JP5067861B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5067861B2
JP5067861B2 JP2007298390A JP2007298390A JP5067861B2 JP 5067861 B2 JP5067861 B2 JP 5067861B2 JP 2007298390 A JP2007298390 A JP 2007298390A JP 2007298390 A JP2007298390 A JP 2007298390A JP 5067861 B2 JP5067861 B2 JP 5067861B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
vibration
frequency
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007298390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009122532A (ja
Inventor
雄祐 鳥丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007298390A priority Critical patent/JP5067861B2/ja
Priority to US12/269,342 priority patent/US7848669B2/en
Publication of JP2009122532A publication Critical patent/JP2009122532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5067861B2 publication Critical patent/JP5067861B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • G03G15/161Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support with means for handling the intermediate support, e.g. heating, cleaning, coating with a transfer agent
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1642Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts for the transfer unit

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

本発明は、トナー像を転写した記録材を、像担持体又は記録材搬送ベルトから曲率分離させる画像形成装置、詳しくはトナー像の転写部や記録材の分離部における記録材の曲率分離を容易にする制御に関する。
像担持体と転写部材とを当接して形成される転写部でトナー像を転写された記録材を像担持体から曲率分離して定着装置へ送り込む画像形成装置が実用化されている。
記録材搬送ベルトに記録材を担持させて像担持体からトナー像を転写した後に、記録材搬送ベルトを湾曲して形成される分離部で記録材を曲率分離して定着装置へ送り込む画像形成装置が実用化されている。
これらの画像形成装置では、帯電し易い記録材や、薄くて剛性の低い記録材を用いて画像形成を行うと、像担持体や記録材搬送ベルトから記録材を曲率分離することが困難になる。
このため、転写部や分離部における記録材の曲率分離を助けるための種々の技術が提案されている。
特許文献1には、記録材搬送ベルトに担持させた記録材に感光ドラムからトナー像を転写する画像形成装置が示される。ここでは、記録材搬送ベルトを折り返して分離部を形成する支持ローラを多角形断面に形成して記録材搬送ベルトを加振することにより、記録材搬送ベルトからの記録材の分離を容易にしている。
特許文献2には、ロータリ現像装置を備えた1ドラム型中間転写方式のフルカラー画像形成装置が示される。ここでは、一次転写部の下流側に超音波振動素子を配置して中間転写ベルトを加振することにより、感光ドラムから中間転写ベルトへトナー像を転写させる際の転写効率を高めている。
特開2005−338423号公報 特開2007−140413号公報
後述するように、記録材の先端から転写部や分離部までの記録材の通過長さが異なると、分離に最適な加振周波数は変化する。
しかし、特許文献1における記録材の加振は、記録材の搬送速度が一定であれば常に一定である。従って、記録材が転写部や分離部を通過する過程で記録材が分離に最適な周波数で加振される時間が一瞬で終わってしまい、分離できないまま像担持体や記録材搬送ベルトに連れ回る可能性が高くなる。
特許文献2における中間転写ベルトの加振は、そもそも記録材の分離を容易にするものではなく、また、中間転写ベルトが一次転写部を通過する過程で加振の周波数は一定に保たれている。
本発明は、転写部又は分離部を通過する記録材に対する好ましい加振周波数での加振機会が増えて、像担持体や記録材搬送ベルトからの分離が促進される画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接してトナー像の転写部を形成する転写部材と、前記転写部に記録材を給送する給送手段と、前記転写部に電圧を印加して、前記転写部を通過する記録材へ前記像担持体からトナー像を転写する電源手段とを備えたものである。そして、前記転写部を通過した記録材を可変の周波数で加振する加振手段と、記録材が前記転写部を通過する過程で、前記転写部における記録材の通過長さが大きくなると前記周波数が少なくとも1回は低下するように、前記加振手段を制御する制御手段とを備える。
本発明の画像形成装置では、記録材が転写部又は分離部を通過する過程で、転写部又は分離部を通過し終えた記録材の長さ(通過長さ)が刻々と変化する。このため、転写部や分離部の下流側における記録材の分離に最適な加振周波数も通過長さに応じて刻々と変化する。
従って、転写部又は分離部における記録材の通過長さが大きくなると少なくとも1回は周波数が低下するように、加振周波数を制御することで、一定の加振周波数を継続する場合よりも分離に好ましい周波数で記録材が加振される回数又は時間が増える。
これにより、転写部又は分離部を通過する記録材に対する好ましい加振周波数で加振される機会が増えて、像担持体や記録材搬送ベルトからの分離が促進される。
以下、本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、転写部又は分離部を通過する過程で記録材の加振周波数を変化させる限りにおいて、各実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、中間転写ベルトから記録材へトナー像を転写する二次転写部のみならず、感光ドラムから記録材へトナー像を転写する転写部でも実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1、2に示される画像形成装置及び超音波発生装置の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。
説明中、特許請求の範囲で用いた構成名に示した参照記号は、発明の理解を助けるための例示であって、実施形態中の該当する部材等に構成を限定する趣旨のものではない。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図、図2は画像形成部及び二次転写部の構成の説明図である。
図1に示すように、第1実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルト9の直線区間に、4つの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラー複写機である。
画像形成部Paでは、感光ドラム1aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト9に一次転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム1bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト9のイエロートナー像に重ねて一次転写される。画像形成部Pc、Pdでは、それぞれ感光ドラム1c、1dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて同様に中間転写ベルト9に順次重ねて一次転写される。
中間転写ベルト9に一次転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて、二次転写部T2へ給送された記録材Pへ一括二次転写される。二次転写部T2でトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置7で加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着された後に画像形成装置100の外部へ排出される。
中間転写ベルト9は、テンションローラ12、駆動ローラ13、及びバックアップローラ10に支持されて、100mm/secのプロセススピードで矢印R2方向に回転する。中間転写ベルト9は、テンションローラ12によって30N(3kgf)の張架力を付与され、駆動ローラ13の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達して駆動される。
給紙ローラ22は、給紙カセット20からピックアップローラ21によって引き出された記録材Pを1枚ずつに分離して、レジストローラ23へ送り出す。
給送手段の一例であるレジストローラ23は、停止状態で記録材Pを受け入れて待機させ、中間転写ベルト9のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部T2へ送り込む。
クリーニング装置8は、クリーニングブレードを中間転写ベルト9に摺擦させて、二次転写部T2を通過して中間転写ベルト9に残留した転写残トナーを除去する。
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、付設された現像装置4a、4b、4c、4dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部Paについて説明し、他の画像形成部Pb、Pc、Pdについては、説明中の符号末尾のaを、b、c、dに読み替えて説明されるものとする。
図2に示すように、画像形成部Paは、感光ドラム1aの周囲に、帯電装置2a、露光装置3a、現像装置4a、一次転写ローラ5a、クリーニング装置6aを配置する。
感光ドラム1aは、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の感光層を形成してある。感光ドラム1aは、両端部を回転自在に支持され、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達して、100mm/secのプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電装置2aは、感光ドラム1aに帯電ローラを圧接して従動回転させ、電源D3から帯電ローラに直流電圧と交流電圧とを重畳した電圧を印加して、感光ドラム1aの表面を一様な負極性の電位に帯電する。
露光装置3aは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム1aの表面に画像の静電像を書き込む。
現像装置4aは、二成分現像剤を攪拌して帯電させて、固定磁極4jの周囲で感光ドラム1aとカウンタ方向に回転する現像スリーブ4sに穂立ち状態で担持させて、感光ドラム1aを摺擦させる。
電源D4は、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した現像電圧を現像スリーブ4sに印加して、現像スリーブ4sよりも相対的に正極性となった感光ドラム1aの静電像へ負極性に帯電したトナーを付着させて、静電像を反転現像する。
一次転写ローラ5aは、両端部を不図示のバネ部材で付勢されて感光ドラム1aとの間に中間転写ベルト9を挟み込み、感光ドラム1aと中間転写ベルト9との間に一次転写部T1を形成する。
電源D1は、一次転写ローラ5aのローラ軸に正極性の直流電圧を印加して、感光ドラム1aに担持された負極性のトナー像を、一次転写部T1を通過する中間転写ベルト9へ一次転写する。
クリーニング装置6aは、クリーニングブレードを感光ドラム1aに摺擦して、一次転写部T1を通過して感光ドラム1aの表面に残留した転写残トナーを除去する。
<転写部>
像担持体の一例である中間転写ベルト9は、幅370mm、周長900mmの無端状に形成され、一次転写部T1で一次転写されたトナー像を担持して二次転写部T2へ搬送する。中間転写ベルト9は、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、アクリル、塩化ビニル等の樹脂または各種ゴム等で形成される。
中間転写ベルト9は、厚みを0.07〜0.5[mm]とし、帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させて、体積抵抗率ρ(Ωcm)を10(Ωcm)に調整してある。
バックアップローラ10は、外径30mmのステンレス製の円筒材料で形成されて接地電位に接続されている。
転写部材の一例である二次転写ローラ11は、中間転写ベルト9を介してバックアップローラ10に圧接して、中間転写ベルト9と二次転写ローラ11との間に二次転写部T2を形成する。
二次転写ローラ11は、ステンレス製のローラ軸11aの外周に、ウレタンゴム等のイオン導電性の弾性ゴム層とコーティング層からなる弾性層11bを形成して外径26mmに仕上げてある。弾性ゴム層は、カーボンブラックを分散させたセル径0.05〜1.0mmの発泡合成ゴム材料で形成され、表面層は、イオン導電性ポリマーを分散した厚み0.1〜1.0mmのフッ素樹脂系材料で形成される。二次転写ローラ11の表面硬度は、ASKER−C硬度値で35度である。
電源手段の一例である電源D2は、正極性の定電圧を転写電圧として二次転写ローラ11のローラ軸11aへ印加して、バックアップローラ10と中間転写ベルト9と記録材Pと二次転写ローラ11との直列回路に転写電流を流す。これにより、中間転写ベルト9のトナー像に重ね合わせて記録材Pが二次転写部T2を通過する過程で、中間転写ベルト9から記録材Pへトナー像が静電的に移動する。
<加振手段、制御手段>
超音波振動子17は、中間転写ベルト9に振動を付与し、駆動部18は、超音波振動子17に高周波電圧を出力して駆動し、超音波振動子17と駆動部18とが加振手段を構成する。制御部19は、画像形成装置100を統括的に制御するマイコン制御装置であって、メモリMに保持した制御プログラムと各種データとを用いて画像形成を実行する。制御部19とメモリMとが協働して、制御手段を構成する。
超音波振動子17は、中間転写ベルト9の両端部と中央部とに合計3個が、それぞれ中間転写ベルト9の内側面に直接接触するように配置されている。中間転写ベルト9のたわみの余裕を考慮して、超音波振動子17は振動を伝えるに適切な圧力でもって中間転写ベルト9に圧接されている。
超音波振動子17が圧接している位置は、中間転写ベルト9の二次転写部T2ではなく、中間転写ベルト9の回転方向で二次転写部T2の下流側に位置させている。
中間転写ベルト9における二次転写部T2よりも上流側と下流側とが二次転写ローラ11によって振幅を分離されているため、二次転写部T2の上流側よりも下流側に配置したほうが記録材Pの先端部を有効に加振できる。これにより、二次転写部T2の下流側における記録材Pの分離性を高められる。
超音波振動子17は、超音波領域の周波数で振動可能な、フェライト振動子、圧電素子等を用いた超音波振動子であり、駆動部18から出力される高周波電圧の駆動電圧と周波数に従って振動する。
駆動部18は、超音波振動子17に対して高周波の駆動電圧を出力する駆動電源であり、制御部19により制御され、制御部19の制御に従って周波数を変化させ、設定された振幅の駆動電圧を出力する。
例えば、駆動部18から電力で20〜600W程度となる電圧振幅V0、最大で5000kHz程度の周波数fでのsin波出力電圧V(t)が出力される。
V(t)=V0sin(2πft)
このとき超音波振動子17には、sin波出力電圧V(t)に応じて、次式で表される時間的な変位変化、すなわちsin波振動X(t)が生ずる。
X(t)=X0sin(2πft)
sin波振動X(t)の振幅X0は、最大で35〜40μm程度である。このsin波振動X(t)が中間転写ベルト9を介して転写部T2に伝わり、記録材Pに微少な振動が生ずる。
制御部19は、駆動部18を通じて超音波振動子17が記録材Pに付与する振動の周波数及び振幅を制御する。
制御部19は、駆動部18に対して設定すべき駆動電圧の振動周波数と電圧の大きさ等、適時必要な情報を必要な時期にメモリMから読み出す。
制御部19は、記録材Pの分離のシーケンスに合わせて超音波振動子17の振動周波数を設定し、分離のタイミングとして適切な時期に振動を開始させ、変更のタイミングとして適切な時期に振動周波数を変化させる。
超音波振動子17から発生した振動は、超音波等の縦波の疎密波である。超音波振動は、中間転写ベルト9に張り付いた記録材Pの先端部を加振して、二次転写部T2の後端P1を節とした片持ち振動を発生させることにより、中間転写ベルト9から記録材Pの先端P2を引き剥がす。
<振動付与による記録材の挙動>
図3は二次転写部における記録材の振動の説明図、図4は突き出し長さと最適な加振周波数との関係の説明図である。図3中、(a)は二次転写部の模式図、(b)は記録材の片持ち振動の説明図である。
図3の(a)に示すように、記録材Pが二次転写部T2を通過中で、記録材Pの先端P2が二次転写部T2の後端P1を通過して、記録材Pが二次転写部T2を通過し終わる前のある瞬間を考察する。
超音波振動子17は、バックアップローラ10とテンションローラ12との間の固定長さの中間転写ベルト9を加振して、中間転写ベルト9に貼り付いた記録材Pを振り落とす。固定長さの中間転写ベルト9の固有振動周波数と、刻々突き出し長さが変化する記録材Pの固有振動周波数との違いを利用して、中間転写ベルト9と記録材Pとの間に大きな振幅差を形成して中間転写ベルト9から記録材Pを分離する。
超音波振動子17は、二次転写部T2から突き出した記録材Pの先端領域をその共振周波数で加振する。そして、超音波振動子17は、記録材Pの搬送に伴って100mm/secの速度で長くなる先端領域の共振周波数の低下に追従させて加振周波数を低下させる。これにより、中間転写ベルト9と記録材Pとの間の大きな振幅差を維持して、高い分離性能と再付着防止効果とを達成している。
図3の(b)は、図3の(a)と対応して、二次転写部T2の後端P1が固定端、先端P2が自由端となっている片持ち梁モデルである。この片持ち梁となっている記録材Pに機械的振動を印加することにより、記録材Pには定在波W1、W2が生じる。定在波W1、W2は位相差がπで、定在波W1を初期位相とした場合に半周期で定在波W2となり、1周期で定在波W1に戻る。
ここで、記録材Pに生じる定在波の振幅を最も効率良く最大にできる機械的振動の周波数は、記録材Pの二次転写部T2の通過長さ、すなわち記録材Pの先端P2から二次転写部T2の後端P1までの突き出し長さで決まる。
そのような加振周波数のうちで最も次数の低い周波数は、二次転写部の後端P1から記録材Pの先端P2までの突き出し長さをlとし、記録材Pにおける音波の伝達速度をvとすると下式で求められる。伝達速度vは、記録材Pの弾性係数、密度等によって変化する。
f=v/4l
なお、薄紙の分離性を課題としているため、これらのパラメータにおける厚み方向の影響は無視している。
記録材Pの先端P2が二次転写部T2の後端P1を通過後、時間が進むに従って、突き出し長さlは長くなるので、記録材Pの定在波の振幅を最大に維持するためには、加振周波数を下げる必要がある。
図3を参照して図4に示すように、記録材Pの先端P2が二次転写部T2から出てくるときの、刻々の突き出し長さlに応じて付与すべき振動の周波数も刻々と変化する。ここでは、記録材Pは、樹脂フィルム(PETシート)としており、記録材Pにおける音波の伝播速度は2000m/secである。また、プロセススピードを100mm/secとし、記録材Pの先端余白部の長さに合わせて、先端P2から10mmの区間で加振を行った。
図4に示すように、最も次数の低い固有振動モードを励起できるf=v/4lの関係を保って加振周波数を変化させることで、記録材Pの先端P2に最大振幅の加振を継続して、中間転写ベルト9からの分離性を高めている。
制御部19は、中間転写ベルト9に担持されたトナー像に対する記録材Pの位置合わせにより、記録材Pの先端P2の位置情報を得る。そして、先端P2が二次転写部T2を通過する推定時刻からの時間経過に応じて超音波振動子17の出力周波数を連続的に変化させる。
下式により求めた刻々の突き出し長さlに応じた周波数の印加を行う。
l=0.1t(m)
<加振制御>
図5は振動付与処理の動作の流れを示すフローチャート、図6は振動付与制御による加振周波数の変化の説明図である。
図2を参照して図5に示すように、制御部19は、感光ドラム1にトナー像を形成する処理と並行して、二次転写部T2の下流側で記録材Pを加振する制御を実行する。図5には記録材Pの加振制御のみを図示している。
制御部19は、画像形成ジョブが入力されると、画像形成装置100を起動して前回転を実行し、各部の運転条件を設定する(S11)。
制御部19は、ジョブデータで指定された記録材Pが予め登録された分離困難な記録材Pに該当するか否かを判断する(S12)。
制御部19は、記録材Pが分離困難な記録材Pに該当しなければ、記録材Pの加振制御を実行することなく、トナー像を二次転写部T2にて二次転写する(S23、S20)。
制御部19は、記録材Pが分離困難な記録材Pに該当している場合、メモリMに予め記憶されている振動条件の読み込みを行う(S13)。振動条件とは、超音波振動子17を振動させるために駆動部18に指示する条件であり、振動の大きさとしての駆動電圧Vと画像形成速度等から計算される振動周波数fの変化条件である。具体的な周波数の変化の様子は図6の曲線F1に示される。
制御部19は、記録材Pの種類及びプロセススピードに応じてメモリMから呼び出した周波数下降プログラムを設定する。周波数下降プログラムは、画像形成速度を見込んで予め加振周波数を変化させる範囲と変化方法がメモリMに記憶されている。
制御部19は、超音波振動子17の常用周波数範囲の上限に定めた一定周波数100kHzにて超音波振動子17による振動付与を開始する(S15)。図4に示す100kHzを越えた範囲では、超音波振動子17の発熱が著しくて、記録材Pを効率的に加振できないからである。
制御部19は、メモリMから読み込んだ振動条件に従って、振動周波数fと駆動電圧Vの初期値を駆動部18に指示し、駆動部18はその指示に従い超音波振動子17を振動させる。
制御部19は、記録材Pに応じて予め定められた規定長さに通過長さが達したタイミングで、図6に示すように、周波数の下降を開始する(S17)。すなわち、記録材Pの二次転写部T2からの突き出し長さ(l)が固有振動周波数が100kHzとなるタインミングである。
その後は、制御部19は、条件に従って振動周波数を変化させながら振動を付与する振動制御動作を行い、時間経過に従って順次振動周波数fを変化させていく。この時点では、振動周波数fに対応する駆動電圧Vsin(2πf)の出力Vも電力で20〜600W程度となる一定値が予め定められ、メモリMから読み出されて設定されている。
制御部19は、通過長さが記録材Pにおけるトナー像の担持領域に達した後は加振の振幅を低下させる。記録材Pの先端余白部が二次転写部T2の後端に達すると(S18のYES)、出力Vを低下させて加振の振幅を低下させる(S19)。
トナー像を担持した記録材Pを大きな振幅で振動させ続けると、トナーが飛散するからである。また、記録材Pの先端が確実に分離していれば、分離した部分の重みに引き剥がされて後続の部分では分離が比較的容易になるからである。
トナー像の二次転写(S20)の終了後、ジョブが終了するまで(S21のYES)、S12〜S21の処理を繰り返して(S21のNO)、画像形成装置100を後回転制御して停止させる(S22)。
図2を参照して図6に示すように、記録材Pの先端P2が二次転写部T2から出た後の経過時間に応じて付与する振動の周波数が変化する。印加する周波数は、所定の時間一定とし、その後周波数を下げている。
ここでも、記録材Pは、樹脂フィルム(厚さ50μmのPETシート)であり、材料中の音波の伝播速度は2000m/secとした。また、プロセススピードを100mm/sec、先端余白部は10mmまでとし、薄紙の転写部分離を課題としているため、厚み方向の影響は無視している。ここでは、所定の時間を0.05秒とし、これに対応する記録材Pの突き出し長さlは5mmである。
一般的に超音波振動子17の形状、性能等で印加できる周波数に制限があり、記録材Pの突き出し長さが極端に短い場合には、それに応じた周波数を印加しても大きな効果が期待できない。このため、記録材Pの突き出し長さlが所定の長さに達するまでは、一定の周波数で印加する振動を維持し、その後、記録材Pの先端P2の振幅が最大となるように、印加する周波数を時間経過に伴って低下させてf=v/4lの関係を保っている。 第1実施形態では、印加する振動周波数は、f=v/4lとしたが、実際に使用する中間転写ベルト9や二次転写部T2の各部材の影響を含めた記録材Pの固有振動モードの変動を加味して振動周波数は調整することが望ましい。
周波数下降プログラムや下降開始タイミングは、これらの部材の影響に加えて、超音波振動子17の出力特性や駆動部18の出力周波数のばらつき等に応じても調整することが望ましい。
これにより、印加する周波数で固有振動モードを制御していても、様々な要因で避けがたい変動が入り込み、そのため十分な振動力が得られず、分離性能を十分高められない、といった課題を解決できる。そして、十分な振幅を与えられるように振動周波数を制御して分離性の向上と維持を達成できる。
第1実施形態は、上記の構成及び制御に限定されるものではなく、本発明の趣旨に則る限り、様々な変更された形態もその範囲に許容される。
<第2実施形態>
図7は第2実施形態における超音波振動子の配置の説明図である。
第2実施形態では、図1〜図6に示す第1実施形態の画像形成装置100において、超音波振動子17の配置のみを異ならせており、それ以外は同様に構成されて同様に制御される。従って、図7中、第1実施形態と共通する構成には図3の(a)と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図7に示すように、第2実施形態では、超音波振動子17を中間転写ベルト9の外側面から離間させて配置しており、超音波振動子17と中間転写ベルト9との間隔を記録材Pが通過する。
超音波振動子17は、記録材Pに空気層を介して超音波振動を付与する素子であり、駆動部18は、超音波振動子17に高周波電圧を出力して駆動する。超音波振動子17と駆動部18とで加振手段としての振動装置が構成される。制御部19は、CPUを備えたマイコン制御回路であって、RAMなどのメモリMに書き込まれた制御プログラムにより作動する。制御部19とメモリMとが協働して制御手段として機能する。
超音波振動子17は、記録材Pのトナーが二次転写されない裏側面に対向させて配置されている。記録材Pの厚みと加振された記録材Pの振幅とを考慮して、超音波振動子17は、中間転写ベルト9から最短で50μm程度離間して配置されている。
超音波振動子17は、中間転写ベルト9の幅方向に長い不図示の振動部材を取り付けられて、中間転写ベルト9の両端部と中央部とに合計3個が配置されている。第1実施形態において記録材Pの幅全体を加振させていた中間転写ベルト9の代わりに振動部材を設けて、様々なサイズの記録材Pに対しても記録材Pの幅全体が等しく加振されるようにしている。
<第3実施形態>
図8は第3実施形態における分離部の構成の説明図である。
第3実施形態の画像形成装置200は、記録材搬送ベルト9Hの直線部にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配置したタンデム型直接転写方式のフルカラー画像形成装置である。図8中、第1実施形態と共通する構成には、図1、図2と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
画像形成装置200は、記録材搬送ベルト9Hの記録材分離部に超音波振動子17を配置している。
記録材搬送ベルト9Hは、第1実施形態の中間転写ベルト(9:図1)と同じ材料で形成されており、記録材Pを担持して最初の画像形成部Paを通過する過程で記録材Pを静電気的に吸着させる。これにより、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdにおける記録材Pと記録材搬送ベルト9Hとの分離は容易になるが、駆動ローラ13(支持部材)における記録材Pの曲率分離が問題となる。
そこで、第2実施形態と同様に、超音波振動子17を記録材Pから離間させて配置し、記録材Pに空気層を介して超音波振動を付与する構成とした。制御部19は、第1実施形態と同様に、記録材Pが正常な離間ポイントP1を越えた後の時間経過に伴って駆動部18から出力させる駆動信号の周波数を低下させる。
これにより、超音波振動子17は、正常な離間ポイントP1を越えて記録材搬送ベルト9Hに接している先端P2までの長さ部分を固有振動周波数で加振し続ける。
<変形例>
近年、電子写真方式の画像形成装置の用途拡大に伴って、多様な記録材への対応が求められている。そして、記録材として薄紙や帯電し易い樹脂フィルムを使用すると、中間転写ベルト、感光ドラム、記録材搬送ベルトに対して静電気的に記録材が貼り付いて、うまく曲率分離できない分離不良が発生する可能性が高まる。この分離不良は、主に、記録材の坪量が小さい場合における記録材の剛性の不足(コシの弱さ)と静電気力の過剰に起因している。
転写部において記録材の裏面から与えた電荷の総量が転写されたトナー電荷の総量を上回ると記録材に働く静電気力が像担持体側に向き、この静電気力により記録材が変形して像担持体に貼りつくことがある。また、記録材の坪量が小さい場合は、記録材の剛度が低いため、曲率分離のパワーが不足して像担持体に貼りつく可能性が高くなる。
第1〜第3実施形態では、このような問題に対して超音波振動子17を用いて分離性を確保している。超音波振動子17に出力させる超音波の周波数を変化させて、記録材Pが固有振動数に近い周波数で加振され続けるようにして、一定周波数をかけ続ける場合よりも効率的に、つまり低い電力投入で同等以上の分離効果を確保させている。
記録材の先端の長さが時間の経過に伴い変化するので、記録材の先端に付与する振動の周波数を変化させることで、記録材の先端の固有振動周波数の定在波振動モードを高振幅に保つことができる。従って、常に記録材の先端の振動モードを分離に都合よく維持することができ、安定した分離補助による分離性の向上と維持を達成できる。
第1実施形態で説明したように、超音波振動子17は、中間転写ベルト9の内側面に当接させて配置してもよい。
第2実施形態で説明したように、超音波振動子17は、記録材Pの裏側面に対向させて配置してもよい。超音波振動子17は、記録材Pに超音波振動が伝わるならば、記録材や中間転写ベルトから離間して配置してもよい。
第3実施形態で説明したように、超音波振動子17は、記録材Pを担持する記録材搬送ベルト9Hにおける記録材Pの離間領域に対向させて配置してもよい。
超音波振動子17は、第3実施形態における記録材搬送ベルト9Hの離間側の駆動ローラ13、又は第1実施形態における転写部材としての二次転写ローラ11に組み込んで配置してもよい。
超音波振動子17は、振動周波数が可変である別の加振素子に置き換えてもよい。ボイスコイル等の打撃素子、モータ、バイブレータ等で同様な周波数を変化させる制御を行っても良い。
周波数の変化は連続的である必要は無い。図6の曲線F2に示すように、少なくとも1回の断続的、不連続な変化としてもよい。一定の周波数を印加し続ける場合よりも固有振動数により近い周波数で加振される回数が増えただけ、分離性が高まるからである。
制御手段19は、転写部T2を通過した記録材Pを可変の周波数で加振する加振手段17を制御して、記録材Pが転写部P1を通過する過程で、記録材Pの通過長さが大きくなると周波数を少なくとも1回は低下させる。
制御手段19は、分離部P1を通過した記録材Pを可変の周波数で加振する加振手段17を制御して、記録材Pが分離部P1を通過する過程で、記録材Pの通過長さが大きくなると周波数を少なくとも1回は低下させる。
第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。 画像形成部及び二次転写部の構成の説明図である。 二次転写部における記録材の振動の説明図である。 突き出し長さと最適な加振周波数との関係の説明図である。 振動付与処理の動作の流れを示すフローチャートである。 振動付与制御による加振周波数の変化の説明図である。 第2実施形態における超音波振動子の配置の説明図である。 第3実施形態における分離部の構成の説明図である。
符号の説明
1a、1b、1c、1d 感光ドラム
9 像担持体(中間転写ベルト)
9H 記録材搬送ベルト
10 バックアップローラ
11 転写部材(二次転写ローラ)
12 テンションローラ
13 支持部材(駆動ローラ)
17 加振手段(超音波振動子)
18 駆動部
19 制御手段(制御部)
23 給送手段(レジストローラ)
100、200 画像形成装置
M メモリ
P1 分離部(後端)
P2 先端
T2 転写部(二次転写部)

Claims (7)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に当接してトナー像の転写部を形成する転写部材と、
    前記転写部に記録材を給送する給送手段と、
    前記転写部に電圧を印加して、前記転写部を通過する記録材へ前記像担持体からトナー像を転写する電源手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記転写部を通過した記録材を可変の周波数で加振する加振手段と、
    記録材が前記転写部を通過する過程で、前記転写部における記録材の通過長さが大きくなると前記周波数が少なくとも1回は低下するように、前記加振手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体は、中間転写ベルトであって、
    前記加振手段は、前記転写部よりも下流側に配置されて前記中間転写ベルトを加振することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. トナー像が転写された記録材を担持する記録材搬送ベルトと、
    前記記録材搬送ベルトに当接して記録材を曲率分離させる分離部を形成する支持部材と、を備えた画像形成装置において、
    前記分離部を通過した記録材を可変の周波数で加振する加振手段と、
    記録材が前記分離部を通過する過程で、前記分離部における記録材の通過長さが大きくなると前記周波数が少なくとも1回は低下するように、前記加振手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、等しい前記通過長さにおける前記周波数が記録材の種類に応じて異なるように、前記加振手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記通過長さが規定長さに達した後に前記周波数を連続的に低下させることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記通過長さが記録材におけるトナー像の担持領域に達した後は加振の振幅を低下させることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、分離が容易な記録材に対しては前記加振手段を作動させないことを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の画像形成装置。
JP2007298390A 2007-11-16 2007-11-16 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5067861B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007298390A JP5067861B2 (ja) 2007-11-16 2007-11-16 画像形成装置
US12/269,342 US7848669B2 (en) 2007-11-16 2008-11-12 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007298390A JP5067861B2 (ja) 2007-11-16 2007-11-16 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009122532A JP2009122532A (ja) 2009-06-04
JP5067861B2 true JP5067861B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=40814726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007298390A Expired - Fee Related JP5067861B2 (ja) 2007-11-16 2007-11-16 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7848669B2 (ja)
JP (1) JP5067861B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011074061A1 (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 キヤノン株式会社 超音波制御装置及び記録材判別装置
US8073372B2 (en) * 2010-02-01 2011-12-06 Xerox Corporation Apparatuses including a vibrating stripping device for stripping print media from a belt and methods of stripping print media from belts
US8725048B2 (en) * 2012-06-15 2014-05-13 Xerox Corporation Apparatus, method and system for controlling a strip radius in a printing system
US10915043B2 (en) 2018-09-04 2021-02-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus
JP7501022B2 (ja) * 2020-03-19 2024-06-18 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置
US11835912B2 (en) 2021-11-26 2023-12-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3854974A (en) * 1970-08-28 1974-12-17 Xerox Corp Method for transferring a toner image
JPH0237381A (ja) * 1988-07-27 1990-02-07 Hitachi Ltd 記録装置
US5493372A (en) * 1994-10-07 1996-02-20 Xerox Corporation Method for fabricating a resonator
JPH08190282A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2000344392A (ja) * 1999-06-01 2000-12-12 Canon Inc シート材搬送装置、及び画像形成装置
US6385429B1 (en) * 2000-11-21 2002-05-07 Xerox Corporation Resonator having a piezoceramic/polymer composite transducer
JP4378150B2 (ja) * 2003-10-31 2009-12-02 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2005338423A (ja) 2004-05-27 2005-12-08 Canon Inc 転写分離装置
JP2007010722A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2007140413A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009122532A (ja) 2009-06-04
US7848669B2 (en) 2010-12-07
US20090290892A1 (en) 2009-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5067861B2 (ja) 画像形成装置
US20090080941A1 (en) Image forming device
JP2013156291A (ja) 画像形成装置
JP5127379B2 (ja) 画像形成装置
JP2007010722A (ja) 画像形成装置
JP3848440B2 (ja) 静電写真式印刷装置のための回転可能な円筒形共振装置
JP4704806B2 (ja) 画像形成装置
JP2012068587A (ja) 画像形成装置
JP2001117381A (ja) 画像形成装置及びトナー像転写方法
JP5427725B2 (ja) 画像形成装置
JP2006208496A (ja) 画像形成装置
JP2010061046A (ja) 画像形成装置
JP2007025021A (ja) 画像転写装置
JP2006184685A (ja) 画像形成装置
JP2001117354A (ja) トナーの空気結合型音波放出現像装置を含む再生装置
JP6919462B2 (ja) 画像形成装置
JP2010044331A (ja) 電子写真方式の画像形成装置
JP2007057901A (ja) 画像形成装置
JP4586535B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置におけるトナーの転写方法
JP2000242062A (ja) 画像形成装置
JP2005266654A (ja) 画像形成装置
JP2023028699A (ja) 感光ドラム及び画像形成装置
JPH0962115A (ja) トナー画像転写装置
JP2004138726A (ja) 転写装置および画像形成装置
JP2003122105A (ja) 現像剤搬送装置、現像装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101110

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20120125

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120203

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120711

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120717

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120809

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees