JP5067018B2 - 空調機器の取手装置 - Google Patents

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Description

本発明は、除湿機などの空調機器の運搬時に使用される空調機器の取手装置に関する。
従来、この種の空調機器の取手装置は、本体天面に設けた吹出口よりも、さらに後部側にハンドルを配置し、操作部を本体前面または傾斜面に設けて構成するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その空調機器の取手装置について図面を参照しながら説明する。
図9に示すように、本体101の天面に吹出口102が上方向から水平方向にかけて開口し、吹出口102の上部に風向ルーバー103が設けられている。また、ハンドル104は吹出口102よりも本体後部側に設けられ、回転軸部に設けられた鍵穴形状の溝を、本体101に設けられた丸軸にはめ込むことによって保持されている。操作部105は、本体天面が吹出口102とハンドル104で占められているため、本体前面の傾斜面に配置されている。
特開2002−267203号公報(図1、図6、図7、図8)
このような空調機器の取手装置では、ハンドルが回転することによって生じるデッドスペースが大きく、また、ハンドルと本体の接続部分のスペースが大きいため、ハンドルの近傍に操作部や吹出口を密着状態で配置できないという課題があり、ハンドルの回転範囲と保持構成の省スペース化を実現できる空調機器の取手装置が要求されている。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、丸棒によってハンドルと本体を保持する構成とし、その保持構成をハンドルの脚部幅の範囲内に収めることにより、操作部と吹出口を本体天面に広く確保できる空調機器の取手装置を提供することを目的としている。
本発明の空調機器の取手装置は上記目的を達成するために、送風手段を備えた空調機器本体と、この本体の天面部を前後に区分けして設けた天面前部および天面後部と、前記天面前部に設けた操作部と、前記天面後部に設けた吹出口、風向ルーバー、一対の支持壁およびハンドルと、前記支持壁に設けた支持穴に貫通する丸棒を有し、前記ハンドルは前記風向ルーバーの両側に隣接する一対の脚部と、この脚部を一体に連結する握り部からなり、前記脚部は断面略コ字状をなし、その内側に前記支持壁を収納するとともに、前記丸棒に回動可能に軸支されてなり、合成樹脂製の本体に金属製の支持壁を設けてなり、前記ハンドルの前記脚部の内側に前記丸棒の先端が嵌入する凹部を形成してなり、前記丸棒の挿入を案内するガイド穴の入口に水平方向のガイドリブを設け、このガイドリブの先端と、前記支持壁および前記脚部に挿入された前記丸棒の他端とは、同一垂直面で上下に位置してなる構成としたものである。
また第の課題解決手段は、丸棒の他端を外装部品で押さえ、前記丸棒の抜け防止としてなるものである。
また第の課題解決手段は、脚部の中間に設けた折り曲げ部に連接部を形成し、ハンドルを直立時に前記脚部を直線形状に変形可能としたものである。
また第の課題解決手段は、支持壁に設けた支持穴を長円形状となし、ハンドルの回動時に丸棒が前記支持穴内を移動可能としたものである。
また第の課題解決手段は、ハンドルの収納時に脚部の先端に摺接する押上げリブを本体の天面後部に設け、ハンドルの沈み込みを防止したものである。
また第の課題解決手段は、丸棒の断面形状を対向する円弧と対向する平行線で囲まれた略長円形状となし、支持壁に設けた支持穴を、両端の円形穴部を直線部で連結する略鉄アレイ形状となし、前記丸棒は前記支持穴の直線部を移動可能とするとともに、前記円形穴部で回動可能としたものである。
これらの手段により、ハンドルの回転範囲と、ハンドルと本体の保持機構の省スペース化を実現し、操作部と吹出口を本体天面に広く確保できる空調機器の取手装置が得られる。
本発明によれば、ハンドルの支持穴をできるだけ本体天面方向および操作部方向に配置することができ、ハンドルを直立させる際の脚部先端の回転範囲を小さくして、脚部の先端側に位置する操作部をできるだけ広く確保することができ、また本体の支持壁を脚部の内側に設けることにより、脚部の幅の範囲内で本体天面に省スペースで設置でき、ハンドルと風向ルーバーを最小限の隙間で隣接させて、ハンドルに囲まれて配置される風向ルーバーの面積を広く確保することができ、吹出し空気の送風範囲を広げることができるとともに、天面部外観の見栄えを良くすることができ、本体に固定される支持壁の強度を向上させることができ、また支持壁をハンドル下方に配置される部品と別部品にすることにより、ハンドル下方に配置される部品形状を簡略化できるとともに、製造段階の金型のスライドや食い切りによる不要な穴を廃止して、水や埃の本体内への侵入を防ぐことができ、ハンドルの脚部壁面に設けた凹部に、丸棒の先端を嵌合させることにより、丸棒のスライド移動を防止でき、ハンドルの外側に丸棒のスライド防止用の壁を設ける必要がなく、部品構成を簡略化することができ、ガイドリブにより丸棒がスムーズに軸穴の入口に導かれるとともに、丸棒が完全に挿入されていることが目視や触感により簡単に確認することができるため、丸棒の挿入作業性を向上することができる。
また、丸棒挿入後に外装部品を丸棒の他端に当接させて装着することにより、丸棒のスライド防止機能を持たせることができ、スライド防止用の壁を別途設ける必要がなく、部品構成の簡略化と部品点数の削減を図ることができる。
また、ハンドルを最大直立点まで持ち上げるときに、ハンドルの脚部に設けた折り曲げ部が直線状に伸びることにより、支持部の支持穴を中心とした脚部の回動角度を少なくすることができるとともに、脚部の中間に加わる応力集中を軽減して、強度を保つことができる。
また、ハンドルを直立させる途中で、丸棒がハンドルとともに支持壁の長円形状の軸穴をハンドル収納時の丸棒位置からハンドル直立時の丸棒位置までスライド移動させることにより、ハンドルの脚部が隣接する操作部へ侵入する範囲を減少させ、操作部を広く確保することができ、また脚部の先端部が本体天面に当接する範囲を減少させ、限られたスペースを有効利用することができる。
また、ハンドルを回転させるときに、この動きと連動して、脚部の先端が押し上げリブに接触しながら、丸棒をハンドル収納時の位置からハンドル直立時の位置までスライド移動することにより、ハンドルの握り部を持って回転させるだけで、回転軸となる丸棒が支持壁の長円形状の軸穴をスライド移動し、脚部先端の沈み込みを防止するとともに、ハンドルの脚部が隣接する操作部へ侵入する範囲を減少させ、操作部を広く確保することができる。
また、ハンドルの握り部を持って所定角度まで回転させると、略長円形状の丸棒を支持穴の直線部に沿ってスライド移動させることができ、両端の円形穴部でハンドルを直立位置または収納位置に回動させることができ、限られたスペース内でハンドルを直立または収納することができる。
本発明の請求項1記載の発明は、送風手段を備えた空調機器本体と、この本体の天面部を前後に区分けして設けた天面前部および天面後部と、前記天面前部に設けた操作部と、前記天面後部に設けた吹出口、風向ルーバー、一対の支持壁およびハンドルと、前記支持壁に設けた支持穴に貫通する丸棒を有し、前記ハンドルは前記風向ルーバーの両側に隣接する一対の脚部と、この脚部を一体に連結する握り部からなり、前記脚部は断面略コ字状をなし、その内側に前記支持壁を収納するとともに、前記丸棒に回動可能に軸支されてなり、合成樹脂製の本体に金属製の支持壁を設けてなり、前記ハンドルの前記脚部の内側に前記丸棒の先端が嵌入する凹部を形成してなり、前記丸棒の挿入を案内するガイド穴の入口に水平方向のガイドリブを設け、このガイドリブの先端と、前記支持壁および前記脚部に挿入された前記丸棒の他端とは、同一垂直面で上下に位置してなる構成としたものであり、ハンドルの支持穴をできるだけ本体天面方向および操作部方向に配置することができ、ハンドルを直立させる際の脚部先端の回転範囲を小さくして、脚部の先端側に位置する操作部をできるだけ広く確保することができ、また本体の支持壁を脚部の内側に設けることにより、脚部の幅の範囲内で本体天面に省スペースで設置でき、ハンドルと風向ルーバーを最小限の隙間で隣接させて、ハンドルに囲まれて配置される風向ルーバーの面積を広く確保することができ、吹出し空気の送風範囲を広げることができ、支持壁の強度を向上させることができるとともに、支持壁をハンドル下方に配置される部品と別部品にすることにより、ハンドル下方に配置される部品の形状を簡略化でき、ハンドルの脚部の内側に丸棒の先端が嵌入する凹部を形成したものであり、丸棒のスライド移動を防止でき、ハンドルの外側に丸棒のスライド防止用の壁を設ける必要がなく、部品構成を簡略化することができ、丸棒の挿入を案内するガイド穴の入口に水平方向のガイドリブを設け、このガイドリブの先端と、支持壁および脚部に挿入された前記丸棒の他端とは、同一垂直面で上下に位置してなるものであり、ガイドリブにより丸棒がスムーズに軸穴の入口に導かれるとともに、丸棒が完全に挿入されていることが目視や触感により簡単に確認することができるという作用を有する。
また、丸棒の他端を外装部品で押さえ、前記丸棒の抜け防止としたものであり、丸棒挿入後に装着する外装部品を利用して、スライド防止の機能を持たせることにより、丸棒の抜け止め防止用の壁を別途設ける必要がなく、部品構成を簡略化することができるという作用を有する。
また、脚部の中間に設けた折り曲げ部に連接部を形成し、ハンドルを直立時に前記脚部を直線形状に変形可能としたものであり、支持部の支持穴を中心とした脚部の回動角度を少なくすることができるとともに、脚部の中間に加わる応力集中を軽減して、強度を保つことができるという作用を有する。
また、支持壁に設けた支持穴を長円形状となし、ハンドルの回動時に丸棒が前記支持穴内を移動可能としたものであり、ハンドルの脚部が隣接する操作部へ侵入する範囲を減少させ、操作部を広く確保することができ、また脚部の先端部が本体天面に当接する範囲を減少できるという作用を有する。
また、ハンドルの収納時に脚部の先端に摺接する押上げリブを本体の天面後部に設け、ハンドルの沈み込みを防止したものであり、ハンドルの握り部を持ってハンドルを回転させる際、ハンドルの先端が押し上げリブに接触し始めると同時に、ハンドルを回転させる動きと連動して、自動的に丸棒がハンドル収納時の位置からハンドル直立時の位置までスライド移動させることができるため、特別な意識なく握り部を持ってハンドルを回転させるだけで、ハンドルの回転軸がスライド移動し、ハンドルの天面が隣接して配置される操作部へ侵入する範囲を減少させることができるという作用を有する。
また、丸棒の断面形状を対向する円弧と対向する平行線で囲まれた略長円形状となし、支持壁に設けた支持穴を、両端の円形穴部を直線部で連結する略鉄アレイ形状となし、前記丸棒は前記支持穴の直線部を移動可能とするとともに、前記円形穴部で回動可能としたものであり、ハンドルの握り部を持って所定角度まで回転させると、略長円形状の丸棒を支持穴の直線部に沿ってスライド移動させることができ、さらに両端の円形穴部でハンドルを直立位置または収納位置に回動させることができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態について説明する。
図1〜図8に示すように、冷房機能または除湿機能を備えた本体1の内部には送風手段としてシロッコファン8を設け、本体1の上部中央にシロッコファン8と連通する吹出口6を備えている。本体1の天面部2を平面形状として、天面部2の前後端はなだらかな曲面を設けて、本体1の前面部および後面部に繋がる外観形状をなしている。
天面部2は直線状の境界線7によって天面前部2aと天面後部2bとに区分されている。天面前部2aには操作部3を設け、また天面後部2bには吹出口6の上方位置に、吹出口6からの風向を変更する風向ルーバー5と、吹出口6および風向ルーバー5を囲むように配置される大型のハンドル4を設けている。さらに天面後部2bにはハンドル4を回動可能に支持する一対の支持壁10を突設し、ハンドル4の脚部4aの端部に設けた軸穴4dと支持壁10の支持穴10aとを貫通する丸棒11にて回動可能に連結している。
図2に示すように、ハンドル4は、脚部4aの中間に折り曲げ部4bを備え、折り曲げ部4bは収納時には水平から下方に屈折した形状をなしており、本体1を運搬する際には、握り部4cを引き上げるように回動することにより、ハンドル4を本体1の天面部2の略中央に直立状態に維持でき、握り部4cを持って運搬できるものである。
なお、図6(ロ)に示すように、脚部4aの折り曲げ部4bを直線形状に変形可能な連接部4fを設けることにより、ハンドル4を直立位置にしたとき、脚部4aを直線形状に変形する構成としてもよいものである。
また、収納状態のハンドル4は、風向ルーバー5を包囲するとともに、吹出口6をも包囲しているので、風向ルーバー5の回動や風向変更に対して障害とならないよう配置されている。風向ルーバー5は駆動モーター9により水平状態と直立状態との間を回動可能に設けられ、上方向に開口する吹出口6からの吹出風を、上方向または水平方向に風向変更するものであり、駆動モーター9は、風向ルーバー5の直下で開口部の端部にあるモーター収納部9aに設けられている。
また、図4および図5に示すように、支持壁10の支持穴10aとハンドル4の軸穴4dを丸棒11で貫通してハンドル4を保持するものであるが、支持壁10はハンドル4の脚部4aの内側に配置され、ハンドル4と本体1の脚部4aは、ハンドル4の幅の範囲内で形成されている。
また、丸棒11が挿入される最も手前側のガイド穴12にはガイドリブ12aが突設し、ガイドリブ12aは丸棒11の挿入口の下面を受けるように配置され、丸棒11が完全に挿入されたときに、丸棒11の突き出した端面と同一面となる寸法に設定されている。
また、図4に示すように、丸棒11が支持壁10の支持穴10aとハンドル4の軸穴4dに完全に挿入されたときに、丸棒11の他端の抜け止めが必要となるが、外装部品13を本体1の側方に装着したときに、外装部品13に設けたリブ13aが丸棒11の他端に密接して、丸棒11の抜け止めとして機能するようになっている。
上記構成において、ハンドル4は本体1の天面部2に設けた支持壁10に回動可能に支持されている。ハンドル4の脚部4aは断面略コ字状をなし、その内側に支持壁10を収納して、ハンドル4の脚部4aの範囲内で回動機構を構成することにより、本体1の天面部2を前後に略2分割に区分した天面前部2aに操作部3を、また天面後部2bにハンドル4と風向ルーバー5を、それぞれ密着状態で配置することが可能となる。したがって、操作部3と風向ルーバー5および吹出口6の領域を広く確保することができるとともに、外観の見栄えを良くすることができるものである。
また、支持壁10を金属製の別部品とすることにより、ハンドル4と本体1の接続部分の強度アップを図ることができるので、ハンドル4の下方に配置される部品の形状を簡略化し、金型のスライドや食い切りによる穴を無くし、水や埃が本体内に侵入することを防ぐことができる。
また、図4および図5に示すように、挿入する丸棒11の先端側をハンドル4の壁に設けた凹部4eに収納し、本体1の側方に装着する外装部品13に設けたリブ13aで丸棒11の他端を押さえることにより、抜け止めが可能となり、丸棒11のスライド防止用の壁を別途設ける必要がなく、ハンドル4の本体1への保持構造を省スペース化できるとともに、簡略化することができる。
さらに、丸棒11の挿入を案内するガイド穴12の入口に水平方向のガイドリブ12aを設け、このガイドリブ12aの先端と、挿入されている丸棒11の他端とは、同一垂直面で上下に位置しているので、ガイドリブ12aにより丸棒11がスムーズにガイド穴12の入口に導かれるとともに、丸棒11が完全に挿入されていることが目視や触感により簡単に確認することができ、丸棒11の挿入作業性を向上することができる。
また、図6(イ)に示すように、脚部4aの中間に設けた折り曲げ部4bに連接部4fを形成し、ハンドル4を直立時に脚部4aを直線形状に変形可能とした場合は、支持壁10の支持穴10aを中心とした脚部4aの回動角度を少なくすることができるとともに、脚部4aの中間に加わる応力集中を軽減して、強度を保つことができる。さらに、ハンドル4が操作部3の方向へ侵入することがなく、操作部3の操作範囲を広げることができる。
なお、本実施の形態では、ハンドル4の脚部4aに設けた軸穴4dに丸棒11を挿入する構成としているが、ハンドル4の脚部4aに円柱状の軸を設け、ハンドル4の両サイドに設けた軸穴に挿入する構成としてもよい。
(実施の形態2)
図7に示すように、支持壁10の支持穴10aを、ハンドル4収納時の丸棒11の中心とハンドル4直立時の丸棒11の中心を2つの中心として形成した長円穴形状としている。
これにより、ハンドル4を回転させて持ち上げる途中で、丸棒11がハンドル4収納時の位置から直立時の位置までをスライド移動させることができ、ハンドル4を直立させた時に折り曲げ部4bが操作部3へ侵入する領域を少なくし、操作部3の利用範囲を広げることができる。
さらに、ハンドル4の先端に位置する本体1の天面部2に押し上げリブ15を形成し、ハンドル4の下方への回転に応じて、押し上げリブ15に脚部4aの先端が当接してハンドル4が持ち上がることにより、ハンドル4の沈み込みを防ぐとともに、スムーズに丸棒11をスライド移動させることができる。
(実施の形態3)
図8に示すように、丸棒11の断面形状を対向する円弧と対向する平行線で囲まれた略長円形状としている。支持壁10に設けた支持穴10bを、両端の円形穴部を直線部で連結する略鉄アレイ形状としている。丸棒11は支持穴10bの直線部を移動可能とするとともに、円形穴部10cで回動可能としたものである。すなわち、ハンドル4の握り部4cを持って所定角度まで回転させると、略長円形状の丸棒11の短径部分が支持穴10bの直線部に沿ってスライド移動することができ、さらに両端の円形穴部10cでハンドル4を直立位置または収納位置に回動させることができる。
このように、ハンドル4の握り部4cを持ってハンドル4を回転またはスライドさせるだけで、限られたスペース内でハンドル4を直立または収納することができる。
また、本体1の天面部2に設けた押し上げリブ15により、ハンドル4の下方への回転に応じて、ハンドル4の沈み込みを防ぐことができる。
本発明は、本体天面のハンドルを簡易な構成で強固に形成できるものであり、除湿機、加湿器、空気清浄機、簡易型エアコンなどの持ち運びできる空調機器の用途に適用できる。
本発明の実施の形態1の一部破断の外観斜視図 同、風向ルーバーおよびハンドル収納状態を示す要部背面斜視図 同、風向ルーバーおよびハンドル直立状態を示す要部背面斜視図 同、ハンドルと本体の脚部構成を示す分解斜視図 同、ハンドルと本体の脚部構成を示す部分断面図 同、ハンドル部を示す図((イ)ハンドル直立状態を示す概略断面図、(ロ)ハンドルを折り曲げ部で連接した場合のハンドル直立状態を示す断面図) 本発明の実施の形態2のハンドル部を示す図((イ)ハンドル収納時の部分概略断面図、(ロ)ハンドル立設時の部分概略断面図) 本発明の実施の形態3のハンドル部を示す図((イ)ハンドル収納時の部分概略断面図、(ロ)ハンドル立設時の部分概略断面図) 従来の空調機器の取手装置の概略断面図
符号の説明
1 本体
2 天面部
2a 天面前部
2b 天面後部
3 操作部
4 ハンドル
4a 脚部
4b 折り曲げ部
4c 握り部
4d 軸穴
4e 凹部
4f 連接部
5 風向ルーバー
6 吹出口
8 シロッコファン
9 駆動モーター
10 支持壁
10a 支持穴
10b 支持穴
10c 円形穴部
11 丸棒
12 ガイド穴
12a ガイドリブ
13 外装部品
15 押し上げリブ

Claims (6)

  1. 送風手段を備えた空調機器本体と、この本体の天面部を前後に区分けして設けた天面前部および天面後部と、前記天面前部に設けた操作部と、前記天面後部に設けた吹出口、風向ルーバー、一対の支持壁およびハンドルと、前記支持壁に設けた支持穴に貫通する丸棒を有し、前記ハンドルは前記風向ルーバーの両側に隣接する一対の脚部と、この脚部を一体に連結する握り部からなり、前記脚部は断面略コ字状をなし、その内側に前記支持壁を収納するとともに、前記丸棒に回動可能に軸支されてなり、合成樹脂製の本体に金属製の支持壁を設けてなり、前記ハンドルの前記脚部の内側に前記丸棒の先端が嵌入する凹部を形成してなり、前記丸棒の挿入を案内するガイド穴の入口に水平方向のガイドリブを設け、このガイドリブの先端と、前記支持壁および前記脚部に挿入された前記丸棒の他端とは、同一垂直面で上下に位置してなる空調機器の取手装置。
  2. 丸棒の他端を外装部品で押さえ、前記丸棒の抜け防止としてなる請求項に記載の空調機器の取手装置。
  3. 脚部の中間の折り曲げ部に連接部を形成し、ハンドルを直立時に前記脚部を直線形状に変形可能とした請求項1または2に記載の空調機器の取手装置。
  4. 支持壁に設けた支持穴を長円形状となし、ハンドルの回動時に丸棒が前記支持穴内を移動可能とした請求項1または2に記載の空調機器の取手装置。
  5. ハンドルの収納時に脚部の先端に摺接する押上げリブを本体の天面後部に設け、ハンドルの沈み込みを防止した請求項記載の空調機器の取手装置。
  6. 丸棒の断面形状を対向する円弧と対向する平行線で囲まれた略長円形状となし、支持壁に設けた支持穴を、両端の円形穴部を直線部で連結する略鉄アレイ形状となし、前記丸棒は前記支持穴の直線部を移動可能とするとともに、前記円形穴部で回動可能とした請求項1または2に記載の空調機器の取手装置。
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