JPH04179549A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

Info

Publication number
JPH04179549A
JPH04179549A JP30785690A JP30785690A JPH04179549A JP H04179549 A JPH04179549 A JP H04179549A JP 30785690 A JP30785690 A JP 30785690A JP 30785690 A JP30785690 A JP 30785690A JP H04179549 A JPH04179549 A JP H04179549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
pressure
ink chamber
generating member
pressure generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30785690A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Nakamura
修 中村
Tomoaki Abe
知明 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP30785690A priority Critical patent/JPH04179549A/ja
Publication of JPH04179549A publication Critical patent/JPH04179549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印字データの入力を受けた時点で、インク滴を
飛翔させ、このインク滴により記録用紙にドツトを形成
させるオンデマンド型のインクジェットヘッドに関する
〔従来の技術〕
オンデマンド型インクジェットヘッドは、太き(分けて
3種類のものがあり、第1のものはノズルの先端にイン
クを瞬間的に気化させるヒータを設け、気化時の膨張圧
力によりインク滴を生成、飛翔させる、いわゆるバブル
ジェット型であり、また第2のものはインク室を形成す
る容器に信号により変形する圧電素子を設け、変形時に
生じる圧力によりイン°りを液滴として飛翔させるもの
、さらに第3のものは、インク溜部内にノズルに対向さ
せて圧電素子を配設し、この圧電素子の伸縮によりノズ
ル領域に動圧を生じさせてインク滴を飛翔させるもので
ある。
上記第2の形式のオンデマンド型イVクジエツトヘッド
は、日本特許公開59−48164に示されたように、
インク室を形成する容器の壁の一部に圧電素子を設け、
信号により圧を累子をたわみ変形させ生じる圧力によっ
てノズルからインク滴を飛翔・させ、記録紙上にドツト
を形成するものである。
しかしながら、このような圧電素子はヤング率が大きく
、駆動信号によってインク室内に大きな正および負の圧
力が発生する。この正圧によってインク吐出時のインク
滴の形状が乱れ、印字の品質が著しく低下するという問
題があった。また、負圧によってはインク中に溶は込ん
でいた気体が気泡となってインク中に現れ、次回インク
吐出時の正圧を吸収して吐出圧力が下がり、インク滴の
飛行方向が曲る、インク滴の吐出速度が低下する、また
はインク滴が吐出しないという問題があった。そこで、
本発明の目的は、圧電素子を用いても大きな負圧が発生
せず、インクの吐出状態が安定したオンデマンド型イン
クジェット式印字ヘッドを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するため、本発明のインクジェットヘッ
ドは複数のノズルを有するノズル形成基板と、前記ノズ
ルの各々に1対1に接続して配置されたインク室を備え
、圧力発生部材によって前記インク室の少なくとも1つ
の壁を変位させ、前記インク室を構成する壁の一部の変
形強度が他部分の壁に比べて小さいことを特徴とする。
〔作用〕
上記のように構成されたインクジェットヘッドは、圧力
発生部材によってインク室を形成する容器の壁を変位さ
せ、インク室内に圧力が生じさせる、このとき、インク
室の壁の一部の変形強度が小さいために排除された体積
の一部が壁の変形として吸収され、インク室中の正圧、
および負圧が小さくなる。
〔実施例〕
以下本発明の詳細を実施例により図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明におけるインクジェットヘッドを搭載し
たプリンタの斜視図であって、記録媒体1は送りローラ
ー2.5の押圧によりプラテン4に捲きまわされ、記録
の進行に従い矢印5の方向に搬送される。ガイド軸6,
7に案内されプラテン4の軸に平行な方向に移動可能な
キャリッジ8上には、インクジェットヘッド9が搭載さ
せており、矢印1Dの方向に移動しつつ各々のノズルか
らインク滴を吐出して記録媒体上にインク像を形成する
第2図は本発明の実施例を示すインクジェットヘッドの
断面図である。ベース81上には圧力発生部材19と圧
力発生部材押え82.スペーサ80が配置され、圧力発
生部材19とスペーサ80゛の間には幅gのインク室8
9が設けられている。
圧力発生部材19の長さ1は1.0■以上10.0m以
下、高さhは0.5m以上5.0 wn以下、インク室
890幅gは50μm以上500μ簿以下である。圧力
発生部材19と圧力発生部材押え82.スペーサ80の
上面にはノズル形成基板31が接合されている。ノズル
形成基板51にはノズル36が設げられ、インクは、ベ
ース81に設けられたインク供給孔87からインク室8
9を通ってノズル56へと供給される。ノズル55の直
径dは20μm以上、100μm以下、ノズル形成基板
31の厚みtnは50μm以上、200μm以下である
。スペーサ80にはスリット86が設けられている。ス
リット85の長さ1Bはh x o、 s以上、hxi
、o以下である。
また、スペーサ80のヤング率は1×107〔N/rr
?〕以上、I X 109 (N/d〕以下のPSF(
ポリスルホン)またはpICEK(ポリエーテルエーテ
ルケトン)で構成されている。
第5図は本発明のインクジェットヘッドの横断面図であ
る。圧力発生部材19およびインク室89は境界壁90
によって囲まれている。インク室89は境界壁90、ダ
ンパ84、圧力発生部材19、ノズル形成基板31、ベ
ース81で囲まれている。圧力発生部材190輻tは5
0μm以上、500μm以下である・ 第4図に示すように圧力発生部材19は圧電素子21と
電極72.75の積層構造になっており、圧電素子21
は矢印50の方向に分極されている。第5図に示すよう
に電極72と電極73間に電界を印加するとaSS圧電
逆効果によって矢印49の方向に伸びる。その後、放電
スイッチ27を閉じ、電極72と電極75間を短絡して
電荷を放電すると、圧力発生部材19は矢印48の方向
に縮む。
以下、本発明のインクジェットヘッドの動作を説明す−
る。
第6図に示すように充電スイッチ26を閉じることによ
って圧力発生部材19に電界を印加すると圧力発生部材
19は圧力発生部材押え82に支持されて矢印58の方
向に変位し、インク室89内のインクを加圧する。これ
によってインクは矢印42と矢印43の方向に加速され
る。このとき、スペーサ80にはスリット86が入れら
れダンパ84が形成されているため、ダンパ84のたわ
みによってインク室89内の圧力が低くなる。圧電素子
21はI’ZTで構成され、そのヤング率は2.9X1
0”CM/m”)程度と非常に太きい。そのため、従来
のダンパ84がない場合では、インク室89内の圧力は
絶対圧力で10気圧程度の高圧になり、インク滴28の
吐出速度Vが高速になり過ぎる。このため、インク滴2
8が複数に分離したり、形が柱状になるなど形が乱れ、
印字品質に悪影響を与えていた。しかし、本発明による
実施例ではダンパ84を設けたために、インク室89内
の圧力が絶対圧力で1気圧程度の圧力に押えられ、吐出
するインク滴の形状は球形となり、これが記録媒体に付
着すると円形のドツトとなり印字品質が向上するという
利点がある。
第7図に示すように、圧力発生部材19の矢印 、41
方向の縦振動周期とほぼ等しい時間の後に、充電スイッ
チ26を開き、同時に放電スイッチ27を閉じると圧力
発生部材19の電荷は放電し、圧電素子21は縮み、矢
印41の方向に変位する。しかし、インクは質量による
慣性のため依然として矢印42、矢印43の方向に流れ
続けてインク滴28をノズル35より吐出する。さらに
、第8図に示すように、圧力発生部材19が完全に静止
した後もインクは慣性によって矢印42、矢印45の方
向に流れ続けてインク室89内は負圧になる。本発明の
実施例ではダンパ84がそれに応じて矢印40の方向に
戻るため、インク室89内の圧力は絶対圧力で0.5気
圧程度しか下がらない。このため、インク中に溶解して
いる気゛体が気泡になることを防止できる。気泡が発生
しないと再び圧力発生部材19が変位してインクを加圧
しても充分にインクに力を伝えることができ、インク吐
出能力が安定する利点がある。
第9図に示したように、本発明のインクジェットヘッド
は複数個配置することも可能で、この場合は複数のヘッ
ドによって同時に印字、印画できる利点がある。
〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明のインクジェットヘッドはイ
ンク室を構成する壁の一部の変形強度が他の部分の壁に
比べて小さくなるように構成したため、PZT等の圧電
素子で構成された圧力発生部材が発生する高い圧力を吸
収して、インク吐出時のインク室内の正圧が1気圧程度
の適正圧力になり、インク滴が複数に分離したり、柱状
になったりすることなく、記録紙上に円形のドツトを構
成することができる。これによって、品質の良い印字、
印画を得ることができるのである。また、同時に負圧が
小さくなるため、インク室内に気泡が発生することがな
く、インクを吐出する能力が安定する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェットヘッドを搭載したプリ
ンタの斜視図。 第2図は本発明のインクジェットヘッドの縦断面図。 第3図は本発明のインクジェットヘッドの横断面図。 第4図は圧力発生部材の断面図。 第5図は圧力発生部材の動作図。 第6図、第7図、第8図は本発明のインクジェットヘッ
ドのインク滴吐出時の動作図。 第9図は本発明のインクジェットヘッドを複数個配設し
た切断図。 1・・・・・・・・・記録媒体 9・・・・・・・・・インクジェットヘッド19・・・
・・・・・・圧力発生部材 21・・・・・・・−・圧電素子 26・・・・・・・・・充電スイッチ 27・・・・・・・・・放電スイッチ 28・・・・・・・・・インク滴 51・・・・・・・・・ノズル形成基板5S・・・・・
・・・・ノズル 80・・・・・・・・・スペーサ 81・・・・・・・・・ベース 82・・・・・・・・・圧力発生部材押え83・・・・
・・・・・スリット 84・・・・・・・・・ダンパ 87・・・パム・・・インク供給孔 9、インクシーットヘッF゛ 第1図 第2図 θj      90    19 第3図 第4図 第7図 第−8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のノズルを有するノズル形成基板と、前記ノズルの
    各々に1対1に接続して配置されたインク室を備え、圧
    力発生部材によって前記インク室の少なくとも1つの壁
    を変位させ、前記インク室内のインク圧力を高め、前記
    ノズルから吐出させるインクジェットヘッドにおいて、
    前記インク室を構成する壁の一部の変形強度が他部分の
    壁に比べて小さいことを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
JP30785690A 1990-11-14 1990-11-14 インクジェットヘッド Pending JPH04179549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30785690A JPH04179549A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 インクジェットヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30785690A JPH04179549A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 インクジェットヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04179549A true JPH04179549A (ja) 1992-06-26

Family

ID=17974000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30785690A Pending JPH04179549A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 インクジェットヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04179549A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0759361A2 (en) * 1995-08-23 1997-02-26 Seiko Epson Corporation Laminated ink jet recording head
EP0786346A2 (en) * 1996-01-26 1997-07-30 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording head
US7252370B2 (en) 2003-06-30 2007-08-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printing head
JP2008137378A (ja) * 2006-11-10 2008-06-19 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、画像形成装置
JP2020019167A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0759361A2 (en) * 1995-08-23 1997-02-26 Seiko Epson Corporation Laminated ink jet recording head
EP0759361A3 (en) * 1995-08-23 1998-03-18 Seiko Epson Corporation Laminated ink jet recording head
US5963234A (en) * 1995-08-23 1999-10-05 Seiko Epson Corporation Laminated ink jet recording head having flow path unit with recess that confronts but does not communicate with common ink chamber
EP0786346A2 (en) * 1996-01-26 1997-07-30 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording head
EP0786346A3 (en) * 1996-01-26 1998-03-18 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording head
US6193360B1 (en) 1996-01-26 2001-02-27 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording head
US6250753B1 (en) 1996-01-26 2001-06-26 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording head
US7252370B2 (en) 2003-06-30 2007-08-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printing head
JP2008137378A (ja) * 2006-11-10 2008-06-19 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、画像形成装置
JP2020019167A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4580148A (en) Thermal ink jet printer with droplet ejection by bubble collapse
JPH0250841A (ja) インクジェットヘッド
JPH05177834A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP2001180007A (ja) インクジェット式記録装置
JPH04179549A (ja) インクジェットヘッド
JP3262009B2 (ja) 画像形成装置
JPH02102053A (ja) インクジェットヘッド
JPH02273242A (ja) インクジェットヘッド
JPH022004A (ja) インクジェットヘッド
JPH04179550A (ja) インクジェットヘッド
JP3284431B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH0939256A (ja) インクジェットプリンタ
JP4061702B2 (ja) インクジェットヘッドの駆動装置
JP2003094641A (ja) 液滴吐出ヘッド及びその製造方法
JP4307938B2 (ja) 静電型アクチュエータ、液滴吐出ヘッド、液体カートリッジ及び画像形成装置
JP2003276196A (ja) インクジェット記録ヘッド、及び該インクジェット記録ヘッドを搭載したインクジェットプリンタ
JPH04179551A (ja) インクジェットヘッド
JP3151819B2 (ja) インクジェットヘッド
JP3324652B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JPS6052354A (ja) インクジェット記録装置
JPS6116863A (ja) インクジエツトヘツド
JPH0764059B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH024515A (ja) インクジェットヘッド
JPH02204049A (ja) 記録ヘッド
US7712871B2 (en) Method, apparatus and printhead for continuous MEMS ink jets