JP2008056005A - 車両用空調吹出装置 - Google Patents

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道生 小野
Masahiro Endo
昌宏 遠藤
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Abstract

【課題】ベゼルの吹出口から吹き出される空調エアーの風速が上下方向において均等となる車両用空調吹出装置を提供することである。
【解決手段】車両のインストルメントパネル10に形成された開口孔11に設けられ、該開口孔11の軸芯方向に出没可能に且つ該軸芯回りに回転可能な円筒形状のベゼル40を有する空調吹出装置であって、前記ベゼル40は、該上部が閉塞されていると共に、該側面の一部に吹出口41が形成されており、前記吹出口41には、該ベゼル40の側面に沿う湾曲した弓形状の複数枚の横フィン60が上下方向に並置されており、前記複数枚の横フィン60は、該縦断面における前記吹出口41側と反対側の端部が上方から下方につれて吹出口41側に向けて傾斜している。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調吹出装置に関し、詳しくは、吹き出される空調エアーの吹き出し方向を調節可能な車両用空調吹出装置に関する。
従来、この種の車両用空調吹出装置として、例えば特許文献1に記す技術が既に知られている。この技術では、図5に示すように、インストルメントパネル(図示しない)の表面に形成された開口孔から出没可能、且つ回転可能なベゼル140を有する空調用吹出口構造に関する技術が開示されている。このベゼルには、複数枚の横フィン160が設けられており、上下方向の風向調節は横フィン160を回動させることで行われていた。また、左右の風向調節は、ベゼル140を回転させることで行われていた。
実開平5−35414号公報
しかしながら、上述した車両用空調吹出装置では、下部開口から取り入れられた空調エアーを側面に形成の吹出口141から吹き出させているため、図示するように、吹出口141から吹き出される空調エアーの風速のピークが上下方向の中心より上方向に偏ったものとなっていた。そのため、吹出口から吹き出される空調エアーは上方向に偏ったものが多くなり、上下方向に均等に吹き出されることが求められていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、ベゼルの吹出口から吹き出される空調エアーの風速が上下方向において均等となる車両用空調吹出装置を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、車両のインストルメントパネルに形成された開口孔に設けられ、該開口孔の軸芯方向に出没可能に且つ該軸芯回りに回転可能な円筒形状のベゼルを有する空調吹出装置であって、前記ベゼルは、該上部が閉塞されていると共に、該側面の一部に吹出口が形成されており、前記吹出口には、該ベゼルの側面に沿う湾曲した弓形状の複数枚の横フィンが上下方向に並置されており、前記複数枚の横フィンは、該縦断面における前記吹出口側と反対側の端部が上方から下方につれて吹出口側に向けて傾斜した構成である。
この構成によれば、ベゼルの下部開口から取り入れた空調エアーを全ての横フィンに当てることができる。したがって、吹出口から吹き出される空調エアーの風速のピークを上下方向の中心に近づけることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空調用吹出装置であって、前記ベゼル内部の通風路には、該ベゼルの下部開口から取り入れられた空調エアーを前記吹出口に向けて整流させる整流部材が設けられた構成である。
この構成によれば、ベゼルの下部開口から取り入れた空調エアーは整流されて吹出口へ送られることになる。したがって、請求項1の効果に対して、さらに、吹出口から吹き出される空調エアーの風速のピークを上下方向の中心に近づけることができる。
本発明を実施するための最良の実施例を、図1〜4を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、「前後、左右、上下」の各方向は、「図1の斜視図における、前後左右上下」の各方向である。図1は、本発明の車両用空調吹出装置の一実施例を示す使用状態の斜視図である。図2は、図1の車両用空調吹出装置の不使用状態を示す斜視図である。
図3は、図1の車両用空調吹出装置の分解斜視図である。図4は、図1の使用状態におけるA−A縦断面図である。
図1において、10は車両内の内装部品であるインストルメントパネルである。このインストルメントパネル10の上面には開口孔11が形成されており、開口孔11には略L字形状のダクト20が配設されている。このダクト20の一端(図1において、水平方向の開口端)には、空調設備(図示しない)が連結されている。また、他端(図1において、垂直方向の開口端)には、円筒形状のベゼル40が上下方向に出没可能に配設されている。
続いて、図3を参照して、このダクト20とベゼル40とから主として構成される空調吹出装置の構成を説明する。ダクト20の底面における該ダクト20の垂直方向の開口の軸中心には凹孔20aが形成されている。この凹孔20aには、ダクト20の垂直方向の開口から挿入したシャフト21の下端部が嵌め込まれている。これにより、シャフト21はダクト20と一体となるように締結された状態となっている。
シャフト21は、その上方から円筒形状のガイド30に嵌挿されている。この嵌挿には適度の摩擦力があるため、シャフト21に対して任意の高さでガイド30を支持(位置決め固定)させることができる。また、この嵌挿によって、シャフト21に対して任意の回転方向へガイド30を回転させることができる。ガイド30の側面には、前後方向および略左右方向に向けて下り傾斜となる4本のガイド脚31が形成されている。これらガイド脚31の先端部には突起爪31aが形成されている。
円筒形状のベゼル40には上壁45が形成されていると共に、ベゼル40の側面の前側には吹出口41が開口されている。この上壁45の中央には、ガイド30の上端部を貫通させるガイド孔42が穿設されている。ベゼル40の側面における前後および略左右の下側位置には、ガイド脚31の突起爪31aを係止可能な係止孔44が穿設されている。これにより、ガイド30の上端部をベゼル40の上壁45のガイド孔42に貫通させた状態で、ガイド30はベゼル40の内部に組み付けられている。
また、ベゼル40内部の通風路には、ベゼル40の下部開口から取り入れられた空調エアーを吹出口41に向けて整流させる整流部材50が設けられている。この整流部材50について詳述すると、整流部材50は、上板51と下板52とから構成されており、これら上板51と下板52とは連結板53によって一体となるように結合されている。また、これら上板51と下板52は、ベゼル40の下部開口から吹出口41に向けて約90°曲げられている。
上板51の中央には、ガイド30の上端部を貫通させるガイド孔51aが穿設されている。また、上板51の後面には、押し当て部51bが設けられている。そして、この上板51のガイド孔51aにガイド30を差し込んでいくと、押し当て部51bがベゼル40の内面を押し当てるため、整流部材50はベゼル40の内部に組み付けられる。この状態で、ベゼル40の上端部にキャップ70が嵌め込まれる。
また、ベゼル40の吹出口41には、ベゼル40の側面に沿う湾曲した弓形状の複数の複数枚の横フィン60が上下方向に並置されている。これら各横フィン60は、その両端に取り付けられるフィン支持体61を介して、吹出口41を覆うように取り付けられている。なお、これら各横フィン60は、図示しない公知のリンク部材を介して互いに同期して回動するように結合されている。
なお、これら各横フィン60は、図4からも明らかなように、縦断面における吹出口41側と反対側の端部が上方から下方につれて吹出口41側に向けて傾斜している。すなわち、各横フィン60の前後方向の長さ(図4において、左右方向の長さ)は、下側に設けられた横フィン60より上側に設けられた横フィン60の方が長くなるように設定されている。
次に、上記構成からなる空調用吹出装置の作用について説明する。まず、図2に示す状態から図1に示す状態へとベゼル40を上方向へと持ち上げる。また、必要に応じてベゼル40の向きを回転させる。その後、空調設備を動作させると、ベゼル40の吹出口41から空調エアーが吹き出される。このとき、既に説明したように、各横フィン60の縦断面における吹出口41側と反対側の端部が上方から下方につれて吹出口41側に向けて傾斜しているため、ベゼル40の下部開口から取り入れられた空調エアーは、全ての横フィン60に当たることになる。これにより、図4に示すように、吹出口41から吹き出される空調エアーの風速のピークを上下方向の中心に近づけることができる。
また、このとき、空調エアーはベゼル40内に組み付けられた整流部材50内を通って吹出口41から吹き出される。すなわち、空調エアーは上板51と下板52との間を通るため、空調エアーは吹出口41に向けて整流された状態となっている。これにより、さらに、吹出口41から吹き出される空調エアーの風速のピークを上下方向の中心に近づけることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、ベゼル40は手動で持ち上げられる構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、ベゼル40はアクチュエータ等を用いて電動で持ち上げられる構成であっても構わない。
図1は、本発明の車両用空調吹出装置の一実施例を示す使用状態の斜視図である。 図2は、図1の車両用空調吹出装置の不使用状態を示す斜視図である。 図3は、図1の車両用空調吹出装置の分解斜視図である。 図4は、図1の使用状態におけるA−A縦断面図である。 図5は、従来技術の使用状態における縦断面図(図4に相当する図)である。
符号の説明
10 インストルメントパネル
11 開口孔
40 ベゼル
41 吹出口
50 整流部材
60 横フィン


Claims (2)

  1. 車両のインストルメントパネルに形成された開口孔に設けられ、該開口孔の軸芯方向に出没可能に且つ該軸芯回りに回転可能な円筒形状のベゼルを有する空調吹出装置であって、
    前記ベゼルは、該上部が閉塞されていると共に、該側面の一部に吹出口が形成されており、
    前記吹出口には、該ベゼルの側面に沿う湾曲した弓形状の複数枚の横フィンが上下方向に並置されており、
    前記複数枚の横フィンは、該縦断面における前記吹出口側と反対側の端部が上方から下方につれて吹出口側に向けて傾斜している空調用吹出装置。
  2. 請求項1に記載の空調用吹出装置であって、
    前記ベゼル内部の通風路には、該ベゼルの下部開口から取り入れられた空調エアーを前記吹出口に向けて整流させる整流部材が設けられている空調用吹出装置。








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