JP5065845B2 - 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、画像形成装置 - Google Patents
液体吐出ヘッド、液体吐出装置、画像形成装置 Download PDFInfo
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液滴を吐出するノズルと、ノズルが連通する圧力室と、前記圧力室内の液体を加圧するエネルギーを発生するエネルギー発生手段と、前記圧力室の壁面を形成し、前記エネルギー発生手段で発生するエネルギーを前記圧力室に伝達するエネルギー伝達領域を有する振動板部材と、複数の圧力室に液体を供給する共通液室と備える液体吐出ヘッドにおいて、
前記振動板部材は、前記共通液室と前記エネルギー伝達領域との間に、前記圧力室内の液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域を有する
構成とした。
液滴を吐出するノズルと、ノズルが連通する圧力室と、前記圧力室内の液体を加圧するエネルギーを発生するエネルギー発生手段と、前記圧力室の壁面を形成し、前記エネルギー発生手段で発生するエネルギーを前記圧力室に伝達するエネルギー伝達領域を有する振動板部材と、複数の圧力室に液体を供給する共通液室と備える液体吐出ヘッドにおいて、
前記共通液室と前記エネルギー伝達領域との間の前記振動板部材の領域に対向する前記圧力室の壁面に、前記圧力室内の液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域を有する
構成とした。
ここでは、振動板部材2には、振動領域2Aと共通液室8との間で、振動領域2Aと分離された薄層領域32Aを設けている。この薄層領域32Aは、液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域32となる。このように構成しても、前記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
である。
ここでは、振動板部材2には、流体抵抗部7と共通液室8との間に、液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域32(薄層領域32A)を設けている。このように構成しても、前記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
ここでは、振動板部材2の加圧液室6の壁面を形成する面と対向する加圧液室(圧力室)6の壁面を構成するノズル板3に凹部130を形成し、この凹部130の加圧液室6側開口にポリイミドフィルムなどからなる薄層部材132を設けている。この薄層部材132によって加圧液室6内の液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域が形成される。
ここでは、上記第6実施形態における凹部130及び薄層部材132で形成する液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域を、前記第1実施形態の配置位置と反対側である、共通液室8と振動板部材2のエネルギー伝達領域31との間に対向する加圧液室6の壁面位置に配置したものである。
ここでは、流路部材1は、加圧液室6を形成する第1部材1Aと、加圧液室6とノズル4とを連通するノズル連通路5を形成する第2部材1Bとの積層部材で構成し、振動板部材2と対向する加圧液室(圧力室)6の壁面を構成する第2部材1Bに、前記第6実施形態と同様に、凹部130を形成し、この凹部130の加圧液室6側開口にポリイミドフィルムなどからなる薄層部材132を設け、この薄層部材132で加圧液室6内の液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域を形成している。
ここでは、振動板部材2の加圧液室6の壁面を形成する面と交差する加圧液室(圧力室)6の壁面を構成する流路部材1に凹部130を形成し、この凹部130の加圧液室6側開口にポリイミドフィルムなどからなる薄層部材132を設けている。この薄層部材132によって加圧液室6内の液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域が形成される。このように構成することでも前記各実施形態で説明したと同様な作用効果が得られる。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、左右の側板201A、201Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド231、232でキャリッジ233を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
この画像形成装置はフルライン型ヘッドを備えたライン型画像形成装置であり、装置本体401の内部に画像形成部402及び用紙を搬送する搬送機構403等を有し、装置本体401の一方側に多数枚の用紙405を積載可能な給紙トレイ404を備え、この給紙トレイ404から給紙される用紙405を取り込み、副走査搬送機構403によって用紙405を搬送しながら画像形成部402によって所要の画像を記録した後、装置本体401の他方側に装着された排紙トレイ406に用紙405を排紙する。
2…振動板部材
2A…振動領域
2B…島状凸部
3…ノズル板
4…ノズル
6…加圧液室(圧力室)
7…流体抵抗部
8…共通液室
12…圧電素子
13…ベース部材
21…金属部材
22…樹脂部材
31…エネルギー伝達領域
32…液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスの領域
32A…薄層領域
130…凹部
132…薄層部材
234a、234b…記録ヘッド
410k、410c、410m、410y…ライン型ヘッド
Claims (12)
- 液滴を吐出するノズルと、ノズルが連通する圧力室と、前記圧力室内の液体を加圧するエネルギーを発生するエネルギー発生手段と、前記圧力室の壁面を形成し、前記エネルギー発生手段で発生するエネルギーを前記圧力室に伝達するエネルギー伝達領域を有する振動板部材と、複数の圧力室に液体を供給する共通液室と備える液体吐出ヘッドにおいて、
前記振動板部材は、前記共通液室と前記エネルギー伝達領域との間に、前記圧力室内の液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域を有する
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域の液体の流れ方向の長さが、液体の流れ方向と直交する方向の長さの半分以上であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項2に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域の液体の流れ方向の長さが、液体の流れ方向と直交する方向の長さ以上であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域は、前記共通液室と圧力室との間に設けられた前記圧力室よりも流体抵抗の高い領域と前記エネルギー伝達領域との間に設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記共通液室と前記振動板部材における変形可能な振動領域との間に前記振動領域と略同じ厚さの薄層領域を有し、前記液体の圧縮性コンプライアンアスよりも大きい構造のコンプライアンスを持つ領域は前記薄層領域であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項5に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記薄層領域は、前記共通液室と圧力室との間に設けられた前記圧力室よりも流体抵抗の高い領域と前記振動領域との間に設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項5又は6に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記薄層領域は前記振動領域と分離していることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記振動板部材は樹脂部材と金属部材との積層部材であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドにおいて、前記液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域は、前記共通液室と圧力室との間に設けられた前記圧力室よりも流体抵抗の高い領域と前記共通液室との間に設けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 液滴を吐出するノズルと、ノズルが連通する圧力室と、前記圧力室内の液体を加圧するエネルギーを発生するエネルギー発生手段と、前記圧力室の壁面を形成し、前記エネルギー発生手段で発生するエネルギーを前記圧力室に伝達するエネルギー伝達領域を有する振動板部材と、複数の圧力室に液体を供給する共通液室と備える液体吐出ヘッドにおいて、
前記共通液室と前記エネルギー伝達領域との間の前記振動板部材の領域に対向する前記圧力室の壁面に、前記圧力室内の液体の圧縮性コンプライアンスよりも大きい構造コンプライアンスを持つ領域を有する
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置において、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする液体吐出装置。
- 液体吐出ヘッドから液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置において、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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