JP5068907B2 - ウィンドウにフォーカスをあてる方法及びその装置 - Google Patents

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    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance

Description

【0001】
本発明は、グラフィカルユーザインタフェースに係り、より詳細にはグラフィカルユーザインタフェースにおいてウィンドウを配列させるシステム及び方法に関する。
【0002】
ウィンドウに基づいた表示環境を使用するコンピュータに基づいたシステムにおいて、ウィンドウが表示され得るシステム用の表示領域の利用可能な空間の量は、通常コンピュータシステムのスクリーンの寸法及び表示領域の解像度によって典型的に制限される。
【0003】
1つのアプリケーションが一度に1つ以上のウィンドウを使用し異なる種類のデータを表示しユーザが更なるデータを入力することを可能にする場合もあるが、各ウィンドウは一般的に別々のアプリケーションを表示するよう使用される。MDI(Multiple Document Interface)アプリケーションは、アプリケーションを開き、幾つかの文書をそれぞれ別々のウィンドウに表示することを可能にする。例えば、MDIはユーザが同時に幾つかのスプレッドシートを開くことを可能にするスプレッドシートアプリケーションを形成するよう使用され得る。MDIアプリケーションは一般的に、通常は親ウィンドウと称される共有の作業空間ウィンドウと、通常は子ウィンドウと称される文書、会話、及び他のデータを表示するよう使用される他のウィンドウとを有する。通常は、子ウィンドウは親ウィンドウの範囲の外側へは動かすことができない。
【0004】
特定のアプリケーションに依存して、ウィンドウは固定された寸法を有するか又は、ユーザ又はコンピュータシステムによって寸法を変更することが可能である表示領域の可変量を占める場合がある。
【0005】
通常は、ユーザはいつでもMDIアプリケーションにおける1つのウィンドウ、又は単一の子ウィンドウのみに注目する。多くの環境において、注目されるウィンドウが入力装置からの指令を受信するようアクティブにすることによってそのウィンドウに「フォーカス」と称されるものをあて、コンピュータシステムが単一タスキングである場合にはウィンドウに利用可能な処理リソースを与える。ウィンドウにフォーカスがあてられていることをユーザに示すために、そのウィンドウは他のウィンドウよりも前となるよう表示領域の前景に持ってこられ可能であるならばそのタイトルバーの色が変更される。ウィンドウは通常、ユーザ又はコンピュータシステムによって位置決め及び再位置決めされることが可能である。例えば、ビデオストリームを1つのウィンドウに表示し一方で他のウィンドウでユーザがワールドワイドウェブをサーフィンすることを可能にする等、コンピュータシステムが多数の動作を同時に行うことが可能である多重タスキング環境においても、ユーザは一般的にどの特定の瞬間においても1つ以上のウィンドウに注目することはできない。
【0006】
ウィンドウは通常は、ユーザが(ウィンドウ内でマウスをクリックさせるか、所定のキーの組合せを使用することによって)又はコンピュータシステムの幾つかの動作によって選択される又は選択が外されることによりフォーカスがあてられるか又はフォーカスが外される。例えばエラーが発生すると、ユーザに知らせるためにエラーウィンドウにフォーカスがあてられる。或いは電子メールが到着するとユーザに電子メールの到着を知らせるよう電子メールアプリケーションにフォーカスがあわせられる。
【0007】
ウィンドウに基づいた表示環境の特定の問題は、フォーカスがあてられたウィンドウが、他の開いているウィンドウの内容又はタイトルをユーザが見ることができない程に他の開いているウィンドウを覆い隠してしまうことがよくあることである。このことはユーザに部分的に隠れているウィンドウのタイトルバー及び内容を見るためにそのウィンドウを選択する必要があり時折不都合となるが、多数のウィンドウ又は多数の非常に大きなウィンドウの場合、幾つかのウィンドウは他のウィンドウによって完全に覆い隠されてしまい、ユーザは他のウィンドウを見つけるために幾つかのウィンドウを閉じることが必要となる。
【0008】
ウィンドウが覆い隠されてしまうことを減少することをユーザに可能にするために、幾つかのウィンドウに基づいた表示環境はカスケード配置方法、タイル配置方法、及びスタック配置方法を有する。
【0009】
カスケード配置方法では、ウィンドウは表示領域の左上の隅から右下の隅に向けて互いに重なるよう配置される。第1のウィンドウは通常表示領域の画素座標(0,0)に置かれ、後続するウィンドウは所定の画素数だけ右下にずらされ表示領域内に先行するウィンドウを覆うようそれぞれ配置され、少なくとも各ウィンドウのタイトルバーが可視となるようにされる。カスケード配置は表示領域のどの位置からでも開始することが可能であり、ウィンドウはどの方向にも順に重ねることが可能であり、必ずしも直線である必要はない。
【0010】
タイル配置方法では、ウィンドウはモザイク状に配置され、制御しているアプリケーションのクライアント領域を埋めるようにされ、ウィンドウが互いに重なり合わないようにされる。これは、寸法を変更することが可能なウィンドウの寸法を変更し、組合わせることによって表示領域をできる限り埋める。通常はすべてのタイル状に配置されるウィンドウは等しい寸法を有するよう寸法が変更される。これはウィンドウの寸法をかなり減少させてしまい、タイル状に配置されるべきウィンドウの数が多い場合ではウィンドウのタイトル及びウィンドウ領域の小さい部分のみが可視となる。タイル状に配置されたウィンドウを使用するためには、そのウィンドウの寸法を変更することが頻繁に必要となる。
【0011】
スタック配置方法では、ウィンドウは垂直方向でのみタイル状に配置され、寸法を変更し制御しているアプリケーションのクライアント領域を埋めるように配置され、ウィンドウが互いに重なり合わないようにされる。この配置もタイル配置と同様の制限を有する。
【0012】
現在のウィンドウに基づいた表示環境は、上述の配置方法をウィンドウを再配置させることを望む度にユーザが手動で選択しなくてはならないメニュ選択肢を介して提供している。
【0013】
上述の各取り組み方法は、ユーザの要求によってウィンドウを1回だけ配列させ、ウィンドウが一度選択されると、つまりウィンドウにフォーカスがあてられると、ウィンドウは再び他のウィンドウを覆い隠してしまうという同様の制限を有する。この問題の例を図1a、図1b、及び図1cを参照して示す。図1aは4つのウィンドウを有するアプリケーションを示す。図1bはカスケード配置された後の4つのウィンドウを示す。図1cは多数のウィンドウが連続して選択された後に発生する可能性のあるウィンドウが他のウィンドウを覆い隠す状態を示す。
【0014】
本発明の或る面では、多数のウィンドウを表示する表示領域を含むグラフィカルユーザインタフェースにおいて、表示領域においてウィンドウの配置を制御する方法は、各ウィンドウの所定の部分がユーザに可視となるよう表示領域内にウィンドウを配置させる段階と、ウィンドウにフォーカスがあてられるとユーザに可視となるよう表示領域内でそのウィンドウの位置を再び決める段階と、各ウィンドウの所定の部分の少なくともかなりの部分が依然としてユーザに可視となるよう他のウィンドウを再配置させる段階とを含む。
【0015】
ウィンドウにフォーカスがあてられると、そのウィンドウは表示領域のz軸において再び位置が決められることが好適である。ウィンドウは表示領域のx軸及び/又はy軸において再び位置が決められることも可能である。
【0016】
ウィンドウは、フォーカスがあてられたウィンドウから遠ざかるよう表示領域内において順に重ねされて配置される。ウィンドウは垂直方向に順に重ねられるよう表示領域内に配置されることが好適であり、フォーカスがあてられたウィンドウが順に重ねられたウィンドウの列から突出するよう位置が決められる。フォーカスがあてられていないウィンドウは、略垂直に整列され得る。或いは、フォーカスがあてられていないウィンドウは表示領域のある部分又は全体に亘って水平方向に配列される場合もある。
【0017】
フォーカスがあてられたウィンドウは、順に重ねられたウィンドウの列から突出するよう水平方向に再び位置が決められる場合がある。フォーカスがあてられたウィンドウはウィンドウの表示領域が完全に表示領域内にあるよう垂直方向に再び位置が決められる場合もある。フォーカスがあてられたウィンドウの位置が再び決められた後に、そのウィンドウによって所定の部分のかなりの部分が覆い隠されるフォーカスがあてられていないウィンドウは水平方向に再び位置が決められる場合がある。
【0018】
本発明の利点は、フォーカスがあてられたウィンドウとフォーカスがあてられていないウィンドウが最高の可視性で配置されることである。これはフォーカスが変わる(ウィンドウの位置又はフォーカスの変更をもたらす任意のイベントの)度に、最高の可視性が得られるようウィンドウが再配置されるよう動的に行われることが好適である。
【0019】
ユーザに可視であるフォーカスがあてられていないウィンドウの表示領域は覆われる場合もある。
【0020】
ウィンドウの表示領域を覆うことによって、ユーザには覆われていないウィンドウにはフォーカスがあてられていないことが明らかとなる。更に、ウィンドウの内容を最新に維持するために必要であるシステムリソースが節約される。
【0021】
各ウィンドウにランクが関連付けられ、表示領域におけるウィンドウの配置はこのランクに従って行われる場合もある。ランクは表示領域内のウィンドウの相対的な垂直位置及び/又はz軸位置を決める。
【0022】
最初にウィンドウをカスケード形式で配列する際に相対的な垂直位置を示すランクを各ウィンドウに関連付ける場合、次の再配列はランクに基づいて行われ、垂直位置の処理が阻止される場合がある。
【0023】
本発明の他の面では、受信した信号の個数に対応するウィンドウを含むウィンドウを表示するための媒体表示装置が提供され、装置は表示領域とプロセッサを含み、プロセッサは受信した信号を表示領域内のウィンドウに表示し、ウィンドウは上述された方法のうちの1つに従って配置される。
【0024】
受信した信号は、テレビジョン、オーディオ、電子メール、ワールドワイドウェブデータ、テレテキスト、及び電子プログラムガイドから選択されたデータを含む。
【0025】
本発明の実施例を添付図面を参照し詳細に説明する。
【0026】
図2a及び図2bは、本発明の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す。
【0027】
図2aでは、ウィンドウは右上から左下に順に重ねられる。ここではウィンドウは選択されておらず、従ってフォーカスはあてられていない。図2bでは、アプリケーションウィンドウのうちの1つのアプリケーションウィンドウ(第4のアプリケーション)がユーザによって選択され、従ってフォーカスがあてられている。ウィンドウに基づいた表示環境は、図2bに示されるようにフォーカスのあてられていないウィンドウは、フォーカスがあてられたウィンドウから自動的に順に重ねられるよう形成される。フォーカスを変更する度に、順に重ねる動作はフォーカスのあてられていないウィンドウの表示領域を最大とするよう繰り返される。
【0028】
図3a及び図3bは、本発明の別の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す。
【0029】
図3aは、多数のアプリケーションウィンドウを示し、どのウィンドウにもフォーカスはあてられていない。ウィンドウは表示領域の左側においてタワー状に垂直で下方向に順に重ねられる。例えばユーザによって選択されることにより1つのアプリケーションウィンドウにフォーカスがあてられると、そのアプリケーションウィンドウは表示領域に右側に動かされ他のウィンドウが重なることを阻止するよう表示領域の前景に持ってこられる。このことは図3bに第5のアプリケーションウィンドウによって示される。例えばユーザが他のアプリケーションウィンドウを選択することによってフォーカスがあてられたアプリケーションウィンドウからフォーカスが外されると、そのアプリケーションウィンドウは表示領域の左側にタワー内の適当な位置に戻される。
【0030】
上述の配列方法のアルゴリズムを以下に示す。
【0031】
アルゴリズムA:どのウィンドウにもフォーカスがあてられていない場合の位置決め
1.第1のウィンドウを表示領域の左上に配置する
2.後続するウィンドウを相互に対し垂直方向にずらして配置する
アルゴリズムA’:ウィンドウにフォーカスが当てられている場合の位置決め
1.アルゴリズムAに従ってウィンドウを再配列する
2.選択されたウィンドウの右側の縁を表示領域の右側の縁に接して配置する
表示領域が限られている場合は、ウィンドウはそれらのタイトルバーのみが示されるようタワー状に配置される場合もある。アルゴリズムA’は、選択されたウィンドウを表示領域の右端に接して配置することに加えて選択されたウィンドウの内容全体が表示領域内にあり従って可視となるよう選択されたウィンドウが垂直方向に動かされるよう変更することも可能である。これについての例を、もとの順に重ねられたウィンドウの列では第11のアプリケーションウィンドウは部分的に表示領域の外側に外れているので第11のアプリケーションウィンドウが右に加えて上方向にも動かされている図3cに示す。
【0032】
ウィンドウを線形タワー状に配置する別の例では、フォーカスの外されているウィンドウは各ウィンドウの範囲をより大きく露出させるためにある程度のへこみを有するよう配置される。このような配置の例を、ウィンドウは鋸歯状のパターンで配置される図3dに示す。このような配置ではアルゴリズムAに従ってウィンドウの位置を処理する際に、各ウィンドウのx軸の位置は表示領域の右側の縁に接し位置が決められ選択されたウィンドウに依存することが好適である。これによって選択されたウィンドウが他のウィンドウのタイトルバーに重ならないことが保証される。
【0033】
本発明の方法による更なる配置では、表示領域の利用可能な幅は、各ウィンドウのタイトルバーのかなりの部分が可視となることを保証するよう左から右へ、上から下にウィンドウを蛇行させるよう使用される。
【0034】
上述のような方法でウィンドウを配列させるアルゴリズムを以下に示す。
【0035】
アルゴリズムB
1.第1のウィンドウを表示領域の座標(0,0)(図4aに示す配置では右上にある)に配置する。
【0036】
2.後続するウィンドウを先行するウィンドウの上にそれぞれ配置し、各ウィンドウは、条件「ウィンドウの範囲は表示領域の境界をx軸方向において超えているか?」が満たされるまで又はすべてのウィンドウの位置が決められるまでx軸方向にdx、y軸方向にdyだけそれぞれずらされる
3.すべてのウィンドウの位置が決められた場合は終了し、位置が決められていなければdxを−(dx)に設定する
4.段階2に戻る
1つのアプリケーションウィンドウにフォーカスがあてられると、そのウィンドウは表示領域の前部に持ってこられ、即ちz軸方向において最も高い位置に動かされ、残りのウィンドウは、第1のアプリケーションにフォーカスがあてられている図4bに示されるようにフォーカスがあてられているウィンドウの後方で順に重ねられる。第3のアプリケーションウィンドウにフォーカスがあてられている図4cに示されるように他のアプリケーションがひどく重なってしまうことを阻止するよう順に重ねられたウィンドウの配置は図4dに示されるように補償するよう水平方向に再び位置が決められる。
【0037】
上述のような方法でウィンドウを配列させるアルゴリズムを以下に示す。
【0038】
アルゴリズムC
1.フォーカスがあてられているウィンドウの右側の縁を表示領域の右側の縁に配置する
2.フォーカスがあてられているウィンドウより垂直方向で上にあるウィンドウは表示領域の左上の隅に向かって遠ざかるよう順に重ねられ、必要であればアルゴリズムBの段階2に従って表示領域に亘って蛇行させる
3.フォーカスがあてられているウィンドウより垂直方向で下にあるウィンドウは表示領域の右下の隅に向かって遠ざかるよう順に重ねられ、必要であればアルゴリズムBの段階2に従って表示領域に亘って蛇行させる
表示領域において蛇行パターンが下方向に進むにつれてウィンドウの垂直方向の縁が整列することを阻止するために、オフセットdxを変更する場合がある。例えば、dxを−dxに変更する代わりにdxを(dx×−2/3)に変更して変動係数を適用する場合もある。更に、2つ以上の値の間で交互にされる又は無作為に選択されて変動係数自体も変動する場合がある。本発明の実施例では、2/3の変動係数と4/3の変動係数が交互に使用される。
【0039】
どのウィンドウにもフォーカスがあてられていなくても、1つのウィンドウの内容がユーザに可視となったままであるようにすることが可能である。ユーザ側での混乱を阻止し、(コンピュータシステムは可視ウィンドウの内容を最新のものに維持する又はリフレッシュさせるようリソースを使用しなければならないので)処理負荷を減少させるよう、可視ウィンドウ領域にマスクが置かれて他のウィンドウと同様にタイトルバーのみが可視であるようにされる。このような方法によって、コンピュータシステムは、ユーザが現在関心を持っていないウィンドウの内容を繰り返し再生させる必要がなくなる。
【0040】
ウィンドウは、各ウィンドウが前のウィンドウの上に配置されるようカスケード形式で配置されるか、又は1つのウィンドウにフォーカスがあてられる場合には選択されたウィンドウの上及び下にあるウィンドウは、フォーカスがあてられたウィンドウに最も近いウィンドウは配列の中において最も高い位置にあり、その次のウィンドウはその次に高い位置にあり、以下同様である。ウィンドウにフォーカスがあてられる度にウィンドウの位置を再計算することを阻止するために、各ウィンドウに対し最初にランクが関連付けられ再配列はこのランクに基づいて行われる。
【0041】
本発明の好適な使用例を説明するために、図5に電子プログラムガイドとインタネットサービスへのアクセスを有するテレビジョン装置500を示す。テレビジョン装置500はアンテナ510及び/又は衛星データフィード、ネットワーク接続又は電話線のようなデータ接続を介し受信したテレビジョンピクチャ及び他のデータを処理し表示することが可能なプロセッサ510を含む。プロセッサは、ユーザによって選択された表示形式又は特定のテレビジョン装置に予め決められた表示形式に従って、テレビジョン装置500の別々のウィンドウ530乃至600に受信した信号を表示する。標準的なテレビジョンチャネルに追加して受信した信号は電子プログラムガイド及び電子メール、テレテキスト、及びウェブブラウジングの他の機能を含む場合がある。各ウィンドウ530乃至600はテレビジョンの限られた表示領域の空間を占めるのでプロセッサ510はウィンドウ又はウィンドウのサブセットを上述された方法のうちの1つに従って配置するようプログラムされる。上述された「タワー状のカスケード」配置はこのような環境において特に有利である。受信の帯域幅は限られている場合があるので、テレビジョン信号を表示している以外のウィンドウ以外のウィンドウ540乃至600は使用されていない(フォーカスがあてられていない)場合にはマスクされていることが好適である。
【0042】
本発明の他の使用例は、移動式電話機、通信装置、及びウィンドウに基づいたインタフェースを使用するどの装置における使用も含む場合がある。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 既知のフォーカスをあてる技術を示す図である。
【図1b】 既知のフォーカスをあてる技術を示す図である。
【図1c】 既知のフォーカスをあてる技術を示す図である。
【図2a】 本発明の方法に従って配列されたウィンドウに基づいて表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図2b】 本発明の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図3a】 本発明の他の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図3b】 本発明の他の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図3c】 本発明の他の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図3d】 本発明の他の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図4a】 本発明の他の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図4b】 本発明の他の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図4c】 本発明の他の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図4d】 本発明の他の方法に従って配列されたウィンドウに基づいた表示環境内の多数のアプリケーションウィンドウを示す図である。
【図5】 本発明の実施例であるテレビジョン装置を示す図である。

Claims (13)

  1. 多数のウィンドウを表示する表示領域を含むグラフィカルユーザインタフェースにおいて上記表示領域内の上記ウィンドウの配置を制御する方法であって、
    各ウィンドウの所定の部分がユーザに可視となるよう上記表示領域内に上記ウィンドウを配置する段階と、
    ウィンドウにフォーカスがあてられると、他のウィンドウによって重ならないよう、かつ上記ユーザに可視となるよう上記表示領域内で上記ウィンドウの位置を再び決める段階と、
    各ウィンドウの上記所定の部分の少なくともかなりの部分が上記ユーザに可視となったままであるよう上記他のウィンドウを鋸歯状のパターンで再配置させる段階とを含む方法。
  2. ウィンドウにフォーカスがあてられると、上記ウィンドウは上記表示領域のz軸において再び位置が決められる請求項1記載の方法。
  3. ウィンドウにフォーカスがあてられると、上記ウィンドウは上記表示領域のx軸及び/又はy軸において再び位置が決められる請求項1又は2記載の方法。
  4. ウィンドウは、フォーカスがあてられたウィンドウから遠ざかるよう上記表示領域内において順に重ねられ配置される請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の方法。
  5. ウィンドウは、垂直方向に順に重ねられるよう上記表示領域内に配置され、フォーカスがあてられたウィンドウは順に重ねられたウィンドウの列から突出するよう位置が決められる請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の方法。
  6. フォーカスがあてられたウィンドウは、上記順に重ねられたウィンドウの列から突出するよう水平方向に再び位置が決められる請求項5記載の方法。
  7. フォーカスがあてられたウィンドウは、上記ウィンドウの表示領域が完全に上記表示領域内にあるよう垂直方向に再び位置が決められる請求項6記載の方法。
  8. フォーカスがあてられたウィンドウの位置が再び決められた後、上記フォーカスがあてられたウィンドウによって上記所定の部分のかなりの部分が覆い隠されるフォーカスがあてられていないウィンドウは、水平方向に再び位置が決められる請求項6又は7記載の方法。
  9. 上記表示領域内の上記ウィンドウの相対的な垂直位置及び/又はz軸位置が、ウィンドウに関連付けられたランクによって決められる請求項8記載の方法。
  10. 受信した信号の数に対応するウィンドウを含むウィンドウを表示するための媒体表示装置であって、
    表示領域とプロセッサとを含み、
    上記プロセッサは上記受信した信号を上記表示領域内のウィンドウに表示し、
    上記ウィンドウは請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の方法の段階に従って配置される装置。
  11. 上記受信した信号は、テレビジョン、オーディオ、電子メール、ワールドワイドウェブデータ、テレテキスト、及び電子プログラムガイドから選択されるデータを含む請求項10記載の媒体表示装置。
  12. 上記ウィンドウは、上記媒体表示装置用のオフィスアプリケーション及び制御アプリケーションと上記受信した信号用の制御アプリケーションとから選択されるアプリケーションも表示する請求項10又は11記載の媒体表示装置。
  13. 請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の方法の段階を実施する、コンピュータが実行可能な命令を含むコンピュータ読出し可能記憶媒体。
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