanoate)、合成]1.0000g及びヘキサン(Hexane、Aldrich Co.,米国)5.000gを投入して混合し、24時間攪拌して、0.27モル濃度のTiOゾルを製造した。
ここで、チタン(VI)(ノーマル−ブトキシド)(2−エチルヘキサノアート)[Ti(VI)(n−butoxide)(2−ethylhexanoate)]を合成するために、チタン(VI)(ノーマル−ブトキシド)[Ti(VI)(n−butoxide)、Aldrich Co.,米国]10.5266g、2−エチルヘキサン酸(2−ethylhexanoic acid、Aldrich Co.,米国)8.7400g、ヘキサン15.000gを丸底フラスコに投入し、ロータリ揮発器(rotary evaporator)を使用して、72時間蒸発及び凝縮させて、チタン(VI)(ノーマル−ブトキシド)(2−エチルヘキサノアート)を合成した。
合成されたチタンの感光性金属有機物前駆体溶液をシリコン基板の上端一側に3,000rpmの条件でスピンコーティングした後、柱(pillar)または線(line)形状のパターンが形成されたモールドを圧着させた。
そして、20分間紫外線を照射したり、7分間150℃で加熱した後、モールドをリリースすることによって、酸化チタン薄膜パターンを形成し、その結果を図9に示した。
図9の(a)は、20分間紫外線を照射して、直接パターン化された孔(hole)形状のパターンを形成したものであり、(b)は、7分間150℃で加熱して孔(hole)形状のパターンを形成したものである。
図9のように、チタンの感光性金属有機物前駆体溶液を利用して、紫外線または加熱式ナノインプリント工程によって、パターン化されたTiO薄膜の形成が可能であることを確認した。
(実施例2)
錫(Sn)の感光性金属有機物前駆体溶液を合成するために、錫(VI)2−エチルヘキサノアート[Sn(II)2−ethylhexanoate、Alfa Aesar Co.,米国]1.0000g及びヘキサン(Hexanes、AldrichCo.,米国)6.000gを投入して混合し、24時間攪拌して、0.21モル濃度のSnOゾルを製造した。
合成された錫(Sn)の感光性金属有機物前駆体溶液をシリコン基板の上端一側に3,000rpmの条件でスピンコーティングした後、柱(pillar)形状のパターンが形成されたモールドを圧着させた。
図10の(a)は、30分間紫外線を照射し、(b)は、7分間150℃で加熱した後、モールドをリリースすることによって、酸化錫薄膜パターンを形成したものである。
図10のように、錫(Sn)の感光性金属有機物前駆体溶液を利用して、紫外線または加熱式ナノインプリント工程によって、パターン化されたSnO薄膜の形成が可能であることを確認した。
(実施例3)
多様な錫(Sn)の感光性金属有機物前駆体溶液を合成するために、錫(VI)2−エチルヘキサノアート[Sn(II)2−ethylhexanoate、Alfa Aesar Co.,米国]1.0000g及びMIBK(4−methyl−2−pentanone、Aldrich Co.,米国)6.000gを投入して混合し、24時間攪拌して、0.25モル濃度のSnOゾル(II)を製造した。
合成された錫(Sn)の感光性金属有機物前駆体溶液(II)をシリコン基板の上端一側に3,000rpmの条件でスピンコーティングした後、柱(pillar)形状のパターンが形成されたモールドを圧着させた。
図11の(a)は、30分間紫外線を照射し、(b)は、7分間150℃で加熱した後、モールドをリリースすることによって、酸化錫薄膜パターンを形成したものである。
図11のように、錫(Sn)の感光性金属有機物前駆体溶液(II)を利用して、紫外線または加熱式ナノインプリント工程によって、パターン化されたSnO薄膜の形成が可能であることを確認した。特に、本実施例の場合、錫(Sn)の感光性金属有機物前駆体溶液を合成するために多様な溶媒に溶解させて、多様な種類の錫(Sn)の感光性金属有機物前駆体溶液の合成が可能であることを確認した。
(実施例4)
ジルコニウムの感光性金属有機物前駆体溶液を合成するために、ジルコニル(VI)2−エチルヘキサノアート[Zr(VI)2−ethylhexanoate、Strem Co.,米国]1.6893g及びヘキサン(Hexanes、Aldrich Co.,米国)10.6749gを投入して混合し、24時間攪拌して、0.063モル濃度のZrOゾルを製造した。
合成されたジルコニウムの感光性金属有機物前駆体溶液をシリコン基板の上端一側に3,000rpmの条件でスピンコーティングした後、孔(hole)形状のパターンが形成されたモールドを圧着させた。
図12の(a)は、30分間紫外線を照射し、(b)は、7分間150℃で加熱した後、モールドをリリースすることによって、酸化ジルコニウム薄膜パターンを形成したものである。
図12のように、ジルコニウムの感光性金属有機物前駆体溶液を利用して、紫外線または加熱式ナノインプリント工程によって、パターン化されたZrO薄膜の形成が可能であることを確認した。
(実施例5)
部分的に高さが異なるように形成されたマイクロ・ナノスケール複合パターンを有するTiO薄膜を形成するために、前記実施例1で合成されたチタンの感光性金属有機物前駆体溶液をシリコン基板の上部に3,000rpmの条件でスピンコーティングした後、マイクロ・ナノ複合形態の凹凸構造を有するモールドを圧着した。
図13の(a)は、20分間紫外線を照射し、(b)は、7分間150℃で加熱した後、モールドをリリースすることによって、マイクロ・ナノ複合形態のTiO薄膜を形成したものである。
図13のように、互いに異なる高さのマイクロ・ナノ複合形態の凹凸構造を有するモールドを利用して、紫外線または加熱式ナノインプリント工程によって互いに異なる高さのマイクロ・ナノ複合パターンを有するTiO薄膜の形成が可能であることを確認した。
(実施例6)
直接パターン化されたTiO薄膜をLED素子の光結晶構造に適用するために、実施例1で合成されたチタンの感光性金属有機物前駆体溶液をp−type GaN/MQW layer/n−type GaN/GaN buffer‐layer/sapphire substrateの上端一側に3,000rpmの条件でコーティングした後、柱(pillar)形状のパターンが形成されたモールドを圧着させた。
20分間紫外線を照射した後、モールドをリリースすることによって、光結晶構造を有する酸化チタン薄膜パターンが形成された。
光結晶構造としてTiO薄膜のパターン化及び焼成効果を確認するために、下記のような4種類のサンプルを製造した。
○実施例6−1:パターン化されたTiO薄膜
○実施例6−2:パターン化された薄膜を400℃で1時間焼成したTiO薄膜
○比較例1:パターン化されていないTiO薄膜
○比較例2:パターン化されていない薄膜を400℃で1時間焼成したTiO薄膜
そして、前記それぞれ製造されたLED素子の光抽出効率の向上を確認するために、蛍光分析器(PL;Photoluminescence、He−Cd Laser、Omni Chrome Co.,米国)を利用して分析し、その結果を図14に示した。
図14に示すように、p−type GaN/MQW layer/n−type GaN/GaN buffer‐layer/sapphire substrateのPL intensity(図14中の(a))を100%とした時、パターン化されていないTiO薄膜(比較例1、図14中の(b))の場合には33%向上、パターン化されていない薄膜を400℃で1時間焼成したTiO薄膜(比較例2、図14中の(c))の場合には67%向上、パターン化されたTiO薄膜(実施例6−1、図14中の(d))の場合には139%向上、及びパターン化された薄膜を400℃で1時間焼成したTiO薄膜(実施例6−2、図14中の(e))の場合には225%向上した。つまり、光結晶層としてTiO薄膜をパターン化及び焼成することによって、光抽出効率の向上の極大化が可能であることを確認した。
(実施例7)
紫外線ナノインプリント工程によって直接パターン化されたTiO薄膜または加熱式ナノインプリント工程によって直接パターン化されたZrO薄膜をLED素子の光結晶構造に適用するために、実施例1及び実施例4で合成されたチタンまたはジルコニウムの感光性金属有機物前駆体溶液をITO layer/p−type GaN/MQW layer/n−type GaN/GaN buffer‐layer/sapphire substrateの上端一側に3,000rpmの条件でコーティングした後、柱(pillar)形状のパターンが形成されたモールドを圧着させた。
直接パターン化されたTiO薄膜の場合には、20分間紫外線を照射した後、モールドをリリースし、直接パターン化されたZrO薄膜の場合には、7分間150℃で加熱した後、モールドをリリースすることによって、光結晶構造を有する酸化チタンまたは酸化ジルコニウム薄膜パターンが形成された。
ITO薄膜の上端に光結晶構造としてTiO薄膜及びZrO薄膜のパターン化及び焼成効果を確認するために、下記のような4種類のサンプルを製造した。
○実施例7−1:紫外線ナノインプリント工程によって直接パターン化されたTiO薄膜
○実施例7−2:紫外線ナノインプリント工程によって直接パターン化された薄膜を400℃で1時間焼成したTiO薄膜
○実施例7−3:加熱式ナノインプリント工程によって直接パターン化されたZrO薄膜
○実施例7−4:加熱式ナノインプリント工程によって直接パターン化された薄膜を400℃で1時間焼成したZrO薄膜
そして、前記それぞれ製造されたLED素子の光抽出効率の向上を確認するために、蛍光分析器(PL;Photoluminescence、He−Cd Laser、Omni Chrome Co.,米国)を利用して分析し、その結果を図15に示した。
図15に示すように、ITO layer/p−type GaN/MQW layer/n−type GaN/GaN buffer‐layer/sapphire substrateのPL intensity(図15中の(a))を100%とした時、パターン化されたTiO薄膜(実施例7−1、図15中の(d))の場合には151%向上及びパターン化された薄膜を400℃で1時間焼成したTiO薄膜(実施例7−2、図15中の(e))の場合には269%向上した。
パターン化されたZrO薄膜(実施例7−3、図15中の(b))の場合には69%向上及びパターン化された薄膜を400℃で1時間焼成したZrO薄膜(実施例7−4、図15中の(c))の場合には116%向上した。
つまり、ITO薄膜の上端に光結晶層としてTiOまたはZrO薄膜をパターン化及び焼成することによって、光抽出効率の向上の極大化が可能であることを確認した。
本発明の権利範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲内で様々な形態の実施形態によって実現できる。特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有した者であれば、誰でも変形可能な多様な範囲まで本発明の請求の範囲の記載の範囲内にあるものとみなす。
10、51 基板
20 パターン化されたモールド
30 感光性金属有機物前駆体コーティング層
31 金属酸化薄膜パターン
50 LED素子
52 GaNバッファー層
53 n型GaN層
54 発光層
55 p型GaN層
56 n電極
57 p電極
58 導電層
59 金属層
60 光結晶層
70 保護膜

Claims (34)

  1. 基板に金属に有機物リガンドが結合して合成された金属有機物前駆体を含む感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングして感光性金属有機物前駆体コーティング層を形成する段階と、
    凹凸構造がパターン化されたモールドを準備する段階と、
    前記パターン化されたモールドで前記感光性金属有機物前駆体コーティング層を加圧する段階と、
    前記加圧された感光性金属有機物前駆体コーティング層を加熱するか、または加熱すると同時に紫外線を照射して前記感光性金属有機物前駆体に含まれている有機物が分解されて、前記感光性金属有機物に含まれている金属と大気中の酸素が結合して作られる金属酸化薄膜パターンを形成する段階と、
    前記パターン化されたモールドを前記金属酸化薄膜パターンから除去する段階と、
    を含む、ナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  2. 前記パターン化されたモールドを準備する段階でモールドにパターン化された前記凹凸構造は、互いに異なる高さで形成されたことを特徴とする、請求項1に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  3. 前記除去段階後に実行され、前記金属酸化薄膜パターンを焼成する焼成段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  4. 前記金属酸化薄膜パターンを形成する段階で加熱温度は30℃ないし350℃であり、加熱時間は15秒ないし2時間であることを特徴とする、請求項1に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  5. 前記金属酸化薄膜パターンを形成する段階で紫外線照射時間は1秒ないし10時間であることを特徴とする、請求項1に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  6. 前記金属有機物前駆体を構成する金属元素は、リチウム、ベリリウム、ホウ素、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素、リン、硫黄、カリウム、カルシウム、スカンジウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、ゲルマニウム、砒素、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、イットリウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、インジウム、錫、テルリウム、アンチモン、バリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、ガドリニウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、イリジウム、鉛、ビスマス、ポロニウム、ウラニウムからなる群より選択されたいずれか一つまたは二つ以上の金属からなることを特徴とする、請求項1に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  7. 前記有機物リガンドは、ヘキサン酸エチル、アセチルアセトナート、ジアルキルジチオカルバメート、カルボン酸、カルボキシラート、ピリジン、ジアミン、アルシン、ジアルシン、ホスフィン、ジホスフィン、ブトキシド、イソプロポキシド、エトキシド、塩化物、アセテート、カルボニル、カルボネート、水酸化物、アレナス、ベータ−ジケトナート、2−ニトロベンズアルデヒド、及びこれらの混合物を含む群より選択されることを特徴とする、請求項1に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  8. 前記金属有機物前駆体は、ヘキサン、4−メチル−2−ペンタノン、ケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、アセトン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、テカン、ノナン、オクタン、ヘプタン、及びペンタンからなる群より選択された溶媒に溶解されることを特徴とする、請求項1に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項による方法によって形成された、金属酸化薄膜パターン。
  10. 基板に金属に有機物リガンドが結合して合成された金属有機物前駆体を含む感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングして感光性金属有機物前駆体コーティング層を形成する段階と、
    凹凸構造がパターン化されたモールドを準備する段階と、
    前記パターン化されたモールドで前記感光性金属有機物前駆体コーティング層を加圧する段階と、
    前記加圧された感光性金属有機物前駆体コーティング層に加熱または紫外線照射のうち、いずれか一つを利用して前記感光性金属有機物前駆体に含まれている有機物が分解されて、前記感光性金属有機物に含まれている金属と大気中の酸素が結合して作られる金属酸化薄膜パターンを形成する段階と、
    前記パターン化されたモールドを前記金属酸化薄膜パターンから除去する段階と、
    を含み、
    前記モールドにパターン化された前記凹凸構造は、互いに異なる高さで形成されることを特徴とする、ナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  11. 前記除去段階後に実行され、前記金属酸化薄膜パターンを焼成する焼成段階をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  12. 前記金属酸化薄膜パターンを形成する段階で、加熱温度は30℃ないし350℃であり、加熱時間は15秒ないし2時間であることを特徴とする、請求項10に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  13. 前記金属酸化薄膜パターンを形成する段階で紫外線照射時間は1秒ないし10時間であることを特徴とする、請求項10に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  14. 前記金属有機物前駆体を構成する金属元素は、リチウム、ベリリウム、ホウ素、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素、リン、硫黄、カリウム、カルシウム、スカンジウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、ゲルマニウム、砒素、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、イットリウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、インジウム、錫、テルリウム、アンチモン、バリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、ガドリニウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、イリジウム、鉛、ビスマス、ポロニウム、ウラニウムからなる群より選択されたいずれか一つまたは二つ以上の金属からなることを特徴とする、請求項10に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  15. 前記有機物リガンドは、ヘキサン酸エチル、アセチルアセトナート、ジアルキルジチオカルバメート、カルボン酸、カルボキシラート、ピリジン、ジアミン、アルシン、ジアルシン、ホスフィン、ジホスフィン、ブトキシド、イソプロポキシド、エトキシド、塩化物、アセテート、カルボニル、カルボネート、水酸化物、アレナス、ベータ−ジケトナート、2−ニトロベンズアルデヒド、及びこれらの混合物を含む群より選択されることを特徴とする、請求項10に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  16. 前記金属有機物前駆体は、ヘキサン、4−メチル−2−ペンタノン、ケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、アセトン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、テカン、ノナン、オクタン、ヘプタン、及びペンタンからなる群より選択された溶媒に溶解されることを特徴とする、請求項10に記載のナノインプリントを利用した金属酸化薄膜パターンの形成方法。
  17. 請求項10〜16のいずれか一項による方法によって形成された、金属酸化薄膜パターン。
  18. 光結晶構造を有するLED素子の製造方法において、
    基板上の前記光結晶構造を形成する層に金属に有機物リガンドが結合して合成された金属有機物前駆体を含む感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングして感光性金属有機物前駆体コーティング層を形成する段階と、
    前記光結晶構造に対応する凹凸構造を有するようにパターン化されたモールドを準備する段階と、
    前記パターン化されたモールドで前記感光性金属有機物前駆体コーティング層を加圧する段階と、
    前記加圧された感光性金属有機物前駆体コーティング層に加熱または紫外線のうちのいずれか一つを利用して前記感光性金属有機物前駆体に含まれている有機物が分解されて、前記感光性金属有機物に含まれている金属と大気中の酸素が結合して作られる光結晶構造の金属酸化薄膜パターンを形成する段階と、
    前記モールドを前記光結晶構造の金属酸化薄膜パターンから除去する段階と、を含む、ナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  19. 前記パターン化されたモールドを準備する段階でモールドにパターン化された前記凹凸構造は、互いに異なる高さで形成されたことを特徴とする、請求項18に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  20. 前記光結晶構造の金属酸化薄膜パターンを焼成する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項18に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  21. 前記金属酸化薄膜パターンを形成する段階で加熱温度は30℃ないし350℃であり、加熱時間は15秒ないし2時間であることを特徴とする、請求項18に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  22. 前記金属酸化薄膜パターンを形成する段階で紫外線照射時間は1秒ないし10時間であることを特徴とする、請求項18に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  23. 前記感光性金属有機物前駆体溶液をコーティングする段階で、前記光結晶構造を形成する層は、透明酸化電極または金属からなる導電層であることを特徴とする、請求項18に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  24. 前記導電層の厚さは1nmないし200nmであることを特徴とする、請求項23に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  25. 前記導電層が透明酸化電極である場合、前記透明酸化電極は、ITO、ZnO、n型ZnO、p型ZnO、SnOのうち、いずれか一つからなることを特徴とする、請求項23に記載のナノインプリントを利用したLDE素子の製造方法。
  26. 前記透明酸化電極を形成する物質がn型ZnOであれば、nドーピング物質は、アルミニウム、ホウ素、ガリウム、インジウム、スカンジウム、イットリウムのうち、いずれか一つであることを特徴とする、請求項25に記載のナノインプリントを利用したLDE素子の製造方法。
  27. 前記透明酸化電極を形成する物質がp型ZnOであれば、pドーピング物質は、窒素、砒素、リン、リチウム、ナトリウム、カリウムのうち、いずれか一つであることを特徴とする、請求項25に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  28. 前記導電層が金属である場合、前記金属は、銀、金、白金、銅、アルミニウムのうち、いずれか一つからなることを特徴とする、請求項23に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  29. 前記導電層の下部には金属層がさらに形成されることを特徴とする、請求項23に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  30. 前記金属層の厚さは1nmないし200nmであることを特徴とする、請求項29に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  31. 前記金属有機物前駆体を構成する金属元素は、リチウム、ベリリウム、ホウ素、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素、リン、硫黄、カリウム、カルシウム、スカンジウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、ゲルマニウム、砒素、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、イットリウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、インジウム、錫、テルリウム、アンチモン、バリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、ガドリニウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、イリジウム、鉛、ビスマス、ポロニウム、ウラニウムからなる群より選択されたいずれか一つまたは二つ以上の金属からなることを特徴とする、請求項18に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  32. 前記有機物リガンドは、ヘキサン酸エチル、アセチルアセトナート、ジアルキルジチオカルバメート、カルボン酸、カルボキシラート、ピリジン、ジアミン、アルシン、ジアルシン、ホスフィン、ジホスフィン、ブトキシド、イソプロポキシド、エトキシド、塩化物、アセテート、カルボニル、カルボネート、水酸化物、アレナス、ベータ−ジケトナート、2−ニトロベンズアルデヒド、及びこれらの混合物を含む群より選択されることを特徴とする、請求項18に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  33. 前記金属有機物前駆体は、ヘキサン、4−メチル−2−ペンタノン、ケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、アセトン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、テカン、ノナン、オクタン、ヘプタン、及びペンタンからなる群より選択された溶媒に溶解されることを特徴とする、請求項18に記載のナノインプリントを利用したLED素子の製造方法。
  34. 請求項18〜33のいずれか一項による方法によって製造された光結晶層を含むLED素子。
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