JP4106627B2 - 蒸し器および調理方法 - Google Patents

蒸し器および調理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4106627B2
JP4106627B2 JP2004070103A JP2004070103A JP4106627B2 JP 4106627 B2 JP4106627 B2 JP 4106627B2 JP 2004070103 A JP2004070103 A JP 2004070103A JP 2004070103 A JP2004070103 A JP 2004070103A JP 4106627 B2 JP4106627 B2 JP 4106627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
main body
steamer
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004070103A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005253716A (ja
Inventor
卓男 辻
晃一 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Chuo Kagaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Kagaku Co Ltd filed Critical Chuo Kagaku Co Ltd
Priority to JP2004070103A priority Critical patent/JP4106627B2/ja
Publication of JP2005253716A publication Critical patent/JP2005253716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4106627B2 publication Critical patent/JP4106627B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • B65D81/3446Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package specially adapted to be heated by microwaves
    • B65D81/3453Rigid containers, e.g. trays, bottles, boxes, cups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2581/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D2581/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within
    • B65D2581/3401Cooking or heating method specially adapted to the contents of the package
    • B65D2581/3429Packages containing a secondary product to be cooked and discharged over the primary product
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2581/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D2581/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within
    • B65D2581/3437Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within specially adapted to be heated by microwaves
    • B65D2581/3439Means for affecting the heating or cooking properties
    • B65D2581/3455Packages having means for improving the internal circulation of air
    • B65D2581/3456Means for holding the contents at a distance from the base of the package, e.g. raised islands or protrusions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

本発明は、例えば肉まん、あんまん、シュウマイ、餃子などの食品を蒸して食べるに際して用いられる技術に関する。勿論、主たる対象は食品であるが、蒸すだけのものにも用いられる技術に関する。
蒸し物料理は手軽で、かつ、手間も掛からず、そして素材の栄養や旨味を逃がし難く、更には材料の余分な油分を落としてくれることから、ヘルシーな食べ物であるとして非常に重宝されている。従って、古くより蒸し料理が広く行われている。そして、蒸し料理には、当然のことながら、蒸し器(蒸篭)が用いられている。このような蒸し器として、各種のものが提案されている。
例えば、図8に示される如く、容器本体31の途中に多孔隔壁板32を設け、多孔隔壁板32上の上部室32aには食品33を置けるようにすると共に、多孔隔壁板32下の下部室32bには水が封入された袋34を入れた蒸し器が提案(実開平6−24632)されている。
又、図9に示される如く、食品を収容する容器本体41と、この容器本体41の底部に貫通形成されて蒸気が通過する孔42と、前記容器本体41を持ち上げ支持する脚部43と、前記容器本体41の下方に形成された空間部44とを有する蒸し器が提案(特開平10−291572)されている。
又、図10に示される如く、食品を電子レンジで加熱する際に、該食品を蒸すことが出来る容器であって、容器本体51の底部全体に散在するように凸部52が設けられ、この結果生じる凹部53が繋がっており、そして凸部52上には多孔隔壁板54が配設されていて、該凹部53に注水した後に電子レンジにて加熱することにより、凸部52上の多孔隔壁板54上に置かれた食品全体を蒸すことが出来るようにした蒸し器が提案(特開平11−208738)されている。
又、 図11に示される如く、電子レンジ等の誘導加熱で蒸し調理を行うための蒸し器61であって、この蒸し器は容器本体61aと食品載置部61bと蓋体61cとからなり、前記容器本体61a内に、親水性高分子と水とで構成され、誘導加熱により蒸気を発生する蒸気発生剤又はその蒸気発生剤を封入した蒸気発生体62を備えた蒸し器が提案(特開2001−161562)されている。
実開平6−24632 特開平10−291572 特開平11−208738 特開2001−161562
ところで、蒸し器をガスコンロで加熱して蒸気を発生させることにより蒸す場合には、蒸し器としての制約は余り無かった。しかしながら、電子レンジを用いて蒸す場合には、ガスコンロを用いて蒸す場合とは異なり、蒸し器によって蒸され方に違いが起きていることが判って来た。
特に、蒸し器に入れる水の量によって蒸され方が大きく違っていた。
この原因についての検討が鋭意押し進められて行った結果、電子レンジによる加熱時間は、例えば1〜2分間と言った短時間であり、ガスコンロの如くのように長時間掛けて蒸し作業が行われるものでは無い。この為、蒸し容器の中に必要以上の水を加え、そして電子レンジに掛けたならば、電子レンジから供給されるマイクロ波による加熱では水が十分な量の蒸気にならず、蒸気になっても蒸気量が少ないことから、蒸しが十分になされないのであることを突き止めるに至った。
従って、電子レンジ用の蒸し器にあっては、蒸し器内に供給される水の量は規定量であることが大事である。
ところで、一言で、規定量の水と言っても、そもそも、電子レンジの使用は簡便さからのものであり、蒸し作業に際して、一々、計量カップで水の量を量って加えると言った作業は煩瑣なことから、到底に、許容されるものでは無い。
更には、例えばコンビニエンスストア等の店頭での販売時に加熱して蒸す作業を行うに当たって、購入者は、その出来上がりを待っており、その時間待ちの心理的負担は結構なものが有る。又、店側にすると、販売効率上から、その待ち時間は短いことが要請される。従って、蒸す作業時間(待ち時間)は出来るだけ短いことが肝要である。
従って、本発明が解決しようとする第1の課題は、例えばコンビニエンスストア等での販売時に、その場で電子レンジを用いて蒸し作業を行うに際して、蒸し時間(待ち時間)が不必要に長くならず、しかしながら十分に蒸すことが出来る蒸し器を提供することである。
本発明が解決しようとする第2の課題は、電子レンジで蒸し作業を行うに際して、別体の計量カップを用いて、そして、一々、水の量を計量カップで量って加えると言った煩瑣な作業をせずとも、極めて簡単に規定量の水を加えることが出来る蒸し器を提供することである。
本発明が解決しようとする第3の課題は、電子レンジで蒸し作業を行うに際して、別体の計量カップを用いて、そして、一々、水の量を計量カップで量って加えると言った煩瑣な作業をせずとも、極めて簡単に規定量の水を加えることが出来、しかもコストが高く付かない蒸し器を提供することである。
又、最近では、食品添加物などについての関心が高まっている。このような観点から、特許文献1,4の如く、水が封入された袋を用いる方式のものでは、コストが高く付くと言うのみならず、袋内に如何なる物質が入っているのか、例えば合成添加物が入っているのかどうか、又、香料などの自然食品以外のものが入っているのかどうかと言った不安が有る。従って、特許文献1,4の如くの技術では、要らぬ不安が醸し出される。
従って、本発明が解決しようとする第3の課題は、余計な不安を引き起こさない、即ち、ユーザーが加熱蒸気には水しか用いていないと言う安心感を持つことが出来る蒸し器を提供することである。
前記の課題は、蒸す為の物が入れられる容器本体部と前記容器本体部の開口部を覆うことが出来る蓋本体部とを備えた合成樹脂シートを成形(特に、熱成形)してなる蒸し器であって、
前記容器本体部に繋がって設けられた計量用の付設容器部を備え、
前記計量用の付設容器部内に入れられた規定量の水しか前記容器本体部内には供給できないように構成されてなる
ことを特徴とする蒸し器によって解決される。
特に、蒸す為の物が入れられる容器本体部と前記容器本体部の開口部を覆うことが出来る蓋本体部とを備えた合成樹脂シートを成形(特に、熱成形)してなる蒸し器であって、
前記容器本体部に繋がって設けられた付設容器部と、
前記付設容器部の開口部を覆うことが出来るよう、かつ、前記蓋本体部に繋がって設けられた付設蓋部
とを具備してなり、
前記付設容器部に対する前記付設蓋部の開蓋時に前記付設容器部内に供給された水は、そのままの状態では、前記付設容器部内から前記容器本体部内に移行できず、前記付設容器部に対する前記付設蓋部の閉蓋時には、前記付設容器部内に供給された水を前記付設容器部内から前記容器本体部内に移行できるよう構成されてなる
ことを特徴とする蒸し器によって解決される。
更には、容器本体部と付設容器部との間の仕切部には連通部が構成され、かつ、蓋本体部には前記連通部を塞ぐ壁部が設けられると共に、前記壁部には前記連通部に応じる開口部が設けられた上記の蒸し器によって解決される。
又、付設容器部は容器本体部の上方部において外側に張り出した張出部に凹部が設けられた構造であり、蓋本体部に繋がって設けられた付設蓋部は蓋本体部の下方部において外側に張り出した張出面からなる上記の蒸し器によって解決される。
そして、蓋本体部に設けられた壁部は容器本体部の壁面に摺接するよう構成されてなる上記の蒸し器によって解決される。
又、容器本体部内に物が入れられると共に蓋で閉蓋されて販売されている商品(特に、上記の蒸し器内に食品が入れられてなる商品)を購入後、前記蓋を回して前記容器本体部に付設されている計量用の付設容器部を開蓋する付設容器部開蓋工程と、
前記付設容器部開蓋工程の後、前記計量用の付設容器部内に水を供給する水供給工程と、
前記水供給工程の後、前記蓋を回して前記付設容器部を閉蓋し、水を更に前記付設容器部内に供給できなくすると共に前記計量用の付設容器部内の水を前記容器本体部内に移行させる水移行工程と、
前記水移行工程の後、所定量の水が容器本体部内に入ったものを電子レンジに掛ける電子レンジ加熱工程
とを具備することを特徴とする調理方法によっても解決される。
本発明にあっては、水計量用の付設容器を蒸す為の物が入れられる容器本体部と一体的に設けたから、蒸すに際して、一々、別体の計量カップを用意して水を量り取ると言った煩瑣な作業をせずに済み、極めて簡単、かつ、正確に必要量の水を容器本体部内に供給できる。従って、電子レンジを用いて蒸し作業を行う場合、極めて効率良く、かつ、十分な蒸し作業が行われ、蒸し物の表面の乾燥が防止され、美味しく食べることが出来る。
特に、コンビニエンスストアの店頭で蒸して食する場合でも、水の量をきちんと計算でき、待ち時間を不必要に長くすると言ったことが無い。
しかも、上記特長を奏する本発明の蒸し器は、従来の蒸し器に比べて非常に複雑になったものでも無く、従って製造コストが大きくアップすることも無い。
更には、蒸気は水のみを用いて出来たものであることをユーザーは確信でき、蒸気源に不要な添加物が入っているのだろうか等の余計な不安感に陥ることが無い。
又、販売時には、容器本体部や付設容器部は蓋本体部や付設蓋部で閉蓋されているから、内部に異物が混入する恐れが無く、安心性も高い。
図1〜図7は本発明になる蒸し器の一実施形態を示すもので、図1は販売中(又は、電子レンジ内に入れられた蒸し作業中)における状態での蒸し器の斜視図(但し、容器本体部内に食品を入れていない状態で図示)、図2は蒸し器に水を供給する状態における蒸し器の斜視図、図3は容器の斜視図、図4は蓋を引っ繰り返した状態での斜視図、図5は図1におけるA−A線での断面図、図6は図2におけるB−B線での断面図であり、図7は図1の状態から蓋を180°回した状態での斜視図である。
各図中、Xは、これまでの電子レンジ用の蒸し器に用いられて来た耐熱性樹脂、或いはその他の樹脂を用いて成形手段により構成された容器である。特に、合成樹脂シートを熱成形して構成されたものである。Yは、これまでの電子レンジ用の蒸し器に用いられて来た耐熱性樹脂、或いはその他の樹脂を用いて成形手段により構成された蓋である。特に、合成樹脂シートを熱成形して構成されたものである。尚、蓋Yは、内部を覗くことが出来るように、例えば耐熱OPS等の透明材で構成されている。
容器Xは、大別して、蒸す為の物が入れられる皿状の容器本体部1と、容器本体部1に繋がって設けられた規定量の水を計量する為の付設容器部2とからなる。
容器本体部1は、底面部3と側壁部4とフランジ部5とからなる。
底面部3は、その中央部に円盤状の台部6が内側に突出して形成されている。そして、台部6には、更に、凸7が内側に突出して形成されている。尚、図5の断面図からも判る通り、台部6や凸7は、内側に飛び出している分だけ、外側(下側)が内側に凹んでいるものとなっている。底面部3と側壁部4との境界部には、リブ状凸8が形成されている。尚、このリブ状凸8も、台部6や凸7と同様に、内側に飛び出している分だけ、外側(下側)が内側に凹んでいるものとなっている。尚、凸7やリブ状凸8を設けたのは、容器本体部1内に蒸し物(例えば、肉まん)を置いた際、底面部3に蒸し物がピッタリと付いてしまうことを防止する為である。すなわち、蒸し物と底面部3とは点接触の如くにして保持されるようにし、以って蒸し物がその下面部からも十分に蒸されるようにする為である。
側壁部4の少なくとも上方部の内形は、水平断面が円形であるように構成されている。この上方部における円形部分においては、蓋Yが嵌着する段部9が設けられている。更に、側壁部4は、段部9から上端にかけて、少し拡がるように構成されている。
側壁部4の上端縁から外側に拡がって構成されたフランジ部5には、その最外端より少し内側に凸状リブ10が設けられている。尚、フランジ部5は、大略すると、環状であるが、図1などからも判る通り、一部において略三角形状の張出部11が設けられている。尚、凸状リブ10は、略三角形状の張出部11の外側に沿っても連続して設けられている。
そして、この略三角形状の張出部11に前述の付設容器部2が構成されている。付設容器部2は、略三角形状の張出部11に凹部12が形成された構造である。但し、そのままでは、容器本体部1と付設容器部2とは、その内部同士が繋がっていない。すなわち、容器本体部1と付設容器部2との間には仕切壁13(側壁部4における一部分が仕切壁13に相当)が存在していることから、この仕切壁13の一部に水を容器本体部1内に流入させる連通用の開口部14が形成されている。尚、開口部14は、本実施形態では、中央部の一箇所にしか形成していない。そして、凹部12は略三角形状のものであることから、その両端の隅部にある水は中央位置にある開口部14から容器本体部1内に流れ込み難い場合もある。従って、中央位置にある開口部14と同様な開口部を前記隅部にも設けていることが好ましい。
そして、開口部14に対応して、側壁部4には、水が付設容器部2から容器本体部1内に流れ込み易いように案内凹路15が設けられている。又、略リング状の凸状リブ10には、開口部14と反対側の位置(180°ずれた位置)に切欠部16が設けられている。
蓋Yは、大別して、容器本体部1に対応する蓋本体部17と、付設容器部2に対応する付設蓋部18とからなっている。尚、付設蓋部18は、蓋本体部17に一体的に設けられたものである。
蓋本体部17は、その蓋面部19が略ドーム形状に構成されている。ここで、蓋面部19を略ドーム状にしたのは、蒸気の流れを良くし、蒸され方を良くする為である。尚、蓋面部19の天頂部は、平坦状で、かつ、凸状に構成されている。これは、販売に際して、積み重ねが行われるようにする為である。すなわち、台部6の下面部における内側に凹んで部分を、その下に有る蒸し器の蓋面部19の天頂部である凸状部20に嵌め合わしたならば、互いに、位置ずれが起き難く、積み重ねが確実に行えるようになるからである。
略ドーム状の蓋面部19の下端からは折り返しが続いて設けられ、略U字状部(壁部)21が設けられている。そして、蓋Yを容器Xに配して閉蓋した場合、略U字状部(壁部)21の外面が容器本体部1における段部9より上の位置の側壁部4の内面に密着嵌合し、内部空間が閉鎖空間となるようになっている。更に、略U字状部21の外側上端縁から外側に向かって略環状の平坦なフランジ22が設けられている。ここで、フランジ22には、特に、付設容器部2の形状に対応した略三角形状部が設けられている。そして、この三角形状部が付設蓋部18となっている。尚、この略三角形状部には下面側を少し上側に窪ませた凹部23が構成されている。更に、略三角形状部に対応する位置の略U字状部21には、切欠部24が構成されている。この切欠部24は、略三角形状の付設蓋部18が略三角形状の付設容器部2に合致するよう閉蓋した場合に、仕切壁13に形成された開口部14に対応するように設けられている。従って、図2に示される状態で付設容器部2に水を入れた後、蓋Yを回して図1に示される状態にした場合、切欠部24と開口部14とは合致するから、この部分を介して、付設容器部2にある水は容器本体部1内に流れ込むようになっている。かつ、図2に示される状態、即ち、容器本体部1に対しては閉蓋状態であるものの、付設容器部2に対しては開蓋状態である場合には、切欠部24と開口部14とは合致せず、開口部14は略U字状部(壁部)21によって塞がれ、付設容器部2にある水は容器本体部1内に流れ込むことが出来ない(実質上、流れ込むことが出来ない)ようになっている。又、図1に示される状態では、切欠部16に対応して、略U字状部21には切欠部25が構成されている。従って、図1に示される状態では、切欠部16と切欠部25とで構成される隙間を介して、内部空間と外部空間とがつながっており、蒸気が外部に逃げ出すことが出来るようになっている。尚、図1に示される状態から蓋Yを180°回した図7の状態では、切欠部16は蓋Yで塞がれるものの、切欠部25と開口部14とが合致し、この隙間から蒸気は逃げ出すことが出来るようになっている。従って、図1に示される状態のみならず、図7に示される状態でも、蒸し作業は行われる。そして、図7に示される状態で蒸し作業が行われたならば、片手は略三角形状の付設容器部2を持ち、他方の片手で略三角形状の付設蓋部18を持つことが出来、即ち、両手で持つことが出来るから、水平に保持し易いものとなる。
さて、上記のように構成させた蒸し器を用いて蒸す場合について簡単に述べる。
先ず、例えば肉まんが内部に入れられて販売されている場合には、直ちに、次の作業に取り掛かれる。しかしながら、上記の蒸し器のみが手元に有る場合には、先ず、蓋Yを開け、容器本体部1内に肉まん等の食品を入れる。そして、蓋Yを閉じる。この段階にあっては、容器Xと蓋Yとは、図1に示される状態である。
次に、蓋Yを少し回し、図2に示される状態のものにする。すなわち、容器本体部1は蓋Yによって閉じられているものの、付設容器部2に対しては蓋Yは開いた状態にある。従って、開蓋状態にある付設容器部2に水を入れる。この付設容器部2の容量は容器本体部1の容量に対して所定の割合に設計されているから、即ち、蒸し作業に際して所望量の水しか供給できない大きさに設計されているから、付設容器部2には規定量の水しか入らない。
この後、蓋Yを回し、図1に示される状態、或いは図7に示される状態のものにする。そして、蒸し器を少し傾け、付設容器部2に入れられている水を容器本体部1に移す。
そして、この後、蒸し器を電子レンジにセットして電子レンジを作動させれば、水が蒸気となり、蒸し作業が行われる。
電子レンジによる加熱が終わると、図1の状態であれば片手で持って蒸し器をテーブルに移し、図7の状態であれば両手で持って蒸し器をテーブルに移し、そして蓋Yを開いて中身を取り出す。
販売中または蒸し作業中における状態での蒸し器の斜視図 蒸し器に水を供給する状態における蒸し器の斜視図 容器の斜視図 引っ繰り返した状態での蓋の斜視図 図1におけるA−A線での断面図 図2におけるB−B線での断面図 蓋を180°回した状態での蒸し器の斜視図 従来の蒸し器の説明図 従来の蒸し器の説明図 従来の蒸し器の説明図 従来の蒸し器の説明図
符号の説明
X 容器
Y 蓋
1 容器本体部
2 付設容器部
3 底面部
4 側壁部
5 フランジ部
11 略三角形状の張出部
12 凹部
13 仕切壁
14 開口部
15 案内凹路
16 切欠部
17 蓋本体部
18 付設蓋部
21 略U字状部(壁部)
22 フランジ
24 切欠部
25 切欠部

代 理 人 宇 高 克 己

Claims (6)

  1. 蒸す為の物が入れられる容器本体部と前記容器本体部の開口部を覆うことが出来る蓋本体部とを備えた合成樹脂シートを成形してなる蒸し器であって、
    前記容器本体部に繋がって設けられた計量用の付設容器部を備え、
    前記計量用の付設容器部内に入れられた規定量の水しか前記容器本体部内には供給できないように構成されてなる
    ことを特徴とする蒸し器。
  2. 蒸す為の物が入れられる容器本体部と前記容器本体部の開口部を覆うことが出来る蓋本体部とを備えた合成樹脂シートを成形してなる蒸し器であって、
    前記容器本体部に繋がって設けられた付設容器部と、
    前記付設容器部の開口部を覆うことが出来るよう、かつ、前記蓋本体部に繋がって設けられた付設蓋部
    とを具備してなり、
    前記付設容器部に対する前記付設蓋部の開蓋時に前記付設容器部内に供給された水は、そのままの状態では、前記付設容器部内から前記容器本体部内に移行できず、前記付設容器部に対する前記付設蓋部の閉蓋時には、前記付設容器部内に供給された水を前記付設容器部内から前記容器本体部内に移行できるよう構成されてなる
    ことを特徴とする蒸し器。
  3. 容器本体部と付設容器部との間の仕切部には連通部が構成され、かつ、蓋本体部には前記連通部を塞ぐ壁部が設けられると共に、前記壁部には前記連通部に応じる開口部が設けられたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2の蒸し器。
  4. 付設容器部は容器本体部の上方部において外側に張り出した張出部に凹部が設けられた構造であり、蓋本体部に繋がって設けられた付設蓋部は蓋本体部の下方部において外側に張り出した張出面からなることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの蒸し器。
  5. 蓋本体部に設けられた壁部は容器本体部の壁面に摺接するよう構成されてなることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかの蒸し器。
  6. 容器本体部内に物が入れられると共に蓋で閉蓋されて販売されている商品を購入後、前記蓋を回して前記容器本体部に付設されている計量用の付設容器部を開蓋する付設容器部開蓋工程と、
    前記付設容器部開蓋工程の後、前記計量用の付設容器部内に水を供給する水供給工程と、
    前記水供給工程の後、前記蓋を回して前記付設容器部を閉蓋し、水を更に前記付設容器部内に供給できなくすると共に前記計量用の付設容器部内の水を前記容器本体部内に移行させる水移行工程と、
    前記水移行工程の後、所定量の水が容器本体部内に入ったものを電子レンジに掛ける電子レンジ加熱工程
    とを具備することを特徴とする調理方法。
JP2004070103A 2004-03-12 2004-03-12 蒸し器および調理方法 Expired - Fee Related JP4106627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004070103A JP4106627B2 (ja) 2004-03-12 2004-03-12 蒸し器および調理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004070103A JP4106627B2 (ja) 2004-03-12 2004-03-12 蒸し器および調理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005253716A JP2005253716A (ja) 2005-09-22
JP4106627B2 true JP4106627B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=35080030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004070103A Expired - Fee Related JP4106627B2 (ja) 2004-03-12 2004-03-12 蒸し器および調理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4106627B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8479071B2 (en) 2006-12-22 2013-07-02 Fujitsu Limited Information processing apparatus, history management method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8479071B2 (en) 2006-12-22 2013-07-02 Fujitsu Limited Information processing apparatus, history management method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005253716A (ja) 2005-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6653602B2 (en) Food serving set for roasting oven
US20110226760A1 (en) Container for microwavable food
US6927365B2 (en) Food serving set for roasting oven
US6593552B1 (en) Food serving set for roasting oven
JP2022501169A (ja) ポータブルランチボックス
US20060289439A1 (en) Food steamer with plurality of compartments
WO2014078572A1 (en) Efficiency pot and kettle for use with cooking stoves
JP2000041838A (ja) 電気鍋
JP4106627B2 (ja) 蒸し器および調理方法
JP6238050B2 (ja) 炊飯装置
KR200398917Y1 (ko) 증기 찜 장치
RU2624355C2 (ru) Устройство для варки пищевого продукта на пару
JP2005296159A (ja) 蒸し器
US534906A (en) Culinary vessel or apparatus
KR20210033231A (ko) 조리용기를 갖는 음식물 포장용기
JP2021053275A (ja) 保温調理器
KR200473274Y1 (ko) 스팀을 이용한 음식물 가열용기
JP3710787B2 (ja) 調理容器
US401261A (en) Henry fricker
JPH072471Y2 (ja) 電子レンジ用食品容器
KR960004895B1 (ko) 다용도 조리용기
JPH0214723Y2 (ja)
JP2011217779A (ja) 炊飯機能付き弁当容器
JPH0137563Y2 (ja)
JPH0327549Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4106627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees