JP5067972B2 - 表示装置の製造方法、表示装置の製造装置及び電子機器 - Google Patents

表示装置の製造方法、表示装置の製造装置及び電子機器 Download PDF

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Description

この発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話等の表示に用いられる表示装置における上下基板の接合方法、接合装置及び電子機器に関するものである。
このような表示装置の製造として、一部に開口部を設けたシール枠を一方の基板上に形成し、液晶を介さずに対向する基板と貼合して液晶の無い上下基板の貼合品の空セルを作成し、真空下で空セルの内部の空気を排除した後に液晶と、シール枠の開口部を接し、大気圧に開放することにより毛細管現象により液晶がシール枠内に注入される液晶注入法が広く知られている(特許文献1)。
また、表示装置が大型化することに伴い生産性向上の手段として、シール枠に開口部を設けずに基板上に形成し、そのシール枠に収まる適量の液晶を精密ディスペンサー等により滴下した後、真空下で対向する基板と貼合する液晶滴下法も用いられてきた(特許文献1)。
特許第3084975号公報
ところで、このような表示装置の製造は、何れもガラス基板が前提であり、このガラス基板をプラスチック化すると、薄く割れず、かつ曲げることができ製造効率が向上する。しかし、表示装置を作製するにあたっては、プラスチック基板の表面の平面性がガラス基板に対して劣るので、従来の基板の貼合においては空気が混入したり、所定量入るべき液晶が溢れたり、あるいは液晶が所定の厚みに形成できずに表示ムラが発生してしまう可能性がある。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、薄くて軽く割れにくく、かつ表示ムラの発生を防止することが可能な表示装置における上下基板の接合方法、接合装置及び電子機器を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、対向する基板の内、少なくとも一方の基板は複数の画素を有し、少なくとも他方の基板は駆動回路を有し、一方の基板がプラスチックかつロール状であり、他方の基板がプレート状であり、対向する前記基板を貼合して表示装置を製造する表示装置の製造方法であり、
シール剤により前記プレート状基板上にシール枠を形成するシール枠形成工程と、
液晶を前記プレート状基板の前記シール枠内に形成する液晶形成工程と、
対向する前記プレート状基板と前記ロール状基板を貼合する基板貼合工程と、
を少なくとも有し、
前記基板貼合工程は、
前記ロール状基板を巻出部により巻き出し、
前記プレート状基板上に前記ロール状基板を重ね、
柔軟性を有する押圧部材により前記シール枠の辺側、あるいは前記シール枠の中央部、あるいは前記シール枠の角部から前記ロール状基板をしならせながら圧力を徐々に加えて前記プレート状基板の前記シール枠内の空気を押し出して対向する前記ロール状基板と前記プレート状基板とを貼合し、
前記ロール状基板を打ち抜いて対向する基板を貼合した表示装置を製造するとともに、前記ロール状基板の打ち抜き残部を巻き取り軸に巻き取ることを特徴とする表示装置の製造方法である。
請求項に記載の発明は、前記液晶形成工程は、前記シール枠内に充分近接するように液晶をベタ形状に形成することを特徴とする請求項1に記載の表示装置の製造方法である。
請求項に記載の発明は、対向する基板の内、少なくとも一方の基板は複数の画素を有し、少なくとも他方の基板は駆動回路を有し、一方の基板がプラスチックかつロール状であり、他方の基板がプレート状であり、対向する前記基板を貼合して表示装置を製造する表示装置の製造装置であり、
前記ロール状基板を巻き出す巻出部と、
前記ロール状基板を巻き取る巻取部と、
シール剤により前記プレート状基板上にシール枠を形成するシール枠形成手段と、
液晶を前記プレート状基板の前記シール枠内に形成する液晶形成手段と、
対向する前記プレート状基板と前記ロール状基板を支持台上で貼合する基板貼合手段と、を少なくとも備え、
前記基板貼合手段は、
前記ロール状基板を前記巻出部により巻き出し、
前記プレート状基板上に前記ロール状基板を重ね、
柔軟性を有する押圧部材により前記シール枠の辺側、あるいは前記シール枠の中央部、あるいは前記シール枠の角部から前記ロール状基板をしならせながら圧力を徐々に加えて前記プレート状基板の前記シール枠内の空気を押し出して対向する前記ロール状基板と前記プレート状基板とを貼合し、
前記ロール状基板を打ち抜いて対向する基板を貼合した表示装置を製造するとともに、前記ロール状基板の打ち抜き残部を巻き取り軸に巻き取ることを特徴とする表示装置の製造装置である。
請求項に記載の発明は、前記基板貼合手段は、柔軟性を有する押圧部材に、流体を注入して膨張させ前記基板をしならせながら圧力を徐々に加えて前記シール枠内の空気を押し出す構成であることを特徴とする請求項に記載の表示装置の製造装置である。
請求項に記載の発明は、前記液晶形成手段は、前記シール枠内に充分近接するように液晶をベタ形状に形成することを特徴とする請求項3または請求項に記載の表示装置の製造装置である。
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項に記載の表示装置の製造方法により製造してなる表示装置を備えることを特徴とする電子機器である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1及び請求項に記載の発明では、対向する基板の内、少なくとも一方の基板がプラスチックかつロール状であり、少なくとも一方の基板は複数の画素を有し、少なくとも他方の基板は駆動回路を有し、一方の基板上にシール枠及び液晶が形成された状態にて、柔軟性を有する押圧部材により基板をしならせながら圧力を徐々に加えてシール枠内の空気を押し出して貼合することで、液晶領域内に液晶が十分に形成され、空間が生じることがなく平滑にすることができ、薄くて軽く割れにくく、表示ムラの発生を防止することが可能な表示装置を製造することができる。また、シール枠の辺側、或いはシール枠の中央部、或いはシール枠の角部から基板をしならせながら圧力を徐々に加え、確実に空気を押し出して貼合することができる。
請求項及び請求項に記載の発明では、同一基板上、或いは対向する基板上に形成されたシール枠内に充分近接するように液晶をベタ形状に形成し、確実に空気を押し出した状態にすることで、液晶を短時間に平面にすることができる。
請求項5に記載の発明では、押圧部材が、柔軟性を有するある空洞部材に、流体を注入して膨張させた構成であり、簡単な構造で基板をしならせながら圧力を徐々に加え、確実に空気を押し出して貼合することができる。
請求項に記載の発明では、柔軟性を有するある押圧部材に、流体を注入して膨張させ基板をしならせながら圧力を徐々に加えてシール枠内の空気を押し出す構成であり、簡単な構造で基板をしならせながら圧力を徐々に加え、確実に空気を押し出して貼合することができる。
請求項に記載の発明では、請求項1または請求項に記載の表示装置における上下基板の接合方法により製造してなる表示装置を備え、表示装置は薄くて軽く割れにくく、表示ムラの発生を防止することが可能である。
以下、この発明の表示装置における上下基板の接合方法、接合装置及び電子機器の実施の形態について説明するが、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。図1は表示装置の断面図、図2は表示装置の製造工程の概略図、図3はシール枠形成工程を示す側面図、図4はシール枠形成工程を示す平面図、図5は液晶形成工程を示す側面図、図6は液晶形成工程を示す平面図、図7は基板貼合工程を示す側面図、図8は基板貼合工程を示す平面図、図9は他の実施の形態の基板貼合工程を示す側面図、図10は他の実施の形態の基板貼合工程を示す平面図、図11は他の実施の形態の基板貼合工程を示す平面図、図12は他の実施の形態の基板貼合工程を示す側面図、図13はパーソナルコンピュータの斜視図、図14は携帯電話の斜視図である。
先ず、図1を参照してこの発明にかかる表示装置の構成について説明する。この実施の形態にかかる表示装置101は、第1の基板110と、第2の基板120と、第1の基板110と第2の基板120との間に介在する液晶130と、第1の基板110と第2の基板
120とを貼り合わせるシール剤を塗布して形成されたシール枠140とを有する。
第1の基板110は、複数の画素を有するアレイ基板であり、ガラス上111に薄膜スイッチング素子112を形成した構成である。この薄膜スイッチング素子112として、例えば、薄膜ダイオード、アモルファスシリコン薄膜トランジスタ、ポリシリコン薄膜トランジスタなどが挙げられる。移動度が高くスイッチング素子が小さな面積で済むことや、駆動回路まで形成することができることから、前記のうちポリシリコン薄膜トランジスタを用いることが好ましい。
第2の基板120は、プラスチックかつロール状であり、例えばプラスチックフィルム121からなる。このプラスチックフィルム121は、例えば、ポリエチレンナフタレー
ト、芳香族ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾチアゾール、ポリベンゾオキサゾールなどが挙げられる。
第2の基板120は、駆動回路122を有し、液晶130を駆動する。この駆動回路122は、透明電極により構成される。この第2の基板120は、液晶130の駆動モードにより、駆動回路122を有していても有していなくても良い。液晶130の駆動モードがツイステッドネマチック(TN)、垂直配向、高分子分散などの場合は、駆動回路122を有しており、インプレーンスイッチング(IPS)の場合には、駆動回路122を有していない。また、駆動回路122は、カラーフィルタ基板であっても透明基板であってもかまわないが、カラーフィルタ基板を用いるとカラー化が容易にできるので好ましい。第2の基板20にカラーフィルタ基板を用いずにカラー化する方法としては、第1の基板110をカラーフィルタ化する方法(カラーフィルタ・オン・アレイ方式)や、バックライトの色を切り替える方法(フィールドシーケンシャル方式)などが挙げられる。
シール枠140は、例えば30℃以下で硬化反応が進行するシール剤を塗布して略矩形状に形成され、シール枠140を介して第1の基板110と第2の基板120とを貼り合わせる。このシール枠140は第1の基板110と第2の基板120との間に介在する液晶130のシールを行う。このシール剤としては、主剤と硬化剤を混合することで硬化反応が進行する2液混合型の硬化性樹脂や、紫外線を照射することで硬化反応が進行する紫外線硬化樹脂などを用いることができる。硬化時間が短時間で済むことから紫外線硬化樹脂を用いることが好ましく、かつ紫外線を照射することにより常温の温度環境で硬化することが可能である。
このようにして第1の基板110と第2の基板120とは、両基板間の内周囲にスペーサービーズ131を分散したシール枠140が略矩形状に施され、スペーサであるスペーサービーズ131により所定の間隙、いわゆるセルギャップをもって封着されている。スペーサービーズ131は、シリカ粒子、ポリスチレン粒子等のプラスチック粒子、シリカ粒子の回りに熱可塑性樹脂をコーティングした粒子等を用いることができる。そして、このシール枠140によって、第1の基板110と第2の基板120との間に液晶領域が画成されている。
このように対向する第1の基板110と第2の基板120の内、少なくとも一方の第2の基板120がプラスチックかつロール状であり、少なくとも一方の第1の基板110は複数の画素を有し、少なくとも他方の第2の基板120は駆動回路122を有し、対向する第1の基板110と第2の基板120を貼合して表示装置101が製造される。
以下、この実施の形態にかかる表示装置の製造工程について図2を参照して説明する。
この実施の形態にかかる表示装置の製造方法は、図2に示すように、シール剤を第1の基板110に塗布してシール枠140を形成するシール枠形成工程Aと、液晶130を第1の基板110のシール枠140内に塗布して形成する液晶形成工程Bと、対向する第1の基板110と第2の基板120を貼合する基板貼合工程Cと有する。
シール枠形成工程Aでは、シール枠形成手段A1により支持台150の上に第1の基板110を置き、この第1の基板110の上にシール剤を塗布してシール枠140を形成しているが、第2の基板120にシール枠140を形成してもよい。シール枠形成手段A1として、図3及び図4に示すように、ディスペンサー1を用い、貯留タンク2からシール剤をディスペンサー1に供給して塗布している。このシール枠形成手段A1は、ディスペンサー1に限定されず、スクリーン印刷、インクジェット印刷等の方法により、形成することができる。また、シール枠140の形状は特に限定されるものではないが、例えば、図4に示すように、平面視四角形の形状とするようにしてもよく、またシール枠140の角部を湾曲させるようにして、液晶の充填を円滑にさせるようにしてもよい。
シール剤としては、紫外線硬化型樹脂、熱硬化型接着材や光硬化型接着材を用いることができる。例えば、硬化性樹脂成分として両末端アクリロイルビスフェノールAオリゴマー、イソシアヌル酸トリアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレートを、開始剤として1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン(チバスペシャリティケミカル社製イルガキュア184)を、充填材として最大粒径2μm以下の酸化アルミニウムと最大粒径0.5μm以下の酸化ケイ素を有してなる紫外線硬化型樹脂をシール剤とした。このシール剤は高圧水銀灯により2000mJ/cmの紫外線を照射することにより25℃の温度環境で硬化することが可能である。
液晶形成工程Bでは、図5及び図6に示すように、液晶形成手段B1により液晶130を第1の基板110のシール枠140内に塗布して形成するが、転写などで形成してもよい。液晶形成手段B1として、液滴吐出ヘッド3を用い、貯留タンク4から液晶130を液滴吐出ヘッド3に供給し、第1の基板110上に形成されたシール枠140により囲まれた部分に、所定量の液晶130を液滴吐出ヘッド3により平面状に塗布する。なお、液滴吐出ヘッド3の方式としては、例えば圧電素子を用いたピエゾジェットタイプを用いることができるが、このピエゾジェットタイプ以外の方式でもよく、超音波モータ,リニアモータ等により、振動を付与し、または貯留タンク4内に圧力を印加することにより、液晶を射出させるようにしてもよい。ここで、貯留タンク4内の液晶は、前もって脱泡処理されていることが望ましい。なお、液滴吐出ヘッド3は、貯留タンク4内の液晶乃至は液晶と低粘性揮発性液体の混合物を加熱して、該物質の膨張・発泡により、液晶を射出させる方式として構成されていてもよい。
このように、第1の基板110上に形成されたシール枠140内に充分近接するように液晶130をベタ形状に形成するが、第2の基板120上にシール枠が形成される場合も同様にシール枠内に充分近接するように液晶130をベタ形状に形成することが、液晶130を短時間に平面にすることができ好ましいが、これに限らず中央部、端部などに液晶130を多く塗布してもよい。
基板貼合工程Cでは、図7及び図8に示すように、第1の基板110上に形成されたシール枠140内の中央部に液晶130を多く塗布し、この第1の基板110上に第2の基板120を重ねている。この第2の基板120は、巻き出し軸170から巻き出され、基板貼合手段C1により対向する第1の基板110と基板120とを貼合し、第2の基板120を打ち抜いて図1に示すような表示装置101を製造し、打ち抜いた残りの第2の基板120を巻き取り軸171に巻き取る。
基板貼合手段C1は、柔軟性を有する押圧部材160と、基板をしならせながら圧力を徐々に加えてシール枠140内の空気を押し出す押出手段161とを有する。押圧部材160は、柔軟性を有するある空洞部材160aに、流体160bを注入して膨張させた構成である。空洞部材160aは、ゴム、樹脂などで形成され、また流体160bは空気、液体などが用いられる。押出手段161は、第1の基板110より大きい板状部材161aを有し、この板状部材161aに圧力を加えて、柔軟性を有する押圧部材160により第2の基板120をしならせながら圧力を徐々に加えてシール枠140内の空気を押し出していき、対向する第1の基板110と第2の基板120を貼合する。この実施の形態では、押圧部材160が、柔軟性を有するある空洞部材160aに、流体160bを注入して膨張させた構成であり、簡単な構造で第2の基板120をしならせながら圧力を徐々に加え、確実に空気を押し出して貼合することができる。
この実施の形態では、図8に示すように、シール枠140の中央部から第2の基板120をしならせながら圧力を徐々に加え空気を押し出していくことで、液晶領域内に液晶130が十分に充填され、空間が生じることがなく、薄くて軽く割れにくく、表示ムラの発生を防止することが可能な表示装置101の製造することができる。
この基板貼合工程Cでは、図9及び図10に示すように、シール枠140の一辺側140aから第2の基板120をしならせながら圧力を徐々に加え空気を押し出して貼合し、また図11に示すように、シール枠140の角部140bから第2の基板120をしならせながら圧力を徐々に加え空気を押し出して貼合するようにしてもよい。
また、基板貼合工程Cは、図12に示すように構成することができ、この実施の形態では、柔軟性を有するある空洞部材180が注入口180aを有し、この注入口180aから流体181を注入して膨張させ第2の基板120をしならせながら圧力を徐々に加えてシール枠140内の空気を押し出す構成である。流体181が空気の場合は、上方に膨張を規制する板状部材182が必要であるが、液体の場合は、液体の重力で第2の基板120に圧力を加えることができ、簡単な構造で第2の基板120をしならせながら圧力を徐々に加え、確実に空気を押し出して貼合することができる。
次に、この発明に係る表示装置を適用可能な電子機器の具体例について図13及び図14を参照して説明する。
まず、この発明に係る表示装置101を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図13は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ191は、キーボード192を備えた本体部193と、この発明に係る表示装置101を適用した表示部194とを備えている。
続いて、この発明に係る表示装置を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図14は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。携帯電話機292は、複数の操作ボタン293のほか、受話口294、送話口295とともに、この発明に係る表示装置101を適用した表示部296を備える。
なお、この発明に係る表示装置を適用可能な電子機器としては、図13に示したパーソナルコンピュータや図14に示した携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる、特に限定されるものではない。
この発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話等の表示に用いられる表示装置の製造方法、表示装置の製造装置及び電子機器に適用でき、薄くて軽く割れにくく、表示ムラの発生を防止することが可能である。
表示装置の断面図である。 表示装置の製造工程の概略図である。 シール枠形成工程を示す側面図である。 シール枠形成工程を示す平面図である。 液晶形成工程を示す側面図である。 液晶形成工程を示す平面図である。 基板貼合工程を示す側面図である。 基板貼合工程を示す平面図である。 他の実施の形態の基板貼合工程を示す側面図である。 他の実施の形態の基板貼合工程を示す平面図である。 他の実施の形態の基板貼合工程を示す平面図である。 他の実施の形態の基板貼合工程を示す側面図、 パーソナルコンピュータの斜視図である。 携帯電話の斜視図である。
符号の説明
101 表示装置
110 第1の基板
120 第2の基板
130 液晶
140 シール枠
A シール枠形成工程
A1シール枠形成手段
B 液晶形成工程
B1液晶形成手段
C 基板貼合工程
C1基板貼合手段




Claims (6)

  1. 対向する基板の内、少なくとも一方の基板は複数の画素を有し、少なくとも他方の基板は駆動回路を有し、一方の基板がプラスチックかつロール状であり、他方の基板がプレート状であり、対向する前記基板を貼合して表示装置を製造する表示装置の製造方法であり、
    シール剤により前記プレート状基板上にシール枠を形成するシール枠形成工程と、
    液晶を前記プレート状基板の前記シール枠内に形成する液晶形成工程と、
    対向する前記プレート状基板と前記ロール状基板を貼合する基板貼合工程と、
    を少なくとも有し、
    前記基板貼合工程は、
    前記ロール状基板を巻出部により巻き出し、
    前記プレート状基板上に前記ロール状基板を重ね、
    柔軟性を有する押圧部材により前記シール枠の辺側、あるいは前記シール枠の中央部、あるいは前記シール枠の角部から前記ロール状基板をしならせながら圧力を徐々に加えて前記プレート状基板の前記シール枠内の空気を押し出して対向する前記ロール状基板と前記プレート状基板とを貼合し、
    前記ロール状基板を打ち抜いて対向する基板を貼合した表示装置を製造するとともに、前記ロール状基板の打ち抜き残部を巻き取り軸に巻き取ることを特徴とする表示装置の製造方法。
  2. 前記液晶形成工程は、前記シール枠内に充分近接するように液晶をベタ形状に形成することを特徴とする請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  3. 対向する基板の内、少なくとも一方の基板は複数の画素を有し、少なくとも他方の基板は駆動回路を有し、一方の基板がプラスチックかつロール状であり、他方の基板がプレート状であり、対向する前記基板を貼合して表示装置を製造する表示装置の製造装置であり、
    前記ロール状基板を巻き出す巻出部と、
    前記ロール状基板を巻き取る巻取部と、
    シール剤により前記プレート状基板上にシール枠を形成するシール枠形成手段と、
    液晶を前記プレート状基板の前記シール枠内に形成する液晶形成手段と、
    対向する前記プレート状基板と前記ロール状基板を支持台上で貼合する基板貼合手段と、を少なくとも備え、
    前記基板貼合手段は、
    前記ロール状基板を前記巻出部により巻き出し、
    前記プレート状基板上に前記ロール状基板を重ね、
    柔軟性を有する押圧部材により前記シール枠の辺側、あるいは前記シール枠の中央部、あるいは前記シール枠の角部から前記ロール状基板をしならせながら圧力を徐々に加えて 前記プレート状基板の前記シール枠内の空気を押し出して対向する前記ロール状基板と前記プレート状基板とを貼合し、
    前記ロール状基板を打ち抜いて対向する基板を貼合した表示装置を製造するとともに、前記ロール状基板の打ち抜き残部を巻き取り軸に巻き取ることを特徴とする表示装置の製造装置。
  4. 前記基板貼合手段は、柔軟性を有する押圧部材に、流体を注入して膨張させ前記基板をしならせながら圧力を徐々に加えて前記シール枠内の空気を押し出す構成であることを特徴とする請求項に記載の表示装置の製造装置。
  5. 前記液晶形成手段は、前記シール枠内に充分近接するように液晶をベタ形状に形成することを特徴とする請求項3または請求項に記載の表示装置の製造装置。
  6. 請求項1または請求項に記載の表示装置の製造方法により製造してなる表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
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