JP5392294B2 - 電子機器及び電子機器の製造方法 - Google Patents

電子機器及び電子機器の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5392294B2
JP5392294B2 JP2011095580A JP2011095580A JP5392294B2 JP 5392294 B2 JP5392294 B2 JP 5392294B2 JP 2011095580 A JP2011095580 A JP 2011095580A JP 2011095580 A JP2011095580 A JP 2011095580A JP 5392294 B2 JP5392294 B2 JP 5392294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
case
core
circuit board
antenna structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011095580A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011166820A (ja
Inventor
嘉行 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2011095580A priority Critical patent/JP5392294B2/ja
Publication of JP2011166820A publication Critical patent/JP2011166820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5392294B2 publication Critical patent/JP5392294B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電子機器及び電子機器の製造方法に関する。
従来、時刻情報を含む標準電波を受信して自動的に現在時刻を修正する電波時計等の電子機器が知られている。電波時計において標準電波を受信するアンテナとしては、受信感度のよい磁性材料であるアモルファス金属やフェライト等からなるコアにコイルが巻回されてなるアンテナ構造体が多く用いられている。
このようなアンテナ構造体をアンテナケースの中に収納した上で電子機器の中に搭載する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−157295号公報
ところで、腕時計型の電波時計の場合には、限られた小さな内容積に各種部品を収納する必要があるため、できるだけ小型化・薄型化を図る必要がある。
この点、特許文献1に記載されているように、他の部品とは別体のケースにアンテナ構造体を収納した上で、そのケースを後から腕時計等の電子機器に組み込むこととすると、ケースの分だけ厚みが必要となり、電子機器が大型化してしまうとの問題がある。
また、他の部品とは別体のケースにアンテナ構造体を収納すると、その分、部品点数が多くなり、組み立て工数が増加して生産性が低下するとの問題もあった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、部品点数が少なく、小型化・薄型化を実現することのできる電子機器及び電子機器の製造方法を提供することを目的としている。
このような問題を解決するため、この発明は、次のような構成を備えている。
請求項に記載の発明に係る電子機器は、
アンテナ装置と、
このアンテナ装置が設けられた機器本体とを備えており、
前記アンテナ装置は、
回路基板と、
コアと、このコアが収納されたコアケース部と、このコアケース部に巻回されたコイルとをそれぞれ有するアンテナ構造体と、
前記回路基板に一体に形成され、前記アンテナ構造体を収納するアンテナケース部と、
を備えていることを特徴とする
請求項に記載の発明に係る電子機器は、
アンテナ装置と、
このアンテナ装置が設けられた機器本体とを備えており、
前記アンテナ装置は、
回路基板と、
コアと、このコアに巻回されたコイルとを有するアンテナ構造体と、
前記回路基板に一体に形成され、前記アンテナ構造体を収納するアンテナケース部と、
を備えていることを特徴とする
請求項に記載の発明に係る電子機器は、
アンテナ装置と、
このアンテナ装置が設けられた機器本体とを備えており、
前記アンテナ装置は、
回路基板と、
コアと、このコアに巻回されたコイルとを有するアンテナ構造体と、
前記回路基板に一体に形成された第1のアンテナケース部と、
この第1のアンテナケース部と接合された第2のアンテナケース部とを備え、
前記アンテナ構造体は、前記第1のアンテナケース部と前記第2のアンテナケース部とにより形成された空間内に収納されていることを特徴とする
請求項に記載の発明に係る電子機器の製造方法は、
コアをコアケース部に収納し、前記コアが収納されたコアケース部にコイルを巻回してアンテナ構造体を形成するアンテナ形成工程と、
このアンテナ形成工程により形成されたアンテナ構造体を、回路基板に形成されたアンテナケース部に収納するケース収納工程と、
このケース収納工程によりアンテナ構造体がアンテナケース部に収納されてなるアンテナ装置を機器本体に搭載するアンテナ装置搭載工程と、
を備えていることを特徴とする
請求項に記載の発明に係る電子機器の製造方法は、
コアにコイルを巻回してアンテナ構造体を形成するアンテナ形成工程と、
このアンテナ形成工程により形成されたアンテナ構造体を、回路基板と形成されたアンテナケース部に収納するケース収納工程と、
このケース収納工程によりアンテナ構造体がアンテナケース部に収納されてなるアンテナ装置を機器本体に搭載するアンテナ装置搭載工程と、
を備えていることを特徴とする
請求項に記載の発明に係る電子機器の製造方法は、
コアにコイルを巻回してアンテナ構造体を形成するアンテナ形成工程と、
このアンテナ形成工程により形成されたアンテナ構造体を、回路基板に形成された第1のアンテナケース部と第1のアンテナケース部と接合された第2のアンテナケース部とにより形成された空間内に収納するケース収納工程と、
このケース収納工程によりアンテナ構造体がアンテナケース部の空間内に収納されてなるアンテナ装置を機器本体に搭載するアンテナ装置搭載工程と、
を備えていることを特徴とする
本発明によれば、アンテナ構造体と回路基板とを用いてアンテナ装置を製造し、更に、この製造されたアンテナ装置と機器本体とを用いて電子機器を製造することができるので、これら部品同士の位置合わせを高精度に行いながら迅速かつ確実に電子機器を製造することができる。
さらに、本発明によれば、アンテナ構造体と回路基板とを用いてアンテナ装置を構成し、このアンテナ装置と機器本体とを用いて電子機器を構成することができるので、これら部品同士の位置合わせを高精度に行うことができるばかりでなく、これら部品同士の組み立てを迅速かつ確実に行うことができる。そればかりでなく、アンテナ装置と回路基板とを一体化する構成としているので、その分、部品点数の削減を図ることができるばかりでなく、電子機器全体の小型、薄型化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態のアンテナ装置を備えた電子機器の一例を表す腕時計の概略構成を示す正面図である。 図1のI−I線断面図である。 図1の腕時計の分解斜視図である。 時計ケース内に収納された回路基板を視認側から見た平面図である。 (A)は、図4のアンテナケース部周辺の拡大図であり、(B)は、(A)のII−II線断面図である。 (A)および(B)は、本発明の第1の実施形態のアンテナ装置を構成する各部材を示した分解斜視図であり、(A)は、アンテナ構造体を組み立てる前の状態を示す斜視図である。(B)は、アンテナ構造体を組み立てた後の状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態のアンテナ装置の組み立て工程を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態のアンテナ装置の組み立て工程を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態のアンテナ装置を備えた電子機器の要部断面図である。 (A)および(B)は、本発明の第3の実施形態のアンテナ装置の組み立て工程を示す斜視図である。(A)は、アンテナ構造体をアンテナケース部に組み付ける前の状態を示す斜視図である。(B)は、アンテナケース部に組み付けたアンテナ構造体を、回路基板に組み付けた後の状態を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態のアンテナ装置を備えた電子機器の要部断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下では、本発明を、電子機器としての腕時計型の電波時計に適用した場合について説明するが、本発明を適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
[第1実施形態]
先ず、図1から図7を参照しつつ、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における電子機器である腕時計100の正面図である。また、図2は、図1のI−I線断面図であり、図3は、図1に示す腕時計100の分解斜視図である。
また、図4は、時計ケース内に収納された回路基板を視認側から見た平面図である。また、図5(A)は、図4のアンテナケース部の拡大図であり、図5(B)は、図5(A)のII−II線断面図である。また、図6(A)および図6(B)は、本発明の第1の実施形態のアンテナ装置を構成する各部材を示した分解斜視図である。また、図7は、本発明の第1の実施形態のアンテナ装置の組み立て工程を示す斜視図である。
本実施形態において腕時計100は、標準電波を受信するアンテナ構造体5を備えたアンテナ装置10により受信した標準電波を増幅変調してタイムコードを解読することにより現在時刻を修正する電波腕時計である。
図1から図3に示すように、腕時計100は、文字板1と、内部に時計モジュールを構成する各部品を収納するモジュールハウジング3と、時計モジュール等の各種電子部品と接続される回路基板4と、この文字板1、モジュールハウジング3及び回路基板4が収納された時計ケース2と、この時計ケース2の裏面側(図2の下側)に取り付けられた裏蓋40とを備えている。
時計ケース2は、ステンレスやチタン等の強度の強い金属によって、上下面に開口した平面視ほぼ円形の環状に形成されている。また、時計ケース2の図1における上下両端部、つまり時計の12時方向側端部及び6時方向側端部には、外部側方に延出した延出部21が形成されており(図2参照)、この延出部21には、これをユーザの腕に装着するためのバンド部材22が取り付けられる。また、時計ケース2の外周部には、時刻合わせの指示などの種々の操作指示が入力される複数の操作ボタン23が設けられている。
時計ケース2の上面中央部(視認側)には、時計ガラス24がリング状のパッキン25(図2参照)を介して装着されている。また、時計ケース2の内部であって時計ガラス24の下方には、時計ケース2の内周に沿って見切部材26が配置されている。
時計ケース2の下端部には、環状のリング溝27が形成されており、このリング溝27には、防水リング28が配置されている。防水リング28は、合成樹脂やゴム等の弾性を有する材料によってリング状に形成されており、リング溝27内に配置された状態で裏蓋40の内面に圧接するように構成されている。
裏蓋40は、時計ケース2と同様、例えばステンレスやチタン等の強度の高い金属により、全体の厚みが薄いほぼ平板状に形成されている。裏蓋40は、前記防水リング28を介して時計ケース2に取り付けられており、防水リング28が時計ケース2と裏蓋40との間で圧縮されることにより、時計ケース2内の気密性が確保される。
時計ケース2内に収納されるモジュールハウジング3は、例えば樹脂等で形成されており、モジュールハウジング3には、例えば、時針や秒針等の指針35を文字板1上で運針させるための運針機構(図示せず)等を動作させるための各種電子部品等で構成されている時計モジュールが収納されている。
モジュールハウジング3と時計ガラス24との間には、ほぼ円形の薄板状に形成された文字板1が配置されている。文字板1の表面(視認側:図2の上側)の周縁部は、中央部に比べて厚さの厚い時字部11となっており、時字部11には、時字12が、円周方向にほぼ等間隔で12箇所に刻印、印刷等により設けられている。
文字板1の中央部には軸孔13が形成されており、軸孔13には、時計モジュールの運針機構に設けられた指針軸34が文字板1の裏面側(図2及び図3の下側)から時計ガラス24の方向(図2及び図3の上側)に向けて貫通している。指針軸34には、時針や分針等の指針35が取り付けられている。指針35は、前述の運針機構によって文字板1の上方で運針するようになっており、この指針35によって文字板1上の時字12が指示されることによって、現在の時刻を知ることができるようになっている。
モジュールハウジング3の裏面(図2の下側の面)であってモジュールハウジング3を時計ケース2内に収納したときに12時側に配置される位置には、後述する回路基板4のアンテナケース部43が収納されるケース収納スペース31が形成されている。
時計ケース2であってモジュールハウジング3よりも下方(図2の下側)には、時計モジュールを構成する電子部品が接続されるとともに各種回路を有するICチップが実装される回路基板4が配置されている。
ICチップが有する回路要素としては、例えば、腕時計100の各部を制御するCPU等の制御IC、後述するアンテナ構造体5によって検出された電気信号を増幅・復調して標準電波に含まれる時刻データを取り出す受信回路部41(図4参照)、発振器を有して現在時刻を計時する計時回路等がある。
図4は、時計ケース2内に収納された回路基板4を視認側(図2の上側)から見た平面図である。なお、図4において、文字板1、時計ガラス24等の図示は省略している。
図4に示すように、受信回路部41は、回路基板4の視認側の面に搭載されており、同じく回路基板4の視認側の面に設けられているアンテナ接続電極42と接続されている。後述するように、アンテナ接続電極42にはアンテナ構造体5が電気的に接続されており、これによりアンテナ構造体5によって受信された電波がアンテナ接続電極42を介して受信回路部41に送られるようになっている。
回路基板4の視認側の面(図2の上側の面)であって、回路基板4を時計ケース2内に収納したときに12時側に配置される位置には、アンテナ構造体5を保持または収納するアンテナ保持部としてのアンテナケース部43が一体に形成されている。本実施形態においては、アンテナ構造体5とアンテナケース部43を備える回路基板4とによってアンテナ装置50が構成されている。
ここで、図5を参照しつつ、アンテナ構造体5及び回路基板4とから成るアンテナ装置50の構成について詳細に説明する。
図5(A)は、図4に示すアンテナケース部43の拡大図であり、図5(B)は、図5(A)のII−II断面図である。
本発明のアンテナ構造体5は、図4に示すように、環状の時計ケース2の内周面に沿う形状に形成されている。アンテナ構造体5は、図5(A)に破線で示すコア51と、樹脂等で形成されコア51を収納するコアケース部52と、コアケース部52の上からコア51に巻回されるコイル53と、から構成されているものである。
コア51は、アモルファス金属等の比透磁率が高く、導電率が小さい磁性材料からなる複数の板状部材を積層して形成されている。板状部材としては、アモルファス合金、Fe-Cu-Nb-Si-B系等のナノ結晶磁性合金、Fe-Si系磁性合金等の軟磁性金属箔帯を板厚20μm以下に薄く形成して用いているが、これに限られない。
図5(A)に示すように、コア51のほぼ中央部は、コイル53が巻回されるコイル巻回部である幅狭の直状部55となっており、コア51の両端部にはコア51の幅方向に大きく延出する延出部56が形成されている。各延出部56は、一方側の端縁が時計ケース2の内周面に沿う形状に形成されており、アンテナ構造体5を時計ケース2内に収納したときにアンテナ構造体5が時計ケース2の内周面に沿って配置され、時計ケース2とアンテナ構造体5との間に必要以上の隙間が生じないようになっている。
上述のようなコア51を収納するコアケース部52は、ほぼ中央部が幅狭で直状に形成されコイル53を巻回する巻き線部57となっており、巻き線部57の両端にはこの巻き線部57より幅広に形成され延出部56を保持する延出部保持部58が設けられている。
延出部保持部58は延出部56の基端側の形状に沿う形状に形成されており、コアケース部52にコア51を収納した際に、コア51の延出部56の基端側が延出部保持部58によって被覆されるとともに、延出部56の端部が延出部保持部58から露出するようになっている。
コアケース部52内にコア51を収納した後、巻き線部57には、コイル53がほぼ均一の厚さとなるように巻回される。コイル53の端部54は、回路基板4上に形成されたアンテナ接続電極42に接続される。
このようにして形成されたアンテナ構造体5は、標準電波による磁界中に置かれると、この磁界による磁束が周囲空間よりも比透磁率が高いコア51に集中してコイル53に鎖交し、コイル53には、コイル53内部での磁束変化を妨げる向きに反磁界(磁束)を発生させるように誘導起電力が生じる。前記受信回路部41は、コイル53に生じた誘導起電力を検出する。
次に、回路基板4に設けられているアンテナケース部43は、コアケース部52の延出部保持部58及びコア51の延出部56を収納する延出部収納部44とコイル53を収納する巻き線収納部45とを有している。
巻き線収納部45は、アンテナ構造体5を収納した際にコイル53の巻回部分に対応する位置に設けられており、アンテナ構造体5をアンテナケース部43に収納したときにコイル53に対応する部分の回路基板4を掘り下げて設けられた空間である。図5(B)に示すように、巻き線収納部45は、巻き線部57にコイル53を巻回することによりコアケース部52の他の部分よりも厚くなったコイル53の厚み分だけ回路基板4の視認側(図2の上側)が掘り下げられている。
延出部収納部44は、巻き線収納部45の両側に位置し、コアケース部52の延出部保持部58及び延出部保持部58から露出するコア51の延出部56の端部の外周よりもわずかに大きく形成されている。コアケース部52の延出部保持部58及びコア51の延出部56の形状に沿うようにほぼ垂直方向に立設された側壁部18を有しており、この側壁部18内に延出部保持部58及び延出部56が収納されるようになっている。
また、時計ケース2の内部には、モジュールハウジング3及び回路基板4を支持する枠部材33が設けられている。枠部材33は、例えば合成樹脂により形成されており、厚みの薄い円形状の底部と、この底部の周辺部に沿った側部とから成る。枠部材33の内径は、モジュールハウジング3の外径よりもわずかに大きい寸法となっており、枠部材33は、腕時計100の裏面側(図2の下側)からモジュールハウジング3を支持するとともに、モジュールハウジング3内に収納されている各種電子部品及び回路基板4を他の構成要素との干渉から保護している。
図6及び図7を参照しつつ、本実施形態におけるアンテナ装置50の製造方法について説明する。
図6(A)は、アンテナ装置50を構成する各部材を示した分解斜視図であり、図6(B)は、アンテナ構造体5の構成を示す斜視図である。図7は、アンテナ構造体5を回路基板4のアンテナケース部43に組み付けるアンテナ収納工程を示す図である。この図6および図7は回路基板4等を腕時計100の裏面側から見た図である。
まず、複数の板状部材を積層してコア51を形成し、このコア51を延出部56の形状がコアケース部52の延出部保持部58の形状に合致する向きでコアケース部52に収納する。その後、コアケース部52の巻き線部57にコイル53をほぼ均一の厚みとなるように巻回してアンテナ構造体5を形成する。この工程をアンテナ形成工程という。
そして、アンテナ構造体5を、コイル53が巻き線収納部45に対応し延出部保持部58及び延出部56が延出部収納部44に対応するようにアンテナケース部43に収納し(この工程をアンテナ収納工程という。)、アンテナ装置50が完成する。なお、コイル53の端部54は、回路基板4のアンテナ接続電極42に接続される。
アンテナ装置50が完成すると、アンテナケース部43が腕時計100の文字板1の12時の位置に対応する向きで回路基板4をモジュールハウジング3の下方に配置する。これにより、モジュールハウジング3、回路基板を時計ケース2内に組み込んだときに、アンテナケース部43がモジュールハウジング3のケース収納スペース31内に収納されるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
アンテナ接続電極42を介して回路基板4上の受信回路部41と接続されたアンテナ構造体5を、回路基板4と一体に形成されたアンテナケース部43に収納してアンテナ装置50を構成し、このアンテナ装置50により標準電波を受信する。そして、アンテナ装置50により受信された電波がアンテナ接続電極42を介して受信回路部41に送られ、この電波に基づいて腕時計100の現在時刻データが修正される。
以上のように、本実施形態によれば、回路基板4と一体に形成されたアンテナケース部43にアンテナ構造体5を収納することによりアンテナ装置50を構成しているので、アンテナ装置50を構成するケースを別途設ける必要がない。このため、部品点数を削減することができるとともに、部品の組み付け工程を簡易化することができる。
また、このようにアンテナ装置50を構成する部品の数を少なくすることにより部品の管理が簡単になるとともに、部品の組み付けの際にも部品同士の位置決めを簡易かつ確実に行うことができる。これにより、生産効率を向上させ、安価な装置を実現することができる。
また、アンテナ装置50を構成するアンテナケース部43が回路基板4と一体化されているため、別途ケースを用いてアンテナ装置を構成する場合と比べて、部材の重なり合いを少なくすることができ、アンテナ装置50を設けるスペースを小さくすることができる。これにより、アンテナ装置50を組み込む腕時計100の小型化、薄型化を実現することが可能となる。
なお、本実施形態においては、アンテナ装置50を腕時計100に搭載する例について説明したが、アンテナ装置50を搭載する電子機器は腕時計に限定されない。例えばアンテナ装置50を携帯電話機や携帯型のラジオ等、小型化・薄型化が要請される各種電子機器に搭載してもよい。
また、アンテナ構造体5の形状は、本実施形態に示したものに限定されない。ここで例示したものと異なる形状のアンテナ構造体を用いる場合には、アンテナ構造体を収納するアンテナケース部もアンテナの形状に対応する形状に形成する。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
[第2の実施の形態]
次に、図8を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びこれを搭載する電子機器の第2の実施形態について説明する。この図8は回路基板4等を腕時計100の裏面側から見た図である。なお、第2の実施形態は、アンテナ装置を構成するアンテナ構造体の構成が第1の実施形態と異なるものであるので、以下においては、第1の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態におけるアンテナ構造体6は、第1の実施形態と同様に、コア61と、このコア61に巻回されたコイル63とから構成されているものである。
コア61は、第1の実施形態と同様に、コイル63が巻回される幅狭の直状部65と、この直状部65の両端部にコア61の幅方向に大きく延出する延出部66とを備えており、例えばフェライト等の比透磁率が高く導電率が小さい磁性材料により一体的に形成されている。
また、回路基板4の視認側の面(図2の上側の面)には、第1の実施形態と同様に、巻き線収納部45と延出部収納部44とを有するアンテナケース部43が回路基板4と一体に形成されている。
本実施形態においては、アンテナ構造体6と回路基板4とによりアンテナ装置60が構成されている。回路基板4には、腕時計の各種電子部品と接続されるとともに、受信回路部(図示せず)等の各種ICチップが実装されている。
なお、その他の構成は、第1の実施形態に示したものと同様であるので、同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態におけるアンテナ装置60の製造方法について説明する。
まず、コア61の直状部65にコイル63をほぼ均一の厚みとなるように巻回して、アンテナ構造体6を形成する。この工程をアンテナ形成工程という。
さらに、アンテナ構造体6を、直状部65に巻回されたコイル63が巻き線収納部45に対応し延出部66が延出部収納部44に対応するようにアンテナケース部43に収納し(この工程をアンテナ収納工程という。)、アンテナ装置60が完成する。なお、コイル63の端部は、回路基板4のアンテナ接続電極(図示せず)に接続される。
以上のように、本実施形態によれば、コア61の全体がフェライト等により一体に形成されているため、このコア61を収納するためのコアケース部を特別に設ける必要がなく、アンテナ構造体6をコア61とコイル63とから構成することができる。このため、コアケース部を設ける必要がない分、部品点数をさらに削減することができ、組み付け工数を減らして生産効率を向上させることができるとともに、部品管理の簡易化、アンテナ装置60及びこれを搭載する電子機器の小型化・薄型化を実現することができる。
なお、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは、第1の実施形態と同様である。
[第3の実施の形態]
次に、図9及び図10を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びこれを搭載した電子機器の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、アンテナ装置の構成が第1の実施形態及び第2の実施形態と異なるものであるので、以下においては、第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態におけるアンテナ構造体7は、第1の実施形態と同様に、コア71と、コアケース部72と、コア71に巻回されるコイル73と、を備えて構成されている。
図10(A)及び(B)に示すように、コア71は、直状部71aと直状部71aの両端部に設けられた延出部71bとから構成されている。延出部71bは、一方の側面が図示しない時計ケースの内周面に沿うようにほぼ円弧状に湾曲し、一方の側面は直状部71aと平行するように直線的に形成されている。
また、コアケース部72は、ほぼ中央部が幅狭で直状に形成されコイル73を巻回する巻き線部74となっており、巻き線部74の両端にはこの巻き線部74より幅広に形成されコア71の延出部71bを保持する延出部保持部75が設けられている。
コアケース部72内にコア71を収納した後、巻き線部74には、コイル73がほぼ均一の厚さとなるように巻回される。各延出部保持部75の端部には、コイル73の端部73aを引き出すための引出し孔76が形成されている。コイル73の端部73aは、この引出し孔76からコアケース部72の外部に引き出されて、後述する回路基板80上に形成されたアンテナ接続電極82に接続される。
また、各延出部保持部75の端部には、回路基板80と機械的に接続される嵌合部77が一体に設けられている。各嵌合部77は、後述する回路基板80の被嵌合部85の厚みよりもわずかに大きい幅でほぼ水平に切り欠かれたスリット78を主体として形成されている。また、各嵌合部77の底面には、ねじ孔79が形成されている。コアケース部72は、嵌合部77に回路基板80の被嵌合部85を嵌合し、ねじ9をねじ孔79に挿入してねじ止めすることにより回路基板80と機械的に接続されるようになっている。
また、アンテナ装置70が搭載される電子機器である腕時計(図示せず)は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、腕時計の各種電子部品と接続されるとともに、受信回路部81等の各種ICチップを実装する回路基板80を備えている。
回路基板80の一端側であって、回路基板80を時計ケース2内に収納したときに12時側に配置される側は、直線的に切り欠かれており、切り欠きの設けられている側の端部(切り欠き側端部83)には、コアケース部72の嵌合部77と嵌合する被嵌合部85がコアケース部72の嵌合部77と対応する位置に2箇所設けられている。被嵌合部85は、他の部分よりも厚みが薄くなっており、嵌合部77のねじ孔79に対応する位置にねじ孔86が形成されている。
また、回路基板80には、コアケース部72と嵌合した際に、アンテナ構造体7のコイル73から引き出されたコイル73の端部73aの近傍となるような位置に、コイル73の端部73aを接続するアンテナ接続電極82が形成されている。コイル73の端部73aが、半田H、Hを介して、このアンテナ接続電極82に接続されることにより、アンテナ構造体7と回路基板80とが電気的に接続されるようなっている。
なお、その他の構成は、第1の実施形態及び第2の実施形態に示したものと同様であるので、同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態におけるアンテナ装置70の製造方法について説明する。
図10(A)は、アンテナ装置70を構成する各部材を示した分解斜視図であり、図10(B)は、アンテナ構造体7を回路基板80に組み付けた状態を示す図である。
まず、複数の板状部材を積層してコア71形成し、このコア71を延出部71bの形状がコアケース部72の延出部保持部75の形状に合致する向きでコアケース部72に収納する。その後、コアケース部72の巻き線部74にコイル73をほぼ均一の厚みとなるように巻回し、アンテナ構造体7が形成される。この工程をアンテナ形成工程という。
次に、コアケース部72の嵌合部77に回路基板80の被嵌合部85を嵌合させ、ねじ9をねじ孔79,86に貫通させて、コアケース部72の嵌合部77と回路基板80の被嵌合部85とをねじ止めする。この工程をアンテナ接続工程(嵌合工程)という。これにより、アンテナ構造体7と回路基板80とが機械的に接続される。
さらに、コイル73の端部73aを、引出し孔76からコアケース部72の外部に引き出して、回路基板80のアンテナ接続電極82に接続する。これにより、アンテナ構造体7と回路基板80とが電気的に接続される。
以上のように、本実施形態によれば、アンテナ構造体7の側に設けられた嵌合部77と回路基板80に設けられた被嵌合部85とを嵌合させることによりアンテナ構造体7を回路基板80に固定して、この状態のまま時計ケース等、電子機器のケース内に搭載することができる。これにより、アンテナ構造体7を収納するケースを別途設ける必要がなく、部品点数を削減し、組み付け工数も少なくなるため、生産効率を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、回路基板80の端部に突出して形成した被嵌合部85を嵌合部77のスリット78内に嵌合させてねじ9によりねじ止めすることにより固定する構成としたが、嵌合部77及び被嵌合部85の形状や固定の仕方等はここに例示したものに限定されない。例えば、回路基板80の端部に形成した凹状の被嵌合部内に、コアケース部72に突出形成した嵌合部77を嵌合させることにより固定する構成としても良い。
また、本実施形態においては、アンテナ構造体7は第1実施形態に示したものと同様に、複数の板状部材を積層してコア71を備えるものとしたが、コア71はこのような構成のものに限定されず、例えば、第2の実施形態に示したようにフェライト等により一体形成されたコアを備え、コアケースを備えない構成としてもよい。この場合には、例えば、このコアを、嵌合部を備えるケースに収納して回路基板80と嵌合させる。
また、本実施形態においては、コアケース部72に回路基板80と嵌合する嵌合部77を設けて、アンテナ構造体7と回路基板80とを機械的に接続する構成としたが、アンテナ構造体7と回路基板80とを接続する構成はここに例示したものに限定されない。例えば、上述のように、コアに直接コイルを巻回してアンテナ構造体を形成する場合には、コアの両端部に回路基板と嵌合する第1の嵌合部を形成し、他方、回路基板に前記第1の嵌合部と嵌合される第2の嵌合部を形成し、これら第1の嵌合部と第2の嵌合部とを互いに嵌合させ、この嵌合を介して、アンテナ構造体と回路基板とを機械的に接続する構成としてもよい。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様である。
[第4の実施の形態]
次に、図11を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びこれを搭載した電子機器の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態は、アンテナ装置の構成が第1の実施形態から第3の実施形態と異なるものであるので、以下においては、第1の実施形態から第3の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、電子機器としての腕時計(図示せず)は、電波を受信するアンテナ構造体5と、装飾板としての文字板90と、回路基板96とを備えている。
本実施形態におけるアンテナ構造体5は、第1の実施形態等と同様に、コア51と、コアケース部52と、コア51に巻回されるコイル53と、を備えて構成されている。アンテナ構造体5の構成は、第1の実施形態に示したものと同様であるので、その説明を省略する。
文字板90の視認側とは反対側の面(図11の裏面側)であって、文字板90を時計ケース内に収納したときに12時の位置に配置される側には、文字板側ケース部91(第2のアンテナケース部)が一体に形成されている。図11に示すように、文字板側ケース部91は、アンテナ構造体5の厚みのほぼ半分程度の高さの側壁部92を備えている。
また、文字板90は、第1の実施形態等と同様に指針軸34が貫通する軸孔93、時字94が施された時字部95を備えている。
回路基板96は、文字板90の視認側とは反対側の面に対向して配置されており、回路基板96の文字板90と対向する側の面であって文字板側ケース部91に対応する位置には、基板側ケース部97(第1のアンテナケース部)が回路基板96に一体に形成されている。基板側ケース部97は、文字板側ケース部91と同様にアンテナ構造体5の厚みのほぼ半分程度の高さの側壁部98を備えている。
文字板90と回路基板96とを対向配置すると、文字板側ケース部91と基板側ケース部97とによりアンテナ収納スペース99が形成されるようになっており、アンテナ構造体5は、文字板側ケース部91と基板側ケース部97とにより形成されたこのアンテナ収納スペース99内に収納されている。
本実施形態においては、アンテナ構造体5と文字板側ケース部91を備える文字板90と基板側ケース部97を備える回路基板96とによってアンテナ装置110が構成されている。
また、回路基板96は、図2等に示す第1の実施形態等と同様に、コイル53の端部が接続されるアンテナ接続電極及び受信回路部等(いずれも図示せず)を備えている。
なお、その他の構成は、第1の実施形態に示したものと同様であるので、同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態におけるアンテナ装置110の製造方法について説明する。
まず、複数の板状部材を積層してコア51形成し、このコア51を延出部(図示せず)の形状がコアケース部52の延出部保持部(図示せず)の形状に合致する向きでコアケース部52に収納する。その後、コアケース部52の巻き線部(図示せず)にコイル53をほぼ均一の厚みとなるように巻回し、アンテナ構造体5が形成される。この工程をアンテナ形成工程という。コイル53の端部(図示せず)は、回路基板96のアンテナ接続電極(図示せず)に接続される。
文字板90と回路基板96とを対向配置し、文字板側ケース部91と基板側ケース部97とにより形成されたアンテナ収納スペース99内に、回路基板96と接続されたアンテナ構造体5を収納する。この工程をアンテナ収納工程という。これにより、アンテナ装置110が完成する。
以上のように、本実施形態によれば、文字板90と一体に形成された文字板側ケース部91と回路基板96と一体に形成された基板側ケース部97とにより形成されたアンテナ収納スペース99内にアンテナ構造体5を収納することによりアンテナ装置110を構成しているので、アンテナ装置110を構成するケースを別途設ける必要がない。このため、部品点数を削減することができるとともに、部品の組み付け工程を簡易化することができる。また、このようにアンテナ装置110を構成する部品の数を少なくすることにより部品の管理が簡単になるとともに、部品の組み付けの際にも部品同士の位置決めを簡易かつ確実に行うことができる。これにより、生産効率を向上させ、安価な装置を実現することができる。
また、アンテナ装置110を収納するスペースが文字板90と一体に形成された文字板側ケース部91と回路基板96と一体に形成された基板側ケース部97とにより形成されているため、別途ケースを用いてアンテナ装置を構成する場合と比べて、部材の重なり合いを少なくすることができ、アンテナ装置110を設けるスペースを小さくすることができる。これにより、アンテナ装置110を搭載する電子機器の小型化、薄型化を実現することが可能となる。
なお、本実施形態においては、アンテナ構造体5は第1実施形態に示したものと同様に、複数の板状部材を積層してコア51を備え、コア51を収納するコアケース部52を備える構成としたが、例えば、第2の実施形態に示したようにフェライト等により一体形成されたコアを備え、このコアに直接コイルを巻回して形成されたコアケースを備えないアンテナ構造体を用いる場合にも、本実施形態において示した構成を適用することができる。
また、本実施形態においては、アンテナ構造体5を収納するアンテナ収納スペース99を形成する第のアンテナケース部を文字板90と一体に設けるように構成したが、第のアンテナケース部は文字板90に設けられている場合に限定されず、他の部材と一体に形成されている場合や、単体で設けられているものであってもよい。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは、第1の実施形態から第3の実施形態と同様である。
1、90 文字板
2 時計ケース
3 モジュールハウジング
4、80、96 回路基板
5、6、7 アンテナ構造体
10、60、70、110 アンテナ装置
31 ケース収納スペース
34 指針軸
35 指針
40 裏蓋
41 受信回路部
42 アンテナ接続電極
43 アンテナケース部
44 延出部収納部
45 巻き線収納部
51 コア
52 コアケース部
53 コイル
55 直状部
56 延出部
57 巻き線部
58 延出部保持部
91 文字板側ケース部
97 基板側ケース部
99 アンテナ収納スペース
100 腕時計(電子機器)

Claims (6)

  1. アンテナ装置と、
    このアンテナ装置が設けられた機器本体とを備えており、
    前記アンテナ装置は、
    回路基板と、
    コアと、このコアが収納されたコアケース部と、このコアケース部に巻回されたコイルとをそれぞれ有するアンテナ構造体と、
    前記回路基板に一体に形成され、前記アンテナ構造体を収納するアンテナケース部と、
    を備えていることを特徴とする電子機器
  2. アンテナ装置と、
    このアンテナ装置が設けられた機器本体とを備えており、
    前記アンテナ装置は、
    回路基板と、
    コアと、このコアに巻回されたコイルとを有するアンテナ構造体と、
    前記回路基板に一体に形成され、前記アンテナ構造体を収納するアンテナケース部と、
    を備えていることを特徴とする電子機器
  3. アンテナ装置と、
    このアンテナ装置が設けられた機器本体とを備えており、
    前記アンテナ装置は、
    回路基板と、
    コアと、このコアに巻回されたコイルとを有するアンテナ構造体と、
    前記回路基板に一体に形成された第1のアンテナケース部と、
    この第1のアンテナケース部と接合された第2のアンテナケース部とを備え、
    前記アンテナ構造体は、前記第1のアンテナケース部と前記第2のアンテナケース部とにより形成された空間内に収納されていることを特徴とする電子機器
  4. コアをコアケース部に収納し、前記コアが収納されたコアケース部にコイルを巻回してアンテナ構造体を形成するアンテナ形成工程と、
    このアンテナ形成工程により形成されたアンテナ構造体を、回路基板に形成されたアンテナケース部に収納するケース収納工程と、
    このケース収納工程によりアンテナ構造体がアンテナケース部に収納されてなるアンテナ装置を機器本体に搭載するアンテナ装置搭載工程と、
    を備えていることを特徴とする電子機器の製造方法。
  5. コアにコイルを巻回してアンテナ構造体を形成するアンテナ形成工程と、
    このアンテナ形成工程により形成されたアンテナ構造体を、回路基板と形成されたアンテナケース部に収納するケース収納工程と、
    このケース収納工程によりアンテナ構造体がアンテナケース部に収納されてなるアンテナ装置を機器本体に搭載するアンテナ装置搭載工程と、
    を備えていることを特徴とする電子機器の製造方法。
  6. コアにコイルを巻回してアンテナ構造体を形成するアンテナ形成工程と、
    このアンテナ形成工程により形成されたアンテナ構造体を、回路基板に形成された第1のアンテナケース部と第1のアンテナケース部と接合された第2のアンテナケース部とにより形成された空間内に収納するケース収納工程と、
    このケース収納工程によりアンテナ構造体がアンテナケース部の空間内に収納されてなるアンテナ装置を機器本体に搭載するアンテナ装置搭載工程と、
    を備えていることを特徴とする電子機器の製造方法。

JP2011095580A 2011-04-22 2011-04-22 電子機器及び電子機器の製造方法 Active JP5392294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011095580A JP5392294B2 (ja) 2011-04-22 2011-04-22 電子機器及び電子機器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011095580A JP5392294B2 (ja) 2011-04-22 2011-04-22 電子機器及び電子機器の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006324410A Division JP4784498B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 アンテナ装置及びアンテナ装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011166820A JP2011166820A (ja) 2011-08-25
JP5392294B2 true JP5392294B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=44596856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011095580A Active JP5392294B2 (ja) 2011-04-22 2011-04-22 電子機器及び電子機器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5392294B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6201906B2 (ja) 2014-06-16 2017-09-27 ソニー株式会社 アンテナ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4710811B2 (ja) * 2006-11-30 2011-06-29 カシオ計算機株式会社 アンテナ装置、アンテナ装置の製造方法及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011166820A (ja) 2011-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009296296A (ja) アンテナ装置、電波受信装置およびアンテナ装置の製造方法
JP4710811B2 (ja) アンテナ装置、アンテナ装置の製造方法及び電子機器
JP2010048605A (ja) アンテナ内蔵式電子時計
JP4784498B2 (ja) アンテナ装置及びアンテナ装置の製造方法
JP2010066044A (ja) 電波受信装置
JP2000105285A (ja) 携帯型電子時計のアンテナ構造
JP4345634B2 (ja) 電波腕時計
JP4692608B2 (ja) 電波時計
JP4618120B2 (ja) アンテナ内蔵式電子時計
JP5392294B2 (ja) 電子機器及び電子機器の製造方法
JP2005164354A (ja) 電子機器
JP4821882B2 (ja) 電子機器
JP2006053158A (ja) 電子機器
JP2006340101A (ja) アンテナ構造体及び電波修正時計
JPWO2007111217A1 (ja) アンテナおよびアンテナを備えた電波受信機器
JP2008304485A (ja) 電波腕時計
JP5262311B2 (ja) 電子機器
JP4535185B2 (ja) 電波腕時計
JP2009270934A (ja) アンテナ内蔵式電子時計、および電子機器
JP4940997B2 (ja) アンテナ装置、アンテナ装置の製造方法及び電子機器
JP5169413B2 (ja) アンテナの製造方法
JP5556109B2 (ja) アンテナ装置及び電波受信機器
JP5349186B2 (ja) 無線機能付き電子時計
JP4888497B2 (ja) アンテナ装置
JP5211818B2 (ja) アンテナ内蔵式電子時計

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5392294

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150