JP5076668B2 - 電子写真用帯電ブラシおよび画像形成装置 - Google Patents
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Description
芯繊維2は、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリレート等の樹脂にカーボン等の導電性材料が分散されてなる有機繊維であってよい。有機繊維における導電性材料の含有量は、導電性繊維の電気抵抗が後述の範囲内になるような量であればよい。
無機酸化物層の構成材料の具体例として、例えば、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化アルミ等が挙げられる。
フッ化物層の構成材料の具体例として、例えば、ヘキサフルオロプロピレンやオクタフルオロシクロブタン等が挙げられる。
以下、大気圧プラズマCVD装置を用いて芯繊維2表面に表面層3を形成する方法について、図2を用いて詳しく説明する。
表面層の製造装置50は、放電空間と薄膜堆積領域とが略同一なダイレクト方式によって、芯繊維2上に表面層3を形成するもので、芯繊維2を巻架して矢印方向に回転するロール電極52、及び、芯繊維2表面に表面層3を形成する成膜装置である大気圧プラズマCVD装置50より構成されている。
トナーの表面エネルギーはウィルヘルミ法によって測定された値を用いている。ウィルヘルミ法で用いた溶液は、純水、エタノール、α−ブロモナフタレン、ヘキサンを用いた。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたナイロン繊維を導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたナイロン繊維に大気圧プラズマCVD法により酸化ケイ素をコートしたものを導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における表面層の厚みは200nm、繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたナイロン繊維に大気圧プラズマCVD法によりヘキサフルオロプロピレンをコートしたものを導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における表面層の厚みは200nm、繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたポリエステル繊維を導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたポリエステル繊維に大気圧プラズマCVD法により酸化ケイ素をコートしたものを導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における表面層の厚みは200nm、繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたポリエステル繊維に大気圧プラズマCVD法によりヘキサフルオロプロピレンをコートしたものを導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における表面層の厚みは200nm、繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたアクリル繊維を導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたアクリル繊維に大気圧プラズマCVD法により酸化ケイ素をコートしたものを導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における表面層の厚みは200nm、繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシは導電性カーボンを分散させたアクリル繊維に大気圧プラズマCVD法によりヘキサフルオロプロピレンをコートしたものを導電性基布に織り込み、平板状の芯金に導電性接着材で接着したものである。芯金は金属材からなり、バイアス電流はこの芯金を介してブラシ繊維に印加される。
得られた帯電ブラシの導電性繊維における表面層の厚みは200nm、繊維径は6D、繊維抵抗は5×107Ωであり、導電性繊維の密度は150kF/inch2であった。
帯電ブラシの長さ(感光体軸方向の長さ)320mm;導電性繊維の長さ4mm;帯電ブラシの幅(感光体の軸方向に対する垂直断面における幅)5mm。
所定の帯電ブラシを3個準備し、中間転写体用クリーニング装置、感光体用クリーニング装置、および感光体用帯電装置の帯電ブラシとして用いて評価した。詳しくは、所定の帯電ブラシを図5に示す構成のMFP BizhubC450(コニカミノルタ社製)に組み込み、23℃、65%RH)環境でカバレッジ20%の全面文字画像を1万枚印字し、以下の項目について評価した。なお、所定の帯電ブラシを用いたこと、およびいずれの帯電ブラシも導電性繊維の食い込み量1.0mmで設置したこと以外、その他の設定条件および部材・装置は上記MFPの標準設定条件および装備と同等であった。トナーはバインダー樹脂としてスチレンアクリル系ポリマーを含有するものであり、ウィルヘルミ法により測定されたトナーの表面エネルギーは42mN/mであった。
クリーニング直後の中間転写体上のトナー付着量に基づいて評価した。
○;10mg/m2未満;
×;10mg/m2以上15mg/m2未満(実用上問題あり);
××;15mg/m2以上。
クリーニング直後の感光体上のトナー付着量に基づいて評価した。
○;10mg/m2未満;
×;10mg/m2以上15mg/m2未満(実用上問題あり);
××;15mg/m2以上。
感光体用帯電装置で使用された帯電ブラシを目視により観察した。
○;導電性繊維表面にはトナーや外添剤による汚染が認められなかった;
×;導電性繊維表面にはトナーや外添剤による汚染が明らかに認められた(実用上問題あり);
××;導電性繊維表面が見えないくらいにトナーや外添剤による汚染が認められた。
得られた画像を目視で評価した。
○;画像上にスジ状濃度ムラは全く認められなかった;
×;画像上にスジ状濃度ムラが1〜5本認められた(実用上問題あり);
××;画像上にスジ状濃度ムラが6本以上認められた。
Claims (9)
- 表面エネルギーが35mN/m以下の表面層を有する導電性繊維を備え、該表面層が無機酸化物層である電子写真用帯電ブラシ。
- 表面層の厚みが100〜500nmである請求項1に記載の帯電ブラシ。
- 表面層が大気圧プラズマCVD法により形成された請求項1または2に記載の帯電ブラシ。
- 導電性繊維が繊維径1〜10Dおよび繊維抵抗1×103Ω以上であり、導電性繊維の密度が50〜450kF/inch2である請求項1〜3のいずれかに記載の帯電ブラシ。
- 平板状基材の片面に導電性繊維を植毛してなる平型形状、または円筒状または円柱状基材の外周面に導電性繊維を植毛してなるローラ形状を有する請求項1〜4のいずれかに記載の帯電ブラシ。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の帯電ブラシを備えた装置を有する電子写真用画像形成装置。
- 帯電ブラシを備えた装置が、中間転写体用クリーニング装置、感光体用クリーニング装置および感光体用帯電装置から選択される少なくとも1つの装置である請求項6に記載の画像形成装置。
- トナーを備えた現像装置をさらに有し、該トナーの表面エネルギーが40〜45mN/mである請求項6または7に記載の画像形成装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の帯電ブラシを備えた、交換可能に電子写真用画像形成装置に装着されるユニット。
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