JP5078369B2 - 頭髪用組成物及び抗白髪剤 - Google Patents

頭髪用組成物及び抗白髪剤 Download PDF

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Description

本発明は、頭髪用組成物、抗白髪剤及びその有効成分に関する。
毛髪の色を決定するメラニン色素は、毛母細胞上部に存在するメラノサイト(メラニン合成細胞)内のメラノソームでチロシンから生合成され、毛髪に供給される。白髪は、老化やストレス等により、例えば、メラニン合成細胞やメラノソームの減少、あるいはこれら細胞や器官の異常によるチロシナーゼの量や活性の低下、メラノソームの輸送阻害等が関与すると考えられている。しかし、未だその全容は明らかになっていない。
白髪防止や白髪改善のような抗白髪作用を有するものとして、これまで多くの化合物が提案されている。例えば、特許文献1には、特定のベンゾフェノン誘導体にこのような抗白髪作用があることが報告されており、特許文献2には、特定のグリセリルアルキルエーテル化合物にもこのような抗白髪作用があることが報告されている。しかしながら、未だ充分満足できる効果を有する物質はなく、また、白髪発生のメカニズムの複雑さを考え、優れた抗白髪作用を有する多種多様な有効成分を見出すことが望まれている。
特開平11−5720号公報 特開2005−120011号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、優れた抗白髪作用を有する物質を有効成分とする頭髪用組成物及び抗白髪剤を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、特定のアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、及びピリジニウム化合物に、優れた抗白髪作用があり、上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、アミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、又は下記一般式(1)
Figure 0005078369
(式中、Rは置換基又は水素原子を表す。)で示されるピリジニウム化合物を有効成分として含有する頭髪用組成物である。
また、前記アミノ酸類は下記式(2)
Figure 0005078369
で示されるトリシンである。
また、前記アミノ酸類は下記式(3)
Figure 0005078369
で示されるアスパラギンである。
また、前記ジカルボン酸ジアミドは下記式(4)
Figure 0005078369
で示されるマロンアミドである。
また、前記アミノ酸類は下記式(5)
Figure 0005078369
で示されるN−(カルバモイルメチル)タウリンである。
また、前記アミノ酸類は下記式(6)
Figure 0005078369
で示されるアルギニンである。
また、前記アミジノスルホン酸は下記式(7)
Figure 0005078369
で示される2−(アミジノチオ)エタンスルホン酸である。
また、本発明おける前記ピリジニウム化合物は下記式(8)
Figure 0005078369
で示される1−ジメチルカルバモイル−4−(2−スルホナトエチル)ピリジニウムである。
また、前記ピリジニウム化合物は下記式(9)
Figure 0005078369
で示されるピリジニウム−1−酢酸である。
さらに、前記ピリジニウム化合物は下記式(10)
Figure 0005078369
で示される1−(3−スルホナトプロピル)ピリジニウムである。
そして、本発明は、アミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、又は下記一般式(1)
Figure 0005078369
(式中、Rは置換基又は水素原子を表す。)で示されるピリジニウム化合物を有効成分として含有する抗白髪剤である。
また、前記アミノ酸類は下記式(2)
Figure 0005078369
で示されるトリシンである。
また、前記アミノ酸類は下記式(3)
Figure 0005078369
で示されるアスパラギンである。
また、前記ジカルボン酸ジアミドは下記式(4)
Figure 0005078369
で示されるマロンアミドである。
また、前記アミノ酸類は下記式(5)
Figure 0005078369
で示されるN−(カルバモイルメチル)タウリンである。
また、前記アミノ酸類は下記式(6)
Figure 0005078369
で示されるアルギニンである。
また、前記アミジノスルホン酸は下記式(7)
Figure 0005078369
で示される2−(アミジノチオ)エタンスルホン酸である。
また、本発明おける前記ピリジニウム化合物は下記式(8)
Figure 0005078369
で示される1−ジメチルカルバモイル−4−(2−スルホナトエチル)ピリジニウムである。
また、前記ピリジニウム化合物は下記式(9)
Figure 0005078369
で示されるピリジニウム−1−酢酸である。
さらに、前記ピリジニウム化合物は下記式(10)
Figure 0005078369
で示される1−(3−スルホナトプロピル)ピリジニウムである。
本発明の有効成分である特定のアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、及び一般式(1)で示されるピリジニウム化合物は、優れた抗白髪作用を有し、抗白髪剤を始めとする頭髪用組成物として有用である。したがって、該頭髪用組成物及び抗白髪剤をヒト頭皮に塗布することにより、毛髪の白髪防止、改善を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳述する。
本発明の頭髪用組成物は、アミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、又は下記一般式(1)
Figure 0005078369
(式中、Rは置換基又は水素原子を表す。)で示されるピリジニウム化合物を有効成分として含有する。
本発明の有効成分であるアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、は下記式(2)
Figure 0005078369
で示されるトリシン(以下これを「化合物1」という)、下記式(3)
Figure 0005078369
で示されるアスパラギン(以下これを「化合物2」という)、下記式(4)
Figure 0005078369
で示されるマロンアミド(以下これを「化合物3」という)、下記式(5)
Figure 0005078369
で示されるN−(カルバモイルメチル)タウリン(以下これを「化合物4」という)、下記式(6)
Figure 0005078369
で示されるアルギニン(以下これを「化合物5」という)、下記式(7)
Figure 0005078369
で示される2−(アミジノチオ)エタンスルホン酸(以下これを「化合物6」という)のいずれであってもよい。また、これらを単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
本発明の有効成分であるピリジニウム化合物は下記式(8)
Figure 0005078369
で示される1−ジメチルカルバモイル−4−(2−スルホナトエチル)ピリジニウム(以下これを「化合物7」という)、下記式(9)
Figure 0005078369
で示されるピリジニウム−1−酢酸(以下これを「化合物8」という)、下記式(10)
Figure 0005078369
で示される1−(3−スルホナトプロピル)ピリジニウム(以下これを「化合物9」という)のいずれであってもよい。また、これらを単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
そして、本発明の抗白髪剤は、アミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、又は下記一般式(1)
Figure 0005078369
(式中、Rは置換基又は水素原子を表す。)で示されるピリジニウム化合物を有効成分として含有する。
本発明の有効成分であるアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、は下記式(2)
Figure 0005078369
で示されるトリシン(以下これを「化合物1」という)、下記式(3)
Figure 0005078369
で示されるアスパラギン(以下これを「化合物2」という)、下記式(4)
Figure 0005078369
で示されるマロンアミド(以下これを「化合物3」という)、下記式(5)
Figure 0005078369
で示されるN−(カルバモイルメチル)タウリン(以下これを「化合物4」という)、下記式(6)
Figure 0005078369
で示されるアルギニン(以下これを「化合物5」という)、下記式(7)
Figure 0005078369
で示される2−(アミジノチオ)エタンスルホン酸(以下これを「化合物6」という)のいずれであってもよい。また、これらを単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
本発明の有効成分であるピリジニウム化合物は下記式(8)
Figure 0005078369
で示される1−ジメチルカルバモイル−4−(2−スルホナトエチル)ピリジニウム(以下これを「化合物7」という)、下記式(9)
Figure 0005078369
で示されるピリジニウム−1−酢酸(以下これを「化合物8」という)、下記式(10)
Figure 0005078369
で示される1−(3−スルホナトプロピル)ピリジニウム(以下これを「化合物9」という)のいずれであってもよい。また、これらを単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
本発明における特定のアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、及びピリジニウム化合物は、化学合成で製造されたものでもよく、また、微生物及び動植物細胞で生産されたものを抽出したものでもよく、特に限定されない。
本発明に係る特定のアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、及びピリジニウム化合物は、いずれも後で証明するように、ヒトメラニン合成細胞遊走能力促進効果を有し、これにより、前記化合物を頭皮に塗布すると白髪の進行を抑制することができる。したがって、前記特定のアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、及びピリジニウム化合物は、有効成分として含有され、頭髪用組成物、特に抗白髪剤に調整される。
また、例えばヒト頭髪の毛包上皮系細胞の分裂増殖活性や、毛幹伸長活性を維持又は促進して毛髪の成長期を延長する効果を有する化合物と同時に用いることにより、毛髪全体の活性が高まり、相乗的に白髪抑制、改善効果に寄与することができる。
なお、本発明に係るアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、及びピリジニウム化合物は、公知化合物であるが、その抗白髪効果についてはこれまで知られておらず、本発明者らによって初めて確認されたものである。また、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、及びピリジニウム化合物は、公知化合物であるが、それらを頭髪用化粧料に配合した例はみられず、本発明者らによって初めて配合されたものである。
本発明の頭髪用組成物及び抗白髪剤において、特定のアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、又はピリジニウム化合物の含有量は、いずれも頭髪用組成物及び抗白髪剤全量中0.0005〜20質量%であることが好ましい。さらに好ましくは0.01〜5質量%である。なお、本発明の頭髪用組成物及び抗白髪剤においては、特定のアミノ酸類、ジカルボン酸ジアミド、アミジノスルホン酸、及びピリジニウム化合物は単独で用いても、併用してもよく、またそれぞれの中で2種以上を使用してもよい。
本発明の頭髪用組成物及び抗白髪剤は、皮膚に直接塗布又は散布する経皮投与による投与方法がとられることが好ましい。また、本発明の頭髪用組成物及び抗白髪剤の最適投与量は、年齢、個人差、病状等により適宜決定されるが、ヒトに投与する場合の投与量は通常0.01〜100mg/kg、好ましくは0.1〜10mg/kgであり、この量を1日1回又は2〜4回に分けて投与することができる。
本発明の頭髪用組成物及び抗白髪剤は、上記必須成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬部外品、医薬品等に通常用いられる他の成分を、必要に応じて適宜配合して製造することができる。前記他の成分としては、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、シリコーン類、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖類、有機アミン類、合成樹脂エマルジョン、pH調製剤、育毛用薬剤、ホルモン剤、抗炎症剤、収斂剤、清涼化剤、ふけ、かゆみに対する薬剤、皮膚栄養剤等の薬剤、ビタミン類、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等が挙げられる。
以下に、上記任意配合成分の具体例を挙げるが、これらに限定されるものではない。
粉末成分としては、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム等)、窒化ホウ素等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号等の有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロチン等の天然色素等が挙げられる。
液体油脂としては、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウ類としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ホホバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、ポリオキシエチレン(以下、POEという。)ラノリンアルコールエーテル、POE−ラノリンアルコールアセテート、POE−コレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE−水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、流動パラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ペトロセリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸−N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル−2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸−2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、パルミチン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸−2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン類としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキサン等の環状ポリシロキサン等のシリコーン油、3次元網目構造を形成しているシリコン樹脂、シリコンゴム等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸K等の高級アルキル硫酸エステル塩、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン酸、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミド−POE−スルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化油、POE−アルキルエーテルカルボン酸、POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム)、塩化セチルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、POE−アルキルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等の、イミダゾリン系両性界面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリルアルキルエーテル等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等のPOE−ソルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等のPOE−ソルビット脂肪酸エステル類、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−グリセリン脂肪酸エステル類、POE−モノオレエート、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、システアリン酸エチレングリコール等のPOE−脂肪酸エステル類、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等のPOE−アルキルエーテル類、POE−オクチルフェニルエーテル、POE−ノニルフェニルエーテル、POE−ジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類、ブルロニック等のプルアロニック型類、POE・ポリオキシプロピレン(以下、POPという。)セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等のPOE・POP−アルキルエーテル類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POE−ソルビットミツロウ等のPOE−ミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド、POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル、POE−アルキルアミン、POE−脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、POE−ノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール(以下、PEGという。)、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリンエチレンオキシド・プロピレンオキシド付加物、イサイヨバラ抽出物、セイヨウノキギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
天然の水溶性高分子としては、例えば、アラアビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸等の植物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルメチルエーテル(PVM)、ポリビニルピロリドン(PVP)、カルボキシビニルポリマー(カーボポール)等のビニル系高分子、PEG20、000、40、000、60、000等のPOE系高分子、POE・POP共重合体共重合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAという。)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート−(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート等の桂皮酸系紫外線吸収剤、3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸等が挙げられる。
低級アルコールとしては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングルコール、1,3−ブチレングルコール、テトラメチレングルコール、2,3−ブチレングルコール、ペンタメチレングルコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等の2価のアルコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサントリオール等の3価のアルコール、ペンタエリスリトール等の4価アルコール、キシリトール等の5価アルコール、ソルビトール、マンニトール等の6価アルコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングルコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、PEG、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等の多価アルコール重合体、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングルコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ−2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等の2価のアルコールアルキルエーテル類、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等の2価アルコールアルキルエーテル類、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアステート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等の2価アルコールエーテルエステル、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のグリセリンモノアルキルエーテル、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等の糖アルコール、グリソリッド、テトラハイドロフルフリルアルコール、POE−テトラハイドロフルフリルアルコール、POP−ブチルエーテル、POP・POE−ブチルエーテル、トリ−POP−グリセリンエーテル、POP−グリセリンエーテル、POP−グリセリンエーテルリン酸、POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル等が挙げられる。
単糖としては、例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等の三炭糖、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリトール等の四炭糖、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等の五炭糖、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等の六炭糖、アルドヘプトース、ヘプッロース等の七炭糖、オクツロース等の八炭糖、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等のデオキシ糖、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等のアミノ糖、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等のウロン酸等が挙げられる。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
多糖としては、例えば、セルロース、クインスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げられる。
有機アミン類としては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
合成樹脂エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン等が挙げられる。
pH調製剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。
育毛用薬剤としては、例えば、センブリエキス、セファランチン、ビタミンE及びその誘導体、γ−オリザノール、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、カンタリスチンキ、ニコチン酸ベンジルエステル、アデノシン、ミノキシジル、プラセンタエキス、アラントイン、感光素301等が挙げられる。ホルモン剤としては、例えば、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストロン、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン、プロドニゾロン等が挙げられる。抗炎症剤としては、例えば、β−グリチルレチン酸、グリチルリチン酸誘導体、アズレン、ε−アミノカプロン酸等が挙げられる。収斂剤としては、例えば、酸化亜鉛、硫酸亜鉛、アラントインヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、スルホ石炭酸亜鉛、タンニン酸、クエン酸,乳酸、清涼化剤としてはメントール、カンフルなどが挙げられる。またふけ、かゆみに対する薬剤としては、例えば、塩酸ジフェンドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルリチン酸誘導体等の抗ヒスタミン剤、サリチル酸、イオウ、レゾルシン、硫化セレン等の角質剥離剤、トリクロロカルバニド、ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、ヒノキチオール、フェノール、イゾプロピルメチルフェノール等の殺菌剤、塩酸ジフェンドラミン等の鎮痒剤等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA,B1,B2,B6,E及びその誘導体、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等が挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
本発明に係る頭髪用組成物及び抗白髪剤は、剤型に応じ常法により製造することができる。その剤型は、本発明の効果を発揮できるものであれば特に限定されない。例えば、トニック等の可溶化系、乳液、クリーム等の乳化系、軟膏、分散系、ジェル、エアゾール、ムース等の任意の剤型をとることができる。また、その製品形態も、白髪防止、改善を目的としたヘアーケア用の医薬品、医薬部外品又は化粧料品として、例えば、頭皮トリートメント剤、ヘアトニック、シャンプー、リンス、ヘアパック、ローション、コンディショナー、スカルプトリートメント等の任意の形態をとることができる。
以下、具体例を挙げて本発明をさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、配合量及び濃度は特に記載のない限り質量%で示した。
試験例1 ヒトメラニン合成細胞(メラノサイト)遊走能力促進効果試験
皮膚には、メラニン合成細胞という色素細胞が存在している。このメラニン合成細胞は、メラニンという黒い色素を作る働きがある。そして、メラニン合成細胞は、皮膚に比較的低密度で分布しているのに対し、毛包の毛乳頭には比較的高密度に分布している。
そして、メラニン合成細胞とのインキュベーションにより、メラニン合成細胞の遊走性を増強する物質に、抗白髪活性が認められることが報告されている(前記特許文献1及び前記特許文献2)。また、毛乳頭は、毛乳頭への毛包のメラニン合成細胞の遊走現象を引き起こしていると考えられている。そこで、本発明化合物について、メラニン合成細胞の遊走能力の促進効果の有無を検討し、抗白髪作用の有無を確認した。
A.細胞調整
市販ヒトメラニン合成細胞を用いて、遊走能力促進効果試験を行った。具体的には、常法に従い、M154s培地(Cascade社)にHMGS(Cascade社)を添加した培地中で培養した正常ヒトメラニン合成細胞(Cascade社)を、0.05%トリプシン及びEDTAを含有したリン酸緩衝液を用いて、96ウェルのタイプIコラーゲンコートプレート(岩城硝子社)上に3,000個/ウェルの密度で播種した。
B.試験培地の調整
(1)試験物質添加培地:無血清のニッスイDMEM(ダルベッコ改変イーグル培地)に試験物質を終濃度の倍濃度に希釈して用いた。
(2)コントロール培地:陰性対象としては試験物質無添加のDMEM培地を用いた。
(3)遊走因子含有培地の調整
フィブロネクチン(シグマ社)を3μg/mL濃度でDMEM培地に希釈し、遊走因子(ケモアトラクタント)として用いた。この遊走因子添加培地を試験物質添加培地(上記B−(1))と等量混合し、ケモタキシスチャンバーChemoTX(Neuroprobe社)の下方ウェル中に29μLずつ分注した。その上に、ChemoTXフィルターをのせ、さらにトッププレート(上方ウェル)をのせてセットした。
C.遊走能力促進効果の測定
上記Aで培養したメラニン合成細胞を0.05%トリプシン処理によって培養器からはがし、無血清のDMEM培地に懸濁した。細胞懸濁濃度は約50,000〜200,000個/mLの範囲とした。細胞懸濁液を等分し、試験物質添加培地(B−(1))又はコントロール培地(B−(2))と等量混合した。これを、上方ウェルに25μLずつアプライした。
37℃、5%CO条件下、一昼夜インキューベート後、フィルターを外し、フィルター上面の移動していない細胞を丁寧に拭い取り、70%エタノールで7分間固定し、水洗後風乾した。フィルターを5%ギムザ染色液で染色し、顕微鏡下でフィルター下面に移動した細胞数を計数した。
陰性対象群における平均の移動細胞数を1とし、それに対して各試験物質添加群の移動細胞数の比率を計算して、メラニン合成細胞遊走能力促進効果の指標とした。その結果を図1、図2に示す。なお、図1には化合物1〜化合物6のメラニン合成細胞遊走能力促進効果、図2には化合物7〜化合物9のメラニン合成細胞遊走能力促進効果を示す。
図1より、化合物1〜化合物6は、抗白髪効果が知られているイソニペコチン酸エステルと同等か、それ以上のメラニン合成細胞の遊走能力促進効果がみられることが確認された。
図2より、化合物7〜化合物9は、抗白髪効果が知られているイソニペコチン酸エステルより高いメラニン合成細胞の遊走能力促進効果がみられることが確認された。
したがって図1、図2から、本発明の頭髪用組成物又は抗白髪剤に含有される化合物は、メラニン合成細胞の遊走性を促進することが明らかとなった。
以下、抗白髪剤を例にとって、処方例について説明する。なお、各処方例において、各成分及びそれぞれの配合量(質量%)を示した上で、製造方法について説明する。また、各成分の配合量の合計は100.0質量%となるように配合している。
処方例1 O/W乳液型抗白髪剤
(A相)
POE(60)硬化ヒマシ油 2.0; グリセリン 10.0; 1−ジメチルカルバモイル−4−(2−スルホナトエチル)ピリジウム 1.0; ジプロピレングリコール 10.0; 1,3−ブチレングリコール; 5.0; PEG1500 5.0
(B相)
セチルイソオクタネート 10.0; スクワラン 5.0; ワセリン 2.0; プロピルパラベン2.0
(C相)
カルボキシビニルポリマー1%水溶液 30.0; ヘキサメタリン酸ソーダ 0.03; イオン交換水 8.35
(D相)
カセイカリ 0.12; イオン交換水 残余
(製造法)
A相、B相をそれぞれ60℃で加熱溶解し、混合してホモミキサー処理しゲルを作った。次に、これに溶解したC相を加え、最後に溶解したD相を添加し、ホモミキサーで乳化してO/W乳液型の抗白髪剤を得た。
処方例2 O/W乳液型抗白髪剤
(A相)
ピリジニウム−1−酢酸 0.01; POE(60)硬化ヒマシ油 2.0; グリセリン 10.0; ジプロピレングリコール 10.0; 1,3−ブチレングリコール 5.0; PEG(分子量1500); 5.0
(B相)
セチルイソオクタネート 10.0; スクワラン 5.0; ワセリン 2.0; プロピルパラベン 2.0
(C相)
カルボキシビニルポリマー1%水溶液 30.0; ヘキサメタリン酸ソーダ 0.03; イオン交換水 8.35
(D相)
イオン交換水 4.5
(E相)
カセイカリ 0.12; イオン交換水 残余
(製造法)
A相、B相をそれぞれ60℃で加熱溶解し、混合してホモミキサー処理しゲル状物質を得た。これにD相を徐々に添加しホモミキサーで分散した後、ここに溶解したC相を加え、さらに溶解したE相を添加し、ホモミキサーで乳化してO/W乳液型の抗白髪剤を得た。
処方例3 O/W乳液型抗白髪剤
(A相)
POE(60モル)付加硬化ヒマシ油 2.0; グリセリン 10.0; 1−(3−スルホナトプロピル)ピリジニウム 1.0; ジプロピレングリコール 10.0; 1,3−ブチレングリコール 5.0; PEG1500 5.0
(B相)
セチルイソオクタネート 10.0; スクワラン 5.0; ワセリン 2.0; プロピルパラベン 2.0
(C相)
カルボキシビニルポリマー1%水溶液 30.0; ヘキサメタリン酸ソーダ 0.03; イオン交換水 8.35
(D相)
カセイカリ 0.12; イオン交換水 残余
(製造法)
A相、B相をそれぞれ60℃で加熱溶解し、混合してホモミキサー処理しゲルを作った。次に、これに溶解したC相を加え、最後に溶解したD相を添加し、ホモミキサーで乳化してO/W乳液型の抗白髪剤を得た。
処方例4 O/W乳液型抗白髪剤
(A相)
POE(60)硬化ヒマシ油 2.0; グリセリン 10.0; トリシン 1.0; ジプロピレングリコール 10.0; 1,3−ブチレングリコール 5.0; PEG1500 5.0
(B相)
セチルイソオクタネート 10.0; スクワラン 5.0; ワセリン 2.0; プロピルパラベン 2.0
(C相)
カルボキシビニルポリマー1%水溶液 30.0; ヘキサメタリン酸ソーダ 0.03; イオン交換水 8.35
(D相)
カセイカリ 0.12; イオン交換水 残余
(製造法)
A相、B相をそれぞれ60℃で加熱溶解し、混合してホモミキサー処理しゲルを作った。次に、これに溶解したC相を加え、最後に溶解したD相を添加し、ホモミキサーで乳化してO/W乳液型の抗白髪剤を得た。
処方例5 クリーム
(A相)
ミツロウ 10.0; パラフィンワックス 6.0; ラノリン 3.0; イソプロピルミリステート 6.0; スクワラン 8.0; 流動パラフィン 26.0; POEソルビタンステアレート 2.0; ソルビタンモノステアレート 4.2; 防腐剤 適量
(B相)
プロピレングリコール 2.0; POE(60)硬化ヒマシ油 1.0; 1−ジメチルカルバモイル−4−(2−スルホナトエチル)ピリジウム 0.1; 精製水 残余
(製造法)
A相の成分を混合し、約75℃で加熱溶解し、これに75℃に加熱したB相の混合液を撹拌しながら加えた後、45℃になるまで冷却しながら撹拌を続け、放置してクリームを得た。
処方例6 クリーム状抗白髪剤
(A相)
1−(3−スルホナトプロピル)ピリジニウム 1.0; 流動パラフィン 5.0; セトステアリルアルコール 5.5; グリセリルモノステアレート 3.0; POE(20)−2−オクチルドデシルエーテル 3.0; プロピルパラベン 0.3; 香料 0.1
(B相)
グリセリン 8.0; ジプロピレングリコール 20.0; PEG(分子量4000) 5.0; ヘキサメタリン酸ソーダ 0.005; イオン交換水 残余
(製造法)
A相、B相をそれぞれ加熱溶解して混合し、ホモミキサーで乳化してクリーム状抗白髪剤を得た。
処方例7 クリーム状抗白髪剤
(A相)
流動パラフィン 5.0; セトステアリルアルコール 5.5; グリセリルモノステアレート 3.0; ピリジニウム−1−酢酸 3.0; プロピルパラベ 0.3; 香料 0.1
(B相)
ビタミンEコハク酸エステル 5.0; グリセリン 8.0; ジプロピレングリコール 20.0; PEG4000 5.0; ドデシル硫酸ナトリウム 0.1; ヘキサメタリン酸ソーダ 0.005; イオン交換水 残余
(製造法)
A相、B相をそれぞれ加熱溶解して混合し、ホモミキサーで乳化してクリーム状抗白髪剤を得た。
処方例8 ヘアトニック
(1)アスパラギン 5.0; (2)95%エタノール 85.0; (3)プロピレングリコール 1.0; (4)ショ糖 0.2; (5)ビタミンEアセテート 1.0; (6)グリシン 0.001; (7)メントール 1.0; (8)POE(100)硬化ヒマシ油 0.3; (9)イソステアリルアルコール 0.2; (10)ユーカリ油 0.2; (11)イオン交換水 残余; (12)コハク酸 0.01; (13)香料 適量; (14)色素 適量
(製造法)
(2)に(1)、(3)〜(5)、(7)〜(10)、(13)を溶解した(A相)。(11)に(6)、(12)、(14)を溶解しA相と混合し、ヘアトニックを得た。
処方例9 ヘアトニック
マロンアミド 10.0; ペパーミント(1,3−ブチレングリコール溶液) 0.1; N,N−ジメチル−2−ドデシルアミンオキシド 1.0; ヒノキチオール 1.0; ビタミンB6 0.2; ビタミンEアセテート 0.02; メントール 0.2; センブリエキス 1.0; サリチル酸 0.1; マイカイカ(エタノール抽出液) 0.5; プロピレングリコール 2.0; ヒアルロン酸ナトリウム 0.01; POE(10)モノステアレート 2.0; 75%エタノール 残余
(製造法)
75%エタノールに他の成分を順次添加し、撹拌溶解してヘアトニックを得た。
処方例10 ヘアトニック
N−(カルバモイルメチル)タウリン 5.0; アルテア(エタノール抽出液) 1.5; ヨクイニン(エタノール抽出液) 1.5; N,N−ジメチル−2−テトラデシルアミンオキシド 0.05; ヒノキチオール 1.0; ビタミンB6 0.2; ビタミンEアセテート 0.02; メントール 0.2; サリチル酸 0.1; カッコン(エタノール抽出液) 0.5; プロピレングリコール 0.01; ヒアルロン酸ナトリウム 0.01; POE(10)モノステアレート 2.0; 70%エタノール 残余
(製造法)
70%エタノールに他の成分を順次添加し、撹拌溶解してヘアトニックを得た。
処方例11 ローション
(A相)
ソルビトール 3.0; グリセリン 5.0; レゾルシン 0.02; イオン交換水 残余
(B相)
アルギニン 0.1; POE(60)硬化ヒマシ油 0.5; 95%エタノール 20.5; 香料 適量
(製造法)
A相の各成分を混合溶解し、これにB相の混合溶液を撹拌しながら加えて均質な溶液とし、ローションを調製した。
処方例12 ローション
(A相)
ソルビトール 3.0; グリセリン 5.0; レゾルシン 0.02; イオン交換水 残余
(B相)
2−(アミジノチオ)エタンスルホン酸 0.1; POE(60)硬化ヒマシ油 0.5; 95%エタノール 20.5; 香料 適量
(製造法)
A相の各成分を混合溶解し、これにB相の混合溶液を撹拌しながら加えて均質な溶液とし、ローションを調製した。
処方例13 ローション
(A相)
ソルビトール 3.0; グリセリン 5.0; レゾルシン 0.02; イオン交換水 残余
(B相)
1−ジメチルカルバモイル−4−(2−スルホナトエチル); ピリジニウム 0.1; POE(60)硬化ヒマシ油 0.5; 95%エタノール 20.5; 香料 適量
(製造法)
A相の各成分を混合溶解し、これにB相の混合溶液を撹拌しながら加えて均質な溶液とし、ローションを調製した。
処方例14 ローション
(1)ピリジニウム−1−酢酸 1.0; (2)イオン交換水 残余;
(3)グリセリン 2.0; (4)D−エリスリトール 0.5; (5)POEソルビタンモノオレート 0.2; (6)グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.03; (7)95%エタノール 20.0; (8)オクタン酸セチル 0.05; (9)オリーブ油 0.1; (10)クエン酸 0.01; (11)クエン酸ナトリウム 0.005; (12)香料 適量
(製造法)
(2)の一部に(1)、(3)、(4)、(5)の一部及び(6)を溶解した(A相)。(2)の残部と(8)、(9)と(5)の残部を混合し、ホモミキサー処理し乳化物を得た。これをA相に加えた後、(10)、(11)を加え混合撹拌し、(12)を溶解した(7)を加えローションを得た。
処方例15 エアゾール抗白髪剤
(原液処方)
マロンアミド 0.6; 95%エタノール 50.0; グリチルレチン酸 0.1; アルテア(エタノール抽出液) 0.05; ぺパーミント(エタノール抽出液) 0.05; センブリエキス 0.1; ラウリル硫酸ナトリウム 0.1; N,N−ジヒドロキシメチル−2−デシルアミンオキシド 0.2; 硬化ヒマシ油エチレンオキシド(40モル)付加物 0.5; 乳酸 適量; 乳酸ナトリウム 適量; 香料 適量; 色素 適量; 精製水 残余
(充填処方)
原液 50.0; 液化石油ガス 50.0
(製造法)
原液処方を溶解した後、これを缶に充填し、バルブ装着後、ガスを充填してエアゾール製剤を得た。
本発明の有効成分の一例である化合物1〜化合物6のメラニン合成細胞遊走能力促進効果を示す図である。 本発明の有効成分の一例である化合物7〜化合物9のメラニン合成細胞遊走能力促進効果を示す図である。

Claims (1)

  1. 下記式(
    Figure 0005078369
    で示されるトリシンと、
    下記式(
    Figure 0005078369
    で示されるアスパラギンと、
    下記式(
    Figure 0005078369
    で示されるN−(カルバモイルメチル)タウリンと、
    下記式(
    Figure 0005078369
    で示されるアルギニンとからなるグループから選択される少なくとも1種類のアミノ酸類を有効成分として含有する抗白髪剤。
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