JP5079892B2 - 噛合チェーン式進退作動装置 - Google Patents
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Description
また、噛合チェーンとしては、噛合チェーンを構成するプレートの外側に突出したプレート連結ピンを走行溝に沿ってガイドするものがある(例えば、特許文献2参照。)。
また、上述した従来の噛合チェーンを採用した噛合チェーン式昇降装置では、プレートの外側に露出したプレート連結ピンから噛合チェーンの外側にチェーンの潤滑油が飛散するため、潤滑油飛散防止用カバーを設置すると部品点数が増加して装置サイズが増大し、しかも、装置外部への潤滑油の飛散量が低減できないという問題点があった。
しかも、チェーン噛み外れ部分およびチェーン剛直化部分をチェーン噛み外れ部分用ガイドおよびチェーン軌道規制面によって別々にガイドするとともにチェーン剛直化部分の両側から一対のチェーン軌道規制面でチェーン剛直化部分を覆うため、チェーン剛直化部分に含まれる連結ピンとチェーンガイドとの摩擦を回避して連結ピンの摩耗低減をより一層実現するとともに連結ピンおよび外側プレート面の両方を同時にガイドする2重規制を回避して円滑なチェーン軌道規制に基づく連結ピンの摩耗低減をより確実に実現し、チェーンガイドの入り口の縁に対する連結ピンの衝突を回避して連結ピンの破損回避を確実に実現し、さらに潤滑油飛散防止用カバーなどの追加部品の設置をなくして部品点数の増加および装置サイズの増大をより一層回避するとともに装置外部への潤滑油の飛散量を効果的に低減することができる。
例えば、内歯プレートおよび外歯プレートなどのプレートの具体的な形状については、相互に対向する同種のプレート同士をそれぞれ噛み合せて一体とするとともにそれぞれ噛み外して分岐するものであれば如何なる形状を呈するものであってもよい。
また、噛合チェーンは、チェーン幅方向に対向して一組とされる内歯プレートとこの内歯プレートの外側に配置された外歯プレートとを有して構成されたリンクユニットをチェーン長手方向にそれぞれ多数連結してなる複数列のチェーンユニットから構成されていてもよいし、単列のチェーンユニットから構成されていてもよい。
また、連結ピン用通路を溝形状とし、チェーン噛み外れ部分用ガイドを溝状ガイドとした状態で連結ピンをガイド可能な程度に連結ピンの先端と溝底面との間に一定の隙間すなわちクリアランスを設けてもよい。
また、被駆動体は、一対の噛合チェーンに直接取り付けられていてもよいし、接続用のプレートを介して間接的に一対の噛合チェーンに取り付けられていてもよい。
以下、本発明の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置100と本発明をより良く理解するための第1比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置200、および、第2比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置300を図1乃至図15に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置の斜視図であり、図2は、噛合チェーンの分解組み立て状態を示す組立斜視図であり、図3は、本発明の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置の正面図であり、図4は、チェーン噛み外れ位置O近傍の拡大正面図であり、図5は、図3のV−V線断面図であり、図6は、図3のVI−VI線断面図であり、図7は、図3のVII−VII線断面図であり、図8は、本発明を理解するための第1比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置の一部断面図であって、図5に対応する断面図であり、図9は、本発明を理解するための第1比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置に一部断面図であって、図6に対応する断面図であり、図10は、本発明を理解するための第2比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置の一部断面図であって、図7に対応する断面図であり、図11は、本発明を理解するための第2比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置の斜視図であり、図12は、図11に示す噛合チェーン式進退作動装置に採用される噛合チェーンの分解組み立て状態を示す組立斜視図であり、図13は、図11に示す噛合チェーン式進退作動装置におけるチェーン噛み外れ位置近傍の拡大正面図であり、図14は、図11に示す噛合チェーン式進退作動装置の一部平面図、図15は、図11に示す噛合チェーン式進退作動装置におけるチェーン噛み外れ部分用ガイドの断面図である。
まず、図1乃至図7に基づいて、本発明の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置100を説明する。
図1および図2に示すように、本発明の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置100は、フック状の内歯プレート111と該内歯プレート111に対してチェーン長手方向にずらして設けられたフック状の外歯プレート112とがチェーン幅方向Wに沿って内歯プレート111および外歯プレート112を貫通する連結ピン113により互いにチェーン長手方向に多数連結されているとともに、駆動用スプロケットSP1により駆動されて内歯プレート111同士と外歯プレート112同士とをそれぞれ噛み合わせて一体に剛直化するとともに相互に噛み合った内歯プレート111同士と相互に噛み合った外歯プレート112同士とをチェーン噛み外れ方向Aにそれぞれ噛み外して互いに分岐自在となる一対の噛合チェーン110、110と、一対の噛合チェーン110、110に取り付けられて一対の噛合チェーン110、110の進退動作に応じて進退駆動される被駆動体120とを基本的な装置構成として備え、設置面Gに据え置き状態で設置されて、重量物などの被搬送物(図示しない)を搭載するテーブルなどの被駆動体120を設置面Gに対して平行に昇降させるものである。
本発明の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置100は、図1乃至図7に示すように、一対の噛合チェーン110、110のうち互いに噛み外れたチェーン噛み外れ部分110A、110Aに含まれている連結ピン113Aの突出部をチェーン幅方向Wから収容してチェーン噛み外れ部分110A、110Aをガイドするチェーン噛み外れ部分用ガイド131Aを含むチェーンガイド131を形成したチェーンガイドプレート130が、チェーン幅方向Wに沿って一対の噛合チェーン110、110の両側にそれぞれ設けられ、一対の噛合チェーン110、110を互いに噛み合わせて一体に剛直化させたチェーン剛直化部分110B、110Bに接触するチェーン軌道規制面S1を有してチェーン剛直化部分110B、110Bをガイドするチェーン軌道規制部材140が、チェーン軌道規制手段としてチェーン剛直化部分110B、110Bのチェーン長手方向に含まれる複数の外歯プレート112に沿って摺接設置されている。
これにより、少なくともチェーン剛直化部分110B、110Bをチェーン軌道規制面S1、S1でガイドしている間、チェーン剛直化部分110Bに含まれる連結ピン113Bとチェーンガイド131の内壁面との摩耗を回避するとともにチェーンガイド131の入り口132から装置外部に伸長させたチェーン剛直化部分110B、110Bを再度チェーンガイド131の入り口132に収容する際に連結ピン113Bとチェーンガイド131の入り口132の縁132Aとの衝突を回避し、チェーン剛直化部分110B、110Bをガイドする間、チェーン剛直化部分110B、110Bの周辺を少なくとも部分的にチェーン軌道規制面S1、S1で覆うため、噛合チェーン式進退作動装置100は、複雑なチェーンガイドのガイド形状を形成するチェーンガイド形成上の手間の増大を回避するとともに連結ピン113の摩耗低減および破損回避を実現し、チェーン衝突音および振動を低減している。
これにより、チェーン剛直化部分110B、110Bに含まれる連結ピン113Bと連結ピン用通路131Bの通路壁との密接状態を回避するとともにチェーン幅方向Wに沿ってチェーン剛直化部分110B、110Bの両側からチェーン剛直化部分110B、110Bをガイドしてチェーン駆動時におけるチェーン剛直化部分110B、110Bのチェーン幅方向Wへのふらつきを回避し、しかもチェーン噛み外れ部分110A、110Aおよびチェーン剛直化部分110B、110Bをチェーン噛み外れ部分用ガイド131A、131Aおよびチェーン軌道規制面S1、S1によって別々にガイドするとともにチェーン剛直化部分110B、110Bの両側から一対のチェーン軌道規制面S1、S1でチェーン剛直化部分110B、110Bの軌道を規制している。
これにより、連結ピン用通路131Bがチェーン剛直化部分110B、110Bに含まれる連結ピン113Bをチェーン幅方向Wから覆っている。
これにより、チェーンガイドプレート130、130の間隔Dを調整して一対のチェーン軌道規制面S1、S1のそれぞれからチェーン幅方向Wに沿ってチェーン剛直化部分110B、110Bに作用するチェーン規制力が調整されるため、噛合チェーン式進退作動装置100は、チェーン幅方向Wに沿った噛合チェーン110、110のサイズ変更に応じて適切にチェーン規制力を調整して連結ピン113の摩耗低減をより一層確実に実現するようになっている。
これにより、チェーン噛み外れ部分110Aに含まれる連結ピン113Aをチェーン幅方向Wからチェーン噛み外れ部分用ガイド131Aで覆うため、噛合チェーン式進退作動装置100は、一対の噛合チェーン110、110を相互に噛み外した後に噛合チェーン110から装置外部への潤滑油の飛散量を確実に低減するようになっている。
次に、本発明をより良く理解するための第1比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置200を図8乃至図10に基づいて説明する。
なお、本発明をより良く理解するための第1比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置200は、上述した本発明の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置100に比べて、チェーン噛み外れ部分用ガイド231Aおよび連結ピン用通路231Bの形状が相違するのみであり、その他の構成については、上述の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置100と同様であるため、上述の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置100と共通する部分の符号を100番台から200番台に付け替えて詳細な説明を省略する。
本発明をより良く理解するための第1比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置200は、チェーン噛み外れ部分用ガイド231Aおよび連結ピン用通路231Bが、チェーンガイドプレート230を貫通する形状に形成されている。
これにより、チェーン噛み外れ部分用ガイド231Aおよび連結ピン用通路231Bを溝形状に形成する場合に比べてチェーンガイドプレート230の厚みを薄く形成してもよいため、装置全体を軽量化するようになっている。
なお、チェーン噛み外れ部分用ガイド231Aおよび連結ピン用通路231Bの少なくとも一方を、チェーンガイドプレート230を貫通する形状に形成している。
これにより、噛合チェーン式進退作動装置200は、チェーン噛み外れ部分用ガイド231Aおよび連結ピン用通路231Bの両方を溝形状に形成する場合に比べて装置全体を軽量化するようになっている。
次に、本発明をより良く理解するための第2比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置300を図11乃至図15に基づいて説明する。
本発明をより良く理解するための第2比較例の噛合チェーン式進退作動装置300は、フック状の内歯プレート311と該内歯プレート311に対してチェーン長手方向にずらして設けられたフック状の外歯プレート312とがチェーン幅方向Wに沿って内歯プレート311および外歯プレート312を貫通する連結ピン313により互いにチェーン長手方向に多数連結されているとともに、駆動用スプロケットSP3により駆動されて内歯プレート311同士と外歯プレート312同士とをそれぞれ噛み合わせて一体に剛直化するとともに相互に噛み合った内歯プレート311同士と相互に噛み合った外歯プレート312同士とをチェーン噛み外れ方向Aにそれぞれ噛み外して互いに分岐自在となる一対の噛合チェーン310、310と、一対の噛合チェーン310、310に取り付けられて一対の噛合チェーン310、310の進退動作に応じて進退駆動される被駆動体320とを基本的な装置構成として備え、設置面Gに据え置き状態で設置されて、重量物などの被搬送物(図示しない)を搭載するテーブルなどの被駆動体320を設置面Gに対して平行に昇降させるものである。
より詳細には、この噛合チェーン式進退作動装置300は、連結ピン313を挿入したブシュ314に駆動用スプロケットSP3のスプロケット歯を係合させて一対の噛合チェーン310、310を駆動するとともに被駆動体320を図中上下方向に進退動させる。
なお、第2比較例の噛合チェーン式進退作動装置300において、上述した本発明の実施例に係る噛合チェーン式進退作動装置100の共通する構成要素について参照符号を100番台から300番台に付け替えて、その詳細な説明を省略する。
本発明をより良く理解するための第2比較例に係る噛合チェーン式進退作動装置300は、図11乃至図14に示すように、一対の噛合チェーン310、310のうち互いに噛み外れたチェーン噛み外れ部分310A、310Aに含まれている連結ピン313Aの端部をチェーン幅方向Wから収容してチェーン噛み外れ部分310A、310Aをガイドするチェーン噛み外れ部分用ガイド331A、331Aを含むチェーンガイド331を形成したチェーンガイドプレート330が、チェーン幅方向Wに沿って一対の噛合チェーン310、310の両側にそれぞれ設けられ、一対の噛合チェーン310、310を互いに噛み合わせて一体に剛直化させたチェーン剛直化部分310B、310Bに接触するチェーン軌道規制面S3を有してチェーン剛直化部分310B、310Bをガイドするチェーン軌道規制手段としてのチェーン軌道規制部材340Aが、チェーン剛直化部分310B、310Bに隣接して設けられている。
これにより、チェーン剛直化部分310B、310Bに含まれる連結ピン313Bすなわち連結ピン313Bの周面とチェーンガイド331すなわちチェーン剛直化部分310Bをチェーン剛直方向Bに沿ってガイドするチェーン剛直化部分用ガイド331Bの内壁面とのかじりを回避するとともにチェーン駆動時におけるチェーン剛直化部分310B、310Bのチェーン噛み外れ方向Aへのふらつきを回避することができる。
そして、チェーン噛み外れ部分310A、310Aおよびチェーン剛直化部分310B、310Bをチェーン噛み外れ部分用ガイド331Aおよびチェーン軌道規制面S3によって別々にガイドするとともにチェーン軌道規制面S3でチェーン剛直化部分310Bを覆うため、連結ピン313の摩耗低減をより一層実現するとともに連結ピン313および外歯プレート312の両方を同時にガイドする2重規制を回避して円滑なチェーン軌道規制に基づく連結ピン313の摩耗低減をより確実に実現し、しかもチェーンガイド331の入り口332の縁332Aに対する連結ピン313Bの衝突を回避して連結ピン313の破損回避を確実に実現し、さらに潤滑油飛散防止用カバーなどの追加部品の設置をなくして部品点数の増加および装置サイズの増大をより一層回避するとともに装置外部への潤滑油の飛散量を効果的に低減し、さらにガイドの強度を増大させるようになっている。
また、駆動用スプロケットSP3が配置された側では、チェーンガイド331の入り口332付近におけるチェーンガイドがチェーン軌道規制部材340Bによって行われる。
これにより、チェーン駆動時においてチェーン噛み外れ方向Aおよびチェーン幅方向Wの両方に沿ってチェーン剛直化部分310B、310Bのふらつきを回避するとともにチェーン幅方向Wから連結ピン313Bを覆うため、チェーンガイド331の入り口332から装置外部へ向かって伸長させたチェーン剛直化部分310B、310Bを再度チェーンガイド331の入り口332から収容する際にチェーンガイド331の入り口332の縁332Aに連結ピン313Bを衝突させないで連結ピン313の破損回避をより確実に実現するとともに装置外部への潤滑油の飛散量をより一層低減するようになっている。
110 、310 ・・・ 噛合チェーン
110A、210A、310A・・・ チェーン噛み外れ部分
110B、210B、310B・・・ チェーン剛直化部分
111 、211 、311 、311A、311B・・・ 内歯プレート
112 、212 、312 、312A、312B・・・ 外歯プレート
112S・・・ 外側プレート面
113 、113A、113B、213A、213B・・・ 連結ピン
313 、313A、313B・・・ 連結ピン
120 、320 ・・・ 被駆動体
130 、230 、330 ・・・ チェーンガイドプレート
131 、231 、331 ・・・ チェーンガイド
131A、231A、331A・・・ チェーン噛み外れ部分用ガイド
131B、231B・・・ 連結ピン用通路
131S、331S・・・ 溝底面
132 、332 ・・・ チェーンガイドの入り口
132A、332A・・・ チェーンガイドの入り口の縁
140 、240 、340A、340B・・・ チェーン軌道規制部材
150 ・・・ スペーサ
314 ・・・ ブシュ
331B・・・ チェーン剛直化部分用ガイド
333 ・・・ チェーンガイドプレート面
A ・・・ チェーン噛み外れ方向
B ・・・ チェーン剛直方向
D ・・・ チェーンガイドプレート間距離
G ・・・ 設置面
S1、S2、S3 ・・・ チェーン軌道規制面
S4 ・・・ チェーン幅方向規制面
SP1、SP3 ・・・ 駆動用スプロケット
W ・・・ チェーン幅方向
WA・・・ チェーン噛み外れ部分用ガイドのガイド幅
WB・・・ 連結ピン用通路の通路幅
Claims (3)
- フック状の内歯プレートと該内歯プレートに対してチェーン長手方向に交互に配置したフック状の外歯プレートとがチェーン幅方向に沿って前記内歯プレートおよび外歯プレートを貫通する連結ピンにより互いに前記チェーン長手方向に多数連結されているとともに、駆動用スプロケットにより駆動されて前記内歯プレート同士と前記外歯プレート同士とをそれぞれ噛み合わせて一体に剛直化するとともに相互に噛み合った内歯プレート同士と相互に噛み合った外歯プレート同士とをチェーン噛み外れ方向にそれぞれ噛み外して互いに分岐自在となる一対の噛合チェーンと、前記一対の噛合チェーンに取り付けられて前記一対の噛合チェーンの進退動作に応じて進退駆動される被駆動体とを備えた噛合チェーン式進退作動装置であって、
前記一対の噛合チェーンのうち互いに噛み外れたチェーン噛み外れ部分の連結ピンの突出部をチェーン幅方向からガイドするチェーン噛み外れ部分用ガイドと前記一対の噛合チェーンのうち互いに噛み合わせて一体に剛直化させたチェーン剛直化部分に含まれる連結ピンの突出部をチェーン剛直方向に沿って通す連結ピン用通路とを連通させた状態に形成したチェーンガイドプレートが、前記チェーン幅方向に沿って前記一対の噛合チェーンの両側にそれぞれ設けられ、
前記チェーン剛直化部分に含まれる複数の外歯プレートのうち前記チェーン幅方向に沿って最も外側に配置された一対の外歯プレートのそれぞれの外側プレート面に前記チェーン幅方向に沿って前記チェーン剛直化部分の両側からそれぞれ摺接するチェーン軌道規制面を有してチェーン剛直化部分をガイドするチェーン軌道規制部材が、前記チェーン剛直化部分のチェーン長手方向に含まれる少なくとも複数の外歯プレートに沿って前記チェーンガイドプレートと一体に設置され、
前記連結ピン用通路の通路幅が、前記チェーン噛み外れ部分用ガイドのガイド幅より大きく、
前記連結ピン用通路が、前記チェーン幅方向に沿って前記チェーンガイドプレートを貫通していない状態で前記チェーン剛直化部分に開口する溝形状を有していることを特徴とする噛合チェーン式進退作動装置。 - 前記チェーン幅方向に沿って前記一対の噛合チェーンの両側に設けられた一対のチェーンガイドプレートの間隔を規定するスペーサが、前記一対のチェーンガイドプレート間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の噛合チェーン式進退作動装置。
- 前記チェーン噛み外れ部分用ガイドが、前記チェーン噛み外れ部分に向かって開口している溝状ガイドであり、
該溝状ガイドを構成するチェーン噛み外れ部分用ガイドが、前記チェーン噛み外れ部分に含まれる連結ピンの先端に臨む溝底面を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の噛合チェーン式進退作動装置。
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