JP5076652B2 - セラミック積層配線基板 - Google Patents

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本発明は、複数のセラミック層を積層してなるセラミック積層配線基板に関する。
従来より、この種のセラミック積層配線基板としては、セラミックよりなる複数のセラミック層を積層してなる積層基板であって、当該積層基板の内部において各セラミック層に配線が設けられてなるものが、数多く提案されている(たとえば、特許文献1など参照)。
近年、配線基板の小型化、配線の高密度化の要望があり、セラミック積層配線基板においても、基板内部の配線(導体)密度が増加する傾向にある。そのため、従来のセラミック積層配線基板の構成では、配線密度の増加に伴い、当該基板の抗折強度が低下することが懸念される。
この点について、従来では、上記特許文献1に記載されているように、基板の構成材料を変更し、基板の熱膨張率を部分的に異ならせることで、積層基板の抗折強度の改善を図っている。
特開平6−29664号公報
しかしながら、セラミック積層配線基板の構成材料を変更することは、コストが高くなるなどの問題を引き起こす恐れがある。そのため、できるかぎり、一般的な材料を用いて各セラミック層を構成することが望まれる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、複数のセラミック層を積層してなるセラミック積層配線基板において、基板構成材料を変更することなく、基板全体の抗折強度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、複数のセラミック層を積層してなるセラミック積層配線基板において、各セラミック層(11〜13)のうち最も外側に位置する最外層(11、13)を、当該最外層(11、13)よりも内側に位置する層(12)よりも厚いものとし
各セラミック層(11〜13)のうちの個々のセラミック層について、当該個々のセラミック層に設けられている配線(16)のうち積層基板の内部にて各セラミック層(11〜13)の界面に位置する配線(16a)の表面積が、当該個々のセラミック層において当該界面に位置する面の面積に占める割合を、配線密度としたとき、この配線密度を、各セラミック層(11〜13)のうち内側の層よりも外側の層の方が小さくなっているものとし、
個々のセラミック層(11〜13)に設けられている配線(16)のうち積層基板の内部にて各セラミック層(11〜13)の界面に位置する配線(16a)の厚さを、各セラミック層(11〜13)のうち内側の層よりも外側の層の方が薄くなるようにしたことを特徴とする。
それによれば、外部応力が直接加わる最外層(11、13)を厚くすることで外部応力からの耐性を向上させることができるため、基板構成材料を変更することなく、基板全体の抗折強度を向上させることができる。
また、本発明では、各セラミック層(11〜13)のうちの個々のセラミック層について、当該個々のセラミック層に設けられている配線(16)のうち積層基板の内部にて各セラミック層(11〜13)の界面に位置する配線(16a)の表面積が、当該個々のセラミック層において当該界面に位置する面の面積に占める割合を、配線密度としたとき、この配線密度は、各セラミック層(11〜13)のうち内側の層よりも外側の層の方が小さくなっているから、セラミック層(11〜13)同士の界面にて配線(16a)以外のセラミック部分の面積が、外側の層の方が内側の層よりも多くなるため、外側の層の機械的強度を大きくすることができ、基板の抗折強度の向上にとって好ましい
この場合、請求項2に記載の発明のように、個々のセラミック層(11〜13)に設けられている配線(16)のうち積層基板の内部にて各セラミック層(11〜13)の界面に位置する配線(16a)を、メッシュ状の膜よりなるものとして構成すれば、上記した配線密度を小さくすることが容易である。
また、請求項1に記載の発明では、個々のセラミック層(11〜13)に設けられている配線(16)のうち積層基板の内部にて各セラミック層(11〜13)の界面に位置する配線(16a)の厚さが、各セラミック層(11〜13)のうち内側の層よりも外側の層の方が薄くなっているから、セラミック層(11〜13)同士の界面にて、一方のセラミック層の配線(16a)が他方のセラミック層に食い込む深さが、外側の層の方が内側の層よりも小さくなるため、外側の層の機械的強度を大きくすることができ、基板の抗折強度の向上にとって好ましい
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るセラミック積層配線基板S1を示す概略断面図である。このセラミック積層配線基板S1は、セラミックのグリーンシートを焼成してなるセラミック層11、12、13を、複数層積層したものである。
このセラミック層11〜13は、アルミナなどを用いて一般的なドクターブレード法により作製されるものであり、本例ではアルミナシートである。このセラミック積層配線基板S1における各セラミック層11〜13の厚さは、たとえば0.1mm〜0.3mm程度である。
本実施形態では、各セラミック層11〜13のうち最も外側に位置する最外層11が、当該最外層11よりも内側に位置する層12よりも厚いものとなっている。ここでは、図1において、セラミック積層配線基板S1の上側の最外層11が、それ以外のセラミック層12および13、すなわち下側の最外層13および内側の層12よりも厚いものとなっている。
たとえば、上側の最外層11の厚さは、下側の最外層13および内側の層12の厚さの1.2倍以上とする。限定するものではないが、具体的には、上側の最外層11の厚さを2.5mm程度、下側の最外層13および内側の層12の厚さを1.5mm程度とすればよい。このようにセラミック層の厚さを変えることは、ドクターブレード法により容易に行える。
また、図1では示さないが、各セラミック層11〜13には、この種の一般的なセラミック積層配線基板と同じように、モリブデンなどを主成分とする導体材料が充填されたスルーホールが形成されるとともに、タングステンなどを主成分とする導体材料によって配線が形成されている。なお、これらスルーホールおよび配線構成の一例については、後述の製造方法を示す図2、図3に示してある。
次に、本実施形態に係るセラミック積層配線基板S1の製造方法について述べる。なお、本製造方法は、一般的なアルミナよりなるグリーンシートを用いたアルミナ積層配線基板を基本としたものであり、加圧・焼成条件などは、これに準ずるものである。図2および図3は、本製造方法を示す工程図である。
まず、ドクターブレード法により作製された各グリーンシートとしてのセラミック層11〜13を用意する(図2(a)参照)。次に、各セラミック層11〜13に対して、ホール14を、金型などを用いて形成する(図2(b)参照)。
次に、このようにホール14が形成されたセラミック層11〜13に対して、印刷法などによりホール14内に導体材料15を充填する(図2(c)参照)。そして、ホール14に導体材料15を充填した後に、印刷法などにより、各セラミック層11〜13の表面に導体材料16を付与する(図2(d)参照)。
これらホール14内の導体材料15はスルーホール15として構成され、セラミック層11〜13の表面の導体材料16は、積層基板であるセラミック積層配線基板S1の内部および表面において各セラミック層11〜13に設けられた配線16として構成される。なお、上述したが、これら導体材料15、16は、いずれもモリブデン、タングステンなどを主成分とするペースト材料を用いる。
続いて、各セラミック層11〜13を、上記図1に示されるように積層し、これらを加圧して積層体100を形成する(図2(e)参照)。ここにおいて、加圧条件は、たとえば30kg〜70kg程度の荷重とすることができる。
その後、積層体100における最表層11、13に対して、刃具を用いたプレス加工などにより、それぞれ分割溝Bを形成する。次に、両最表層11、13に分割溝Bを形成した積層体100を焼成することで、図3(a)に示されるように、焼成後の積層体100ができあがる。なお、この焼成は、たとえば水素などの還元雰囲気にて約1600℃の温度で行う。
そして、焼成された積層体100に対して、必要に応じて、以下の工程を行う。たとえば、図3(b)に示されるように、焼成された積層体100の最表層11、13の表面に位置する上記配線16に対して、めっき被膜17を形成する。
このめっき被膜17は、たとえば無電解Cuめっき、または、Cuめっきの上に無電解Auめっきを形成してなるものであり、ワイヤボンディング性やはんだ付け性を確保するなどの目的で形成されるものである。
また、図示しないが、焼成された積層体100に対して、抵抗体などの機能厚膜体を設けたり、ICチップやコンデンサなどの実装部品を搭載したり、ワイヤボンディングを行ったりすることも、必要に応じて行う。その後、この焼成された積層体100を分割溝Bに沿って分断することで、個片化されたセラミック積層配線基板S1ができあがる(図3(c)参照)。
ところで、本実施形態のセラミック積層配線基板S1においては、通常のものと同様に、上記図1中の矢印Fに示されるように、上側の最外層11の表面に対して、当該最外層11に垂直な方向に外部応力が加わりやすい。
このとき、基板S1が曲がろうとするが、このとき、抗折強度が大きいほど当該外部応力に耐えられる。ここで、抗折強度とは、一般的なもので、曲げ試験で基板が破断する際に材料内部で発生する内部応力値である。
本実施形態では、上述したように、各セラミック層11〜13のうちの上側の最外層11を、当該最外層11よりも内側に位置する層12よりも厚いものとしているため、当該上側の最外層11の機械的強度を従来よりも大きいものにできる。それにより、外部応力からの耐性を向上させることができるため、基板構成材料を変更することなく、基板S1全体の抗折強度を向上させることができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係るセラミック積層配線基板S2を示す概略断面図である。ここでは、上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。
図4に示されるように、本実施形態のセラミック積層配線基板S2では、各セラミック層11〜13のうち上側の最外層11だけでなく、下側の最外層13も、当該最外層11、13よりも内側に位置する層12よりも厚いものとしている。これら表裏両側の最外層11、13の厚さは、たとえば、内側の層12の厚さの1.2倍以上とする。
本実施形態のセラミック積層配線基板S2は、図2中の矢印Fに示されるように、上側の最外層11および下側の最外層13の両方から、外部応力が加わりやすい場合に、有効である。
つまり、本実施形態では、各セラミック層11〜13のうちの上側の最外層11および下側の最外層13を、これらよりも内側に位置する層12よりも厚いものとしているため、当該両最外層11、13の機械的強度を従来よりも大きいものにできる。それにより、外部応力からの耐性を向上させることができるため、基板構成材料を変更することなく、基板S2全体の抗折強度を向上させることができる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係るセラミック積層配線基板S3を示す概略断面図である。本実施形態は、上記第1実施形態の基板構成に対して、さらに、配線16のうち積層基板の内部に位置する配線16aの構成を変形したところが相違するものである。この相違点を中心に述べる。
図5に示されるように、セラミック積層配線基板S3においては、各セラミック層11〜13のうちの個々のセラミック層について、隣り合うセラミック層に貼り付いている面が当然ながら存在する。つまり、この面は、当該個々のセラミック層においてセラミック層の界面に位置する面である。
そして、個々のセラミック層に設けられている配線16のうち積層基板の内部にて上記界面に位置する配線16aを界面配線16aということとし、この界面配線16aの表面積が、当該個々のセラミック層において上記界面に位置する面の面積に占める割合を、配線密度とする。
ここで、図5において、上記界面を介して貼り合わされている任意の2つのセラミック層を見てみる。たとえば、図5において、上側の最外層11とその直下の層12との組に着目する。このとき、図5に示されるように、これら2層11、12の界面では、上側に位置する最外層11に界面配線16aが食い込んでいる。
このような界面における界面配線16aの状態は、当該2層11、12のうち界面配線16aが食い込んでいない下側の層12に、界面配線16aを設けることにより実現される。つまり、当該2層11、12の界面に関して言えば、配線密度とは、下側の層12における当該界面に位置する面の面積に対する、界面配線16aの面積の比率を意味するものである。
そして、図5に示される例では、上記界面を介して貼り合わされている任意の2つのセラミック層に関しては、いずれも、当該界面を挟んで下側の層における当該界面に位置する面に、界面配線16aが設けられた形となっている。
しかしながら、本実施形態では、当該張り合わされている任意の2つのセラミック層を見たとき、図5に示される例とは逆に、いずれも界面を挟んで上側の層に界面配線16aが設けられた構成であってもかまわない。この場合は、界面配線16aが、当該界面を挟んで図5における下側の層に食い込む形となる。
そして、本実施形態では、この配線密度を、各セラミック層11〜13のうち内側の層12よりも外側の層11、13の方が小さいものとしている。図5に示される例では、5層のセラミック層11〜13が積層されているが、上から3番目の層12における配線密度が最も大きく、上から2番目および4番目の層12、12における配線密度が互いに同程度であってその次の大きさであり、下側の最外層13における配線密度が最も小さいものとなっている。
このような配線密度の関係によれば、セラミック層11〜13同士の界面にてセラミック部分の面積が、外側の層11、13の方が内側の層12よりも多くなる。つまり、配線密度が小さくなるほどこのセラミック部分の面積が大きくなるため、セラミック層同士の界面にてセラミック部分にて密着している面積が大きくなるということであり、当該界面の密着強度も大きくなるということである。
そのため、外側の層11、13の機械的強度を大きくすることができ、基板S3の抗折強度の向上にとって好ましい。なお、配線密度を、内側の層12よりも外側の層11、13の方が小さいものとする場合、内側から外側に行くにつれて連続的に小さくなるようにしてもよいし、不連続に減少していくものであってもよい。
また、図5に示されるように、本実施形態のセラミック積層配線基板S3においても、上記第1実施形態のものと同様に、各セラミック層11〜13のうちの上側の最外層11を、これよりも内側に位置する層12よりも厚いものとしているため、基板構成材料を変更することなく、基板S3全体の抗折強度を向上させることができる。
また、本実施形態のセラミック積層配線基板S3において、上記第2実施形態と同様に、各セラミック層11〜13のうちの上下の最外層11、13を、内側に位置する層12よりも厚いものとし、それによって、基板S3全体の抗折強度を向上させるようにしてもよい。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態に係るセラミック積層配線基板S4を示す概略断面図である。本実施形態は、上記第1実施形態の基板構成に対して、さらに、配線16のうち積層基板の内部に位置する界面配線16aの構成を変形したところが相違するものである。
図6に示されるように、本実施形態では、各セラミック層11〜13において界面配線16aを有する層において、界面配線16aの厚さを内側の層よりも外側の層の方が薄くなるようにしている。このように界面配線16aの厚さを変えることは、印刷マスクの厚さを変えたり、印刷時の原料である導体ペーストの供給量を変えたりすることで実現可能である。
それによれば、セラミック層11〜13同士の界面にて、一方のセラミック層の界面配線16aが他方のセラミック層に食い込む深さが、外側の層の方が内側の層よりも小さくなる。
この食い込み深さが小さいということは、それだけ、セラミック層同士の界面の密着強度が大きくなるということである。そのため、外側の層の機械的強度を大きくすることができ、基板S4の抗折強度の向上にとって好ましい。特に、上記配線密度が同じ場合、最外層11、13における層間の界面にて、界面配線16aを薄くすることで、当該最外層11、13における層間の密着力が向上し、抗折強度が向上する。
なお、図6に示されるように、本実施形態のセラミック積層配線基板S4においても、上記第1実施形態のものと同様に、上側の最外層11を内側の層12よりも厚いものとしているため、基板構成材料を変更することなく、基板S3全体の抗折強度を向上させることができる。さらに、本実施形態においても、上記第2実施形態と同様に、上下の最外層11、13を、内側の層12よりも厚いものとしてもよい。
(第5実施形態)
図7は、本発明の第5実施形態に係るセラミック積層配線基板S5を示す概略断面図である。本実施形態は、上記第1実施形態の基板構成に対して、応力Fのかかる部分の配線密度をなるべく減らすことで、部分的に強度を向上させるものである。
この場合、シミュレーション等により、大きな応力Fが発生する箇所を事前に求め、その部分の配線密度を下げるようにすればよい。たとえば、図7に示される例では、配線基板S5の中央部に大きな応力Fが加わるため、この部分の界面配線16aを減らして配線密度を小さくすることで、基板S5の抗折強度の向上を図っている。
(第6実施形態)
図8は、本発明の第6実施形態に係るセラミック積層配線基板の要部を示す概略平面図である。図8に示されるように、1つのセラミック層12に界面配線16aをベタの状態で形成する場合には、メッシュ状の膜よりなる界面配線16aにすることが望ましい。このようなメッシュ状の界面配線16aは、印刷マスクをメッシュ状のものとすれば容易に形成できる。
これにより、メッシュ状ではなく隙間無く形成された膜の場合に比べて、実質的な配線密度を小さくすることができる。つまり、本実施形態は、上記した配線密度を小さくするための一手段として有効である。
(他の実施形態)
なお、セラミック積層配線基板としては、複数のセラミック層を積層してなる積層基板であって当該積層基板の内部において各セラミック層に配線が設けられてなるものであればよく、上記図示例に限定するものではない。たとえば、セラミック層の数は、この種の一般的なものと同様に、3〜8層程度のものにできる。
本発明の第1実施形態に係るセラミック積層配線基板を示す概略断面図である。 第1実施形態に係るセラミック積層配線基板の製造方法を示す工程図である。 図2に続く製造方法を示す工程図である。 本発明の第2実施形態に係るセラミック積層配線基板を示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係るセラミック積層配線基板を示す概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係るセラミック積層配線基板を示す概略断面図である。 本発明の第5実施形態に係るセラミック積層配線基板を示す概略断面図である。 本発明の第6実施形態に係るセラミック積層配線基板の要部を示す概略平面図である。
符号の説明
11、13…最外層、12…内側の層、16…配線、
16a…配線のうちの界面配線。

Claims (2)

  1. セラミックよりなる複数のセラミック層(11〜13)を積層してなる積層基板であって、当該積層基板の内部において前記各セラミック層(11〜13)に配線(16)が設けられてなるセラミック積層配線基板において、
    前記各セラミック層(11〜13)のうち最も外側に位置する最外層(11、13)が、当該最外層(11、13)よりも内側に位置する層(12)よりも厚いものとなっており、
    前記各セラミック層(11〜13)のうちの個々のセラミック層について、当該個々のセラミック層に設けられている前記配線(16)のうち前記積層基板の内部にて前記各セラミック層(11〜13)の界面に位置する配線(16a)の表面積が、当該個々のセラミック層において当該界面に位置する面の面積に占める割合を、配線密度としたとき、
    この配線密度は、前記各セラミック層(11〜13)のうち内側の層よりも外側の層の
    方が小さくなっており、
    個々の前記セラミック層(11〜13)に設けられている前記配線(16)のうち前記積層基板の内部にて前記各セラミック層(11〜13)の界面に位置する配線(16a)の厚さが、前記各セラミック層(11〜13)のうち内側の層よりも外側の層の方が薄くなっていることを特徴とするセラミック積層配線基板。
  2. 個々の前記セラミック層(11〜13)に設けられている前記配線(16)のうち前記積層基板の内部にて前記各セラミック層(11〜13)の界面に位置する配線(16a)はメッシュ状の膜よりなることを特徴とする請求項に記載のセラミック積層配線基板。
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