JPH04179551A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH04179551A
JPH04179551A JP30785890A JP30785890A JPH04179551A JP H04179551 A JPH04179551 A JP H04179551A JP 30785890 A JP30785890 A JP 30785890A JP 30785890 A JP30785890 A JP 30785890A JP H04179551 A JPH04179551 A JP H04179551A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure generating
generating member
ink
pressure
ink chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP30785890A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Abe
知明 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印字データの入力を受けた時点で、インク滴を
飛翔させ、このインク滴により記録用紙にドツトを形成
させるオンデマンド型のインクジェットヘッドに関する
〔従来の技術〕
オンデマンド型インクジェットヘッドは、大きく分けて
5種類のものがあり、第1のものはノズルの先端にイン
クを瞬間的に気化させるヒータを設げ、気化時の膨張圧
力によりインク滴を生成、飛翔させる、いわゆるバブル
ジェット型であり、また第2のものはインク室を形成す
る容器に信号により変形する圧電素子を設け、変形時に
生じる圧力によりインクを液滴として飛翔させるもの、
さらに$5のものは、インク溜部内にノズルに対向させ
て圧電素子を配設し、この圧電素子の伸縮によりノズル
領域に動圧を生じさせてインク滴を飛翔させるものであ
る。
上記第2の形式のオンデマンド型インクジェットヘッド
は、日本特許公開59−48164に示されたように、
インク室を形成する容器の壁の−部に圧電素子を設け、
信号により圧電素子をたわみ変形させ生じる圧力によっ
てノズルからインク滴を飛翔させ、記録紙上にドツトを
形成するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような圧電素子はヤング率が太き(
、シたがって発生応力も大きい。そのため、圧力発生部
材動作時にインク室内に大きな正および負の圧力が発生
する。正圧が大きいためにインク吐出時にインク滴が分
離するなど形状が乱れ、印字の品質が著しく低下すると
いう問題があった。また、負圧によってはインク中に溶
は込んでいた気体が気泡となってインク中に現れ、次回
インク吐出時の正圧を吸収して吐出能力が低下して、イ
ンク滴の飛行方向が曲る、インク滴の吐出速度が低下す
る、またはインク滴が吐出しないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、インク室内に大きな正圧、負
圧が発生せず、インクの吐出状態が安定したオンデマン
ド型インクジェット式印字ヘッドを提供することにある
〔課題を解決するための手段〕 上記問題を解決するため、本発明のインクジェットヘッ
ドは複数のノズルを有するノズル形成基板と、前記ノズ
ルの各々に1対1に接続して配置されたインク室を備え
、圧力発生部材によって前記インク室の少なくとも1つ
の壁を変位させ、前記インク室内のインク圧力を高め、
前記ノズルから吐出、させるインクジェットヘッドにお
いて、前記圧力発生部材と圧力発生部材押えの間に、ヤ
ング率が前記圧力発生部材に比べて小さい柔軟部材が配
設されていることを特徴とする。
〔作用〕
上記のように構成されたインクジェットヘッドは、圧力
発生部材によってインク室を形成する容器の壁を変位さ
せ、インク室内に圧力が生じさせる、このとき、圧力発
生部材表面の圧力発生部材押え側に、圧力発生部材より
もヤング率の小さい柔軟部材が配設されているため圧力
発生部材の変形の一部が柔軟部材に吸収される。このた
め、インク室に加わる応力が小さ(なり、インク室中の
正圧、および負圧が小さ(なる。
〔実施例〕
以下本発明の詳細を実施例により図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明におけるインクジェットヘッドを搭載し
たプリンタの斜視図であって、記録媒体1は送りローラ
ー2,5の押圧によりプラテン4に捲きまわされ、−記
録の進行に従い矢印5の方向に搬送される。ガイド軸6
,7に案内されプラテン4の軸に平行な方向に移動可能
なキャリッジ8上には、インクジェットヘッド9が搭載
させており、矢印10の方向に移動じつつ各々のノズル
からインク滴を吐出して記録媒体上にインク像を形成す
る。
第2図は本発明の実施例を示すインクジェットヘッドの
断面図である。ペース81上には圧力発生部材19と圧
力発生部材押え82、スペーサ80が配置されている。
圧力発生部材19表面の圧力発生部材押え82側には柔
軟部材91が配設され、柔軟部材91の厚みt8は10
,0μm以上、100.0μm以下で、ヤング率lX1
0’(N/m2  )以下のシリコン、または低密度ポ
リエチレンで構成されている。圧力発生部材19とスペ
ーサ800間には幅gのインク室89が設けられている
。圧力発生部材19の長さ1は1.0 m以上、10.
0m以下、高さhは0.5m以上5.0 m以下、イン
ク室890幅gは50μ展以上5QO’pm以下である
。圧力発生部材19と圧力発生部材押え82、スペーサ
80の上面にはノズル形成基板51が接合されている。
ノズル形成基板31にはノズル53が設けられ、インク
はペース81−に設けられたインク供給孔87から、イ
ンク室89を通ってノズル35へと供給される。ノズル
35の直径dは20μm以上、100μ痛以下、ノズル
形成基板51の厚みtnは50μm以上、200μm以
下である。
第3図は本発明のインクジェットヘッドの横断面図であ
る。圧力発生部材19およびインク室89は境界壁90
によって囲まれている。インク室89は境界壁90、圧
力発生部材19、スペーサ80、ノズル形成基板51、
ペニス81で囲まれている。圧力発生部材190幅tは
50μm以上、300μm以下である。
第4図に示すように圧力発生部材19は圧電素子21と
電極72.75の積層構造になっており、圧電素子21
は矢印50の方向に分極されている。電極72と電極7
5の間隔eは20μ宵である。第5図に示すように、電
極72と電極73間に電界を印加すると、圧電素子21
には矢印49の方向に電界が発生してd8.圧電逆効果
によって矢印49の方向に伸びる。その後、充電スイッ
チ26を開き、放電スイッチ27を閉じて電極72と電
極73を短絡して電荷を放電すると、圧電素子21は最
初の状態まで収縮して圧力発生部材19は矢印48の方
向に縮む。
以下、本発明のインクジェットヘッドの動作を説明する
第6図に示すように充電スイッチ26を閉じることによ
って圧電素子21に電界を印加すると、圧力発生部材1
9は圧力発生部材押え82に支持されて圧力発生部材1
9の端面は矢印38の方向に変位し、インク室89内の
インクを加圧する。
これによってインクは矢印42と矢印45の方向に加速
される。このとき、圧力発生部材19と圧力発生部材押
え82の間に配設されている柔軟部材91は、圧力発生
部材19の応力によって矢印39の方向に収縮する。こ
れによって、圧力発生部材19からインク室89に伝播
する応力の一部が柔軟部材91の収縮として鳴収され、
インク室89内の圧力の急上昇は避けられる。圧電素子
21はPZTで構成され、そのヤング率はz9×101
1(17m”)程度と非常に大きい。そのため、従来の
柔軟部材91がない場合では、インク室89内の圧力は
絶対圧力で10気圧程度の高圧になり、インク滴28の
吐出速度Vが高速になり過ぎる。このため、インク滴2
8が複数に分離したり、形が柱状になるなど形状が乱れ
1.印字品質に悪影響を与えていた。しかし、本発明に
よる実施例では柔軟部材91を設けたために、圧力発生
部材19の応力が柔軟部材91に吸収され、インク室8
9内の圧力が絶対圧力で1気圧程度の圧力に押えられる
。このため、吐出するインク滴の形状は球形となり、こ
れが記録媒体に付着すると円形のドツトとなり印字品質
が向上するという利点がある。
第7図に示すように、圧力発生部材19の矢印41方向
の縦振動周期とほぼ等しい時間の後に、充電スイッチ2
6を開き、同時に放電スイッチ27を閉じると圧電素子
21の電荷は放電し、圧力発生部材19の端面は矢印4
1の方向に変位する。しかし、インクは質量による慣性
のため依然として矢印42、矢印45の方向に流れ続け
てインク滴28をノズル35より吐出する。さらに、第
8図に示すように、圧力発生部材19が完全に静止した
後もインクは慣性によって矢印42、矢印45の方向に
流れ続けて、インク室89内のインクを外に引っ張り出
そうとする。このため、インク室89内の圧力は負圧に
なる。本発明の実施例では、柔軟部材91がそれに応じ
て矢印40の方向に伸びるため、インク室89内の圧力
は絶対圧力で0.5気圧程度しか下がらない。このため
、インク室89内のインク中に溶解している気体が気泡
になって現れることを防止できる。このように気泡が発
生しないと、再び圧力発生部材19が変位してインクを
加圧しても、充分にインク、にカを伝えることができ、
インク吐出能力が安定する利点がある。
第9図に示したように、本発明のインクジェットヘッド
は複数個配置することも可能で、この場合は複数のヘッ
ドによって同時に印字、印画できる利点がある。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発男のインクジェットヘッドは、
圧力発生部材と圧力発生部材押えの間に柔軟部材を配置
した。このため、PZT等、の圧電素子で構成された圧
力発生部材が発生する高い圧力の一部を、変形として柔
軟部材が吸収して、インク吐出時のインク室内の正圧が
1気圧程度の適正圧力になる。このため、インク滴が複
数に分離したり、柱状になったりすることなく、記録紙
上に円形のドツトを構成することができる。したがって
、品質の良い印字、印画を得ることができるのである。
また、同時にインク室内の負圧がa55気圧程と小さく
なるため、インク室内に気泡が発生することがなく、イ
ンクを吐出する能力が安定する効果がある。
【図面の簡単な説明】
1に1図は本発明のインクジェットヘッドを搭載したプ
リンタの斜視図。 @2図は本発明のインクジェットヘッドの縦断面図。 第3図は本発明のインクジェットヘッドの横断面図。 第4図は圧力発生部材の断面図。 第5図は圧力発生部材の動作図。 第6図、第7図、第8図は本発明のインクジェットヘッ
ドのインク滴吐出時の動作図。 第9図は本発明のインクジェットヘッドを複数個配設し
た切断図。 、 1・・・・・・・・・記録媒体 9・・・・・・・・・インクジェットヘッド19−−−
−・・・・圧力発生部材 21・・・・・・・・・圧電素子 26・・・・・・・・・充電スイッチ 27・・・・・・・・・放電スイッチ 28・・・・・・・・・インク滴 31・・・・・・・・・ノズル形成基板55・・・・・
・・・・ノズル 80・・・・・・・・・スペーサ 81・・・・・・・・・ペース 82・・・・・・・・・圧力発生部材押え85…・・・
・・・スリット 87・・・・・・・・・インク供給孔 91・・・・・・・・・柔軟部材 第1図 第2図 第3図 72,73.@配h 第4図 4θ e        +鴫− 第5図 28イシク舛動 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のノズルを有するノズル形成基板と、前記ノズルの
    各々に1対1に接続して配置されたインク室を備え、圧
    力発生部材によって前記インク室の少なくとも1つの壁
    を変位させ、前記インク室内のインク圧力を高め、前記
    ノズルから吐出させるインクジェットヘッドにおいて、
    前記圧力発生部材と該圧力発生部材を支持する圧力発生
    部材押えの間に、ヤング率が前記圧力発生部材に比べて
    小さい柔軟部材が配設されていることを特徴とするイン
    クジェットヘッド。
JP30785890A 1990-11-14 1990-11-14 インクジェットヘッド Pending JPH04179551A (ja)

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