JP5069510B2 - 重荷重用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ビード部の耐久性を向上させ得る重荷重用タイヤに関する。
従来、図6に示されるように、カーカスプライbの折返し部b2をビードコアcの周りに巻き付けたいわゆるワインドビード構造の重荷重用タイヤが種々提案されている。このような重荷重用タイヤは、折返し部b2の端部が、走行時に歪の小さいビードコアcの近傍に配置されるので、該折返し部b2の端部を起点とする損傷の発生を防止できるという優れた利点を有する。
ところで、前記重荷重用タイヤでは、折返し部b2のタイヤ半径方向外側に断面三角形状をなすビードエーペックスfが配置されている。該ビードエーペックスfは、高弾性のゴムからなりかつタイヤ半径方向内側に配された断面略三角形の内エーペックス部f1と、低弾性のゴムからなりかつタイヤ半径方向外方の外エーペックス部f2とからなる2層構造が採用されることがある(例えば特許文献1参照)。このような構造では、前記高弾性の内エーペックス部f1によりビード部の曲げ剛性を高め、その曲げ変形を低減するとともに、低弾性の外エーペックス部f2によってカーカスプライの本体部b1とのせん断応力を緩和し、コードルースなどが抑制される。
特開2002−205508号公報
発明者らは、このようなワインドビード構造の重荷重用タイヤについて鋭意研究を重ねたところ、特定の補強コードを有するビード補強層を設けるとともに、ビードエーペックスの構造を改善することにより、操縦安定性を維持しながらビード耐久性をさらに向上しうることを知見した。以上のように、本発明は、ビード耐久性を向上しうる重荷重用タイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と、該本体部に連なりかつ前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部とを有するカーカスコードを具えた1枚のカーカスプライからなるカーカスを具えた重荷重用タイヤであって、前記折返し部は、前記ビードコアのタイヤ軸方向内側の内の側面、タイヤ半径方向内側の内面及びタイヤ軸方向外側の外の側面に沿って湾曲する折返し主部と、該折返し主部に連なりかつ前記ビードコアのタイヤ半径方向外側の外面の近傍を通って前記本体部に向かってのびる折返し副部とからなり、かつ前記ビード部には、補強コードを具えたビード補強層と、前記折返し副部のタイヤ半径方向外方にタイヤ半径方向外側に先細状でのびるビードエーペックスとが配され、前記ビード補強層は、前記折返し主部に沿ってその半径方向内方をのびる中間部と、この中間部のタイヤ軸方向外側に連なりかつ前記折返し主部と離れて半径方向外側にのびる外片部と、前記中間部のタイヤ軸方向内側に連なりかつ前記本体部のタイヤ軸方向内側面に沿ってタイヤ半径方向外側にのびる内片部とを有する断面U字状をなし、しかも前記補強コードは、700〜1200Nのコード強力を有しかつ前記外片部においてタイヤ周方向に対して40〜70度で傾けられるとともに、前記ビードエーペックスは、高弾性のゴムからなりかつ半径方向内側に配された内エーペックス部と、この内エーペックス部よりも低弾性のゴムからなりかつ半径方向外側に配された外エーペックス部とからなり、しかも、ビードベースラインからタイヤ半径方向外側に25mmの距離を隔てる該ビードエーペックスのタイヤ軸方向外側面上の点Pを通りかつタイヤ外面と直交する基準線X1上において、前記外エーペックス部の厚さTbが7.0〜13.0mm、かつ前記立片部の厚さTaが1.0〜4.0mmであり、前記内エーペックス部は、前記折返し副部のタイヤ半径方向外面に沿う底片部と、この底片部のタイヤ軸方向内端側で立ち上がり前記カーカスプライの本体部に沿ってタイヤ半径方向外側に先細状でのびる立片部とを有する断面L字状をなすことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記外エーペックス部の高さHbは40〜100mmであり、かつ前記内エーペックス部の立片部の高さHaが35mm以上かつ前記高さHb未満である請求項1記載の重荷重用タイヤである。
また請求項記載の発明は、前記内エーペックス部の立片部のタイヤ軸方向の厚さTaと、前記外エーペックス部の厚さTbとの比(Ta/Tb)が0.10〜0.35である請求項1又は2記載の重荷重用タイヤである。
また請求項記載の発明は、前記内エーペックス部は、複素弾性率E*1が20〜70MPaであり、前記外エーペックス部は、複素弾性率E*2が2.0〜6.0MPaである請求項1乃至のいずれかに記載の重荷重用タイヤである。
また請求項記載の発明は、前記ビード補強層の外片部の高さhoは、15〜40mmである請求項1乃至のいずれかに記載の重荷重用タイヤである。
本発明の重荷重用タイヤは、いわゆるワインドビード構造を具えるとともに、そのビード部にはタイヤ半径方向にのびる外片部を有する断面U字状のビード補強層が設けられる。そして、ビード補強層は、700〜1200Nのコード強力を有しかつ前記外片部においてタイヤ周方向に対して40〜70度で傾けられた補強コードを有する。この結果、ビード部の曲げ剛性が効果的に高められ、ひいては操縦安定性の低下を防止できる。
また、ビードエーペックスは、高弾性のゴムからなりかつカーカスプライの本体部に沿ってタイヤ半径方向外側に先細状でのびる立片部を有するので、該立片部によってもビード部の曲げ剛性がさらに高められ、十分な操縦安定性が発揮される。しかも高弾性ゴムからなる内エーペックス部は断面L字状をなすため、それと引き替えに、低弾性ゴムからなる外エーペックス部のゴムボリュームが増大する。このような外エーペックス部は、ビード補強層の外片部に作用するせん断歪を十分に緩和でき、ひいては外片部でのコードルースなどを効果的に抑制してビード耐久性を向上させる。
図1は本実施形態の重荷重用タイヤ1の正規状態の断面図、図2はそのビード部を拡大して示す部分断面図である。ここで、正規状態とは、タイヤを正規リムJにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷の状態とする。特に言及がない場合、タイヤの各部の寸法等は、この正規状態での値である。
また、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。本実施形態の正規リムJは、JATMAでいう15゜深底リム(いわゆる15゜テーパリム)である。また、前記正規内圧とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
前記重荷重用タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内方に配されるベルト層7とを具える。
前記ベルト層7は、スチールコードからなるベルトコードを用いた2枚以上、本実施形態では3枚のベルトプライ7Aないし7Cで構成される。これらの内の少なくとも2枚のベルトプライは、タイヤ周方向に対して小角度(例えば10〜35度)で配列されしかも互いに交差するベルトコードを有する。ただし、ベルト層7は、4枚以上のベルトプライで構成されても良い。
前記カーカス6は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るトロイド状の本体部6aと、該本体部6aに連なりかつ前記ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを有するスチールコードからなるカーカスコードが配列された1枚のカーカスプライ6Aから構成される。本実施形態において、前記カーカスコードは、タイヤ赤道Cに対して例えば80〜90度の角度で傾けられる。
前記ビードコア5は、図3に拡大して示されるように、例えばスチールからなるビードワイヤ5wを多段多列に巻回することにより断面が横長偏平の六角形状に形成されたリング体である。具体的に述べると、該ビードコア5は、タイヤ半径方向内側の長辺を形成する面である内面SLと、タイヤ半径方向外側の長辺を形成する面であるビードコア5の外面SUと、前記内面SLと前記外面SUとの間をタイヤ軸方向内側で継ぐ略く字状(及び逆く字状)の屈曲辺の面である内の側面Siと、反対側の屈曲辺を形成する面である外の側面Soとを有する。なお、ビードコア5の周りは、いわゆるラッピングゴム16が配され、カーカスコードとの直接の接触が防止されている。
本実施形態において、ビードコア5の前記内面SLは、リムJのシート面J1(図1に示す)とほぼ平行にのびている。これにより、ビード部4とリムとの高い嵌合力が広範囲で得られる。なお、本実施形態では、前記リムJが15°テーパーリムであるため、ビードコア5の前記内面SL及び外面SUは、いずれもタイヤ軸方向線に対して略15°の角度で傾けられている。
また、図3に示されるように、前記カーカスプライ6Aの折返し部6bは、ビードコア5の内の側面Si、内面SL及び外の側面Soに沿って滑らかに湾曲する折返し主部6b1と、該折返し主部6b1に連なりビードコア5の前記外面SUの近傍を前記本体部6aに向かってのびる折返し副部6b2とから構成されたいわゆるワインドビード構造を有する。好ましい態様として、前記折返し部6bは、局部的に折り曲げられることなく、滑らかな円弧状で湾曲するものが望ましい。これは、カーカスコードの強力の低下を防ぐのに役立つ。
前記折返し副部6b2は、ビードコア5の前記外面SUを延長した延長線Kよりも半径方向外側の部位であり、該折返し副部6b2は、その外端6btに向かって前記延長線Kとの距離が増加する向きに傾斜してのびている。折返し副部6b2の延長線Kに対する角度θは、好ましくは10°以上、さらに好ましくは15°以上が望ましい。これにより、カーカスコード6Cの局部的な折れ曲がりが抑制される。他方、前記角度θが大きすぎても、折返し部6bのビードコア5への係止力が弱まり、折返し部6bが本体部6a側に引き込まれるいわゆる吹き抜けが生じやすくなる。このような観点より、前記角度θは、好ましくは60°以下、より好ましくは45°以下、さらに好ましくは40度以下が望ましい。
なお、前記角度θは、折返し部6bのカーカスコード6Cがビードコア5の前記延長線Kに交わる位置Fと、折返し部6bの外端6btとを結ぶ直線Nと前記延長線Kとのなす角度とする。ここで、ビードコア5の外面SUが、前記ビードワイヤ5wの位置のバラツキ等により非平面となる場合がある。このような場合、前記延長線Kは、ビードコア5の外面SUに現れるビードワイヤ列のうち最もタイヤ軸方向外側に位置するビードワイヤ5woと最もタイヤ軸方向内側に位置するビードワイヤ5wiとに接する接線で近似されるものとする。
また、前記折返し部6bの外端6btと前記延長線Kとの最短の距離U1は、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは3.0mm以上が望ましい。前記距離U1が2.0mm未満の場合、カーカスコードを大きく曲げる必要がありコード強力の低下が生じやすい。逆に、前記距離U1が大きすぎると、前記外端6btにビード部4の曲げ変形時の応力が集中する傾向があるため、好ましくない。このような観点より、前記距離U1は、好ましくは8.0mm以下、より好ましくは6.0mm以下が望ましい。
また、カーカスコード6Cにおいて、折返し部6bの外端6btは、本体部6aに達することなくその手前に位置する。とりわけ、前記外端6btと本体部6aとの最短の距離U2は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上が望ましい。前記距離U2が0.5mm未満の場合、ビード部4の変形によっては前記外端6btが本体部6aと擦れ易くなってフレッティング損傷が生じる場合がある。逆に、前記距離U2が大きすぎる場合、ビードコア5に対する折返し部6bの係止力が不足しやすく、カーカスプライ6Aのいわゆる吹き抜けが生じやすくなる。このような観点より、前記距離U2は、好ましくは5.0mm以下、より好ましくは4.0mm以下が望ましい。
さらに、本実施形態の重荷重用タイヤ1では、前記折返し副部6b2のスプリングバックを防止するために、前記折返し副部6b2のタイヤ半径方向外側に、補助コード層8が設けられている。この補助コード層8は、例えばスチールコードからなる補助コード8wを、タイヤ周方向に少なくとも1周、好ましくは複数周螺旋状に巻き付けたリング状体からなる。これにより、カーカスコード6Cに過度の型付けを施すことなく、そのスプリングバックを確実に抑制できる。従って、型付けに起因するカーカスコードの強力低下を防止しつつ、折返し副部6b2を意図した形状に安定して保持させ得る。
前記補助コード8wとしては、コード強力が2000〜4000Nのスチールコードが望ましい。該コード強力が2000N未満の場合、折返し副部6b2の保持効果が低下する傾向があり、逆に4000Nを超えると、補助コード8wが硬くなって巻き付け作業が困難になる傾向がある。
また、ビード部4には、図1及び図2に示されるように、断面U字状をなすビード補強層9と、前記折返し副部6b2のタイヤ半径方向外方に断面略三角形状のビードエーペックス10とが配される。
図2に示されるように、本実施形態のビード補強層9は、スチールコードを並列した1枚のプライからなり、前記折返し主部6b1に沿ってその半径方向内方を円弧状にのびる中間部9aと、この中間部9aのタイヤ軸方向外側に連なりかつ前記折返し主部6b1から離れてタイヤ半径方向外側にのびる外片部9oと、前記中間部9aのタイヤ軸方向内側に連なりかつ前記カーカスプライ6Aの本体部6aのタイヤ軸方向内側面に沿ってタイヤ半径方向外側にのびる内片部9iとで構成される。
ワインドビード構造のカーカスプライ6Aは、その折返し部6bがビードコア5に巻き付けられるので、これまでのような本体部6aのタイヤ軸方向外側でタイヤ半径方向内、外にのびる折返し部を有しない。このため、カーカスプライのみではビード部4の曲げ剛性がやや不足する場合がある。また、加硫中にビードエーペックス10などを含むゴムがタイヤ軸方向外側へ不均一に広く流れやすく、ひいてはビード部のゴムゲージが薄くなるなどゲージのバラツキが生じる傾向がある。
本発明の重荷重用タイヤ1では、ビード部4の内、外でそれぞれタイヤ半径方向外側にのびる外片部9o及び内片部9iを有するビード補強層9が設けられることにより、ビード部4の曲げ剛性が十分に高められる。また、外片部9oによって、加硫中のビード部のゴム流れを抑制しうるので、ビード部のゴムゲージも安定し、ひいてはそのバラツキを防止しうる。
ここで、ビード補強層9のスチールコード9Cのコード強力は、少なくとも700N以上必要であり、好ましくは800N以上、より好ましくは850N以上が望ましい。該コード強力が700N未満の場合、走行時のビード部4の変形により、該スチールコードの破断や塑性変形が生じるおそれがある他、加硫時のブラダーから受ける圧力によって容易に変形するおそれがある。他方、前記コード強力が大きすぎると、断面U字状への成型が困難となり製造コストの大幅な増加を招くおそれがある。このような観点より、前記スチールコードのコード強力は、1200N以下に設定されることが必要であり、好ましくは1100N以下、より好ましくは1000N以下が望ましい。
また図4は、ビード補強層9の外片部9oがタイヤ軸方向外側から見えるようにビード部4の外面のゴムを取り除いたビード側面断面図である。本発明の重荷重用タイヤ1では、ビード補強層9のスチールコード9Cは、前記外片部9oにおいて、タイヤ周方向に対して40〜70度の角度αで傾けられることが必要である。前記角度αが、40度未満の場合、ビード部4のタイヤ軸方向外側への倒れ込みや加硫時の圧力に対して、ビード補強層9のスチールコード9Cが十分な抵抗を示さなくなる。逆に前記角度αが70度を超える場合、ビード補強層9のスチールコード9Cとカーカスプライ6Aの本体部6aのカーカスコード6Cとの角度差βが小さくなり、ひいては十分な補強効果が得られない傾向がある。このような観点より、前記角度αは、タイヤ周方向に対して、より好ましくは45〜60度が望ましい。
また、ビード補強層9において、ビード部4の曲げ剛性をさらに効果的に高めるべく、図2に示されるように、前記外片部9o及び内片部9iそれぞれのビードベースラインBLからの高さhi及びhoは、好ましくは15mm以上、より好ましくは20mm以上が望ましい。他方、前記各高さho及びhiが大きすぎると、タイヤ重量の増加や、外片部9oの外端ftが走行時に屈曲の激しいサイドウォール部3に接近することによる耐久性の悪化等を招くおそれがある。このような観点より、前記各高さho及びhiは、好ましくは40mm以下、より好ましくは35mm以下が望ましい。
とりわけ、hi>hoが望ましい。これにより、タイヤ走行時における前記外片部9oの外端ftでの応力集中が緩和され損傷が効果的に抑制される。このような観点より、前記高さの差(hi−ho)は、好ましくは2mm以上である。なお前記内片部9iは、前記本体部6aに隣接して配されるため、その外端に作用する応力は、外片部9oに比べると小さいので、内片部9iの外端での損傷は起こり難い。
前記ビードエーペックス10は、高弾性のゴムからなりかつ半径方向内側に配された内エーペックス部10Aと、この内エーペックス部10Aよりも低弾性のゴムからなりかつ半径方向外側に配された外エーペックス部10Bとから構成されるとともに、内エーペックス部10Aは、前記折返し副部6b2のタイヤ半径方向外面に沿う底片部10A1と、この底片部10A1のタイヤ軸方向内端側で立ち上がりかつカーカスプライ6Aの本体部6aに沿ってタイヤ半径方向外側に先細状でのびる立片部10A2とを有する断面L字状に形成されている。
このように、本発明の重荷重用タイヤ1は、カーカスプライの本体部6aの外側に高弾性ゴムからなりかつタイヤ半径方向にのびる立片部10A2を有するため、カーカスプライ6Aの本体部6aのリムJ側への倒れ込みに対して高い曲げ剛性を発揮し、操縦安定性の維持を図りうる。また、内エーペックス部10Aが前記立片部10A2と前記底片部10A1とからなる断面L字状をなすため、高弾性ゴムのゴム量を減じ、かつ、それと引き替えに低弾性ゴムからなる外エーペックス部10Bのゴムボリュームを増大させ得る。これにより、ビード補強層9の外片部9oの外端部などに作用する歪を十分に緩和することができ、ひいてはそこでのコードルースを抑制してビード耐久性を向上させ得る。なお、高弾性ゴムは相対的にエネルギーロスが大きいため、本実施形態の重荷重用タイヤ1は、転がり抵抗を低減することも可能である。さらに、立片部10A2は、タイヤ半径方向外方に向かって厚さが漸減することにより、内エーペックス部10Aと、外エーペックス部10Bとの剛性段差が減じられ、ひいては立片部10A2のタイヤ半径方向外端を起点とした損傷なども抑制される。
前記内エーペックス部10Aには、好ましくは、複素弾性率E*1が20〜70MPaの高弾性ゴムが好適に用いられる。前記複素弾性率E*1が20MPa未満の場合、ビード部4の曲げ剛性を補強する効果が相対的に低下する傾向があり、逆に70MPaを超えると、歪の緩和能力が低下する他、ビード部4の曲げ剛性が過度に上昇し、乗り心地の著しい悪化を招くおそれがある。とりわけ、該内エーペックス部10Aの複素弾性率E*1は、好ましくは35MPa以上、また60MPa以下が望ましい。
また前記外エーペックス部10Bには、好ましくは、複素弾性率E*2が2.0〜6.0MPaの低弾性ゴムが好適に用いられる。ボリュームの大きい外エーペックス部10Bの前記複素弾性率E*2が2.0MPa未満になると、ビード部4の補強効果が低下する傾向があり、逆に6.0MPaを越えると、歪の緩和能力が低下する傾向がある。
なお、前記複素弾性率E*1、E*2は、いずれも4mm巾×30mm長さ×1.5mm厚さの短冊状試料を切り取って、岩本製作所(株)製の粘弾性スペクトロメーターを用い、温度70℃、周波数10Hz、初期歪10%、振幅2%の条件での値を示す。
また、前記外エーペックス部10Bの高さHb(即ちビードベースラインBLから外エーペックス部10Bのタイヤ半径方向の外端までのタイヤ半径方向距離)は、好ましくは40〜100mmが望ましく、かつ、前記立片部10A2の高さHa(即ちビードベースラインBLから立片部10A2のタイヤ半径方向外端までのタイヤ半径方向距離)は、好ましくは35mm以上かつ前記高さHb未満であるのが望ましい。
前記高さHbが40mm未満又は前記高さHaが35mm未満の場合、ビード部4の曲げ剛性を十分に高めることができず、ひいては操縦安定性が低下するおそれがある。逆に前記高さHbが100mmを超える場合又は前記高さHaがHb以上の場合には、ビードエーペックス10が不必要に大型化し、タイヤ重量の増加を招く他、内エーペックス部10Aと外エーペックス部10Bとの各外端が整一し、そこに歪が集中して損傷が生じやすくなる。なお、耐久性を損ねることなくより効果的にビード部4の曲げ剛性を高めるため、内エーペックス部10Aの外端の高さHaは、ビード補強層9の内片部9iの高さhiよりも大であることが望ましい。
さらに、重荷重用タイヤ1において、前記立片部10A2の厚さは、タイヤ半径方向外方に向かって漸減するが、より好ましくは、ビードベースラインBLからタイヤ半径方向外側に25mmの距離を隔てる該ビードエーペックスのタイヤ軸方向外側面上の点Pを通りかつタイヤ外面と直交する基準線X1上において、前記立片部10A2の厚さTaを1.0〜4.0mm、かつ、前記外エーペックス部10Bの厚さTbを7.0〜13.0mmとするのが望ましい。ビードベースラインBLから25mmの高さ位置は、正規状態のタイヤに正規(規格)荷重を負荷したときに、リムJのフランジとのタイヤ外面との接触部のほぼ最外側点となり、大きな歪が生じ易い。従って、このような位置の各厚さTa、Tbを規定することにより、ビード部4の耐久性をより効果的に向上させ得る。
立片部10A2の前記厚さTaが1.0mm未満の場合、ビード部4の曲げ剛性が低下しやすく、ひいては操縦安定性が悪化するおそれがある。逆に前記厚さTaが4.0mmを超えると、外エーペックス部10Bのゴムボリュームが低下し、ひいては歪の緩和能力が十分に得られず、ひいてはビード耐久性が低下するおそれがある。このような観点より、立片部10A2の前記厚さTaは、より好ましくは1.5mm以上、かつ、3.0mm以下が望ましい。
また、前記外エーペックス部10Bの厚さTbが7.0mm未満では、ビード補強層9の外片部9oの変形ないし歪の緩和能力を十分に発揮できず、ひいてはビード耐久性が低下するおそれがある。逆に前記厚さTbが13.0mmを超える場合、ビードエーペックス10が大型化し、重量増加やコストアップを招くおそれがある。このような観点より、前記外エーペックス部10Bの厚さTbは、より好ましくは10.0mm以上、かつ、12.0mm以下が望ましい。
とりわけ、前記内エーペックス部10Aの立片部10A2の厚さTaと、前記外エーペックス部10Bの厚さTbとの比(Ta/Tb)は、好ましくは0.10以上、より好ましくは0.15以上が望ましく、また、好ましくは0.35以下、より好ましくは0.25以下が望ましい。これによって、ビード部4の曲げ剛性と歪の緩和能力とをよりバランス良く向上させることが可能になる。
また、前記高弾性ゴムからなる底片部10A1は、折返し副部6b2を覆うことによって、補助コード層8とともに折返し副部6b2のスプリングバックを効果的に防止し、その外端での損傷などを防止しうる。このような観点より、底片部10A1は、図5に示されるように、ビードコア5の断面重心を通るタイヤ半径方向線X2上における厚さTcが、少なくとも1.0mm以上、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは2.5mm以上であるのが望ましい。他方、底片部10A1の前記厚さTcが大きすぎると、外エーペックス部10Bのゴムボリュームが低下し、ビード部4の耐久性が低下するおそれがあるので、好ましくは10.0mm以下、より好ましくは7.0mm以下とするのが望ましい。
なお、内エーペックス部10Aとビードコア5との間や、ビードコア5と折返し主部6b1との間などには、クッションゴム15が配されている。該クッションゴム15は、例えば内エーペックス部10Aよりも複素弾性率が小さい低弾性ゴム、例えば5.0〜10.0MPa程度のゴムが用いられるのが望ましい。これにより、折返し副部6b2の外端6btと高弾性の内エーペックス部10Aとが直接接するのを防ぎかつ該外端6btに作用する歪などを効果的に緩和しうる点で望ましい。
さらにビード部4には、チェーファゴム12が配される。本実施形態のチェーファゴム12は、ビード補強層9の中間部9aのタイヤ半径方向内側をリムJのシート面J1に沿ってのびる基部12aと、該基部12aのトウ側の端部からタイヤ半径方向外側にのびる内の立ち上げ部12iと、前記基部12aのヒール側の端部からビード補強層9の外片部9oに沿ってタイヤ半径方向外側にのびる外の立ち上げ部12oとから構成されている。前記基部12a及び外の立ち上げ部12oは、前記ビード補強層9と接触するように配置されている。また、外の立ち上げ部12oは、リムJのフランジの外端をタイヤ半径方向外側に超えた位置までのびている。このようなチェーファゴム12は、リムJの近くに配されるので、十分な耐摩耗性と硬さが必要であり、好ましくはJISA硬さが60度以上、より好ましくは70度以上の硬質のゴム材が用いられる。
なお、該チェーファゴム12の外の立ち上げ部12oの半径方向外側には、該チェーファゴム12よりも軟らかいサイドウォールゴム13が、またチェーファゴム12の内の立ち上げ部12iには、本体部6aの内側に配されたインナーライナーゴム14がそれぞれ接続されている。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
図1の基本構造及び下表の仕様を有する重荷重用タイヤ(サイズ11R22.5)が試作され、それらについて下記の性能がテストされた。表に記載以外の仕様は夫々同仕様であり、各タイヤにおいて、内エーペックス部の複素弾性率E*1は50.0MPa、外エーペックス部の複素弾性率E*2は4.0MPaとした。なお、比較例1は、図5に示したビードエーペックスを具えている。テスト方法は、次の通りである。
<ビード耐久性>
テストタイヤをリム(7.50×22.5)、内圧(700kPa)及び縦荷重(27.25kNの3倍)の条件下にて速度20km/hでドラム試験機上を走行させ、ビード部に損傷が発生するまでの走行時間が測定された。評価は、比較例1の走行時間を100とする指数で表示されている。数値が大きいほど良好である。
<ビード部のゴムゲージの厚さ変化>
上記ビード耐久性の試験の前後において、ビードコアの外の側面の高さの中間位置からビード部の外面に下ろした法線上でのチェーファゴムの厚さ(図5において符号tで示される。)が測定された。そして、その厚さの減少率が計算された。このような減少率が小さいほど、ビード部の耐久性が高いと言える。
<劣化後のビード耐久性>
タイヤを上記リムに組み付け、内圧(1050kPa)を充填して温度80℃のオーブンで1週間保管した後、内圧を700kPaに調整し、上記と同様のビード耐久性テストが行われた。評価は、比較例1の走行時間を100とする指数で表示されている。数値が大きいほど良好である。
<操縦安定性>
タイヤ静的試験機を用い、リム(7.50×22.5)、内圧(800kPa)、縦荷重(26.7kN)、横荷重(2.0kN)の条件における横荷重/横たわみ量の比を、横バネ定数とし、比較例1を100とする指数で示した。数値が大きいほど横バネ定数が高く操縦安定性に優れていることを示す。
テストの結果を表1に示す。
Figure 0005069510
次に、表1の実施例1のタイヤを基本とし、内エーペックス部の複素弾性率E*1のみ変化させて、ビード耐久性及び操縦安定性を比較した。なお外エーペックス部の複素弾性率E*2は4.0MPaに統一した。
Figure 0005069510
テストの結果、実施例のタイヤは、ビード部の耐久性を有意に向上していることが確認された。
本発明の空気入りタイヤの実施形態を示す断面図である。 そのビード部を拡大して示す断面図である。 そのビード部の主要部をさらに拡大して示す断面図である。 ビード補強層の外片部がタイヤ軸方向外側から見えるようにゴムを取り除いたビード部の側面断面図である。 そのビード部の主要部をさらに拡大して示す断面図である。 従来のビード部の部分断面図である。
符号の説明
1 重荷重用タイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
4B ビード部の底面
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
6a 本体部
6b 折返し部
6b1 折返し主部
6b2 折返し副部
6C カーカスコード
9 ビード補強層
9a 中間部
9i 内片部
9o 外片部
10 ビードエーペックス
10A 内エーペックス部
10A1 底片部
10A2 立片部
10B 外エーペックス部
12 チェーファゴム
Si ビードコアの内の側面
So ビードコアの外の側面
SL ビードコアの内面
SU ビードコアの外面

Claims (5)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と、該本体部に連なりかつ前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部とを有するカーカスコードを具えた1枚のカーカスプライからなるカーカスを具えた重荷重用タイヤであって、
    前記折返し部は、前記ビードコアのタイヤ軸方向内側の内の側面、タイヤ半径方向内側の内面及びタイヤ軸方向外側の外の側面に沿って湾曲する折返し主部と、
    該折返し主部に連なりかつ前記ビードコアのタイヤ半径方向外側の外面の近傍を通って前記本体部に向かってのびる折返し副部とからなり、かつ
    前記ビード部には、補強コードを具えたビード補強層と、前記折返し副部のタイヤ半径方向外方にタイヤ半径方向外側に先細状でのびるビードエーペックスとが配され、
    前記ビード補強層は、前記折返し主部に沿ってその半径方向内方をのびる中間部と、この中間部のタイヤ軸方向外側に連なりかつ前記折返し主部と離れて半径方向外側にのびる外片部と、前記中間部のタイヤ軸方向内側に連なりかつ前記本体部のタイヤ軸方向内側面に沿ってタイヤ半径方向外側にのびる内片部とを有する断面U字状をなし、
    しかも前記補強コードは、700〜1200Nのコード強力を有しかつ前記外片部においてタイヤ周方向に対して40〜70度で傾けられるとともに、
    前記ビードエーペックスは、高弾性のゴムからなりかつ半径方向内側に配された内エーペックス部と、この内エーペックス部よりも低弾性のゴムからなりかつ半径方向外側に配された外エーペックス部とからなり、しかも、ビードベースラインからタイヤ半径方向外側に25mmの距離を隔てる該ビードエーペックスのタイヤ軸方向外側面上の点Pを通りかつタイヤ外面と直交する基準線X1上において、前記外エーペックス部の厚さTbが7.0〜13.0mm、かつ前記立片部の厚さTaが1.0〜4.0mmであり、
    前記内エーペックス部は、前記折返し副部のタイヤ半径方向外面に沿う底片部と、この底片部のタイヤ軸方向内端側で立ち上がり前記カーカスプライの本体部に沿ってタイヤ半径方向外側に先細状でのびる立片部とを有する断面L字状をなすことを特徴とする重荷重用タイヤ。
  2. 前記外エーペックス部の高さHbは40〜100mmであり、かつ前記内エーペックス部の立片部の高さHaが35mm以上かつ前記高さHb未満である請求項1記載の重荷重用タイヤ。
  3. 前記内エーペックス部の立片部のタイヤ軸方向の厚さTaと、前記外エーペックス部の厚さTbとの比(Ta/Tb)が0.10〜0.35である請求項1又は2記載の重荷重用タイヤ。
  4. 前記内エーペックス部は、複素弾性率E*1が20〜70MPaであり、前記外エーペックス部は、複素弾性率E*2が2.0〜6.0MPaである請求項1乃至のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
  5. 前記ビード補強層の外片部の高さhoは、15〜40mmである請求項1乃至4のいずれかに記載の重荷重用タイヤ。
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