JP5082739B2 - 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5082739B2
JP5082739B2 JP2007263334A JP2007263334A JP5082739B2 JP 5082739 B2 JP5082739 B2 JP 5082739B2 JP 2007263334 A JP2007263334 A JP 2007263334A JP 2007263334 A JP2007263334 A JP 2007263334A JP 5082739 B2 JP5082739 B2 JP 5082739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
power supply
main power
steering
power source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007263334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009090814A (ja
Inventor
由信 冷水
圭亮 泉谷
茂樹 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2007263334A priority Critical patent/JP5082739B2/ja
Publication of JP2009090814A publication Critical patent/JP2009090814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5082739B2 publication Critical patent/JP5082739B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載される電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置は必要とされる操舵補助力が大きいほど、モータに大電流を流す必要があるので、車載バッテリだけでは電力が不足することがある。そこで、通常は主電源である車載バッテリからモータに電力を供給するが、車庫入れ時や駐車時などの負荷増大によって主電源の端子電圧が低下したり、供給電力がモータの負荷に対して不足したりするときには、予め電力を貯えておいた補助電源から電力を供給して主電源の負担を減らすようにした構成が提案されている(例えば、特許文献1〜2参照)。
特開2003−320942号公報 特開2006−213273号公報
上記従来例の電動パワーステアリング装置は、主に主電源である車載バッテリから供給される電力によって駆動されるが、例えば、何らかの原因で車載バッテリの電圧が極端に低下する等、車載バッテリが故障した場合、電動パワーステアリング装置の供給電力が不足し、安定した操舵補助力が継続的に得られなくなる。このため、当該車両の運転者は、車両を安全な場所まで移動させて停止させる必要が生じる。
一方、電動パワーステアリング装置は、上述のように、車載バッテリに対して補助的に用いられる補助電源を有しているので、この補助電源に蓄電された電力によって電動パワーステアリング装置を駆動することが考えられる。
しかし、この場合、車載バッテリが故障した直後から、当該車両の運転者が車両を安全な場所にまで移動させるまでの間については、補助電源からのみ電力が供給されることとなるので、前記補助電源に蓄電されている電力が消費され電圧が低下してしまうと、車両を安全な場所に移動させるまでに、電動パワーステアリング装置による操舵補助力が失われてしまう。このため、運転者が、車両を安全な場所に移動させるための運転操作を適切に行う上で支障をきたすおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、車載バッテリが故障した場合にも、一定時間継続して操舵補助力を発生させることができる電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、車両の操舵機構に対して操舵補助力を発生させるモータを駆動するための電力を供給する主電源と、前記モータを駆動するための電力を供給することができる補助電源と、前記補助電源による前記モータへの供給電力を制御する制御部と、を備えた電動パワーステアリング装置のモータ制御装置において、前記制御部は、前記主電源が故障したか否かを判定し、前記主電源が故障したと判定した場合、前記補助電源に前記モータへの電力供給を行わせる主電源故障判定部を有しており、前記補助電源は、前記制御部によって前記主電源が故障したと判定されたときから前記車両を安全な位置まで移動させるまでに必要な操舵補助力を発生させるための電力を前記モータに供給することができる蓄電容量として、2500J以上に設定されており、前記主電源故障判定部は、前記主電源の供給可能な電力を検知し、前記電力の値に基づいて前記主電源が故障したか否かを判定し、前記電力の値が所定値以下であることによって前記主電源が故障したと判定した場合、前記主電源による電力供給に加え、前記補助電源に前記モータへの電力供給を行わせることを特徴としている。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置のモータ制御装置によれば、制御部の主電源故障判定部は、主電源が故障したと判定すると、補助電源にモータへの電力供給を行わせる。さらに、この補助電源は、主電源が故障したと判定されたときから車両を安全な位置まで移動させるまでの間、モータに操舵補助力を発生させるための電力を供給可能な蓄電容量に設定されている。従って、主電源が故障したとしても、補助電源に蓄電された電力がモータに供給されることにより、車両を安全な位置に移動させるまでの一定時間の間、継続して電動パワーステアリング装置に操舵補助力を発生させることができる。
また、前記補助電源の蓄電容量が、2500J以上に設定されているので、主電源が故障したと判定されたときから車両を安全な位置まで移動させるまでに必要な操舵補助力を発生させるための電力を確実にモータに供給することができる。
また、本発明は、車両の操舵機構に対して操舵補助力を発生させるモータを駆動するための電力を供給する主電源と、前記モータを駆動するための電力を供給することができる補助電源と、前記補助電源による前記モータへの供給電力を制御する制御部と、を備えた電動パワーステアリング装置のモータ制御装置において、前記制御部は、前記主電源が故障したか否かを判定し、前記主電源が故障したと判定した場合、前記補助電源に前記モータへの電力供給を行わせる主電源故障判定部を有しており、前記補助電源は、前記制御部によって前記主電源が故障したと判定されたときから前記車両を安全な位置まで移動させるまでに必要な操舵補助力を発生させるための電力を前記モータに供給することができる蓄電容量に設定されており、前記主電源故障判定部は、前記主電源の供給可能な電力を検知し、前記電力の値に基づいて前記主電源が故障したか否かを判定し、前記電力の値が所定値以下であることによって前記主電源が故障したと判定した場合、前記主電源による電力供給に加え、前記補助電源に前記モータへの電力供給を行わせることを特徴としている
また、本発明は、車両の操舵を行う操舵機構に対して操舵補助力を発生させるモータを備えた電動パワーステアリング装置であって、前記モータは、上述のモータ制御装置によって制御されることを特徴としている。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置によれば、上述のように、主電源が故障したとしても、補助電源に蓄電された電力がモータに供給されることにより、車両を安全な位置に移動させるまでの一定時間の間、継続して操舵補助力を発生させることができる。
本発明の電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置によれば、車載バッテリが故障した場合にも、一定時間継続して操舵補助力を発生させることができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を示すブロック図である。図1において、電動パワーステアリング装置1は、車両の操舵を行うための操舵機構12及びこの操舵機構12に対して操舵補助力を発生させるモータ11を有する操舵部10と、このモータを制御するためのモータ制御装置20と、を備えている。
操舵部10の操舵機構12は、当該車両の運転者の操作に応じて操舵輪を操舵するための、ハンドルが一体に取り付けられたステアリングシャフト(図示せず)や、ステアリングギヤ(ラックピニオンやラックシャフト)等(図示せず)を有している。
モータ11は、前記ステアリングシャフト又は前記ステアリングギヤ等を駆動するように構成されており、前記ステアリングシャフトに取り付けられたトーションバー式等のトルクセンサの出力(操舵トルク)に基づいて駆動制御され、運転者の操舵に応じて操舵補助力を発生させ、運転者の操舵に対してアシストが行われる。モータ11への電力の供給はモータ制御装置20のモータ駆動回路21により行われる。
モータ制御装置20は、上記モータ駆動回路21と、モータ駆動回路21に電力を供給する主電源22とを有している。
主電源22は、車載バッテリ22aと、オルタネータ22bとによって構成されている。オルタネータ22bは、車両のエンジンによって駆動され、車載バッテリ22aに電力を供給する。車載バッテリ22aは、オルタネータ22bからの電力を随時蓄電する。
また、モータ制御装置20は、さらに、補助電源23、及び補助電源23による放電を制御するための放電制御回路24を有している。
補助電源23は、電気二重層コンデンサやリチウムイオン電池で構成されており、車載バッテリ22aに対して直列に接続されている。補助電源23の給電電路(高電位側電路)25は、放電制御回路24を介してモータ駆動回路21に接続されている。放電制御回路24は、MOS−FET等の半導体スイッチにより構成されており、オン状態では、補助電源23とモータ駆動回路21とを接続し、オフ状態では、補助電源23の高電位側を切断し、車載バッテリ22aの非接地側電路26と、モータ駆動回路21とを直接接続する。従って、放電制御回路24は、そのオンオフ動作によって、補助電源23にモータ駆動回路21へ放電させるか否かを制御することができ、モータ駆動回路21への給電を、車載バッテリ22aのみによって行うか、車載バッテリ22aと補助電源23とによって行うか、のいずれかを切り替えることができる。
補助電源23には、当該補助電源23に電力を充電するための充電回路27が接続されている。充電回路27は、車載バッテリ22aの非接地側電路26に接続された電路28によって接続されており、補助電源23がモータ駆動回路21に対して放電していない状態にあるときに、補助電源23対して電力を充電するように構成されている。
また、車載バッテリ22aの非接地側電路26と、接地側電路29との間には、電圧計30が接続されている。この電圧計30は、主電源22が現状供給可能な電力を電圧値Vとして出力する。
また、モータ制御装置20は、上記各回路21,24,27に接続され、これらを制御する制御部31をさらに有している。この制御部31は、前記ステアリングシャフトのトルクセンサや、当該車両の車速センサ(図示せず)等にも接続されており、操舵トルクや、車両の車速を検知することができる。
制御部31は、前記トルクセンサから出力される操舵トルクや当該車両の車速等に基づいて必要な操舵補助力を発生させるためにモータ11に供給すべき電力(消費電力)を決定し、これに基づいてモータ駆動回路21を制御することによってモータ11に必要な操舵補助力を発生させる。
また、制御部31は、決定したモータ11に供給すべき電力に応じて、放電制御回路24のオンオフの切り替えの制御を行い、補助電源23に放電させるか否かを制御する。すなわち、制御部31は、モータ11の消費電力が小さい場合には、放電制御回路24をオフ状態とし、主電源22のみに給電させる。
一方、主電源22のみの給電では必要な電力が不足する程度にモータ11の消費電力が大きい場合には、制御部31は、放電制御回路24をオン状態とし、補助電源23に放電させることで、主電源22に加えて補助電源23にも給電させる。
制御部31は、上記の制御(通常制御)を行うことで、モータ11の消費電力が大きい場合にも、供給電力が不足しないようにしつつ、主電源22の負荷を軽減することができる。
また、制御部31は、電圧計30に接続されており、主電源22の供給可能な電力としての電圧値Vを常時検知している。制御部31は、この電圧値Vに基づいて、主電源22が故障したか否かを判定し、その判定に応じた各回路の制御を行う主電源故障判定部31aを機能的に有している。図2は、制御部31による、上記判定機能及び各回路の制御の態様を示すフローチャートである。
なお、ここで、「主電源22の故障」とは、例えば、オルタネータ22bや、バッテリ22aが、その機能を損ない、モータ11を駆動するために必要な電力が供給不能となる程度にまで主電源22の電力が低下した状態をいう。
図2に示すように、制御部31は、まず、電圧計30から出力される電圧値Vが所定値より大きいか否かを、主電源故障判定部31aに判断させる(ステップS101)。
ここで、所定値としては、上記のように、モータ11を駆動することができず、主電源22が故障していると判断することができる程度にまで低下している電圧値Vに設定される。すなわち、主電源故障判定部31aは、電圧計30の電圧値Vが所定値よりも大きいか否かを判断することによって、主電源22が故障したか否かを判定する。
ステップS101において電圧値Vが所定値より大きい(主電源22が故障していない)と判断された場合、制御部31は、ステップS102に進み、上述の通常制御を行ってスタートに戻る。これによって、主電源22がその機能を損なっていない程度の電圧値を出力している場合には、制御部31は、通常制御を継続して行う。
一方、電圧値Vが所定値以下である(主電源22が故障している)と判断した場合、制御部31は、ステップS103に進み、主電源故障判定部31aに放電制御回路24を常時オン状態となるように制御させる。その上で制御部31は他の回路を制御し、その後スタートに戻る。
つまり、主電源22が機能を損なっていると判断される程度にまで電圧値Vが低下している場合には、主電源22の供給電力のみでは、モータ11を駆動することはできないので、制御部31は、常時補助電源23に蓄電された電力をモータ11に供給させて、操舵補助力を発生させる。
また、主電源故障判定部31aは、上述のように上記ステップS101において主電源22が故障したか否かを判定し、主電源22が故障したと判定した場合、ステップS103において補助電源23にモータ11への電力供給を行わせるように構成されている。
また、補助電源23は、制御部31(主電源故障判定部31a)によって主電源22が故障したと判定されたときから車両を安全な位置まで移動させるまでに必要な操舵補助力を発生させるための電力をモータ11に供給することができる蓄電容量に設定されており、具体的には2500J以上に設定されている。
上記のように構成された電動パワーステアリング装置1及びモータ制御装置20によれば、制御部31の主電源故障判定部31aは、主電源22が故障したと判定すると、補助電源23にモータ11への電力供給を行わせる。さらに、この補助電源23は、上述の蓄電容量に設定されている。従って、主電源22が故障したとしても、補助電源23に蓄電された電力がモータ11に供給されることにより、車両を安全な位置に移動させるまでの一定時間の間、継続して操舵補助力を発生させることができる。
このため、主電源22が故障し、車両を安全な場所まで移動させて停止させる必要が生じたとしても、電動パワーステアリング装置は、上記のように一定時間の間、継続して操舵補助力を発生させることができるので、当該車両の運転者は、車両を安全な場所に移動させるための運転操作を適切に行うことができる。
ここで、上記構成の電動パワーステアリング装置1において、実際に主電源22が故障したときに、車両を安全な位置まで移動させるのに必要な操舵補助力を発生させるために必要な電力量について、実際に走行中の車両における車載バッテリ22aの消費電力を測定した結果に基づいて検討する。
なお、車速が低速の場合、主電源22が故障したとしても、大きな問題とはならないため、ここでは、比較的高速で走行している場合であって、操舵補助力が必要であると考えられる2つのケース、すなわち、急激な操舵をした場合(急激操舵条件)と、ほぼ一定の舵角で継続的に操舵を行った場合(一定操舵条件)と、を想定して検討する。
急激操舵条件としては、車両速度約70km/hで直進走行中に、例えば障害物を避けるためにハンドルを急激に操舵し、車両に緊急回避動作させる場合を想定し、この急激操舵条件で走行したときの車載バッテリ22aの消費電力を測定した。
また、一定操舵条件としては、車両速度0〜約40km/hの間で、いわゆるループ橋を走行する場合(この場合、橋の途中には車両の退避スペースがないと考えられるので、橋を渡りきるまで操舵補助力が必要であるとした)を想定し、このときの車両速度に対応する車載バッテリ22aの消費電力を測定した。なお、このループ橋としては、総延長1.1km、高さ45m、直径80mの2重ループ橋を走行して測定した。
また、上記両条件において車載バッテリ22aの消費電力を測定する際には、車両に搭載された他の機器類を動作させないようにすることで、電動パワーステアリング装置1による消費電力が、車載バッテリ22aの消費電力に対して大きく影響するように設定した。
その結果、急激操舵条件においては、回避動作を行った約70km/h付近の消費電力は、約500Wであった。安全な場所への車両の移動させるために必要となる緊急回避動作に要する時間を5秒であると仮定すると、緊急回避動作を行うためには、約2500J(500(W)×5(秒))の電力量が必要となることが判る。
また、一定操舵条件においては、車載バッテリ22aの消費電力は、車速が約40km/h付近において、最大約40Wであった。このループ橋を渡り切り、安全な場所に車両を移動させるのに要する時間を60秒であると仮定すると、約2400J(40(W)×60(秒))の電力量が必要となることが判る。
以上より、車種等により異なるが、一般乗用車の場合、通常、約2500Jの電力量があれば、主電源22が故障したと判定されたときから車両を安全な位置まで移動させるまでに必要な操舵補助力を発生させるための電力をモータ11に供給することができることが明らかとなった。
補助電源23の蓄電容量は、2500J以上となるように設定されているので、上記検討の結果から、本実施形態による電動パワーステアリング装置1及びモータ制御装置20によれば、主電源22が故障したと判定されたときから車両を安全な位置まで移動させるまでに必要な操舵補助力を発生させるための電力を、モータ11に対して確実に供給することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、主電源22の故障は、電圧計30の電圧値Vによって判定したが、例えば、車載バッテリ22aに問題がなく、これに電力を供給するオルタネータ22bが故障した場合にも、主電源22として機能しなくなる場合があるので、オルタネータ22bの出力を検知することで主電源22の故障を判定することもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の一実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を示すブロック図である。 制御部による、各回路の制御の態様を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
11 モータ
12 操舵機構
20 モータ制御装置
22 主電源
23 補助電源
31 制御部
31a 主電源故障判定部

Claims (3)

  1. 車両の操舵機構に対して操舵補助力を発生させるモータを駆動するための電力を供給する主電源と、
    前記モータを駆動するための電力を供給することができる補助電源と、
    前記補助電源による前記モータへの供給電力を制御する制御部と、を備えた電動パワーステアリング装置のモータ制御装置において、
    前記制御部は、前記主電源が故障したか否かを判定し、前記主電源が故障したと判定した場合、前記補助電源に前記モータへの電力供給を行わせる主電源故障判定部を有しており、
    前記補助電源は、前記制御部によって前記主電源が故障したと判定されたときから前記車両を安全な位置まで移動させるまでに必要な操舵補助力を発生させるための電力を前記モータに供給することができる蓄電容量として、2500J以上に設定されており、
    前記主電源故障判定部は、前記主電源の供給可能な電力を検知し、前記電力の値に基づいて前記主電源が故障したか否かを判定し、前記電力の値が所定値以下であることによって前記主電源が故障したと判定した場合、前記主電源による電力供給に加え、前記補助電源に前記モータへの電力供給を行わせることを特徴とする電動パワーステアリング装置のモータ制御装置。
  2. 車両の操舵機構に対して操舵補助力を発生させるモータを駆動するための電力を供給する主電源と、
    前記モータを駆動するための電力を供給することができる補助電源と、
    前記補助電源による前記モータへの供給電力を制御する制御部と、を備えた電動パワーステアリング装置のモータ制御装置において、
    前記制御部は、前記主電源が故障したか否かを判定し、前記主電源が故障したと判定した場合、前記補助電源に前記モータへの電力供給を行わせる主電源故障判定部を有しており、
    前記補助電源は、前記制御部によって前記主電源が故障したと判定されたときから前記車両を安全な位置まで移動させるまでに必要な操舵補助力を発生させるための電力を前記モータに供給することができる蓄電容量に設定されており、
    前記主電源故障判定部は、前記主電源の供給可能な電力を検知し、前記電力の値に基づいて前記主電源が故障したか否かを判定し、前記電力の値が所定値以下であることによって前記主電源が故障したと判定した場合、前記主電源による電力供給に加え、前記補助電源に前記モータへの電力供給を行わせることを特徴とする電動パワーステアリング装置のモータ制御装置。
  3. 車両の操舵を行う操舵機構に対して操舵補助力を発生させるモータを備えた電動パワーステアリング装置であって、
    前記モータは、請求項1又は2に記載のモータ制御装置によって制御されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
JP2007263334A 2007-10-09 2007-10-09 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置 Active JP5082739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007263334A JP5082739B2 (ja) 2007-10-09 2007-10-09 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007263334A JP5082739B2 (ja) 2007-10-09 2007-10-09 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009090814A JP2009090814A (ja) 2009-04-30
JP5082739B2 true JP5082739B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=40663232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007263334A Active JP5082739B2 (ja) 2007-10-09 2007-10-09 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5082739B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010113845A1 (ja) 2009-04-03 2012-10-11 太陽誘電株式会社 分布定数回路

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003320942A (ja) * 2002-04-26 2003-11-11 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2004291846A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Toyoda Mach Works Ltd 車両用操舵装置
JP4062207B2 (ja) * 2003-08-05 2008-03-19 株式会社ジェイテクト 車両用操舵装置
JP4333646B2 (ja) * 2005-07-06 2009-09-16 トヨタ自動車株式会社 電動パワーステアリング装置
JP4379412B2 (ja) * 2005-12-05 2009-12-09 トヨタ自動車株式会社 パワーステアリング用電源制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009090814A (ja) 2009-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4379412B2 (ja) パワーステアリング用電源制御装置
EP2261100B1 (en) Electric power steering device and method for controlling the same
JP2009120097A (ja) ステアリング装置の制御装置
JP5212637B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5786299B2 (ja) アイドルストップ車両のエンジン制御装置及びエンジン制御方法
JP5284028B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5518256B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4680032B2 (ja) 車両用電源装置
CN105480297B (zh) 电动转向装置
JP2011120390A (ja) 電動車両の制御装置及びその制御装置を備えた電動車両
US20220063712A1 (en) Electric power source device
JP2007015428A (ja) バッテリ劣化検出装置
JP5233160B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5082739B2 (ja) 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置、及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
JP4899668B2 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2022039398A (ja) 電源装置
JP5056282B2 (ja) ステアリング装置のモータ制御装置
JP3381539B2 (ja) 電動式パワーステアリングの制御装置
JP3955026B2 (ja) 電動ステアリング装置におけるバッテリ状態判定装置
JP6032058B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2009166653A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5151357B2 (ja) ステアリング装置の制御装置
JP5045130B2 (ja) 車両の制御システム及びステアリングホイール姿勢制御装置
JP2023018750A (ja) ステアリングシステム
JP2009096234A (ja) ステアリング装置の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5082739

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3