JP5076488B2 - 情報処理装置、履歴管理方法、履歴管理プログラム - Google Patents

情報処理装置、履歴管理方法、履歴管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、エラー発生時に処理履歴の記録を停止する情報処理装置におけるエラー解析に関する。
データを複数のメモリに割り当て、それぞれのメモリを制御するメモリコントローラを同期して処理するサーバにおいて、エラーが発生することがある。エラー解析手段として、それぞれのメモリコントローラは、データ処理に対する動作履歴と処理するデータを履歴メモリに記録しておく(以下、動作履歴とデータを合わせてログと呼ぶ。)。そしてエラーが発生した場合、エラーが発生したメモリコントローラは、ログの記録を停止する。サーバの使用者は、エラー発生時のログを参照することによって、エラーの解析を行うことができる。
しかしながら、エラーが発生したメモリコントローラが有するログのみを用いて解析できるエラーは、ごく単純なエラーに限られ、あらゆるエラーに対応できないのが現状である。
より詳細なエラー解析を行うためには、比較対象となるエラーの発生していないデータ処理に対するログと言った同期してデータ処理を行っている他のメモリコントローラにおけるログが必要となる。しかし履歴メモリは、メモリ容量削減のため、記憶するログが容量以上になったとき、古いログを順に削除し、新しいログを上書きする構成になっている。またエラーの発生していないデータ処理に対するログの記録は停止しない。そのため、サーバは、比較対象となるエラーの発生していないメモリコントローラのログを適切に取得することができなかった。
エラー発生時にアクセス履歴を停止する公知文献として以下のものがある。
特開平6―266584号公報 特許文献1に記載の集積回路は、入力されるデータを取り込むとともに、古いデータを消去しながら、最も新しいデータから所定サイクル前までのデータを保持するアクセストレースメモリと、異常が発生した場合にアクセストレースメモリの更新処理を停止するメモリ制御部を有する。
しかしながら、サーバは、エラーの発生していないデータ処理に対するログの記録を停止することができず、ログを比較した充分なエラー解析を行うことはできない。
本発明は、データを複数のメモリに割り当て、それぞれのメモリを制御するメモリコントローラを同期して処理する情報処理装置において発生するダブルエラーなどのいわゆる訂正不可能なエラー(Uncorrectable error以下、UE)エラーを訂正することを目的とする。
本願発明に係る情報処理装置は、データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する情報処理装置において、該データを複数の分割データに分割する制御手段と、該制御手段が分割した複数の該分割データを格納する複数の格納手段と、各格納手段に対応し、各格納手段へ該分割データを書き込み、又は各格納手段から分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御手段と、各格納制御手段が行う処理の履歴を記憶する複数の履歴記憶手段と、該格納制御手段における該処理のエラーを検出するエラー検出手段と、該エラー検出手段において検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成するエラー訂正信号生成手段と、各履歴記憶手段に対応し、該エラー訂正信号に基づいて各履歴記憶手段の履歴の記憶を停止する複数の履歴停止手段とから構成されることを特徴とする。
また本願発明に係る情報処理装置は、該エラー訂正信号生成手段は、エラー訂正信号を同期して複数の該履歴停止手段に送信することを特徴とする。
また本願発明に係る情報処理装置は、該制御手段は該分割データを冗長して生成することを特徴とする。
また本願発明に係る履歴管理方法は、データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する履歴管理方法において、該データを複数の分割データに分割する分割手順と、複数の該分割データを複数の格納部に格納する格納手順と、各格納部へ該分割データを書き込み、又は各格納部から分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御手順と、各格納制御手順が行う処理の履歴を記憶する履歴記憶手順と、該格納制御手順において、該処理のエラーを検出するエラー検出手順と、該エラー検出手順において検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成するエラー訂正信号生成手順と、該エラー訂正信号に基づいて各履歴記憶手順における履歴の記憶を停止する複数の履歴停止手順とからなることを特徴とする。
さらに本願発明に係る履歴解析プログラムは、データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する履歴管理プログラムにおいて、該データを複数の分割データに分割する分割ステップと、複数の該分割データを複数の格納部に格納する格納ステップと、各格納部へ該分割データを書き込み、又は各格納部から分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御ステップと、各格納制御ステップが行う処理の履歴を記憶する履歴記憶ステップと、該格納制御ステップにおいて、該処理のエラーを検出するエラー検出ステップと、該エラー検出ステップにおいて検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成するエラー訂正信号生成ステップと、該エラー訂正信号に基づいて各履歴記憶ステップにおける履歴の記憶を停止する複数の履歴停止ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、データを複数のメモリに割り当て、それぞれのメモリを制御するメモリコントローラを同期して処理する情報処理装置において、UEに起因する同期信号を用いて、エラーの発生していないデータ処理のログ記録も停止し、ログを用いたUEの訂正を行うことができる。
(実施例1)
本実施例では、Non−Mirrorモードについて説明する。
<サーバ100の概念図>
図1は、本実施例に係る情報処理装置100の概念図である。情報処理装置は、サーバ、パーソナルコンピュータなどのデータ処理を行う装置を総括的に表しており、本実施例では、以下、情報処理装置をサーバと呼ぶ。
サーバ100は、システムコントローラ(System Controler)101、CPU(Central Processing Unit)102、103、104、105、メモリコントローラ(Memory Controler)106、107、108、109、メモリ(Memory)110、111、112、113とから構成される。サーバ100は、Non−Mirrorモードで動作する。Non−Mirrorモードとは、サーバ100がメモリ110、111、112、113を1つのキャッシュラインとして扱い、メモリ110、111、112、113を同期して制御するモードである。本実施例では、データ116が分割データ117、118、119、120に分割される。そしてメモリ110に分割データ117、メモリ111に分割データ118、メモリ112に分割データ119、メモリ113に分割データ120が格納される。
[システムコントローラ]
システムコントローラ101は、CPU102、103、104、105からの命令を統括して制御する。システムコントローラ101は、CPU102、103、104、105からの命令に基づき、メモリコントローラ106、107、108、109を同期して制御する。
メモリコントローラ106、107、108、109は同期して、それぞれメモリ110、111、112、113へのメモリアクセスを行い、データの書き込み、読み出しを行う。
システムコントローラ101は、アドレス変換テーブル(Address Lookup Table)114を有している。そしてCPU102、103、104、105から転送されたデータは、全メモリ領域でのアドレスを有している。システムコントローラ101は、CPU102、103、104、105から転送されたデータのアドレスをアドレス変換テーブル114を用いて、メモリコントローラ106、107、108、109に割り当て、各メモリコントローラ106、107、108、109でのメモリアクセスにおけるアドレスに変換する。システムコントローラ101は、メモリ110、111、112、113でのアドレスをメモリコントローラ106、107、108、109に転送する。
システムコントローラ101は、変換したアドレスを対応するデータと別にアドレスパケットとしてメモリコントローラ106、107、108、109に転送する。データとアドレスパケットはそれぞれIDを有しており、対応付けがなされている。メモリコントローラ106、107、108、109は、データとアドレスパケットを受信すると、データとアドレスパケットが有するIDによって、対応するデータとアドレスパケットであるか否かを判断する。
図4は、本実施例に係るアドレスパケット400である。アドレスパケット400はID401、CMD(Command)402、LIA(LDX Interface Address)403から構成されている。ID401は、データと対応付ける情報である。CMD402は、メモリ110、111、112、113におけるメモリアクセス命令を示す情報である。LIA403は、メモリコントローラ106、107、108、109における、メモリ110、111、112、113のアドレスを示す情報である。
またシステムコントローラ101は、スクラブコントローラ115を有している。スクラブコントローラ115は、メモリコントローラ106、107、108、109においてメモリリードエラーが発生した場合に、エラーの発生したメモリアドレスに対し、リード後訂正再書き込み動作(以後、スクラブライトと呼ぶ)を、メモリコントローラ106、107、108、109に命令する制御手段である。
[メモリコントローラ]
図2は、本実施例に係るメモリコントローラ106の構成図である。メモリコントローラ107、108、109もメモリコントローラ106と同等の構成となっている。メモリコントローラ106、107、108、109は同期して、それぞれメモリ110、111、112、113へのメモリアクセスを行い、データの書き込み、読み出しを行う処理手段である。メモリコントローラ106、107、108、109は、サーバ100全体におけるメモリ110、111、112、113へのアクセスを高速化するものである。
そしてメモリコントローラ106は、メモリ110へのデータの書き込み、メモリ110からのデータの読み出し制御を行う。
メモリコントローラ106は、履歴メモリ201(History Memory)、メモリアクセスインタフェース202、エラー検出回路203、204、アドレスコントローラ205、ヒストリストップ回路206から構成される。
メモリアクセスインタフェース202は、メモリ110へデータの書き込み、メモリ110からのデータの読み出しを行う。そしてメモリアクセスインタフェース202は、履歴メモリ201に、「メモリアクセスインタフェース202がメモリ110に書き込む又はメモリ110から読み出すデータ」と「書き込み、読み出しの処理履歴」を記録する。本実施例において、「書き込み、読み出しの処理履歴」は、メモリアクセスインタフェース202が書き込み制御又は読み出し制御を行った時間間隔、書き込み制御又は読み出し制御を行ったデータのアドレスである。
そして図5は、履歴テーブル500である。履歴テーブル500には、「ENTRY501」、「CMD502」、「ADDRESS503」、「DATA504」、「DATA Valid505」が記されている。
「ENTRY501」は「メモリアクセスインタフェース202がメモリアクセス制御を行ったアクセスの時間間隔」、「CMD502」は「メモリアクセス命令の種類」、「ADDRESS503」は「メモリアクセスインタフェース202がメモリアクセス制御したアドレス」、「DATA504」は「メモリアクセスインタフェース202がメモリ110に書き込む又はメモリ110から読み出すデータ」である。「DATA Valid505」は「メモリアクセスインタフェース202がメモリ110へデータの書き込み制御又はメモリ110からデータの読み出し制御を行ったことを示すフラグ」である。
同様にして図6は履歴テーブル600である。「ENTRY601」は「メモリアクセスインタフェース202がメモリアクセス制御を行ったアクセスの時間間隔」、「CMD602」は「メモリアクセス命令の種類」、「ADDRESS603」は「メモリアクセスインタフェース202がメモリアクセス制御したアドレス」、「DATA604」は「メモリアクセスインタフェース202がメモリ110に書き込む又はメモリ110から読み出すデータ」、「DATA Valid605」は「メモリアクセスインタフェース202がメモリ110へデータの書き込み制御又はメモリ110からデータの読み出し制御を行ったことを示すフラグ」である。
履歴テーブル500、600の容量が、履歴メモリ201の容量以上になったとき、履歴メモリ201は古い履歴を削除して、新しい履歴を上書きする構成になっている。
図5はエラー検出回路203、204がエラーを検出した場合の履歴テーブル500である。エラー検出回路203、204がエラーを検出した場合、エラーを検出した時間から一定の時間後に履歴メモリ201の更新が停止する。これはエラー検出回路203、204がエラーを検出してから履歴メモリ201が更新停止するための信号を受信するまでに一定のエラー伝播時間がかかるからである。履歴メモリ201の更新の停止履歴からどのアクセスによりエラーを検出したかを知ることが出来る。
図6は、エラー検出回路203、204がエラーを検出しなかった場合の履歴テーブル600である。エラー検出回路203、204がエラーを検出しない場合は、アドレスコントローラ205は履歴の更新を行っている。ユーザが履歴テーブル600を参照するとき、履歴メモリ201の更新の一時停止を行う。
エラー検出回路203は、メモリアクセスインタフェース202がメモリ110からデータを読み出したときのエラーを検出する回路である。エラー検出回路204は、メモリ110にデータを書き込むときのエラーを検出する回路である。エラー検出回路203、204は、例えばS4EC−D4ED回路である。S4EC−D4ED回路は、4ビットシングルブロックエラー訂正、4ビットダブルブロックエラー検出を行う回路である。エラーは、訂正可能エラー(Correctable Error以後、CE)と、訂正不可能なエラー(UE)といったエラーである。UEは例えばダブルブロックエラーなどである。ダブルブロックエラーは、データ内に2ブロックにまたがるビットエラーが存在するエラーである。一般にデータ中に存在するNビットの誤りを訂正するには、符号の最小距離が2N+1以上である必要がある。本実施例に係るエラー検出回路203、204における符号の最小距離は2N+1であり、Nビットまでのエラーのみ訂正可能な回路である。
エラー検出回路203は、メモリ110からのデータの読み出しにおいてエラーを検出した場合、エラー検出信号をアドレスコントローラ205に送る。エラー検出回路203からエラー検出信号を受信したアドレスコントローラ205は、履歴メモリ201にメモリアクセスインタフェースから書き込まれているメモリアクセス時のアドレス、メモリアクセス時の命令、メモリアクセス時のデータ、それらと共に記録しているメモリアクセス時間間隔の更新を停止する。エラー検出回路204は、メモリ110へのデータ書き込みにおいてエラーを検出した場合、エラー検出信号をアドレスコントローラ205に送る。
アドレスコントローラ205はエラー検出回路204からエラー検出信号を受信すると、メモリコントローラ106が行う履歴メモリ201へのメモリアクセスのログの記録を停止する。ここでログは「ENTRY」、「CMD」、「Address」、「DATA」、「DATA Valid」である。
[アドレスコントローラ205、ヒストリストップ回路206]
アドレスコントローラ205は、メモリアクセスインタフェースから送られるメモリアクセスの履歴を履歴メモリ201に記録する際の履歴メモリ201のアドレスを生成し履歴メモリ201を制御する機能を有している。またエラー検出回路203がメモリリードエラーを検出した場合、エラー検出回路203はシステムコントローラ101にスクラブライト処理を要求する。つまりエラー検出回路203がメモリ110からのデータの読み出しにおいてエラーを検出した場合は、再びエラーを検出したデータのアドレスと同一アドレスのデータ読み出しを行い、データの訂正後再書き込み動作を要求することをシステムコントローラ101に依頼する。このときエラー検出回路203は、ヒストリストップ回路206を介してシステムコントローラ101に要求する。ヒストリストップ回路206は、システムコントローラ101からのスクラブライト命令の信号を受信し、このスクラブライト命令の信号をアドレスコントローラ205に送信する。アドレスコントローラ205は、スクラブライト命令の信号を受信すると、履歴メモリ205の更新を停止する制御を行う。システムコントローラ101はスクラブライト命令の信号を、他のメモリコントローラ107、108、109が有するヒストリストップ回路に同期して送信する。ここで同期してスクラブライト命令の信号を送るということは、スクラブライト命令の信号をメモリコントローラ106、107、108、109に同じタイミングで送信するということである。メモリコントローラ106、107、108、109それぞれのヒストリストップ回路は、スクラブライト命令の信号を受信すると、アドレスコントローラを介して、履歴メモリの更新処理を停止する。メモリコントローラ106、107、108、109は、それぞれが有する履歴メモリの処理履歴更新を防ぐことができる。これにより、メモリアクセスのエラー発生時に、すべてのメモリコントローラ106、107、108、109の履歴メモリ履歴を参照でき、エラーを詳細に解析することができる。
メモリ110、111、112、113は、データを格納するものであり、メモリコントローラ106、107、108、109によって制御されている。
<128バイトのデータがメモリに書き込まれる具体例>
次にCPU102、103、104、105に格納されるデータが128バイトの場合を例にとり、エラー発生時に履歴メモリ201の更新を停止することを説明する。
図3は、メモリコントローラ106において、エラーが発生した場合のサーバ100の構成図である。
CPU102、103、104、105が有するキャッシュメモリは、128バイトのデータがそれぞれ格納することが可能である。そしてCPU102が有するキャッシュメモリに128バイトのデータが格納されている。キャッシュメモリは、CPU102内部に設けられた記憶装置である。CPU102が使用する頻度が高いデータをキャッシュメモリに格納することにより、メモリ110、111、112、113へのアクセスを削減でき、処理を高速に行うことができる。
CPU102は、128バイトのデータをメモリ110、111、112、113からキャッシュメモリに格納する場合、システムコントローラ101にアクセスしてメモリリードを行う。
CPU102は、システム上に多数構成されるメモリシステムの全領域を表すアドレスPAでシステムコントローラ101にアクセスを行う。
システムコントローラ101は、該アドレスPAをアドレス変換テーブル114を使用し、メモリコントローラ106がメモリアクセスに使用できるメモリ110上のアドレスMAに変換する。
更にシステムコントローラ101は、メモリコントローラ106に多数接続されるメモリ(図示せず)の選択ができるようにメモリの選択情報を加え、MAと共にLIAに変換される。
ここで128バイトのキャッシュメモリのデータは、32バイトずつの分割データ117、118、119、120に分けられている。メモリ110、111、112、113はそれぞれ、分割データ117、118、119、120を格納している。システムコントローラ101は、4つのメモリコントローラ110、111、112、113を同期制御し、メモリコントローラ110、111、112、113はメモリ110、111、112、113に同期してメモリアクセスを行う。システムコントローラ101はCPU102、103、104、105からのメモリアクセスを制御するコントローラであるため、1つのメモリアクセスによるメモリコントローラ106、107、108、109への命令及びデータの送受信制御は同期して行った方が効率的であり、処理を高速化することができる。
システムコントローラ101は、システムコントローラ101の記憶部における32バイトの分割データ117、118、119、120のアドレスをメモリコントローラ106、107、108、109におけるアドレスに変換する。システムコントローラ101は、アドレス変換テーブル114を参照して、分割データ117、118、119、120のアドレス変換を行う。
図7は、アドレスパケットである。アドレスパケット701は、メモリコントローラ106に送信される。アドレスパケット702は、メモリコントローラ107に送信される。アドレスパケット703は、メモリコントローラ108に送信される。アドレスパケット704は、メモリコントローラ109に送信される。アドレスパケット701はID7011、CMD7012、LIA7013から構成されている。アドレスパケット702はID7021、CMD7022、LIA7023から構成されている。アドレスパケット703はID7031、CMD7032、LIA7033から構成されている。アドレスパケット704はID7041、CMD7042、LIA7043から構成されている。ID7011は、メモリコントローラ106がリードリクエストを管理する情報である。同様にID7021は、メモリコントローラ107がリードリクエストを管理する情報である。ID7031は、メモリコントローラ108がリードリクエストを管理する情報である。ID7041は、メモリコントローラ109がリードリクエストを管理する情報である。CMD7012は、メモリ110におけるメモリアクセス命令を示す情報である。同様にCMD7022は、メモリ111におけるメモリアクセス命令を示す情報である。CMD7032は、メモリ112におけるメモリアクセス命令を示す情報である。CMD7042は、メモリ113におけるメモリアクセス命令を示す情報である。LIA7013は、メモリコントローラ106におけるメモリアクセスのアドレスを示す情報である。同様にLIA7023は、メモリコントローラ107におけるメモリアクセスのアドレスを示す情報である。LIA7033は、メモリコントローラ119におけるメモリアクセスのアドレスを示す情報である。LIA7043は、メモリコントローラ109におけるメモリアクセスのアドレスを示す情報である。
システムコントローラ101は、メモリアクセスインタフェース202にアドレスパケット701を転送する。同様にしてシステムコントローラ1010は、メモリアクセスインタフェースにアドレスパケットを転送する。
アドレスパケット701を受信したメモリアクセスインタフェース202は、パケット内のLIA7013からMAを抽出し、抽出した該MAに従ってメモリ110から分割データ117を得る。
メモリコントローラ106は、エラー検出回路203によって分割データ117におけるエラーの有無を判断する。同様にしてメモリコントローラ107、108、109もそれぞれが有するエラー検出回路によって、それぞれが受信する分割データ118、119、120におけるエラーの有無を判断する。
メモリコントローラ106において、メモリアクセスインタフェース202は、履歴メモリ201に、「メモリアクセス時間間隔」を示す「ENTRY」、「メモリアクセス時の命令」を示す「CMD」、「LIA7013」及び「分割データ117」、「メモリアクセスインタフェース202がメモリ110へデータの書き込み制御又はメモリ110からデータの読み出し制御を行ったことを示すフラグ」を示す「DATA Valid」を記録する。同様にしてメモリコントローラ107、108、109において、それぞれのメモリアクセスインタフェースは、それぞれの履歴メモリ201に、メモリアクセス時間間隔を示す「ENTRY」、メモリアクセス時の命令を示す「CMD」、メモリアクセスアドレスを包含するLIAを示す「Address」、リードデータを示す「DATA」及びメモリアクセスインタフェースがメモリへデータの書き込み制御又はメモリからデータの読み出し制御を行ったことを示すフラグを示す「DATA Valid」を記録する。
メモリコントローラ106において、エラー検出回路203が分割データ117のエラーを検出した場合、エラー検出回路203はエラー検出信号を履歴メモリ停止信号として、アドレスコントローラ205に送信する。アドレスコントローラ205は、「メモリアクセス時間間隔」、「メモリアクセス時の命令」、「LIA7013」、「分割データ117」の記録を続けている履歴メモリ201に対し、該エラー検出信号により履歴メモリ201への記録を停止する。
そしてアドレスコントローラ205は、エラー検出信号を受信すると、ヒストリストップ回路206を介して、システムコントローラ101にスクラブライト要求依頼情報をパケットの形式で送信する。スクラブライト要求依頼情報は、エラー訂正後再書き込み処理の要求を依頼する旨を示す情報である。
システムコントローラ101は、スクラブライト要求依頼情報を受信すると、スクラブコントローラ115を用いてスクラブライト命令をメモリコントローラ106、107、108、109に同期して送信する。メモリコントローラ106、107、108、109は、それぞれのヒストリストップ回路によってスクラブライト命令を履歴メモリ201の記録停止信号として受信する。スクラブライト命令を受信すると、ヒストリストップ回路はアドレスコントローラを介して、履歴メモリの更新処理を停止する。
メモリコントローラ106、107、108、109は、それぞれの履歴メモリの処理履歴更新を防ぐことができる。そのため、サーバ100は、エラー発生時における128バイトのデータを、メモリコントローラ106、107、108、109の履歴メモリから参照でき、エラーを詳細に解析することができる。
[履歴更新停止のフローチャート]
図8は、本実施例における履歴メモリ201を停止するフローチャートである。
メモリアクセスインタフェース201は、システムコントローラ101からの命令に基づいて、メモリ110から分割データを読み出す(ステップS801)。メモリアクセスインタフェース201は、読み出した分割データをエラー検出回路203に転送する。
エラー検出回路203は、分割データ203におけるエラーの有無を判断する(ステップS802)。エラーの有無の判断は、例えば、S4EC-D4EDのようなECC回路と同様に、エラーを検出対象となるデータと、その冗長としてコード化されて送られるチェックビットとの比較演算により行われる。
エラー検出回路203がエラーを検出しない場合(ステップS802 NO)、エラー検出の処理は終了する。エラー検出回路203がエラーを検出した場合(ステップS802 YES)、エラー検出回路203は、アドレスコントローラ205を介して、自メモリコントローラ内の履歴メモリを停止し、リードデータの再読み出しの命令をシステムコントローラ101に要求する(ステップS803)。システムコントローラ101は、分割データのスクラブライトの命令をすべてのメモリコントローラ106、107、108、109に同期して送信する。メモリコントローラ106、107、108、109は、分割データのスクラブライトの命令を受信し(ステップS804)、受信した再読み出しの命令に基づいて、それぞれの履歴メモリを停止する(ステップS805)。
(実施例2)
本実施例では、Mirrorモードについて説明する。
<サーバ900の概念図>
図9は、本実施例に係るサーバ100の概念図である。
サーバ100は、システムコントローラ901、CPU(Central ProcessingUnit)902、903、904、905、メモリコントローラ906、907、908、909、メモリ910、911、912、913とから構成される。サーバ900は、Mirrorモードで動作する。Mirrorモードとは、サーバ900がメモリ910、911の組と912、913の組に同一のデータを格納し、メモリ910、911、912、913を同期して制御するモードである。本実施例では、データ916とデータ917は同一の内容のデータである。またメモリ910に格納される分割データ918とメモリ912に格納される分割データ920は同一内容の分割データである。同様にメモリ911に格納される分割データ919とメモリ913に格納される分割データ921は同一内容の分割データである。
図10は、メモリコントローラ906において、エラーが発生した場合のサーバ900の構成図である。
まずCPU902、903、904、905が有するキャッシュメモリは、128バイトのデータがそれぞれ格納することが可能である。そしてCPU902が有するキャッシュメモリに128バイトのデータが格納されている。キャッシュメモリは、CPU902内部に設けられた記憶装置である。CPU902が使用する頻度が高いデータをキャッシュメモリに格納することにより、メモリ910、911、912、913へのアクセスを削減でき、処理を高速に行うことができる。
CPU902は、この128バイトのデータ916、917をメモリ910、911、912、913からキャッシュメモリに格納するとき、システムコントローラ901にアクセスしメモリリードを行う。システムコントローラ901は、データ916をコピーして、データ917を生成する。データ916とデータ917は同一内容を示すデータである。
CPU902は、システム上に多数構成されるメモリシステムの全領域を表すアドレスPAでシステムコントローラ901にアクセスを行う。システムコントローラ901は、該アドレスPAをアドレス変換テーブル914を使用し、メモリコントローラ906がメモリアクセスに使用できるメモリ910上のアドレスMAに変換する。更にシステムコントローラ901は、メモリコントローラ906に多数接続されるメモリ(図示せず)の選択ができるようにメモリの選択情報を加え、MAと共にLIAに変換される。
ここで128バイトのキャッシュメモリのデータ916は、64バイトの分割データ918、919に分けられる。同様にして128バイトのキャッシュメモリのデータ917は、64バイトの分割データ920、921に分けられる。メモリ910、911、912、913はそれぞれ、分割データ918、919、920、921を格納している。システムコントローラ901は、4つのメモリコントローラ906、907、908、909を同期制御し、メモリコントローラ906、907、908、909はメモリ910、911、912、913に同期してメモリアクセスを行う。システムコントローラ901はCPU902、903、904、905からのメモリアクセスを制御するコントローラであるため、1つのメモリアクセスによるメモリコントローラ906、907、908、909への命令及びデータの送受信制御は同期して行った方が効率的であり、処理を高速化することができる。
システムコントローラ901は、システムコントローラ101の記憶部における64バイトの分割データ918、919、920、921のアドレスをメモリコントローラ906、907、908、909におけるアドレスに変換する。システムコントローラ901は、アドレス変換テーブル914を参照して、メモリリードを行うアドレスPAのアドレス変換を行う。システムコントローラ901は、変換したアドレスをメモリコントローラ906、907、908、909に転送する。
Non−Mirrorモードの場合と同様に、アドレスパケットは共にIDを有し、IDによって管理がなされている。そしてアドレスパケットは、メモリ910のアドレスを含んでいる。
メモリコントローラ906に転送されたアドレスパケット1201は、メモリアクセスインタフェース1102によって、CMD12012からメモリアクセスの為の命令を、LIA12013からメモリアクセスの為のアドレスMAを抽出し、メモリ910に対しメモリリードアクセスを行う。
メモリ910はメモリコントローラ906からの命令に従った動作をし、リード命令の場合は、分割データ64バイト分を8バイトずつ8回に分けてメモリコントローラ906に転送する。同様にメモリ911、912、913からもメモリコントローラ907、908、909に8バイトずつ8回に分けて分割データを転送する。
メモリコントローラ906は、システムコントローラ901へ64バイトの分割データ918を転送する。メモリコントローラ906は、分割データ918を8バイトずつ、8回に分けてシステムコントローラ901に転送する。このときメモリコントローラ906は予め受け取っていたアドレスパケット1201に付加されていたID12011をデータパケットに付加してシステムコントローラ901に転送する。システムコントローラ901は、自身が管理するIDとID12011を比較し、リード命令と分割データ918の対応付けを行う。同様にメモリコントローラ907は、システムコントローラ901へ64バイトの分割データ919を転送する。システムコントローラ901は、分割データ918、919を連結し、128バイトのデータ916を生成する。システムコントローラ901は、データ916をCPUに転送し、CPU内のキャッシュメモリに格納する。同様にしてメモリコントローラ908.909は、システムコントローラ901へ64バイトの分割データ920、921を転送する。メモリコントローラ908、909はそれぞれ、分割データ920、921を8バイトずつ、8回に分けてシステムコントローラ901に転送する。このときメモリコントローラ908、909は予め受け取っていたアドレスパケット1202、1203に付加されていたID12031、12041をデータパケットに付加してシステムコントローラ901に転送する。システムコントローラ901は、自身が管理するIDとID12031、12041を比較し、リード命令と分割データ920、921の対応付けを行う。システムコントローラ901は、分割データ920、921を連結し、128バイトのデータ917を生成する。システムコントローラ901は、データ917をCPUに転送し、CPU内のキャッシュメモリに格納する。
この一連のメモリリード動作の中でメモリコントローラ906の中のエラー検出回路1103は、分割データ918のエラーの有無を判断する。分割データ918のエラーの有無の判断は、具体的には以下のように行う。まず検出回路1104が分割データ918に対応するチェックビット生成する。メモリアクセスインタフェース1102は、チェックビットは分割データ918と共にメモリ910に格納する。そしてメモリアクセスインタフェース1102は、メモリ910よりチェックビットと分割データ918を読み出してエラー検出回路1103に転送する。そしてエラー検出回路1102は、分割データ918のエラー有無の判断を、チェックビットと分割データ918をEOR演算より算出する。
またメモリアクセスインタフェース1102は、メモリコントローラ906におけるメモリリードアクセスを履歴メモリ1101に記録する。これによりユーザは、履歴メモリ1101に記録された内容を解析することができ、どのようなメモリアクセスが行われたか、どのようなデータが送受信されたかを知ることが出来る。
エラー検出回路1103が分割データ918のリードエラーを検出すると、エラー検出回路1103は、履歴メモリ1101のアドレス管理回路であるアドレスコントローラ1105にエラー検出信号が送信する。
アドレスコントローラ1105は、エラー検出信号を受信した後、履歴メモリ1101のアドレス生成を停止し、履歴メモリ1101の更新動作を停止する。
また分割データ918のリードエラーを検出したエラー検出回路1103は、メモリ910内のデータを訂正するために、スクラブライト処理をシステムコントローラ901に依頼する。スクラブライト処理依頼を受けたシステムコントローラ901は、4つのメモリコントローラ906、907、908、909に対し、スクラブライト命令を送信する。4つのメモリコントローラ906、907、908、909を同期して制御するため、システムコントローラ901は4つのメモリコントローラ906、907、908、909全てにスクラブライト命令を送信する。
システムコントローラ901からスクラブライト命令を受信したメモリコントローラ906は、ヒストリストップ回路1106内にあるスクラブコントローラによりスクラブライトを実行する。
またヒストリストップ回路1106は、スクラブライト命令を受信すると、履歴メモリ1101を停止するために、アドレスコントローラ1105に履歴メモリ停止信号を送信し、履歴メモリ1101のアドレス生成を停止する。
メモリコントローラ906において、メモリアクセスインタフェース1102は、履歴メモリ1101にメモリアクセスインタフェース202がメモリアクセス制御を行ったアクセスの時間間隔「ENTRY」、メモリアクセス命令の種類「CMD」、メモリアクセスインタフェース202がメモリアクセス制御したアドレス「ADDRESS」、メモリアクセスインタフェース202がメモリ110に書き込む又はメモリ110から読み出すデータ「DATA」、メモリアクセスインタフェース202がメモリ110へデータの書き込み制御又はメモリ110からデータの読み出し制御を行ったことを示すフラグ「DATA Valid」を記録する。
同様にしてメモリコントローラ907、908、909のメモリアクセスインタフェースは、それぞれのメモリコントローラ907、908、909が有する履歴メモリに、メモリアクセスインタフェースがメモリアクセス制御を行ったアクセスの時間間隔「ENTRY」、メモリアクセス命令の種類「CMD」、メモリアクセスインタフェースがメモリアクセス制御したアドレス「ADDRESS」、メモリアクセスインタフェースがメモリに書き込む又はメモリから読み出すデータ「DATA」、メモリアクセスインタフェースがメモリへデータの書き込み制御又はメモリからデータの読み出し制御を行ったことを示すフラグ「DATA Valid」を記録する。
メモリコントローラ906において、エラー検出回路1104が分割データ918のエラーを検出した場合、エラー検出回路1104はエラー検出信号を履歴メモリ停止信号としてアドレスコントローラ1105に転送する。
そしてアドレスコントローラ1105は、エラー検出の信号を受信すると、履歴メモリ1105の更新を停止する。エラー検出回路1104は再度、ヒストリストップ回路1106を介して、システムコントローラ901にスクラブライト要求依頼情報をパケットの形式で送信する。スクラブライト要求依頼情報は、エラー訂正後再書き込み処理の要求を依頼する旨を示す情報である。
システムコントローラ901は、スクラブライト要求依頼情報を受信すると、スクラブコントローラ914を用いてスクラブライト要求情報をメモリコントローラ906、907、908、909に同期して送信する。メモリコントローラ906、907、908、909は、それぞれのヒストリストップ回路によってスクラブライト要求信号を受信する。スクラブライト要求情報を受信すると、ヒストリストップ回路はアドレスコントローラを介して、履歴メモリの更新処理を停止する。
メモリコントローラ906、907、908、909は、それぞれの履歴メモリの処理履歴更新を防ぐことができる。そのため、サーバ900は、エラー発生時における128バイトのデータを、メモリコントローラ106、107、108、109の履歴メモリから参照でき、エラーを詳細に解析することができる。Mirrorモードにおいて、分割データ918と分割データ920は、同一の内容のデータであるため、「履歴メモリ1101に記録されている履歴テーブル」と「メモリコントローラ908が有する履歴メモリに記録されている履歴テーブル」とを比較することによって、エラーの発生した場合の履歴テーブルとエラーが発生しない場合の履歴テーブルを比較することができる。これによりエラーの解析をエラー検出回路で訂正できなかったエラーであっても行うことが可能となる。
図13は、履歴テーブル1300である。履歴テーブル1300には、「ENTRY1301」、「CMD1302」、「ADDRESS1303」、「DATA1304」、「DATA Valid1305」が記されている。
「ENTRY1301」は「メモリアクセスインタフェース1102がメモリアクセス制御を行ったアクセスの時間間隔」、「CMD1302」は「メモリアクセス命令の種類」、「ADDRESS1303」は「メモリアクセスインタフェース1102がメモリアクセス制御したアドレス」、「DATA1304」は「メモリアクセスインタフェース1102がメモリ910に書き込む又はメモリ910から読み出すデータ」である。「DATA Valid1305」は「メモリアクセスインタフェース1102がメモリ910へデータの書き込み制御又はメモリ910からデータの読み出し制御を行ったことを示すフラグ」である。
同様にして図14は履歴テーブル1400である。「ENTRY1401」は「メモリアクセスインタフェース1102がメモリアクセス制御を行ったアクセスの時間間隔」、「CMD1402」は「メモリアクセス命令の種類」、「ADDRESS1403」は「メモリアクセスインタフェース1102がメモリアクセス制御したアドレス」、「DATA1404」は「メモリアクセスインタフェース1102がメモリ910に書き込む又はメモリ910から読み出すデータ」、「DATA Valid1405」は「メモリアクセスインタフェース1102がメモリ910へデータの書き込み制御又はメモリ910からデータの読み出し制御を行ったことを示すフラグ」である。
履歴テーブル1300、1400の容量が、履歴メモリ901の容量以上になったとき、履歴メモリ901は古い履歴を削除して、新しい履歴を上書きする構成になっている。
また本願発明における制御手段が行う処理は、本実施例におけるシステムコントローラ101、901が実行する処理に含まれるものである。本願発明における格納手段が行う処理は、本実施例におけるメモリ110、111、112、113、910、911、912、913が実行する処理に含まれるものである。本願発明における格納制御手段が行う処理は、本実施例におけるメモリコントローラ106、107、108、109、906、907、908、909が実行する処理に含まれるものである。本願発明における履歴記憶手段が行う処理は、本実施例における履歴メモリ201、901が実行する処理に含まれるものである。本願発明におけるエラー検出手段が行う処理は、本実施例におけるエラー検出回路203、204、903、904が実行する処理に含まれるものである。本願発明におけるエラー訂正信号生成手段は、本実施例におけるスクラブコントローラが実行する処理に含まれるものである。本願発明における履歴停止手段は、本実施例におけるアドレスコントローラが実行する処理に含まれるものである。
次に、以上述べた情報処理装置の実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1)データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する情報処理装置において、
該データを複数の分割データに分割する制御手段と、
該制御手段が分割した複数の該分割データを格納する複数の格納手段と、
各格納手段に対応し、各格納手段へ該分割データを書き込み、又は各格納手段から分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御手段と、
各格納制御手段が行う処理の履歴を記憶する複数の履歴記憶手段と、
該格納制御手段における該処理のエラーを検出するエラー検出手段と、
該エラー検出手段において検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成するエラー訂正信号生成手段と、
各履歴記憶手段に対応し、該エラー訂正信号に基づいて各履歴記憶手段の履歴の記憶を停止する複数の履歴停止手段と、
から構成されることを特徴とする情報処理装置。
(付記2) 付記1に記載の情報処理装置において、
該エラー訂正信号生成手段は、エラー訂正信号を同期して複数の該履歴停止手段に送信することを特徴とする情報処理装置。
(付記3) 付記1に記載の情報処理装置において、
該制御手段は該分割データを冗長して生成することを特徴とする情報処理装置。
(付記4) 付記1に記載の情報処理装置において、
該制御手段は、該分割データの該格納手段でのアドレスを管理することを特徴とする情報処理装置。
(付記5) 付記4に記載の情報処理装置において、
該制御手段は、アドレス変換テーブルを用いて、該制御手段での該分割データのアドレスと該分割データの該格納手段でのアドレスとを対応づけて管理することを特徴とする情報処理装置。
(付記6) 付記1に記載の情報処理装置において、
該履歴記憶手段は、該履歴の容量が所定の容量以上になった場合には記憶した履歴を古い順に削除し、新しい履歴を上書きすることを特徴とする情報処理装置。
(付記7) データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する履歴管理方法において、
該データを複数の分割データに分割する分割手順と、
複数の該分割データを複数の格納部に格納する格納手順と、
各格納部へ該分割データを書き込み、又は各格納部から分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御手順と、
各格納制御手順が行う処理の履歴を記憶する履歴記憶手順と、
該格納制御手順において、該処理のエラーを検出するエラー検出手順と、
該エラー検出手順において検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成するエラー訂正信号生成手順と、
該エラー訂正信号に基づいて各履歴記憶手順における履歴の記憶を停止する複数の履歴停止手順と、
からなることを特徴とする履歴管理方法。
(付記8) データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する履歴管理プログラムにおいて、
該データを複数の分割データに分割する分割ステップと、
複数の該分割データを複数の格納部に格納する格納ステップと、
各格納部へ該分割データを書き込み、又は各格納部から分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御ステップと、
各格納制御ステップが行う処理の履歴を記憶する履歴記憶ステップと、
該格納制御ステップにおいて、該処理のエラーを検出するエラー検出ステップと、
該エラー検出ステップにおいて検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成するエラー訂正信号生成ステップと、
該エラー訂正信号に基づいて各履歴記憶ステップにおける履歴の記憶を停止する複数の履歴停止ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする履歴管理プログラム。
本実施例に係るNon−Mirrorモードのサーバ100の構成図である。 本実施例に係るメモリコントローラ106の構成図である。 本実施例に係るエラーが発生した場合のサーバ100の構成図である。 本実施例に係るアドレスパケット400である。 本実施例に係るアドレス変換テーブル500である。 本実施例に係るアドレス変換テーブル600である。 本実施例に係るアドレスパケットである。 本実施例における履歴メモリ201を停止するフローチャートである。 本実施例に係るMirrorモードのサーバ900の構成図である。 本実施例に係るエラーが発生した場合のサーバ100の構成図である。 本実施例に係るメモリコントローラ906の構成図である。 本実施例に係るアドレスパケットである。 本実施例に係るアドレス変換テーブル1300である。 本実施例に係るアドレス変換テーブル1400である。
符号の説明
100…サーバ
101…システムコントローラ
102…CPU
103…CPU
104…CPU
105…CPU
106…メモリコントローラ
107…メモリコントローラ
108…メモリコントローラ
109…メモリコントローラ
110…メモリ
111…メモリ
112…メモリ
113…メモリ
201…履歴メモリ
202…メモリアクセスインタフェース
203…エラー検出回路
204…エラー検出回路
205…アドレスコントローラ
206…ヒストリストップ回路

Claims (4)

  1. データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する情報処理装置にお
    いて、
    該データを複数の分割データに分割する制御手段と、
    複数の分割データを格納する複数の格納手段と、
    該複数の格納手段に対応し、該複数の格納手段へ該複数の分割データを書き込み、又は該複数の格納手段から該複数の分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御手段と、
    該複数の格納制御手段が行う処理の履歴を記憶する複数の履歴記憶手段と、
    該複数の履歴記憶手段それぞれの履歴記憶を停止させる複数の履歴停止手段と、
    該複数の格納制御手段における該処理のエラーを検出する複数のエラー検出手段と、
    複数のエラー検出手段において検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成し、該エラー訂正信号を全ての複数の履歴停止手段に送信するエラー訂正信号生成手段と、を備え、
    該複数の履歴停止手段のそれぞれは、該複数の格納制御手段のいずれかで該処理のエラーが発生したときに、該エラー訂正信号に基づいて、該履歴記憶手段の履歴の記憶を停止させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    該制御手段は該分割データを冗長して生成することを特徴とする情報処理装置。
  3. データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する履歴管理方法にお
    いて、
    該データを複数の分割データに分割する分割手順と、
    該複数の分割データを複数の格納部に格納する格納手順と、
    該複数の格納部へ該分割データを書き込み、又は該複数の格納部から該分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御手順と、
    該複数の履歴記憶手段それぞれの履歴記憶を停止させる複数の履歴停止手順と、
    該複数の格納制御手順において、該処理のエラーを検出する複数のエラー検出手順と、
    該複数のエラー検出手順において検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成し、該エラー訂正信号を全ての複数の履歴停止手段に送信するエラー訂正信号生成手順と、
    該複数の格納制御手順のいずれかで該処理にてエラーが発生したときに、該エラー訂正信号に基づいて、該履歴記憶手順における履歴の記憶を停止させる複数の履歴停止手順と、
    からなることを特徴とする履歴管理方法。
  4. データの書き込み又は読み出しの処理を行い、該処理の履歴を管理する履歴管理プログラムにおいて、
    該データを複数の分割データに分割する分割ステップと、
    複数の分割データを複数の格納部に格納する格納ステップと、
    該複数の格納部へ該分割データを書き込み、又は該複数の格納部から該分割データを読み出す処理を行う複数の格納制御ステップと、
    該複数の格納制御ステップが行う該処理の履歴を記憶する複数の履歴記憶ステップと、
    該複数の格納制御ステップにおいて、該処理のエラーを検出する複数のエラー検出ステップと、
    該複数のエラー検出ステップにおいて検出したエラーを訂正する旨を示すエラー訂正信号を生成し、該エラー訂正信号を複数の履歴停止手段に送信するエラー訂正信号生成ステップと、
    該複数の格納制御ステップのいずれかで該処理にてエラーが発生したときに、該エラー訂正信号に基づいて、該履歴記憶手順における履歴の記憶を停止させる複数の履歴停止ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする履歴管理プログラム。
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