JP5075968B2 - 光ファイバコネクターフェルールおよびこれを用いた接続方法 - Google Patents
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本発明に係る光ファイバコネクターフェルールは、フェルール自体の内部にこのフェルールの後端面から先端面に向けて空洞部がくり貫かれ、この空洞部内のフェルール先端側の壁部とフェルール先端面との間の中実部分に一列に配列された複数の光ファイバ挿通孔が複数段にわたって貫通して穿孔され、また位置決め用のガイドピン挿入孔が一対、平行に前記空洞部を避けた位置に全長にわたって貫通形成されたフェルールと、前記フェルールの空洞部内には、多数本の光ファイバを一定間隔に保持、位置決めするための前記フェルールとは別体として成形されたスペーサであって、前記フェルールの先端部分に形成されている光ファイバ挿通孔の配置状況に対応した同じ配置状況の光ファイバ案内孔が形成されており、前記フェルールの空洞部の横断面とほぼ等しいサイズの先端面を有するスペーサが挿入されて成ることを特徴とする。
本発明に係る光ファイバコネクターフェルールは、前記スペーサとして、前記フェルールより加工精度の低い樹脂を用いたことを特徴とする。
本発明に係る光ファイバコネクターフェルールは、前記スペーサが階段状に切削がれて、各段ごとに光ファイバ挿通孔が露出されて構成されていることを特徴とする。
本発明に係る光ファイバと光ファイバコネクターフェルールとの接続方法は、フェルール自体の内部にこのフェルールの後端面から先端面に向けて空洞部がくり貫かれ、この空洞部内のフェルール先端側の壁部とフェルール先端面との間の中実部分に一列に配列された複数の光ファイバ挿通孔が複数段にわたって貫通して穿孔され、また位置決め用のガイドピン挿入孔が一対、平行に前記空洞部を避けた位置に全長にわたって貫通形成されたフェルールと、前記フェルールの空洞部内には、多数本の光ファイバを一定間隔に保持、位置決めするための前記フェルールとは別体として成形されたスペーサであって、前記フェルールの先端部分に形成されている光ファイバ挿通孔の配置状況に対応した同じ配置状況の光ファイバ案内孔が形成されており、前記フェルールの空洞部の横断面とほぼ等しいサイズの先端面を有するスペーサが挿入されて成る光ファイバコネクターフェルールを用い、前記スペーサを前記フェルールの空洞部に挿入して、前記空洞部内のフェルール先端側の壁部に押圧する工程と、前記多数本の光ファイバを、前記光ファイバ案内孔を利用して前記スペーサの先端部を通過させて、各光ファイバの先端部の被覆除去部分が前記光ファイバ挿通孔に挿入されて前記フェルール先端面に到達するまで送り込み、前記各光ファイバの先端部を前記光ファイバ挿通孔内に固着する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る光ファイバと光ファイバコネクターフェルールとの接続方法は、フェルール自体の内部にこのフェルールの後端面から先端面に向けて空洞部がくり貫かれ、この空洞部内のフェルール先端側の壁部とフェルール先端面との間の中実部分に一列に配列された複数の光ファイバ挿通孔が複数段にわたって貫通して穿孔され、また位置決め用のガイドピン挿入孔が一対、平行に前記空洞部を避けた位置に全長にわたって貫通形成されたフェルールと、前記フェルールの空洞部内には、多数本の光ファイバを一定間隔に保持、位置決めするための前記フェルールとは別体として成形されたスペーサであって、前記フェルールの先端部分に形成されている光ファイバ挿通孔の配置状況に対応した同じ配置状況の光ファイバ案内孔が形成されており、前記フェルールの空洞部の横断面とほぼ等しいサイズの先端面を有するスペーサが挿入されて成る光ファイバコネクターフェルールを用い、前記多数本の光ファイバを前記スペーサの前記光ファイバ案内孔を利用して前記スペーサの先端部に送り込む工程と、各光ファイバの先端部がスペーサ先端面から頭を出したときに、前記スペーサと前記多数本の光ファイバ共々前記空洞部に挿入して、前記空洞部内のフェルール先端側の壁部に押圧する工程と、前記各光ファイバの先端部の被覆除去部分を前記光ファイバ挿通孔に挿入して、前記各光ファイバの先端部を前記光ファイバ挿通孔内に固着する工程と、を備えることを特徴とする。
11 挿通孔
12 フランジ部
13 突部
14 ガイドピン挿入孔
20 フェルール後端部
21 中央部貫通孔
22 ガイドピン挿入孔
30 フェルール先端部
31、32、33 光ファイバ案内溝
40 フェルール先端部
43 空洞部
50 スペーサ
51、52、52 光ファイバ案内溝
60 スペーサ
Claims (5)
- フェルール自体の内部にこのフェルールの後端面から先端面に向けて空洞部がくり貫かれ、この空洞部内のフェルール先端側の壁部とフェルール先端面との間の中実部分に一列に配列された複数の光ファイバ挿通孔が複数段にわたって貫通して穿孔され、また位置決め用のガイドピン挿入孔が一対、平行に前記空洞部を避けた位置に全長にわたって貫通形成されたフェルールと、
前記フェルールの空洞部内には、多数本の光ファイバを一定間隔に保持、位置決めするための前記フェルールとは別体として成形されたスペーサであって、前記フェルールの先端部分に形成されている光ファイバ挿通孔の配置状況に対応した同じ配置状況の光ファイバ案内孔が形成されており、前記フェルールの空洞部の横断面とほぼ等しいサイズの先端面を有するスペーサが挿入されて成る光ファイバコネクターフェルール。 - 前記スペーサとして、前記フェルールより加工精度の低い樹脂を用いたことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバコネクターフェルール。
- 前記スペーサが階段状に切削がれて、各段ごとに光ファイバ挿通孔が露出されて構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバコネクターフェルール。
- 光ファイバと光ファイバコネクターフェルールとの接続方法であって、
フェルール自体の内部にこのフェルールの後端面から先端面に向けて空洞部がくり貫かれ、この空洞部内のフェルール先端側の壁部とフェルール先端面との間の中実部分に一列に配列された複数の光ファイバ挿通孔が複数段にわたって貫通して穿孔され、また位置決め用のガイドピン挿入孔が一対、平行に前記空洞部を避けた位置に全長にわたって貫通形成されたフェルールと、
前記フェルールの空洞部内には、多数本の光ファイバを一定間隔に保持、位置決めするための前記フェルールとは別体として成形されたスペーサであって、前記フェルールの先端部分に形成されている光ファイバ挿通孔の配置状況に対応した同じ配置状況の光ファイバ案内孔が形成されており、前記フェルールの空洞部の横断面とほぼ等しいサイズの先端面を有するスペーサが挿入されて成る光ファイバコネクターフェルールを用い、
前記スペーサを前記フェルールの空洞部に挿入して、前記空洞部内のフェルール先端側の壁部に押圧する工程と、
前記多数本の光ファイバを、前記光ファイバ案内孔を利用して前記スペーサの先端部を通過させて、各光ファイバの先端部の被覆除去部分が前記光ファイバ挿通孔に挿入されて前記フェルール先端面に到達するまで送り込み、前記各光ファイバの先端部を前記光ファイバ挿通孔内に固着する工程と、
を備えることを特徴とする光ファイバと光ファイバコネクターフェルールとの接続方法。 - 光ファイバと光ファイバコネクターフェルールとの接続方法であって、
フェルール自体の内部にこのフェルールの後端面から先端面に向けて空洞部がくり貫かれ、この空洞部内のフェルール先端側の壁部とフェルール先端面との間の中実部分に一列に配列された複数の光ファイバ挿通孔が複数段にわたって貫通して穿孔され、また位置決め用のガイドピン挿入孔が一対、平行に前記空洞部を避けた位置に全長にわたって貫通形成されたフェルールと、
前記フェルールの空洞部内には、多数本の光ファイバを一定間隔に保持、位置決めするための前記フェルールとは別体として成形されたスペーサであって、前記フェルールの先端部分に形成されている光ファイバ挿通孔の配置状況に対応した同じ配置状況の光ファイバ案内孔が形成されており、前記フェルールの空洞部の横断面とほぼ等しいサイズの先端面を有するスペーサが挿入されて成る光ファイバコネクターフェルールを用い、
前記多数本の光ファイバを前記スペーサの前記光ファイバ案内孔を利用して前記スペーサの先端部に送り込む工程と、
各光ファイバの先端部がスペーサ先端面から頭を出したときに、前記スペーサと前記多数本の光ファイバ共々前記空洞部に挿入して、前記空洞部内のフェルール先端側の壁部に押圧する工程と、
前記各光ファイバの先端部の被覆除去部分を前記光ファイバ挿通孔に挿入して、前記各光ファイバの先端部を前記光ファイバ挿通孔内に固着する工程と、
を備えることを特徴とする光ファイバと光ファイバコネクターフェルールとの接続方法。
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