JP5061618B2 - アンテナ装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はアンテナ装置の製造方法に関する。
従来、外部から送信された電波の受信感度を高めるために、コアの両端部の受信面積を大きくし、より多くの磁束をコアに導いて、そこに巻かれているコイルにより大きな起電力を生じさせるアンテナ装置が開発されている(特許文献1参照)。
特開昭55−91237号公報
しかしながら、上述のようにコアの両端部の受信面積を大きくするものでは、コアが同じ形状のものを使用しているため、受信感度を飛躍的に向上させることは困難であった。
本発明の課題は、部品点数の削減を図りながら受信感度をより一層向上させることである。
請求項記載の発明は、コイルが巻き付けられるコア及び当該コアを介して連結される
一対の装飾部品を単一の磁性部材から成形する成形工程と、
当該成形工程により成形された前記コア上にコイルを巻き付ける巻き付け工程と、
前記一対の装飾部品に加工を施して装飾部品を成形する加工工程と、
を有することを特徴としている。
請求項記載の発明に係るアンテナ装置の製造方法は、
コイルが巻き付けられるコア及び当該コアを介して連結される一対の装飾部品を単一の
磁性部材から成形する成形工程と、
当該成形工程により成形された前記コア上にコイルを巻き付ける巻き付け工程と、
前記一対の装飾部品に加工を施して装飾部品を成形する加工工程と、
前記巻き付け工程の後に、前記コアの両端を折り曲げる折り曲げ工程と、
を有することを特徴としている。
本発明によれば、コアと装飾部品とが磁性材料で一体成形されているので、部品点数を削減するとともに、受信感度を向上させることができる。
[第一の実施の形態]
図1は、本発明に係るアンテナ装置を備えた電波腕時計の概略構成を示す正面図である。図2は、図1に示す電波腕時計の構成部品のうち裏蓋を外した状態の裏面側内部を示す裏面図である。図3は、電波腕時計の内部構造を示す縦断面図である。
これら図1〜図3に示すように、電波腕時計100には、時計計時部1を内部に搭載している、ステンレスやチタン等の金属製の機器ケース2が設けられている。機器ケース2の12時方向側端部及び6時方向側端部には時計バンド3が取り付けられている。また、機器ケース2の外周部には、時刻合わせの指示などの種々の操作指示がなされる複数の操作ボタン4が設けられている。
機器ケース2の視認側(表側)には、視認側の開口部21を閉塞するように時計ガラス5が防水パッキンPを介して装着されている。また、時計ガラス5の配置とは反対側(裏側)には、磁性装飾部品としての文字板6が配置されている。この文字板6は、磁性を有する板材により成形されている。なお、文字板6については後に詳述する。
そして、機器ケース2における時計ガラス5と文字板6との間には、指針軸7に取り付けられた時針や分針等の指針8が設けられていて、これら指針8は文字板6の裏側に設けられた運針機構部9により運針されるようになっている。
また、機器ケース2の裏側には、当該機器ケース2の裏面側の開口部22を閉塞する裏蓋11が防水リング10を介して取り付けられている。
時計計時部1には、機器ケース2の視認側の開口部21と裏蓋11との間に配設された上部ハウジング12と、上部ハウジング12の裏側に配設された下部ハウジング13とが備えられている。上部ハウジング12及び下部ハウジング13は、モールド成型により成形されていて、各種部品を固定保持するものである。
上部ハウジング12は、電波を遮断しない所定の合成樹脂から成形されている。
下部ハウジング13には、電波腕時計100の各部に電力を供給するためのバッテリー16が組み込まれている。また、下部ハウジング13の裏面側には、当該下部ハウジング13を固定するためのハウジング固定部材17が被覆されている。
そして、上部ハウジング12と下部ハウジング13との間には、回路基板19が介在している。回路基板19は、受信した電波により時刻調整を行う受信制御回路(図示省略)や、運針機構部9、アンテナ装置18等の電波腕時計100の各部と接続されている。また、上部ハウジング12と下部ハウジング13との間における12時方向部分には、アンテナ装置18のコア24(後述)が収納されるアンテナ用スペース20が成形されている。
以下、アンテナ装置18について説明する。図4はアンテナ装置18を構成するアンテナ30の概略構成を示す説明図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)の円弧Sの拡大図、(c)は(a)のA−A断面図である。
アンテナ30には、図4に示すようにコア24とコイル23とが備えられている。コア24は文字板6と一体形成されている。具体的に説明すると、文字板6には、銅線等のコイル23が巻き付けられるコア24と、電波を受信する一対の装飾部品25とが設けられている。装飾部品25は、コア24の両端部から連続し、当該コア24の幅H1よりも幅H2が広くなるように延出している。
コア24には、巻き付けられたコイル23により覆われるコイル被覆部26と、コイル被覆部26の両端部に連続するように装飾部品25を連結する連結部27とが設けられている。なお連結部27にはコイル23が被覆されない。
ここで、コア24のうち、少なくともコイル被覆部26の表層部には、コイル23との絶縁性を確保するため、例えば厚さ20〜30μm程度のフッ素樹脂(非導電性樹脂)がコーティングされている。
また、図4(c)に示すように連結部27はコイル被覆部26が一対の装飾部品25よりも裏側に位置するように略S字若しくは略逆S字に折り曲げ成形されている。
一対の装飾部品25は、コア24を介してその外周全体で円形を成形している。そして一対の装飾部品25の間には、スリット28が成形されている。一対の装飾部品25におけるスリット28の略中央部分には、指針軸7を貫通させるための円弧状の切欠29が形成されている。
そして、文字板6はコア24と一対の装飾部品25とが一体となるようにアモルファスから成形されている。
また、コイル23は、コイル被覆部26に対して略均一の厚さとなるように巻かれていて、その両端部31は回路基板19上のコイル接続部(図示省略)に接続されている。
次に、アンテナ装置18の製造方法について図5のフローチャートと、図6〜図8を参照し説明する。
まず、図5のステップS1では、図6に示すように、周知のプレス機等によって、磁性材料からなる板材50から文字板6の基となる基礎部材51を打ち抜き、成形する(成形工程)。この基礎部材51は、両端部がそれぞれ半円状に成形されていて、これら両端部が一対の装飾部品25となる。また、一対の装飾部品25を連結する部分がコア24となる。図6に示すようにコア24の幅H1が装飾部品25の幅H2よりも狭く成形されている。
ステップS2では、図7に示すように装飾部品25の隙間が12時−6時方向に沿うように基礎部材51の表側に時字54を形成する。
ステップS3では、図8に示すようにコア24のうち、両端部55は覆わないようにコイル23を均一に巻き付けて、基礎部材51をコアとしたアンテナ30を作成する(巻き付け工程)。なお、図8(a)は巻き付け開始時の状態を表していて、図8(b)は巻き付け完了時の状態を表している。巻き付け工程の完了により、コア24のうち、コイル23が巻かれた部分がコイル被覆部26となり、コイル23が巻かれていない両端部55が、コイル被覆部26の両端部と装飾部品25とを連結する連結部27となる。
巻き付け工程後、基礎部材51のコア24が装飾部品25よりも裏面側に位置するようにコア24の連結部27を折り曲げる折り曲げ工程を実行する。この折り曲げ工程時においては、プレス機に専用の治具を取り付けて、折り曲げ加工を実行することになる。以下、具体的に折り曲げ工程について説明する。
まず、図9は、プレス機に治具を取り付けた状態を示す説明図であり、(a)はプレス前、(b)はプレス後を表している。プレス機60には、基礎部材51の連結部27を上下に挟んで基礎部材51を保持する第一保持用治具61と、プレス機60のプレス動作に連動して、基礎部材51の装飾部品25を下方に押圧し、連結部27を折り曲げる第一押圧用治具62とが設けられている。
ステップS4では、コイル23が巻かれた基礎部材51を図9(a)に示すように第一保持用治具61によって保持する。これにより、基礎部材51の装飾部品25は第一保持用治具61の下方に位置することになる。
ステップS5では、プレス機60を稼働させると、図9(b)に示すようにプレス動作に連動して第一押圧用治具62が下降する。この下降により第一押圧用治具62は基礎部材51の装飾部品25を下方に押圧して、連結部27を上下方向に折り曲げる。
ステップS6では、プレス機60から第一保持用治具61と第一押圧用治具62を取り外して、別の治具に交換する。図10は、プレス機に別の治具を取り付けた状態を示す説明図である。具体的にはプレス機60には、プレス動作に連動して、連結部27の下部を内側に向けて押圧する第二押圧用治具63と、第二押圧用治具63により押圧される部分よりも上側が曲げられないように基礎部材51を保持する第二保持用治具64とが取り付けられる。第二保持用治具64は、連結部27におけるコイル23に隣接する部分を上下で挟むことで、基礎部材51を保持している。
ステップS7では、基礎部材51を第二保持用治具64によって保持する。
ステップS8では、プレス機60を稼働させると、プレス動作に連動して、第二押圧用治具63が内側にスライドする。このスライドによって第二押圧用治具63は、図10に示すように基礎部材51の連結部27の下部を内側に向けて押圧して、連結部27を略S字状若しくは略逆S字状に折り曲げる。これにより、折り曲げ加工が完了する。折り曲げ加工後、文字板6の装飾部品25、つまり一対の装飾部品25は、その外周全体で円形を形成することになる。
ステップS9では、基礎部材51を治具から取り外す。
ステップS10では、一対の装飾部品25に所定の加工(例えばスプリングバック処理や、バリ処理、着色処理など)を施して(加工工程)、アンテナ30のコア24を備えた文字板6が完成する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
電波が、時計ガラス5側から当該時計ガラス5を透過すると、文字板6の装飾部品25で受信される。これにより、文字板6のコイル被覆部26内には磁束が発生して、コイル23内に誘導起電力が生じる。この誘導起電力はコイル23から回路基板19上の受信制御回路に伝達されて、当該誘電起電力に含まれている標準時刻データにしたがって現在時刻が修正される。
ここで、誘導起電力の電圧は、電波受信部の積層枚数や、受信面積の増加に伴って増加する傾向にあるが、積層枚数よりも受信面積の方が増加効率が高い。このため、本実施形態のように、アンテナ装置18のコア24と装飾部品25とを連結し、当該装飾部品25の面積を増加させれば、積層させる工程や積層するため接着剤などが不要となり、効率的に受信感度を高めることが可能となる。
また、アンテナ30のコア24が文字板6から成形されているので、従来よりもコアの投影面積を広範囲に成形することが可能となり、積層しなくとも受信感度を効率的に高めることが可能となる。したがって、部品点数を削減しながらも受信感度を向上させることができる。
そして、文字板6のコア24が、装飾部品25よりも電波腕時計100における裏側に配置されているので、コイル23が表側に露出することを抑制することができる。
[第2の実施の形態]
図11は本発明に係る第2の実施の形態のアンテナ製造方法の一工程を示す説明図である。
上述の第1の実施の形態では、文字板6のコア24が折り曲げ成形された場合を例示して説明したが、第2の実施の形態ではコア24に折り曲げ加工を施さない場合を例示して説明する。なお、第1の実施の形態と同一部分においては同一符号を付して、その説明を省略する。
まず、第2の実施の形態のアンテナ装置18A(図14参照)の製造方法について説明する。図11に示すように、周知のプレス機等によって、磁性材料からなる板材50から文字板6aの基となる基礎部材51aを打ち抜き、成形する(成形工程)。この基礎部材51は、両端部がそれぞれアーチ状に成形されていて、これらの両端部が一対の装飾部品25aとなる。また、一対の装飾部品25aを連結する部分がコア24aとなる。基礎部材51aは、コア24aが曲げられなくとも、装飾部品25aの外周が真円に沿うように成形される。
その後、図12に示すように基礎部材51aの表側に時字54aを形成する。ここで、本実施形態では、コア24aが12時付近に形成されているので、装飾部品25の隙間が12時−6時方向に沿って形成される。この隙間がスリット28aとなる。
時字54aが形成されると、図13に示すようにコア24aにコイル23を均一に巻き付けて、基礎部材51aをコアとしたアンテナ30(図14参照)を作成する(巻き付け工程)。なお、図13(a)は巻き付け開始時の状態を表していて、図13(b)は巻き付け完了時の状態を表している。
その後、基礎部材51aにスプリングバック処理や、バリ処理、着色処理などを施すことでアンテナ装置18Aが完成する。
図14は、アンテナ装置18Aを搭載した電波腕時計200の概略構成を示す正面図であり、図15は、電波腕時計の裏蓋を外した状態の裏面側内部を示す裏面図である。これら図14,16に示すように、第一の実施の形態の電波腕時計100と比べても文字板6aのスリット28の間隔が広くなっているので、アンテナ30a以外にも機器ケース2に内蔵された機構部分35が外部に露出する独特なデザイン性を実現することが可能となる。
また、図16に示すように文字板6aのスリット28からデジタル表示式の表示部36や、アナログ表示式の小時計部37が視認側に露出するように配置することも可能である。この場合、図17に示すように表示部36及び小時計部37は、機器ケース2内で、文字板6aの裏面側に配置されている。つまり、これら機構部分35、表示部36及び小時計部37などからなる内蔵部品は、スリット28によって少なくとも一部が外部から視認可能な状態に配置されている。これにより、機構部分35の露出割合を抑制しながらも、他の計測値も表示することが可能となる。
[第3の実施の形態]
図18は、本発明に係るアンテナ装置の第3の実施の形態として、リング部材をコアとするアンテナ装置18Bが搭載された電波腕時計300の概略構成を示す正面図である。図19は、図18のリング部材の概略構成を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
上述の第1及び第2の実施の形態では、磁性装飾部品として電波腕時計100,200の文字板6,6aがアンテナ30,30aのコアをなす場合を例示して説明したが、この第3の実施の形態では、文字板の周囲を囲むリング部材をコアとする場合を例示して説明する。なお、以下の説明において第1の実施の形態と同一の部分においては同一の符号を付してその説明を省略する。
図18及び図19に示すように、リング部材70は、円形の文字板6bの周囲を囲み、12時付近に開口71を有した正面視略C字上に成形されている。このリング部材70は、磁性材料から成形されており、本発明に係る磁性装飾部品である。ここで、リング部材70の6時付近が、コイル23が巻き付けられるコア24bであり、コア24bの両端部から延出する部分が装飾部品25bである。図19(b)に示すようにコア24bは、装飾部品25bよりも裏側に配置されている。また、コイル23の両端部31は回路基板19上のコイル接続部(図示省略)に接続されているので、リング部材70及びコイル23によりアンテナ装置18Bのアンテナ30bが機能することになる。
このように、アンテナ装置18Bのコアをリング部材70とし装飾部品25bの面積を増加させれば、受信部を積層させる工程や積層するため接着剤などが不要となり、効率的に受信感度を高めることが可能となる。
[第4の実施の形態]
図20は、本発明に係るアンテナ装置の第4の実施の形態として、銘板をコアとするアンテナ装置18Cが搭載された電波腕時計400の概略構成を示す正面図である。図21は、図20の銘板の概略構成を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の下方から見た図である。
第1及び第2の実施の形態では、磁性装飾部品として電波腕時計100,200の文字板6,6aがアンテナ30,30aのコアをなす場合を例示して説明したが、この第4の実施の形態では、電波腕時計の銘板をコアとする場合を例示して説明する。なお、以下の説明において第1の実施の形態と同一の部分においては同一の符号を付してその説明を省略する。
図20に示すように、銘板80は文字板6cの中央下部に埋設されている。この銘板80は、磁性材料から成形されており、本発明に係る磁性装飾部品である。銘板80は、図21に示すように、その中央が裏面側に凹むように成形されている。この銘板80の凹部が、コイル23が巻き付けられるコア24cであり、コア24cの両端部から延出する部分が装飾部品25cである。装飾部品25cの表面には、種々の名称が成形されている(本実施形態では「ABCDE」と例示)。また、コイル23の両端部31は回路基板19上のコイル接続部(図示省略)に接続されているので、銘板80及びコイル23によりアンテナ装置18Cのアンテナ30cが機能することになる。
このように、アンテナ装置18Cのコアを銘板80とし装飾部品25cの面積を増加させれば、受信部を積層させる工程や積層するため接着剤などが不要となり、効率的に受信感度を高めることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
例えば上記実施形態では、電子機器として電波腕時計100,200,300,400を例示して説明したが、通信機能を有する電子機器であれば本発明を適用することは可能である。例えば、図22に示すように、上記した銘板80及びコイル23からなるアンテナ30cをラジオ91のアンテナ装置や、携帯電話92のアンテナ装置に適用することが挙げられる。
また、本実施形態では、成形工程でプレス機を用いて打ち抜く場合を例示して説明したが、成形工程はこれに限定されるものではなく、これ以外にもフライス盤等による切削加工や、ハンマーによる曲げ加工により成形工程を実行してもよい。
また、図23に示すように、予め単一の磁性部材に対して時字の形成(ステップS20)や加工工程(ステップS21)を施すことで加工部を成形し、その後、加工部の外郭に素って打ち抜く成形工程(ステップS22)を実行するようにしてもよい。この場合、成形工程以降は、上記したステップS3〜S9の工程が実行されることになる。
また、本実施形態では、文字板6がアモルファスから成形されている場合を例示して説明したが、文字板6は他の磁性材料から成形されていてもよい。磁性材料としてはアモルファス以外にも例えばフェライト等が挙げられる。
さらに、時字54,54aの形成は刻印、印刷など様々な時字形成を行ってもよい。
本発明に係る第1の実施の形態のアンテナ装置が適用された電波腕時計の要部を示す正面図である。 図1の電波腕時計において、裏蓋を外した状態の裏面側内部を示す裏面図である。 図1におけるC−C線断面図である。 図1のアンテナ装置を構成しているアンテナの概略構成を示す説明図であり、(a)は全体斜視図、(b)は(a)における一点鎖線S内の拡大斜視図、(c)は(b)におけるA−A断面図である。 図1〜図4に示す第1の実施の形態のアンテナ装置の製造方法の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態のアンテナ製造方法の工程のうち、成形工程を示す説明図である。 図6の成形工程で成形された基礎部材の表側に時字を形成する工程を示す説明図である。 第1の実施の形態のアンテナ製造方法の工程のうち、巻き付け工程を示す説明図である。 第1の実施の形態のアンテナ製造方法で用いられるプレス機に治具を取り付けた状態を示す説明図であり、(a)はプレス前の状態を示し、(b)はプレス後の状態を示している。 図9のプレス機に別のジグを取り付けた状態を示す説明図である。 本発明に係る第2の実施の形態のアンテナ製造方法のうち、成形工程を示す説明図である。 図11の成形工程で成形された基礎部材の表側に時字を形成する工程を示す説明図である。 第1の実施の形態のアンテナ製造方法の工程のうち、巻き付け工程を示す説明図である。 本発明に係る第2の実施の形態のアンテナ装置が適用された電波腕時計の要部を示す正面図である。 図14の電波腕時計において、裏蓋を外した状態の裏面側内部を示す裏面図である。 図14の電波腕時計の変形例を示す正面図である。 図16の電波腕時計の内部の概略構成を示す側面図である。 本発明に係る第3の実施の形態のアンテナ装置が適用された電波腕時計の要部を示す正面図である。 図18の電波腕時計に備わるリング部材の概略構成を示す平面図である。 本発明に係る第4の実施の形態のアンテナ装置が適用された電波腕時計の要部を示す正面図である。 図20の電波腕時計に備わる銘板の概略構成を示す平面図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の下方から見た図である。 電波腕時計以外の電子機器に図21に備わる銘板式のアンテナを設置した例を示す説明図である。 図5のアンテナ装置の製造方法の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 時計計時部
2 機器ケース
3 時計バンド
4 操作ボタン
5 時計ガラス
6 文字板
7 指針軸
8 指針
17 ハウジング固定部材
18 アンテナ装置
19 回路基板
20 アンテナ用スペース
21 開口部
22 開口部
23 コイル
24 コア
25 装飾部品
26 コイル被覆部
27 連結部
28 スリット
30 アンテナ
50 板材
51 基礎部材
55 両端部
60 プレス機
61 第一保持用治具
62 第一押圧用治具
63 第二押圧用治具
64 第二保持用治具
100 電波腕時計(電子機器)

Claims (2)

  1. コイルが巻き付けられるコア及び当該コアを介して連結される一対の装飾部品を単一の
    磁性部材から成形する成形工程と、
    当該成形工程により成形された前記コア上にコイルを巻き付ける巻き付け工程と、
    前記一対の装飾部品に加工を施して装飾部品を成形する加工工程と、
    を有することを特徴とするアンテナ装置の製造方法。
  2. コイルが巻き付けられるコア及び当該コアを介して連結される一対の装飾部品を単一の
    磁性部材から成形する成形工程と、
    当該成形工程により成形された前記コア上にコイルを巻き付ける巻き付け工程と、
    前記一対の装飾部品に加工を施して装飾部品を成形する加工工程と、
    前記巻き付け工程の後に、前記コアの両端を折り曲げる折り曲げ工程と、
    を有することを特徴とするアンテナ装置の製造方法。
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