JP2013156291A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニングブレードに大きな衝撃をもたらす種類のトナー像であっても、クリーニングブレードへ衝突して掻き取られる際の衝撃を軽減して、ブレードエッジにダメージを与えないで済む画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数の画像形成部は、ATR制御用トナー像QBk、QC、QM、QYを形成して、中間転写ベルト8へ、加圧を伴って転写する。クリーニングブレード12bは、中間転写ベルト8に当接して配置され、中間転写ベルト8に転写して搬送されるATR制御用トナー像のトナー帯を回収する。制御部110は、複数の画像形成部のうち最も下流の画像形成部以外の画像形成部1Yで形成されたATR制御用トナー像QYがクリーニングブレード12bへ到達する前に、画像形成部1Bkで形成されたATR制御用トナー像QBkをクリーニングブレード1bへ供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベルト部材にクリーニングブレードを摺擦させてベルト部材上の制御用トナー像をクリーニングする画像形成装置、詳しくは制御用トナー像がクリーニングブレードに衝突して掻き取られる際のブレードエッジの変形を軽減する制御に関する。
画像形成部の像担持体で形成されたトナー像を直接又は中間転写ベルトを介して記録材に転写し、トナー像が転写された記録材を定着装置で加熱加圧して画像を記録材に定着する画像形成装置が広く用いられている。複数の画像形成部で形成したトナー像を順次中間転写ベルト又は記録材搬送ベルト上の記録材に転写して重ね合わせるタンデム型の画像形成装置も広く用いられている。
ベルト部材に沿って複数の画像形成部を配列した画像形成装置では、記録材に転写されない制御用トナー像が形成されてベルト部材に転写されることがある。制御用トナー像がベルト部材に転写される画像形成装置では、クリーニングブレードを用いたベルトクリーニング装置がベルト部材に付設される(特許文献1)。
制御用トナー像とは、画像形成装置のプロセスの制御に用いられて記録材へは転写されないで、トナーのままクリーニングブレードで掻き取られて回収されるトナー像である。特許文献1には、制御用トナー像として、トナーとキャリアを含む現像剤のトナー帯電量を一定に保つようにトナー補給量を調整するためのATR制御用トナー像が示される。特許文献2には、制御用トナー像として、定着された画像の最高濃度が一定に再現されるように静電像の現像コントラストを調整するためのDmax制御用トナー像が示される。特許文献3には、制御用トナー像として、トナーとキャリアを含む現像剤のトナーの一部を感光ドラムに排出してトナーの現像装置内の平均滞在時間を調整するためのトナー帯が示される。
クリーニングブレードをベルト部材の回転方向に対してカウンタ方向に当接させる場合、クリーニングブレードの当接圧力を大きくすると、摩擦抵抗が大きくなって、画像形成時のベルト部材に速度変動が生じる。このため、定期的に、クリーニングブレード供給用トナー像を形成して、ベルト部材に転写し、クリーニングブレードのエッジに常時適量のトナーを滞留させることが望ましい。
特開2002−311719号公報 特開2005−274789号公報 特開2003−345143号公報
近年、生産性を高めるためにベルト部材の回転速度が高められた結果、ベルト部材上の制御トナー像がクリーニングブレードのエッジに衝突して掻き取られる際の衝撃が大きくなっている。そこで、クリーニングブレードに歪みゲージを取り付けて、画像形成装置の運転中におけるクリーニングブレードの歪み量の変化を測定したところ、制御トナー像がクリーニングブレードに掻き取られる際にブレードエッジに変形が発生することが確認された。そして、変形が著しく現れた場合、その直後の画像形成において、クリーニング不良に起因する出力画像の品質低下が観察された。
そこで、複数の画像形成部における制御用トナー像の形成順序、制御用トナー像のトナー載り量、制御用トナー像の種類、制御用トナー像の転写効率等を異ならせてブレードエッジの変形量を比較する実験を行った。これにより、クリーニングブレードのブレードエッジの変形量が少なくなる条件を明らかにした。一例として、複数の画像形成部で同じトナー載り量のトナー帯を形成する場合、最も下流の画像形成部でトナー帯を先行して形成することで、クリーニングブレードのブレードエッジの変形が大幅に改善されることが確認された(図4参照)。
本発明は、クリーニングブレードに大きな衝撃をもたらす種類の制御用トナー像であっても、クリーニングブレードへ衝突して掻き取られる際の衝撃を軽減して、ブレードエッジにダメージを与えないで済む画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、ベルト部材と、所定のトナー像を形成して前記ベルト部材へ転写する画像形成部と、前記ベルト部材に当接させたクリーニングブレードとを備えるものである。そして、前記クリーニングブレードに掻き取られる際のブレードエッジの変形量が前記所定のトナー像よりも小さくなるクリーニングブレード供給用トナー像を、前記所定のトナー像が前記クリーニングブレードへ到達する前に前記クリーニングブレードへ供給するように、前記画像形成部を制御する制御手段を備える。
本発明の画像形成装置では、制御用トナー像がクリーニングブレードに到達する前に、掻き取られる際のブレードエッジの変形量が制御用トナー像よりも少ないクリーニングブレード供給用トナー像をクリーニングブレードに供給する。クリーニングブレード供給用トナー像によってクリーニングブレードのブレードエッジに緩衝用のトナーを十分に確保した状態で制御用トナー像を待ち受ける。クリーニングブレード供給用トナー像が小さな衝撃を伴ってブレードエッジにトナーを滞留させることで、その後に制御用トナー像がクリーニングブレードのブレードエッジへ衝突して掻き取られる際の衝撃が弱められる。
後述するように、クリーニングブレードに歪みゲージを固定して測定される「クリーニングブレードに掻き取られる際のブレードエッジの変形量」は、転写部を通過する際の加圧回数が多いトナー像ほど大きい。当該変形量は、トナーの結束力が大きいトナー像ほど大きい。当該変形量は、ベルト部材の表面に対する固着力、吸着力が大きいトナー像ほど大きい。当該変形量は、トナー像のトナー載り量が多いほど大きい。これらを加味して、クリーニングブレード供給用トナー像の形成条件及び転写条件が定められる。
したがって、クリーニングブレードに大きな衝撃をもたらす種類の制御用トナー像であっても、クリーニングブレードへ衝突して掻き取られる際の衝撃を軽減して、ブレードエッジにダメージを与えないで済む。
画像形成装置の構成の説明図である。 ベルトクリーニング装置の構成の説明図である。 クリーニングブレードの歪みの評価装置の説明図である。 トナー帯の色とクリーニングブレード歪み量の関係の説明図である。 実施例1のトナー帯出力制御のフローチャートである。 比較例1のトナー帯出力制御のフローチャートである。 実施例1の効果の説明図である。 トナー帯のトナー載り量とクリーニングブレード歪み量の関係の説明図である。 実施例2のトナー帯出力制御のフローチャートである。 比較例2のトナー帯出力制御のフローチャートである。 実施例2の効果の説明図である。 実施例2の別の変形例のトナー帯出力制御のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、制御用トナー像をクリーニングブレードで掻き取る直前のタイミングで負担の少ないトナー像がブレードエッジに供給される限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、二成分現像剤のみならず一成分現像剤を使用する画像形成装置でも実施できる。画像形成装置は、フルカラー/モノクロ、1ドラム型/タンデム型、記録材搬送方式/中間転写方式、像担持体の種類、帯電方式、露光方式、転写方式、定着方式によらず実施できる。本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト8に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像形成部1Y、1M、1C、1Bkを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部1Yでは、感光ドラム2Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。画像形成部1Mでは、感光ドラム2Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。画像形成部1C、1Bkでは、それぞれ感光ドラム2C、2Bkにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト8に転写される。
中間転写ベルト8に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Pへ二次転写される。ピックアップローラ42によって記録材カセット41から取り出された記録材Pは、分離ローラ44で1枚ずつに分離して、レジストローラ43へ給送される。レジストローラ43は、中間転写ベルト8のトナー像にタイミングを合わせて二次転写部T2へ記録材Pを送り出す。トナー像を転写された記録材Pは、定着装置11で加熱加圧を受けて、表面にトナー像を定着された後に、排出トレイ45へ排出される。
画像形成部1Y、1M、1C、1Bkは、現像装置4Y、4M、4C、4Bkで用いるトナーの色が異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部1Yについて説明し、画像形成部1M、1C、1Bkについては、画像形成部1Yの構成部材に付した符号末尾のYをM、C、Bkに読み替えて説明されるものとする。
画像形成部1Yは、感光ドラム2Yの周囲に、帯電ローラ3Y、露光装置7Y、現像装置4Y、一次転写ローラ5Y、ドラムクリーニング装置6Yを配置している。感光ドラム2Yは、アルミニウムシリンダの外周面に負極性の帯電極性を持たせた感光層が形成され、所定のプロセススピードで矢印R1方向に回転する。帯電ローラ3Yは、直流電圧VDに交流電圧を重畳した振動電圧を印加されて感光ドラム2Yの表面を一様な負極性の暗部電位VDに帯電させる。
外部装置(例えばパソコン)から画像形成装置100に画像信号が入力されると、画像形成装置100の画像信号処理部では画像データをイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックに分版して走査線に展開したデジタル画像信号を作成する。露光装置7Yは、イエローのデジタル画像信号に基いて、レーザービームを出力し、レーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム2Yの表面に画像の静電像を書き込む。現像装置4Yは、トナーを静電像に移転させて、感光ドラム2Yの表面にトナー像を現像する。
一次転写ローラ5Yは、中間転写ベルト8の内側面を押圧して、感光ドラム2Yと中間転写ベルト8との間にトナー像の一次転写部TYを形成する。一次転写ローラ5Yに正極性の直流電圧を印加することにより、感光ドラム2Yに担持された負極性のトナー像が中間転写ベルト8へ一次転写される。ドラムクリーニング装置6Yは、中間転写ベルト8へ転写されないで感光ドラム2Yに残った転写残トナーを回収する。
中間転写ベルト8は、駆動ローラ14、テンションローラ16、対向ローラ9、従動ローラ17に掛け渡して支持され、駆動ローラ14に駆動されて矢印R2方向に回転する。従動ローラ17に支持された中間転写ベルト8の外側面に対向させて光学式センサ15が配置される。光学式センサ15は、感光ドラム2Yに形成されて中間転写ベルト8に一次転写された制御用トナー像に赤外光を照射して反射光を検出することにより、制御用トナー像のトナー載り量に応じた電圧信号を出力する。
定着装置11は、内部のヒータにより加熱された加熱ローラ11aに加圧ローラ11bを圧接させて記録材の加熱ニップを形成する。加熱ローラ11aに接触して融解したトナー像が、固化して記録材Pの表面組織に付着することにより、画像が記録材に定着される。
<ベルトクリーニング装置>
図2はベルトクリーニング装置の構成の説明図である。図2に示すように、中間転写ベルト8に転写されたトナー像を記録材Pに転写した後、中間転写ベルト8に残ったトナーや紙粉を除去するために、画像形成装置100には、ベルトクリーニング装置12が設けられている。ベルトクリーニング装置12は、中間転写ベルト8にクリーニングブレード12bを当接させて、トナー、紙粉等の異物を掻き落すブレード方式である。
ベルトクリーニング装置12は、テンションローラ16に支持された中間転写ベルト8にクリーニングブレード12bを当接させて、転写残トナーを掻き落とし、すくいシート12cで捕集して、スクリュー12dに受け渡す。回収した転写残トナーは、本体手前側に位置する廃トナー容器33に蓄えられる。
クリーニングブレード12bは、中間転写ベルト8の回転方向に対して突き当たるカウンタ方向で先端当接角が17度になるように姿勢を調整して、当接方向にバネ加圧されている。クリーニングブレード12bは、厚さ1〜2mmのウレタンゴム製である。
すくいシート12cは、厚さ20〜50μmのポリエチレンテレフタレート製のシート材料である。すくいシート12cは、クリーニングブレード12b先端に一旦蓄積して落下するトナーがボタ落ちしないよう回収するため、中間転写ベルト8の回転方向に対して順方向に傾けて、先端を中間転写ベルト8に接触させて配置される。
<所定のトナー像>
所定のトナー像の例は、ATR制御用トナー像として形成されるトナー帯である。ATR(Auto Toner Replenish)制御では、現像剤のトナー帯電量を一定に保って一定の静電像に現像されるトナー像のトナー載り量を一定に保つように、トナー補給量を調整する。現像装置4Yは、トナーとキャリアを含む現像剤を現像容器内で循環しつつ攪拌してトナーをマイナスに帯電させ、キャリアをプラスに帯電させる。現像装置4Yは、現像スリーブに担持された磁気ブラシ状態の現像剤で感光ドラム2Yを摺擦し、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を現像スリーブに印加してマイナスに帯電したトナーのみを静電像に移転させる。画像形成に伴って消費されたトナーを補うために、現像装置4Yには、ATR制御によってトナーが補給される。
図1の(b)に示すように、ATR制御では、面積階調を50%に調整した所定の現像コントラストの静電像が感光ドラム2Yに形成され、現像装置4Yによって現像されてATR制御用トナー像Qが形成される。
なお、ATR制御用トナー像Qは以下のように形成される。図1に示すように、感光ドラム上に電位センサがない場合、感光ドラム上の電位を振ってトナー載り量を測定する必要がない。そのため、本実施例では、露光装置で露光を行わずにATR制御用トナー像Qを現像するアナログ現像を行っている。
ATR制御用トナー像Qの現像コントラストは、静電像のトナー付着領域の電位と現像スリーブに印加される直流電圧との差電位であって、トナーの電荷で埋め合わせられる単位面積当たりの電気量に対応している。その結果、ATR制御用トナー像Qは、中間転写ベルト8の移動方向に対して垂直な幅方向において現像可能な幅一杯のトナー帯として形成される。
4つの画像形成部1Y、1M、1C、1Bkでそれぞれ形成されたATR制御用トナー像Qは、中間転写ベルト8に転写されて共通の光学式センサ15によってトナー載り量を読み取られた後に、ベルトクリーニング装置12に搬送されて回収される。
所定のトナー像の別の例は、Dmax制御用トナー像として形成される略正方形のパッチトナー像である。Dmax制御は、現像コントラストを調整して画像の最高濃度の再現性を確保する最高画像濃度制御である。画像形成装置100では、ATR制御よりも低い頻度で定期的にDmax制御が実行される。Dmax制御では、現像コントラストを複数段階に設定して、面積階調100%のDmax制御用トナー像が形成される。4つの画像形成部1Y、1M、1C、1Bkでそれぞれ形成されたDmax制御用トナー像は、中間転写ベルト8に転写されて共通の光学式センサ15によってトナー載り量を読み取られた後に、ベルトクリーニング装置12に搬送されて回収される。
所定のトナー像のさらに別の例は、現像装置内の現像剤の帯電性能の低下を解消するためのトナー帯である。現像装置4Y内にトナーが滞在して攪拌を受け続ける平均滞在時間が伸びるとトナーの様々な性能が低下する。そのため、制御部110は、トナー消費量の少ない(白地の多い)画像形成が連続すると、感光ドラム2Yにトナー帯を形成して、現像装置4Yから一定量のトナーを排出させる。
なお、一定量のトナーの排出は次のように制御される。制御部110が、1枚当たりのトナー消費量を色毎にカウントした上で、予め設定された閾値に対してトナー消費量が不足する差分を計算する。さらに、制御部110は、画像形成を所定枚数行う間における差分の積算量を計算した上で、積算量が所定値に達するかどうかについて判断する。制御部110は、積算量が所定値に達していれば感光ドラムへトナーを排出する制御を実行する。
その結果、画像を形成するために使用されるトナー量が全色(Y,M,C,Bk)について少ない場合、すなわち1枚当たりのトナー消費量の閾値との差分が全色について発生するような画像の場合には、トナーの排出は全色について行われる。また、使用されるトナーがBkばかりの画像である場合には、トナーの排出はY,M,Cの3色について行われる。また、Y、M、Bk3色のトナーを使用する画像の場合には、トナーの排出は、C色1色について行われる。
これにより、トナーの新規の補給を促して、現像装置4内で帯電性能が低下したトナーを少しずつ新しいものに入れ替え、現像装置4Y内におけるトナーの平均滞在時間が過大にならないようにする。
トナーの排出では、帯電ローラ3Yに印加する直流電圧を一時的に低下させて露光を伴わない静電像を形成し、現像装置4Yで現像することによりトナー帯が形成される。4つの画像形成部1Y、1M、1C、1Bkでそれぞれ形成されたトナー帯は、中間転写ベルト8に転写されてベルトクリーニング装置12に搬送されて回収される。
画像形成装置100は、感光ドラム2Yが小径(φ30mm)のため、光学式センサ15を感光ドラム2Yに配置することができない。また、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkにそれぞれ配置すると、光学式センサが4台必要となる。このため、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkでそれぞれ形成したATR制御用トナー像(Dmax制御用トナー像)は、中間転写ベルト8に一次転写して、中間転写ベルト8上の共通の光学式センサ15により検出している。これらの制御用トナー像は、二次転写ローラ10にマイナスの電圧を印加して二次転写部T2を通過させた後に、ベルトクリーニング装置12によって回収される。
なお、中間転写ベルト8に転写した所定のトナー像を1回転させて、一次転写ローラ5Yにマイナス電圧を印加して、所定のトナー像を中間転写ベルト8から感光ドラム2Yへ逆転写し、ドラムクリーニング装置6Yによって回収することも考えられる。そもそも、一次転写ローラ5Yにマイナス電圧を印加すれば、所定のトナー像を中間転写ベルト8に転写することなく、ドラムクリーニング装置6Yによって回収することができる。しかし、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkの小型化に伴ってドラムクリーニング装置6Y、6M、6C、6Bkも小型化されているため、ドラムクリーニング装置6Y、6M、6C、6Bkには所定のトナー像を回収する余地が無い。
<所定のトナー像の掻き取り負荷>
図2に示すように、二次転写部T2を通過した中間転写ベルト8の表面は、一次転写部TYを通過した感光ドラム2Yの表面に比較すると転写残トナーが少ないため、画像のトナー像に起因してベルトクリーニング装置12によって掻き取られるトナーは微量である。このため、ベルトクリーニング装置12では、クリーニングブレード12bを中間転写ベルト8の表面に軽く当接させておけば、中間転写ベルト8表面の転写残トナーを良好に除去できる。
しかし、所定のトナー像の場合、記録材へ転写されることなく全体がベルトクリーニング装置12へ到達するので、ベルトクリーニング装置12は、大量のトナーを回収する。中間転写ベルト8上に、トナー載り量の多い(相当する画像濃度の高い)所定のトナー像が形成されて、クリーニングブレード12bで回収する機会が多くなる。このため、クリーニングブレード12bのエッジにダメージが発生し易くなり、中間転写ベルト8のクリーニング不良を引き起こして、画像品質が低下する可能性がある。クリーニングブレード12bのエッジをニップと称するが、ニップがトナー像に引き摺られて局所的にめくれて反転すると、反転した領域ではトナーのすり抜けが発生し易くなる。
また、所定のトナー像の種類によっては、所定のトナー像がクリーニングブレード12bを押し上げてすり抜けを起こし、クリーニング不良が発生する場合もある。所定のトナー像がクリーニングブレード12bを押し上げる力は、ベルトクリーニング装置12で回収するトナー量や、中間転写ベルト8とトナーの吸着力によって変化する。
画像形成装置100では、各色の画像形成部1Y、1M、1C、1Bkが中間転写ベルト8上に並んで配置されている。このため、中間転写ベルト8の進行方向に対して、一番上流の画像形成部1Yで作成された所定のトナー像は、下流側にある一次転写部TM、TC、TBkを通過するに従って、トナーと中間転写ベルト8との吸着力が増す。そのため、中間転写ベルト8の進行方向に対して、一番上流の画像形成部1Yで作成されたトナー載り量の多い所定のトナー像は、クリーニングブレード12bに対して大きな負荷となり、クリーニング性能に不具合が発生することがある。
<クリーニングブレードの歪みの評価装置>
図3はクリーニングブレードの歪みの評価装置の説明図である。図3に示すように、クリーニングブレード12bの裏面(外側の面)に歪み測定ゲージ(共和電業製)32を接着して、クリーニングブレード12fの歪み量を測定した。歪み測定ゲージ32は、クリーニングブレード12bの表面の伸縮に伴って変形して抵抗値を変化させる。信号増幅器34は、歪み測定ゲージ32に定電流を流して出力電圧を検出し、増幅する。A/Dコンバータ35は、増幅されたアナログ電圧をデジタル信号に変換する。パソコン36は、電圧計として機能し、中間転写ベルト8の回転に同期した時間軸で、歪み測定ゲージ32の歪み量の変化をグラフ出力する。
<実験1>
図4はトナー帯の色とクリーニングブレード歪み量の関係の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100で連続画像形成を実行し、画像形成の100枚ごとに画像形成部1Y、1M、1C、1Bkを異ならせてトナー帯を出力して中間転写ベルト8に一次転写した。図2に示すように、それぞれのトナー帯は、二次転写ローラ10にマイナス電圧を印加して二次転写部T2を通過させ、ベルトクリーニング装置12にて回収した。
トナー帯の静電像は、露光装置7Y、7M、7C、7Bkを使用しないで形成した。帯電ローラ3Y、3M、3C、3Bkに印加する振動電圧の直流電圧VDをトナー帯の長さに相当する時間だけダウンさせて、帯電幅一杯の領域に現像コントラストを発生させた。直流電圧VDを−600Vから−200Vへ低下させることで、現像装置の現像スリーブに印加される振動電圧の交流電圧Vdcとの間に+400Vの現像コントラストを確保し、定着画像の反射濃度1.0相当のトナー載り量のトナー帯を現像させた。
図4に示すように、中間転写ベルト8の起動に伴って、クリーニングブレード12bに圧縮歪が発生した後、各色のトナー帯がクリーニングブレード12bへ到達するごとに、クリーニングブレード12bに大きな圧縮歪みが発生していた。そして、トナー帯を出力した画像形成部の違いによって、クリーニングブレード12bの歪み量が大きく異なっていた。
中間転写ベルト8の回転方向の最も上流に位置する画像形成部1Yで作成されたイエロートナー帯は、クリーニングブレード12bの歪み量が一番大きい。中間転写ベルト8の回転方向の最も下流に位置するブラックの画像形成部1Bkで作成されたブラックトナー帯は、クリーニングブレード12bの歪み量が最も小さい。
これは、一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Bkによって加圧された一次転写部TY、TM、TC、TBkを通過するごとにトナー帯が加圧を受けて中間転写ベルト8に対する機械的な付着力を高めるからである。中間転写ベルト8に対する付着力が高いトナー帯ほどクリーニングブレード12bのエッジに衝突して掻き取られる際の衝撃及び掻き取り抵抗が大きいからである。このため、トナー載り量が等しいトナー帯の場合、感光ドラムと中間転写ベルト8が当接する一次転写部TY、TM、TC、TBkを通過する回数が多いほどクリーニングブレード12に対するダメージが大きいからである。
そして、クリーニングブレード12bのエッジにトナー粒子が滞留して中間転写ベルト8に対するクリーニングブレード12bの摺擦抵抗が低く保たれている状態であれば、クリーニングブレード12bによるトナー帯の掻き取り抵抗は大幅に軽減される。クリーニングブレード12bのエッジに滞留するトナー粒子がクッションとなって、トナー帯との衝突に伴う衝撃を緩衝するからである。
<実施例1>
図5は実施例1のトナー帯出力制御のフローチャートである。実施例1では、実験1の実験結果に基づいて、クリーニングブレード12bのエッジに対するダメージが少ない順にトナー帯を中間転写ベルト8に配列してクリーニングブレードに到達させることにより、クリーニングブレード12bの負担を軽減している。
図1に示すように、画像形成部1Y、1M、1C、1Bkは、制御用トナー像の一例である現像幅一杯のトナー帯をそれぞれ形成して、中間転写体の一例である中間転写ベルト8へ、加圧を伴って転写する。クリーニングブレード12bは、中間転写ベルト8に当接して配置され、中間転写ベルト8に転写して搬送される4個のATR制御用トナー像を回収する。制御手段の一例である制御部110は、先頭のATR制御用トナー像がクリーニングブレード12bへ到達する前に、クリーニングブレード供給用トナー像をクリーニングブレード12bへ供給するように画像形成部1Y、1M、1C、1Bkを制御する。画像形成部1Bkで形成されたトナー帯QBkをクリーニングブレード供給用トナー像として用いる。画像形成部1Y、1M、1Cで形成されたトナー帯QY、QM、QCがクリーニングブレード12bへ到達する前に、画像形成部1Bkで形成されたトナー帯QBkをクリーニングブレード1bへ供給する。制御部110は、露光装置7Y、7M、7C、7Bkを制御して画像形成部1Y、1M、1C、1Bkでトナー帯を形成するタイミングを調整することにより、中間転写ベルト8上の各色のトナー帯の配列順序を設定する。
図4に示すように、クリーニングブレード供給用トナー像の一例であるトナー帯QBkは、クリーニングブレード12bによって掻き取られる際のブレードエッジの変形量が制御用トナー像よりも小さくなる。クリーニングブレード12bによって掻き取られる際のブレードエッジの変形量は、図3に示すように、クリーニングブレード12bに歪みゲージ32を固定して測定可能である。
図1を参照して図5に示すように、制御部110は、画像形成ジョブを受信すると画像形成を開始し、画像形成枚数をカウントする(W1)。制御部110は、カウント枚数がジョブ枚数に達すると(W2の作像カウンタのJOB枚数)、画像形成を終了する(W5)。制御部110は、カウント枚数が制御枚数に達するごとに(W2の制御カウンタの制御枚数)、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkにトナー帯を形成して中間転写ベルト8に転写する。なお、本実施形態では制御枚数は100枚に設定される。トナー帯は、ベルトクリーニング装置12へ搬送されて、クリーニングブレード12bにより掻き取って回収される(W3)。図2に示すように、先頭からブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナー帯QBk、QC、QM、QYが配列して隙間なく隣接するように、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkにおける静電像の書き込みの始め/終わりのタイミングが設定される。中間転写ベルト8の回転方向において、下流側の画像形成部から順にトナー帯が中間転写ベルト8に一次転写される。下流側であるブラックの画像形成部1Bkから順にトナー帯を作成する。
これにより、最初に、クリーニングブレード12bに、中間転写ベルト8に対する吸着力が最も弱いトナー帯を送ることができ、クリーニングブレード12bによる掻き取り負荷が低い状態でクリーニングブレード12bのエッジにトナー層を形成する。クリーニングブレード12bのエッジのトナー層が、中間転写ベルト8に対する吸着力の強いトナー帯が掻き取られる際の衝撃を弱めて、クリーニングブレード12bによる掻き取り負荷が軽減される。
実施例1では、中間転写ベルト8の進行方向に対して、一番下流の画像形成部1Bkから順に、トナー帯を形成させるので、クリーニングブレード12bに負荷をかけることなく、ブレードエッジにトナー層を設けることができる。トナー層を設けることで、クリーニングブレード12bへの衝撃を低減して、クリーニング不良の発生を防止することができる。
なお、後述する実施例2の変形例は、トナー排出+Dmax制御の場合や、トナー排出+ATR制御の場合を想定している。また、実施例2の別の変形例は、クリーニング供給用トナー+Dmax制御の場合や、クリーニング供給用トナー+ATR制御の場合を想定している。これらに対して、実施例1は、上述したように、クリーニングブレード12bに対する負荷が最も小さいブラックのトナー帯やパッチトナー像を、他色のトナー帯やパッチトナー像を形成する際のクリーニングブレード供給用トナー像として用いる。
<比較例1>
図6は比較例1のトナー帯出力制御のフローチャートである。図7は実施例1の効果の説明図である。
比較例1では、従来されていたように、実施例1とは逆の順序で中間転写ベルト8にトナー帯を配列している。比較例1と実施例1とはトナー帯の出力順序が異なるのみで、その他の制御は同一であるため、図6中、実施例1と同一の内容の制御ステップには図5と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1を参照して図6に示すように、比較例1では、中間転写ベルト8の回転方向において、上流側であるイエローの画像形成部1Yから順にトナー帯を作成して中間転写ベルト8に一次転写している(W3’)。
図2を参照して図7に示すように、画像形成装置100を用いて画像形成の100枚ごとに各色のトナー帯を出力して、実施例1と比較例1とにおけるクリーニングブレード12bの歪み量を比較した。図7の(a)に示すように、比較例1では、先頭のイエロートナー帯QYがクリーニングブレード12bに到達したタイミングでクリーニングブレード12bに大きな圧縮歪みが発生していた。これに対して、図7の(b)に示すように、実施例1では、先頭のブラックトナー帯QBkがクリーニングブレード12bに到達したタイミングでクリーニングブレード12bに大きな圧縮歪みが発生していない。続いてクリーニングブレード12bへシアン、マゼンタ、イエローのトナー帯QC、QM、QYが到達したタイミングではクリーニングブレード12bに目立った圧縮歪みが発生しなかった。
<実施例1の変形例>
ブラックの画像形成部1Bkで作成したトナー帯QBkを最初にクリーニングブレード12bに送った後、シアン、マゼンタ、イエローのトナー帯QC、QM、QYを実施例1とは異なる順番でクリーニングブレード12bに送る同様な実験を行った。いずれの順番においても、実施例1と同様な効果が確認された。一番下流の画像形成部1Bkにてトナー帯を先に形成させるだけでも、効率良く、クリーニング不良の発生を防止することができる。
また、ブラックの画像形成部1Bkで作成したトナー帯QBkを最初にクリーニングブレード12bに送った直後に中間転写ベルト8を停止させてクリーニングブレード12bを取り外してエッジを実体顕微鏡で観察した。その結果、クリーニングブレード12bのエッジ当接部にトナー層が作られていた。
実施例1の変形例によれば、クリーニングブレード12bに対する掻き取り負荷が小さいトナー帯を始めにクリーニングブレード12bに送って、ブレードエッジにトナー層を形成することができる。トナー帯のトナー載り量によって、クリーニングブレード12bへの衝撃が変化するため、中間転写ベルト8上でのトナー載り量が少ないトナー帯を先に形成させて、その後、中間転写ベルト8上でのトナー載り量が多いトナー帯を形成させる。
トナー層を形成した後は、クリーニングブレード12bに、中間転写ベルト8の回転方向の下流側から順番にトナー帯を形成して送らなくても、クリーニングブレード12bの歪み量が抑制される。このため、ブレードエッジの変形や寿命低下が阻止され、クリーニング不良が発生しにくくなる。
さらに、中間記録媒体上で濃度を測定するための帯制御以外のトナー帯が、一次転写部と像担持体との間を通過する際、一次転写部に流れる電流を0μAにすることでより効率良く効果が得られる。
<実験2>
図8はトナー帯のトナー載り量とクリーニングブレード歪み量の関係の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100で連続画像形成を実行し、画像形成の100枚ごとに画像形成部1Yからトナー載り量を異ならせてトナー帯を出力して中間転写ベルト8に一次転写した。図2に示すように、それぞれのトナー載り量のトナー帯は、二次転写ローラ10にマイナス電圧を印加して二次転写部T2を通過させ、ベルトクリーニング装置12にて回収した。
トナー帯のトナー載り量は、帯電ローラ3Y、3M、3C、3Bkに印加する振動電圧の直流電圧VDを変化させて、現像装置の現像スリーブに印加される振動電圧の交流電圧Vdcとの差電位である現像コントラストを異ならせて調整した。トナー帯QYの濃度設定は15を最高濃度として、14、13、12、・・・2、1と下げていくことで、トナー載り量が順次少なくなり、濃度設定0でトナー帯がない状態となる。
図8に示すように、等しい数の一次転写部を通過したトナー帯の場合、濃度設定を大きくしてトナー載り量を多くするほど、クリーニングブレード12bに大きな圧縮歪みが発生していた。トナー帯QYの濃度設定を変更すると、トナー帯QYがクリーニングブレード12bに到達したときのクリーニングブレード12bの歪み量が異なっていた。
濃度設定が低いトナー帯(例えば、濃度設定4)の場合、クリーニングブレード12bの歪みはほとんど無かった。しかし、濃度設定が高いトナー帯(例えば、濃度設定が15)の場合、クリーニングブレード12bの歪み量が大きくなる。トナー帯の濃度設定によって、クリーニングブレード12bの歪み量が変化して、濃度設定が高くなるほどクリーニングブレード12bの歪み量が大きくなる傾向が確認された。
トナー載り量が多いトナー帯ほど、クリーニングブレード12bによるトナー帯の掻き取り負荷が増え、クリーニングブレード12bが中間転写ベルト8の回転方向の下流側に押されて変形する量が増えた。逆に、トナー載り量が少ないトナー帯ほど、クリーニングブレード12bによるトナー帯の掻き取り負荷が減って、クリーニングブレード12bが中間転写ベルト8の回転方向の下流側に押されて変形する量が少なくなった。
<実施例2>
図9は実施例2のトナー帯出力制御のフローチャートである。実施例2では、実験2の実験結果に基づいて、最初にクリーニングブレード12bのエッジに対する負担が軽い濃度設定の低いトナー帯をクリーニングブレード12bに到達させる。各画像形成部で連続してトナー帯を中間転写ベルト8に転写してクリーニングブレード12bに送り込む際に、濃度設定の低いトナー帯を先に作成してクリーニングブレード12bにより回収する。これにより、クリーニングブレード12bのエッジにトナー層を形成して、後続のトナー載り量の多いトナー帯がクリーニングブレード12bに衝突した際の衝撃を弱めて、クリーニングブレード12bに対するトータルな負担を軽減している。
図1を参照して図9に示すように、制御部110は、画像形成ジョブを受信すると画像形成を開始し、画像形成枚数をカウントする(W1)。制御部110は、カウント枚数がジョブ枚数に達すると(W2の作像カウンタのJOB枚数)、画像形成を終了する(W6)。制御部110は、カウント枚数が制御枚数に達するごとに(W2の制御カウンタの制御枚数)、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkに低い濃度設定のトナー帯を形成して中間転写ベルト8に転写する。トナー帯をベルトクリーニング装置12へ搬送してクリーニングブレード12bにより掻き取って回収する(W3)。その後、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkに高い濃度設定のトナー帯を形成して同様の処理を実行する(W4)。
<比較例2>
図10は比較例2のトナー帯出力制御のフローチャートである。図11は実施例2の効果の説明図である。
比較例2では、実施例2とは逆の従来されていた順序で中間転写ベルト8にトナー帯を転写している。比較例2と実施例2とはトナー帯の出力順序が異なるのみで、その他の制御は同一であるため、図10中、実施例2と同一の内容の制御ステップには図9と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1を参照して図10に示すように、制御部110は、カウント枚数が制御枚数に達するごとに(W2の制御カウンタの制御枚数)、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkに高い濃度設定のトナー帯を形成して中間転写ベルト8に転写する。トナー帯をベルトクリーニング装置12へ搬送してクリーニングブレード12bにより掻き取って回収する(W3’)。その後、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkに低い濃度設定のトナー帯を形成して同様の処理を実行する(W4’)。
図2を参照して図11に示すように、画像形成装置100を用いて、100枚毎にトナー帯を形成する実験を行い、実施例2と比較例2とでトナー帯が最初にクリーニングブレード12bに到達したときのクリーニングブレード12bの歪み量を比較した。濃度設定が低いトナー帯を作成した後に濃度設定が高いトナー帯を作成する実施例1は、逆の順番でトナー帯を作成する比較例2に比較して、クリーニングブレード12bの歪み量が小さくなっている。
<実施例2の変形例>
画像形成装置100では、画像と画像の間隔を拡大して濃度設定が異なる複数の制御用トナー像を形成する場合がある。濃度設定の高い制御用トナー像を使用する制御の例は、中間転写ベルト8上でトナー載り量を測定するDmax制御、及びATR制御である。一方、現像装置4Y内のトナーの排出を目的として中間転写ベルト8上でトナー載り量を測定しないトナー帯の場合、濃度設定や現像コントラストを任意に決められるから、実施例2におけるトナー載り量の少ない制御用トナー像として利用できる。
そこで、Dmax制御又はATR制御と、トナーの排出を目的とするトナー帯の形成とが同一の間隔で実行される場合、実施例2の変形例では、濃度設定を通常よりも低く設定したトナー帯を先行してクリーニングブレード12のブレードエッジへ供給する。そして、トナー帯がブレードエッジへ到達した直後の潤沢にトナー層が形成された状態のところへ濃度設定の高い制御用トナー像が衝突して掻き取られるように、Dmax制御又はATR制御を実行する。
実施例2の変形例では、Dmax制御又はATR制御と、トナーの排出を目的とするトナー帯の形成とでタイミングが重なった際、濃度設定の低いトナー帯の制御を行った後に、濃度設定が高い制御用トナー像を用いた制御を行う。吐き出しを行った後に、トナー載り用の測定を行う。先行してトナー載り量が少ないトナー像を使用する制御を先に行い、その後、濃度設定が高くてトナー載り量が多いトナー像を使用する制御を行う。
濃度設定が高いトナー帯の形成と濃度設定が低いトナー帯の形成とが同じタイミングになった場合、中間転写ベルト8の回転方向の下流側の画像形成部で実行される濃度設定の低いトナー帯の形成を最初に実行する。中間転写ベルト8上のトナー載り量が多いトナー帯の形成と中間転写ベルト8上のトナー載り量が少ないトナー帯の形成とが同じタイミングになった場合、トナー載り量の少ないトナー帯の制御を先に形成する。
これにより、実施例2と同様に、トナー載り量が多い制御用トナー像がクリーニングブレード12bへ到達した際のブレードエッジの変形を少なくする効果が得られる。効率的に、クリーニングブレード12bのブレードエッジの負荷を減らしてブレードエッジの歪み量を抑制し、クリーニング不良による画像品質の低下を阻止することができる。
<実施例2の別の変形例>
図12は実施例2の別の変形例のトナー帯出力制御のフローチャートである。実施例2の変形例では、濃度設定の低いトナー帯を使用する制御と、濃度設定の高いトナー帯を使用する制御とが、同じタイミングになった場合について記載した。これに対して、実施例2の別の変形例では、濃度設定の高いトナー像を用いるDmax制御(ATR制御)のみ実施する場合に、当該制御とは無関係な濃度設定の低いトナー帯を意図的に作成する。クリーニングブレード供給用トナー像は、最も下流の画像形成部で、これらの制御用トナー像よりも画像の濃度設定を低く設定して形成されるため、最も下流の画像形成部以外の画像形成部で形成された制御用トナー像よりもベルト部材上でのトナー載り量が少ない。
なお、クリーニングブレード供給用トナー像は、搬送方向に直角なベルト幅方向において、これらの制御用トナー像以上の長さを持たせて形成される。
実施例2と実施例2の変形例とは、薄い濃度設定のトナー帯の出力が画像形成部1Bkに限られる以外は同一であるため、図12中、実施例2と同一の内容の制御ステップには図9と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図12に示すように、実施例2の変形例では、濃度設定の高いトナー帯を形成する制御(W4)の前に、濃度設定の低いトナー帯を形成して中間転写ベルト8に転写して、ベルトクリーニング装置12により回収する(W3)。ブレードエッジに十分なトナー像が保持されている間であれば、濃度設定の高いトナー帯は、連続でも断続でもよい。
実施例2の変形例では、濃度設定が低いトナー帯をブラック画像形成部1Bkで作成したが、他の画像形成部で作成してもよい。単発で濃度設定が高いトナー帯の作成が行われる場合は、中間転写ベルト8の回転方向の下流側の画像形成部で濃度設定の低いトナー帯を先に形成する。単発でトナー載り量の多いトナー帯が形成される場合、トナー載り量が相対的に少ないトナー帯を先に形成してクリーニングブレード12bのブレードエッジに供給する。
実施例2の変形例によれば、画像形成装置100の全ての制御タイミングで、クリーニングブレード12bの負荷を減らし、クリーニングブレード12bの歪み量を抑制して、クリーニング不良の発生を低減することができる。
なお、感光ドラムへのトナー排出については、トナー排出は、4色同時に行われる場合もあり得るが、トナー消費が多色に偏って、1色のみについて行われる場合も多い。トナー排出を1色のみについて行う場合、当然、排出用のトナー帯がトナー消費の不足した画像形成部の感光ドラムのみに形成されて、中間転写ベルト上でクリーニング供給用トナー像の後を追うように中間転写ベルトへ転写されることになる。この場合のクリーニング供給用トナー像は、実施例1で説明したように、最も下流に配置された画像形成部で形成することが望ましい。そして、無駄なトナー消費を減らすために、必要最小限のトナー載り量でクリーニング供給用トナー像を形成することが望ましい。
<実施例3>
実施例1、2で記載したトナー載り量測定用の制御用トナー像の場合、中間転写体8上でトナー載り量を測定するため、感光ドラム2Y上のトナー像を中間転写ベルト8上に転写する必要がある。しかし、現像装置4Y内のトナーを排出するためのトナー帯に関しては、トナー載り量を測定しないので、感光ドラム2Y上のトナー像をすべて中間転写ベルト8上へ一次転写する必要はない。
そこで、トナー載り量を測定しないトナー帯を中間転写ベルト8へ一次転写する場合、転写電流を転写効率が最高となる50μAよりも下げる。制御部110は、クリーニングブレード供給用トナー像を中間転写ベルト8へ転写する際の転写効率を、最も下流の画像形成部以外の画像形成部で形成された制御用トナー像を中間転写ベルト8へ転写する際の転写効率よりも低く制御する。転写電流を下げることで転写効率が低下して、中間転写ベルト8へ一次転写されるトナー帯のトナー載り量が少なくなるので、クリーニングブレード12bで掻き取る際のブレードエッジの負荷が軽減される。転写電流を下げることで、中間転写ベルト8上のトナー帯におけるトナー同士の結束が弱まるため、クリーニングブレード12bで掻き取る際のブレードエッジの負荷はさらに軽減される。
実施例3の効果をさらに高めるために、一次転写部TYの転写電流を0μAにしてもよい。中間転写ベルト8上でトナー載り量を測定する目的以外のトナー帯が、一次転写部TYを通過する際、一次転写部TYに印加する電圧を転写電流が流れ始める直前の電圧値に固定してもよい。
<実施例4>
実施例1、2では、中間転写ベルト8を用いる画像形成装置について記載した。しかし、実施例1、2は、特許文献1に示されるように、記録材を吸着して複数の画像形成部を順番に通過させてトナー像を重ね合わせる記録材搬送ベルトを用いる画像形成装置でも実施できる。
記録材搬送ベルトに制御用トナー像を転写してクリーニングブレードで掻き取る画像形成装置であれば、記録材が記録材搬送ベルトに接触してトナー汚れを引き起こす可能性については、中間転写ベルト8の場合と課題は同一である。ベルト部材は、高度にクリーニングされる必要がある。クリーニングブレードを付設した記録材搬送ベルトを搭載した画像形成装置であれば、複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらを適宜組み合わせた複合機などの画像形成装置に広く適用できる。
1Y、1M、1C、1Bk 画像形成部
2Y、2M、2C、2Bk 感光ドラム
3Y、3M、3C、3Bk 帯電ローラ
4Y、4M、4C、4Bk 現像装置
5Y、5M、5C、5Bk 転写ローラ
6Y、6M、6C、6Bk ドラムクリーニング装置
8 中間転写ベルト、9 対向ローラ、10 二次転写ローラ
11 定着装置、12 ベルトクリーニング装置
12b クリーニングブレード、15 光学式センサ
100 画像形成装置、110 制御部

Claims (8)

  1. ベルト部材と、
    所定のトナー像を形成して前記ベルト部材へ転写する画像形成部と、
    前記ベルト部材に当接させたクリーニングブレードと、を備える画像形成装置において、
    前記クリーニングブレードに掻き取られる際のブレードエッジの変形量が前記所定のトナー像よりも小さくなるクリーニングブレード供給用トナー像を、前記所定のトナー像が前記クリーニングブレードへ到達する前に前記クリーニングブレードへ供給するように、前記画像形成部を制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. ベルト部材と、
    前記ベルト部材の回転方向に配列して、所定のトナー像を形成して加圧を伴って前記ベルト部材へ転写する複数の画像形成部と、
    前記ベルト部材に当接させたクリーニングブレードと、を備える画像形成装置において、
    前記複数の画像形成部のうち前記ベルト部材の回転方向の最も下流の画像形成部以外の画像形成部で形成されて前記ベルト部材に転写された前記所定のトナー像が前記クリーニングブレードへ到達する前に、前記最も下流の画像形成部で形成されて前記ベルト部材へ転写されたクリーニングブレード供給用トナー像が前記クリーニングブレードへ供給されるように、前記複数の画像形成部を制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記クリーニングブレード供給用トナー像は、前記最も下流の画像形成部以外の画像形成部で形成された、前記所定のトナー像よりも前記ベルト部材上でのトナー載り量が少ないトナー像であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニングブレード供給用トナー像は、前記所定のトナー像よりも画像の濃度設定を低く設定して形成された別の前記所定のトナー像であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記クリーニングブレード供給用トナー像を前記ベルト部材へ転写する際の転写効率を、前記最も下流の画像形成部以外の画像形成部で形成された前記所定のトナー像を前記ベルト部材へ転写する際の転写効率よりも低く制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. ベルト部材と、
    前記ベルト部材の回転方向に配列して、所定のトナー像を形成して加圧を伴って前記ベルト部材へ転写する複数の画像形成部と、
    前記ベルト部材に当接させたクリーニングブレードと、を備える画像形成装置において、
    前記複数の画像形成部のうち前記ベルト部材の回転方向の最も下流の画像形成部以外の画像形成部で形成されて前記ベルト部材に転写された前記所定のトナー像が前記クリーニングブレードへ到達する前に、前記最も下流の画像形成部で形成されて前記ベルト部材へ転写された前記所定のトナー像が前記クリーニングブレードへ供給されるように、前記複数の画像形成部を制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. ベルト部材と、
    露光を行うことなく形成した静電像を現像して形成されたトナー帯を形成して加圧を伴って前記ベルト部材へ転写する複数の画像形成部と、
    前記ベルト部材に当接させたクリーニングブレードと、を備える画像形成装置において、
    前記複数の画像形成部のうち前記ベルト部材の回転方向の最も下流の画像形成部以外の画像形成部で形成されて前記ベルト部材に転写されたトナー帯が前記クリーニングブレードへ到達する前に、前記最も下流の画像形成部で形成されて前記ベルト部材へ転写された別のトナー帯が前記クリーニングブレードへ供給されるように、前記複数の画像形成部を制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記所定のトナー像は、
    (1)トナーとキャリアを含む現像剤のトナー帯電量を一定に保つようにトナー補給量を調整するためのATR制御用トナー像、
    (2)定着された画像の最高濃度が一定に再現されるように静電像の現像コントラストを調整するためのDmax制御用トナー像、
    (3)トナーとキャリアを含む現像剤のトナーの一部を感光ドラムに排出してトナーの現像装置内の平均滞在時間を調整するためのトナー帯、
    のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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