JP5077672B2 - カップホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車車室内などに設けられるカップホルダに関し、詳しくは容器の外周面に当接して支持するサポート部材をもつカップホルダに関する。
自動車のカップホルダには、保持される容器の側面を支持するサポート部材が備えられている。このサポート部材は、カップホルダの側面からホルダ穴へ突出し、容器の側面に弾接することで各種径の容器を支持する構造とされている。
このようなサポート部材としては、発泡ウレタンあるいはゴムなどの弾性体が用いられる場合もあるが、樹脂製のサポート部材をコイルスプリングなどの付勢力によって容器の側面に押圧するものが一般的である。
ところで、飲料容器は径の大きさが様々であり、それらを安定して保持するためにサポート部材には各種の工夫がなされている。例えば上下方向中間部にくびれ部をもつペットボトルなどを保持した場合には、サポート部材がくびれ部に引っ掛かってボトルの抜き取りが困難となる場合があった。この理由は、特開2001−253287号公報に記載されているように、ボトルを上方へ抜き取る力によってサポート部材には揺動軸を中心とする上方向の分力が作用し、それによってサポート部材が益々ボトルに近接するためである。
そこで特開2006−051908号公報には、サポート部材の揺動軸を円弧状に移動可能とし、サポート部材付勢バネと軸部付勢バネとを用いたカップホルダが提案されている。このカップホルダによれば、ボトルを上方へ抜き取る際にはサポート部材の揺動軸が収納部奥側に移動し、サポート部材が上方へ揺動するため、ボトルを容易に抜き取ることができる。
また特開2007−069653号公報には、サポート部材に対するスプリングの付勢力を退避位置の付近でキャンセルすることができるカップホルダが提案されている。このカップホルダによれば、ボトルを上方へ抜き取る際にはスプリングの付勢力がキャンセルされるため、サポート部材は容易に上方へ揺動し、ボトルを容易に抜き取ることができる。
特開2001−253287号公報 特開2006−051908号公報 特開2007−069653号公報
ところが特許文献2に記載の技術では、2個のスプリングが必要となり、部品点数が多く組み付けも容易でないという不具合がある。また特許文献3に記載の技術では、ボトルを上方へ抜き取る際にスプリングの付勢力がキャンセルされるために、サポート部材が上方へ揺動した姿勢のまま維持される場合がある。この場合には見栄えが悪く、サポート部材を水平は初期位置まで押し下げる必要がある。
すなわちサポート部材は、ホルダ穴に容器が存在しない初期位置ではホルダ穴へ向かって水平方向に突出し、下方及び上方に揺動した場合には初期位置となるように付勢部材によって付勢されることが望ましい。しかしそのように構成するためには、少なくとも2個のスプリングが必要となり、部品点数が多くなることが避けられなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、サポート部材が上下両方向に揺動する場合にも、1個のスプリングで初期位置へ付勢できるようにすることを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明のカップホルダの特徴は、容器収納空間をもつホルダ本体と、ホルダ本体に揺動可能に枢支され容器収納空間に入れられた容器の外周面に当接して支持するサポート部材と、ホルダ本体とサポート部材との間に介在しサポート部材を付勢するコイルスプリングと、よりなり、
ホルダ本体は、コイルスプリングの第1端部を係止する第1係止部と、コイルスプリングの第2端部を係止する第2係止部とを備え、
サポート部材は、揺動時にコイルスプリングの第1端部と係合して押圧する第1押圧部と、揺動時にコイルスプリングの第2端部と係合して押圧する第2押圧部とを備え、
第1押圧部及び第2押圧部は、共にコイルスプリングを巻く方向へコイルスプリングの第1端部又は第2端部を押圧し、
サポート部材の一方向への揺動時に第2係止部で第2端部が係止され第1押圧部が第1端部を押圧することでサポート部材が一方向と反対方向である他方向へ揺動するようにコイルスプリングに付勢力を蓄え、サポート部材の他方向への揺動時に第1係止部で第1端部が係止され第2押圧部が第2端部を押圧することでサポート部材が一方向へ揺動するようにコイルスプリングに付勢力を蓄えることにある。
本発明のカップホルダによれば、サポート部材が上下両方向に揺動する場合に、1個のコイルスプリングで初期位置となるように両方向へ付勢することができる。したがって部分点数を低減することができ、組み付けが容易で安価なカップホルダとすることができる。また複数個のスプリングを用いる場合に比べて作動が安定し、チューニングが容易となる。
第1押圧部と第2押圧部は、いずれか一方がコイルスプリングの巻き方向と反対方向へ、つまりコイルスプリングが弛む方向へコイルスプリングの第1端部又は第2端部を押圧するように構成することもできる。コイルスプリングは、巻いても弛めても、反対方向へ戻るように付勢力が蓄えられるからである。この場合には、サポート部材を下方へ揺動させた時にコイルスプリングが巻かれるように構成することが望ましい。逆の場合には、サポート部材が容器を押圧する力が不足する場合があるからである。
したがって、第1押圧部及び第2押圧部は、共にコイルスプリングを巻く方向へコイルスプリングの第1端部又は第2端部を押圧することが望ましい。このように構成した本発明の実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。
以下の説明において、左右方向、前後方向及び上下方向とは、図2に示す左右方向、前後方向及び上下方向を意味する。
図1に示すカップホルダは、自動車のコンソール 100に設けられ、一対の有底円筒形状のホルダ部 101(ホルダ本体)から構成されている。ホルダ部 101の外周には、外部からは視認されない状態で図2に示す基部1が形成され、基部1に揺動自在に枢支されたサポート部材2がホルダ穴へ向かって突出している。
基部1の前端には、左右一対の外脚部10が突出形成され、それぞれの外脚部10の内側に間隔を隔てて右内脚部11と左内脚部12がそれぞれ形成され、右内脚部11と左内脚部12との間に凹状の空間部13が形成されている。一対の外脚部10と、右内脚部11及び左内脚部12には、左右方向に同軸的に貫通するピン孔14がそれぞれ形成されている。
右内脚部11の空間部13に向かう表面には、その上部に第1係止突起14(第1係止部)が形成されている。また左内脚部12の空間部13に向かう表面には、その下部に第2係止突起15(第2係止部)が形成されている。
一方、サポート部材2の後端には、左右一対の外腕部20が突出形成され、左右一対の外腕部20の内側に外腕部20と互いに間隔を隔てて内腕部21が形成されている。内腕部21は内部に収容空間22を有し、収容空間22は内腕部21の左右に開口している。また左右一対の外腕部20には、左右方向に同軸的に貫通するピン孔23がそれぞれ形成されている。
内腕部21の右側前方には、その上部に第1押圧突起24(第1押圧部)が形成され、左側前方にはその下部に第2押圧突起25(第2押圧部)が形成されている。
コイルスプリング3は、右端部30(第1端部)と左端部31(第2端部)とをもち、右端部30及び左端部31は共に前方へ向かって延びている。
本実施形態においては、サポート部材2は基部1に枢支されている。すなわち左右一対の外脚部10と右内脚部11及び左内脚部12との間に左右一対の外腕部20が配置され、空間部13に内腕部21が配置されている。またサポート部材2の内腕部21の収容空間22にはコイルスプリング3が収容され、ピン4がピン孔14、ピン孔23及びコイルスプリングに挿通されている。これにより、収容空間22及び空間部13にコイルスプリング3を保持しながら、サポート部材2は基部1に上下方向に揺動可能に枢支されている。
サポート部材2がホルダ穴内へ水平に突出した初期位置では、図3〜図6に示すように、コイルスプリング3の右端部30は、第1係止突起14の下表面及び第1押圧突起24の下表面に当接している。またコイルスプリング3の左端部31は、第2係止突起15の上表面及び第2押圧突起25の上表面に当接している。この初期位置では、コイルスプリング3には付勢力が蓄えられていない。
さて、ホルダ穴にペットボトルなどの容器を挿入すると、容器の底でサポート部材3が押圧されるため、サポート部材3は枢支軸であるピン4を中心にして下方へ揺動する。すると図7に示すように、第1押圧突起24がコイルスプリング3の右端部30を下方へ押圧する。一方、図8に示すように、コイルスプリング3の左端部31は第2係止突起15によって移動が規制されている。したがってコイルスプリング3には巻き方向の力が作用する結果、サポート部材2を上方へ揺動させようとする付勢力が蓄えられる。これにより、サポート部材2の前端面が容器の側面に圧接され、容器はホルダ部 101に安定して保持される。
容器をホルダ部 101から抜き取る際に、容器のくびれ部などがサポート部材2に引っ掛かると、サポート部材2は枢支軸であるピン4を中心にして初期位置からさらに上方へ揺動する。すると図9に示すように、第2押圧突起25がコイルスプリング3の左端部31を上方へ押圧する。一方、図10に示すように、コイルスプリング3の右端部30は第1係止突起14によって移動が規制されている。したがってコイルスプリング3には巻き方向の力が作用する結果、サポート部材2を下方へ揺動させようとする付勢力が蓄えられる。これにより、ホルダ部 101から容器を抜き取ると、コイルスプリング3の付勢によってサポート部材2は下方へ揺動し初期位置で揺動は停止する。
すなわち本実施形態のカップホルダ装置によれば、1個のコイルスプリング3でサポート部材2を上方及び下方へ選択的に付勢することができる。したがって部品点数が少なく、組み付けも容易であるので、安価なカップホルダ装置とすることができる。
本発明の一実施形態であるカップホルダ装置の全体を示す斜視図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置の要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置の要部断面図を示し、図2のA−A矢視断面図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置の要部断面図を示し、図2のB−B矢視断面図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置においてサポート部材が初期位置における要部断面図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置においてサポート部材が初期位置における要部断面図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置においてサポート部材が下方へ揺動した状態における要部断面図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置においてサポート部材が下方へ揺動した状態における要部断面図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置においてサポート部材が上方へ揺動した状態における要部断面図である。 本発明の一実施形態であるカップホルダ装置においてサポート部材が上方へ揺動した状態における要部断面図である。
符号の説明
1:基部(ホルダ本体)
2:サポート部材
3:コイルスプリング
4:ピン
14:第1係止突起(第1係止部)
15:第2係止突起(第2係止部)
24:第1押圧突起(第1押圧部)
25:第2押圧突起(第2押圧部)
30:右端部(第1端部)
31:左端部(第2端部)

Claims (1)

  1. 容器収納空間をもつホルダ本体と、該ホルダ本体に揺動可能に枢支され該容器収納空間に入れられた容器の外周面に当接して支持するサポート部材と、該ホルダ本体と該サポート部材との間に介在し該サポート部材を付勢するコイルスプリングと、よりなり、
    該ホルダ本体は、該コイルスプリングの第1端部を係止する第1係止部と、該コイルスプリングの第2端部を係止する第2係止部とを備え、
    該サポート部材は、揺動時に該コイルスプリングの該第1端部と係合して押圧する第1押圧部と、揺動時に該コイルスプリングの該第2端部と係合して押圧する第2押圧部とを備え、
    該第1押圧部及び該第2押圧部は、共に該コイルスプリングを巻く方向へ該コイルスプリングの該第1端部又は該第2端部を押圧し、
    該サポート部材の一方向への揺動時に該第2係止部で該第2端部が係止され該第1押圧部が該第1端部を押圧することで該サポート部材が該一方向と反対方向である他方向へ揺動するように該コイルスプリングに付勢力を蓄え、該サポート部材の該他方向への揺動時に該第1係止部で該第1端部が係止され該第2押圧部が該第2端部を押圧することで該サポート部材が該一方向へ揺動するように該コイルスプリングに付勢力を蓄えることを特徴とするカップホルダ。
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