JP5082605B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関わる。
フラッシュランプから発せられた光を記録材側に反射する反射面を設けたフラッシュ定着装置がある。特許文献1では、筐体の内側の内面に、記録材料の側端部に向けて反射させる反射部材をさらに取り付けたフラッシュ定着装置が開示されている。
特開昭60−252383号公報
本発明は、フラッシュ定着装置から照射されるフラッシュ光の光量ムラを低減することを目的とする。
請求項1に係る発明は、画像形成装置で用いられ、記録材上の像を定着する定着装置であって、直線状の形状を有し、希ガスが充填され、定着のためのフラッシュ光を発するフラッシュランプと、前記フラッシュランプに対する反射面の位置が固定され当該フラッシュランプから発せられた前記フラッシュ光を前記記録材側に反射する固定反射面を有する固定反射部材と、前記フラッシュランプの軸方向一端側に設けられ当該フラッシュランプに対する反射面の位置が変更可能な可動反射面を有する第1可動反射部材、および当該フラッシュランプの軸方向他端側に設けられ当該フラッシュランプに対する反射面の位置が変更可能な可動反射面を有する第2可動反射部材を備えて、当該フラッシュランプから発せられた前記フラッシュ光を前記記録材側に反射する可動反射部材と、を含み、前記第1可動反射部材は、反射面が形成されたシート状の部材であって前記固定反射部材の前記固定反射面に連続して設けられるシート部材と、移動可能に設けられるとともに当該シート部材における前記フラッシュランプの対向側とは反対側の面に接触することで当該フラッシュランプの軸方向一端側を向く第1反射面および当該フラッシュランプの軸方向他端側を向く第2反射面を当該シート部材に形成する移動体とを有して、当該移動体が移動することによって当該フラッシュランプに対する当該第1反射面および当該第2反射面の向きが変更することを特徴とする定着装置である。
請求項に係る発明は、請求項記載の定着装置にて、前記第2可動反射部材は、反射面が形成されたシート状の部材であって前記固定反射部材の前記固定反射面に連続して設けられるシート部材と、移動可能に設けられるとともに当該シート部材における前記フラッシュランプの対向側とは反対側の面に接触することで当該フラッシュランプの前記一端側を向く第3反射面および当該フラッシュランプの前記他端側を向く第4反射面を当該シート部材に形成する移動体とを有し、当該移動体が移動することによって当該フラッシュランプに対する当該第3反射面および当該第4反射面の向きが変更し、前記第1反射面および前記第4反射面は、前記フラッシュランプの発光回数の増加に応じて前記固定反射面となす角度が小さくなり、前記第2反射面および前記第3反射面は、前記フラッシュランプの発光回数の増加に応じて前記固定反射面となす角度が大きくなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の定着装置にて、前記移動体は、冷却部材を有していることを特徴とする。
請求項に係る発明は、記録材に像を形成する像形成部と、直線状の形状を有し、前記像形成部にて像が形成された前記記録材にフラッシュ光を照射するフラッシュランプと、前記フラッシュランプに対する反射面の位置が固定され当該フラッシュランプから発せられた前記フラッシュ光を前記記録材側に反射する固定反射面を有する固定反射部材と、前記フラッシュランプの軸方向一端側に設けられ当該フラッシュランプに対する反射面の位置が変更可能な可動反射面を有する第1可動反射部材、および当該フラッシュランプの軸方向他端側に設けられ当該フラッシュランプに対する反射面の位置が変更可能な可動反射面を有する第2可動反射部材を備えて、当該フラッシュランプから発せられた前記フラッシュ光を前記記録材側に反射する可動反射部材と、前記フラッシュランプの発光回数を計測するカウント手段と、前記可動反射部材の角度の変更を指示する指示手段と、を含み、前記第1可動反射部材は、反射面が形成されたシート状の部材であって前記固定反射部材の前記固定反射面に連続して設けられるシート部材と、移動可能に設けられるとともに当該シート部材における前記フラッシュランプの対向側とは反対側の面に接触することで当該フラッシュランプの軸方向一端側を向く第1反射面および当該フラッシュランプの軸方向他端側を向く第2反射面とを当該シート部材に形成する移動体とを有し、前記指示手段は、前記カウント手段によって計測された前記発光回数に応じて、当該移動体を移動させることで、前記フラッシュランプに対する前記可動反射部材の前記第1反射面および前記第2反射面の向きを変更することを特徴とする画像形成装置である。
請求項に係る発明は、請求項記載の画像形成装置にて、前記指示手段は、前記発光回数の増加に伴い、前記可動反射部材によって反射される前記フラッシュ光の到達位置が前記記録材の端部より外側から当該端部側へと移動するように指示することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項4または5に記載の画像形成装置にて、前記フラッシュランプの軸心方向が前記記録材の搬送方向に沿って配置されることを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合と比較して、フラッシュランプの端部側における光量を調整してフラッシュ光の光量ムラを低減し、かつ、可動反射部材を可動させた際にも、例えば固定反射部材と可動反射部材との間に反射面の隙間ができず効率的な光エネルギーの照射を行うことができる。
また、本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合と比較して、フラッシュランプの発光回数の変化にかかわらず、フラッシュ光の光量ムラを低減した状態を維持することができる。
そして、本発明の請求項3によれば、本発明を採用しない場合と比較して、シート部材の温度上昇を抑制することが可能となる。
また、本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合と比較して、フラッシュ光の光量ムラを低減することができるとともに、長期にわたって光量ムラを低減した状態を維持し、かつ、可動反射部材を可動させた際にも、例えば固定反射部材と可動反射部材との間に反射面の隙間ができず効率的な光エネルギーの照射を行うことが可能になる。
また、本発明の請求項によれば、記録材の端部側に照射されるフラッシュ光の光量を適切に変化させることができる。
また、本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合と比較して、フラッシュランプの発光周期をより長くすることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の全体構成を示す図である。この画像形成装置1は、帯状に形成された媒体である連帳紙Pに画像を形成するいわゆる連帳プリンタである。画像形成装置1は、記録材としての連帳紙Pの搬送方向(図中矢印)上流側から下流側に向かって、連帳紙Pを搬送駆動する搬送手段の一部を構成する用紙搬送ユニット2、連帳紙Pに黒(K)色のトナー像を形成するK色画像形成ユニット3K、連帳紙Pにシアン(C)色のトナー像を形成するC色画像形成ユニット3C、連帳紙Pにマゼンタ(M)色のトナー像を形成するM色画像形成ユニット3M、連帳紙Pにイエロー(Y)色のトナー像を形成するY色画像形成ユニット3Y、連帳紙Pに形成された各色トナー像を定着する定着ユニット4および画像形成装置1全体を制御する制御部6を備えている。
用紙搬送ユニット2は、連帳紙Pの搬送方向上流側から下流側に沿って、バックテンションロール21とメインドライブロール24とを備える。
メインドライブロール24は、連帳紙Pを所定の圧力でニップして、用紙搬送ユニット2に配置された不図示のメインモータからの駆動を受けて、所定の搬送速度で連帳紙Pを、搬送方向下流側へ送り出す機能を有する。また、バックテンションロール21は、メインドライブロール24よりも上流側においてメインドライブロール24よりも低速で回転して、連帳紙Pに張力を付与する機能を有する。
K色画像形成ユニット3K、C色画像形成ユニット3C、M色画像形成ユニット3M、Y色画像形成ユニット3Yは、それぞれ感光体ドラム31、感光体ドラム31表面を所定の電位に帯電する帯電コロトロン32、感光体ドラム31表面を画像データに基づいて露光するレーザ露光器33、感光体ドラム31表面に形成された静電画像を各色トナーにより現像する現像器34、感光体ドラム31表面に形成された像としてのトナー像を連帳紙Pに転写する転写ロール35、転写ロール35の上流側と下流側とにそれぞれ配置され、連帳紙Pを感光体ドラム31に押圧する一対の転写案内ロール36、37を備えている。
定着ユニット4は、連帳紙Pに形成された各色トナー像を定着する定着装置として機能するフラッシュ定着装置5、制御部6からの指示を受けてフラッシュ定着装置5の制御を行う定着制御部41、フラッシュ定着装置5の下流側にて連帳紙Pに張力を付与する張力付与ロール42、出口近傍にて連帳紙Pをニップし、連帳紙Pの搬送速度よりも速い周速度で回転して連帳紙Pに張力を付与するテンションロール43を備えている。
制御部6は、用紙搬送ユニット2、K色画像形成ユニット3K、C色画像形成ユニット3C、M色画像形成ユニット3M、Y色画像形成ユニット3Yおよび定着ユニット4を制御する。
次に、画像形成装置1による画像形成動作について説明する。
画像形成装置1が画像の印刷指示を受けると、制御部6は、画像データを受け取る。また、制御部6が画像データを受け取るのに同期して、制御部6は、用紙搬送ユニット2および定着ユニット4を制御する。制御部6によって制御された用紙搬送ユニット2および定着ユニット4は、連帳紙Pに所定の張力を付与しながら、連帳紙Pを所定の搬送速度で搬送する。
また、制御部6は、受け取った画像データをK色、C色、M色、Y色それぞれに対応する画像データに分解する。そして、K色、C色、M色、Y色の画像データに基づいて、それぞれK色画像形成ユニット3K、C色画像形成ユニット3C、M色画像形成ユニット3M、Y色画像形成ユニット3Yにおいて連帳紙Pにトナー像の形成を行う。
K色画像形成ユニット3K、C色画像形成ユニット3C、M色画像形成ユニット3M、Y色画像形成ユニット3Yでは、それぞれ感光体ドラム31が回転を開始し、感光体ドラム31表面が帯電コロトロン32によって所定の電位に帯電される。そして、レーザ露光器33により各色画像データに対応した静電潜像が形成される。さらに、現像器34によって感光体ドラム31の静電潜像が各色トナーにより現像されて、感光体ドラム31表面にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム31表面上に形成されたトナー像は、転写ロール35によって連帳紙Pに転写される。
この画像形成装置1では、連帳紙PがK色画像形成ユニット3K、C色画像形成ユニット3C、M色画像形成ユニット3M、Y色画像形成ユニット3Yを順に通過する。このため、連帳紙P上には、K色トナー像、C色トナー像、M色トナー像、Y色トナー像の順に各色トナー像が重畳して形成される。このようにして各画像形成ユニット3K、3C、3M、3Yは、連帳紙P上にフルカラーのトナー像を形成している。
その後、フルカラーのトナー像が形成された連帳紙Pは、定着ユニット4に搬入される。そして、連帳紙P上に形成されたトナー像は、フラッシュ定着装置5によって連帳紙Pに定着される。以上のように、連帳紙Pにフルカラー画像が形成される。
<実施の形態1>
次に、図2を参照して、フラッシュ定着装置5の全体構成について説明する。
図2(a)は、連帳紙Pの搬送方向上流側から見たフラッシュ定着装置5の側面図を示している。また、図2(b)は、連帳紙Pの搬送方向と直交する方向から見たフラッシュ定着装置5の側面図を示している。
図2(a)に示すように、本実施の形態が適用されるフラッシュ定着装置5は、フラッシュランプ51、トリガワイヤ52、反射部材として機能する反射機構53およびカバーガラス55を備える。
本実施の形態において、フラッシュ定着装置5は、4本のフラッシュランプ51を備える。このフラッシュランプ51は、密閉された透明な管、例えばガラス管や石英管の中にXe(キセノンガス)等の希ガスを封入したものである。そして、フラッシュランプ51は、所定の周期でのフラッシュ(閃光)を繰り返しながら、連帳紙P(トナー像)に対してフラッシュ光を照射する。また、フラッシュランプ51は、一方向に延びる直線状の形状を有している。さらに、各々のフラッシュランプ51は、連帳紙Pの搬送方向に対して、フラッシュランプ51の軸心方向がほぼ直交(80度〜100度で交わる)する方向に設置される。
トリガワイヤ52は、例えばタングステン鋼やカーボン等の導電性を有する線状の部材である。そして、このトリガワイヤ52は、各々のフラッシュランプ51の下方であって、フラッシュランプ51の軸心方向に沿うように配置されている。なお、トリガワイヤ52は、不図示の吊り部材によってフラッシュランプ51に保持されている。
反射機構53は、筐体54、フラップ反射部7L、7R、V字反射部8L、8Rを備える。
固定反射部材として機能する筐体54は、5枚の板状の部材によって形成され、連帳紙Pの搬送面に対して開口した箱形の形状をしている。そして、4本のフラッシュランプ51は、筐体54内に収容される。筐体54の内側には、5枚の板状の部材によって反射面54a、54b、54c、54dおよび54eが形成されている。反射面54a、54b、54c、54dおよび54eには、フラッシュ光を反射する鏡面加工が施されている。これらのうち反射面54aは、4本のフラッシュランプ51の上方であって連帳紙Pの搬送面に対してほぼ平行して設けられる。また、各々の反射面54b、54c、54d、54eは、一端側が反射面54aに接しており、他端側が連帳紙Pに向かうに従ってフラッシュランプ51から離れる方向に伸びている。
そして、可動反射部材として機能するフラップ反射部7L、7RおよびV字反射部8L、8Rは、筐体54の反射面54a側に取り付けられている。図2(a)に示すように、フラッシュ定着装置5を連帳紙Pの搬送方向上流側から見た場合、フラップ反射部7Lは、フラッシュランプ51の図中左の端部側の上方に配置される。一方、フラップ反射部7Rは、フラッシュランプ51の図中右の端部側の上方に設けられる。また、V字反射部8L、8Rは、フラッシュランプ51の上方であって、図中左側からV字反射部8L、V字反射部8Rの順に、フラップ反射部7Lとフラップ反射部7Rとの間に設けられる。
なお、本実施の形態において、フラップ反射部7LおよびV字反射部8Lは、第1可動部材として機能する。また、フラップ反射部7RおよびV字反射部8Rは、第2可動部材として機能する。
カバーガラス55には、フラッシュランプ51から照射されるフラッシュ光を透過する平板、例えば石英ガラス等を用いる。そして、カバーガラス55は、4本のフラッシュランプ51の下方であって、筐体54の下端側に取り付けられる。カバーガラス55は、その外周を筐体54に固定されることにより、筐体54に保持されている。
次に、図3、図4を参照して、フラップ反射部7L、7RおよびV字反射部8L、8Rについての詳細な説明をする。先ず、フラップ反射部7L、7Rについて説明する。
なお、フラップ反射部7Lとフラップ反射部7Rとは、基本構成が同じであり、フラッシュ定着装置5を連帳紙Pの搬送方向から見た場合にフラッシュ定着装置5の中央を対称軸にして線対称の関係にある。よって、以下では、フラップ反射部7Lを代表例として説明を行う。
図3(a)および(b)は、フラップ反射部7Lを説明するための図である。
図3(a)に示すように、フラップ反射部7Lは、フラップ板71およびフラップ駆動部72を備えている。フラップ板71は、縦長の形状をした板部材である。フラップ板71は、フラッシュランプ51の軸心方向に対してほぼ直交して設けられており、4本のフラッシュランプ51の上方を跨いで筐体54の反射面54a側に取り付けられている(図2(a)、(b)参照)。
そして、フラップ板71の長辺側の一端部には軸71aが設けられており、フラップ板71は、この軸71aを介して筐体54に保持されている。よって、フラップ板71は、この軸71aを回転軸として自由に回転できる。
また、フラップ板71は、フラップ反射面71RFを有している。フラップ反射面71RFには、フラッシュ光を反射する鏡面加工が施されている。フラップ反射面71RFは、フラップ板71に対して遠い側のフラッシュランプ51の端部に対向して設けられる。
さらに、フラップ板71には、フラップ駆動部72が取り付けられている。フラップ駆動部72には、エアシリンダ(アクチュエータ)やウィンチ等を用いる。そして、フラップ駆動部72の一端側は筐体54の反射面54a側に、他端側はフラップ板71のフラップ反射面71RFの裏面側に、それぞれ取り付けられている。このフラップ駆動部72は、進退するロッド72aを備えている。よって、ロッド72aを進退することで、フラップ駆動部72自体が伸縮する。
続いて、図3(a)および(b)を参照しながら、フラップ反射面71RFの動きについて説明する。
まず、フラップ駆動部72を縮ませると、フラップ板71は、軸71aを回転軸として図中時計回りにスイング(振り動く)する。するとフラップ板71の自由端は、反射面54aに引き寄せられる。その結果、フラップ反射面71RFは、反射面54aに対する傾き(角度)が小さくなり、いわゆる寝た状態(図中水平方向)に近づく(図3(a)参照)。一方、フラップ駆動部72を伸ばすと、フラップ板71は軸71aを回転軸として図中反時計回りにスイングし、自由端は反射面54aから遠ざかる。その結果、フラップ反射面71RFは、反射面54aに対する傾きが大きくなり、いわゆる切り立った状態(図中鉛直方向)に近づく(図3(b)参照)。このように、フラップ駆動部72の伸縮に伴って、フラップ反射面71RFの角度が変化する。
なお、フラップ反射部7Rは、フラップ反射部7Lと線対称にフラップ反射面の角度が変化する。
次に、V字反射部8L、8Rについて詳細に説明する。
なお、V字反射部8LとV字反射部8Rとは、基本構成が同じであり、フラッシュ定着装置5を連帳紙Pの搬送方向から見た場合にフラッシュ定着装置5の中央を対称軸にして線対称の関係にある。よって、以下では、V字反射部8Lを代表例として説明を行う。
図4(a)および(b)は、V字反射部8Lについて説明するための図である。
図4(a)に示すように、V字反射部8Lは、回転体81、ミラーシート82および回転体駆動部83を備える。
回転体81は、第1の面811および第2の面812を有する、V字型の横断面形状をした縦長の部材である。回転体81には、熱伝導率の高い部材例えばアルミ合金等を用いる。また、回転体81の内側には、冷却フィンが設けられている。そして、回転体81は、フラッシュランプ51の軸心方向とほぼ直交する向きで配置され、4本のフラッシュランプ51の上方を跨ぐように設置される(図2(b)参照)。さらに、第1の面811は、後述する電極513Lが位置するフラッシュランプ51の図中左端側に対向している。一方、第2の面812は、後述する電極513Rが位置するフラッシュランプ51の図中右端側に対向している。よって、回転体81は、筐体54の反射面54a側において、連帳紙P側に向けて突出した状態で取り付けられる。さらに、回転体81の突出部分の先端側には、回転軸81aが設けられている。これにより、回転体81は、回転軸81aを中心として回転可能となっている。
ミラーシート82は、フィルムシート821および複数のミラー(鏡)822を備える。フィルムシート821は、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の耐熱性樹脂からなるシート状の部材である。一方、ミラー822は、フラッシュ光を反射する反射加工が施された細長い板状の形状をした部材である。そして、複数のミラー822は、フラッシュランプ51の軸心方向とほぼ直交した状態で、フィルムシート821に密に並べられて固定されている。
そして、ミラーシート82は、テンション(張力)がかけられた状態で、複数のミラー822がフラッシュランプ51に対向するように筐体54の反射面54a側に取り付けられる。さらに、ミラーシート82は、上述した回転体81によって、連帳紙P側に向けて上方から押し込まれる。このとき、ミラーシート82は、回転体81の有する2つの面、第1の面811および第2の面812に沿うように設置される。なお、以下では、回転体81の第1の面811に沿ったミラーシート82の面を第1の反射面RF1とする。一方、回転体81の第2の面812に沿ったミラーシート82の面を第2の反射面RF2とする。
回転体駆動部83には、モータ等を用いる。この回転体駆動部83は、回転軸81aに接続している。そして、モータを駆動し回転軸81aを回転させることにより、回転体81が任意の角度に回転する。
続いて、第1の反射面RF1および第2の反射面RF2の動きについて説明する。
まず、回転体駆動部83を図中時計回りに駆動すると、回転体81は、回転軸81aを中心に図中時計回りに回転する。すると、第1の反射面RF1は、反射面54aに対する傾きが大きくなりいわゆる切り立った状態に近づく。一方で、第2の反射面RF2は、反射面54aに対する傾きが小さくなりいわゆる寝た状態に近づく。
また、回転体駆動部83を図中反時計回りに駆動すると、回転体81は、回転軸81aを中心に図中反時計回りに回転する。このとき、第1の反射面RF1は、反射面54aに対する傾きが小さくなりいわゆる寝た状態に近づく。そして、第2の反射面RF2は、反射面54aに対する傾きが大きくなりいわゆる切り立った状態に近づく。このように、回転体81の回転に伴って、第1の反射面RF1および第2の反射面RF2の角度が変化する。
なお、V字反射部8Rは、V字反射部8Lにおける第1の反射面、第2の反射面と線対称に角度が変化する。
なお、本実施の形態において、V字反射部8Lに設けられる第1の反射面RF1は、第1反射面として機能する。V字反射部8Lに設けられる第2の反射面RF2およびフラップ反射部7Lに設けられるフラップ反射面71RFは、第2反射面として機能する。
また、V字反射部8Rに設けられる第2の反射面およびフラップ反射部7Rに設けられるフラップ反射面は、第3反射面として機能する。V字反射部8Rに設けられる第1の反射面は、第4反射面として機能する。
続いて、フラッシュ定着装置5における電気的接続について説明する。
図2(a)に示すように、フラッシュランプ51は、さらに電極513L、513Rおよび導線515L、515Rを備える。電極513L、513Rは、フラッシュランプ51の内部であってその長手方向両端側にそれぞれ設けられる。また、導線515L、515Rは、フラッシュランプ51の長手方向両端部をそれぞれ貫通するように取り付けられている。そして、導線515Lの一端はフラッシュランプ51内に設けられた電極513Lに接続され、導線515Rの一端は同じくフラッシュランプ51内に設けられた電極513Rに接続される。一方、フラッシュランプ51の外側に露出する導線515L、515Rの他端側は、不図示の電源回路に接続される。そして、この電源回路が、導線515L、515Rを介して電極513L、513Rに対する電力供給を行っている。
また、トリガワイヤ52の一端側は、トリガ用ケーブル521と接続している。そして、トリガ用ケーブル521は、フラッシュランプ51に接続している導線515L、515Rと同様に、不図示の電源回路に接続され、所定のタイミングで電力供給が行われる。
なお、上述したように、筐体54の開口面には、その開口面に蓋をするようにカバーガラス55が取り付けられている。これにより、フラッシュ定着装置5の内部は、ほぼ閉空間となる。これにより、連帳紙P上に形成された未定着のトナーや埃等が筐体54の内部に侵入しフラッシュランプ51に付着するのを抑制している。また、フラッシュ定着装置5には、不図示の冷却ファン等の冷却機構が備えられている。
このように構成されるフラッシュ定着装置5は、連帳紙Pに対して所定の距離を保ち、連帳紙Pとは非接触に配置されている。また、フラッシュ定着装置5は、連帳紙Pの搬送方向と直交する向きの連帳紙Pの長さ(以下、連帳紙Pの幅という)に対して一回り大きい寸法となるように設定されている。
次に、定着制御部41について説明を行う。
図5は、定着制御部41の構成を説明するためのブロック図である。
定着制御部41は、発光制御部411、カウント手段として機能するカウンタ部412および指示手段として機能する反射制御部413を備える。
発光制御部411は、制御部6から定着指示を受け、フラッシュランプ51およびトリガワイヤ52の電源回路に対して、所定のフラッシュ発光の条件となる指示を渡す。発光制御部411が電源回路に渡す指示は、主にフラッシュランプ51に印加する電圧値、発光周波数値等である。また、発光制御部411は、カウンタ部412に保存されているフラッシュランプ51の累積発光回数を参照して、フラッシュランプ51の累積発光回数に応じて設定された電圧値を電源回路に渡す。
カウンタ部412は、発光制御部411からフラッシュランプ51の発光回数を取得する。カウンタ部412は、フラッシュランプ51の発光毎にその発光数をカウント(計測)しながら、現発光時点までの累積発光回数を算出する。なお、累積発光回数は、フラッシュランプ51をフラッシュ定着装置5に取り付けた際にリセットされ、0回となる。
反射制御部413は、カウンタ部412が保持しているフラッシュランプ51の累積発光回数を参照し、フラップ駆動部72および回転体駆動部83に対して駆動指示を送る。
次に、フラッシュ定着装置5による定着動作について説明する。
トナー像が形成された連帳紙Pがフラッシュ定着装置5の下方を通過する際、不図示の電源回路からトリガ用ケーブル521を通じてトリガワイヤ52に電圧が印加される。すると、トリガワイヤ52がトリガ(引き金)となり、フラッシュランプ51の内部に封入されたキセノンガスが絶縁破壊を起こす。このタイミングに同期して、図示しない電源回路により導線515L、515Rを介して電極513L、513R間に電圧が印加される。これにより、絶縁破壊を起こしたキセノンガスを介して電極513L、513R間に電流が流れる。すると、フラッシュランプ51の管内のキセノンガスが励起状態となり、フラッシュランプ51からフラッシュ光が発せられる。フラッシュランプ51は、所定の周期で連帳紙P(トナー像)に対してフラッシュ光の照射を行っている。
そして、フラッシュランプ51から発せられたフラッシュ光は、カバーガラス55を透過し、連帳紙P上に形成されたトナー像に照射される。また、フラッシュランプ51から発せられたフラッシュ光のうち連帳紙Pに対して直接進行しないフラッシュ光は、反射機構53が有する反射面を反射することで間接的に連帳紙Pへと向かう。そして、フラッシュランプ51から照射されたフラッシュ光は、トナー像に光エネルギーとして吸収される。光エネルギーを吸収したトナー像は、トナー自体が発熱し融解することで、連帳紙Pに定着する。このように、フラッシュ定着装置5は、連帳紙Pと接触することなくトナー像の定着を行っている。
本実施の形態が適用されるフラッシュ定着装置5は、フラッシュランプ51の累積発光回数に応じてフラップ反射部7L、7RおよびV字反射部8L、8Rに設けられた反射面の傾きを変えている。よって以下では、フラッシュランプ51の累積発光回数に応じて、フラッシュランプ51の状態を3つに分けている。
フラッシュランプ51の取り付け時(発光回数0回)を始点とし、フラッシュランプ51が交換推奨時期に達するときの発光回数を終点とする。また、始点から終点までの間に、任意の発光回数に基づいた第1のカウント値と第2のカウント値とを設定する。フラッシュランプ51の取り付け時点から第1のカウント値までを初期、第1のカウント値から第2のカウント値までを中期、第2のカウント値から交換推奨時期に達したときの発光回数までを末期と定める。
本実施の形態において、フラッシュランプ51の交換推奨時期は、1500万回である。さらに、第1のカウント値は300万回とし、第2のカウント値は750万回と設定する。よって、初期は、フラッシュランプ51の発光回数が0回〜300万回の状態である。中期は、フラッシュランプ51の発光回数が300万回から750万回の状態である。末期は、フラッシュランプ51の発光回数が750万回から1500万回の状態である。
続いて、フラッシュランプ51の累積発光回数が初期、中期、末期と変化するのに応じた、フラップ反射面71RF、第1の反射面RF1および第2の反射面RF2(以下、可動反射面という)の傾きの変化について説明する。さらに、その際に可動反射面を反射するフラッシュ光の光路についても併せて説明を行う。なお、以下において、可動反射面の説明は、フラップ反射部7LおよびV字反射部8Lで代表する。
図6(a)は、フラッシュランプ51が初期である場合のフラッシュ定着装置5を示している。図6(b)は、フラッシュランプ51が中期である場合のフラッシュ定着装置5を示している。図6(c)は、フラッシュランプ51が末期である場合のフラッシュ定着装置5を示している。
また、図6(a)〜(c)において、図中の一点鎖線の矢印線は、電極513Rの中心からフラップ反射面71RFに向かうフラッシュ光の光路(以下、光路1という)を示している。図中の二点鎖線の矢印線は、電極513Rの中心から第2の反射面RF2に向かうフラッシュ光の光路(以下、光路2という)を示す。さらに、図中の破線は、電極513Lの中心から第1の反射面RF1に向かうフラッシュ光の光路(以下、光路3という)を示している。なお、各々の光路は、それぞれ可動反射面において、反射面を長手方向に二等分したときの中心を反射したものである。
まず、図6(a)に示すように、フラッシュランプ51が初期である場合に、可動反射面は、それぞれ初期のフラッシュランプ51による照度分布が全体として一様になるような傾きに設定されている(以下、状態Aという)。そして、それぞれの電極513L、513Rの中心から照射されたフラッシュ光は、光路1、光路2、光路3を経て、連帳紙Pの幅方向に対して、連帳紙Pの搬送方向上流側から見ての左側の端部(以下、左端部という)よりも外側に到達する。なお、左端部からそれぞれの光路の到達地点までの距離をX1とする。
さらに、フラッシュランプ51の累積発光回数が増加すると、フラッシュランプ51は、初期から中期に移行する。このとき、フラッシュランプ51の累積発光回数は、第1のカウント値に達する。すると可動反射面は、中期のフラッシュランプ51による照度分布が全体として一様になるような傾きに変化する(以下、状態Bという)。反射制御部413から指示を受けたフラップ駆動部72は、伸長しフラップ反射面71RFを図中反時計回りにスイングする(図6(b)参照)。このとき、フラップ反射面71RFは、状態Aと比較して切り立った状態になる。また、同様に、反射制御部413から指示を受けた回転体駆動部83は、回転体81を図中反時計回りに回転させる。このとき、第1の反射面RF1は、状態Aと比較して寝た状態となる。一方、第2の反射面RF2は、状態Bと比較して切り立った状態になる。このとき、各々の電極513L、513R付近から照射されたフラッシュ光は、光路1、光路2、光路3を経て、X1よりも連帳紙Pの左端部に近い地点に到達する。なお、この地点の左端部からの距離をX2とする。
そして、フラッシュランプ51の累積発光回数は、さらに増加し、第2のカウント値に達する。つまり、フラッシュランプ51が末期に移行する。このときの可動反射面は、末期のフラッシュランプ51による照度分布が一様になるような傾きに設定される(以下、状態Cという)。反射制御部413から指示を受けたフラップ駆動部72は、さらに伸長しフラップ反射面71RFを図中反時計回りに動かす(図6(c)参照)。このとき、フラップ反射面71RFは、状態Bに比較してさらに切り立った状態になる。同様に、第1の反射面RF1はさらに寝た状態になり、第2の反射面RF2もさらに切り立った状態になる。このとき、各々の電極513L、513Rの中心から照射されたフラッシュ光は、光路1、光路2、光路3を経て、連帳紙Pの左端部に達する。
以上のように、フラップ反射部7LおよびV字反射部8Lは、フラッシュランプ51の累積発光回数が増加するのに伴って、反射面を反射したフラッシュ光の到達地点が連帳紙Pの左端部から離れた位置から段々と連帳紙Pの左端部に近づくように変化する。
また、フラップ反射部7RおよびV字反射部8Rの動きについても、上述したフラップ反射部7LおよびV字反射部8Lと同様である。フラップ反射部7RおよびV字反射部8Rは、フラッシュランプ51の累積発光回数が増加するのに伴って、反射面を反射したフラッシュ光の到達地点が連帳紙Pの右端部から離れた位置から段々と連帳紙Pの右端部に近づくように変化する。
以上から、可動反射面のうち、それぞれの取り付けられている位置から近い側の電極513L、513Rに対向しているものは、累積発光回数の増加に伴って図中水平に近づくように反射面の傾きが変化する。一方、可動反射面のうち、遠い側の電極513L、513Rに対向しているものは、累積発光回数の増加に伴って図中鉛直に近づくように反射面の傾きが変化する。
なお、さらに累積発光回数が増加し、フラッシュランプ51が交換推奨時期に達した場合には、フラッシュランプ51が交換され新たなフラッシュランプ51が取り付けられることになる。この場合、可動反射面は、再度状態Aに戻るように設定されている。
次に、フラッシュランプ51の発光回数の変化に応じたフラッシュ定着装置5のフラッシュ光量の変化について説明する。
図7(a)は、それぞれ連帳紙Pがフラッシュ定着装置5から受ける光量(以下、照度という)に対してフラッシュランプ51の長手方向を基準にとった照度の分布(以下、照度分布という)を示した図である。なお、図中には、フラッシュランプ51が初期、中期、末期となった場合の照度分布が表示されている。図7(b)は、図7(a)に示したフラッシュ定着装置5による照度の平均値等の諸量を示す表である。
なお、図7(a)の横軸は、フラッシュランプ51の長手方向の距離を示している。また、グラフ上では、フラッシュランプ51の長手方向の距離をLとし、フラッシュランプ51の長手方向の中央を原点(0)としている。よって、フラッシュランプ51の両端部は、それぞれ原点からL/2となる。一方、グラフの縦軸は、照度比を表す。なお、ここでの照度比は、各々の測定点ごとに測定される照度を任意の一定値で除して基準化したものであり、任意単位([A.U.])で表示する。また、以下の説明において図7(a)と同様なグラフについての軸の定義は、上記と同じである。
図7(a)に示すように、初期、中期、末期とフラッシュランプ51の発光回数が大きくなるにつれ、全体としての照度は低くなる。また、照度分布に着目すると、初期、中期、末期における照度とともに、中央部と端部側における照度は概ね同程度であることが分かる。また、図7(b)に示すように、それぞれのフラッシュランプ51による照度分布において、照度の最大値と最小値の差(以下、最大最小差という)を比べると、初期は0.011、中期は0.010、末期は0.011となった。このように、3つのフラッシュランプ51の状態において、最大最小差が同程度であることが分かる。つまり、フラッシュランプ51が初期から末期に移行しても、最大最小差の変化は小さく、全体としての照度分布は、それぞれ一様であることが分かる。
次に、反射面の角度を固定したままの定着装置について、フラッシュランプ51の累積発光回数の増加に伴い照度分布がどのように変化するか説明する。
図8(a)は、反射面の角度を固定したフラッシュ定着装置の照度分布を説明するための図である。図8(b)は、フラッシュランプ51の管内の汚れについて説明するための図である。
比較のために3つの条件は、以下の通りである。
条件イは、初期のフラッシュランプ51を用いたものである。ただし、条件イでは、上述したような可動反射面は設けておらず、筐体54に設けられた反射面54a〜54eのみが設けられているものである。
そして、条件ロは、初期のフラッシュランプ51に対して状態Aに設定された可動反射面を有する反射機構53を適用したものである。
また、条件ハは、末期のフラッシュランプ51に対して、状態Aに設定された可動反射面を有する反射機構53を適用したものである。つまり、初期のフラッシュランプ51のために設定した反射面の傾きをその後変化させないまま、フラッシュランプ51の累積発光回数が増加し、フラッシュランプ51が末期に達した場合を想定している。
まず、条件イと条件ロとにおける照度分布を比較する。条件イでは、フラッシュランプ51の中央付近の照度が高く、フラッシュランプ51の端部側に向かうに従って照度が低くなる。これに対して、条件ロでは、条件イの場合と比較して、照度の最大最小差つまり照度ムラが小さくなっている。このことから、フラッシュ定着装置に反射機構53を設けることにより、中央付近から端部側に向けて照度が緩やかに低くなる、というフラッシュランプ51の元来の特性を補正する形となっている。その結果として、状態Aに設定された可動反射面を設けたフラッシュ定着装置では、全体として照度分布が一様となっている。
次に、条件ロと条件ハとにおける照度分布を比較する。まず、フラッシュランプ51が末期に達すると、全体的に照度が低下する。特に、初期と比較すると、中央付近よりも端部側における照度低下が顕著である。これは、フラッシュランプ51がフラッシュ発光を繰り返すことにより、フラッシュランプ51の管内に汚れが付着するためである。その要因は、電圧のかかったフラッシュランプ51において、フラッシュランプ51の管内の希ガスが電極513L、513Rに衝突し、電極513L、513Rを構成する金属が析出するといういわゆるスパッタリングが発生するためである。つまり、フラッシュ発光を繰り返すうちに各々の電極513L、513Rの下方において、端部側から中央部に向かって段々と汚れが堆積していくため、端部側の照度低下が顕著となるのである(図8(b)参照)。
以上の理由から、初期のフラッシュランプ51に基づいて設定された反射面の傾き(この例では、状態Aに設定された可動反射面の傾き)をそのまま末期のフラッシュランプ51に適用しても、端部側における照度が十分に向上しないことがわかる。また、末期のフラッシュランプ51における全体的な照度の低下は、フラッシュランプ51に印加する電圧を高くすることにより向上させることは可能である。しかしながら、フラッシュランプ51の発光回数が初期から末期に移行するに従って汚れ具合が変化する。よって、長手方向の照度をフラッシュランプ51の初期から末期までの使用期間において一様にするには、反射面の傾きを変化させる必要があることが以上から示された。
さらに、比較例として、初期のフラッシュランプ51に対して、状態Cに設定された可動反射面を適用した場合について説明する。
図9(a)は、状態Cに設定した可動反射面を、初期のフラッシュランプ51に適用した場合と末期のフラッシュランプ51に適用した場合とについての照度分布を示している。図9(b)は、図9(a)に示した照度分布における平均値等の諸量を示している。
図9(a)に示すように、初期のフラッシュランプ51に対して、状態Cに設定された可動反射面を適用すると、中央付近に比べて端部側の照度が相対的に高くなり、全体として照度分布が一様でなくなることが分かる。また、そのときの最大最小差は0.018となった。これは、末期のフラッシュランプ51に状態Cに設定された可動反射面を適用した場合の最大最小差が0.011であるのに対して大きくなることが明らかになった(図9(b)参照)。このことから、末期のフラッシュランプ51の照度分布が一様になるように設定した可動反射面(状態C)を初期のフラッシュランプ51に適用した場合、端部側の照度が中央付近と比較して大きくなり、全体としての照度分布が一様にならないことが分かった。
次に、フラッシュランプ51の発光回数と、可動反射面の傾きを変更するタイミングについて説明する。
図10は、フラッシュランプ51の発光回数に伴った、フラッシュランプ51の全体の照度の変化を示した図である。
図10に示すように、フラッシュランプ51の照度は、発光回数が増加するに従って低下する。また、初期であるほど、発光回数あたりの照度低下量が大きい。逆に、中期から末期において、発光回数あたりの照度低下量は比較的小さいことが分かる。
このことから、初期のフラッシュランプ51のように累積発光回数が少ない段階においては、可動反射面の傾きの変更は、比較的高い頻度で行う必要がある。一方、その後、中期、末期に近づくにつれ、可動反射面の傾きの変更を行う頻度は、低くても構わないことが分かる。
よって、本実施の形態では、フラッシュランプ51の交換推奨時期に達する回数1500万回に対して、第1のカウント値は300万回、第2のカウント値は750万回と設定している。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2について説明を行う。実施の形態2が適用されるフラッシュ定着装置5は、その基本構成は、実施の形態1におけるものと同じである。しかし、フラッシュランプ51の軸心方向が連帳紙Pの搬送方向に対してほぼ平行(−10度〜10度で交わる)して設けられる点が異なる。
図11(a)は、連帳紙Pの搬送方向上流側から見たフラッシュ定着装置5の側面図を示している。また、図11(b)は、連帳紙Pの搬送方向と直交する方向から見たフラッシュ定着装置5の側面図を示している。
なお、上述したように基本構成は、実施の形態1が適用されるフラッシュ定着装置5と同様だが、本実施の形態が適用されるフラッシュ定着装置5には、7本のフラッシュランプ51が取り付けられている(図11(a)参照)。
ところで、フラッシュ定着装置を用いて定着を行う場合には、順次搬送されてくる連帳紙(トナー像)に対してフラッシュ光の照射漏れがないようにする必要がある。連帳紙に対してフラッシュ光の照射漏れを生じさせないためには、以下の関係式を満たす必要がある。
単位時間あたりの連帳紙の移動幅をHとし、単位時間あたりのフラッシュ発光回数つまり発光周波数をfとし、連帳紙の搬送方向に対するフラッシュランプの長さをLとしたとき、次の関係式に表す。
H=L×f
つまり、単位時間あたりの連帳紙の移動幅Hに対して、L×fの関係からなる単位時間あたりの発光幅が一致していれば、連帳紙に対する照射漏れは生じない。
しかしながら、一般的なフラッシュランプの特性として、フラッシュランプの端部側の照度は、中央付近と比較して低下する(図8(a)条件イ参照)。このため、実際には、n回目の発光によりフラッシュランプの端部側でフラッシュ光を照射された範囲には、n+1回目の発光によるフラッシュランプの端部側のフラッシュ光がオーバーラップ(重複)するように照射している。例えば、連帳紙の移動幅Hおよびフラッシュランプの長さLを固定して、発光周波数fを変化させることでフラッシュ光をオーバーラップさせる場合には、上記の関係式を満たす発光周波数fよりも大きい発光周波数f’を適用する必要がある。つまり、移動幅Hに対して、フラッシュ光の発光幅を大きくすることで、照射範囲の一部をオーバーラップさせる。なお、このときのオーバーラップの幅はH−L×f’と表わせる。この例のように、発光周波数fをそれよりも高い発光周波数f’にすることは、例えば単位長さの連帳紙Pに対するフラッシュランプの発光回数の増加となり、フラッシュランプの消耗を早めることにもつながる。
これに対して、本実施の形態が適用されるフラッシュ定着装置5は、フラッシュランプ51の発光回数に応じて、反射機構53の反射面が変形する。よって、フラッシュランプ51の端部側における照度が中央付近と同程度となり、全体として照度分布が一様になっている。よって、必ずしも順次搬送されてくる連帳紙Pに対してフラッシュ光をオーバーラップさせる必要はない。例えば、上記の例でいえば、必ずしも発光周波数fをそれよりも高い発光周波数f’とする必要がなくなる。
なお、実施の形態1が適用されるフラッシュ定着装置5において、フラッシュランプ51は、4本取り付けられている。また、実施の形態2では、7本取り付けられている。しかし、フラッシュ定着装置5に設けられるフラッシュランプ51の本数はこれらの本数に限られるわけではない。連帳紙Pの幅等に応じて、フラッシュランプ51の本数を任意に設定することができる。
また、可動反射面の傾きを変化させるために用いられる駆動機構は、シリンダーやモータに限られるわけではない。それぞれ、可動反射面の傾きを変化させられる機構であれば、どのような機構を用いても構わない。
さらに、本実施の形態においては、第1のカウント値、第2のカウント値と2つの閾値を設定することによって、可動反射面の傾きを合計2回変化させていた。しかしながら、可動反射面の傾きを変化させる回数やタイミングは、本実施の形態で説明したものに限られるわけではない。フラッシュランプ51の初期から末期にかけて、さらに細かい間隔において反射面の傾きを変化させても良い。
また、本実施の形態では、反射機構53において、フラップ反射部7L、7RおよびV字反射部8L、8Rと設けていた。しかしながら、反射機構53に設けられる可動な反射面はこれらの形態に限られるわけではない。連帳紙Pに対する照度が一様になるように、設置個数、形状または取り付け位置を適宜変更しても構わない。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示す図である。 (a)は、連帳紙の搬送方向上流側から見たフラッシュ定着装置の側面図である。(b)は、連帳紙の搬送方向と直交する方向から見たフラッシュ定着装置の側面図である。 フラップ反射部を説明するための図である。 V字反射部について説明するための図である。 定着制御部の構成を説明するためのブロック図である。 (a)は、フラッシュランプが初期である場合のフラッシュ定着装置を示している。(b)は、フラッシュランプが中期である場合のフラッシュ定着装置を示している。(c)は、フラッシュランプが末期である場合のフラッシュ定着装置を示している。 本実施の形態が適用されるフラッシュ定着装置の照度分布を示した図である。 (a)は、反射面の角度を固定したフラッシュ定着装置の照度分布を説明するための図である。(b)は、フラッシュランプの管内の汚れについて説明するための図である。 (a)は、状態Cに設定した可動反射面を、初期のフラッシュランプに適用した場合と末期のフラッシュランプに適用した場合とについての照度分布を示している。(b)は、(a)に示した照度分布における平均値等の諸量を示している。 フラッシュランプの発光回数に伴った全体の照度の変化を示した図である。 実施の形態2が適用されるフラッシュ定着装置を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、5…フラッシュ定着装置、41…定着制御部、51…フラッシュランプ、52…トリガワイヤ、53…反射機構、54…筐体、7L、7R…フラップ反射部、71…フラップ板、72…フラップ駆動部、71RF…フラップ反射面、8L、8R…V字反射部、81…回転体、82…ミラーシート、83…回転体駆動部、RF1…第1の反射面、RF2…第2の反射面

Claims (6)

  1. 画像形成装置で用いられ、記録材上の像を定着する定着装置であって、
    直線状の形状を有し、希ガスが充填され、定着のためのフラッシュ光を発するフラッシュランプと、
    前記フラッシュランプに対する反射面の位置が固定され当該フラッシュランプから発せられた前記フラッシュ光を前記記録材側に反射する固定反射面を有する固定反射部材と、
    前記フラッシュランプの軸方向一端側に設けられ当該フラッシュランプに対する反射面の位置が変更可能な可動反射面を有する第1可動反射部材、および当該フラッシュランプの軸方向他端側に設けられ当該フラッシュランプに対する反射面の位置が変更可能な可動反射面を有する第2可動反射部材を備えて、当該フラッシュランプから発せられた前記フラッシュ光を前記記録材側に反射する可動反射部材と、を含み、
    前記第1可動反射部材は、反射面が形成されたシート状の部材であって前記固定反射部材の前記固定反射面に連続して設けられるシート部材と、移動可能に設けられるとともに当該シート部材における前記フラッシュランプの対向側とは反対側の面に接触することで当該フラッシュランプの軸方向一端側を向く第1反射面および当該フラッシュランプの軸方向他端側を向く第2反射面を当該シート部材に形成する移動体とを有して、当該移動体が移動することによって当該フラッシュランプに対する当該第1反射面および当該第2反射面の向きが変更することを特徴とする定着装置。
  2. 前記第2可動反射部材は、反射面が形成されたシート状の部材であって前記固定反射部材の前記固定反射面に連続して設けられるシート部材と、移動可能に設けられるとともに当該シート部材における前記フラッシュランプの対向側とは反対側の面に接触することで当該フラッシュランプの前記一端側を向く第3反射面および当該フラッシュランプの前記他端側を向く第4反射面を当該シート部材に形成する移動体とを有し、当該移動体が移動することによって当該フラッシュランプに対する当該第3反射面および当該第4反射面の向きが変更し、
    前記第1反射面および前記第4反射面は、前記フラッシュランプの発光回数の増加に応じて前記固定反射面となす角度が小さくなり、
    前記第2反射面および前記第3反射面は、前記フラッシュランプの発光回数の増加に応じて前記固定反射面となす角度が大きくなる
    ことを特徴とする請求項記載の定着装置。
  3. 前記移動体は、冷却部材を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 記録材に像を形成する像形成部と、
    直線状の形状を有し、前記像形成部にて像が形成された前記記録材にフラッシュ光を照射するフラッシュランプと、
    前記フラッシュランプに対する反射面の位置が固定され当該フラッシュランプから発せられた前記フラッシュ光を前記記録材側に反射する固定反射面を有する固定反射部材と、
    前記フラッシュランプの軸方向一端側に設けられ当該フラッシュランプに対する反射面の位置が変更可能な可動反射面を有する第1可動反射部材、および当該フラッシュランプの軸方向他端側に設けられ当該フラッシュランプに対する反射面の位置が変更可能な可動反射面を有する第2可動反射部材を備えて、当該フラッシュランプから発せられた前記フラッシュ光を前記記録材側に反射する可動反射部材と、
    前記フラッシュランプの発光回数を計測するカウント手段と、
    前記可動反射部材の角度の変更を指示する指示手段と、を含み、
    前記第1可動反射部材は、反射面が形成されたシート状の部材であって前記固定反射部材の前記固定反射面に連続して設けられるシート部材と、移動可能に設けられるとともに当該シート部材における前記フラッシュランプの対向側とは反対側の面に接触することで当該フラッシュランプの軸方向一端側を向く第1反射面および当該フラッシュランプの軸方向他端側を向く第2反射面とを当該シート部材に形成する移動体とを有し、
    前記指示手段は、前記カウント手段によって計測された前記発光回数に応じて、当該移動体を移動させることで、前記フラッシュランプに対する前記可動反射部材の前記第1反射面および前記第2反射面の向きを変更することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記指示手段は、前記発光回数の増加に伴い、前記可動反射部材によって反射される前記フラッシュ光の到達位置が前記記録材の端部より外側から当該端部側へと移動するように指示することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  6. 前記フラッシュランプの軸心方向が前記記録材の搬送方向に沿って配置されることを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
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